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海外旅行の通信手段5つを比較|格安SIMユーザーが損しない選び方

海外旅行の通信手段 旅行準備

海外旅行の準備を進める中で、「現地でのインターネット環境」をどう確保するかは、今の時代、最大のチェックポイントです。普段、格安SIMを使っている方ならなおさら、「海外に行ったらスマホってどうなっちゃうの?」と不安に思うのではないでしょうか。

実を言うと、私は最近そうした通信周りのストレスを全く感じていません。エジプト旅行でも、ネット環境についての悩みはほぼゼロでした。というのも、私はもともと日本でahamoを契約していたため、海外に到着してからも「いつも通りスマホを開くだけ」でそのまま繋がったからです。

ただ、ahamoに変える前は違いました。当時は格安SIMを使っていたので、海外旅行のたびに現地でSIMを購入するか、出発前にネットで注文して自宅に送ってもらうかのどちらかでした。現地SIMは安くて助かるのですが、到着してすぐに使えないもどかしさや、SIMの入れ替えや初期設定などが面倒くさいと思うことが何度かありました。

海外では、空港に着いた瞬間から通信できるかどうかで安心感がかなり変わります。配車アプリ・地図・ホテル連絡など、到着直後こそスマホを一番使う場面が多いからです。

だから「普段から格安SIMを使っている人が海外旅行前に通信手段を悩む」という状況は、他人事ではありません。海外旅行のためだけに普段の契約を変えるのも面倒ですし、どの手段が自分に合っているのかもよくわからない方も多いと思います。

この記事では、海外旅行で使える通信手段を5つ比較して、「自分に合った選び方」を整理しました。実体験はahamo部分のみで、他は調査ベースの情報になりますが、できるだけ判断しやすいようにまとめました。

なお、旅行自体は少し前ですが、料金・対応国・データ容量まわりの数字は、記事執筆時点(2026年7月)にできるだけ最新の情報を調べ直して反映しています。とはいえ各社のサービス内容は変わりやすいので、最終的な申し込み前には各公式サイトでの確認をおすすめします。

海外旅行で使える通信手段は5つある

まず選択肢を整理しておきます。大きく分けると以下の5つになります。

手段概要こんな人向け
ahamoドコモ系。海外91カ国でそのまま使える(2026年7月時点)ahamo契約中の人・長期旅行者
楽天モバイル月2GBまで海外ローミング無料楽天モバイル契約中・短期旅行者
海外eSIM渡航先専用のデータプランをスマホにダウンロードして使う手軽さ重視・格安SIMユーザー
レンタルWiFiポケット型ルーターを借りる複数人旅行・大容量使いたい人
現地SIM現地でSIMを購入して入れ替えるとにかく通信費を抑えたい人・長期滞在者

それぞれの特徴とメリット・デメリットを見ていきます。

① ahamo(ドコモ系)

ahamoは月額2,970円(税込)で国内30GBが使えるプランですが、海外91カ国・地域でも追加料金なしでそのまま使えるのが大きな特徴です(2026年7月時点。
最新情報は公式サイトでご確認ください)。海外では月間データ容量の残りを消費する形になります(上限30GB)。

ここで、地味に混乱しやすいポイントを先に整理しておきます。ahamoの海外利用には速度制限が2種類あります。
ひとつは、月間30GBを使い切ったときの制限(最大1Mbps)。
もうひとつが、このあと詳しく説明する「海外で最初にデータ通信を使ってから15日経過」でかかる制限(最大128kbps)です。128kbpsのほうがかなり厳しい速度なので、長期旅行では特にこの15日制限を意識しておきたいところです。「30GBを使い切ってないのに急に遅くなった」というときは、この15日制限に引っかかっている可能性が高いです。

15日以内の旅行なら問題ありませんが、1ヶ月規模の長期旅行では途中から速度が落ちる可能性があるため、事前に確認しておきましょう。15日を超える長期旅行の場合は、速度制限に入ったタイミングで海外eSIMを追加で契約するという方法もあります。

