コムローイ祭りは「一生に一度は見たい絶景」と言われていますが、実際に行ってみて一番大変だったのは、会場にたどり着くまでの移動でした。
結論:会場までのアクセスの厳しさを受け入れられるなら、間違いなく行く価値があります。ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」を思わせる幻想的な光景は、本物でした(※ディズニーが公式に「モデル」と認めたわけではないようですが、多くの人が思い浮かべる、あの光景です)。ただし、特にCAD会場は移動と混雑がかなり過酷でした。
この記事で一番伝えたい3つのこと
- ランタンの絶景は本物。一生に一度は見る価値あり
- ただしCAD会場は移動が過酷。送迎バスの集合時間より2時間早く動けばほぼ解決
- Grabは当日午後マッチングしにくい。私が行った日はまったく捕まらなかったので、捕まらない前提で移動手段を用意する
人気のイベントなので、チケットは例年春頃(4月・ソンクラン前後)から販売が始まり、毎年7〜9月頃には主要プランが売り切れ始めるようです。日程が決まっている場合はできるだけ早めにチケットを確保しておくのが安心です。
📌 2026年の最新情報
この記事は私が2025年に参加した体験がベースですが、開催日・料金・集合場所は毎年変わるため、記事執筆時点(2026年7月)で調べ直した最新情報も載せておきます。
▶ 開催日
2026年のCADコムローイ祭りは11月24日(火)・25日(水)開催。
▶ 料金の目安
スタンダード席(往復送迎付き)で約4,900バーツ〜(1バーツ≈4.9円・2026年7月時点のレートで日本円約24,000円前後)。
▶ 集合場所
2026年は多くの席種で「CMECC」(チェンマイ・インターナショナル・エキシビション&コンベンションセンター)とアナウンスされているようです。一部の上位席種はMAYAショッピングモール集合になるなど、実は席種によって集合場所自体が違います。詳しくは後述の「チケットの種類と席の違い」で解説しています。
料金・日程・集合場所は予約後のEチケットや各予約サイトの最新情報で必ず確認してください。
※この料金は、あくまでCAD主催者の公式送迎を使うプランの目安です。後述するVeLTRAのような旅行会社が独自に手配する送迎付きプランは、専用バスや現地スタッフの手配コストがかかるぶん、これより高くなるのが一般的です。
▶ 私が行ったのと同じCAD会場のプランを見る(VeLTRA・日本語で完結)
この記事では、絶景の話だけでなく、移動のカオス・帰りの混乱・当日の段取りまで、実体験をもとにまるごとレポートします。コムローイ祭りの行き方・CAD会場の注意点を知りたい方はぜひ最後まで読んでみてください。
- コムローイ祭り(イーペン祭り)とは?基本情報をおさえておこう
- 主要3会場の特徴と選び方
- チケットの種類と席の違い——どれを選ぶべきか
- チケットと予約について(実体験)
- 【2025年ならでは】シリキット王太后崩御と「服装」のルール
- 持ち物・服装で気をつけること
- 当日タイムライン:移動編(ここが一番きつかった)
- 荷物は最小限で正解だった
- 18:30〜 ようやく会場に到着:受付と入場の手順
- 20:00〜 自分の席へ、そしてぼっちの現実
- 20:25 ランタン打ち上げ本番
- 21:15〜 帰りもカオスだった
- 正直な結論:楽に行きたいならプライベート送迎を検討した方がいい
- 正直、ちょっと後悔したこと(これから行く人は避けてください)
- この体験はどんな人に向いているか
- 迷ったらこれだけ守ればOK
- 知っておきたい:コムローイ祭りが抱える課題
- よくある質問(FAQ)
- Q. ひとりで参加しても浮きませんか?
- Q. チケットはどこで買えますか?
- Q. 送迎に種類があるって本当ですか?
- Q. 服装は何色でもいいですか?
- Q. 会場でアルコールは飲めますか?
- Q. 何時頃会場を出るのがベストですか?
- Q. ランタンがうまく飛ばせるか不安です
- Q. 子連れでも参加できますか?
- Q. 雨が降ったらどうなりますか?
- Q. 英語ができないと参加は難しいですか?
- Q. 会場でスマホの電波は使えますか?
- Q. 食事は食べ放題ですか?
- Q. 三脚は使えますか?
- Q. ドローンは飛ばせますか?
- Q. 自分で買ったランタンを持ち込んで飛ばせますか?
- Q. 入場時に荷物検査はありますか?
- Q. 現金は必要ですか?
- Q. スタンダード・VIP・プレミアム・ゴールド・プラチナ・エリート、結局どれがおすすめですか?
- Q. 送迎バスに乗り遅れたらどうなりますか?
- Q. 会場でスマホの充電はできますか?
- Q. コムローイ祭りは何歳くらいまで参加できますか?
- これから行く人へ
- まとめ:「地獄の移動」を越えても、行く価値はあるか
コムローイ祭り(イーペン祭り)とは?基本情報をおさえておこう
まず基本から。イーペン祭りとは、タイ北部チェンマイで毎年11月の満月前後に行われる伝統行事です。そしてその中で行われる儀式の一つが、ランタンを空に放つコムローイです。「コムローイ」はタイ語で「浮かぶランタン」という意味で、日本では「コムローイ祭り」として広く知られています。
同じ満月の夜に行われる「ロイクラトン(灯籠流し)」と並んで、チェンマイを代表するお祭りです。もともとは農作物の豊穣と繁栄を祈願する素朴な仏教行事が起源で、現在では世界中から旅行者が集まる大規模なイベントに発展しています。
主要3会場の特徴と選び方
チェンマイのコムローイ(一斉打ち上げ)は、主に以下の3つの会場が有名です。それぞれ規模・雰囲気・チケットの取りやすさが全く異なるため、自分の旅のスタイルに合わせて選ぶことが重要です。
1. CADカルチャーセンター(CAD)
「圧倒的な数と華やかさを求めるならここ」
現在、最も人気があり規模が大きいのがこのCAD会場です。10,000人以上の規模と言われています(HISタイランド公式サイトには最大約1万9,000人規模との記載もあります)。
一斉に上がるランタンの数は圧巻。まさに「ラプンツェルの世界」を最も体感できる会場です。観光客向けに特化したエンターテインメント性が高く、フォトスポットや文化体験も充実しています。一方、人数が多いため、今回私が経験したような「移動のパニック」や「会場内の混雑」が最も起きやすい会場でもあります。
2. タイ・ランタン・フェスティバル(TTB)
「安心感と適度な規模感を求めるならここ」
日本の旅行代理店経由で参加する方も多い会場とされています。運営が比較的しっかりしており、初心者でも安心しやすい環境です。規模はCADより小さい(HISによると約3,500人規模)ですが、その分一人ひとりのスペースが確保されやすいメリットがあります。「海外のローカル感」を求める方には少し物足りないかもしれません。
3. トゥドンカサタンランナー(メージョー大学近くの瞑想センター)
「伝統と宗教儀式の重みを体験したいならここ」
一斉打ち上げの形式で知られる代表的な会場の一つで、仏教儀式としての側面が非常に強いことが特徴です。打ち上げ前には長い瞑想の時間があり、厳かな空気が流れます。スピリチュアルで静謐な雰囲気を好む方向け。白系のドレスコードもより厳格とされており、チケット確保も他会場より難しいことが多いです。
| 会場 | 規模 | こんな人向け | チケット取りやすさ | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| CAD | 10,000人以上 | 迫力・写真映え重視 | △(早期完売) | 移動・混雑が大変 |
| TTB | 約3,500人規模 | 安心・安定志向 | ○ | ローカル感は薄め |
| トゥドンカサタンランナー | 中規模 | 伝統・儀式重視 | ×(最も難しい) | ドレスコード厳格 |
迷ったら:絶景・迫力重視ならCAD、初めてで快適さを求めるならTTB、タイの伝統を深く体験したいならトゥドンカサタンランナーを選ぶのがいいかもです。
チケットの種類と席の違い——どれを選ぶべきか
私が参加した2025年は、CAD会場のチケットはスタンダード・VIP・プレミアム・エリートの4段階でした。
ところが記事執筆時点(2026年7月)で調べ直したところ、2026年は「ゴールド」「プラチナ」という中間の席種が新たに加わり、スタンダード・VIP・プレミアム・ゴールド・プラチナ・エリートの6段階になっているようです。
値段だけでなく、会場での座席の高さ・送迎車両・集合場所・食事のスタイルまで席種ごとにかなり違うので、混同しないよう整理しておきます。
※下の表の「会場での座席」は、あくまでランタン打ち上げ会場に置かれた自分の椅子・席の高さの話です(送迎車両の座席とは別なので、混同しないようご注意ください)。また「CMECC」はチェンマイ市内にある大型コンベンションセンター「チェンマイ・インターナショナル・エキシビション&コンベンションセンター」の略称で、多くの席種の送迎バスの集合場所として使われています。
| 席種 | 会場での座席(高さ・眺め) | 送迎車両 | 集合場所 | 食事スタイル | 料金目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| スタンダード | 地上レベル(外周・後方) | 赤い車(ソンテウ・エアコンなし) | CMECC | 床にマット&クッション | 約4,900バーツ〜 |
| VIP | 地上レベル(中間エリア) | エアコン付き車両 | CMECC | 竹椅子 | スタンダードより高め |
| プレミアム | 地上レベル(ステージ近く) | エアコン付き車両 | CMECC | テーブル&クッション | VIPより高め |
| ゴールド | 高さ約1.2mの特設席 | エアコン付き車両 | CMECC | テーブル&クッション | プレミアムより高め |
| プラチナ | 高さ約2.5mの特設席 | エアコン付き車両 | MAYAショッピングモール | テーブル&クッション | ゴールドより高め |
| エリート | 高さ約4mの特設席(最上位の眺め) | エアコン付き車両 | MAYAショッピングモール | テーブル&クッション | 〜15,900バーツ |

