※この記事は連載「星空と夜景を追うひとり旅。ときどきナーダム。」の第3話です。
前回はこちら↓
【星空と夜景②】仁川空港で人生初の空港泊。Nap Zone満席、それでも朝はラウンジで救われた
仁川空港での一夜を終え、いよいよモンゴルへ。台風から始まった今回の旅、ようやく本命の地に降り立ちます。
先に結論
チンギスハーン国際空港から市内へは、シャトルバスX19が15,000₮(私のカード請求額は706円)。タクシーなどと比べると、かなり安く移動できます。
所要は時刻表上はどの便も1時間30分(私が乗った便は約1時間20分でした)。空港発は朝4時台から深夜0時台まで1日22便あります。
チケットは到着ロビーを出て左の自動券売機で購入。2026年7月に私が利用した範囲では、空港から市内まで現金なし・クレジットカードだけで移動できました。
帰り(市内→空港)は運転手に直接支払う形になるようなので、念のため、現金は用意しておいたほうが安全です。
この記事でわかること
- X19・X20の全時刻表(空港発/市内発の両方向)
- チケットの買い方と、現金は必要なのか
- 帰り(市内→空港)のバス乗り場と、チケットの買い方
- 深夜・早朝に着く便でもバスはあるのか
- 空港ATMでのキャッシングの実際(英語表示あり・120,000₮=5,443円)
- タクシー・UBCabと比べて、いくら安く済むのか
- ahamoがそのまま使えるかどうか
- 到着ロビーからバス乗り場までの動線(迷いません)
この記事は2026年7月に実際に移動した記録がベースですが、料金・時刻表・運行状況については、公開時点で空港とウランバートル市交通局の公式情報を確認して更新しています。それでも現地の掲示が最優先なので、行く前にもう一度だけ確認してもらえると安心です。
着陸、モンゴルの大地が見えてきた
着陸したのは13:46頃。窓の外に広がっていたのは、どこまでも続く草原と、なだらかな丘。
仁川では空港泊だったため寝不足でしたが、この景色を見た瞬間、寝不足も何もかもどうでもよくなりました。日本の空港に降りるときとはまったく違う光景に、ここでようやく「ああ、モンゴルに来たんだ」という実感が湧いてきました。

Arrivalsの案内板を追いかけて
チンギスハーン国際空港に到着。案内板には「Дамжих нислэг/Transfers」と「Ирэх нислэг/Arrivals」の文字が並んでいました。今回はモンゴルが目的地なので、迷わずArrivals側へ。ここで間違えてTransfers側に行っていたら、モンゴルにはたどり着けません(笑)

航空券を探すときの注意:空港コードは「UBN」です
現在のチンギスハーン国際空港は2021年に開港した新しい空港で、空港コードはUBN。市内からは南へ約50km離れています。
旧空港(ブヤント・ウハー国際空港)のコードULNは、古い個人ブログや情報サイトの記述に残っていることがあります。ネットで調べるときは、いつの情報かを確認しておくと混乱しません。
入国審査は13分。ビザは不要でした
入国審査は、拍子抜けするくらいスムーズでした。列もそれほど長くなく、着陸から入国完了まで13分ほど。出発前に「不安だ不安だ」と思っていたのが馬鹿らしくなるくらい、パスポートを見せるだけであっさり通過できました。日本人は30日以内の観光ならビザ不要(2026年7月時点)でした。
ただ、ビザが不要でも準備がゼロというわけではないようです。
調べてみると、パスポートの残存有効期間が6か月以上必要とされていて、査証(スタンプ)欄に余白があることも求められるとのこと。また、入国審査でモンゴルから出国することを証明する書類(復路のEチケット控えなど)の提示を求められる場合もあるそうです。
私は聞かれませんでしたが、もし聞かれてもスマホで帰国時のチケットを見せるだけでいいと思うので、長期ではない通常の旅行であれば特に問題はないと思います。
今回は通し航空券・機内持ち込みのみだったので、預け荷物のピックアップもなし。ベルトコンベアの前でぼーっと荷物を待つ、あの微妙な時間がまるごと不要でした。そのまま到着ロビーへ出ました。