私がエジプト旅行で実際に使った感想としては、設定も何もせず空港に降り立ったらすぐ繋がりました。15日間、カイロ・ルクソール・アスワン・ギザを移動し続けましたが、通信で困ったことは一度もありませんでした。Googleマップ・Uberなどの配車アプリ・ホテルの予約確認など、スマホを頻繁に使い続けて、追加料金はゼロ。これは本当にありがたかったです。
旅先で役立ったアプリについては→エジプト旅行で使ってよかったアプリまとめ

また、ahamoは海外でも日本の電話番号でSMSを受信できるのが地味に重要です。SMSの受信自体は無料なので、クレジットカードが不正検知でロックされたとき、本人確認のSMSがそのまま届いて即座に復旧できた経験があります(→海外でのカードトラブル対処法はこちら)。
ちなみに海外からのSMS送信は1通100円かかるので、送るときだけ注意です。

ただし、普段から格安SIMを使っている人がahamoに乗り換えるのは、月額コストが変わるので簡単ではありません。「海外旅行のためだけにahamoに変える」というのは、コスト面で合わない場合もあるでしょう。

→ ahamoを公式で確認する(海外でもそのまま使える)

② 楽天モバイル

※以下、楽天モバイル・eSIM・レンタルWiFiの各セクションは調査ベースの情報です。実際のサービス内容は変更される場合があるため、詳細は各公式サイトでご確認ください。

楽天モバイルは、月額料金のなかに海外ローミングが含まれており、追加申し込みなしで海外でもそのまま使えます。

海外では月2GBまで高速通信が無料で使えますが、2GBを超えると最大128kbpsに速度制限がかかります。追加チャージは1GBあたり500円です。

対応国は107の国と地域(2026年4月時点。変動する場合があるため最新情報は公式サイトでご確認ください)。東アジア・東南アジア・欧米など主要な旅行先はおおむねカバーされているようです。マップやSNSを中心に使う3〜4泊程度の短期旅行なら、2GBの無料枠内で収まる可能性が高いです。

ここで、短期旅行の人に効いてくる小ワザをひとつ。楽天モバイルの海外ローミングで使ったデータは、国内で使ったデータと合算されて請求対象のデータ量として扱われます(海外分だけ別枠で無料、というわけではありません)。
裏を返すと、国内外の利用量の合計が3GBに収まれば、月1,078円(税込・3GBまで)の範囲でまるっと収まる計算になります。「そんなにデータを使わない」タイプの人にとっては、これがかなりお得に働くようです。

また、2026年4月からは機内ローミングにも対応が始まったようで、AeroMobile対応のネットワークを導入している航空会社の一部路線では、フライト中からデータ通信やSMSが使えるようになったとされています。ただし対応している路線は限られるため、期待しすぎず「使えたらラッキー」くらいに考えておくのがよさそうです(詳細は公式でご確認を)。

ただし、1週間以上の旅行や動画を頻繁に使う場合は、2GBでは足りなくなる可能性が高いです。また、通話はRakuten Linkアプリ経由での利用が前提となるなど、使い方によっては注意が必要なポイントもあります。

なお、楽天モバイルの使用体験は私自身にはないため、詳細は公式サイトで確認することをおすすめします。

→ 楽天モバイルの詳細を確認してみる

③ 海外eSIM

海外eSIMは、物理的なSIMカードを入れ替えることなく、スマホにデータプランを追加できるサービスです。出発前にアプリでプランを購入し、QRコードを読み込むだけで設定が完了します。

普段格安SIMを使っていて、「今の契約はそのままにしておきたいけど、海外用に通信環境だけ追加したい」という人に向いている選択肢です。海外旅行のためだけにキャリアを変えるのは面倒、でもちゃんと繋がる環境は欲しい、というときに一番現実的な選択肢になると思います。

代表的なサービスとしてはAiraloやNomadがあります。Airaloは世界200以上の国と地域に対応しており、国・地域ごとに必要なデータ量のプランを選べます。Nomadはアジア圏のプランが安めとされており、東南アジア周遊との相性がいいとされています。

「eSIMって結局いくらなの?」というのが一番気になるところだと思います。料金の目安としては、1か国だけで使うローカルプランで、1GB・7日が700円前後から、5GBで2,000円前後、10GBで3,600円前後というのが一つの相場のようです(渡航先やキャンペーンによって変動します。記事執筆時点=2026年7月に確認した目安です)。1週間程度の旅行なら5〜10GBあたりを選んでおけば安心とされていて、レンタルWiFiを1週間借りるより安く収まるケースも多いようです。初回はクーポンコードで安くなることもあるようです。

