※この記事は、連載「星空と夜景を追うひとり旅。ときどきナーダム。」のウランバートル滞在(第3話〜第9話)をまとめた記事です。草原のゲル泊まで含めた旅全体はモンゴル旅行4泊5日まとめにまとめています。
連載の第3話〜第9話では、モンゴルの首都ウランバートルで実際に訪れた場所・食べたもの・使った移動手段を、数々の失敗談も込みで記録してきました。
この記事は、2026年7月に著者が実際に2日間ウランバートルに滞在して得た経験をもとにまとめています。入場料・営業時間・祝日の日程といった変わりやすい情報については、公開時点で各施設の公式サイトや法令を確認して更新しています。それでも現地の掲示が最優先なので、行く前にもう一度だけ確認してもらえると安心です。
実際に2日間歩いて感じたことを先にまとめると、こんな印象でした。
- 効率よく回れば2日でも主要な観光スポットは押さえられる
- 市内移動はUBCab(配車アプリ)が便利。ただし現金払いになる可能性が高い
- ザイサントルゴイ(ザイサンの丘)の夜景は期待以上だった。夏に暗くなるのは21:30頃から
- ナーダム期間中は飲食店の営業が読めない。一方で大型施設は動いている
- 9月15日からは博物館が冬季ダイヤ。閉館が早くなり、休館曜日も出てきます
この記事では、空港からのアクセス・市内観光のモデルコース・費用と物価・見どころ・宿泊先・通信手段・現地ツアー・よくある質問まで、実際に歩いて確認した内容をまとめています。
- ウランバートル旅行の基本情報(通貨・時差・ビザ・気候)
- チンギスハーン国際空港から市内への移動手段比較
- ⚠️ ナーダム期間中の観光は要注意かも
- ウランバートル市内観光のモデルコース(実際に回った順番)
- ウランバートル観光は何日必要?1日・2日・3日の組み立て方
- ウランバートルでの費用(実際に使った金額)
- 💳 現金が必要な場所・カードが使える場所(早見表)
- 🌟 ウランバートルの見どころ|特におすすめしたい観光スポット2つ
- ウランバートルの観光スポット別まとめ
- 実用Tips(連載を通じて分かったこと)
- 通信手段はどうする?
- 宿泊先について
- よくある質問(Q&A)
- 現地ツアーのご案内
- ウランバートルはこんな人におすすめ
- ウランバートルの次は、草原へ
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ウランバートル旅行の基本情報(通貨・時差・ビザ・気候)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 通貨 | トゥグルグ(MNT/₮)。このブログでは1₮=0.045円で計算した目安で表記しています(2026年7月時点)。暗算は「0を2つ取って4.5倍」 |
| 時差 | 日本より1時間遅れ(サマータイムは廃止されており、通年で変動なし) |
| 電圧・プラグ形状 | 220V/50Hz。プラグはC・B・B3タイプ(いずれも丸ピン)が一般的で、なかでもCタイプが最も多いとされています。日本のAタイプ(平ピン)とは形が合わないため変換プラグが必要。ただし著者の宿泊先では偶然、日本のAタイププラグがそのまま挿せる部屋でした |
| 気候 | 大陸性気候。7月の平均気温は最高24℃前後・最低10℃前後で過ごしやすい。一方1月の平均最低気温は-25℃前後で、冷え込む朝は-30℃台まで下がることもあるとされる極端な寒暖差 |
| ビザ | 日本人は30日以内の観光ならビザ不要(2026年7月時点) |
| パスポート残存期間 | 入国時に6か月以上必要とされています。ビザ不要でも残存期間が足りないと日本の空港で搭乗を断られるケースがあるようなので、出発前に必ず確認を |
※料金・制度等は2026年7月(著者の訪問時点)の情報をベースに、公開時点で確認できたものは更新しています。訪問前に最新情報をご確認ください。
※このブログでは、トゥグルグの円換算を1₮=0.045円で計算した目安で表記しています(2026年7月時点)。「0を2つ取って4.5倍」で暗算できます。
一方、「カードの実請求額」と書いてあるものは、帰国後のカード明細で確認した実際の支払額です。実際の請求額は、カード会社や国際ブランドの換算レート、海外利用にかかる手数料などによって変わります。
ビザは不要ですが、入国審査で復路のチケットを求められることがあるようです。入国カードまわりで不安がある方は入国カードの書き方まとめもあわせてどうぞ。旅の準備段階の話は【準備編】台風に怯えながら出発を待つ、モンゴル・上海ひとり旅に書いています。
変換プラグはどれを買えばいい?
モンゴルで最も多いのはCタイプ(丸ピン2本)とされています。ただ、宿によってBやB3が混ざっていることもあるようなので、どうせ買うならマルチ型をおすすめします。1個持っておけば行き先ごとに買い直さずに済みますし、私は他の国でもずっとこれ1個で乗り切っています。
また電圧が220Vなので、100V専用の日本のドライヤーやヘアアイロンは壊れる恐れがあります。スマホやカメラの充電器は「100-240V」対応がほとんどなので、本体裏の表示を確認してみてください。
私は普段、海外旅行ではカシムラのサスケ4という変換プラグを持って行きます。マルチプラグ対応なので色んな国のプラグに対応してます。
7月でも「羽織るもの」は必要でした
7月のウランバートルは日中こそ半袖で快適ですが、最低気温は10℃前後まで下がります。実際、ザイサンの丘に夜景を見に行ったときは、日中の感覚のままだと少し肌寒く感じる時間帯がありました。
薄手のパーカーやウインドブレーカーを1枚バッグに入れておくと安心です。ガンダン寺のような寺院では露出を控えたほうが無難とされているので、その意味でも「脱ぎ着しやすい1枚」が正解でした。持ち物全般は海外旅行の持ち物ガイドにまとめています。
秋・冬に行く人へ:9月15日から営業時間が変わります
ここは、夏の旅行記だけを読んで計画すると確実にハマるポイントなので、先に書いておきます。
ウランバートルの主要な博物館は、夏季と冬季で営業時間も休館日も変わります。公開時点で両館の公式サイトを確認したところ、こうなっていました。
| 施設 | 夏季 | 冬季 |
|---|---|---|
| チンギス・ハーン国立博物館 | 5月15日〜9月14日/9:00〜20:00(最終入場19:00)・休館日なし | 9月15日〜5月14日/9:00〜17:00(最終入場16:00)・火曜休館 |
| モンゴル国立博物館 | 5月15日〜9月15日/9:00〜21:00(窓口・最終入場19:30) | 火〜日 9:00〜18:00(最終入館16:30)・月曜休館(入口の案内板による) |
秋以降に行くなら、この3つだけ覚えて帰ってください
① 9月15日から博物館は17時・18時に閉まります。「夕方に博物館」という組み方は夏だけの話です。
② 冬は月曜にモンゴル国立博物館、火曜にチンギス・ハーン国立博物館が休みます。2館まとめて回るなら水〜日が無難です。
③ 日没も早くなります。ザイサントルゴイの夜景は、夏は21:30過ぎないと暗くなりませんが、秋・冬はもっと早い時間から見られる計算になります(そのぶん寒いです)。
2館の詳しい料金・撮影ルールは【星空と夜景⑦】モンゴル国立博物館・チンギス・ハーン博物館へに書いています。
チンギスハーン国際空港から市内への移動手段比較
まず前提として、現在のチンギスハーン国際空港(空港コード:UBN)は2021年に開港した新しい空港で、ウランバートル市内から約50kmほど南に離れた場所にあります。「空港に着いたらすぐ街」ではないので、到着日のスケジュールには余裕を持たせておくのがおすすめです。