※公式の席種比較表によると、入場時のファストトラック(優先チェックイン)が付くのはエリートのみです。他の5席種にはありません。また眺めについては、公式自身がスタンダード=後方列だが広く見渡せる/VIP=中間列/プレミアム=ステージに近いと説明しています。「上位席=ステージに近い」ではなく、ゴールド以上は外周の高台という配置なので、儀式や仏塔を間近で見たいならプレミアム、ランタンの海を見渡して写真を撮りたいならゴールド以上、と考えるとわかりやすいです。
※スタンダードの送迎について補足です。私は、案内ではソンテウ(赤い車)のはずなのに、行きはエアコン付きのバスに乗れました。
記事執筆時点(2026年7月)で公式の案内を確認したところ、スタンダードの送迎は「エアコンなしのシャトルバス」または「赤いソンテウ」と、2種類が明記されていました。
どちらに当たるかは選べないと思いますので、スタンダードの人は「エアコンなしのバスか、ソンテウのどちらかが来る」と思っておくのが正解です。VIP以上はすべてエアコン付き車両と明記されています。
この表からわかる、席種選びの3つのポイントをまとめます。
- 眺め・座席の高さで選ぶなら:ゴールド以上は高台の特設席になり、人の頭ごしにならずランタンや花火を見渡せます。「とにかく良い景色・良い写真がほしい」ならゴールド以上、中でもエリートが最上位です。
- 送迎の快適さで選ぶなら:スタンダード以外はすべてエアコン付き車両です。私はスタンダードだったので、案内上はソンテウ(エアコンなし)の想定でした。実際は行きだけたまたまバスに乗れてエアコンの恩恵を受けられましたが、帰りは案内どおりソンテウでした。昼間のチェンマイはかなり暑いので、エアコン付き車両が確定しているVIP以上を選ぶ価値は十分あると思います。
- 移動のカオスを避けたいなら:これが実は一番重要なポイントかもしれません。プラチナ・エリートは集合場所がMAYAショッピングモールで、スタンダード〜ゴールドのCMECC集合とは別です。この記事で書いた「乗り場の先着順バトル」は、CMECC組(スタンダード・VIP・プレミアム・ゴールド)で起きやすい混雑だと考えられます。プラチナ・エリートは集合人数自体が少なく、座席も指定されている可能性が高いので、同じ公式送迎でも比較的落ち着いている可能性があります(私はスタンダードだったので、あくまで情報をもとにした推測です)。
私はチケット購入時に上位席はすでに売り切れていたため、スタンダード席しか選べませんでした。スタンダード席(外周・後方)はランタンが広範囲に見渡せるというメリットもありますが、正直なところ、乗り場のカオスや暑さを考えると、次に行くなら迷わず上位席を狙うと思います。
今回私はスタンダードでしたが、もし今度行くとしたらプレミアム以上、予算が許せばプラチナ以上を取って移動を快適にしたいです。プラチナからは集合場所がMAYAショッピングモールに変わるので、この記事で書いたようなカオスにはならなそうな気がしています。
迷ったら:「花火をバックに良い写真を撮りたい・移動を快適にしたい」ならゴールド以上を、「乗り場のカオスを一番避けたい」ならプラチナ・エリート(MAYA集合)を、「予算重視で、ランタンの海を広く見渡したい」ならスタンダード後方席を狙うのがおすすめです。
ちなみに、送迎に乗り遅れたり自力で会場まで行った場合でも、会場のチェックイン時にスタッフへ相談すれば「トランスファーサービス用のリストバンド」をもらって、帰りだけ公式送迎に乗せてもらえるようです(公式サイトのFAQより)。
当日、行きは何とか自力でたどり着けたとしても、帰りの送迎を自力で探すのはかなり難しいと思うので、まずスタッフに聞いてみる価値がありそうです。
ちなみに私の場合、行きも帰りもリストバンドをチェックする係員のような人は見当たらなかったので「誰でも乗れるのでは?」と思ってしまいましたが、念のためリストバンドはつけておいた方が安心だと思います。
【2026年】集合場所・会場の位置を地図で確認しておく
当日いちばん焦るのが「集合場所がどこかわからない」パターンです。しかもCAD会場の場合、席種によって集合場所そのものが違います。さらに公式の案内には入口の指定まであるので、予約したチケットの席種に対応する場所を、出発前に必ず確認しておいてください。
行き:集合場所(2026年)
- 📍 CMECC(Googleマップで見る)
スタンダード・VIP・プレミアム・ゴールドの集合場所。公式の案内では「ENTRANCE 4/ENTRANCE 5(ประตู 4/ประตู 5)」が集合地点として指定されています。とても大きな施設なので、入口番号まで確認しておかないと当日さまよいます。 - 📍 MAYAショッピングモール(Googleマップで見る)
プラチナ・エリートの集合場所。こちらは「Fountain area(噴水エリア)」と指定されています。モール前は広いので、噴水を目印にしてください。
会場
- 📍 CADカルチャーセンター・ランナー(Googleマップで見る)
ランタン打ち上げ会場。住所は 35 moo 3 On Klang, Mae On District, Chiang Mai 50130。市内からかなり離れた郊外にあります。
帰り:降車場所
帰りの降車場所は会場でシャトルに乗る前に自分で選ぶ方式です。乗ってからでは変更できないので、ホテルに近いほうを先に決めておいてください。
- 📍 MAYAショッピングモール(Googleマップで見る)
- 📍 チェンマイ・ナイトバザール(Googleマップで見る)
公式の表記は「パンティップ交差点付近」。私はここで降ろしてもらい、ホテルまで徒歩で帰れました。
⚠️ 注意:公式サイトの中で、集合場所の記載が食い違っています
この記事を書き直すために2026年の公式サイトを読み込んでいて気づいたのですが、公式サイト内でもページによって集合場所の記載が違います。
・集合場所の案内画像 → CMECC / MAYA(席種で分かれる)
・席種比較表 → 全席種CMECC集合と読める書き方
・11月24日・25日のイベント詳細ページ → 「パヤップ大学PIH学生寮」(=私が行った2025年の集合場所)、席種も4つしか書かれていない
イベント詳細ページのほうには「Meeting point(TO BE CONFIRMED LATER=後日確定)」という記述や、「YI PENG LANTERN FESTIVAL CHIANG MAI 2025 … 2026」と年号が混ざっている箇所もありました。おそらく去年のページを複製したまま、一部が更新されていないのだと思います。
つまりたどり着いたページによっては、去年の集合場所に向かってしまう可能性があります。正直に言うと、私も調べ直したときに一度PIHだと勘違いしました。
最新かつ正確なのは案内画像だと思われますが、いずれにしても最終的に信じるべきは予約後のEチケットに記載された集合場所です。当日の朝にもう一度確認してください。
※上記は2026年の情報です。私が参加した2025年の集合場所はパヤップ大学(PIH)でしたが、混乱を避けるため地図リンクは載せていません。集合場所は年によって変わるので、必ず予約後のEチケットに記載された場所を確認してください。

