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【星空と夜景④】ウランバートル到着、まさかの吉野家休業。ナーダム中は店が閉まる?徒歩50分で宿へ

ウランバートルの街並み ウランバートル
ウランバートルの街並み

※この記事は連載「星空と夜景を追うひとり旅。ときどきナーダム。」の第4話です。
前回の記事はこちら↓
【星空と夜景③】チンギスハーン国際空港に着陸。ATM・シャトルバスで市内へ

先に結論

ナーダム期間中(7月11〜15日)は、営業時間どおりに営業していない店もあります。私が行った吉野家は「営業中」の札が出たまま閉まっていました。
シャトルバスX19は、本来スフバートル広場が終点ですが、私が乗った2026年7月12日の便は、ひとつ手前の「中央図書館」バス停が終点でした(広場まで徒歩10分ほど)。
宿は1泊約4,300円のホステル。私の部屋は日本のプラグがそのまま挿せましたが、これは部屋のソケットがたまたま多規格対応だったからです。変換プラグは必ず持って行ってください。

この記事でわかること

  • 空港シャトルバスX19が実際にどこで降ろされたのか(行き先表示と違いました)
  • ナーダム期間中は、営業時間内でもお店が閉まっていることがあるという話
  • 「スフバートル広場」と「チンギスハーン広場」は同じ場所なのか
  • ウランバートルの安宿(1泊約4,300円)のリアルな中身と、正直な感想
  • モンゴルのコンセント事情。変換プラグは結局いるのか、いらないのか
  • トイレットペーパーは流せるのか、流せないのか

この記事は2026年7月に実際に歩いた記録がベースですが、バスの終点や営業時間など、あとから確認できる情報については公開時点で調べ直して補足しています。

シャトルバスに乗り込み、いよいよウランバートル市内へ。空港を14:10に出発し、市内の中央図書館バス停に着いたのは15:30。所要時間は約1時間20分でした。今回は、バスの車窓から見た景色と、市内に着いてからのちょっとした空振り続き、そして宿泊先の話を書いていきます。

バスの窓から見えた、国旗だらけの街

バスに揺られていると、街のいたるところにモンゴルの国旗が掲げられているのが目に入りました。ビルの前、道路脇、走っている車にも小さな国旗を掲げているものをよく見かけました。

シャトルバスの車窓から見えたウランバートル市内のモンゴル国旗
バスの車窓から。国旗があちこちに掲げられていました

もしかすると、ちょうどナーダム期間中だったからかもしれません。

モンゴルの国旗は政府機関や学校、そして祝祭日、とくにナーダムの時期に掲げられるものとされています。国を挙げてのお祭りムードが、市内に入る前から伝わってきました。

ウランバートル空港シャトルバスX19の車内
バス車内

終点は「中央図書館」。スフバートル広場より少し手前でした

私が乗ったのはX19のバスで、行き先表示は「スフバートル広場」でした。

ところが、実際にバスが停まった最終地点は、スフバートル広場よりも少し手前のバス停。Googleマップで確認すると「ТӨВ НОМЫН САН(中央図書館)」と表示される場所でした。

ウランバートルの「ТӨВ НОМЫН САН(中央図書館)」バス停
「ТӨВ НОМЫН САН(中央図書館)」のバス停。私が乗った便はここが終点でした

本来の終点は、スフバートル広場です

誤解のないように書いておくと、X19の本来の終点はスフバートル広場のバス停です。ウランバートル市交通局が公表している停留所リストでも終点は広場ですし、バスの車体にも「CHINGGIS KHAAN INTERNATIONAL AIRPORT ⇄ SUKHBAATAR SQUARE」と大きく書かれています。他の旅行者の記録でも「終点は広場なので下車は簡単」とされています。

それなのに、私が乗った2026年7月12日の便は手前の中央図書館バス停が終点でした。はっきりした理由はわかりません。ただ、この日はナーダムの連休中だったので、祝日期間中の運行の都合だった可能性は考えられます(あくまで推測です)。