| 手段 | 料金目安 | 所要時間目安 | 備考 |
|---|---|---|---|
| シャトルバス(X19/空港⇄スフバートル広場) | 15,000₮(カードの実請求706円) | 時刻表上は1時間30分(著者の便は約1時間20分) | 著者が実際に利用。券売機でクレジットカード払い対応。本来の終点はスフバートル広場ですが、著者が乗った2026年7月12日の便は、ひとつ手前の「中央図書館」バス停が終点でした(広場まで徒歩10分ほど・理由は不明) |
| シャトルバス(X20/別ルート) | 10,000₮(約450円) | 1時間10分(現地掲示) | 著者未使用。行き先はタワンシャル方面で、1日5往復のみ。市内中心部を通らないルートとされているので、行き先が広場方面ならX19が無難です |
| 正規タクシー(空港カウンター) | 10万〜20万₮(約4,500〜9,000円) | 約45分〜1時間(渋滞状況による) | 著者未使用、事前調査の範囲。情報源によって金額の幅がかなり大きいので、乗る前に金額を確認するのが安心です |
| 事前予約の送迎サービス | ツアー会社経由で予約可能 | 渋滞状況にもよりますが1時間ほどとされています | 日本語で予約できるサービスもあり、複数人でシェアすると割安になる場合も。GetYourGuideやTrip.comで空港送迎の事前予約ができます |
| UBCab(配車アプリ) | 事前に画面で料金確認可能 | 渋滞状況によりますが、タクシーと同程度で45分〜1時間ほどとされています | 著者は空港では未使用。市内移動では7回利用し、いずれもすぐ配車されました |
節約重視ならシャトルバス、荷物が多い・到着が夜遅い・言葉に不安があるなどの場合は、正規タクシーや事前予約の送迎サービスも検討の余地がありそうです。
空港が市内から約50km離れているので、深夜・早朝着の方は「着いてから考える」だと詰みやすい距離だと思います。

プライオリティパスで入れるラウンジは、見つけられませんでした
2026年7月時点で私が調べた範囲では見つけられなかった、という話です(見落としの可能性もあります)。ただ、他の海外の空港の感覚で「帰りはラウンジで過ごそう」と考えていると当てが外れるかもしれません。時間をつぶすなら、売店やカフェを前提に計画しておくのが良さそうです(到着ロビー周辺にはバーガーキングもありました)。
空港でのATMキャッシングやバスチケットの買い方、X19・X20の全時刻表は【星空と夜景③】チンギスハーン国際空港に着陸。ATM・シャトルバスで市内へに詳しく書いています。
ちなみに帰りのバス(市内→空港)は、運転手に直接支払う形になる可能性が高いです。15,000₮分の現金は用意しておいたほうが安全だと思います。
私は空港へ向かう際はチャーター車を利用したので実際に確認したわけではありませんが、グーグルマップの口コミではクレカで払えたという口コミが多かったですが、クレカNGと言われたというクチコミもあったので念のため現金も用意してた方が安心です。
市内の路線バスは大人1,000₮(空港バスとは別料金です)
これは私が利用していないので調べた情報ですが、知っておくと市内移動の選択肢が増えるので書いておきます。
ウランバートル市の発表によると、2025年2月1日から市内の路線バスの運賃が大人1,000₮・子ども200₮に改定されています。一方で、空港行きのX19(大人15,000₮・子ども7,000₮)とX20(大人10,000₮・子ども5,000₮)は、この改定後も据え置きです。
つまり「ウランバートルのバスは1,000₮」という情報を空港バスに当てはめると、15倍の差が出ます。調べものをするときは、市内路線の話なのか空港路線の話なのかを分けて読んでください。
なお、市内バスは基本的に交通カード(UBCARD)での支払いとされています。私は市内バスを使っていないので、旅行者が現金でどこまで乗れるかは分かりません。1日〜2日の滞在で荷物もあるなら、素直にUBCabを使うほうがラクだと思います。
「ウランバートルの渋滞」について、実際はどうだった?
事前の情報収集では「ウランバートルの渋滞はひどい」「メインの通り付近は渋滞がすごいので歩いた方が早い場合もある」という声をいくつも見かけていました。
この情報を信じて、シャトルバスを降りたあとホステルまでの道のりをあえて徒歩で向かったのですが(詳しくは第4話へ)、実際に歩いてみると、拍子抜けするくらい車通りが少なく、渋滞と呼べるほどの状況には遭遇しませんでした。

今振り返ると、素直にタクシーを使えばよかったと思う場面です。これがナーダム期間による人の流れの違いだったのか、単に著者が歩いたタイミング・ルートがたまたま空いていただけなのかは断定できません。事前情報と実際の体感にギャップがあったという一例として、参考程度に留めておいてください。
⚠️ ナーダム期間中の観光は要注意かも
著者は2026年7月のナーダム(モンゴル最大の国家的祭り)期間中に訪れましたが、著者個人としては、初めてウランバートルを訪れるなら、ナーダム期間を外した方が観光しやすいと感じました。
そもそもナーダムはいつ開催される?(休みは6日間、競技は3日間)
ここは混乱しやすいのですが、「競技の日程」と「国民の休みの日程」が違います。しかも、日本語で出てくる情報には古いものが混ざっています。
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 国民の祝日(全国祝日法) | 7月10日〜15日の6日間。2022年6月28日の法改正で、それまでの11〜15日に7月10日が加わりました |
| 開会式・騎馬パレード | 7月11日。9本の白い纛(トグ)を掲げた騎馬隊がスフバートル広場から国立競技場へ行進し、競技場で開会式 |
| 国家ナーダムの競技 | モンゴル相撲・競馬・弓射の3競技。日程は年によって前後します。2026年は相撲が7月10日〜12日の3日間でした |
| 7月10日 | 「国旗の日」でもあり、広場で「デールテイ・モンゴル(伝統衣装の日)」のパレードが行われます |
ポイントは2つです。
ひとつは、日本語のサイトには「ナーダムの祝日は7月11〜15日」と書かれているものがまだ多いこと。現在の法律では7月10日から6日間です。「10日に着けばまだ普通に営業しているだろう」と考えると、外す可能性があります。
もうひとつは、競技の日程は毎年同じではないこと。開会式は7月11日で固定ですが、2026年は相撲が7月10日スタートとのことでした。「7月11日から3日間」と決め打ちせず、その年のプログラムを確認してください。

来年以降に行く人へ:日程の調べ方
法定の祝日(7月10〜15日)は毎年固定なので、「この6日間を避けるか、狙うか」は事前に決められます。
一方、競技の細かい日程は毎年6月下旬〜7月上旬に発表されます。現地ニュースサイト(ikon.mnなど)で「Наадам хөтөлбөр」と検索して翻訳にかけると、その年のプログラムが確認できます。大型商業施設の営業時間一覧も同じ時期に公表されるので、「Наадам ажиллах цагийн хуваарь」もセットで覚えておくと便利です。
個人的にこの期間は避けた方がいいと感じた理由は大きく2つあります。
1つ目は、お店が閉まっていることが多いことです。この連載を象徴する「吉野家3連敗」をはじめ、Khaan Buuzが営業していないなどの事態が何度か発生しました。ナーダムが影響しているのか、単なる巡り合わせなのかは断定できませんが、体感としてはナーダム期間中は普段より営業が不安定な印象を受けました。
実録:ナーダム期間中、開いていた店と閉まっていた店
「閉まっている店が多い」だけだと動きようがないと思うので、私が実際に歩いた範囲の記録を置いておきます。
| 状況 | 実際にどうだったか |
|---|---|
| 閉まっていた | 吉野家(3回連続で敗北)/Khaan Buuz Sentoza店/個人経営らしき飲食店いくつか |
| 開いていた | Khaan Buuz(国営百貨店向かいの店舗)/State Department Store(国営百貨店)/コンビニ(GS25など)/モンゴル国立博物館/チンギス・ハーン博物館/Modern Nomads |
ナーダム期間に旅程を組む人が押さえるべきこと
① 大型商業施設・博物館・コンビニは動いている可能性が高い。読みづらいのは飲食店(特に個人店)。食事だけは候補を3店くらいピン留めしておくと精神衛生上ラクです。
② モンゴル国立博物館は入口の案内板に「祝日は休館」と書いてあるにもかかわらず、ナーダム休暇中の7月13日に通常営業していました。掲示と実際が違うこともあるので、直前にGoogleマップの表示や公式サイトで確認するのが確実です。
2つ目は、ナーダム自体が観光客向けのイベントではなさそうということです。スフバートル広場やナショナル・スポーツ・スタジアム周辺に足を運んでみましたが、観光客らしき人はあまり見かけず、伝統衣装をまとった地元の方々らしき人たちが多い印象でした。
スタジアムの中に入るにもチケットが必要で、著者は入場できませんでした。「ナーダムは観光客向けのイベントというより、モンゴルの人たちのための祭りなんだな」というのが率直な感想です。

