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【星空と夜景⑧】ランチ難民の末に絶品ツォイワン!Modern Nomadsでモンゴル料理を満喫

ツォイワン цуйван ウランバートル
ツォイワン цуйван

※この記事は連載「星空と夜景を追うひとり旅。ときどきナーダム。」の第8話です。

前回の記事は「【星空と夜景⑦】モンゴル国立博物館・チンギス・ハーン博物館へ|料金・撮影ルール・所要時間を紹介」からどうぞ。

この記事でわかること

  • ウランバートルで「営業中のはずの店が閉まっている」問題との付き合い方
  • モンゴル料理店「Modern Nomads」のメニュー・価格・支払い方法
  • ツォイワンとはどんな料理か(実際に食べた正直な感想つき)
  • 羊肉のクセは気になるのか(羊が苦手かもしれない方へ)
  • メニュー価格に加算されるサービス料のこと
  • 提供時間がかなりゆっくりだったという実体験
  • UBCabは現金払い。おつり問題への備え方
  • 夏のウランバートルは何時から暗くなるのか(夜景を狙う方へ)

先に結論|Modern Nomads(モダン・ノマズ)の基本情報

「ウランバートルでモンゴル料理を食べたい」という方向けに、先に実用情報をまとめておきます。私が入ったのは、チンギス・ハーン博物館から歩いて行ける「Modern Nomads – 3」という店舗です。

店名Modern Nomads – 3 restaurant(モンゴル料理チェーン)
営業時間入口の表示は10:00〜23:00
今回の会計ツォイワン29,900₮+水5,500₮+サービス料等2,124₮=37,524₮(カード請求額 約1,768円)
サービス料メニュー価格とは別に加算(今回は注文合計の約6%)
支払い方法クレジットカード可
メニュー英語表記+写真付き。英語が苦手でも選べる
提供時間注文から約50分(私の場合)。時間に余裕を持って
羊肉のクセ私はまったく気にならなかった(後述)
予約私は予約なしで入店できました(2026年7月・平日の15時台)
ひとりでも入れる?他に一人客は見当たらなかったが、気まずさはなし
雰囲気・価格帯観光客向けのきれいな店。現地の食堂より高め
2026年7月訪問時点の情報です。価格・営業時間は変更される可能性があります

……と、まとめだけ見ると普通のレストラン紹介なのですが、ここに辿り着くまでが本当に大変でした。ここからはその「ランチ難民」の記録です。

お腹ペコペコ、そして始まる「ランチ難民」の旅

チンギス・ハーン博物館の荘厳な展示と、最上階の黄金像をじっくり堪能した私。時計を見ると、時刻は14時40分を過ぎたところでした。

この日は「昼食を食べるだけ」でこんなに苦労するとは思ってもいませんでした。

……うん、猛烈にお腹がすいた。

思えば今日は、朝ホステルで朝食をとってから出発してから、お昼は吉野家へ向かうも2日連続の臨時休業(これで通算3度目の敗北)を喫し、その後博物館を2つハシゴ。歩き回ったせいでお腹はペコペコです。そろそろしっかりとした昼食をとって、一度ホステルに戻って荷物を置いて休憩したいところでした。

そこで頭に浮かんだのが、昨日食べたあの味。

「よし、昨日行ってすごく美味しかったKhaan Buuz(ハーン・ブーズ)にしよう!」

Khaan Buuzはモンゴルのポピュラーなファストフードチェーン。昨日とは別の、ホステルの近くにある店舗(Khaan buuz – Sentoza)に行ってみることにしました。
※昨日食べたときの話は「【星空と夜景⑤】初めてのUBCab、謎の同乗者とおつり騒動|ナーダム会場と2度目の吉野家敗北」に書いています。

早速、ウランバートル旅の必須配車アプリ「UBCab」でタクシーを呼び、目的地の近くで下車。

ワクワクしながらお店の前まで歩いて向かったのですが……。

……ん? 開いて……ない??