ナーダムによる臨時運行だったのかも含めて、ここでは断定しません。

これから乗る人は、「広場の少し手前で降ろされることもある」くらいに構えておけば慌てずに済みます。中央図書館から広場までは歩いて10分ほど。どちらにしても中心部なので、歩ける範囲です。

📍中央図書館バス停(ウランバートル市立中央図書館前)/Googleマップで見る

空港からここまでの道のり(ATMでの現金調達、X19の乗り方、そして空港発・市内発の全時刻表)は、前回の記事に詳しく書いています。

→【星空と夜景③】チンギスハーン国際空港に着陸。ATM・シャトルバスで市内へ

スフバートル広場は静かだった。メインイベントは前日でした

事前にネットで調べた情報では、ナーダム期間中はスフバートル広場でも何かしらのイベントが行われている、とのことでした。実際に着いてみると、特に大きなイベントは行われていませんでした。

ウランバートルのスフバートル広場と政府宮殿
スフバートル広場と政府宮殿

あとから調べてわかったのですが、これは私の到着日が悪かっただけのようです。

広場で行われる行事は、日付がかなりはっきり決まっていました。整理するとこうなります。

日付場所内容
7月10日スフバートル広場「デールテイ・モンゴル(伝統衣装の日)」のパレード。色とりどりの民族衣装を着た人たちが集まり、衣装のコンテストも行われるそうです
7月11日スフバートル広場 → 国立競技場9本の白い纛(トグ)を掲げた騎馬隊が広場から競技場へ行進。到着後、競技場で開会式
7月11日〜競技場・郊外モンゴル相撲・弓射は競技場、競馬は郊外の草原へ
※現地の旅行会社が公開している日程をもとにまとめました。年によって変わる可能性があります

つまり、広場が主役になるのは7月10日と11日の2日間。私が広場に着いたのは12日でした。

広場のセレモニーを見たいなら

ナーダムの華やかな行進を広場で見たいなら、7月10日と11日にウランバートル市内にいる日程を組む必要がありそうです。
私が訪れた7月12日の午後は、大きなイベントが行われている様子はありませんでした。広場にいたのは自転車を借りた家族連れや、のんびり歩く地元の人たち。私としては、前日までの行事を見逃した形になりました。(それはそれで、のんびりしていて悪くなかったのですが)

広場では、家族連れが屋根付きの二人乗り自転車のような乗り物に乗って周遊している姿もありました。政府宮殿の正面に鎮座するチンギス・ハーンの座像を背景に、のんびりとカートで走る人たちがいて、イベントはなくても意外と賑やかな雰囲気でした。

スフバートル広場で家族連れが乗っていた屋根付き二人乗り自転車
屋根付き二人乗り自転車?みたいなのが人気の様でした

「スフバートル広場」と「チンギスハーン広場」は同じ場所です

検索するときに地味に混乱するポイントなので、書いておきます。

この広場は、ガイドブックや地図によっては「チンギスハーン広場」と書かれていることがあります。一時期そう改称されていたものの、2016年に元の「スフバートル広場」に戻ったとされています。

私も名前が2つ出てきて「別の場所?」と戸惑ったのですが、どちらも同じ場所です。地図アプリでどちらを検索しても同じ地点にたどり着けるので、心配いりません。

📍スフバートル広場(チンギスハーン広場)/Googleマップで見る

ナーダム期間、お店は開いている?閉まっている?

スフバートル広場から少し歩いて向かったのは、今回ひそかに楽しみにしていた場所です。モンゴルの吉野家には「マトン丼」というモンゴル限定メニューがあるらしく、ぜひ食べてみたくて、ウランバートルでやることリストに入れていました。