空港はコンパクト。ラウンジには期待しないほうがいいです
建物の中に入って最初に思ったのは、「国際空港と聞いて身構えていたけれど、意外とコンパクトだな」ということでした。
勝手に成田空港くらいの規模を想像してビビっていたんですが、実際は迷いようがないサイズ感。トイレもきれいで、この点は特に不便を感じませんでした。

売店やカフェは今回利用しませんでしたが、到着ロビー(1F)周辺にはいくつか見かけましたし、バーガーキングまでありました。到着ロビーには両替所(CURRENCY EXCHANGE)もあります。
モンゴルで日本と同じチェーン店を見かけると、なんだか変な安心感があります。

ひとつだけ、事前に知っておくと期待外れにならない点を書いておきます。2026年7月に私が確認した範囲では、プライオリティパスで入れるラウンジを見つけられませんでした。
他の海外の空港の感覚で「帰りはラウンジで過ごそう」と考えていると、当てが外れます。時間をつぶすなら、売店やカフェを前提に計画しておくのが良さそうです。
気温は、半袖にUVカットパーカーを羽織るくらいでちょうどいい感じでした。「夏でも涼しい」という前情報、盛ってるんじゃないかと疑っていましたが、まさにその通りの空気感でした。
ahamoはモンゴルでそのまま使える?
結論から言うと、何もせずにそのままつながりました。
到着後すぐにahamoが電波を掴みました。SIMカードの入れ替えも、怪しい空港Wi-Fiに繋ぐ必要もなし。モンゴルはahamoの海外データ通信の対象国で、追加料金なしで利用できます。あっけないほどすんなりでした。
ひとつだけ補足すると、ahamo公式では、海外で使うときはスマホの「データローミング」をオンにするよう案内されています。私の端末はもともとオンになっていたので何もしませんでしたが、普段オフにしている方は出発前に確認しておいてください。
ただし、条件は知っておいたほうがいいです。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| データ量 | 月30GBまで追加料金なし。ただし国内で使った分と合算です(海外用の別枠ではありません) |
| 30GBを超えたら | 最大1Mbpsに制限。データ追加購入で解除できます |
| 15日ルール | 海外でデータ通信した日から15日を超えると最大128kbpsに制限。データを追加購入しても解除できず、日本に帰国するまで戻りません |
| 大盛りオプション | 加入していても海外で使えるのは30GBまで。追加の80GBは海外では使えません |
つまり16日以上の長旅では、途中から実質使い物にならなくなります。今回の私は8日間だったのでまったく問題ありませんでしたが、長期の方は別の手段を検討したほうがよさそうです。
通信手段の選び方は海外旅行の通信手段5つを比較|格安SIMユーザーが損しない選び方にまとめています。
チンギスハーン国際空港から市内へ:まずはATMでキャッシング
到着ロビーに出て左側に少し歩くと、ATMが4台並んでいました。TDB、Голомт банк、ХААН банк、ХААН банк(キオスク)という並びで、私は右から2番目のХААН БАНК(ハーン銀行)を利用しました。
正直、キリル文字の銀行名を見比べて選ぶという行為自体が、なかなかの異国感でした。
場所は到着ロビーを出てすぐなので、探し回る必要はありません。私が使ったのは昼過ぎ(14時前)でしたが、普通に稼働していて、待ち時間もありませんでした。深夜・早朝に到着する場合の状況までは分かりませんが、少なくとも日中は問題なく使えます。

モンゴルのATMでキャッシングするやり方
エポスカードで120,000トゥグルグをキャッシングしました。
日本円でのカード請求額は5,443円で、ATMからは20,000トゥグルグ紙幣が6枚出てきました。
画面は英語表示に切り替えられたので、モンゴル語が読めなくても操作はできました。対応ブランドはVISA・Mastercard・UnionPayでした。
ただ、日本のATMのような日本語表記に慣れていると、英語表記だけを頼りに操作するのは少し緊張します。手順を先に頭に入れておくと安心です。
ATMの具体的な操作方法はエポスカード海外キャッシング完全ガイド|ATMの使い方・現地通貨の選び方・繰り上げ返済まで解説にまとめてあります。