店のトレードマークであるシェフの人形が「やあ!」と楽しそうに手を振っていますが、ドアはしっかり閉まっています。本日2度目の「お店閉まってる問題」。

閉店中のKhaan Buuz Sentoza店。黄色いシェフの人形が手を振っている
黄色いおじさんはいたのですが、店は閉まってました

今回の旅(特にナーダム期間中だったからなのか、通常運転なのかは謎ですが)、Googleマップで営業中と表示されていたお店へ、UBCabで向かったものの……着いてみたら閉まっていて別の場所へ移動、という超絶効率の悪いループに何度もハマっています。

モンゴル、閉まっているお店多すぎませんか!?

ナーダム期間中、実際に開いていた店・閉まっていた店(私の4日間の記録)

閉まっていた:吉野家(3日連続で敗北)/Khaan Buuz Sentoza店/個人経営らしき飲食店いくつか
開いていた:Khaan Buuz(国営百貨店向かいの店舗)/State Department Store(国営百貨店)/コンビニ/モンゴル国立博物館/チンギス・ハーン博物館/Modern Nomads

サンプル数は少ないですが、大型商業施設・博物館・コンビニは動いていて、読みづらいのは飲食店(特に個人店・郊外寄りの店舗)という傾向でした。ナーダム期間に旅程を組む方は、「食事だけは複数候補を用意しておく」のが精神衛生上いちばん効くと思います。

Googleマップの「営業中」を信じすぎないためのコツ

この経験から学んだのですが、Googleマップの「営業時間」表示だけでなく、直近数週間〜数か月以内の口コミの投稿日もあわせてチェックしておくと、実際に営業しているかどうかの精度が少し上がるかもしれません。

あわせて、私がやっておけばよかったと思うのはこのあたりです。

  • 候補を最低3店ピン留めしておく。1店ダメだった時点で次に切り替えられます
  • 「歩いて行ける距離」で候補を固める。タクシーで移動してから空振りすると、時間もお金も倍かかります(私はこれを2回やりました)
  • ストリートビューで外観を先に見ておく。ビルの中の店なのか、独立した建物なのかが分かると、現地で「見つからない」を減らせます
  • 公式FacebookやInstagramも見る。Modern Nomadsのように公式SNSを運用している店なら、臨時休業や移転の告知がGoogleマップより早く出ていることがあります。モンゴルはFacebookの利用が盛んなので、意外と有効な手だと思います

この日、私の命綱はスマホの通信でした
店を探すのも、UBCabを呼ぶのも、全部スマホです。ウランバートルではネットが切れた瞬間に詰みます。私はahamoの海外データ通信(追加料金なしで使える枠)でそのまま乗り切りました。設定なしで着いた瞬間から使えるので、地図と配車アプリを頼りに動く旅とは相性がいいと思います。
ahamo(海外データ通信)/他の選択肢は「海外での通信手段まとめ」で比較しています。

今度は「店が見つからない」問題

仕方なく、その場でGoogleマップを開いて周辺の飲食店を捜索。すると、モンゴル料理の人気チェーン店「Modern Nomads(モダン・ノマズ)」の店舗が、なんと先ほどUBCabに乗って離れたばかりのチンギス・ハーン博物館の近くにあることが判明しました。

「え、また引き返すの……!?」と思いつつも、背に腹は代えられません。
Googleマップ上で「Modern Nomads 5 restaurant, Tsag uur」という店舗名で表示されていた店に向かうため、またUBCabで、さっきまでいたチンギス・ハーン博物館近くへ引き返しました。

……が、今度は店自体が見つからない。地図上では絶対にここを指しているはずなのに、周囲を見渡してもそれらしい看板もお店も見当たりません。移転したのか、はたまた消滅したのか……。

Googleマップが「Modern Nomads 5 restaurant, Tsag uur」を示していたが店が見当たらない通り
グーグルマップ上ではこのあたりに「Modern Nomads 5 restaurant」があるはずなんですが見つけることができませんでした

吉野家に続き、Khaan Buuzも閉まっていてModern Nomadsの店舗も見つからず。空腹はすでに限界突破寸前ですが、諦めきれない私はさらにマップを捜索。