ウランバートル中心部の吉野家の看板
吉野家の看板が見えてきました

ところが、せっかく歩いて店の前まで来たのに、閉まっていました。ガラス越しに中も覗いてみましたが、営業している様子はありません。

営業中の札が出たまま閉まっていたウランバートルの吉野家の入口
中も覗いてみましたが営業してませんでした

しかも不思議なことに、ドアには「НЭЭЛТТЭЙ(=営業中)」の札がぶら下がったまま。その札には営業時間として「0800 – 2100」と書かれていました。

私が着いたのは15時45分頃なので、どう見ても営業時間のど真ん中です。休業の貼り紙も見当たりませんでした。マトン丼は、お預けです。

この時点では理由がまったくわからなかったのですが、帰国してから調べてみて、ようやく腑に落ちました。

「営業中」の札が出ていても、閉まっていることがあります

モンゴルでは全国祝日法により、7月11日〜15日の5日間が国民の祝日と定められています。ただし「祝日だから全部の店が閉まる」というわけではありません。ナーダム期間中でも普通に営業している店はあります。

私の場合は、たまたま行った吉野家が営業時間内にもかかわらず閉まっていた、というのが事実です。

到着日の食事は、候補を2〜3店ピン留めしておくだけでかなり気がラクになります。私はこのあと、しっかり食事難民になりました。

なお、ナーダム期間中に私が見た範囲で「実際にどの店が開いていて、どの店が閉まっていたか」は、滞在全体を通して記録しています。一覧はウランバートル観光まとめにまとめてあるので、旅程を組む前にそちらもどうぞ。

ナーダム期間にウランバートルへ到着する人へ

私が実際に空振りしたので、同じ目に遭わないための対策を書いておきます。

  • 到着日の食事候補を、先に2〜3店決めておく。着いてから探し始めると、私のように歩き回った末に詰みます
  • Googleマップの営業時間だけで判断しない。「営業中」と表示されていても閉まっていることがありました
  • コンビニを候補に入れておく。市内には韓国系のGS25やCUがあちこちにあります
  • 宿の朝食やレストランの有無を予約前に確認しておく。最後の保険になります
  • 到着が7月11〜12日なら、特に余裕を持つ。連休の入り口で、街全体がお祭りモードに入っています

📍吉野家(スフバートル広場から徒歩数分の店舗)/Googleマップで見る
※ウランバートルには複数の吉野家があります。私が行ったのは広場に近い店舗で、店頭の掲示は8:00〜21:00でした(2026年7月時点)。

ちなみにこの吉野家、このあともう一度リベンジしに行くのですが、そこでも見事に敗北します。その話は次回に。

仕方なく、マトン丼はまたの機会に持ち越し。とりあえず宿泊先にチェックインするため、歩いて向かうことにしました。

歩いている途中、日本を感じる瞬間が何度もあった

吉野家は空振りでしたが、歩いている道中では他にも日本とのつながりを感じる場面がいくつかありました。

まず目に留まったのは「ЯПОН ХҮНСНИЙ ТӨВ(日本食品センター)」という看板の店。サーモン、らーめんスープ、たくあん、みりん、しょうゆ、そばといった日本語表記がそのまま並んでいて、モンゴルで暮らす日本人や、日本の食材を求める人たちのための店なのだろうと思います。

ウランバートル市内の日本食品センター(ЯПОН ХҮНСНИЙ ТӨВ)の看板
おそらく日本の食材などを売ってるのでしょう。中には入りませんでした

他にも、アーケードのような通路の途中にFUJIFILMの写真プリント店が入っていたりと、歩いているだけで日本の名前に何度も出会いました。

ウランバートルのアーケード内にあったFUJIFILMの写真プリント店
写真屋さんでしょうか?

そして何より多かったのが、日本車です。街を走っている車の多くが日本から来た中古車で、日本語のステッカーが貼られたままのものもよく見かけました。

実際、ウランバートルでは日本から輸入されたと思われる中古車をかなり多く見かけました。とくにトヨタ車が目立ち、「世界一プリウス率が高い国」とも言われているそうです。

ウランバートルで見かけた高圧ガスのステッカーが貼られたままの日本車
高圧ガスのステッカーが貼られた日本車もありました

モンゴルへ来る前は、日本との接点はそれほど多くない国というイメージを持っていました。ところが実際に歩いてみると、日本車、日本語学校、日本食品と、日本を感じる場面が想像以上に多く、「意外と身近な国なんだな」と感じた初日でした。