注意点としては、eSIMに対応したスマホが必要な点です。事前に端末の対応確認が必要になります。また、ahamoを使いながらeSIMを追加する「デュアルSIM運用」も可能で、長期旅行でahamoが15日制限に入ったときの補完手段としても使えます。デュアルSIM対応のスマホであれば、普段使いの格安SIMでSMSを受信しながら、データ通信だけeSIMで賄う使い方もできます(格安SIMによって海外でのSMS受信可否は異なるため、事前に確認を)。

💡 eSIM対応端末の確認方法
ざっくりの目安として、iPhoneはXS / XR以降が基本的にeSIM対応です。より確実に確認したいときは、iPhoneなら「設定→一般→情報」の下の方に「EID」(15〜16桁ほどの番号)が表示されていればeSIM対応のサイン。Androidも「設定→デバイス情報(端末情報)」あたりでEIDやSIMステータスから確認できることがあります。表示が見当たらない場合や不安なときは、「機種名 + eSIM」で検索して対応可否をチェックしておくと安心です。

→ eSIMのプランと料金をチェックしてみる(Airalo)

Nomad SIMでeSIMをチェックする

④ レンタルWiFi

レンタルWiFiは、ポケット型のWiFiルーターを借りて持ち歩くスタイルです。1台のルーターに複数人が接続できるため、家族旅行や友人との旅行には向いています。

グローバルWiFiは空港での受け取り・返却ができ、準備のしやすさが特徴のひとつとされています。

デメリットとしては、ルーター本体を充電し続ける必要があること、荷物がひとつ増えること、返却を忘れると延滞料金が発生することなどが挙げられます。特にひとり旅の場合は、常にルーターを管理する手間が自分一人にかかるため、スマホ1台で完結するeSIMやローミングの方がシンプルなことが多いです。

→ 料金と受け取り方法を確認する(グローバルWiFi)

⑤ 現地SIM

現地の空港や街中でSIMカードを購入して、スマホに差し込んで使う方法です。料金を安く抑えられることもありますが、現地での購入・設定に手間がかかること、国によっては入手が難しいケースもあることなど、ハードルはやや高めです。

SIMロックについては、2021年10月1日以降に発売されたスマホは原則SIMフリーになっているため、以前ほど気にする場面は少なくなっています。ただし、ドコモ・au・ソフトバンクで数年前に購入してそのまま使っているスマホの場合は、念のためSIMロック解除が済んでいるか確認しておくと安心です。

また、現地SIMに差し替えると日本番号のSMSが受け取れなくなる場合があります。銀行やクレジットカードの認証SMSが届かないと困るケースもあるため、事前に確認しておきたいところです。

通信費を極限まで抑えたい人や、長期滞在者には向いている選択肢だと思われますが、他と比べると初めての一人旅には少しハードルが高いかもしれません。

5つの手段を比較表で整理する

ここまでの内容を一覧にまとめました。

手段料金目安手軽さ対応国複数人利用長期旅行結論
ahamo月2,970円(国内と同額)◎ 設定不要91カ国※△ 1台のみ◎ 30GBまで/15日制限あり※準備の楽さNo.1
楽天モバイル月1,078円〜(海外2GBまで無料)◎ 設定のみ107の国と地域※△ 1台のみ△ 2GB超過で有料短期旅行ならあり
海外eSIM1GB700円前後〜(プランによる)※○ 事前購入・QR設定200カ国以上※△ 1台のみ○ プランによる格安SIMユーザー向け
レンタルWiFi1日数百円〜△ 受取・返却が必要100カ国以上※◎ 複数人で使える○ 長期プランあり複数人旅行向け
現地SIM数百円〜(現地価格)✕ 現地購入・設定が必要渡航先のみ◎ 最安値になりやすい節約特化

※調査ベースの情報です。サービスや渡航先によって異なる場合があるため、各サービスの公式サイトで確認することをおすすめします。ahamoは2026年7月時点・15日制限あり。楽天モバイルは2026年4月時点。eSIM・レンタルWiFiの料金は記事執筆時点(2026年7月)の目安です。