少し歩いた場所にある別の系列店「Modern Nomads – 3 restaurant」を発見しました。

📍Modern Nomads – 3 restaurant(Googleマップ)

「何食べようかな〜!」と必死にテンションを上げながら、最後の望みをかけて歩いて向かいます。

緑の木々が立ち並ぶ通りを抜け、ログハウス風の建物に到着。

ログハウス風の外観のModern Nomads - 3 restaurant
Modern Nomads – 3 restaurant

ガラス扉を恐る恐る覗き込むと……明かりがついている!!ドアには「10:00 – 23:00」の文字。今度こそ本当に営業していました!

「Modern Nomads Mongolian Restaurant」と営業時間10:00-23:00が書かれた入口
Modern Nomads モンゴリアンレストランと書いてます

幾多の「お預け」を食らい、迷走を重ねた末。ついに……ついに無事入店を果たすことができたのです。

ちなみに予約は取っていませんでしたが、そのまま案内してもらえました。私が入ったのは平日の15時台という中途半端な時間帯だったので、ディナータイムや週末はまた事情が違うかもしれませんが、少なくとも「飛び込みで入れない店」ではなさそうです。

おしゃれな店内で、メニューと格闘

店内に入ると、壁一面に描かれたモンゴルの歴史的な絵画や高級感のあるインテリアが印象的な、とっても綺麗でおしゃれな空間でした。食事だけでなくカフェ利用でも楽しめそうな店内でした。

Modern Nomads - 3の店内
Modern Nomads – 3 restaurant店内

メニューは英語表記もしっかり用意されていて、料理の写真付きだったので、英語に自信がなくても選びやすかったです。

店内を見渡すと、一人客らしき人は私以外に見当たらず、一人でいるのはバイクのヘルメットをかぶった配達員(ウーバーイーツのような方)らしき人が一人待機しているくらいでしたが、一人でも入りやすいお店だと感じました。

重厚感のあるメニューを開きます。どれも美味しそうで迷いますが、今回はモンゴルの定番麺料理「ツォイワン」を注文することに決定!

ツォイワン(Цуйван)とは
モンゴルを代表する家庭料理で、日本の焼きうどんを少しワイルドにしたような、家庭の食卓に並ぶ定番の一皿です。手打ちの平打ち麺を、炒めた肉と野菜の上にのせて蒸し焼きにするのが伝統的な作り方だとされています。肉は羊が定番で、牛や、ときにはヤクや馬が使われることもあるそうです。
ちなみに「ツォイワン」という名前は、中国語の「炒餅(チャオビン)」が語源だとされています。

メニュー全体を見渡すと、ツォイワン以外にもモンゴルステーキやグリルドビーフブリスケット、揚げ餃子のような肉入りの揚げパイ「ホーショール」や大皿の肉盛り合わせなど、選択肢の幅がかなり広い印象でした。次に訪れる機会があれば、他の料理も試してみたいです。

モンゴル料理の名前は似たものが多いので、注文前にざっくり覚えておくと選びやすいと思います。

料理名どんなもの?
ツォイワン(Цуйван)平打ち麺と肉・野菜の蒸し焼き。今回食べたのがこれ
ボーズ(Бууз)肉入りの蒸し餃子。Khaan Buuzの店名の由来でもあります
ホーショール(Хуушуур)肉を包んで揚げた平たい餃子・肉パイ
バンシ(Банш)小ぶりな茹で餃子。スープに入ることも
名前は似ていますが「蒸す・揚げる・茹でる」で分かれています
Modern Nomadsの英語併記メニュー(伝統料理のページ)
Modern Nomads – 3 restaurant メニュー
Modern Nomadsの写真付きメニュー(肉料理のページ)
Modern Nomads – 3 restaurant メニュー
Modern Nomadsの写真付きメニュー
Modern Nomads – 3 restaurant メニュー