荷物を背負って50分。素直にタクシーを使えばよかった

事前に調べていた情報では、ウランバートルは普段から渋滞がひどく、ナーダム期間中はモンゴル中から人が集まるためさらに渋滞する、歩いた方が早い場合もある、とのことでした。そのため、最初から宿泊先までは歩いて向かうつもりでいました。

ただ、荷物を背負って歩くのは、思っていたよりきつかったです(那覇空港のチェックインで測れたバックパックは9.7kgでした)。

しかも、実際に歩いた道はまったく渋滞しておらず、むしろ車通りが少ないくらいでした。
今考えると、バスを降りた時点でタクシーを使えばよかったな、と思います。

事前に念入りに調べていても、現場に行ってみると状況が全然違う。旅にはそんな予想外の出来事がつきものだなと、身をもって実感した出来事でした。

歩くかタクシーか、迷ったときの判断材料

地図アプリの「徒歩◯分」は、大きな荷物・未舗装の坂・強い日差しが加わると体感で倍近くになります。到着日の移動は、地図の数字を見て「歩けそう」と判断せず、素直に配車アプリを使ったほうがいいと痛感しました。
ウランバートルには「UBCab」という配車アプリがあり、私もこの後、使い始めました。使い方と初回のドタバタは次回の記事に書いています。

歩いている間、危険を感じたりすることは特にありませんでした。時間帯は15時半すぎから16時すぎの明るい時間帯で、人通りも普通にありました。

あと、モンゴルはやたら水たまりが多い印象でした。水はけがあまり良くないのかもしれません。

ウランバートル市内の道路に残っていた水たまり
このような水たまりが所々にあった

住宅街に近づくと、今度は舗装されていない砂利道に。地味な上り坂が続き、フェンスが両側に続く道を、荷物を背負ったまま黙々と登りました。

ウランバートルの住宅街に続く未舗装の上り坂
この未舗装の坂道はきつかった
ウランバートルの街角で見かけた金色の仏像
途中仏像にお会いしたので、とりあえず写真撮っておきました

華やかな中心部から少し離れると、色あせた建物や、水たまりの残る道など、生活感のある景色に変わっていきました。これはこれで、ガイドブックには載らない街の表情だなと思いながら歩きました。

ウランバートル中心部から少し離れた住宅街の街並み
日差しは強かったです

結局、バスを降りてから宿泊先に着くまで、50分ほど歩き続けました。到着したのは16:20頃。これはスフバートル広場や吉野家に寄り道した時間も含めてなので、まっすぐ向かえばもう少し短いはずです。

ウランバートルの街並みを見ながら歩けたのは良かったのですが、正直、荷物を背負っての50分はなかなか堪えました。

ウランバートルの安宿レビュー|ダニスタ ノマズ ツアー ホステル

50分歩いてようやく辿り着いたのは、「ダニスタ ノマズ ツアー ホステル(Danista Nomads Tour Hostel)」。2泊で8,509円、朝食付きという価格に惹かれて予約した宿です。

ダニスタ ノマズ ツアー ホステル(Danista Nomads Tour Hostel)の門
「ダニスタ ノマズ ツアー ホステル(Danista Nomads Tour Hostel)」の門

予約はAgodaから。支払いは事前決済ではなく現地払い(クレジットカード)でした。ウランバートルの宿は現地払いのところが多かったです。

項目内容
宿名Danista Nomads Tour Hostel(ダニスタ ノマズ ツアー ホステル)
宿泊料金2泊8,509円・朝食付き(2026年7月・ナーダム期間に予約した時点)
予約方法Agoda/現地でクレジットカード払い
部屋タイプ専用バスルーム付きの個室
エレベーターなし(4階建て・私の部屋は4階)
Wi-Fiあり。問題なく使えました
エアコン・冷蔵庫部屋にはなし(扇風機はフロントに言えば無料貸出/共用冷蔵庫あり)
トイレトイレットペーパーは流せないタイプ
門限深夜2時に門が閉まる(遅くなる場合はスタッフに連絡)
※料金は時期によって大きく変わります。ナーダム期間は年間で最も混み合う時期です。