とはいえ、良かったこともあります。モンゴル国立博物館ではナーダムに合わせた特設展示を見ることができましたし、街なかで伝統衣装をまとった人をあれだけ見られるのは、この時期ならではだったと思います。
「観たい」なら、チケットは事前手配が正解でした
著者が入場できずに会場の外をウロウロして終わった一方で、調べてみると開会式や競技のチケットを事前に手配できるツアー・手配サービスが日本語で販売されていることが分かりました。
しかも帰国後に調べたところ、2026年のナーダム開会式チケットは、一般販売の開始から数分で完売したと現地の手配会社が伝えていました。現地に着いてから当日券を探すのは、言葉の面でも枚数の面でもかなり分が悪いです。もし「ナーダムを本気で観たい」なら、渡航前に押さえておくのが確実だと思います。
ナーダム祭り観覧 日帰りツアー(開会式+3競技観戦・日本語ガイド)を見てみる(VELTRA)
※ナーダム関連のプランは開催年ごとの期間限定販売になることが多いようです。掲載状況は時期によって変わります。
よほどナーダムそのものに興味がある方(モンゴル相撲に興味がある方や競技観戦のチケットを事前に用意できる方など)は別ですが、そうでない場合は、ナーダム期間(7月10日〜15日)を避けて訪れる方が、店舗の営業状況などに振り回されにくいかもしれません。
「せっかくだから雰囲気だけでも」とあえてナーダムの時期にあわせて現地入りした著者ですが、蓋を開けてみれば会場周辺をブラブラ歩いただけで終了。「それ、ただの散歩では?(笑)」という悲しい結果に終わりました。
結論として、雰囲気を楽しむ程度のノリなら、あえてこの時期を狙う必要はまったくなかったなと感じています。
ウランバートル市内観光のモデルコース(実際に回った順番)
| 旅程 | 内容 |
|---|---|
| 1日目・午後(到着) | チンギスハーン国際空港到着、ATMキャッシング、シャトルバスで市内へ(第3話) |
| 1日目・夕方 | スフバートル広場、吉野家①空振り、徒歩でホステルへ(第4話) |
| 1日目・夜 | UBCabでスフバートル広場へ、歩いてナーダム会場(ナショナル・スポーツ・スタジアム)、吉野家②空振り、Khaan Buuzで夕食(第5話) |
| 2日目・午前 | ホステルの地下ゲルで朝食、ガンダン寺、State Department Store(第6話) |
| 2日目・昼 | 吉野家③空振り、モンゴル国立博物館、チンギス・ハーン国立博物館(第7話) |
| 2日目・午後 | ランチ難民(Khaan Buuz休業→Modern Nomadsでツォイワン)(第8話) |
| 2日目・夜 | ザイサントルゴイ(ザイサンの丘)で夜景鑑賞(第9話) |
つまり、実質2日間でこれだけの出来事が詰まっていたことになります。
私がもう一度組むなら、こうします
1日目:午後に到着 → シャトルバスで市内 → 荷物を置いてスフバートル広場 → 夕食はKhaan Buuz
2日目・午前:ガンダン寺(法要が見られるので午前が正解)→ 国営百貨店
2日目・午後:モンゴル国立博物館 → チンギス・ハーン国立博物館
2日目・夜:21:00頃に宿を出てザイサントルゴイへ(夏に暗くなるのは21:30頃)
ポイントは、寺は午前・夜景は21時以降という2つの時間の縛りを先に置いて、その間に博物館や食事を挟むことです。
ウランバートル観光は何日必要?1日・2日・3日の組み立て方
著者の場合、実質2日間で吉野家3連敗・寺院・博物館2館・老舗百貨店・夜景スポットまで一通り回ることができました。効率よく回るなら2日でも主要スポットは押さえられる、というのが結論です。
とはいえ「何日必要か」は、何をしたいかで変わります。私が実際に回った所要時間をもとに、日数別で整理してみました。
| 日数 | 回れる範囲 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 半日(トランジット) | スフバートル広場+博物館1館、または国営百貨店でお土産 | 乗り継ぎで数時間だけ市内に出たい人。※空港⇄市内で片道1時間半かかるので、最低でも7時間~の余裕が必要だと思います |
| 1日 | 午前ガンダン寺→昼に国営百貨店→午後に博物館2館→夜ザイサントルゴイ | 草原がメインで、市内は通過するだけの人。かなり駆け足になります |
| 2日(著者のパターン) | 上記+食事や街歩きの余裕、移動の失敗ぶんのバッファ | 初めてのウランバートルならここが標準 |
| 3〜4日 | +テレルジ国立公園、乗馬、チンギス・ハーン騎馬像、博物館をじっくり | 郊外まで足を延ばしたい人、ナーダムを観戦する人 |
主要スポットの所要時間(いずれも著者の実測)は、こうでした。
- ガンダン寺……約55分
- モンゴル国立博物館……約50分
- チンギス・ハーン国立博物館……約1時間15分(館側は3〜4時間を想定した案内も出しています)
- ザイサントルゴイ……登り〜鑑賞〜下山で約1時間15分
- 国営百貨店(State Department Store)……1〜2時間(お土産選びの熱量次第)
合計すると、移動を含めても主要スポットは2日で足ります。逆に言うと、以下のような希望がある場合は3〜4日ほど見ておくと安心です。
- ナーダムの競技観戦チケットを取って、じっくりお祭りを楽しみたい
- テレルジ国立公園など郊外へも足を延ばしたい
- 乗馬体験などのアクティビティも組み込みたい
- 博物館をもっとじっくり見て回りたい(著者は駆け足気味でした)