私は当日、集合場所の位置関係を把握しきれていなかったせいで、よけいに焦りました。地図はオフラインでも見られるように保存しておくと安心です。
チケットと予約について(実体験)
今回参加したチケットの詳細は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ツアー内容 | 入場券+往復送迎(CAD主催) |
| 参加日 | 2025年11月5日 |
| 席種 | スタンダード席 |
| 料金 | 約22,890円 |
| バス送迎開始時間 | 13:00 |
私は約3ヶ月前の8月に購入しましたが、その時点ですでに売り切れているサイトやプランが多く、スタンダード席しか選べませんでした。いくつかのサイトで比べたり上位席を狙う場合は、もっと早めに予約する必要があります。
航空券やホテルもイベント日が近づくにつれて価格が上がっていくため、こちらも早めの予約がおすすめです。私は航空券を取るのが少し遅かったので航空券は少し高めになってしまいました。
「行くと決めたら即予約」が鉄則です。
海外旅行の予約・支払いには、海外キャッシングや旅行保険が付帯するクレジットカードがあると便利です。詳しくはこちらの記事もどうぞ。
▶ 海外旅行のクレジットカードはこの2枚でOK|エポスカード×楽天プレミアムカード実体験レビュー
チケットは以下のサービスで取り扱いがあります(年によって在庫状況が変わるため、複数のサービスで確認することをおすすめします)。英語での予約が不安な方は、まず日本語で予約からサポートまで完結するVeLTRAを見てみるのがおすすめです。
注:サイトごとに取り扱い会場が異なります。CADやTTBなど、どの会場のプランかは各リンク先にて詳細をお調べください。
1つのサイトで「完売」でも、別のサイトではまだ在庫が残っていることがよくあります。そのためこの記事ではできるだけ多くの販売元をまとめて掲載しています。
▶ 私が行ったのと同じCAD会場のプランを見る(VeLTRA)
予約もカスタマーサポートも日本語で完結。英語が不安な人の第一候補。この記事で紹介しているのと同じCAD会場のプランです。
【送迎について・追記】ここが結構重要なポイントなので補足します。CAD会場のチケットは、大きく分けて①CAD主催者の公式送迎をそのまま使うタイプ(この記事に書いてある私が体験した送迎)と、②旅行会社が独自に手配する送迎タイプ(VeLTRAなどが手配した専用バスで移動する方法)の2種類があるようです。正直に言うと、私も②のような独自送迎を手配している旅行会社があることを、この記事を書くために調べ直すまで知りませんでした。当時の私は「みんな同じ公式送迎を使うもの」だと思い込んでいたので、知っていれば選択肢が広がっていたなと感じています。
①のタイプは、どの予約サイトで買っても結局は「公式送迎」を使うことになるので、この記事のような乗り場の混乱が起きるリスクは残るようです(他の代理店を利用した方の口コミでも、同様の混雑・案内不足の声が見られました)。②のタイプは独自の専用バス・座席なので、この記事で書いたような「乗り場での先着順バトル」は起きにくいのではと思っています。
ただし、私自身は②のタイプを利用したことがないので、確実に快適とは言い切れません。それでも個人的な感覚では、公式送迎よりは独自送迎の方が快適な可能性が高いと感じています。金額は上がりますが、もしもう一度行くなら、私はあのカオスをできるだけ避けたいので、独自送迎のツアーか、プラチナ以上の違う乗り場のチケットを選ぶと思います。
【見分け方】予約前に「集合場所」の記載を見れば、公式送迎か独自送迎かが判別できます。集合場所が次のいずれかになっている場合は、CAD主催者の公式送迎です。
- 「CMECC(チェンマイ・インターナショナル・エキシビション&コンベンションセンター)」
- 「MAYAショッピングモール」
逆に、特定のホテル名や旅行会社独自の駐車場、「弊社指定場所」など上記以外の場所が書かれている場合は、その旅行会社独自の送迎である可能性が高いです。
予約前にひと目チェックしてみてください。
※同じ公式送迎でも、席種によって集合場所自体が変わります。スタンダード〜ゴールドは「CMECC」集合、プラチナ・エリートは「MAYAショッピングモール」集合になるようです(詳しくは前述の席種比較を参照)。
▶ チェンマイ ランタン祭りのツアーを探す(GetYourGuide)
ツアーの種類が豊富。色々な会場の種類があるので、自分が行きたい会場なのか確認して間違わないように気を付けてください。プランによって公式送迎タイプ・独自送迎タイプの両方があるようなので、予約前に集合場所を確認しておくと安心です。
▶ チェンマイ ランタン祭りのアクティビティを探す(Trip.com)
こちらもツアーの種類が豊富なので、自分が行きたい会場か、しっかり確認して間違わないように気を付けてください。
▶ CAD会場チケットを探す(Klook)
アプリが見やすく、クーポンが出ることも。集合場所の表記を見る限り、CAD主催者の公式送迎(CMECC集合)のようです。
▶ チェンマイ ランタン祭りチケットを探す(KKday)
ツアーの種類が豊富。比較的手頃なプランが見つかることも。検索結果には複数の商品が並び、公式送迎タイプと旅行会社独自送迎タイプが混在しているようなので、商品ページの「集合場所」欄で確認してから選ぶのがおすすめです。会場を間違わないように。
▶ 「JTB旅物語」(ロイヤルチェンマイゴルフクラブ会場(TTB))
この記事の会場(CAD)とは別のロイヤルチェンマイゴルフクラブ会場 (TTB主催)のプラン。参加者の多くが日本人で、現地係員が案内とのことなので「初めての海外で不安」という方にはいいかもしれません
▶ コムローイ祭りのプランを探す(トラベル・スタンダード・ジャパン)
日本語のオーダーメイド手配代行。「自分で全部は不安、でも団体ツアーは避けたい」人に。
実際、記事執筆時点(2026年7月)でも、JTBやHISのコムローイ祭りツアーの一部はすでに完売になっているものがありました。11月の本番までまだ4か月あるこの時期に、すでに売り切れが出ているという事実が、このイベントの人気の高さを何より物語っていると思います。「まだ先だから」と油断していると、気づいたときには選択肢がスタンダード席しか残っていない——というのは、まさに私がやらかしたパターンです。
【2025年ならでは】シリキット王太后崩御と「服装」のルール
私が参加した2025年のコムローイ祭りは、例年とは少し異なる雰囲気でした。
開催直前の2025年10月24日に、タイ王国のシリキット王太后(享年93歳)が崩御されたからです。タイ全土が服喪期間に入った影響で、イベント自体の中止こそありませんでしたが、タイ政府からは派手な演出や大音量の音楽を控えるよう主催者側へ自主的な見直しが呼びかけられていました。法的な規制ではなく、あくまで主催者側への配慮要請という位置づけです。
それに伴いCADの主催者側からも「服装」について特別なアナウンスがありました。服喪期間中、タイ政府は一般国民に対して黒や落ち着いた色の服装を推奨していましたが、夜間のイベントということもあり安全面(暗い場所での視認性)を考慮して、CADの主催者からは参加者に「できるだけ露出を控えた白い服」の着用が呼びかけられていました。
実際に会場を見渡すと、日本人の多くの参加者が白いTシャツや、おしゃれな白い服を身にまとっていました。外国人の方々はあまり気にされていない様子で、色とりどりの服装の方が多い印象でしたが、日本人参加者の几帳面さが表れていたなと思いました。夜空に放たれるオレンジ色の光が、会場を埋め尽くす白い服の人々に反射する光景は、図らずもこの年の特別な祈りの深さを象徴しているようでした。実際には花火もたくさん上がって盛り上がっていたので、演出がどの程度変わったのかはわかりません。