4階建てのホステルで、エレベーターはなし。そして私の部屋は、まさかの4階でした。荷物を背負っての階段の上り下りは、滞在中ずっと地味にこたえました。

ダニスタ ノマズ ツアー ホステルの外観
「ダニスタ ノマズ ツアー ホステル(Danista Nomads Tour Hostel)」外観

📍ダニスタ ノマズ ツアー ホステル(バヤンゴル区 Orkhon街)/Googleマップで見る

→ダニスタ ノマズ ツアー ホステルの料金・空室をAgodaで見てみる

バスルームは共用の通気口つき

部屋のバスルームは、トイレとシャワーが一体になったタイプ。換気扇はなく、代わりに通気口のようなパイプが備えられていました。

おそらくこの通気口、他のいくつかの部屋のバスルームともつながっていたのだと思います。そのせいかはわかりませんが、時々下水のような臭いが気になる瞬間がありました。

ホステルのバスルーム。換気扇がなく通気口のパイプが見える
換気扇はありませんでした。左のパイプみたいなのが通気口だと思います

トイレットペーパーは流せる?流せない?

私が泊まった部屋は、トイレットペーパーを流せないタイプでした。使用済みのペーパーは備え付けのゴミ箱へ捨てます。一部の宿泊施設ではよくあるスタイルらしく、事前に知っていたので特に驚きはありませんでした。

トイレットペーパーを流せないタイプのトイレとゴミ箱
トイレットペーパーは流せません

流せるかどうかの見分け方

流せるかどうかは宿ごとに違います。判断に迷ったら、便器の横にフタ付きのゴミ箱が置かれているかを見るのが手っ取り早いです。置いてあれば、流せない可能性があります。
詰まらせると気まずいどころの騒ぎではないので、迷ったらスタッフに聞いてみてください。

扇風機は無料、Wi-Fiも問題なし

部屋の中はいたってシンプルでした。

ダニスタ ノマズ ツアー ホステルのシンプルな客室
シンプルな部屋でした

もちろんクーラーも冷蔵庫もありません。ただ、日中は室内も暑いため、フロントにお願いして扇風機を持ってきてもらいました。扇風機は無料で貸してもらえました。

頼めば対応してもらえる、というのはありがたかったです。夏にエアコンなしの宿へ泊まる人は、チェックイン時に一声かけてみる価値ありです。

Wi-Fiも助かりました。特に問題なく普通に使え、速度も気になるほどではありません。動画は試していませんが、体感では問題なく再生できたと思います。

モンゴルのコンセント|私の部屋は日本のプラグが挿せました

ここは、行く前に調べる人が多いところだと思うので、実際どうだったかを正直に書いておきます。

私の部屋では、日本のAタイププラグがそのまま挿せてしまい、持参した変換アダプタの出番はありませんでした。

ただ、あとから写真を見返して理由がわかりました。この部屋のコンセントは、そもそも複数の規格に対応した「ユニバーサル型」のソケットだったんです。

よく見ると、上段の2つの穴が丸ピンにも平ピンにも差し込める形になっていて、下段は斜め3本ピン用という組み合わせでした。つまり「モンゴルのコンセントは日本のプラグが使える」のではなく、この部屋のソケットがたまたま何でも挿せるタイプだったということです。

日本のAタイププラグがそのまま挿せたホステルのコンセント
日本のプラグがそのまま使えるタイプでした

それでも変換プラグは必ず持って行ってください

上に書いたとおり、これは部屋のソケットが多規格対応だっただけです。モンゴルで一般的なのは丸ピン式のプラグで、日本語の情報源ではC・B・B3タイプ、海外の情報源ではC・Eタイプと案内されています(呼び方が違うだけで、どちらも丸ピンのことです)。電圧は220V/50Hz。日本のAタイプ(平ピン)とは、本来かみ合いません。