通貨選択の画面が出たら「MNT」を選んでください
私が使ったATMでは、通貨選択の画面(日本円で請求するか、現地通貨で請求するか)は出ませんでした。自動的にトゥグルグでの引き出しになったので、迷う場面はありません。
ただ、海外のATMでは選択を求められることがあります。その場合は必ず現地通貨(MNT)を選んでください。日本円を選ぶとATM側の独自レートが適用され、割高になることがあります。
ATMでキャッシングしたので、両替所は利用しませんでした。この後のシャトルバスのチケットもカードのタッチ払いで完結したので、初日から大量の現金を用意する必要はありませんでした。
カードの選び方は海外旅行のクレジットカードはこの2枚でOK|エポスカード×楽天プレミアムカード実体験レビューにまとめています。
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※為替レートやカード手数料は日々変動します。実際の請求額はご自身の利用明細でご確認ください。
トゥグルグ紙幣、地味に面白い
受け取った20,000トゥグルグ紙幣には、モンゴルの英雄チンギス・ハーンが描かれていました。ポケットの中にチンギス・ハーンが6人もいると思うと、なんだかちょっと緊張します。
調べてみると、肖像は額面できれいに分かれているようです。
| 額面 | 描かれている人物 |
|---|---|
| 500・1,000・5,000・10,000・20,000トゥグルグ | チンギス・ハーン |
| 100トゥグルグ以下(5〜100など) | ダムディン・スフバートル |
スフバートルは、スフバートル広場の名前の由来にもなっている人物で、モンゴル革命の指導者とされています。空港からスフバートル広場行きのバスに乗る予定だったので、なんとなく縁を感じます。
ただ、実際にATMから出てくるのは高額紙幣ばかりなので、旅行中に出会うのはほぼチンギス・ハーンの方だと思います。
私が旅行した2026年7月のレートは、だいたい1トゥグルグ=0.045円前後でした。今回のキャッシングも、このレートとほぼ一致しています。120,000という数字だけ見るとちょっとした大金持ち気分ですが、冷静になると5,443円です。
気を引き締めます。
旅先でざっくり計算したい方は、「0を2つ取って、4.5倍する」と覚えると便利です(2026年7月時点の目安です。レートは変動するので、行く前に確認してください)。20,000₮なら200×4.5で約900円。120,000₮なら1,200×4.5で約5,400円と、実際の請求額(5,443円)とほぼ一致します。桁が多い通貨は感覚が狂いやすいので、ひとつ計算法を決めておくと使いすぎを防げます。
シャトルバスX19の料金と時刻表【全便掲載】
現金の準備ができたところで、次は市内までの移動です。
事前にネットで調べたブログやYouTubeの情報では、ほとんどがタクシーや空港送迎での移動でした。
しかし、これらは結構な値段で、10万トゥグルグ(4,000円程度)とする情報もあれば、15万〜20万トゥグルグ(6,500〜8,500円程度)という情報もありました。
どっちにしろ最低でも4,000円以上はすると考えると、高い感じがしました。
しかし、もう少し詳しく調べてみると、空港からは市内行きのシャトルバスが出ていることがわかったので、シャトルバスで移動することにしました。
X19とX20、どっちに乗ればいい?
ターミナル内には「SHUTTLE BUS」の大きな時刻表が掲示されていて、路線が2系統あることが分かりました。

