※本記事は「東南アジア周遊ひとり旅」シリーズの一部です。前回の記事シンガポール→マラッカをバスで国境越え|所要時間・注意点・快適すぎた移動を徹底レポでは、移動の記録をまとめています。
マラッカを離れる朝——最後の一口まで、この街を味わいたくて
チェックアウトまでの時間も惜しみ、朝9時に配車アプリGrab(グラブ/東南アジア版Uberのようなアプリ)で市街地へ向かいました。最後の一刻まで、この街の味を堪能するためです。
ジョンカーストリートで食べ歩き!絶品エッグタルト
昨夜、通りがかりに見つけて気になっていた「Kuih Nyonya 娘惹糕(クエ・ニョニャ)」へ。焼きたての香りに誘われ、エッグタルトを購入しました。


パイ生地が何層にも重なり、持っただけで崩れそうなほど繊細。歩きながら頬張ると、外はサクサク、中はとろけるようなカスタードの甘みが口いっぱいに広がります。これぞ旅の醍醐味です。
「Jonker 88(ジョンカー・エイティエイト)」で味わう至福のBaba Laksa(ババラクサ)とCendol(チェンドル)
9:30、目的地である有名店「Jonker 88(ジョンカー・エイティエイト)」に到着。朝から多くの人で賑わう店内で、看板メニューの2品を注文しました。

Baba Laksa(ババラクサ)
ひと口スープをすくった瞬間、ふわっとスパイスの香りが立ち上がります。ベースはたっぷりのココナッツミルクにカレーを溶かし込んだ、コクのある濃厚なスープ。厚揚げ、エビ、ゆで卵などの具材が入っていて、食べ応えも十分です。

辛すぎず、でもしっかりとスパイスが効いていて、深みのある味わい。ハマる人にはとことんハマるやつです。
Cendol(チェンドル)
火照った体に染み渡るのが、このかき氷。マレーシア特産の椰子糖(グラ・ムラカ / Gula Melaka)の濃厚な蜜と、緑色のパンダンゼリーが織りなすハーモニーは格別です。

緑色のゼリーは見た目が苦手な人もいそうです(笑)。でも食べると、ほんのり草の香りとプルプル食感が意外なほど心地よい。
注文のコツ:2品同時に注文すると、ほぼ同時にテーブルに運ばれてきます。デザートは食後に食べたい派の人は、Cendolだけ後から別注文がおすすめ。Baba Laksaを食べている間に、Cendolがどんどん溶けていきますので。

支払いはクレジットカードで可能でした。2品で19MYR(713円)。コスパ最高です。
食後は、まだ静かな朝のマラッカの街並みを散策しながら、名残惜しくもホテルへ戻りチェックアウトを済ませました。

マラッカ滞在中に現地ツアーを活用したい方は、日本語で予約できて料金比較もしやすいTrip.com(マラッカのツアー・観光)や、KKday(マラッカのツアー)で探してみるのもおすすめです。
マラッカからクアラルンプールへの行き方——バスで約2時間の旅
マラッカの交通の要所、マラッカ・セントラル(Melaka Sentral)からいよいよクアラルンプールへ。

驚くほど近代的!マレーシアの高速バス
チケット代は16.40 MYR(約610円)。驚くほど格安ですが、バスのクオリティは期待を遥かに超えていました。
車内は非常に近代的で、シートもゆったり。窓の外に広がる景色を眺めながら、約2時間の移動も快適でした。マラッカ〜クアラルンプール間は約123kmで、渋滞がなければ1時間45分ほどで着くこともあるようです。