私の体験を真に受けて手ぶらで行くと、充電できずに詰みます。マルチタイプの変換プラグを1つ持って行けば済む話なので、ここはケチらないほうがいいです。
また220Vなので、100V専用の日本のドライヤーやヘアアイロンは壊れる恐れがあります。スマホやカメラ、PCの充電器は「100-240V」対応のものが多いですが、必ず本体や充電器の表示を確認してください。

結論だけ先に知りたい方向けに、表にしておきます。

項目モンゴル
電圧220V
周波数50Hz
主なプラグ形状丸ピン式(日本語表記:C・B・B3/海外表記:C・E)
日本のAタイプ(平ピン)宿によっては挿せるが、保証はできない
変換プラグ持参推奨(マルチタイプが1つあれば足ります)
スマホ・カメラ・PCの充電器「100-240V」対応なら基本的にそのまま使えます
100V専用の家電(ドライヤー等)そのまま使わない(壊れる恐れがあります)
※2026年7月時点で調べた情報+私の実体験です

私は普段、海外旅行ではカシムラのサスケ4という変換プラグを持って行きます。マルチプラグ対応なので色んな国のプラグに対応してます。

壁にはドライヤーも据え付けられていて、ドライヤー自体は問題なく使えました。宿にあるならわざわざ持っていく必要はなさそうです。

ホステルの壁に据え付けられたヘアドライヤー
コンセントがついてます

4階の部屋からの眺めは、周辺の建物や住宅の屋根、庭先のゲルまで見渡せる景色でした。中心部からそう遠くない立地ながら、窓の外にはウランバートルらしい生活感のある風景が広がっていました。

ホステル4階の窓から見えた住宅街と庭先のゲル
ゲルが見えます

共用スペースには、冷蔵庫とツアー案内も

部屋に冷蔵庫はありませんでしたが、フロント横のTEA ROOMという部屋に宿泊者共用の冷蔵庫があり、そこに買ってきたビールを冷やしておくことができました。

「TEA ROOM」は、宿泊者が自由に使えるくつろぐスペースがありました。
壁にはWi-Fiパスワードの案内も貼られていて、宿泊者への配慮を感じました。

共用スペースの壁には、宿が案内する現地ツアーのチラシもいろいろ貼られていました。2026年7月時点で掲示されていたのは、テレルジ国立公園への日帰りツアー(総距離150km・75USD、3人まで料金シェア可)、アグラグ創造寺院への日帰りツアー(総距離190km・75USD)、ゴビ砂漠への6日間グループツアー(575USD、7月6日・12日・13日発)など。これから宿泊する人で、現地ツアーも一緒に申し込みたい場合は、フロントで直接相談できそうです。

ホステルのロビーに掲示されていた現地ツアーの案内チラシ
ロビーの壁にはツアーの案内がありました

ただ、宿のツアーは基本的に英語でのやりとりになります。私のように英語に自信がない人は、「聞きたいことがあっても聞けないまま申し込むことになる」のがいちばん怖いところ。

現地ツアーを使うとアクセスや段取りが格段に楽になりますが、日程や集合場所の細かい確認が必要な場合は、日本語で予約から問い合わせまで完結できるサイトを利用すると安心です。

→ガンダン寺+ザイサン・トルゴイ 市内観光ツアーを見てみる(VeLTRA)

深夜2時に門が閉まります

共用スペースにはもう一つ気になった案内がありました。「深夜2時に門が閉まります。遅くなる場合はスタッフに一声かけてください」というものです。夜遅い時間に出かけるつもりの人は、事前にフロントへ伝えておいたほうがよさそうです。

この宿に泊まって感じたこと

正直に言うと、この宿はできるだけ宿泊費を抑えたい人には向いていますが、万人におすすめできるかというと少し迷います。

一番気になったのは、やはり臭いでした。部屋やバスルームには消臭剤のようなものが3つほどありましたので、におい対策のためだろうと思います。バスルームの通気口の存在を考えると、この辺りから臭いが入り込んでいた可能性もありそうです。