ちなみに私は、市内2泊のあとに草原のゲルで2泊しました。「ウランバートル2日+草原2泊」という組み方の実際は、モンゴル旅行4泊5日まとめに書いています。
雨の日・寒い日の予備プラン
ウランバートルは屋外の観光スポットも多いため、悪天候の際はスケジュールの調整が必要になることもあります。私は運良く天気に恵まれましたが、組み替えるならこうします。
モンゴル国立博物館(約50分)→ チンギス・ハーン国立博物館(1時間15分〜)→ 徒歩すぐのModern Nomadsで食事 → 国営百貨店(State Department Store)でお土産。
この4か所はほぼ屋内で完結し、しかも徒歩圏にまとまっています。Modern Nomadsから国営百貨店(State Department Store)は歩ける距離ですが少しだけ遠いのでUBCabやタクシーを利用してもいいかもしれません。
ザイサントルゴイも、すぐ近くにあるモール(Zaisan Hill Complex)の中に映画館やフードコートがあるので、雨宿りしながら日没を待つという使い方ができそうです。
ウランバートルでの費用(実際に使った金額)
著者が実際にウランバートル滞在中(2日間)に使った金額を、レシートとカード明細、UBCabの利用履歴をもとにまとめました。
| 項目 | 現地通貨 | 日本円 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 空港シャトルバス(X19) | 15,000₮ | 706円(カード実請求) | 空港→スフバートル広場方面 |
| UBCab(7回合計) | 71,200₮ | 約3,204円(目安) | 内訳:9,700₮/10,000₮/7,450₮/8,350₮/7,300₮/14,950₮/13,450₮。すべて現金払い |
| ガンダン寺 拝観料 | 20,000₮ | 約900円(目安) | 観音堂の入場料(現金のみ)※敷地内の散策自体は無料でした |
| モンゴル国立博物館 | 50,000₮ | 2,355円(カード実請求) | 入館料20,000₮+撮影許可30,000₮(カード可) |
| チンギス・ハーン国立博物館 | 45,000₮ | 2,120円(カード実請求) | 常設展示+グレートハーンの間のセット券(カード可) |
| 食事(Khaan Buuz) | 15,000₮ | 706円(カード実請求) | バンシタイ・ハル・シュル(小さめのワンタンが入ったスープ料理) |
| 食事(Modern Nomads) | 37,524₮ | 1,768円(カード実請求) | ツォイワン+水+サービス料6%込み |
| 缶ビール(GS25) | 4,700₮ | 約212円(目安) | ホステルでの晩酌用 |
| 現地通貨での支払い合計 | 258,424₮ | 約11,970円 | カード分は実請求額、現金分は目安の合算 |
| ホステル(2泊) | ー | 8,509円(カード実請求) | 朝食付き・現地でクレジットカード払い |
| 2日間の総額 | ー | 約20,480円 | 航空券は含みません |
つまり、ホステル代を含めた2日間の現地滞在費は、おおよそ2万円という計算になります。飲食・入館料・移動費だけを見れば、決して高額な旅ではなかったという実感です。
カードの請求額は、目安換算より少し高くなります
Modern Nomadsの会計37,524₮は、1₮=0.045円で計算すると約1,689円のはずですが、実際にカードに請求されたのは1,768円でした。
帰国後に明細を見比べると、カード払いのレートは1₮=約0.047円、ATMキャッシングは1₮=約0.0454円で、カード払いのほうが3〜4%ほど高くつく計算です。
予算を組むときは、ざっくり計算した金額に数%足しておくくらいがちょうどいいと思います。
ウランバートルの物価|実際に払った金額の早見表
「結局、ウランバートルの物価って高いの?安いの?」というのが、いちばん知りたいところだと思います。
私が実際にレシートを受け取ったものだけを並べます。2026年7月に筆者が実際に払った金額です。
| 買ったもの | 価格 | 円換算の目安 |
|---|---|---|
| ミネラルウォーター 500ml(コンビニ) | 1,500₮ | 約68円 |
| ミネラルウォーター 1.5L(コンビニ) | 2,700₮ | 約122円 |
| ミネラルウォーター 500ml(レストラン) | 5,500₮ | 約248円 |
| モンゴル産ビール 500ml缶(コンビニ) | 4,700〜6,800₮ | 約212〜306円 |
| キンパ(韓国海苔巻き)240g | 5,500₮ | 約248円 |
| チョコビスケット | 4,000₮ | 約180円 |
| レジ袋(コンビニ) | 130〜250₮ | 約6〜11円 |
| ファストフードのスープ1杯(Khaan Buuz) | 15,000₮ | 約675円 |
| レストランの麺料理(Modern Nomads ツォイワン) | 29,900₮ | 約1,346円 |
| タクシー(UBCab)市内約2km | 9,700₮ | 約437円 |
| タクシー(UBCab)市内→ザイサン 約15分 | 14,950₮ | 約673円 |
| 寺院の拝観料(ガンダン寺 観音堂) | 20,000₮ | 約900円 |
| 博物館の入館料 | 20,000〜45,000₮ | 約900〜2,025円 |
この表を作ってみて、はっきりしたことが3つあります。
- コンビニと水は安い。500mlの水が68円なので、こまめに買っても財布は痛みません
- ビールと外食は日本とほぼ同じ。「モンゴルだから何でも安い」わけではありません。缶ビール1本280円前後は、日本のコンビニと大差なしです
- いちばん高いのは博物館の撮影料。入館料より撮影料が高い施設もあります(モンゴル国立博物館は入館20,000₮に対し撮影料は30,000₮でした)
参考までに、著者の実際の支出内訳をもとに、予算感の異なる3パターンで概算してみました。あくまで実体験の金額から延長試算した目安であり、実際の予算とは異なる場合があります。(宿泊費は除きます)
| 予算タイプ | 2日間の目安(現地払い分) | 内容イメージ |
|---|---|---|
| 節約重視 | 1万円前後 | UBCabの利用を最小限にして徒歩中心、食事も1食あたり15,000₮前後のローカル店を中心に。博物館は撮影許可を買わない |
| 標準(著者の実際の使い方) | 1.2万円前後 | UBCabを都度利用、博物館2館+寺院+百貨店+夜景スポットを一通り観光 |
| 快適重視 | 2万円前後〜 | 移動をタクシーや送迎中心に、食事のグレードも上げた場合の目安 |
※為替レートは日々変動します。上記はあくまで著者が利用した時点でのレートに基づく目安としてご参考ください。
💳 現金が必要な場所・カードが使える場所(早見表)
ウランバートルはカード決済がかなり普及しているので油断しがちなのですが、要所で現金しか受け付けない場面があります。私が実際に支払った場所を整理しておきます。
| 場所 | 支払い | ひとこと |
|---|---|---|
| 空港シャトルバス(券売機) | カード可 | タッチ決済で完結。現金は使いませんでした |
| モンゴル国立博物館 | カード可 | タッチパネル式の券売機で決済 |
| チンギス・ハーン国立博物館 | カード可 | 同じく券売機。無料ロッカーあり |
| ガンダン寺(観音堂) | 現金のみ | カードの案内も端末も見当たりませんでした |
| UBCab(配車アプリ) | 著者は現金のみ | カード登録ができませんでした(後述) |
| Khaan Buuz | カード可 | 写真付きの番号メニューで、指差しでも注文できます |
| Modern Nomads | カード可 | メニュー価格とは別にサービス料が約6%加算されます |
| State Department Store(国営百貨店) | カード可 | ほとんどの店舗で使えます |
| コンビニ(GS25・CUなど) | カード可 | 小額紙幣を作るための買い物にも便利 |
結論としては、「基本はカードで足りるが、ガンダン寺とタクシー用の現金は必須」です。私は空港のATMでエポスカードの海外キャッシングを使い、120,000₮(当時のレートで5,443円)を用意しました。両替所を探さずに済むので、英語でのやり取りに不安がある人ほどラクだと思います。
やり方や、利息を抑えるための繰り上げ返済(明細がエポスNetアプリに反映され次第すぐ返済するのがコツです)については、エポスカード海外キャッシング完全ガイドで詳しく解説しています。カードの選び方は海外旅行のクレジットカードはこの2枚でOKにまとめました。
私が海外旅行で実際に使っているのがエポスカードです。
年会費無料で海外旅行傷害保険付き。さらに、対象の医療機関ではキャッシュレス診療にも対応しているため、海外で病院に行くことになったときの負担を減らせるのも安心材料です。
無料で発行できるので、海外旅行に行く予定があるなら「とりあえず作っておく」のもアリだと思います。
※海外旅行傷害保険を利用するには、エポスカードで航空券代やバス代などの対象となる旅行料金を支払う必要があります(利用付帯)。
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🌟 ウランバートルの見どころ|特におすすめしたい観光スポット2つ
7話分のウランバートル滞在の中で、著者が「特に訪れてよかった」と感じたのは以下の2つです。
① Khaan Buuz(ハーン・ブーズ)
結局訪問できたのは1回だけでしたが、料理はとても美味しく、提供も早く、価格もそこまで高くありませんでした。写真付きの番号メニューで注文しやすく、初めての海外ひとり旅でも気負わず入れるお店です。支払いはクレジットカードが使えました。
正直、あと1〜2回は訪れて他のメニューも試したかったというのが本音です。ウランバートルでモンゴル料理を気軽に味わいたいなら、まず候補に入れてほしいお店です。