注文したのは「Tsuivan with Short Rib & Home-Made Beef Sausage」(29,900₮・約1,357円)。

炒めた自家製麺に、羊の骨付き肋肉(ショートリブ)と自家製のビーフソーセージ、羊の尾の脂、野菜 が入った豪華版ツォイワンです。

メニューに掲載されたツォイワン(Tsuivan)の写真
ツォイワン (Tsuivan)

羊の尾の脂(sheep tail fat / хонины сүүл)はモンゴル料理では欠かせないコクと旨味を出すジューシーな脂身だそうです。

喉も乾いていたので、NOMADSのオリジナルボトル(500ml・pH8〜8.5のアルカリ水)に入ったアルカリミネラルウォーター(5,500₮・約250円)も一緒に頼みました。日本の感覚だと水1本で250円は少し高めですが、ここは観光客向けのお店なので、その分と割り切りました。

NOMADSオリジナルボトル入りのアルカリミネラルウォーター500ml
NOMADSのオリジナルアルカリ水

待てど暮らせど……ヤバいくらい来ない料理

私が訪れた日は、注文してから料理が運ばれてくるまで約50分かかりました。

冷たいお水を飲んで一息つき、「さあ、やっとご飯だ!」とワクワクして待っていたのですが……。

……来ない。全然来ない。

10分、20分、30分、40分……。周囲を見渡してみると、遅いのは私だけではないようで、他のテーブルのお客さんたちも「まだかな〜」という顔でじっと待っています。配達員の人もじーっと待機中。どうやら厨房がパニックになっているのか、根本的に提供スピードがのんびりしているようです。

空腹のピークを通り越してしまいそうでした(笑)。

私の場合たまたまだった可能性もありますが、料理の提供は少しゆっくりめでした。もし次の予定が詰まっている方は、時間に余裕を持つか他のお店を選ばれたほうが安心かもしれません。(Googleマップの口コミでも「提供が遅め」という声をいくつか見かけたので、普段からゆったりとしたペースなのかもしれません)。ちなみに客席も満席ではなく、半分くらいは空いてる感じでした。

調べてみると、Modern Nomadsのサービスがゆっくりめだという指摘は、日本語以外のレビューでも見かけるものでした。味は評判が良い一方、提供スピードは期待しすぎないほうがいい店――というのが、私の結論です。急いでいる日ではなく、時間に余裕のある日に行くのがおすすめです。

ついにご対面!ボリューム満点の激ウマ「ツォイワン」

そして、待つこと約50分。待ちに待ったツォイワンが目の前に到着!お皿には平打ちの麺と野菜、そしてゴロっと大きな肉が盛られていて、食欲をそそる良い香りが漂ってきます。

運ばれてきたツォイワン。平打ち麺の上に骨付き肋肉とビーフソーセージ
Tsuivan with Short Rib & Home-Made Beef Sausage ツォイワン

見てください、このド直球な肉の主張!大きな羊の骨付き肋肉と、分厚くカットされた自家製ビーフソーセージがドカンと乗っています。

ツォイワンに乗った羊の骨付き肋肉と自家製ビーフソーセージのアップ
Tsuivan with Short Rib & Home-Made Beef Sausage ツォイワン

フォークで一口食べてみると……「あ、美味しい!!」

渡航前にネットで調べていた情報では「モンゴル料理は味が薄い」「塩だけのシンプルな味付け」という意見を多く見かけていたのですが、実際に食べてみるとしっかりと香ばしく、旨味が効いた濃いめの味付けでした!

モチモチした麺に肉の旨味と脂がしっかり絡んでいて、日本人の口にもめちゃくちゃ合うと思います。(お腹がペコペコだったからより美味しく感じたのかもしれません!笑)。

羊肉のクセは?「まったく気にならなかった」が正直な感想

モンゴル料理でいちばん心配されるのが、たぶんこれだと思います。私も出発前は「羊、大丈夫かな……」とけっこう身構えていました。

結論から言うと、羊特有のにおいやクセは、まったく気になりませんでした。

骨付きの肋肉も、羊の尾の脂が入った麺も、「これは羊だな」と身構えるような香りはなく、普通に美味しい肉料理として食べられました。日本のジンギスカンで感じるような独特の香りを想像していたので、正直かなり拍子抜けしたくらいです。