ホステルの部屋に吊るされていた消臭剤
このような消臭剤?芳香剤?のようなものが3つほどぶら下げられてました

もう一度泊まりたいかと聞かれると、正直泊まりたいとは思いません。それでも今回この宿を選んだ決め手は、価格の安さと、専用バスルームがついていたことでした。同じ価格帯の他の宿は、バスルームが共用のところが多かったので、そこは大きなポイントでした。

今となっては良い思い出ですが、次回モンゴルに来ることがあれば、もう少しグレードの高い宿を選ぼうと思います。

良かった点気になった点
2泊8,509円と安い(朝食付き)時々、下水のようなにおいがした
個室+専用バスルームエレベーターなし(部屋は4階)
Wi-Fiは問題なしエアコンなし
扇風機を無料で貸してもらえた深夜2時に門が閉まる
共用冷蔵庫あり廊下や隣室の音は伝わってくる
宿でツアーの相談ができるトイレットペーパーが流せない
※2026年7月に私が2泊したときの内容です

こんな人には合うと思います

  • とにかく宿代を抑えて、その分をツアーや食事に回したい人
  • 安くても専用バスルームは譲れない人
  • においや設備の古さを「そういうもの」と割り切れる人
  • 宿でツアーの相談もまとめて済ませたい人(英語でのやりとりになります)

予約前に確認したほうがいい人

  • においに敏感な人
  • 大きなスーツケースの人(エレベーターがなく、階段が急です)
  • 物音で目が覚めやすい人(廊下や隣室の音は伝わってきます)
  • エアコンがないと眠れない人

宿選びで、あとから効いてきたこと

2泊してみて、「次はここを見て選ぼう」と思った点を挙げておきます。

確認しておきたいこと理由
近くにコンビニがあるかこの旅でいちばん効きました。タクシーの「おつりがない」問題を、宿のすぐ近くのGS25で切り抜けられました
エレベーターの有無4階建て・エレベーターなし・部屋は4階。スーツケースなら地獄です
専用バスルームか共用か同価格帯は共用が多いです。人見知りなら要確認
門限があるか夜出かける人なら死活問題です
中心部からの距離私の宿はバヤンゴル区。広場まで歩けなくはないですが、荷物があると後悔します

次に泊まるなら、すぐ近くの東横インかもしれない

ちなみに、ウランバートルで泊まるなら、この宿のすぐ近くにある東横インが良さそうです。YouTubeでウランバートル旅行の動画をいくつか見た範囲では、東横インに宿泊している人が多い印象でした。

東横INNウランバートルはバヤンゴル区の平和通り沿いで、私が泊まったホステルからは歩いてすぐの距離でした。
ただし私は泊まっていないので、実際の設備やサービスに関してはわかりません。YouTubeで見た感じではいい感じのホテルに思えました。
「初めての国で、宿だけは失敗したくない」という人にとって、日本のチェーンで勝手が分かるというのは大きいと思う、という程度の話です。私も次に行くならここを候補にします。

→東横インウランバートルの料金・空室をAgodaで見てみる
(同じ宿でもサイトによって料金が違うことがあるので、私は2つ見比べてから決めています)

→東横インウランバートルをTrip.comで見てみる
(航空券やツアーもまとめて管理したい人はこちらが便利です)

今回訪れた場所一覧

場所ひとこと地図
中央図書館バス停私が乗ったX19が実際に停まった終点。広場まで徒歩10分ほどGoogleマップ
スフバートル広場政府宮殿とチンギス・ハーン座像。地図では「チンギスハーン広場」表記のこともGoogleマップ
吉野家(広場近くの店舗)マトン丼が目当て。ナーダム期間で休業でしたGoogleマップ
Danista Nomads Tour Hostel今回泊まった宿。バヤンゴル区Orkhon街Googleマップ
※料金・営業時間は2026年7月時点のものです。訪問前に最新情報をご確認ください

荷物を下ろして少しひと息ついたところで、この日はまだ終わりません。夜に向けて、もう一度街へ出かけることになります。続きは次回、初めてのUBCabと、ナーダムムード漂うナショナル・スポーツ・スタジアムの様子をお届けします。

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