※この記事は、2026年7月に私が実際に申告したときの記録です。
韓国の入国カードが、紙からオンラインに変わりました。「e-Arrival Card(電子入国申告書)」というものです。
私は出発前日にこれを申告しました。10分ほどで終わって、発給番号ももらって、スクショも保存して、準備万端。
そして結局、一度も使いませんでした。台風で飛行機が遅れて、韓国に入国しないまま旅程が変わってしまったからです。私の申告書は、誰にも見られることなく72時間で失効しました。
……という残念なオチが先についてしまいましたが、申告の全画面はしっかりスクショで残っています。しかも途中で「危なかった」ポイントにも遭遇したので、そこも含めて全部お見せします。
⚠️ 先に、いちばん大事なことを
韓国の電子入国申告は完全に無料です。公式サイトのトップページにも「手数料なし」とはっきり書かれています。
そして公式サイトは www.e-arrivalcard.go.kr のみです。サイトを開くといきなり警告ポップアップが出てくるほど、偽サイトが問題になっています。
日本でも、国民生活センターが2026年7月1日に「電子入国カード登録代行サイト」のトラブルについて注意喚起を公表しました。検索結果の上位に出てきたサイトを公式だと思い込んで有料の手続きをしてしまい、あとから無料だと知ってキャンセルを求めても応じてもらえなかった、という相談が寄せられているそうです。検索して上に出てきたサイト=公式、ではありません。

韓国政府が自分のサイトで「支払い情報を要求するサイトには絶対にアクセスしないでください」と警告している。これがすべてを物語っていると思います。
迷いやすい欄の答えを先に(私が申告したときの入力)
| 韓国内の連絡先 | 宿泊ホテルの電話番号。確認画面では「82」から始まる数字だけで登録されていました → 詳しく |
| 滞留予定地 | =滞在先の住所。「ENG」を押して、予約サイトの住所をコピペして検索 → 詳しく |
| 泊まらない乗り継ぎ | 公式FAQの案内は空港の住所。ただし検索にはコツが要ります → 詳しく |
| 入国目的 | 個人の観光なら「観光(個別)」 |
| unknown | 姓・名の下のチェックボックス。日本のパスポートなら基本チェック不要 → 詳しく |
| いつ出す? | 入国日を含む3日前から。提出後72時間で失効。申告は無料 |
- 韓国の入国申告は、オンラインのe-Arrival Cardで事前に出せます
- K-ETAとは別物です(ここが最大の混乱ポイント)
- 申告には「早すぎてもダメ」「出したら期限つき」の2つのルールがある
- 申告前に用意するもの
- 【画面つき】e-Arrival Card 申告の全手順
- 韓国e-Arrival Cardの「韓国内の連絡先」とは?何を入力する?
- 宿泊しない乗り継ぎ観光のとき、滞在先住所は何を書く?
- 申告しないまま韓国に着いてしまっても、詰みではありません
- 提出完了。発給番号は必ず控えてください
- そして私は、韓国に入国しませんでした
- よくある間違いまとめ
- 申告と現地でのネット環境
- よくある質問
- Q. 韓国のe-Arrival Cardに料金はかかりますか?
- Q. いつから申告できますか?
- Q. 提出した申告書はいつまで有効ですか?
- Q. ホテルに泊まらない乗り継ぎ観光です。滞在先住所は何を書けばいいですか?
- Q. 「韓国内の連絡先」には何を入力すればいいですか?
- Q. 韓国に着いてから、申告を忘れたことに気づいたら?
- Q. 印刷して持っていく必要はありますか?
- Q. 間違えて提出してしまいました
- Q. 乗り継ぎだけの場合も必要ですか?
- Q. 家族の分もまとめて申告できますか?
- Q. 「滞留予定地」とは何ですか?
- Q. 名前の下にある「unknown」にはチェックが必要ですか?
- Q. e-Arrival Cardを出さずに、紙の入国カードでもいいですか?
- Q. 日本人はK-ETA免除だから、入国カード(e-Arrival Card)も不要?
- まとめ:使わなかったけど、書いてよかった
韓国の入国申告は、オンラインのe-Arrival Cardで事前に出せます
機内で配られる紙の入国カードに、狭いテーブルで書く。あの光景は韓国では終わりつつあります。
2025年に電子入国申告書「e-Arrival Card」が導入され、現在は公式サイトからオンラインで入国申告を済ませられるようになりました。韓国法務部も、従来の紙の入国申告書をオンラインで提出できる制度として案内しています。
紙との併用については段階的に終了しているとされていますが、終了時期の案内は情報源によって差があります。実際、公式サイトのFAQには現在も「入国審査前であれば電子入国申告書または紙の入国申告書を作成できる」という記載が残っています。空港での実際の運用がどうなっているかまでは、公式情報からは確定できませんでした。
ただ、事前にe-Arrival Cardを出しておけば、どちらにせよ問題ありません。この記事も、事前にオンラインで提出しておく方法を中心に紹介します。
公式サイト(2026年9月時点)
大韓民国 電子入国申告書(e-Arrival Card)公式サイト
https://www.e-arrivalcard.go.kr
法務部 出入国・外国人政策本部の運営です。ここ以外は公式ではありません。