もちろん個人差はあると思いますし、お店や部位によっても違うはずなので言い切りはできませんが、「羊が苦手かもしれないから、モンゴル料理は避けようかな」と思っている方は、一度試してみる価値はあると思います。少なくとも私は、この一皿でモンゴル料理への警戒心が完全になくなりました。

見た目以上に量が多くてボリューミーでしたが、空腹と美味しさも手伝ってペロリと完食してしまいました。この一皿だけでしっかり満腹になる量なので、他の料理も試したい方は誰かとシェアするか、小さめのメニューと組み合わせるのが良さそうです。

ちなみに、観光客向けのきれいなレストランなので「モンゴル料理は口に合わないかも……」と不安な方の1食目としてもハードルが低いと思います。味付けは日本人にも馴染みやすいと感じました。

本日のランチのお会計(サービス料に注意)

レシートを確認すると、お料理とドリンクにサービス料などが加算され、合計で37,524₮でした。メニューに表示されている価格に加えて、サービス料が別途加算される仕組みのようです。

Modern Nomads - 3のレシート。サービス料が別途加算されている
Modern Nomads – 3 restaurant レシート
  • Tsuivan with Short Rib & Beef Sausage:29,900₮(約1,357円)
  • Water Nomads 0.5L:5,500₮(約250円)
  • サービス料・税:2,124₮(約96円/注文合計の約6%)
  • 合計:37,524₮クレジットカードの実際の請求額は1,768円でした)

金額としては数百円の差ですが、メニューの価格=支払額ではないという点は覚えておくと予算が組みやすいと思います。何品も頼めばそれなりの額になります。

カードの請求額は、目安計算より少し高くなります
このブログではトゥグルグの円換算を「1₮≒0.0454円」で統一しているので、37,524₮なら約1,704円のはず。ですが実際にカードに請求されたのは1,768円でした。
カード決済のレートには手数料が上乗せされるため、目安計算よりやや高くなります。旅の予算を組むときは、ざっくり計算した金額に数%足しておくくらいがちょうどいいと思います。

チップは必要だった?
モンゴルではチップが必須の習慣ではないとされています。今回のようにサービス料があらかじめ加算されている店もあります。私は飲食店ではチップは渡しませんでした
ただしこのあと乗ったタクシーでは、手間をかけてしまったお礼として結果的におつりの一部を受け取らない形になりました(その顛末は後述します)。「必ず渡すもの」ではなく、助けてもらったときのお礼くらいの感覚でいると気が楽だと思います。

地元の方で賑わう食堂というよりは、価格帯や雰囲気的にも観光客向けといった印象のお店でした。メニューに英語表記がしっかりあるぶん、価格も現地の食堂よりは少し高めに設定されているようです。お会計はクレジットカードで支払いを済ませました。

ウランバートルの物価からすると少しリッチなランチになりましたが、お店の雰囲気も良く、美味しい本場のツォイワンをお腹いっぱい食べられたので大満足です!提供に50分かかったこと以外は(笑)。

タクシードライバーさんとのクスッと笑える攻防劇

食事を終えた後は、再び配車アプリの「UBCab」でタクシーを呼び、ホステルへと向かいます。ちなみに私が当時利用していたアプリではクレジットカードの登録ができなかったので、旅の間はずっと現金払いでした。事前に細かい紙幣を用意しておくと安心です。

無事ホステル近くに到着し、料金は7,300₮(約331円)。20,000₮札でお支払いをしようとしたところ……なんと、またしても「お釣りがない」とのこと!しかも今回のドライバーさんは、カタコトの英語も一切通じない年配のおじさんでした。