海外では何GBあれば足りる?データ容量の目安

eSIMや現地SIMを選ぶとき、いちばん迷うのが「何GBのプランを買えばいいの?」という点だと思います。使い方によって必要な容量は大きく変わりますが、一般的な目安は以下のとおりとされています。

主な使い方1日あたりの目安1週間の旅行なら
地図・検索・調べ物が中心約200〜500MB1〜3GBほど
SNS・LINE・写真投稿も使う約500MB〜1GB3〜7GBほど
動画視聴やビデオ通話もする1GB以上10GB以上

あくまで一般的な目安ですが、初めての海外ひとり旅で「地図・配車アプリ・SNSくらい」という使い方なら、1週間で5GBほど見ておけばだいたい足りることが多いようです。動画をよく見る人や、テザリングでパソコンも繋ぎたい人は、10GB以上か無制限系を選んでおくと安心です。ホテルや空港ではなるべくWi-Fiに繋いでおくと、データ消費をかなり節約できます。

状況別:どの手段を選べばいい?

ざっくり結論
・すでにahamoや楽天モバイル → そのまま使うのが最も楽
・格安SIMユーザー → eSIMが一番現実的
・複数人旅行 → レンタルWiFi向き
・節約重視 → 現地SIM

比較表だけ見ても決めにくい人のために、状況別にまとめました。

3〜5日の短期旅行

楽天モバイルユーザーなら、2GBの無料枠で足りる可能性が高いです。動画を見なければ、マップやSNS程度なら3〜4泊は十分とされています。それ以外の格安SIMユーザーなら、eSIMが手軽でコスパがいい選択肢になりやすいです。短期なら1〜5GBの小容量プランで足りることが多いようです。

1週間以上の長期旅行

ahamoなら追加料金なしで30GBまで使えるため、長期旅行との相性がいいです。楽天モバイルは2GBを超えると追加料金が発生するため、長期になるほどコストが読みにくくなります。eSIMも長期プランがあるサービスは使いやすいとされています。ahamoで15日を超える場合は、速度制限後にeSIMを追加するデュアルSIM運用という手もあります。

ahamoの15日制限について
海外でデータ通信を利用した日を起算日として、15日経過後の日本時間午前0:00以降、通信速度が送受信最大128kbpsに制限されます。この制限は「利用した日数」ではなく、「海外で最初に電波を掴んでからの経過日数」でカウントされます。つまり、現地についた日から時計が動き続けるイメージです。この速度制限はデータ容量を追加購入しても解除されません。解除するには日本に帰国してデータ通信を行う必要があります。なお、これとは別に「月間30GBを使い切ったとき」の制限(最大1Mbps)もありますが、128kbpsのほうが体感でかなり厳しいです。15日以内の旅行なら基本は問題ありませんが、それ以上の長期旅行では注意が必要です。

複数人での旅行

レンタルWiFiが最も向いています。1台のルーターで全員が接続できるため、人数が多いほどコスパが良くなります。ただし充電管理と返却の手間は全員に影響するため、誰が管理するか決めておくといいでしょう。

通信費を極限まで抑えたい

現地SIMが最安値になりやすいとされています。ただし、現地でのやりとりが発生し、日本番号のSMS認証が使えなくなる場合もあります。初めての一人旅には少しハードルが高いかもしれません。

私がahamoをそのまま使った話

冒頭でも書きましたが、私はエジプト旅行でahamoをそのまま使いました。

出発前に特別な設定は必要ありません。カイロの空港に降り立ったら、普通にスマホが繋がります。以来15日間、ルクソール・アスワン・ギザ・カイロと移動し続けましたが、通信で困ったことはありませんでした。

Googleマップは毎日使いましたし、Uberも頻繁に使いました。ホテルのチェックイン確認や、旅程の確認もすべてスマホ経由でした。帰国後の請求を確認したら、海外利用の追加料金はゼロでした。

「設定不要・追加料金なし・15日間問題なし」というのが正直な感想です。ちなみにエジプトは15日ちょうどだったので、あと数日長かったら例の15日制限にぶつかっていたはず。そう考えると、ギリギリの旅程だったなと今さら思います。