私が食べたのは11番の「バンシタイ・ハル・シュル」(15,000₮/カードの実請求706円)。茹でた小さめの餃子「バンシ」と羊肉が入ったシンプルな塩味のスープで、歩き疲れた体に染みわたりました。注文は指で番号を示すだけなので、言葉が通じなくてもなんとかなります。
📍Khaan Buuz(Googleマップ)
※国営百貨店の向かいにある店舗です。営業時間は確認できていません(別店舗では休業に当たったので、時間帯によっては閉まっている可能性があります)。
② ザイサントルゴイ(ザイサンの丘)
実はそこまで期待していませんでした。モンゴルにあまり「都会」のイメージがなく、街明かりも少なそうで、夜景自体があまり綺麗ではないかもしれないと思っていたからです。
夜に一人で出かけることへの治安面の不安もありました。ですが実際に行ってみると、良い意味で予想を裏切られました。

頂上は風船割りゲームの屋台などで賑わい、カップルや地元の人らしき人たち、観光客など幅広い層でとても活気がありました。

韓国語を話す観光客らしき人たちは見かけたのですが、日本人らしき人は見かけなかったのが少し意外でした。日本人にはあまり知られていないスポットなのか、それとも夜の外出に対して治安面で敬遠されがちなのかは分かりませんが、少なくとも著者が訪れた際は治安面で問題を感じることはありませんでした。
せっかくウランバートルに来たなら、ぜひ夜景を見に行ってみることをおすすめします。
ザイサンの丘は何時に行けばいい?(夏は21:30まで暗くならない)
ウランバートルは北緯およそ48度と、東京や大阪よりかなり北にあります。7月中旬の日の入りは20時45分〜50分前後、そこから薄明が続いて本格的に暗くなるのは21時30分ごろでした。
夜景が目的なら、21時半前後に登り始めると頂上に着くころには暗くなっているくらいだと思います。暗くなり始めのオレンジ色の空も見たいのであれば21時くらいから登り始めるといいと思います。
※これは7月中旬の話です。ウランバートルは季節による日没時刻の差が大きいので、秋・冬に行く方は当日の日没時刻を調べてから出かけてください。

🚨 行き先は「Zaisan Memorial」ではなく「Zaisan Hill Complex」の方がわかりやすい
タクシーやUBCabの行き先には、記念碑そのものではなくショッピングモール「Zaisan Hill Complex」を指定することをおすすめします。到着したら迷わず建物の中に入り、エレベーターで7階へ。「Glass Bridge(ガラス橋)」を渡ると、丘の中腹まで一気にショートカットできます。
ガラス橋の営業時間は毎日10:00〜24:00(入口表示・2026年7月訪問時点)。
なおGoogleマップの徒歩ルートは車道の大遠回りを表示します。私はそれを信じて、街灯の少ない激坂を10分以上登る羽目になりました。
その他、行く前に知っておくと安心な情報をまとめておきます。
| 入場料 | 無料(窓口もゲートもありませんでした) |
| 営業時間 | 現地で公式の営業時間表示は確認できませんでした。旅行サイトには「24時間」の記載もありますが断定できません。私が訪れた21:30〜22:30頃は問題なく出入りできました |
| 場所 | スフバートル広場から南へ約3km前後 |
| アクセス | タクシー(UBCab)が確実。バス(52番・55番など)でも行けるようです |
| UBCab料金 | 私の場合、行き14,950₮(約673円)・帰り13,450₮(約605円)/所要約15分 |
| 階段 | 麓からの正式なルートは約612段とされています。モール7階のガラス橋や車道を使えば大幅に短縮できます |
| 階段の所要時間 | 中腹から休まず登って5〜6分(著者実測)。途中に石のベンチ・手すり・街灯あり |
| 所要時間 | 登り〜夜景鑑賞〜下山で約1時間15分(著者実測) |
| トイレ | 丘の上では探していないので断言できませんが、見当たりませんでした。モール1階の案内板にトイレの表示があったので、登る前に済ませるのが確実です |
📍ザイサントルゴイ(Googleマップ)/Zaisan Hill Complex(Googleマップ)
なお、丘の中腹までは車道が伸びていて車で上がることもできますが、駐車場自体が狭く、入りきらない車が車道に停まって付近が渋滞していました。私としては、やはりモール7階のガラス橋経由がいちばんラクだと思います。
ちなみに帰り道、モールの外の通り沿いには22時半を過ぎても営業している飲食店や屋台が並んでいて、賑わっていました。夜景のあとに軽く食べて帰る、という組み立てもできそうです。
📶 夜の丘の上で「通信が切れたら詰む」ことだけは注意
ザイサンは入場料も窓口もないので、誰とも喋らずに往復できます。裏を返せば、帰りのUBCabを呼ぶのも現在地の確認もすべてスマホ頼みということ。夜の丘の上でネットが使えなくなったら、正直かなり不安だったと思います。
私はahamoの海外データ通信で乗り切りましたが、eSIMを1枚用意しておくと保険になります。
→ モンゴルで使えるeSIMを探してみる(Airalo)
ルートや階段の様子、遠回りしてしまった顛末は【星空と夜景⑨】ザイサンの丘で見た絶景夜景|遠回りして分かった「モール経由」の正解ルートに詳しく書いています。
ウランバートルの観光スポット別まとめ
吉野家(ウランバートル店)
日にちをずらしたり、別店舗に行ったりして、合計3回訪問して3回とも空振り。マトン丼、ついに食べられず。ナーダム期間の影響かは不明ですが、この連載を象徴する「あるある」となりました。

ちなみに広場近くの店舗のドアには「НЭЭЛТТЭЙ(=営業中)」の札が下がったままで、営業時間も「0800 – 2100」と書かれていました。看板に営業時間が書いてある=やっている、とは限らないのがナーダム期間です。
📍吉野家(Googleマップ)
→詳しくは第4話・第5話・第7話へ
ガンダン寺(ガンダンテクチェンリン寺)
敷地内を歩くだけなら無料で、有料なのは奥にある観音堂です。著者が訪れたときの拝観料は20,000₮(現金のみ・2026年7月時点)でした。所要時間は観音堂とバツァガーン大集会堂の両方をゆっくり見て約55分(著者実測)。正面入口には大量のハトと、餌を売る「ハト経済圏」も。
お目当ての巨大な黄金観音像は、高さおおむね約26m(資料によって25m・26m・26.5mと幅があります)。初代の像は1911年に建立されたものの失われ、現在の像は1996年に寄付によって再建されたものだそうです。堂内に一歩入ると本当に見上げるほどの大きさで、拝観料を払う価値は十分にありました。