K-ETAとは別物です(ここが最大の混乱ポイント)
韓国旅行を調べていると「K-ETA」という単語も出てきます。名前が似ていて、私も最初「どっちをやればいいの?」となりました。整理します。
| K-ETA | e-Arrival Card | |
|---|---|---|
| 正体 | 電子渡航認証(ESTAのような入国許可) | 電子入国申告書(紙の入国カードの電子版) |
| 費用 | 有料 | 無料 |
| 有効期間 | 3年・複数回入国可 | 1回の入国限り |
| 申請時期 | 渡航前(審査に時間がかかる) | 入国日を含む3日前から |
そして日本人にとって重要なのがここです。
日本国籍の旅行者は2026年12月31日までK-ETAの取得が免除されています。ただし「K-ETA免除」は「e-Arrival Card免除」ではありません。
K-ETA免除対象の日本人旅行者で、K-ETAを取得していない場合は、e-Arrival Cardの申告が必要です。逆に、有効なK-ETAを別途取得している人は、e-Arrival Cardの提出は不要とされています。
私もK-ETAは取らず、e-Arrival Cardを申告するルートでした。「免除されてるならなにもしなくていいのか」と早合点しないよう気をつけてください。
自分が対象かどうか、サイトが判定してくれます
公式サイトのトップに「e-Arrival card ナビゲーター」というコーナーがあります。

「ビザ」「K-ETA」「外国人登録証」「なし」のうち、自分が持っているものにチェックを入れてSTARTを押すと、申告が必要かどうかを教えてくれる仕組みです。観光でビザもK-ETAも持っていない人は「なし」ですね。不安な方はここで確認してから始めるといいと思います。
申告には「早すぎてもダメ」「出したら期限つき」の2つのルールがある
ルール1:入国日を含む3日前からしか申告できない
公式サイトのトップには「大韓民国到着3日前から申告可能」と書かれ、申告できる入国日がカレンダーで3日分表示されます。私が見たときは「JUL 10 / JUL 11 / JUL 12」の3日間でした。
実際の画面から考えると、「入国日を含む3日前から」=入国日とその前の2日間に申告できる、と覚えておくとわかりやすいです。たとえば7月11日に入国するなら、7月9日から申告できます。
つまり「旅の準備が落ち着いたから早めに出しておこう」ができません。中国の入国カードは上陸日の5日前でも出せたので、同じ感覚でいると「あれ、日付が選べない」となります。出発の数日前にリマインダーを入れておくのが確実です。
逆に「締め切り」は意外とゆるいです。公式FAQには、韓国に到着したあとでも入国審査を受ける前であればいつでも提出できると書かれています。うっかり忘れて機内にいる、という状況でも詰みではありません(詳しくは後述)。
ルール2:提出した申告書は72時間で失効する
きっかり72時間です。確認書にも「1回に限り使用可能であり、満了日時が過ぎている場合は無効となります」と明記されています。
ただし予定どおり旅ができる人は、この期限を意識することはまずありません。7月11日に入国するつもりで7月10日に申告すれば、当然まだ有効だからです。
問題になるのは、旅程が遅れたときだけです。72時間を過ぎてから入国する場合は、無効になった申告書をそのまま使うのではなく、改めて申告することになります。
申告前に用意するもの
途中で止まると地味に面倒なので、先に集めておきます。公式サイトにも5ステップの流れが図解されています。

| 用意するもの | 使う場面 |
|---|---|
| パスポート(現物) | 人的事項面を撮影してアップロード |
| 自分のメールアドレス | 約款同意の段階で必要 |
| 入国便の便名・日付 | 入国情報 |
| 出国便の便名・日付 | 出国情報 |
| 滞在先の住所 | 滞留予定地 |
| 韓国内の連絡先電話番号 | 必須項目。下記参照 |
意外な落とし穴が「韓国内の連絡先」です。必須項目なので、ホテルの電話番号を予約確認メールや予約サイトから拾っておくと止まらずに進めます。入力の形やケース別の答えは「韓国内の連絡先とは?」の章にまとめました。
【画面つき】e-Arrival Card 申告の全手順
Step 1|日本語に切り替える
サイトを開いたら、まず左上の「Language」から日本語を選びます。

한국어・English・中文(簡)・日本語・Tiếng Việt・ภาษาไทย・русский の7言語。日本語を選ぶと、以降の画面がすべて日本語になります。英語が苦手でも大丈夫です。
ちなみに、日本語の案内動画へのリンクもトップページの下にあります。文字を読むより動画のほうが安心という方はそちらもどうぞ。
Step 2|「電子入国申告(個人申告)」から始める
トップページの「電子入国申告 Individual 個人申告 1-9名」のところにある「申告する」をタップします。1〜9名まで一度に申告できるので、家族旅行でもここからです。

Step 3|約款に同意してメールアドレスを入力
「電子入国申告書約款同意」の画面になります。上の「全体同意」を押せば全部にチェックが入りますが、中身は一度見ておく価値があります。