持ち物・服装で気をつけること
コムローイ祭りはイベントの性質上、持ち物の選択が体験の快適さを大きく左右します。実際に参加してみて、あってよかったもの・必要だと感じたものをまとめます。
| アイテム | 理由 |
|---|---|
| モバイルバッテリー | 長時間外出+写真・動画撮影でスマホが一気に減る |
| 折り畳み傘・レインコート | 11月は雨季明けだが夜に突然降ることがある(実際に帰り際に降った) |
| 羽織り・薄手の上着 | 日中は暑いが夜の会場は少し冷えるので人によっては必要かも |
| ポケットティッシュ・ウェットティッシュ | トイレや食事のときに |
| 帽子・日焼け止め | バス集合場所での屋外待機が長くなる場合がある |
| 小さめのバッグ | 大きな荷物は混雑の中で大きな足枷になる |
服装については、2025年はCAD主催者から白い服が推奨されていました。火を扱うイベントのため、燃えやすい素材・過度に露出した服装は避けるのが無難です。
持ち物選びをもっと詳しく知りたい方はこちらもどうぞ。
▶ 海外旅行の持ち物ガイド|実体験で厳選した必須アイテムと不要だったもの
また、コムローイ祭り当日はGrabや地図アプリなど、スマホの通信が命綱です。海外通信手段は事前に確保しておきましょう。
▶ 海外旅行の通信手段5つを比較|格安SIMユーザーが損しない選び方
当日タイムライン:移動編(ここが一番きつかった)
まず公式の想定スケジュールを見ておこう(2026年)
私の失敗談を読む前に、まず公式が想定している当日の流れを見てください。これと自分の実際の動きを比べると、どこでつまずいたのかが一目でわかります。
| 時刻 | 公式の想定 |
|---|---|
| 13:00 | 集合場所に集合、Eチケットをスタッフに提示 |
| 13:00〜15:00 | シャトルが5分間隔で出発 |
| 16:00 | 最終バックアップシャトル(これに乗り遅れたら終わり) |
| 14:00〜17:30ごろ | 会場到着。メインゲートでEチケットを提示して受付、名札とお土産を受け取る ※公式内に「14:00〜17:00」「14:30〜17:30」の両方の表記あり |
| 14:30〜17:30 | アクティビティ(軽食・工芸/アートゾーン・少数民族村・灯籠流し) |
| 17:30〜19:00 | ランナータイ料理のビュッフェディナー、軽食、デザート、ノンアルコール飲料 |
| 19:00 | 大仏塔前の儀式エリアへ入場 |
| 19:40 | 太鼓・キャンドルショー・宗教儀式・僧侶の読経 |
| 20:15 | ランタン一斉打ち上げ&花火 |
| 20:45 | 儀式終了、市内へ向けて出発 |
✅ 公式も「早く来い」と言っていました
公式の案内には、「混雑を避けるため、13:00〜14:00の早い時間に集合場所へ到着することを強くおすすめします」とはっきり書かれています。さらに見逃せないのが「最終バックアップシャトル 16:00」という記載。つまり16時までに集合場所へ着けなければ、会場にたどり着く手段が公式には用意されていないということです。
この記事で私が何度も「2時間早く動け」と書いているのは完全に自分の後悔からなのですが……あとから公式を読み直したら、同じことが最初から書いてありました。ちゃんと読んでおけばよかったですオワタ(´・ω・`)
私の当日の流れを時系列でまとめると以下のとおりです。失敗例として参考にしてください。
| 時刻 | 状況 |
|---|---|
| 13:00 | ホテル出発。Grabを呼ぼうとするが捕まらない |
| 〜14:30 | 約1時間半Grabを探し続ける。トゥクトゥク交渉も失敗 |
| 15:30 | バス集合場所(パヤップ大学 PIH)に到着。カオス状態 |
| 〜18:30 | バスで移動(通常30〜40分の距離が渋滞で約3時間) |
| 18:30 | CAD会場に到着。受付・トイレ・食事を確保 |
| 20:00 | 指定席へ移動。セレモニー開始 |
| 20:25 | ランタン一斉打ち上げ |
| 21:15 | 会場を出る。帰りの送迎車を探して15〜20分彷徨う |
| 〜22:30 | チェンマイ市内に到着 |
チェンマイ市内に到着したのが22:30頃。そこからホテルまでは徒歩圏内だったので、ホテルに戻ったのは実質23時前後でした。つまりホテル出発13:00〜帰着23時頃で、約10時間の長丁場。
ホテルを出てから会場到着までだけでも約5時間半かかっており、これが最大の誤算でした。「コムローイ祭りは半日がかりの大移動」だと思って、当日は他の予定を詰め込まないのがおすすめです。
13:00〜 Grabがまったく捕まらない
当日は13時ごろにホテルを出発。指定された集合場所のパヤップ大学 PIH へ向かうため、まずはGrabでタクシーを呼ぼうとしました。
しかし——まったく捕まりません。車種を変えたり、場所を少し移動したり、できることは一通り試しましたが、1時間以上マッチングせず。約1時間半アプリとにらめっこすることになりました。
途中、自分でトゥクトゥクを停めて交渉もしましたが、
「今日は混んでるから2000バーツ(約10,000円)なら行く」
という提示。相場から考えても高すぎるため断り、再びGrabを探すことに。最終的に粘り続けてようやく1台捕まり、なんとかバス集合場所へ向かうことができました。このときのGrab料金は237バーツ(約1,172円)。つまりトゥクトゥクの2000バーツは、通常の市内移動の8倍以上というボッタクリ価格だったわけです。
ソンテウを捕まえて交渉して貸し切りでバス乗り場まで行く方もいるようです。
⚠️ 重要:イベント当日の午後帯(13時以降)は、Grabが非常にマッチングしづらくなります。普通に捕まる人もいるようですが、私のように1時間以上マッチングしないこともあるので、この日のようなイベント日は「Grabを当てにしない前提」で移動手段を確保しておくのが安心です。ホテルスタッフへの事前相談か、プライベート送迎の手配を強くおすすめします。GrabがダメでもBoltやinDriveも使えるようです(特にinDriveは料金を自分で提示する交渉制なので、他アプリで捕まらないときの最後の手段になりそうです)。ただしイベント当日はどのアプリも激戦が予想されるので、やはりホテルでの事前手配が一番確実です。
15:30〜 バス集合場所が完全にカオス状態
ようやく到着したバス集合場所ですが、ここが一番きつかったです。係員のような人はいるものの、誘導はほぼ機能していません。なお、バスの集合場所は年によって変わる可能性があります。私の年はパヤップ大学PIHでしたが、2026年はCMECC(チェンマイ・インターナショナル・エキシビション&コンベンションセンター)とアナウンスされているようです。
最新情報は各代理店のチケット情報で必ず確認してください。