予定変更も旅のスパイス
実はマラッカのターミナルに予定より早く到着したため、一本早いバスに変更できないか交渉してみました。結果は「不可」とのこと。
しかし、ここで諦めないのが一人旅。新たに16 MYR(約600円)で買い直すことにしました。「KLでの滞在時間が増えるなら、この金額は安いもの」と前向きに捉え、一足早くクアラルンプールへ向かいます。
旅のヒント:マラッカ・セントラルでのチケット変更は柔軟に対応してもらえないこともあります。時間に余裕がある場合は、その場で買い直す判断も「時間を買う」という意味でアリです。マラッカからクアラルンプール行きのバスは本数が非常に多く、平日であれば当日購入でも席に余裕があることがほとんど。私は前日にネット購入しましたが、正直当日でも全然大丈夫でした。
巨大ターミナル「TBS(Terminal Bersepadu Selatan)」へ到着
バスは順調に走り、クアラルンプールの巨大バスターミナル「TBS(Terminal Bersepadu Selatan / ターミナル・ブルスパドゥ・スラタン)」に到着。

TBSはKLの主要駅であるKL Sentralとは別の場所で、市内中心部から少し離れています。到着後はLRT(高架鉄道)やKTM(国鉄)などの電車での移動が必要になります。ターミナルに隣接する駅から乗れるので、迷わず電車乗り場を目指しましょう。
TBSからクアラルンプール市内へ!交通カードをめぐる攻防戦
TBSは、まるで空港のような巨大で近代的なバスターミナルです。バスターミナルに入ってすぐ右側に進めば駅方面に行けたのですが、私はわからずにまっすぐ進んでしまい、5分ほど迷子になりました。
迷ったときは駅の窓口でGoogleマップの目的地を見せて「どの電車?」と聞くのが確実だと思います。
最初の関門:Touch ‘n Go(タッチアンドゴー)カードが「売り切れ」?
KLでの移動をスムーズにするため、まずは駅の窓口でマレーシア版Suicaともいえる交通系ICカード「Touch ‘n Go(タッチアンドゴー)カード」を購入しようとしました。
しかし、返ってきた言葉はまさかの「売り切れ(Sold out)」。主要なターミナルでも在庫がないことがあるという、海外旅行ならではの洗礼を受けました。仕方なくその場は現金で一回券(コイン型のトークン)を購入し、宿泊先がある中心部のMasjid Jamek(マスジッド・ジャメ)駅を目指します。
Masjid Jamek(マスジッド・ジャメ)駅でリベンジ成功!
無事にMasjid Jamek駅に到着し、駅の窓口で再チャレンジ。今度は無事にTouch ‘n Go(タッチアンドゴー)カードを購入できました!

RapidKLが販売しているもので、私が2025年10月に手に入れた際には青いデザインに「myrapid」の文字が入っていました。
Touch ‘n Go(タッチアンドゴー)カードとは?
LRT(高架鉄道)・MRT・モノレールといった電車はもちろん、バスや一部のコンビニなどでも使えるプリペイド式ICカード。毎回券売機でトークンを買う手間が省けるだけでなく、運賃がトークンより割安になるのも嬉しいポイントです。カード代込みで15MYR程度で購入できます。TBSなど大型ターミナルで「売り切れ」と言われた場合は、市内の主要駅(Masjid JamekやKL Sentralなど)に行けば在庫があることが多いので、諦めずに確認してみてください。
歴史とモダンが交差する街を歩いてホテルへ
駅を出ると、クアラルンプールの象徴的な風景が目に飛び込んできます。歴史を感じさせるMasjid Jamekの周辺を歩きながら、ふと見上げると遠くには「ムルデカ118(Merdeka 118)」がそびえ立っています。

高さ678.9m・地上118階建て。ドバイのブルジュ・ハリファに次ぐ世界第2位、東南アジアでは最も高いビルです。かつてクアラルンプールの象徴だったペトロナスツインタワー(452m)をはるかに凌ぐ、まさに空を突き刺すような存在感。
古い街並みと、そんな最新鋭のビルが平然と共存している景色は、まさに今のクアラルンプールを象徴しているかのよう。重い荷物を持ちながらも、これから始まるKL滞在への期待に胸を膨らませてホテルへと向かいました。
クアラルンプール観光の詳細は、クアラルンプール観光完全ガイド|2泊3日モデルコースとおすすめスポットを実体験で解説にまとめています。
KLのホテルは、Agoda(クアラルンプールのホテル)で探してみてください。エリアや予算で絞り込みやすく、直前予約にも対応しているので初心者にも使いやすいです。
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