私もあいにく細かい紙幣を持ち合わせていなかったので、「コンビニ!チェンジ!」「あっちにコンビニある!」と身振り手振りで必死にアピール。

車をそのまま置いて、おじさんと2人で歩いて2分ほどの場所にあるコンビニへ向かうことになりました。

「車でコンビニまで行かないの?」と車を指さして訴えてみたのですが上手く伝わらず、おじさんと2人、仲良く横並びで歩いてコンビニへ向かいました(笑)。

おじさんは20,000₮札を握りしめて店に入り、無事に両替成功。色々と手間をかけさせてしまったので「10,000₮だけ受け取って、残りの2,700₮はおじさんに渡そう」と思っていたのですが……。

両替を終えて出てきたおじさんは、左手に10,000₮札、右手に2,000₮ほどの紙幣を持ち分けていました。

先に左手の10,000₮を私に渡し、続いて右手の紙幣を渡してくれるのかな?と思った瞬間——

おじさんは右手をスッと前に差し出し、素早く手元に引っ込めるという動作を2回リピート!(笑)

おそらくおじさんなりに「これは手間がかかった分のチップね!」というアピールだったのかもしれません。そのコミカルで素早い動きが可笑しくて、思わず笑ってしまいました。

もちろんそのまま10,000₮だけを受け取り、残りはそのままおじさんへのチップとなりました。

ウランバートルの「おつりがない」問題への備え
私はこの旅で3回おつり騒動に遭遇しました(1回目は第5話)。タクシー代は数千トゥグルグなのに、ATMから出てくるのは高額紙幣ばかり、というのが原因です。
対策はシンプルで、コンビニなどで少額の買い物をして、意識的に小額紙幣を作っておくこと。私はこれを最初からやっておけばよかったと後悔しました。
現金そのものの用意は、私は現地ATMでの海外キャッシングでまかないました。手順は「エポスカード海外キャッシング完全ガイド」にまとめています。
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ホステルに帰還、そして夜景に向けて待機

ユニークなおじさんと別れ、歩いてホステルへ戻ったのが17:40頃。

今夜は今回の旅の大きなテーマの一つでもある「ウランバートルの夜景を見に行く」という予定があります。ただ、夏のモンゴルはとにかく日が長く、21:00を過ぎてもまだ外がうっすら明るいほどです。

体感的には21:30を過ぎたあたりからようやく本格的な「夜」の暗さになってくる印象でした。

夏のウランバートルは何時に暗くなる?
ウランバートルは北緯およそ48度と、日本のどの都市よりずっと北にあります。調べてみると7月中旬の日の入りは20時45分前後、そこから薄明が終わって暗くなるのが21時半ごろとされていて、私の体感とほぼ一致していました。
夜景や星空の撮影を予定している方は、21時30分〜22時を目安に現地入りすると計算が立てやすいと思います。逆に言えば、それまではかなり時間が余るので、いったん宿で休むスケジュールを組んでおくのがおすすめです。

そのため、暗くなるまでホステルでじっくり休憩し、出発は21:00頃にすることに決めました。

それにしても、この日は本当に「歩いた」一日でした。博物館2館に、閉まっている店を求めての往復。自分の足だけで動くのは自由でいい反面、こういう空振りの時間も丸ごと自分持ちになります。
食事や移動の段取りごと任せてしまいたい方には、現地ツアーという選択肢もあります。VeLTRAは日本語で予約からサポートまで完結するので、英語が不安な方にも動きやすいと思います。
VeLTRA(モンゴルの現地ツアー一覧)

次回は、いよいよウランバートルの美しい夜景を見に行きます!

今回訪れた場所一覧

※本記事の料金・営業時間は2026年7月訪問時点の情報です。変更される可能性があるので、訪問前に最新情報をご確認ください。

スポット名ひとことGoogleマップ
Modern Nomads – 3 restaurant今回ツォイワンを食べた店。10:00〜23:00・カード可地図を見る
Khaan Buuz(Sentoza店)この日は閉まっていました地図を見る
State Department Store(国営百貨店)吉野家はこの近く。3度目も敗北地図を見る

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前回の記事→【星空と夜景⑦】モンゴル国立博物館・チンギス・ハーン博物館へ|料金・撮影ルール・所要時間を紹介

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