- 人数に対してバスの数が足りていない
- どんどん人だけが増えていく
- 後から来た人が割り込んだり、並ばずに別の車線のバスに乗り込んだりする
秩序は完全に崩壊。最初は並んでいた人たちも途中から我慢できなくなり、最終的には我先にと乗り込む割り込み状態になっていきます。
11月のチェンマイは日中かなり暑く、その中で人が密集し続けるこの状況は、かなり体力を削られました。「並んでいればいつか乗れる」という前提は通用せず、私自身も何度も乗り込もうとして、やっとバスに乗れたという状況です。

〜18:30 バス移動は約3時間(床でもむしろ快適だった)
なんとかバスに乗ることはできましたが、席は空いていませんでした。私を含め何人もの人が床や通路に座る形で移動することに。CAD会場はチェンマイ市内から通常30〜40分ほどの距離とされていますが、当日は渋滞が重なり、約3時間かかりました。
途中で休憩などは一切なかったため、トイレは乗車前に必ず済ませておいてください。
ただ、バス車内はクーラーがしっかり効いていて、直前までのカオスな状況と比べると、床でもむしろ落ち着いて過ごせる快適な環境でした。
3時間のバス移動は退屈との戦いでもあります。私はこういう長時間移動のとき、Amazon Musicで音楽を聴いたり、Kindle Unlimited(読み放題)で電子書籍を読んだり、Amazonプライムビデオで事前ダウンロードした映画を観たりして時間をつぶしています。バス車内のような閉じた空間では「事前に何を仕込んでおくか」で快適さがかなり変わります。
結局、何時間前に動くべき?——YouTubeで知った衝撃の事実
後日、YouTubeで「コムローイ祭り」を検索して動画を見てみると、スムーズに会場に行けたという動画が結構ありました。これらの動画に共通しているのが、早い時間に会場に向かっているということ。私が行ったときには大行列だった場所が、全然人が並んでいない動画が映し出されていて、ある意味衝撃でした。
おそらく私もあと2時間くらい早くホテルから出ていたら、Grabが捕まらない状況も、バスに乗るのに苦戦することもなかったと思います。ちなみに私がホテルを出たのは13時頃で、時間はそこまで遅くはありません。バス乗り場までの移動手段を確保するのに時間がかかり過ぎました。
荷物は最小限で正解だった
今回はバックパックはホテルに置き、小さなバッグだけで参加しました。結果的にこれは正解でした。あの混雑の中では、大きな荷物を持っていたら移動はかなり厳しかったと思います。
18:30〜 ようやく会場に到着:受付と入場の手順
長丁場のバス移動を経てようやく会場に到着すると、まずは受付を行います。事前に用意していた電子チケット(QRコードなど)を提示し、首から下げるラミネート加工されたパス(入場証)を受け取ります。これには自分の「Zone(エリア)」や「Seat No.(座席番号)」が明記されており、会場内での身分証代わりになります。

入口ゲートは「STANDARD」「VIP」「PREMIUM」と色分けされた看板が掲げられており、自分のチケットの種類に合わせて入場します。竹と茅葺きのような屋根で作られたゲートは、いかにもタイの伝統行事らしい雰囲気を感じさせてくれました。
ちなみに「エリート」の入口は見当たらなかったので、エリートチケットの人は入口も別の場所から並ばずに入れたのかもしれません。

まずはトイレと食事の確保
ようやく会場に滑り込み、まず真っ先に向かったのはトイレです。時間が経てば経つほどトイレは混雑し状態も悪くなっていきます。到着したら最初に済ませておくのが鉄則です。特に帰りのバスは休憩なしで長時間移動する可能性があるため、帰りのバス乗車前にも立ち寄っておくことをおすすめします。
ランタンを飛ばすのは20時以降とのことで、それまでの約1時間半を食事に充てることにしました。CADのチケットには食事代も含まれており、スタンダード・VIP・プレミアムとランク別に分かれた食事スペースが用意されています。

しかし、移動で遅れたことがここでも響きました。私が食事エリアに入ったときには、すでに片付けを始めているブースも多く、開いている場所には行列ができていました。結局、いくつかのお店をハシゴして並ぶことになりました。もっと早く到着できていれば、より多くの種類を楽しめたはずですが、あの移動地獄を考えれば、食事が口にできただけでもマシだったかもしれません。

20:00〜 自分の席へ、そしてぼっちの現実
20時を回ったところで、ランタンを飛ばす指定席へと向かいます。
メイン会場は広大な敷地に白いプラスチック椅子が整然と並べられており、その中央には黄金に輝く仏塔(パゴダ)が鎮座しています。夜空を突き刺すようなサーチライトが四方から放たれ、伝統行事でありながら現代的な演出も加わった、独特の緊張感と高揚感が漂っていました。

各座席には、あらかじめ2つのランタンがセットされていました。日本語サイトからチケットを手配したせいか、周囲は驚くほど日本人ばかり。女子グループやカップルが目立ち、ぼっちで参加しているのは(笑ってしまうほど)私だけという状況でしたが、ここまで過酷な道のりを越えてきた身としては、もはやそんなことは気になりません。
20:25 ランタン打ち上げ本番
20時を過ぎると、いよいよメインイベントである打ち上げの準備が始まりました。まずは場内アナウンスで、タイ語・英語・日本語など複数の言語で説明が行われました。
そして20時25分頃。会場の期待が最高潮に達し、ついに一斉リリースの合図がかかります。私の周りにいたグループが次々と手を離し、視界がオレンジ色の光で埋め尽くされていき、花火もあがり——あまりにも美しい光景に見とれてしまいました。

……正直に言います。これまでの道のりの疲れや、バス乗り場でのストレスが、この瞬間に一気に吹き飛ぶほどの圧倒的な絶景でした。

視界のすべてがオレンジ色の温かい光に包まれ、ゆっくりと、しかし確実に夜空へと吸い込まれていく光景は、写真や動画では到底伝えきれない迫力があります。
空が光で埋め尽くされ、自分のすぐ近くを熱を帯びたランタンが通り過ぎていく……。この没入感こそが、10,000人以上が集まるCAD会場を選ぶ最大のメリットだと言えるでしょう。

空を見上げれば言葉を失うほどの絶景。しかし足元を見れば、落下したランタンの火を消し止めるスタッフや、燃えたままのランタンが放置されているカオスな現実。
YouTubeで色んな人の動画で見ていた「ラプンツェルのような世界」の美しさと、現地でしか味わえない「剥き出しのリアル」。

落下してきたランタンを食らってる人もいました。コワイヨ(꒪⌑꒪.)!!!

