結論:エジプト10日間のひとり旅は約30万円でした(航空券込み)。
エジプト旅行の費用(10日間・一人旅)や個人手配の予算感を知りたい人向けにまとめています。
この記事は「エジプト旅行にいくらかかるのか知りたい人」「個人手配で行くか迷っている人」に向けて書いています。
この記事では、2024年11月に実施した15日間のひとり旅の費用を、実例ベースで公開します。
| カテゴリ | 金額(円) |
|---|---|
| ✈️ 航空券(国際線・国内線) | 約178,670円 |
| 🏨 宿泊費 | 約47,900円 |
| 🏺 観光・入場料 | 約36,401円 |
| 🚗 移動費 | 約35,437円 |
| 🍽️ 食費 | 約3,565円(記録分のみ) |
| 合計 | 約301,973円 |
※国際線込み/ドバイ・バンコク滞在費は除外
航空券が全体の約6割を占めており、ここをどう抑えるかで総額が大きく変わります。
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※費用の内訳はエジプト国内での滞在(約10日間)をベースにまとめています。全体の旅程は経由地含む15日間ですが、ドバイやバンコクでの宿泊費・観光費は除外し、エジプト旅行の費用感がわかりやすくなるよう整理しました。なお、日本発着の航空券代は含めています。
クレジットカードの明細と記憶を頼りに集計したものなので「完璧な家計簿」ではありませんが、これからエジプト旅行を考えている人の参考になればと思い、できる範囲で正直に公開します。

旅のルートはざっくりこんな感じです。
日本 → バンコク → ドバイ(乗り継ぎ)→ カイロ → ルクソール → アスワン → ギザ → カイロ → アブダビ(1泊)→ バンコク(3泊)→ 帰国
旅程の全体像や各都市の移動手段については、【エジプト旅行③】15日間の全行程と航空券総額にまとめています。
1. 航空券(国際線・国内線)
まず一番の出費、航空券から。
往路は那覇からバンコク経由でドバイ、そしてカイロへ。バンコクまではタイ・エアアジア、その先はエミレーツ航空を利用しました。実はエミレーツ航空を選んだことで、他の航空会社のルートより約1.5万円ほど高くなりました。ただ、憧れの航空会社に乗れるうえ、乗り継ぎの時間帯もちょうどよかったので、「移動時間を特別な体験に変えるための出費」として納得しています。詳しくはこちらの記事をどうぞ。→【エジプト旅行②】エミレーツ航空を選んだ理由
復路はカイロからアブダビ経由でバンコクを経て帰国。エジプト国内はカイロ→ルクソール(エジプト航空)とアスワン→カイロ(ナイルエア)の2区間を飛行機で移動しました。国内線ではお菓子やジュース程度のサービスがありました。
また、今回の旅は11月出発。エジプトは暑すぎず寒すぎない11月〜3月頃がベストシーズンとされているため、航空券の価格もそれなりに高い時期でした。時期をずらせばもう少し抑えられる可能性があります。
| 項目 | 区間・航空会社 | 金額(円) |
|---|---|---|
| 国際線(往路) | 那覇 → バンコク → カイロ(タイ・エアアジア+エミレーツ航空) | 94,865 |
| 国際線(復路) | カイロ → アブダビ → バンコク → 日本 | 52,345 |
| 国内線 | カイロ → ルクソール(エジプト航空) | 17,040 |
| 国内線 | アスワン → カイロ(ナイルエア) | 14,420 |
| 合計 | 178,670 |
2. 宿泊費
エジプト滞在中に泊まった都市は4か所(ルクソール・アスワン・ギザ・カイロ)。アゴダとトリップドットコムで予約しました。
| 滞在都市 | ホテル名 | 金額(円) |
|---|---|---|
| ルクソール | Queens Valley Hotel(クイーンズ・バレー・ホテル) | 11,602 |
| アスワン | Endo Mando(エンドー マンドー) | 9,264 |
| ギザ | Pyramids View Inn(ピラミッズ・ビュー・イン) | 17,550 |
| カイロ | Cairo Capital Hotel(カイロ キャピタル ホテル) | 9,484 |