| 路線 | 行き先 | 大人 | 子ども | 所要 |
|---|---|---|---|---|
| X19 | スフバートル広場(市内中心部) | 15,000₮ | 7,000₮ | 1時間30分 |
| X20 | タワンシャル | 10,000₮ | 5,000₮ | 1時間10分 |
市内観光をするなら、迷わずX19です。スフバートル広場は政府宮殿の前にある市内のど真ん中で、観光の起点になる場所だからです。
停留所は公式発表によると次のとおりで、X19は途中で中央スタジアムなども通ります。
- X19:チンギスハーン国際空港 → ボヤント・オハ・スポーツ複合施設 → (ハンガルディ宮殿前)→ 中央スタジアム → スフバートル広場
- X20:チンギスハーン国際空港 → ボヤント・オハ・スポーツ複合施設 → 国立文書管理庁 → タワンシャル
X19の時刻表|空港 → スフバートル広場(1日22便)
2026年7月に、私が空港の掲示板を撮影して書き起こしたものです。朝4時台から深夜0時台まで、1日22便ありました。
運行は変更されることがあるので、最新の時刻表は本記事末尾の公式サイトでもご確認ください。
| 空港 発 | 広場 着 | 空港 発 | 広場 着 |
|---|---|---|---|
| 04:05 | 05:35 | 15:10 | 16:40 |
| 08:05 | 09:35 | 16:05 | 17:35 |
| 08:40 | 10:10 | 16:40 | 18:10 |
| 09:40 | 11:10 | 17:40 | 19:10 |
| 10:10 | 11:40 | 18:10 | 19:40 |
| 11:10 | 12:40 | 19:10 | 20:40 |
| 12:05 | 13:35 | 20:05 | 21:35 |
| 12:40 | 14:10 | 20:40 | 22:10 |
| 13:40 | 15:10 | 21:40 | 23:10 |
| 14:10 | 15:40 | 22:10 | 23:40 |
| — | — | 23:10 | 00:40 |
| — | — | 00:10 | 01:40 |
04:05の次が08:05で、4時間の空白があります。早朝5〜7時台に着く便で到着する方は、この間に該当しないか先に確認しておいてください。
X19の時刻表|スフバートル広場 → 空港(帰りもこれ)
同じ掲示板の右半分に、市内から空港へ向かう便の時刻表も載っています。帰りの飛行機に乗るときは、こちらを見てください。
| 広場 発 | 空港 着 | 広場 発 | 空港 着 |
|---|---|---|---|
| 05:55 | 07:25 | 15:30 | 17:00 |
| 06:30 | 08:00 | 16:00 | 17:30 |
| 07:30 | 09:00 | 17:00 | 18:30 |
| 08:00 | 09:30 | 17:55 | 19:25 |
| 09:00 | 10:30 | 18:30 | 20:00 |
| 09:55 | 11:25 | 19:30 | 21:00 |
| 10:30 | 12:00 | 20:00 | 21:30 |
| 11:30 | 13:00 | 21:00 | 22:30 |
| 12:00 | 13:30 | 22:00 | 23:30 |
| 13:00 | 14:30 | 01:50 ※ | 02:20 ※ |
| 13:55 | 15:25 | — | — |
| 14:30 | 16:00 | — | — |

帰りは「出発時刻の30分前」には乗り場へ
他の旅行者の記録では、出発時刻の3分前にバスが出発してしまったという報告もあります。また平日の朝は渋滞で2時間かかったというケースも。
1時間30分という所要時間は、あくまで渋滞がない前提の数字です。フライト直前の便は避けて、ひとつ前の便を選ぶくらいの余裕をみておくのが安全だと思います。朝夕の混む時間帯が心配なら、バスだけに頼らずタクシーや空港送迎も候補に入れておくと安心です。
X20の時刻表(タワンシャル方面)
| 空港 発 | タワンシャル 着 | タワンシャル 発 | 空港 着 |
|---|---|---|---|
| 07:40 | 08:50 | 05:50 | 07:00 |
| 11:00 | 12:10 | 09:10 | 10:20 |
| 14:20 | 15:30 | 12:30 | 13:40 |
| 17:40 | 18:50 | 15:50 | 17:00 |
| 21:00 | 22:10 | 19:10 | 20:20 |
※料金・時刻は2026年7月時点の現地掲示によるものです。変更される可能性があるので、最新の時刻表はチンギスハーン国際空港の公式サイト(Public transport)か、現地の掲示でご確認ください。
深夜・早朝に着く便はどうする?
日本からの便は深夜や早朝の到着になることもあります。ここも調べておきました。
空港の公式サイトには、「公共交通政策局が、チンギスハーン国際空港とウランバートル市内の間で24時間の公共バスサービスを運行しています」と書かれています。さらに、2025年8月20日から、空港とスフバートル広場の間で夜間路線「ШҮ:4」が追加運行されているとの告知も掲載されています。
ここで大事なのは、「24時間運行」はX19単独の話ではないということです。整理するとこうなります。
| 路線 | 区間 | 位置づけ |
|---|---|---|
| X19 | 空港 ⇄ スフバートル広場 | 日中のメイン路線。この記事の時刻表はこれ(2026年7月の現地掲示) |
| X20 | 空港 ⇄ タワンシャル | 1日5往復のみ |
| ШҮ:4 | 空港 ⇄ スフバートル広場 | 2025年8月20日から追加された夜間路線 |
深夜着でもバスはある。ただし過信は禁物です
X19だけを見ても、空港発は23:10と00:10の便があります。これに夜間路線ШҮ:4が加わる形です。
ただしX19の空港発は、04:05の次が08:05で4時間の空白があります。早朝5〜7時台の到着だと、X19では待つことになります。
また、現地の旅行会社は「深夜は営業していないが、夜遅くまでは営業している」とも説明していて、情報が完全に揃っているとは言えません。深夜・早朝着の方は、X19の時刻表だけで判断せず、空港公式サイトで夜間路線を含む最新の運行を確認するか、送迎を予約しておくほうが確実です。
→ チンギスハーン国際空港 公式サイト「Public transport」
バスチケットは「BUS TICKET」窓口じゃなく、自動券売機だった
チケットは、ゲートを出て左側に少し行ったところにある券売機で購入します。
最初は「BUS TICKET」という看板の出ている窓口で買うのかと思い、そちらへ向かいました。ところが窓口には誰もいませんでした。