しばらくは火元が順番待ちの状態でしたが、ある程度落ち着いてきたころ、私もそろそろ自分のランタンに火を灯そうと火元に近づきます。近くにいた人たちがぼっちの私が火をつけるのを手伝おうとしてくれましたが、その前に火がついて無事着火。
火のついたランタンを両手で持ち火元から少し離れて、じっとその時を待ちました。手に伝わる熱気と、空へ行こうとする強い浮力。
十分に温まったことを確認して手を放すと、私のランタンは他の数千の光の中に溶け込むように、真っ直ぐに夜空へと吸い込まれていきました。もし、ランタン飛ばし検定があれば、私は3級くらいはとれそうです(笑)。

ランタン内部の空気が十分に温まる前に手を離してしまうと、浮力が足りずに失速し地上へ落下してしまいます。実際、私の視界に入る範囲だけでも、何人ものランタンが上手く上がらずにそのまま落下し、会場のあちこちでボッと火が上がる光景を目にしました。
幻想的なイベントの裏側で、あちこちで「小規模な火事」が起きているような状況には、正直少し肝が冷えました。
着火のコツは、袋から出したランタンを洗濯物を干す前のように振って内部を空気で膨らませてから着火すること。ランタンの紙と着火剤の間に距離ができて安全に点火しやすくなります。袋から出してすぐ点火しようとすると、紙の部分に炎が燃え移ることがあるので注意。
21:15〜 帰りもカオスだった
結論から言うと、帰りの送迎車はどこにいるか全くわかりませんでした。
打ち上げ開始から約50分後の21:15頃、早めに会場を出ることにしました。大型バスが止まっている場所に向かうも「違う」と言われ、警備員に聞いても「わからない」と言われ、駐車場のスタッフらしき人に言われた場所に向かっても、それらしき場所はない。15〜20分歩き回って、ようやくソンテウがたくさん停まっている駐車場を見つけて、運転手に行き先を確認して乗ることができました。おそらく現地のスタッフたちもあまり把握していないのだと思います。

🚌 帰りの降車場所は「乗る前に選ぶ」方式
私が参加した2025年は、降車場所がMAYAモールとナイトバザールの2か所でした。会場でシャトルに乗り込む前に行き先を選ぶ方式なので、乗車前に必ず確認してください。黙って乗ると、まったく違う場所で降ろされる可能性があります。
記事執筆時点(2026年7月)で調べ直したところ、2026年は席種によって選べる降車場所が違うようです。
・スタンダード/VIP/プレミアム/ゴールド(CMECC集合)
→ MAYAモール / ナイトバザール(パンティップ交差点)/ CMECC の3か所
・プラチナ/エリート(MAYA集合)
→ MAYAモール / ナイトバザール(パンティップ交差点)の2か所
プラチナ・エリートだけCMECCが選べないのは、そもそも行きの集合場所がCMECCではないからだと思われます(推測ですが)。
年によって変わるので、最新の情報は予約先でご確認ください。ホテルに近いほうをあらかじめ決めておくと、疲れ切った帰りに迷わずに済みます。
この後、雨も降ってきましたので、早めに撤退して正解でした。行きは3時間かかったのに帰りは1時間10分ほどで、ホテルまで徒歩圏内の「ナイトバザール」に到着。ちなみに行きも帰りもチケット確認は行われなかったので「誰でも乗れるんじゃね?」っていう状況でしたが(笑)。