ただし、これは最初からahamoユーザーだったから話が早かっただけで、普段から格安SIMなどを使っている人が海外旅行のためだけにahamoへ乗り換えるのは、月額コストが変わるので判断が必要になります。その場合は、eSIMやレンタルWiFiの方が現実的な選択肢になることもあります。

エジプト旅行の全体的な記録はこちら→エジプトひとり旅15日間の全記録|不安だった私が、行ってよかったと思うまで

→ ahamoを公式で確認する(海外でもそのまま使える)

各サービスの注意点まとめ

選ぶ前に知っておきたい注意点を整理しました。

手段注意点
ahamo海外では国内データ容量を消費。上限30GB(2024年10月に20GB→30GBへ増量)。速度制限は2種類:①30GB超過で最大1Mbps ②海外利用開始から15日経過後は最大128kbps(追加購入でも解除不可)。対応国(91カ国・2026年7月時点)の確認は必要
楽天モバイル2GB超過後は128kbpsに低速化(超過後は1GB500円でチャージ可)。通話はRakuten Linkアプリ経由が前提とされている。海外分は国内利用と合算され、合計3GB以内なら月1,078円に収まる
海外eSIMeSIM対応端末が必要(iPhoneはXS/XR以降が目安)。機種によっては使えない場合あり。事前に端末確認が必要。多くはデータ専用で電話番号は付かない
レンタルWiFiルーターの充電管理が必要。返却忘れに注意。荷物が増える
現地SIM2021年10月1日以降発売のスマホはほぼSIMフリーだが、キャリアで購入した旧端末は要確認。日本番号のSMSが受け取れなくなる場合あり。現地での購入・設定が必要

出発前にやっておきたいスマホ設定チェックリスト

海外に着いてから「繋がらない!」と焦らないために、出発前に確認しておきたい設定をまとめました。慣れれば5分ほどで終わります。

  • データローミングの確認:ahamo・楽天モバイルなど「日本の回線をそのまま海外で使う」場合は、データローミングをONにしておきます(これを忘れると現地で繋がりません)。逆に、現地SIMやeSIMを使うなら日本回線側のローミングはOFFにして、意図しない高額請求を防ぎます。
  • SIMロックの確認:2021年10月1日より前に買ったキャリア端末は、SIMロック解除が済んでいるか確認しておくと安心です。
  • eSIM対応の確認:eSIMを使う予定なら、端末が対応しているか(前述のEID表示など)を事前にチェック。
  • eSIMは日本で設定しておく:eSIMは日本にいる間・安定したWi-Fi環境でインストールまで済ませておくのが鉄則です。現地でQRコードの読み込みに失敗すると立ち往生しやすいので、「設定は出発前、現地では回線をオンにするだけ」の状態にしておきましょう。
  • OSのアップデート:出発直前の大型アップデートは避けつつ、古すぎるバージョンは事前に更新しておくと不具合を減らせます。
  • オフラインマップの保存:Googleマップで滞在エリアを事前にダウンロードしておくと、万一繋がらないときでも地図だけは使えて安心です。

海外で通信が繋がらないときの対処法

現地に着いたのにネットが繋がらない……というときは、慌てずに次の順番で試してみてください。多くの場合、これで復旧します。

  1. 機内モードをON→数秒待ってOFF:電波を掴み直すだけで直ることがいちばん多いです。まずはこれ。
  2. データローミングがONか確認:日本の回線をそのまま使う場合、ここがOFFだと繋がりません。
  3. 端末を再起動する:地味ですが、意外と効きます。
  4. ネットワークを手動で再検索:設定からキャリア選択を「自動」→「手動」に切り替え、現地の回線を選び直すと繋がることがあります。

それでもダメなときは、そもそも渡航先が対応国リストに入っているか、eSIM・SIMのプランがきちんと有効化(アクティベート)されているかを確認してみてください。地下や建物の奥は電波が入りにくいので、場所を変えるだけで回復することもあります。

よくある質問(海外の通信手段Q&A)

よくありそうな疑問を、まとめておきます。

Q. 格安SIMのまま、海外でそのまま使えますか?

格安SIMの多くは、そのままだと海外でデータ通信が使えない(または高額なローミングになる)ことが多いようです。対応状況は会社によってバラバラなので、まずは「使っている格安SIMの名前 + 海外」で公式情報を確認するのが確実です。もし対応していなければ、契約はそのままにしてeSIMだけ追加するのが一番ラクで現実的です。「わざわざキャリアを変えたくないけど、ちゃんと繋がる環境は欲しい」という人の落としどころは、だいたいここになります。