「個人情報収集・利用内訳」という表があって、何を集めるのかが書かれています。
| 区分 | 項目 |
|---|---|
| 必須 | E-mail情報、国籍、性別、姓名、生年月日、パスポート番号、パスポート満了日、職業、滞留地情報、入国目的、入国日、入国便名(船舶名)、出国日 |
| 選択 | 出国便名(船舶名)、直前出発地、次の目的地、ビザ情報 |
| 保有期間 | 準永久的 |
「準永久的」の3文字にちょっと身構えました。とはいえ紙の入国カードだって保管されていたわけですし、出入国管理法に基づく手続きなので、そういうものなんだと思います。正直に書いてあるだけ誠実とも言えます。
チェック項目は3つ。「個人情報項目の収集・利用に同意します」「電子入国申告書利用約款に同意します」「14歳以上です」。
赤字で「14歳未満の子供は、必ず家族などの代理人が申告を代行してください」と書かれています。お子さん連れの方はご注意を。

最後にメールアドレスを2回入力します。ここに注意書きがあって、「専用審査台の利用対象確認のため、必ず本人のメールアドレスを入力してください」とのこと。
「専用審査台」というのは、電子入国申告を済ませた人向けの審査レーンのことです。入力したアドレスがその対象者かどうかの照合に使われるので、代行業者や他人のものではなく自分のアドレスを入れてください、という意味だと思われます(ここは私の解釈です)。
家族の分をまとめて申告するときは、誰のアドレス?
「必ず本人の」と書かれていると、複数人をまとめて申告するときに全員分いるのか気になります。試しに空欄のまま進んでみたところ、こんなポップアップが出ました。
代表者のEメールアドレスを入力してください
また、約款の同意文にも「利用者が各項目に同意することで、利用者本人を含む申告者全員が各項目に同意したものと見なされます」と書かれています。
この2つから考えると、1〜9名をまとめて申告する場合は、代表者ひとりのアドレスを入れる形でよさそうです。ただし公式FAQにこの点の記載は見つけられなかったので、画面の文言から判断した範囲の話として読んでください。
Step 4|パスポートを撮影してアップロード
パスポートの人的事項面(顔写真のページ)を撮影します。見本の図が出ていて、下部の赤い枠の部分(機械読み取り用の英数字が並んだ帯)が必ず写っている必要があると説明されています。ここを読み取って自動入力する仕組みなんですね。

「パスポート撮影」でその場で撮るか、「ファイルアップロード」であらかじめ撮っておいた写真を使うか選べます。
Step 5|パスポートの読み取り結果を確認(私はここで騙されかけました)
アップロードした画像を自動で読み取り、情報を入力してくれる機能。とても便利ではあるのですが、落とし穴がありました。
私の姓の頭に、ありもしない「I」が1文字くっついていたのです。たとえるなら「YAMADA」が「IYAMADA」になっているような状態。ぱっと見では気づきません。
自分の名前が間違って画面に表示されていても、無意識にそのまま流してしまいそうになります。実際、私も一度は下にスクロールして進み、「……ん?」と違和感を覚えて引き返しました。
「自動読み取りが間違うはずがない」という思い込みがあると、こうしたミスは見落としてしまいがちです。便利な機能だからこそ、過信は禁物だと痛感しました。
そして、この危険性については公式サイト自身が赤字で警告しています。
※入力された情報が実際のパスポート情報と一致しているか必ず確認してください。異なるパスポート情報が入力されている場合、入国申告書の書き直しといった事由により入国審査が遅延することがあります。

この記事で唯一「これだけは」と言いたいこと
OCRで自動入力されたら、必ずパスポートを横に置いて1文字ずつ照合してください。特に姓・名のスペルとパスポート番号。「自動だから正しいはず」がいちばん危ない思い込みでした。
基本情報で確認する項目はこれだけです。
| 項目 | 注意点 |
|---|---|
| 姓(パスポート上の) | 1文字ずつ照合 |
| 名(パスポート上の) | 同上 |
| 生年月日 | 年・月・日をプルダウンで |
| 国/地域 | JAPAN |
| パスポート番号 | 1文字ずつ照合 |
| 性別 | プルダウン |
| パスポート満了日 | 年・月・日。月は「Nov」など英語表記 |
間違っていたら「パスポート修正」ボタンで撮り直すか、手で直せます。
姓・名の下にある「unknown」は何?
姓の入力欄の下にも、名の入力欄の下にも、「unknown」というチェックボックスがあります。急に英語が出てくるので「何か選ばないといけないの?」と一瞬止まりました。
画面上にも公式ガイドにも、この欄の説明は見当たりませんでした。推測ですが、「自分の名前がわからない人」向けではなく、パスポートに姓または名の欄がない人(名前がひとつだけの国の人など)向けの欄だと思われます。
私は姓・名とも自分の名前を入力して、unknownにはチェックを入れずに申告しました。日本のパスポートには姓と名の両方が載っているので、姓と名がきちんと入っていれば、ここは触らずに先へ進んで大丈夫だと思います。
Step 6|入国・出国の情報を入力
ここは航空券を見ながら埋めます。

| 項目 | 入力内容 |
|---|---|
| 入国手段 | AIR / SEA から選択(飛行機ならAIR) |
| 入国予定日 | 韓国に着く日 |
| 航空便名 | 航空会社をプルダウンで選び、その下に便名を入力 |
| 出国手段・出国予定日 | 韓国を出る日 |
| 出国便名 | 帰りの便(または次の国へ向かう便) |
便名の入力形式が少し独特です。まず航空会社を選ぶ枠があり、その下に便名を入れる枠があります。プレースホルダーに「例) KE000」と出るので、KE(大韓航空)なら「KE001」のように入れる形です。ここに入れるのは予約番号ではなく便名なので、eチケットの「Flight No.」の欄を見てください。
ちなみに「運航情報照会」というボタンがあって、便名が正しいか確認できるようになっています。不安な人は押してみるといいと思います。
Step 7|滞在先と職業(迷う欄が集中)
ここが一番迷いました。ひとつずつ行きます。