| 合計 | 47,900 |
アスワンのEndo Mando(エンドーマンドー)はナイル川が見えるゲストハウスで、4都市の中で一番個性的な宿でした。ただし朝食なしだったのはここだけです。それ以外の3都市は朝食付きだったので、食費の節約にかなり助かりました。宿の詳細は【エジプト旅行㉙】アスワン到着・ヌビアンスタイルのゲストハウスをどうぞ。
ギザのピラミッズ・ビュー・インは、部屋からピラミッドが見えることにこだわったため、他の宿より費用がかかりました。ただ、カーテンを開けた瞬間に目の前にピラミッドがそびえ立つあの光景は、追加費用では到底測れない価値がありました。夜、ライトアップされたピラミッドをベランダから眺めながらビールを飲む時間は、この旅のハイライトのひとつです。宿の詳細は【エジプト旅行㉞】ギザ到着!ピラミッズ・ビュー・イン宿泊記をどうぞ。

エジプトでは立地(観光地に近いか)を優先して選び、レビューを参考にするのが失敗しないコツです。
💡 エジプトの宿は事前予約がおすすめです。現地で当日に探すのは選択肢が限られることが多く、特にギザのピラミッドビュー系の宿は早めに埋まります。自分はすべてAgoda(アゴダ)とTrip.comで予約しましたが、日本語で完結するうえ価格比較もしやすかったです。
→ ピラミッドビューの宿は人気が高く、直前だと埋まりやすいので早めの予約がおすすめです。
空室を確認する(Agoda) 今の価格を見る(Trip.com)
3. 観光地入場料・ツアー代
エジプトの遺跡の入場料は、近年かなり値上がりしています。以下はすべて2024年11月時点の価格です。料金は頻繁に変動するため、渡航前に最新情報を確認することをおすすめします。

⚠️ クフ王ピラミッド内部の入場料は、2024年11月時点では900EGPでしたが、2026年3月現在は1,500EGPまで値上がりしています。渡航前に必ず最新情報を確認してください。
| 項目 | 詳細・内訳 | 金額(円) |
|---|---|---|
| ピラミッドエリア | 入場料(700EGP) + クフ王ピラミッド内部(900EGP) ※2024年11月時点 | 5,188 |
| 王家の谷(合計) | 基本(750EGP)+ツタンカーメン(700EGP)+ラムセス5世・6世(220EGP) ※2024年11月時点 | 5,316 |
| 王家の谷 トラム | 往復(20EGP) | 65 |
| 気球ツアー | ルクソールでのバルーン体験 | 4,982 |
| エジプト考古学博物館 | 入場料(550EGP) ※2024年11月時点 | 1,787 |
| シタデル | サラーフ・アッディーンの城塞(550EGP) ※2024年11月時点 | 1,751 |
| ルクソール神殿 | 入場料(500EGP) ※2024年11月時点 | 1,600 |
| カルナック神殿 | 入場料(600EGP) ※2024年11月時点 | 1,921 |
| ハトシェプスト女王葬祭殿 | 入場料(440EGP) ※2024年11月時点 | 1,300 |
| メディネト・ハブ | 入場料(220EGP) ※2024年11月時点 | 700 |
| エドフ神殿 | ホルス神殿(550EGP) ※2024年11月時点 | 1,772 |
| コム・オンボ神殿 | 入場料(450EGP) ※2024年11月時点 | 1,450 |
| イシス神殿 | 入場料(550EGP) ※2024年11月時点 | 1,776 |
| アブシンベル神殿 | 入場料(765EGP) ※2024年11月時点 | 2,471 |
| メンカウラー王のピラミッド | 内部入場料(280EGP) ※2024年11月時点 | 910 |
| ダハシュール | 屈折ピラミッド・赤のピラミッド(225EGP) ※2024年11月時点 | 731 |
| サッカラ階段ピラミッド | 入場料(600EGP) + 車両入場料(25EGP) ※タクシーで遺跡内に入った際に加算されました。2024年11月時点 | 2,031 |
| メンフィス | 屋外博物館(200EGP) ※2024年11月時点 | 650 |