ちなみに、床には紫色の三角形のシールが貼られていて、「Нийтийн тээвэр/Public Bus」「Албан ёсны такси/Official Taxi」と矢印が示されています。キリル文字が読めなくても、床の矢印をたどればバス・タクシーのチケット売り場窓口に着きます。

誰もいない窓口でどうしようかと思っていると、すぐに別の場所からスタッフらしき女性が来て、「シャトルバスですか?」というようなことを言いながら、すぐそばにある券売機に案内してくれました。
その方が「行き先はスフバートル広場ですか?」「支払いはクレジットカードですか?」等の簡単な質問をしてくれて、カタコトの英語で答えていると、タッチパネルの操作も全部やってくれました。

この券売機、3つのメニューがあります。ここは選び方に迷うところなので、整理しておきます。
| 券売機のメニュー | 内容 | 向いている人 |
|---|---|---|
| GET QR CODE FOR ONE TIME USE | 1回限りのQRコード付きチケット | 空港から1回だけ乗る人(私はこれ) |
| PURCHASE CARD | 交通カード(UBCARD)本体を購入 | 市内のバスも繰り返し使う予定の人 |
| RECHARGE CARD | すでに持っているカードにチャージ | カードを持っている人 |
支払いは?現金は必要?
空港では、支払いはクレジットカードのタッチで完了。現金は使いませんでした。
カードの請求額は706円で、券売機の表示上は15,000 MNTでした。時刻表の掲示にも「AMERICAN EXPRESS・Mastercard・VISA・DISCOVER などの主要なクレジット/デビットカードでお支払いいただけます」と明記されています。
空港のATMでキャッシングした現金は、この時点ではまだ1トゥグルグも使っていません。
ただ、この記事を書くにあたって調べてみると、支払い方法は1つではないようです。整理しておきます。
| 買う場所 | 支払い | 情報源 |
|---|---|---|
| 空港の自動券売機 | クレジットカードのタッチ決済 | 私の実体験 |
| 空港のバス&タクシーカウンター | (未確認) | 空港公式サイトの案内 |
| バスの車内で係員に支払う | カードで支払えたという報告あり | 2026年6月に利用した他の旅行者の記録 |
2026年6月にこのバスを利用した別の旅行者は、空港のカウンターで尋ねたところ「運賃はバス車内で払う」と案内され、車内でスタッフにVISAカードで支払ったと書いています。つまり券売機を使わずに乗る方法もあるようです。
私は券売機で買ってしまったので、車内で現金が使えるかどうかまでは確認できていません。ただ、帰り(市内発)についてはまた事情が違います。そちらは後ほど詳しく書きます。
発行されたチケットは「UBCARD」というレシートのような紙で、QRコードが印刷されています。私のチケットの発行時刻は14:05:48、金額は₮15,000。紙には「最初にQRコードを読み取ってもらってから乗車してください」という趣旨のモンゴル語の案内も印字されていました。