Q. eSIMとローミング、結局どっちが安いですか?

ざっくり言うと、すでにahamo・楽天モバイルを契約しているならローミング(そのまま使う)が最安・最ラクで、追加契約が要らないぶんお得です。一方、格安SIMユーザーが新たに用意するならeSIMのほうが安く済むことが多いようです。目安として、eSIMは1GB700円前後から・5GBで2,000円前後なので、短期〜中期の旅行ならレンタルWiFiより安くなるケースが多い、という位置づけです(記事執筆時点2026年7月の目安)。

Q. 海外でもSMS認証は届きますか?

日本の電話番号を持ったまま海外ローミングする場合(ahamo・楽天モバイルなど)は、SMSの受信自体は基本的にできます。ahamoならSMS受信は無料です。銀行やクレカの2段階認証コードは受信できるので、海外でカードがロックされても復旧しやすいです。逆に、現地SIMに差し替えると日本番号が一時的に使えなくなり、認証SMSが届かなくなる場合があるので、ここは要注意ポイントです。デュアルSIM対応スマホなら「SMSは日本番号・データはeSIM」という合わせ技も可能です。

Q. ahamoは15日を過ぎたらどうなりますか?

海外で最初にデータ通信を使った日から15日を過ぎると、最大128kbpsに速度制限されます。128kbpsはLINEのテキストがギリギリ送れる程度で、正直マップやWeb閲覧はかなり厳しい速度です。しかもこの制限はデータ容量を追加購入しても解除されず、日本に帰国するまで続くのがポイントです。対策としては、15日を超える旅行では「16日目からはeSIMに切り替える」前提で、出発前にeSIMを1つ入れておくと安心です。

Q. eSIMの設定って難しくないですか?

「難しそう」と身構える人が多いですが、基本は①アプリでプランを買う ②QRコードを読み込む ③現地でオンにするの3ステップです。ネックがあるとすれば、QRコードの読み込みに失敗したときに自分でやり直せないサービスもある点です。なので、設定は日本にいる間・出発前に済ませておくのがコツです。安定したWi-Fi環境でインストールまで終わらせ、現地で回線をオンにするだけの状態にしておけば、空港に着いた瞬間から繋がって安心です。

まとめ:自分の状況に合った手段を選ぼう

海外旅行の通信手段は、「どれが最強か」ではなく「自分の状況に合っているか」で選ぶのが正解だと思います。

すでにahamoや楽天モバイルを使っているなら、乗り換えや追加契約なしでそのまま使えるのがいちばん楽です。普段から格安SIMを使っていて、旅行のときだけ通信環境を用意したいなら、eSIMやレンタルWiFiが現実的な選択肢になります。

個人的には、ひとり旅・ある程度の長期旅行なら「ahamoを使う」のが結果的にシンプルだと思っています。ただ、それはあくまで私のケースの話であって、普段の使い方やコスト感は人それぞれなので、この記事の比較を参考にしながら、自分に合った選択をしてもらえたらと思います。

そして、通信と同じくらい大事なのが海外でのお金まわりです。海外でのカード周りといえば、私はキャッシュレス診療対応で年会費無料のエポスカードを海外用として持っています。海外旅行保険は「持っているだけ」では効かず、空港までの電車やバス代をエポスで払うと有効になる利用付帯タイプなので、そこだけ忘れずに。
キャッシングや空港ラウンジについては→海外旅行のクレジットカードはこの2枚でOK|エポスカード×楽天プレミアムカード実体験レビュー

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通信手段が決まったら、次は持ち物の準備です。通信以外の「これ持ってきてよかった/要らなかった」も気になる方は、あわせてこちらもどうぞ→海外旅行の持ち物ガイド|実体験で厳選した必須アイテムと不要だったもの

→ ahamoを公式で確認する(海外でもそのまま使える)

→ eSIMのプランと料金をチェックしてみる(Airalo)

Nomad SIMでeSIMをチェックする

→ 料金と受け取り方法を確認する(グローバルWiFi)

→ 楽天モバイルの詳細を確認してみる

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