ガンダン寺は「午前」に行くのがおすすめです
ガンダン寺の法要は午前中に行われることが多いとされていて、逆に午後は閉まっているお堂もあると紹介されています。私が境内にいたのは9:45〜10:40頃で、僧侶が並んで読経する光景に立ち会えました。何も考えずに朝食のあと歩いてきただけなのですが、結果的にいちばんいい時間帯だったようです。
ただし、これは2026年7月13日の10:20頃という「その日の話」です。法要の時間は日によって変わる可能性があるので、午前中に幅を持たせて訪れるのが現実的だと思います。
営業時間はGoogleマップや現地旅行会社の情報では毎日9:00〜17:00と案内されています(2026年7月時点)。
服装については、今も僧侶が暮らす現役の寺院なので、ノースリーブや短パンなど露出の多い服装は避けたほうが無難とされています。夏でも羽織るものを1枚持っておくと安心です。
📍ガンダン寺(Googleマップ)
→拝観料の内訳、古い料金情報との違い、現金をいくら持っていけばいいか、マナーの詳細は【星空と夜景⑥】ガンダン寺の巨大観音像に圧倒!State Department Storeでお土産探しにまとめています
State Department Store(国営百貨店・ノミンデパート)
1921年に旧ソ連の支援で建設が始まり、1924年に「中央百貨店」として創業、1961年に現在の建物へ移転したとされる老舗百貨店です。その後民営化され、現在はNomin Holdingが運営しているため、地元では「ノミン」とも呼ばれているようです。

| フロア | おもな内容 |
|---|---|
| 地下〜1階 | 大型スーパー「Nomin」、食品類、化粧品など |
| 2階 | カシミヤ製品が集まるフロアのようです(著者は未訪問) |
| 4階 | カーペットなどがあるようです(著者は未訪問) |
| 6階 | 土産物・雑貨・書籍・伝統衣装・絵画(観光客の本命) |
| 7階 | ガラス床の展望スペース |
営業時間は入口の案内板によると、1階は月〜土08:30〜22:30・日09:00〜22:00、2階〜7階は毎日09:00〜22:00でした(Googleマップの表示とは多少ずれがあります)。時間がないなら、先に6階のお土産フロアを見るのがおすすめです。

買い物まわりで知っておきたい2つ
① 百貨店周辺の道路はスリが多いという指摘があります。現地の旅行会社が注意喚起しており、自身が狙われた経験まで書かれていました。私は何もありませんでしたが、買い物のあとに紙袋や財布を無防備に持ち歩かないほうがよさそうです。
② カシミヤなどをまとめ買いするなら、免税(VAT還付)は「買う前の確認」が必要です。モンゴルでは2024年1月から外国人旅行者向けの還付制度が始まっていて、1枚のレシートで50万₮以上(資料によって「50万₮超」とするものもあります)などの条件があるとされています。Tax Freeプログラムの参加店での購入が前提で、申請は空港のチェックインゾーン(保安検査より手前)です。レシートだけ持って出国審査を抜けてしまうと戻れないので注意してください(私自身は利用していないので、すべて調べた情報です)。
→ 制度の詳細は第6話にまとめています
📍State Department Store(Googleマップ)
→詳しくは第6話へ
モンゴル国立博物館
入館料は20,000₮、撮影許可料は30,000₮で、合計50,000₮でした(※2026年7月時点)。
撮影許可料は公式サイトでは20,000₮と記載されていますが、私が実際に支払ったのは30,000₮でした。料金が変更されている可能性もあるため、現地で確認してください。
料金の支払いは券売機でのカード決済で、券売機の操作はスタッフの方が対応してくれたためスムーズでした。
所要時間は約50分。ちょうどナーダム期間中だったため、特設展示も楽しむことができました。
撮影について1点だけ注意です。
私は後日知ったのですが、博物館の公式ルールでは、撮影料を支払っていても「No photo」と表示された展示は撮影禁止のようです。
私は当時このルールを知らず、「撮影料を払った=館内は全部撮影できる」と思っていました。そのため、撮りたいものは特に気にせず撮影していました。
ただ、私自身は「No photo」の表示を見かけた記憶がなく、撮影について注意されることもありませんでした。
とはいえ、現在の公式ルールでは「No photo」表示のある展示は撮影禁止なので、撮影料を払った場合でも、展示ごとの表示は確認したほうが安心です。

営業時間は現地の案内板では夏季9:00〜20:00(最終入館19:30)、冬季は火〜日9:00〜18:00で月曜休館でした。公式サイトとは閉館時刻が1時間ずれていますが、「19:30までに入る」を目安にしておけば間違いないと思います。日本語の表示・ガイドはありません(英語オーディオガイドが8,000₮であるとされています)。学生は10,000₮、0〜16歳は無料です。
📍モンゴル国立博物館(Googleマップ)
→詳しくは第7話へ
チンギス・ハーン国立博物館
2022年開館の新しい巨大博物館で9階建て。最上階には黄金のチンギス・ハーン像があります(この部屋は土足厳禁で、使い捨ての靴カバーを付けて入ります)。チケットは常設展30,000₮/グレートハーンの間20,000₮/両方セットのパッケージ45,000₮で、バラで買うより5,000₮お得です。所要時間は1時間15分ほど見ておくと安心。
旅程で気をつけたいのが休館日です。火曜休館は冬季(9月15日〜5月14日)だけで、夏季(5月15日〜9月14日)は無休です。

大きな荷物は無料の暗証番号式ロッカーに預けられます。バックパックを背負って観光している方や、空港へ向かう前に立ち寄る方にはありがたいポイントです。国立博物館からは徒歩5分弱なので、2館まとめて回るなら合計2時間半を目安にしておくと安心です(じっくり見るなら3〜4時間)。
📍チンギス・ハーン国立博物館(Googleマップ)
→子ども料金の落とし穴、撮影ルール、ロッカーの使い方、オンラインでのチケット購入は第7話へ
Modern Nomads(モダン・ノマズ)
モンゴル料理の人気チェーン。ツォイワン(平打ち麺と羊肉・野菜を蒸し焼きにしたモンゴル風焼きうどんのような料理)をいただきました。英語表記+写真付きのメニューで、一人でも入りやすい雰囲気です。カード可。
注意点が2つあります。ひとつは提供に約50分かかったこと。しかも客席は半分ほど空いている状態でこれだったので、混雑のせいというより、もともとゆったりしたペースのお店なのかもしれません。時間に余裕がない日は避けたほうがよさそうです。もうひとつはメニュー価格とは別にサービス料が加算されること(私の場合は注文合計の6%)。

なお、心配していた羊肉のクセはまったく気になりませんでした。「羊が苦手かもしれないからモンゴル料理は避けようかな」と思っている方は、一度試してみる価値はあると思います。
📍Modern Nomads 3(Googleマップ)
※Googleマップの店名と、お店側が使っている名前が違います。「チンギス・ハーン博物館の東隣」という場所で覚えておくのが確実です。
→詳しくは第8話へ
ザイサントルゴイ(ザイサンの丘/Zaisan Memorial)
ウランバートル随一の夜景スポット。行き方や時間帯は前述のとおりですが、モニュメント自体も見どころがあります。
環状のモニュメントの脇には、旗を掲げるソ連兵士の像が立っていて、兵士像を含めた高さは約27mとされています。「ザイサン戦勝記念碑」とも呼ばれるようです。