入国目的
プルダウンから選びます。私は「観光(個別)」を選びました。プルダウンには「観光(団体)」もありますが、名前のとおり団体ツアーで入国する人向けとみられます。ひとり旅や、自分で航空券とホテルを手配した旅行なら「観光(個別)」で迷わなくて大丈夫です。
ビザ情報照会
ビザを持っている人だけの欄です。観光でビザなしの人は空欄でOK。ビザ番号を入れて照会すると、滞留地や連絡先の情報が自動で読み込まれるそうです。
滞留予定地とは?(=滞在先の住所)
「滞留予定地」は聞き慣れない言葉ですが、韓国で泊まる場所の住所のことです。ホテルに泊まるならホテルの住所を入れます。
「KOR」ボタンと「ENG」ボタンがあり、どちらかを押すと住所検索が開きます。候補を選ぶと、韓国語と英語の両方の住所が自動で入る仕組みです。住所はここで選ぶのが本体だと思ってください。
通常は「ENG」を押して、検索欄に宿泊先の住所をコピペすれば下に候補が出てきますので、それをタップすれば入力されます。
その下にある「詳細住所、宿泊施設名などを入力(韓国語または英語)」は、部屋番号やホテル名を足すための欄です。こちらは必須ではなく、空欄のままでも次に進めました。ハングルが打てなくても英語で入力できます。
ホテルに泊まる人は、予約サイトに載っている住所をそのままコピペして検索するのがいちばん早くて楽です。自分で打ち直すと、つづりが少し違うだけで候補が出てこなくなります。
問題は、韓国内で宿泊しない場合です。宿泊しない乗り継ぎの方は、「宿泊しない乗り継ぎ観光」の章に実際に出てきた入力文字列をまとめたので、そちらを見てください。
連絡先
必須項目です。私が2026年7月に入力した画面では「韓国内の連絡先を入力してください」と表示されました。私はAgodaの予約画面に載っていた宿泊予定ホテルの電話番号を、そのままコピペしただけです。
入力の形や、ホテルに泊まらない場合・日本の番号しかない場合はどうなるのかは、このあとの「韓国内の連絡先とは?」の章でまとめて解説します。
職業
入国カードの「Occupation」欄って、英語だと何て書けばいいのか毎回悩みませんか。会社員は Company Employee なのか Office Worker なのか、みたいな。
ここは全部プルダウンです。しかも日本語表示なら日本語で選べます。私は「会社員」を選びました。悩む余地がなくてありがたい設計です。
ちなみに紙の入国カードしかない国では、職業も英語で手書きすることになります。英語での書き方は入国カードの書き方まとめ(職業欄の英語一覧つき)に整理しています。
Step 8|メールアドレスを確認して提出
最後にEメール欄を確認して「提出」。ここまでで10分ほどでした。