最後まで残ると送迎車の混雑はさらに激しくなると思われます。天候や体力と相談しながら、早めの撤退を検討するのがおすすめです。
正直な結論:楽に行きたいならプライベート送迎を検討した方がいい
今回の経験から感じたのは、「送迎付きプランでも、集合場所までの移動が大変」という現実です。問題はバス集合場所に「どうやってたどり着くか」でした。イベント当日の午後帯はチェンマイ市内のGrabが壊滅的に捕まらず、流しのタクシー・トゥクトゥクも捕まらず、捕まえたとしても強気な値段設定。ここに1〜2時間を溶かしました。
もし、ストレスなく快適に楽しみたいなら、ホテルからのドアツードア送迎付きのプライベートツアーがあれば検討する価値は十分あります。もしくは、前述の「旅行会社が独自に手配する送迎タイプ」も検討する価値があります。
CAD主催者の公式送迎とは別に、専用バスや現地スタッフが用意されているツアーです。値段は公式送迎付きプランより高くなりますが、この記事で書いたような乗り場のカオスを避けられる可能性が高いと思っています。特に以下の方には向いていると思います。
- 一人旅で不安が大きい方
- 体力的に長時間の炎天下の待機がきつい方
- 旅慣れていない方
- 移動トラブルで気持ちを消耗させたくない方
逆に言えば、「多少のカオスも含めて旅の醍醐味」と思える人なら、公式のバス送迎プランでもちゃんと楽しめます。私自身、苦労した移動も含めて、今では全部いい思い出になっています。
あのカオスをまた経験したいとは思いませんが ┐(´д`)┌
日本語で予約からサポートまで完結するVeLTRAなら、不安な人でも安心です。私が行ったのと同じCAD会場のプランもあります。
▶ コムローイ祭り(ロイヤルチェンマイゴルフクラブ)のツアーを見る(BUYMA TRAVEL)
正直、ちょっと後悔したこと(これから行く人は避けてください)
絶景には大満足でしたが、正直に振り返ると「ここはこうすればよかった」という後悔ポイントもいくつもありました。これから行く人が同じ轍を踏まないように、包み隠さず書いておきます。
- 出発が遅すぎた(これが全ての元凶):ホテルを出たのは13時で「遅くはない」と思っていましたが、結果的に会場到着まで約5時間半。送迎バスの集合時間より2時間ほど早く動くだけで、次の4つがまとめて解決できたはずです——①当日午後に激戦になるGrabを余裕をもって確保できる/②大混雑するバス乗り場を避けられる/③品切れ前に食事を楽しめる/④トイレが空いている。この記事で「早く動け」と何度も出てくるのは、裏を返せば私の後悔がそれだけ深いからです(笑)。
- Grab探しで1時間半をロス:配車アプリを甘く見ていました。当日午後のチェンマイは激戦で、ここで一気に時間と体力を削られました。
- バス乗り場のカオスに巻き込まれた:到着が遅れたぶん、乗り場は「先に乗ったもん勝ち」の大混乱。早く着いていれば、この修羅場は避けられました。
- 食事をほとんど楽しめなかった:会場に着いた頃には食事ブースが片付け始め。チケットに含まれるビュッフェを堪能できず、これはかなり心残りです。
- 上位席を取り逃した:予約が8月と遅く、スタンダードしか選べませんでした。花火をバックにした写真を撮りたいなら、もっと早く予約してVIP以上を狙うべきでした。
- 帰りの送迎場所がわからず彷徨った:案内が一切なく、15〜20分うろうろ。
——こうして並べると後悔だらけに見えますが、裏を返せばそのほとんどが「早く動く」だけで防げるものです。このあとのチェックリストと合わせて、ぜひ対策してください。
この体験はどんな人に向いているか
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 多少のカオスを楽しめる人 | スムーズさ・快適さを最優先したい人 |
| リアル体験を求める人 | 混雑・炎天下の待機が苦手な人 |
| 「ラプンツェルの光景」を肉眼で見たい人 | 体力的に不安がある人 |
| └ ※プライベート送迎を使えば体力的な負担は大幅に軽減できます | |
| ひとり旅で新しい体験をしたい人 | 事前計画どおりに動きたいタイプ |
| 多少の出費より「体験」を優先できる人 | 節約旅行の人(チケット+移動でかなりの出費) |
迷ったらこれだけ守ればOK
- ✅ 2時間早く動く
- ✅ Grabは使わない前提で移動手段を用意する(ホテルでの事前手配が一番確実)
- ✅ 「日本的な順番待ち」は通用しないと覚悟しておく
- ✅ 荷物は最小限にする
- ✅ トイレは到着後すぐ&帰りのバス前に済ませる
- ✅ 帰りは早めに出る(21時台)
- ✅ 帰りの乗車前に降車場所を確認する
- ✅ 予算に余裕があれば、旅行会社の独自送迎ツアーやプラチナ以上(MAYA集合)も検討する
知っておきたい:コムローイ祭りが抱える課題
コムローイ祭りは圧倒的な美しさを持つ一方で、いくつかの深刻な問題も抱えています。参加前に知っておきたい現実として、正直に書いておきます。
火災リスク
落下したランタンが火種となり、周辺の民家や乾燥した草むらへの延焼事故が毎年発生しています。地域住民からは反対意見も出ており、規制も年々厳しくなっています。チェンマイでも「どこでも自由に上げてよい」わけではなく、許可された区域・日時・申請以外での打ち上げは禁止です。実際に2025年のイーペン祭り期間中は、チェンマイ県が6郡39地区を「レッドゾーン(放出禁止区域)」に指定し、許可区域で上げる場合も事前申請が必要とされていました。違反した場合は最大5年の禁錮や20万バーツの罰金が科せられる可能性があります。さらに、複数の在タイ情報サイトによると、航空機の安全に危害を加えた場合は、2015年航空犯罪法に基づき最大15〜20年の禁錮もしくは無期懲役、60万〜80万バーツの罰金が科される可能性があるとされています(2025年時点)。つまり、私たち旅行者が安全に楽しむには、許可を得た有料会場のチケットを買って参加するのが基本ということです。
航空便への大きな影響
ランタンは高度数百メートルまで上昇するため、航空機の安全に直接影響を与えます。
チェンマイ国際空港(AOT)の発表によると、2025年のコムローイ祭り期間中(11月5〜6日)は、事前の安全確保のために合計161便(欠航65便・時間変更96便)のフライト調整が事前に実施されたようです。
祭り期間中は「19時までにすべての運航を終了する」という非常に厳しい措置が取られる傾向にあります。そのため、コムローイ祭りの時期にチェンマイ発着の夜間フライトを検討・予約している場合は、欠航や大幅な時間変更のリスクを必ず考慮に入れて計画を立ててください。
※便数や対応時間は2025年開催時の実績データです。年によって規制ルールや影響が出る便数は変わる可能性があるため、必ず最新の運航情報を確認してください。
環境問題
「紙と竹だから自然に還る」と思われがちですが、形状を保つために針金(ワイヤー)が使われているものもあります。針金は分解されずに残り、野生動物や家畜が誤飲して健康被害を与えることがあるとされています(近年は竹などのフレームに切り替える動きもあるようですが、実際にどの程度普及しているかは私も確認できていません)。また、数万個のランタンの燃えカスが森や川に散乱し、回収しきれないものが景観や生態系に影響を与えるという問題も指摘されています。実際に私も、会場内で落下したランタンの燃えカスが各所に散乱しているのを目にしました。
今後の縮小・中止リスク
これらの問題を受け、タイ政府や各自治体は年々規制を強化しています。放出できる区域・日時・数はどんどん限定される方向で、現地在住者の間では「今後さらに規制が強まる可能性は十分にある」という声もあるようです。コムローイ祭りが今と同じ規模・形で開催され続けるかどうかは、正直わかりません。だからこそ「いつか行こう」と思っているなら、早めに行くことを個人的にはおすすめしたいです。
美しいイベントであることは間違いありません。ただ、その裏側にこういった問題があることも知った上で参加する方が、より誠実な旅になると思っています。
よくある質問(FAQ)
Q. ひとりで参加しても浮きませんか?
大丈夫です。周囲はカップルや女子グループが多いですが、ランタン打ち上げの時間帯は会場が暗く、ひとりでいることはほとんど気になりません。ちなみに男子グループは見かけませんでした。みんなランタンのことで頭がいっぱいなので、他人のことは気にしていないと思います。たぶん(笑)
Q. チケットはどこで買えますか?
VeLTRA・GetYourGuide・Trip.com・Klook・KKday・JTBなど複数のサービスで取り扱いがあります。英語での予約が不安な方は、予約からサポートまで日本語で完結するVeLTRAが安心です。ただし、サイトごとに対応している会場(CAD・TTBなど)が異なるため、購入前に会場を必ず確認してください。CAD会場は毎年7〜9月頃には主要プランが売り切れ始めます。日程が決まったら即予約が鉄則です。
Q. 送迎に種類があるって本当ですか?
本当です。私も最近まで知らなかったのですが、CAD会場のチケットには、①CAD主催者の公式送迎をそのまま使うタイプと、②旅行会社が独自に手配する送迎タイプの2種類があるようです。①はこの記事で私が体験した公式送迎で、2026年はCMECCまたはMAYAショッピングモール集合とされています。価格は比較的抑えめですが、乗り場が混雑するリスクがあります。②はVeLTRAなどが手配する専用バスで、値段は上がりますが混雑を避けられる可能性が高いです。予約前に「集合場所」の記載を確認すれば、どちらのタイプか判別できます。詳しくは本文の【送迎について・追記】もあわせてご覧ください。
Q. 服装は何色でもいいですか?
例年は露出の少ない清潔感のある服装が推奨されています。2025年はシリキット王太后崩御に伴う服喪期間中だったため、CAD主催者から白い服の着用が呼びかけられるという特別な状況でした。火を扱うイベントのため、燃えやすい素材や過度に露出した服装は毎年避けた方が無難です。
Q. 会場でアルコールは飲めますか?
CAD会場ではアルコール飲料の持ち込み・販売は禁止されているようです。仏教儀式としての側面を持つイベントのため、基本的に禁酒・禁煙とされています。実際、チケットに含まれる食事・飲み物もノンアルコールでした。
Q. 何時頃会場を出るのがベストですか?