📖 内側のモザイク画に描かれているもの
資料によると、モニュメント内側のモザイク画には1921年のモンゴル人民革命、1939年のハルハ河(ノモンハン)での戦い、ナチス・ドイツへの勝利、そしてモンゴル人初の宇宙飛行士グルラグチャを乗せたソユーズ39号までが描かれているとされています。
日本人としては複雑な気持ちになる場面も含まれていますが、モンゴルという国が歩んできた20世紀を一枚の壁画で読める場所でもあります。夜はライトで照らされるので、意外とじっくり見られました。
広場の中央にある六角形の御影石の台座には丸い窪みがあり、私が訪れたときは透明なガラス製のカバーがかけられていました。ザイサン記念碑には「永遠の火」に関する設備があると紹介されていますが、私が訪れた2026年7月は、火が灯っている状態ではありませんでした。
📍ザイサン・トルゴイ(Googleマップ)
→詳しくは第9話へ
実用Tips(連載を通じて分かったこと)
UBCab(配車アプリ)の使い方と、支払いの実際
ウランバートル移動の必需品です。市内移動で7回利用しましたが、いずれもすぐに配車されて待ち時間のストレスは少なかったです。日本の電話番号(+81)のまま登録でき、アプリは日本語表示に切り替えられます。行き先はアプリの地図上で指定するので、ドライバーとの会話は不要。英語が苦手な人ほど助かる仕組みです。
UBCab 支払い方法
私が2026年7月に利用した際は、クレジットカードを登録することができず、実際の乗車はすべて現金払いでした。一方で、UBCabの公式規約やアプリの説明では現金以外の支払い方法も案内されています。仕様は変わる可能性があるので、利用時にアプリの表示を確認してみてください。
そして「おつりがない」問題は、旅を通じて計3回起きました。
対策はシンプルで、市内に着いたら早いうちにコンビニやスーパーで買い物をして、20,000₮札を崩しておくこと。5,000₮・10,000₮札を数枚キープしておくだけで、かなり回避できます。
ちなみに私は3回目の「おつりがない問題」の時はドライバーを待たせて、宿の近くのGS25(コンビニ)でビールを買って崩してから払いました。夜に出かける予定があるなら、出発前に財布の中身を確認しておくといいと思います。
インストール方法や乗車時の4桁コードなど、実際の使い方は【星空と夜景⑤】初めてのUBCab、謎の同乗者とおつり騒動で詳しく紹介しています。
その他、歩いて分かったこと
- お店の営業時間はあてにならないことがある:Googleマップで「営業中」でも実際は閉まっていることが何度もありました。口コミの投稿日も確認するとより安心です。候補をいくつか保存しておくと、最初の店が閉まっててもすぐ次の店に切り替えられます。
- コンビニは「CU」と「GS25」が主流:韓国系のコンビニチェーンが街のあちこちにたくさんあり、両替(というより小額紙幣づくり)に困ったときに助けられました。
- 治安:ザイサンの丘は夜でも家族連れなど多く、著者は不安を感じる場面がありませんでした(あくまで体感)。国営百貨店周辺はスリの指摘があるので、荷物には注意を。渡航前に外務省の海外安全情報も確認しておくと安心です。
- 夏は夜でも明るい:7月の日の入りは20:45頃で、21時を過ぎても外がうっすら明るく、本格的に暗くなるのは21:30以降でした。夜景・星空の予定は、それまでの時間をどう過ごすかもセットで考えておくとラクです。
- 歩道のシェア電動バイクに注意:シェア電動バイクをよく見かけました。歩道を走ってくるうえ、電動なので音がしません。歩くときは後ろにも気を配ったほうがよさそうです。
- 重い荷物は素直にタクシーを:渋滞がひどいという事前情報を信じて、到着日にバス停から荷物を持ったまま徒歩50分でホステルへ向かいましたが、実際は渋滞しておらず、素直にタクシーを使えばよかったと思いました。
- 水は買う:ウランバートルの水道水はそのまま飲用には適さないとされています。氷入りの飲み物にも注意が必要という情報もあるので、心配な方はミネラルウォーターを買うのが無難です。コンビニの500mlが約68円なので、負担にはなりません。
通信手段はどうする?
ウランバートルの旅は、店を探すのもUBCabを呼ぶのも全部スマホです。ネットが切れた瞬間に詰みますので、通信手段だけは出発前に決めておいてください。どれが向いているかざっくりまとめると、以下のような感じです。詳しい比較は海外旅行の通信手段5つを比較した記事でも解説しています。
| 手段 | 向いている人 |
|---|---|
| グローバルWiFi(レンタルWiFi) | スマホの設定なしですぐ使いたい方、複数人でシェアしたい方 |
| Airalo(eSIM) | 一人旅で身軽に済ませたい方、SIMの差し替えが面倒な方 |
| ahamo | 既に契約者で、事前準備の手間を減らしたい方(著者はこのパターン) |
グローバルWiFiでレンタル料金を見てみる(受け取り・返却が空港で完結)
Airalo(eSIM)のプランを見てみる(物理SIMの差し替えが不要)
著者は普段使っているahamoの海外データ通信(月30GBまで追加料金なし)をそのままモンゴルでも利用しました。設定不要でそのまま繋がるのは、出発前の準備を1つ減らせるという意味でもラクでした。ただし海外での利用が15日を超えると速度制限がかかる仕組みなので、長期滞在の予定がある方は事前に条件を確認しておくと安心です。
ahamoの海外データ通信について見てみる(申し込み・設定が不要)
宿泊先について
モンゴルの安宿はホステルタイプが多い印象でした。著者が実際に泊まったのは「ダニスタ ノマズ ツアー ホステル」で、2泊8,509円。価格の安さと専用バスルーム付きという点が決め手でしたが、正直また泊まりたいかというと迷うところでした(詳しくは第4話へ)。
宿選びで一つ実感したのは、宿の近くにコンビニがあるかどうかが地味に効いてくるということ。私は宿のすぐ近くにGS25があったおかげで、深夜の「おつりがない問題」を切り抜けられました。夜に出歩く予定があるなら、地図でコンビニの位置も見ておくといいと思います。
また、街を歩いた範囲で見かけたホテルは、古い建物が多い印象でした。ホテル選びに迷ったら、日本人にも馴染みのある「東横イン ウランバートル」が無難な選択肢かもしれません。著者は宿泊していませんが、日本人旅行者の利用実績も多いようで、候補の一つとして検討しやすいホテルです。国営百貨店とは同じ平和通り沿いにあります。
東横インウランバートルをAgodaでチェックする
(同じ宿でもサイトによって料金が違うことがあるので、私は2つ見比べてから決めています)
東横インウランバートルをTrip.comでチェックする
(航空券やツアーもまとめて管理したい方はこちら)
他のホテルも比較したい方は、こちらから探せます。なお、スフバートル広場の周辺に宿を取ると、博物館2館・国営百貨店・Khaan Buuzがすべて徒歩圏に収まるので、市内観光はかなりラクになります。
- Agoda(ウランバートルのホテル一覧)/ホステルなど安めの宿の掲載が多い印象です
- Trip.com(ウランバートルのホテル一覧)/航空券と一緒に予約すれば割引でお得に。
よくある質問(Q&A)
Q. ウランバートル観光は何日あれば足りる?
A. 主要スポットだけなら2日で足ります。著者は実質2日間で、寺院・博物館2館・老舗百貨店・夜景スポットを回れました。テレルジ国立公園などの郊外や、ナーダムの観戦を入れるなら3〜4日みておくと安心です。
Q. モンゴル語が話せなくても大丈夫?
A. 著者はモンゴル語を話せませんが、英語表記のメニューや案内板が多く、ジェスチャーや指差しでなんとかなる場面がほとんどでした。博物館では券売機の前で固まっていたらスタッフの方が代わりに操作してくれましたし、UBCabは地図で行き先を指定するので会話が要りません。ただし、タクシードライバーとのやり取りなど、英語も通じない場面も何度かありました。身振り手振りでなんとかなりました(笑)。
Q. クレジットカードは使える?
A. 博物館・コンビニ・Khaan Buuz・Modern Nomadsなど、観光客が利用しそうな場所ではおおむね使えました。一方でUBCabは著者の場合カード登録ができず現金払い、ガンダン寺の拝観料も現金のみでした。詳しくは前述の早見表をご覧ください。
Q. 現金はどのくらい持っておけばいい?