韓国e-Arrival Cardの「韓国内の連絡先」とは?何を入力する?
この記事でいちばん検索されそうなのが、たぶんここです。先に結論から書きます。
私の場合:ホテルの電話番号で提出できました
2026年7月の申告で、私はAgodaの予約画面に載っていた宿泊ホテルの電話番号をコピペして、エラーもなく提出まで進めました。韓国の携帯番号を持っていなくても止まりませんでした。
※公式サイトが「ホテルの電話番号を入力してください」と指定しているわけではありません。これは私の入力実績です。
電話番号はどんな形で入る?(82から始まる形)
提出後に確認画面を見ると、私の連絡先は「82」から始まる、ハイフンも「+」もない数字だけで登録されていました。82は韓国の国番号です。形としてはこんなイメージです。
確認画面での表示(例):8232XXXXXXX
(82=韓国の国番号、32=仁川の市外局番「032」の先頭の0を取ったもの)
私は予約画面の番号をコピペしただけなので、この形に自分で直す必要はありませんでした。なお、予約サイトによっては「032-XXX-XXXX」のように0から始まる形で載っていることもあります。その形でそのまま入れて問題ないかまでは試していないので、気になる方は上の「82から始まる形」に合わせておくと安心かもしれません。
日本の携帯番号しかない場合は?
試してみたところ、日本の携帯番号(07012345678のような形)を入れてもエラーにはならず、そのまま次に進めてしまいました。ただし画面の案内は「韓国内の連絡先」です。入力できる=それでいい、ということではないと思うので、ホテルの番号を用意できるならそちらを入れておくほうが無難です。
ケース別:連絡先欄に入れるもの
| あなたの状況 | 連絡先欄に入れるもの |
|---|---|
| ホテルに宿泊する | 宿泊先ホテルの電話番号(予約確認メールに載っています) |
| 友人・親族宅に滞在する | その滞在先の連絡先 |
| 宿泊しない当日乗り継ぎ | 公式FAQは住所のみ案内で電話番号の具体的な指定は確認できませんでした |
| どうしてもわからない | 申告前に公式窓口(下記)へ確認するのが確実 |
| 日本の番号しか持っていない | 入力自体は通ってしまいましたが、一応、案内は「韓国内の連絡先」です |
ホテルに泊まらない乗り継ぎの場合(1577-2600は使える?)
公式FAQが答えているのは「住所欄」だけで、宿泊しない場合に連絡先へ何を入れるべきかについては、私が確認できた範囲では公式の指定が見つかりませんでした。
ネット上では仁川空港の案内電話「1577-2600」を入れる、という情報も見かけます。この番号自体は仁川国際空港公社の公式サイトに掲載されている実在の代表番号です(海外からは 82-2-1577-2600/相談員対応は07:00〜22:00とされています)。
実際に試してみましたが、一応この番号「1577-2600」でも、日本の携帯電話番号(例:07012345678)でも次に進めました。
誤解のないように書いておきます
1577-2600は「仁川空港の公式案内番号」であって、「e-Arrival Cardの連絡先欄に入れるよう公式に指定された番号」ではありません。住所については公式FAQという明確な根拠がありますが、電話番号には根拠がありません。なので、「1577-2600を入れれば大丈夫」とは断定はできません。
どうしても、気になる方は、「わからないまま出発する」よりも、申告前に公式窓口に聞いてしまうのがいちばん早いです。
韓国 出入国・外国人総合案内センター
韓国国内から:1345(市外局番不要)
日本など海外から:+82-2-6908-1345〜6
日本語対応があります。音声案内で「0*」→「6*」を押すと日本語につながる流れです。相談時間は平日09:00〜22:00とされていますが、夜間は対応言語が絞られるようなので、日中にかけるのが無難だと思います。
宿泊しない乗り継ぎ観光のとき、滞在先住所は何を書く?
ここまで書いていて、ひとつ引っかかっていたことがあります。
「そもそも韓国に泊まらない人は、滞在先住所に何を書くんだろう?」
乗り継ぎの待ち時間が長いので、いったん入国して市内を少しだけ歩いて、その日のうちに次の便で出国する。あるいは、預けた荷物をいったん受け取るために入国審査を通る必要がある。どちらもホテルは取っていません。滞在先の欄に書けるものが、何もない。
調べてみたら、公式サイトのFAQにこのケースの回答が用意されていました。
公式FAQ(2026年9月時点・要約)
Q. 当日乗り継ぎ客です。韓国内に滞在先がない場合、住所欄はどう書けばいいですか?
A. 当日乗り継ぎ客で、手荷物の受け取りなどの理由により入国審査を受ける必要がある場合は、利用する空港の住所を記入してください。
つまり、宿泊先のない「当日乗り継ぎ+入国審査あり」のケースでは、公式FAQが空港住所を指定しています。しかも「各自で調べてください」ではなく、主要空港の住所がFAQ内に列挙されています。ここまで用意してくれているとは思いませんでした。
……が、ここからがちょっと厄介でした。そのFAQの住所を入力画面の検索欄に入れても、出てこない空港があるのです。実際に試した結果は後述します。
乗り継ぎでe-Arrival Cardが必要になるケース・ならないケース
まず、自分が申告対象なのかどうかを整理しておきます。分かれ目は「入国審査を通るかどうか」だけです。
| あなたの状況 | e-Arrival Card |
|---|---|
| 制限区域内だけで乗り継ぐ(入国審査を通らない) | 原則 不要 |
| そのまま次の搭乗口へ向かうだけ | 原則 不要 |
| 荷物を受け取るため入国審査を通る | 必要 |
| 乗り継ぎ時間に空港の外へ出るため入国審査を通る | 必要 |
| 韓国で1泊以上する | 必要 |
判断に迷うときは、公式サイトの「ナビゲーター」で確認するか、航空会社に聞くのが確実です。預け荷物を最終目的地までスルーで預けられるかどうかは、出発前に航空会社へ確認しておくといいと思います。受け取り不要なら、そもそも入国しないという選択肢も残せます。
入国せずに仁川空港の中で長い乗り継ぎ時間を過ごす場合の様子は、仁川空港で空港泊した体験記にまとめています。
空港の住所が検索できないときは?(実際に候補が出た入力文字列)
ここがいちばんややこしいところです。
公式FAQに載っている住所をそのまま検索欄に入れても、出てこない空港があります。「対象がない」と表示されて手が止まります。
以下の方法で入力すると、候補が出てきたので、宿泊先のない「当日乗り継ぎ+入国審査あり」のケースで「対象がない」と表示された方は試してみてください。
| 到着する空港 | 住所検索に入力する文字列 |
|---|---|
| 仁川空港 T1 | 272 Gonghang-ro, Yeongjong-gu または 23358 272 Gonghang |
| 仁川空港 T2 | 446 Je2terminal-daero または 23358 446 |
| 金浦空港 | 112 Haneul-gil, Gangseo-gu, Seoul(07505) 公式FAQの表記のままでOK |
| 大邱空港 | 221 Gonghang-ro, Dong-gu, Daegu(41052) 公式FAQの表記のままでOK |
| 済州空港 | 2 Gonghang-ro Jeju-si Jeju または 63115 2 gonghang |
| 金海空港(釜山) | 108 Gonghangjinip-ro, Gangseo-gu, Busan(46718) 公式FAQの表記のままでOK |
仁川はT1とT2で住所が違います。自分の便がどちらに着くのか、eチケットで必ず確認してから入力してください。
出てこないときのコツ。フルの住所で粘るより、「郵便番号+番地」の数字だけで入れてみるほうが当たりやすかったです(例:23358 272 Gonghang)。後は下に候補が出るので選択すればOKです。
なぜ公式FAQの住所だと出てこないのか
理由がわかったので書いておきます。ここでつまずいた人の「なんで?」が解消されるはずです。
仁川空港は、住所の区名が変わっています。公式FAQの表記は「中区(Jung-gu)・22382」ですが、現在は「永宗区(Yeongjong-gu)・23358」です。2026年7月1日に仁川広域市の行政体制が改編され、仁川国際空港のある永宗島一帯が中区から分離して新しく「永宗区」になったためです。
住所検索のデータは新しい表記になっている一方で、e-Arrival Card公式FAQの住所は再編前のまま更新されていないようです。だから中区のまま入れても引っかかりません。
済州空港はローマ字表記の違いです。公式FAQには「2 Gohang-ro」と書かれていますが、検索で出てくるのは「Gonghang-ro」。「n」が1文字あるかないかの差です。これも気づかないと永遠に出てきません。
「荷物の受け取り」以外の目的でも使えるのか
公式FAQの原文は「手荷物の受け取りなどの理由により入国審査を受ける必要がある場合」という書き方になっています。英語版でも「for example, to collect your baggage」と、あくまで例として挙げられている形です。
ですので、荷物の受け取りだけに限定した案内ではないと読めます。条件として書かれているのは「当日乗り継ぎ客であること」と「入国審査を受ける必要があること」の2つです。
ただし、「乗り継ぎ時間を使った市内観光」が公式FAQに名指しで書かれているわけではありません。とはいえ「当日乗り継ぎ客で入国審査を受ける」という条件には該当しますし、宿泊先がない以上ほかに書けるものもないので、このケースでも空港住所を使うのが、現時点でいちばん公式情報に沿った入力方法だと考えられます。
入国審査で聞かれたときの備え
滞在先が空港住所になっていると、審査官から「今日はどこに泊まるの?」と聞かれる可能性はあります。そのときのために、これだけ準備しておくと安心です。
- 次の便のeチケットをスマホですぐ出せるようにしておく(何時発でどこへ行くか)
- 「乗り継ぎの待ち時間に観光して、○時の便で出国します」と一言で言えるようにしておく
申告しないまま韓国に着いてしまっても、詰みではありません
これもFAQを読んでいて見つけた、かなり重要な情報です。
公式FAQには、韓国に到着したあとであっても、入国審査を受ける前であればいつでも提出できると書かれています。到着前に提出していなかったからといって入国できなくなるわけではない、とも明記されています。
つまり「入力内容がわからないまま出発してしまった」「そもそも申告を知らなかった」という人にも逃げ道があります。飛行機を降りてから、入国審査の列に並ぶ前にスマホで申告すればいい。
ただし、これに頼るのはおすすめしません。到着後のあの慌ただしい状況で、パスポートを撮影してOCRの結果を1文字ずつ照合して……というのは、まあまあ大変です。しかもネットが使える状態でないと詰みます。あくまで「最後の保険」として覚えておくくらいがちょうどいいと思います。
提出完了。発給番号は必ず控えてください
「電子入国申告書提出完了」と出て、発給番号が発行されます。「EAC-26-PA-〇〇〇〇〇〇〇〇」という形式です。