これから利用する人へ
「BUS TICKET」の看板がある窓口を探すより、まず券売機(KIOSK)を探した方が早いかもしれません。私が行ったときは窓口に人がおらず、券売機で買うことになりました。
分からなければ、近くにいるスタッフに聞くのが確実です。私の場合は、こちらが探す前に向こうから声をかけてくれました。英語が苦手でも、行き先の名前(スフバートル広場 Sukhbaatar Square)と「クレジットカード Credit Card」の2語が言えれば十分でした。
バス乗り場は出口から31m。迷いようがありません
ターミナル内の案内サインには距離まで書かれています。Public Bus(バス乗り場)31m/Taxi(タクシー)54m/Parking(駐車場)70m。つまりバス乗り場がいちばん近いんです。

空港を出て右手の方にシャトルバス乗り場があり、タイミングよくバスが待機してました。

乗客はたった4人。快適なバスでした
チケットは、運転手に渡してそのまま席に着きました。
座ってから振り返ると、運転手が入口付近についている機械にピッとかざして、QRコードを読み取っているような姿が見えました。どうやら本来は自分でQRコードを機械にかざす必要があったのかもしれませんが、私が座った後に処理してくれていたようです。


車両は中国Yutong社製の45人乗りで、エアコン完備。公式発表によると、公共交通開発基金の資金で10台導入された新しいバスだそうです。
事前にネットで「バスチケットは早めに買わないと売り切れて、次のバスまで待つことになる場合がある」という情報を見ていたので、混雑を覚悟していました。「席取り合戦になったらどうしよう」と少しビビっていたのですが、実際に乗り込んでみると、乗客は自分を含めてたった4人。座席もゆったりしていて、拍子抜けするくらい快適でした。
この旅、事前の心配がことごとく裏切られています。いい意味で。

14:10にバスは出発。バスのチケットを買って約5分後の出発だったので、ほぼ待ち時間なしでした。案内表示では出口からバス乗り場まで31m、実際には券売機から歩いて2分ほど(空港を出て右側)なので、バスに乗ってすぐ出発という感覚です。
台風による遅延から始まった旅でしたが、モンゴルに着いてからは、今のところ驚くほどスムーズです。
荷物・トイレ・車内設備はどうだった?
1時間20分乗ることになるので、気になる方が多そうなところを書いておきます。
荷物:私はバックパックだったので、そのまま車内に持ち込みました。スーツケースの方は、バスの下にあるトランクルームに入れていました。大きな荷物でも問題なく乗れます。
Wi-Fi:運転席の横に「mobicom group/CNBC MONGOLIA ҮНЭГҮЙ Wi-Fi(無料Wi-Fi)」というステッカーが貼られていました。ただ、私は実際に接続を試していないので、使えたかどうかは分かりません。あてにしすぎないほうが無難だと思います。

コンセント:車内では見かけませんでした。観光バスのような立派な車両だったので、スマホの充電ができるかなと少し期待していたのですが、できませんでした。景色を眺めるか、スマホの電池を気にしながら過ごすことになります。
トイレ:バスに乗る前、空港で済ませておきました。空港のトイレは普通にきれいで、特に困ることはありません。これは強くおすすめします。1時間半近く、しかも途中の状況が分からない状態で乗るので、乗車前に行っておくと精神的にかなり楽です。
車内の注意書き:「持ち物の盗難にご注意ください」「禁煙」「監視カメラ作動中」という掲示がありました。私は何もありませんでしたが、長時間の乗車なので、貴重品は身につけておくのが安心です。
帰りは?市内から空港へ行くバスの乗り場とチケットの買い方
ここは、行きの情報だけ調べて見落としがちなところです。
X19は、スフバートル広場と空港を往復しています。そして降車場所と乗車場所が同じなので、帰りも同じバス停から乗れます。
| バス停名 | Сүхбаатарын талбайн төв зогсоол(スフバートル広場 中央バス停) |
| 場所 | スフバートル広場のすぐ東側 |
| 料金 | 15,000₮(空港行きも同額) |
| チケットの買い方 | バス停に券売機や窓口は見当たらず、運転手に直接支払う形になるようです(後述) |
| 始発・終発 | 通常の時刻表では広場発 05:55〜22:00。これとは別に01:50発の便も掲示されていました(上記の時刻表と注記を参照) |
| 目印 | 車体に「AIRPORT BUS CHINGGIS KHAAN INTERNATIONAL AIRPORT ⇄ SUKHBAATAR SQUARE」と大きく書かれています |
車体の側面に行き先が英語で大書されているので、キリル文字が読めなくても間違えません。空港から乗客が降りたあと、そのまま空港へ向かう乗客が乗り込む形になります。
帰りのチケットはどこで買う?
行きは空港の券売機で買いましたが、市内側のバス停には券売機も窓口も見当たりません。では帰りはどうするのか。
私は帰りにこのバスを使っていないので断言はできませんが、Googleマップに投稿されているこのバス停のクチコミを読むと、「運転手に直接支払った」という報告が複数見つかります。
- 現金で運転手に支払ったという報告がいちばん多い
- クレジットカードで支払えたという報告も複数ある
- 一方で、カード払いを断られたという報告も見つかりました
前述のとおり、2026年6月に利用した別の旅行者も「運賃はバス車内で払う」と案内され、車内でスタッフにカードで支払ったとの報告があります。これら複数のコメント等を見た限りでは車内で支払う運用は、実際に存在するようです。
帰りは現金を用意しておくのが安全です
整理すると、空港発は券売機とカウンターがあるので迷いません。一方、空港行の市内発は運転手に直接支払う形になる可能性が高いです。
カードで払えたという報告が多い一方で、断られた例も見つかるので、15,000₮分の現金を財布に入れておくのがいちばん確実だと思います。おつりのことを考えると、5,000₮・10,000₮札を混ぜておくとさらに安心です。
※ここは私の実体験ではなく、Googleマップのクチコミや他の旅行者の記録をもとにした情報です。運用は変わる可能性があるので、現地でもご確認ください。
私が降ろされたのは「中央図書館」だった
ただ、正直に書いておくと、私が実際に降ろされたのはスフバートル広場ではありませんでした。
バスが最終的に停まったのは、広場より少し手前の「ТӨВ НОМЫН САН(中央図書館)」というバス停。そこから広場までは歩いて10分ほどでした。