A. 断言はできませんが、著者は空港到着時に120,000₮(当時のレートで5,443円)をキャッシングし、それでウランバートル滞在中の現金払いは足りました。ただしおつり不足に3回遭遇したので、5,000₮・10,000₮の小額紙幣を多めに持っておくのがおすすめです。
Q. 治安は大丈夫?
A. 著者が実際に歩いた・訪れた範囲(ガンダン寺、State Department Store、ザイサンの丘の夜など)では、危険を感じる場面はありませんでした。ただしこれはあくまで個人の体感であり、国営百貨店周辺のスリなど、一般的な注意は他都市同様必要という情報もあります。
Q. 何月に行くのがおすすめ?
A. 断言はできませんが、ナーダム(7月10日〜15日)を避けて訪れる方が、店舗の営業状況に振り回されにくいという印象を著者は持ちました。夏(6〜8月)は比較的過ごしやすい気候とされていますが、冬は1月の平均最低気温が-25℃前後まで下がる極端な寒暖差があるので、訪問時期に応じた服装の準備が必要です。また9月15日からは主要博物館が冬季ダイヤになり、閉館が早くなります。
Q. 日本からの直行便はある?
A. 著者は仁川(韓国)を経由して向かいましたが、成田〜ウランバートル間にはMIATモンゴル航空の直行便が運航されているとされています。運航スケジュールは時期によって変わるようなので、航空券サイトで最新の便を確認してみてください(航空券の探し方は記事後半でも紹介しています)。
Q. チップは必要?
A. モンゴルでは基本的にチップの習慣は必須ではないとされています。ただし、良いサービスを受けた際には気持ち程度に渡すのが一般的という情報もあり、目安は2,000〜5,000₮程度(約90〜225円)とされています。著者は飲食店では渡しませんでした(サービス料があらかじめ加算されている店もあります)。一方でタクシーでは、おつり騒動で手間をかけてしまったお礼として、結果的におつりの一部を受け取らない形になった場面が数回ありました。「必ず渡すもの」ではなく、助けてもらったときのお礼くらいの感覚でいると気が楽だと思います。
Q. 水道水は飲める?
A. ウランバートルの水道水は、そのまま飲用には適さないとされています。煮沸すれば飲めるという情報もありますが、旅行者は避けた方が無難なようです。著者もミネラルウォーターを購入して飲んでいました。
Q. ウランバートルだけで満足できる?
A. 私はウランバートル観光の後、モンゴルの草原にも行きました。正直に言うと、私は草原へ足を延ばしてよかったと思っています。市内の2日間も十分楽しかったのですが、旅の記憶に強く残っているのは草原で見た星空でした。日程に余裕があるなら、市内2日+郊外(ゲル泊やテレルジ国立公園)の組み合わせをおすすめします。
現地ツアーのご案内
今回私は自分の足で回りましたが、自分で回るのが不安な方は、全てを自分でこなす必要はありません。現地ツアーを使うとアクセスや段取りが格段に楽になります。特にモンゴルは、市内の移動でさえ配車アプリと現金の問題がついて回るので、行き先が決まっているならツアーで押さえてしまうのも十分にアリだと思います。
ちなみに現地ツアーには様々な種類があり、「ガイドなし・車とドライバーのチャーターのみ」というプランもあります。現地ツアーのガイドはほとんどが英語なので、英語が話せないならガイドなしの方が安くていいと思います。「ドライバーと意思疎通できるかな?」と不安になるかもしれませんが、翻訳アプリを使えば英語が話せなくても問題なくやり取りできます。各社で価格や内容が異なるので、自分に合うプランを比較してみてください。
VELTRAは予約画面もカスタマーサポートも日本語で完結するので、英語のやり取りに不安がある方でも申し込みやすいと思います。ガンダン寺やザイサンの丘を含む市内観光ツアーもいくつか選べます。
VELTRA(ガンダン寺+ザイサン・トルゴイ市内観光ツアー)
短い時間だけツアーで回りたい方には、こちらのツアーもあります。
他のツアー会社と比較したい方は、以下もチェックしてみてください。GetYourGuideは取扱いプランの種類が豊富、Klookはアプリ限定クーポンが強く、KKdayはアジア圏の商品が充実している傾向があります。他の予約サイトとじっくり比較したい方は海外旅行の現地ツアー予約サイト比較記事もあわせてどうぞ。
移動やホテル手配込みで安心して回りたい方には、添乗員・現地係員が同行するJTB旅物語のようなパッケージツアーも一つの選択肢です。個人手配の手続きが丸ごと省けます。
モンゴル行きを検討している方は、東京からウランバートル直行の航空券もチェックしてみてください。Trip.comはホテルやツアーとまとめて管理しやすく、スカイチケットはLCCも含めた格安航空券の比較に強いのが特徴です。
ウランバートルはこんな人におすすめ
- ✔ 初めてモンゴルへ行く
- ✔ 一人旅で不安がある(配車アプリと券売機で、ほとんど喋らずに動けます)
- ✔ 博物館や歴史に興味がある
- ✔ 夜景が好き
- ✔ モンゴル料理を気軽に食べてみたい
- ✔ 草原旅行の前後でウランバートル観光もしたい
ウランバートルの次は、草原へ
私はこの2日間のあと、ウランバートルを離れて草原のゲルで2泊しました。世界最大級のチンギス・ハーン騎馬像を見て、人生初の乗馬をして、そして新月の大草原で満天の星空を見ました。
市内観光だけでも十分楽しめますが、「モンゴルまで来たのに草原を見ないのはもったいないかも」というのが正直な気持ちです。ゲルの予約方法や費用、実際の設備については以下の記事にまとめています。
- 【星空と夜景⑩】草原のゲル予約で返信が来ない話|個人手配で確認したこと
- 【星空と夜景⑫】Kayak Camp到着|モンゴルのゲル初体験レビュー(設備・食事・Wi-Fi)
- モンゴル旅行4泊5日まとめ|費用・モデルコース・ゲル泊・星空を実体験で解説
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この記事は、ウランバートルの公式ガイドや網羅的な観光案内ではなく、著者が2026年7月に実際に2日間歩いて感じた「私なりのまとめ」です。同じ場所を訪れても、時期や運によって印象が変わることもあると思うので、あくまで一つの体験談として参考にしていただけたら嬉しいです。
今回(シリーズ通して)訪れた場所一覧
※本記事の料金・営業時間は2026年7月の訪問時点をベースに、公開時点で公式サイト等を確認できたものは更新しています。今後変更される可能性があるので、訪問前に最新情報をご確認ください。
| スポット名 | ひとこと | Googleマップ |
|---|---|---|
| チンギスハーン国際空港 | 市内から南へ約50km。プライオリティパスのラウンジは見つけられませんでした | 地図を見る |
| スフバートル広場 | ナーダムの開会式は7月11日のみ。それ以外は広い広場 | 地図を見る |
| ナショナル・スポーツ・スタジアム | ナーダム期間に競技が行われる会場 | 地図を見る |
| 吉野家(ウランバートル店) | 3連敗の現場。マトン丼は未食のまま | 地図を見る |
| Khaan Buuz | 写真付き番号メニュー・カード可。国営百貨店の向かい | 地図を見る |
| ガンダン寺(ガンダンテクチェンリン寺) | 観音堂20,000₮・現金のみ/所要約55分・午前がおすすめ | 地図を見る |
| State Department Store | 6階が土産物フロア。周辺のスリに注意 | 地図を見る |
| モンゴル国立博物館 | 入館20,000₮+撮影料・所要約50分・カード可/冬季は月曜休館 | 地図を見る |
| チンギス・ハーン国立博物館 | セット45,000₮・所要約1時間15分・無料ロッカーあり/冬季(9/15〜5/14)は火曜休館 | 地図を見る |
| Modern Nomads 3 | 提供に約50分。サービス料6%が別途加算されます | 地図を見る |
| ザイサントルゴイ(ザイサン記念碑) | 入場無料。夏の夜景は21:30以降がベスト | 地図を見る |
| Zaisan Hill Complex(ショッピングモール) | 7階のガラス橋(10:00〜24:00)がザイサンの丘への正解ルート | 地図を見る |


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