ここに提出日時と満了日時が並んで表示されます。この2つの差がぴったり72時間。さっき書いた失効の話が、ここで数字として突きつけられます。
間違えても直せます
提出後の画面に「修正する」ボタンがあります。トップページからも「電子入国申告書の照会・修正」に入れて、発給番号を入力するか、メール認証で自分の申告書を呼び出せます。
確認書のNoticeにも「電子入国申告書の提出後に旅行情報が変更された場合は、大韓民国への入国前に内容を修正してください」と書かれています。フライトが変わったときなどはここから直す、ということですね。

スクショを撮るときの注意。この確認書には氏名・生年月日・パスポート番号・発給番号がそのまま表示されます(他の国の入国カードは伏せ字になってる場合もありますが、韓国はされません)。発給番号があれば申告内容を照会・修正できてしまうので、SNSなどに上げるのはやめておいたほうがいいと思います。発給番号だけでなく、氏名・生年月日・パスポート番号・メールアドレスが写った画面は、そのまま公開しないのが安全です。
確認書は「持っていなくても大丈夫」と書いてある
「電子入国申告書を見る」を押すと、「Confirmation of e-Arrival card(電子入国申告確認書)」が表示されます。PDFダウンロードと印刷もできます。

ここでちょっと驚いたのが、氏名の表示順です。入力するときは「姓」「名」と分かれているのに、確認書の Full Name 欄では名→姓の順(TAROU YAMADA のような形)で表示されます。一瞬「逆に登録されてる?」と焦りましたが、表示上の仕様のようです。落ち着いてください。
そして下部のNoticeに、こう書かれています。
大韓民国入国時、上記書類をお持ちでない場合でも正常に入国審査を受けることができます。