ランタン打ち上げが20時15分頃スタートし、21時前後には一段落します。帰りの送迎車の混雑を避けるには、21時〜21時30分頃に早めに動き出すのがおすすめです。最後まで残ると送迎車の行列と渋滞が重なる可能性があります。
Q. ランタンがうまく飛ばせるか不安です
コツは「袋から出したランタンを一度大きく振って内部を空気で膨らませてから着火すること」です。空気を入れてから火をつけると、紙と着火剤の間に距離ができて安全に点火できます。袋から出してすぐ点火しようとすると、紙に炎が燃え移る危険があるので注意してください。十分に温まってから手を離せば、ランタンは自然に上がっていきます。
Q. 子連れでも参加できますか?
CAD会場では0〜7歳のお子様は無料で入場できるようです(大人の同伴が必要)。ただし、お子様用の座席は用意されていないようで、保護者の膝の上に座る形になるようです。また、会場の通路は凹凸があるため、ベビーカーの使用は難しい場面があります。火を扱うイベントの性質上、小さいお子様連れの場合はプライベート送迎付きのプランや、比較的運営が落ち着いているTTB会場を検討するのもよいかもしれません。
Q. 雨が降ったらどうなりますか?
11月のチェンマイは雨季が明けた時期ですが、夜に突然雨が降ることがあります(私自身、帰りの車内で大雨に遭遇しました)。雨天でもイベント自体は基本的に開催されるようですが、折り畳み傘やレインコートは持参しておくと安心です。
Q. 英語ができないと参加は難しいですか?
英語が話せなくても大丈夫でした。私自身、英語はかなり苦手ですが問題なく楽しめました。会場のアナウンスはタイ語・英語・日本語など複数の言語で行われ、ランタンの飛ばし方の説明も理解できました。日本語サイトからチケットを取れば予約も日本語で完結します。不安なら、予約からサポートまで日本語で完結するVeLTRAや、日本語ガイド付きのJTBなどを選ぶとさらに安心です。ただし、当日ホテルからバス乗り場までのタクシー・トゥクトゥク交渉では多少のやり取りが発生する場合もあるので、翻訳アプリを入れておくとスムーズです。
Q. 会場でスマホの電波は使えますか?
私はahamo(そのまま海外で使える設定)で参加しましたが、会場でも問題なく使えました。ただし当日は大勢が集まるので、時間帯によっては混み合う可能性もあります。通信手段をまだ決めていない方は、こちらの記事も参考にどうぞ。
▶ 海外旅行の通信手段5つを比較|格安SIMユーザーが損しない選び方
Q. 食事は食べ放題ですか?
CADのチケットには食事が含まれており、ビュッフェ・屋台形式で北タイ料理などをいただけます(席種ごとにフードゾーンが分かれています)。ただし、人気メニューは早い時間に品切れになりがちで、私のように到着が遅れると片付けが始まっていることも。飲み物はノンアルコールが提供されます。
Q. 三脚は使えますか?
私は三脚を使わず、周りでも使っている人は見かけませんでした。会場は人が密集していて足元も暗いため、大きな三脚を広げるのは現実的に難しそうです。手持ちやミニ三脚のほうが取り回しやすいと思います。(記事執筆時点で公式サイトを確認したところ、「通路をふさがない・他の来場者の迷惑にならない範囲」であれば三脚の使用自体は認められているようです。使う場合は周囲への配慮を忘れずに。)
Q. ドローンは飛ばせますか?
飛ばせません。公式サイトのFAQに、安全上の理由と公式撮影・ランタンの飛行経路への干渉を避けるため、ドローンは禁止と明記されています。CAD会場ではアルコールやたばこ、花火などの爆発物、ナイフ等と並んで「ドローンなどの浮遊物」の持ち込みが禁止されています。そもそも祭り期間中は航空機の飛行制限がかかるほど上空の安全が重視されるイベントなので、ドローン撮影は諦めましょう。
Q. 自分で買ったランタンを持ち込んで飛ばせますか?
できません。公式サイトのFAQによると、安全確保と一斉打ち上げのタイミングを揃えるため、主催者が用意したランタンを使うことが求められています。チケットには1人2つのランタン(座席にセット済み)と灯籠1つが含まれているので、自分で買っていく必要はありません。
Q. 入場時に荷物検査はありますか?
簡単な手荷物チェックがあったような記憶がありますが、正直はっきりとは覚えていません(そこまで厳重ではなかった印象です)。上記のとおり持ち込み禁止物があるので、危険物・アルコール・自前のランタンなどは持ち込まないようにしましょう。荷物は最小限にしておくと、混雑の中でもスムーズです。
Q. 現金は必要ですか?
会場内では現金を使いませんでした。会場までの往復送迎も食事もチケットに含まれているので、会場の中ではお金を使う場面はほぼありません。
ただし注意したいのがホテル〜バス乗り場までの移動です。Grabが捕まらずタクシーやトゥクトゥクを交渉する展開になると、支払いは現金(バーツ)が基本。交渉用にバーツを少し多めに用意しておくと安心です。
Q. スタンダード・VIP・プレミアム・ゴールド・プラチナ・エリート、結局どれがおすすめですか?
予算に余裕があるならプラチナかエリートがおすすめです。集合場所がMAYAショッピングモールになり、CMECC集合組(スタンダード〜ゴールド)とは別ルートになるため、この記事で書いたような乗り場の混雑を避けられる可能性が高いと考えられます。座席も高台の特設席で眺めも良いです。
予算重視ならスタンダードでも十分絶景は楽しめます(私自身がそうでした)。ただしエアコンなしの送迎・地上席・乗り場の混雑リスクは覚悟しておいてください。中間のVIP・プレミアム・ゴールドは、エアコン付き送迎で快適さを確保しつつ予算を抑えたい人向けです。詳しくは本文の「チケットの種類と席の違い」もご覧ください。
Q. 送迎バスに乗り遅れたらどうなりますか?
公式サイトのFAQによると、送迎に乗り遅れたり自力で会場まで行った場合でも、会場のチェックイン時にスタッフへ相談すれば「トランスファーサービス用のリストバンド」をもらい、帰りだけ公式送迎を利用できるようです。行きは何とか自力でたどり着けても、帰りの送迎を自力で探すのはかなり難しいと思うので、当日焦ってGrabやタクシーを探す前に、まずは会場のスタッフに相談してみる価値がありそうです(行きの送迎については案内が見当たらなかったので、帰りのみの救済措置と思われます)。
ちなみに私の場合、行きも帰りもリストバンドをチェックする係員のような人は見当たらなかったので「誰でも乗れるのでは?」と思ってしまいましたが、念のためリストバンドはつけておいた方が安心だと思います。
Q. 会場でスマホの充電はできますか?
公式サイトのFAQに、会場内に充電エリアが設置されている旨が記載されていました。受付エリアや食事エリアなど人の出入りが多い場所に、コンセントやUSBポートが並んだ充電スポットが用意されているようです。とはいえ長時間イベントで混雑も予想されるので、モバイルバッテリーは持参しておくと安心です(この記事でも「持って行ったほうがいいもの」として紹介しています)。
Q. コムローイ祭りは何歳くらいまで参加できますか?
公式サイトに参加の上限年齢は見当たりませんでした(0〜7歳の無料入場については前述のとおりです)。ただ、集合場所での長時間の屋外待機・炎天下の行列・約3時間のバス移動・会場内の徒歩移動など、体力的な負担はかなり大きいイベントです。ご高齢の方や体力に不安がある方は、地上席で待機時間も長くなりがちなスタンダード〜プレミアムより、エアコン付き送迎で座席も確保しやすいVIP以上、できればプラチナ・エリート(MAYA集合で混雑が少なそう)を検討するか、独自送迎のプライベートツアーを利用するほうが安心かもしれません。
これから行く人へ
この記事を読んで「大変そうだな……」と思った方もいるかもしれません。でも移動のカオスのほぼすべては、私の出発が遅かったことが原因でした。
そして、その移動で心折れなければ——夜空を埋め尽くすオレンジ色の光は、間違いなく「来てよかった」と思わせてくれます。私はひとりで参加しましたが、あのランタンの海を見た瞬間の感動は忘れられません。それくらいの絶景でした。
「世界には、まだ私の知らない、こんなにすごい景色があるんだ」と震えるほど感動したのを覚えています。
迷っているなら、ぜひ一歩を踏み出してみてください。あの感動は、間違いなくあなたの一生モノの記憶になります。
ちなみに、私は今回ベトナム・ダナンから空路でチェンマイ入りしました。ダナン最終日の様子はこちらの記事に書いています。
▶ ダナン最終日|絶品バインミーと空港ラウンジを満喫してチェンマイへ移動
東南アジア周遊の参考に、こちらの記事もどうぞ。
▶ シンガポール・マレーシア・香港を7泊8日で周遊してみた|費用9.3万円・ルート・国境越え完全ガイド
▶ クアラルンプール観光完全ガイド|2泊3日モデルコースとおすすめスポットを実体験で解説
▶ 香港旅行初心者ガイド|オクトパスカード・移動・エリア情報・おすすめグルメを徹底解説
チェンマイへの航空券やホテルも早めに押さえておくのがおすすめです。私は航空券を取るのが少し遅かったので少し高めの航空券になってしまいました。
まとめ:「地獄の移動」を越えても、行く価値はあるか
CAD会場のコムローイ祭りは、確かに圧倒的な景色が見られるイベントです。ただその一方で、私の場合はGrabが捕まらない・集合場所が混乱している・移動に時間と体力を使う、といった現実もありました。「綺麗だから行きたい」だけでなく、この状況に対応できるかどうかも含めて判断するのがおすすめです。

私個人の感想としては——一度は経験して正解でした。あの光の海を見た瞬間、それまでの移動の疲れが全部吹き飛びました。ただし、二度目に行くなら間違いなく早い時間に動きます。それだけは断言できます。
注:サイトごとに取り扱い会場が異なります。CADやTTBなど、どの会場のプランかは各リンク先にて詳細をお調べください。この記事で紹介した会場はCADです。TTBの会場や送迎は快適との情報が多いので快適環境を優先する方はTTBを検討してもいいかもしれません。
▶ チェンマイ ランタン祭りのツアーを探す(GetYourGuide)
▶ チェンマイ ランタン祭りのアクティビティを探す(Trip.com)


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