本来の終点はスフバートル広場です
行き先表示も車体も「スフバートル広場」で、公式の停留所リストでも終点は広場。他の旅行者の記録でも「終点は広場なので下車は簡単」とされています。
それなのに、私が乗った便は手前の中央図書館バス停が終点でした。理由はわかりません。他の乗客も皆降ろされてたので、私の聞き間違いや勘違いとかではないと思います。ナーダム連休中の運行の都合だったのか、その日だけの事情だったのか、そこまでは確認できていません。
これから乗る人は、「広場の少し手前で降ろされることもある」と頭の片隅に置いておけば、慌てずに済みます。どちらにしても中心部なので、歩ける範囲です。
タクシーやUBCabという選択肢もあります
私は節約のためシャトルバスを選びましたが、空港から市内への移動手段はほかにもあります。今回は使っていないので、あくまで調べた範囲の情報になります。
正規タクシーは空港のタクシーカウンターで手配でき、メーター制で料金も明確なようです。ただ、相場はサイトによってかなり幅があり、10万トゥグルグ(4,000円程度)とする情報もあれば、15万〜20万トゥグルグ(6,500〜8,500円程度)とする情報もありました。
配車アプリのUBCabも使えるようで、料金の目安が事前に分かるので安心感があるようです。ただし私は空港からUBCabを使っていないので、空港で実際に配車できるのか、料金がいくらになるのかは確認できていません。荷物が多い人や到着が夜遅い人は、こうした選択肢も検討する価値がありそうです。
| 手段 | 料金の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| シャトルバスX19(実体験) | 15,000 MNT(カード請求706円) | 荷物が少ない・昼間の到着・節約したい |
| 正規タクシー(調べた情報) | 10万〜20万MNT(4,000〜8,500円程度) | 荷物が多い・宿がバス経路から遠い |
| 配車アプリUBCab(調べた情報) | 事前に目安が表示される | 料金を先に確認して安心したい |
| 事前予約の空港送迎 | 手配先によって異なる | 深夜・早朝着で確実に移動したい |
私のように昼間到着で荷物が少ないなら、706円で済むシャトルバスが圧倒的にお得です。逆に深夜・早朝の到着や、大きなスーツケースがある方は、送迎を予約しておいた方が結果的に楽だと思います。空港が市内から約50km離れているので、「着いてから考える」だと詰みやすい距離です。
空港到着からバス出発までの流れ
| 時刻 | できごと |
|---|---|
| 13:46頃 | チンギスハーン国際空港着陸 |
| 13:59頃 | 入国審査を終えて到着ロビーへ |
| 14:05 | 券売機でバスチケット購入(ATMキャッシングも済ませて移動) |
| 14:10 | 市内行きシャトルバス(X19)出発 |
| 15:30 | 中央図書館バス停に到着(所要約1時間20分) |
着陸から24分でバスに乗れた計算になります。ATMと券売機が同じフロアの左側にまとまっているので、動線としてはとても効率的でした。
空港に着いたら、私がやった順番
- 入国審査(パスポートを見せるだけ・約13分)
- 到着ロビーへ(預け荷物なしなら直行)
- ロビーを出て左へ。ATMでキャッシング(120,000₮)
- トイレを済ませる
- 同じく左手の券売機でシャトルバスのチケットを購入(カード払い)
- 空港を出て右手のバス乗り場へ(出口から31m)