これ、けっこう重要だと思います。「印刷して持っていかないとダメなのでは」と不安になる人は多いはずですが、公式に「なくても大丈夫」と明言されています。提出さえ済んでいれば、審査側で確認できるということのようです。
とはいえ保存の手間はゼロなので、私はスクショとPDFの両方を残しました。持っていて損はありません。
なおNoticeの4番目には「電子入国申告書を偽造するか虚偽の事実を記載した場合、大韓民国への入国が制限されることがあります」ともあります。適当に埋めないように、ということですね。
そして私は、韓国に入国しませんでした
ここまで丁寧に申告して、発給番号ももらって、スクショも保存して。準備は完璧でした。
ところが台風で飛行機が遅れました。旅程が崩れて、結局私は韓国に入国しないまま先へ進むことになりました。
あの申告書は、誰にも見られることなく、2026年7月13日15時32分にひっそり失効しました。
虚しい。虚しいのですが、おかげでこの制度の性格がよくわかりました。
e-Arrival Cardは、「これから数日以内に、この便で実際に入国します」という、1回の入国に対して出す書類です。
だから3日前からしか出せないし、1回きりで、72時間で切れる。逆に言えば、旅程が変わっても立て直せるということでもあります。変更が出たら入国前に公式サイトから内容を修正する、期限が切れていれば改めて申告する。それだけです。そう考えると、この制度はけっこう旅行者にやさしい設計なのかもしれません。私の申告書は無駄になりましたが、代わりにこの記事が生まれたので、まあ良しとします。
よくある間違いまとめ
| やりがちなミス | 正しくは |
|---|---|
| OCRの自動入力を確認せず提出 | パスポートと1文字ずつ照合する |
| 早めに申告しておこうとする | 入国日を含む3日前から。それ以前は出せない |
| 提出したまま旅程が変わって放置 | 入国前に「修正する」から直す |
| K-ETA免除だから何もしなくていいと思う | K-ETA免除≠e-Arrival Card免除 |
| 連絡先に日本の番号を入れようとする | 日本の番号でもエラーにはならないが、案内は韓国内の連絡先。ホテルの番号を入れる |
| 泊まらないから住所欄を適当に埋める | 当日乗り継ぎなら、公式FAQ記載の空港住所を使う |
| 公式FAQの住所を検索欄に入れて出てこない | 仁川は「永宗区」、済州は「Gonghang-ro」で検索する |
| ホテルの住所を自分で打ち直す | 予約サイトの住所をコピペするほうが早い |
| 仁川の住所をT1・T2で取り違える | eチケットで到着ターミナルを確認する |
| 便名の欄に予約番号を入れる | eチケットの「Flight No.」 |
| 検索上位のサイトを公式だと思う | www.e-arrivalcard.go.kr のみ。無料 |
| 発給番号入りのスクショをSNSに上げる | 照会・修正に使えるので伏せる |
申告と現地でのネット環境
e-Arrival Cardの申告は出発前に自宅で済ませられますが、旅程が変わったときの修正も、到着後の申告も、現地でネットが使えないとできません。私のように台風で予定が崩れることもあるので、着いてすぐ通信できる状態にしておくと安心です。
私はahamoをそのまま使っています。設定は何もいじらず、飛行機を降りてデータローミングをオンにするだけ。SIMを入れ替える手間も、現地でSIMを買う必要もありません。
ahamoは国内利用分と合わせて月30GBまで、海外でも追加料金なしで使えます。ただし30GBは海外専用の枠ではなく国内との合算なので、渡航前にたくさん使っていると残りが減ります。また海外で使い始めて15日を超えると最大128kbpsに速度制限がかかり、データを追加購入しても帰国するまで解除されません。2週間以内の旅行なら気にしなくて大丈夫です。
ahamo以外を使っている人や、2週間を超える滞在・大容量を使う予定がある方は、eSIMを足しておくと安心です。Airaloならアプリ内で買ってその場でインストールでき、物理SIMの入れ替えが要りません。
通信手段の比較は別記事にまとめています。→ 海外旅行の通信手段まとめ|eSIM・Wi-Fi・ローミングを比較
私が使っているエポスカードは永年年会費無料で海外旅行保険付きでおすすめです。※保険は利用付帯(旅行代金などをエポスカードで払うと適用)です。条件は変わることがあるので、渡航前に公式サイトでご確認ください。
カードの使い分けはこちらに詳しく書いています。→ 海外旅行で使うクレジットカードまとめ|エポス・楽天プレミアムの使い分け
よくある質問
Q. 韓国のe-Arrival Cardに料金はかかりますか?
無料です。公式サイトのトップに「手数料なし」と書かれています。お金を請求してくるサイトは公式ではありません。日本の国民生活センターにも、代行サイトで有料の手続きをしてしまったという相談が寄せられています。必ず www.e-arrivalcard.go.kr から入ってください。
Q. いつから申告できますか?
入国日を含む3日前からです。たとえば7月11日に入国するなら、7月9日・10日・11日が申告できる期間になります。それより早くは出せません。締め切り側については、公式FAQで「韓国に到着した後でも、入国審査を受ける前ならいつでも提出できる」とされています。
Q. 提出した申告書はいつまで有効ですか?
提出から72時間です。私の場合は7月10日15:32提出で、7月13日15:32が満了日時でした。期限を過ぎると無効になるので、入国が遅れた場合は改めて申告し直すことになります。
Q. ホテルに泊まらない乗り継ぎ観光です。滞在先住所は何を書けばいいですか?
公式FAQでは、当日乗り継ぎ客が手荷物の受け取りなどの理由で入国審査を受ける必要がある場合、利用する空港の住所を記入するよう案内されています。ただし公式FAQの住所をそのまま検索欄に入れても出てこない空港があります(仁川は「永宗区」、済州は「Gonghang-ro」で検索します)。実際に候補が出た入力文字列をこちらの章に一覧でまとめました。
Q. 「韓国内の連絡先」には何を入力すればいいですか?
ホテルに泊まるなら宿泊先の電話番号でOKです(私はAgodaの予約画面からコピペしました)。確認画面では「82」から始まる、ハイフンなしの数字で登録されていました。宿泊しない乗り継ぎの場合、公式FAQが案内しているのは住所だけで、電話番号の具体的な指定は確認できませんでした。ケース別の整理はこちらにまとめています。
Q. 韓国に着いてから、申告を忘れたことに気づいたら?
公式FAQによれば、入国審査を受ける前であれば、到着後でも提出できるとされています。到着前に提出していなかったからといって入国できなくなるわけではない、とも明記されています。ただし到着後は慌ただしいうえ、ネットが使える状態でないと申告できないので、事前に済ませておくに越したことはありません。
Q. 印刷して持っていく必要はありますか?
確認書のNoticeに「上記書類をお持ちでない場合でも正常に入国審査を受けることができます」と明記されています。ただしPDF保存やスクショの手間はゼロなので、私は残しておくことをおすすめします。
Q. 間違えて提出してしまいました
公式サイトの「電子入国申告書の照会・修正」から、発給番号かメール認証で呼び出して修正できます。旅程が変わった場合も、入国前に直すよう案内されています。
Q. 乗り継ぎだけの場合も必要ですか?
経由するだけで韓国に入国しない場合は、作成対象ではないとされています。ただし手荷物の受け取りなどで一度入国審査を通る場合は提出が必要です。ケース別の一覧を用意したので、そちらもご覧ください。
Q. 家族の分もまとめて申告できますか?
「個人申告」で1〜9名まで一度に申告できます(公式ガイドによると、一度に申告できるのはスマホで最大9人、PCで最大1,000人です)。作成画面に「申告者を追加」ボタンがあります。メールアドレスは画面の案内が「代表者のEメールアドレスを入力してください」となっているので、代表者のもので大丈夫そうです。なお14歳未満の子供は、家族などの代理人が代行する必要があります。
Q. 「滞留予定地」とは何ですか?
韓国で泊まる場所の住所のことです。ホテルならホテルの住所を、「ENG」ボタンから予約サイトの住所をコピペして検索するのがいちばん早いです。泊まらない当日乗り継ぎの場合は、公式FAQで空港の住所を書くよう案内されています(詳しくはこちら)。
Q. 名前の下にある「unknown」にはチェックが必要ですか?
公式の説明は見当たりませんでしたが、推測ですが、名前がわからない人向けではなく、パスポートに姓または名の欄がない人向けの欄だと思われます。私は姓・名とも入力して、チェックを入れずに申告しました。
Q. e-Arrival Cardを出さずに、紙の入国カードでもいいですか?
公式サイトのFAQには、入国審査前であれば電子入国申告書または紙の入国申告書を作成できる、という記載が残っています。ただし空港での実際の運用までは確認できなかったので、事前にe-Arrival Cardを出しておくのが確実です。電子で提出した人は紙の入国カードを書く必要はない、と公式ガイドに書かれています。
Q. 日本人はK-ETA免除だから、入国カード(e-Arrival Card)も不要?
いいえ。K-ETA免除とe-Arrival Card免除は別です。日本国籍の旅行者は2026年12月31日までK-ETAの取得が免除されていますが、K-ETAを持っていない人はe-Arrival Cardの申告対象です。一方、有効なK-ETAを別途取得している人は、e-Arrival Cardの提出は不要とされています。
まとめ:使わなかったけど、書いてよかった
結論として、e-Arrival Cardの申告そのものは10分で終わります。全画面が日本語になりますし、職業も住所もプルダウンや検索で選べるので、英語が苦手でも詰まる場面はほとんどありません。
押さえておくのはこの4つだけです。
- 公式サイトは www.e-arrivalcard.go.kr のみ。無料。
- OCRの自動入力は、必ずパスポートと1文字ずつ照合する。
- 申告は入国日を含む3日前から。提出後72時間で失効する。
- 宿泊しない当日乗り継ぎなら、住所欄に空港の住所を入れる。ただし検索には少しコツが要る。
私の申告書は使われないまま失効しましたが、そのおかげで「72時間で切れる」という仕様を実感として知ることができました。旅は予定どおりにいかないもので、制度のほうもそれを前提に「修正できる」「着いてからでも出せる」設計になっている。そう思うと、少し気が楽になりませんか。
次こそちゃんと入国したいと思います。
この記事は網羅的な公式ガイドではなく、私が2026年7月に実際に申告したときの画面をもとにまとめた、あくまで個人の体験記です。なお私は今回、台風の影響で実際には韓国に入国していないため、現地の入国審査については書いていません。乗り継ぎ時の住所や連絡先など、私が体験していない部分については公式サイトのFAQ等を確認したうえで「公式にはこう案内されている/確認できなかった」という形で記載しています。制度や画面は変更されることがあるので、申告前に必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。
※記事内の制度情報は2026年9月時点、申告画面は2026年7月時点のものです。


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