ATMも券売機も同じ方向にあるので、迷いようがありません。この順番で動けば、20〜30分で市内行きのバスに乗れます。
結局、市内に着くまで現金はいくら使った?
答えは0トゥグルグです。
空港のATMで120,000トゥグルグを引き出しはしましたが、バスのチケットはクレジットカードのタッチ払いで買えたので、市内に着くまで現金を使う場面は一度もありませんでした。ATMから出てきた20,000₮札6枚は、そのままポケットの中です。
「到着後すぐに現金がないと困るのでは」と少し心配していたのですが、少なくとも空港から市内までの移動については、カードだけでも成立します。とはいえこの先、市内では現金しか使えない場面にも出会いますし、帰りのバスは運転手に直接支払う可能性が高いので、空港で引き出しておいて損はありませんでした。このあたりの使い分けは、続きの記事でも書いていきます。
持ち物の準備でいうと、私が何を持って行って何が要らなかったかは海外旅行の持ち物ガイドにまとめています。
今回のまとめ
・入国審査は13分ほどでスムーズ通過、預け荷物なし
・空港はコンパクトな規模で迷わない、トイレもきれい、バーガーキングも両替所もある
・プライオリティパスで入れるラウンジは2026年7月時点ではなかった
・気温は半袖+薄い羽織りでちょうどいい
・ahamoは何もせず自動でつながった(月30GBまで追加料金なし。ただし国内分と合算・15日制限あり)
・ATMは英語表示で操作可能、120,000 MNTをキャッシング(5,443円)
・両替所は利用せず、空港ではカード払いだけで完結(キャッシングした現金は手つかず)
・市内行きシャトルバス(X19)は、ゲートを出て左側の自動券売機でQRコードチケットを購入。窓口には人がいなかった
・15,000 MNT(カード請求額706円)でスフバートル広場方面へ、時刻表上の所要は1時間30分
・空港発は04:05〜00:10の1日22便。市内発は05:55〜22:00が中心
・帰りも同じスフバートル広場のバス停から乗れる。ただし券売機がないため、運転手に直接支払う形になるようです。クレジットカード払いできるとのコメントが複数ありますが、クレカNGと言われたとのコメントもあったので念のため現金を用意しておくと安心です
・バス乗り場は出口から31m、床の紫の矢印をたどれば着く
・大きな荷物はバス下のトランクルームへ。コンセントはなし、Wi-Fiのステッカーはあったが未検証
・トイレは空港で済ませておくのが正解(乗車時間が長い)
・シャトルバスの乗客はまさかの4人だけ、快適なバスでした
・空港から市内まで、現金は1トゥグルグも使わずカードだけで移動できた
次回は、ウランバートル市内での初日の様子を書いていきます。ここまで順調すぎるくらい順調だったこの旅、この先どうなるのか。
今回訪れた場所
| 場所 | メモ | 地図 |
|---|---|---|
| チンギスハーン国際空港(UBN) | 2021年開港・ウランバートル市内から南へ約50km | 📍地図 |
| スフバートル広場 中央バス停 | X19の本来の終点。帰りの空港行きもここから | 📍地図 |
| 中央図書館バス停 | 私が実際に降ろされた場所。広場まで徒歩10分ほど | 📍地図 |
※料金・時刻・ATMやバスの運行状況は2026年7月時点のものです。変更される可能性があるため、最新情報は現地の掲示や空港公式サイトでご確認ください。
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