| 合計 | 36,401 |
クフ王ピラミッドの内部に実際に入った体験は【エジプト旅行㉟】クフ王ピラミッド内部はきつい?実際に入ってわかったリアルで詳しく書いています。
王家の谷のチケットの仕組みやおすすめの墓については、【エジプト旅行⑰】王家の谷観光ガイドや、より詳しくまとめた【王家の谷観光ガイド】チケット・おすすめ墓・所要時間・行き方を詳しく解説をどうぞ。
気球ツアーは乗れませんでした(笑)。早朝にナイル川を渡り、会場で1時間以上待ったものの、風速が基準を超えていたとのことで全便中止。代金は返金なし。4,982円を払って「ほっとした自分がいた」という、なかなかシュールな結末です。くわしくはこちら→【エジプト旅行⑮】ルクソール気球ツアー当日
💡 ルクソールの気球ツアーや王家の谷の現地ツアーは、GetYourGuideやTrip.comで日本語事前予約ができます。現地での交渉が不安な方は、出発前に予約しておくと安心です。
4. 移動費(エジプト国内)
アブシンベルやルクソール→アスワン間など、距離が長かったり公共交通機関では難しかったりする区間では、何度かチャーター車を選択しました。
| 項目 | 詳細 | 金額(円) |
|---|---|---|
| 空港送迎 | ルクソール空港 → クイーンズ・バレー・ホテル | 867 |
| アブシンベル神殿 | 専用車チャーター(4,000EGP) | 12,000 |
| 都市間移動専用車 | ルクソール発 → エドフ神殿・コム・オンボ神殿立ち寄り → アスワン着 | 11,047 |
| ルクソール西岸 | 日帰りツアー利用 | 2,638 |
| イシス神殿ボート | 往復チャーター(500EGP) | 1,500 |
| アスワン市内〜空港 | タクシー利用(400EGP) | 1,200 |
| エジプト国内Uber | カイロ・ギザ市内など 約15回利用分 | 6,185 |
| 合計 | 35,437 |
アブシンベルへの行き方の選択肢や料金の詳細はアブシンベル神殿の行き方まとめ|ツアー・料金・注意点にまとめています。
カイロ・ギザ市内はUberが優秀で、約15回利用して総額6,185円。1回あたり400円前後とかなり重宝しました。ただしUber以外の車では交渉が必要な場面もあり、サッカラでは50ドルvs150ドルのタクシー交渉バトルが勃発しました(詳細はこちらの記事で)。
💡 エジプトは現地交渉がかなり大変なので、価格が明確な事前予約ツアーはかなり安心です。特にアブシンベルやルクソール西岸は、最初から予約しておくとトラブルを避けやすいです。GetYourGuideやTrip.comで送迎込みのツアーを探すのもひとつの手です。
→ アブシンベルやルクソール西岸ツアーは事前予約が安心。
GetYourGuideでツアー一覧を見る
5. 食費
正直に言います。食費はあまり把握できていません(笑)。
それには理由があって、この旅では食費がかかるシーンがかなり限られていたんです。
- ルクソール・ギザ・カイロのホテルは朝食付き(アスワンのゲストハウスのみ食事なし)
- 空港ではプライオリティパスのラウンジで食事(バンコク、ドバイ、カイロなど複数回)
- 国際線では機内食あり。国内線ではお菓子やジュース程度のサービスがありました
昼食・夕食を自分で探す場面はそれほど多くなく、現金払いや記憶にない出費も多いため、今回集計に入れているのはカード決済で記録が残っている分のみです。
ハト料理(ハマーム・マフシー)の体験記は【エジプト旅行㉔】エジプト名物ハト料理を実食!で詳しく書いています。
| 項目 | 詳細 | 金額(円) |
|---|---|---|
| ハト料理&ドリンク | ELHUSSEIN RESTURANT(535EGP) | 1,713 |
| アブシンベルのアイス | 観光地での購入(235EGP) | 762 |
| コシャリと水 | 現地食(70EGP) | 210 |
| コフタ | ギザのローカル食堂 Zaman(270EGP) | 880 |
| 合計 | 3,565 |
エジプト国内 費用総額:301,973円
今回のエジプトひとり旅は、合計301,973円(約30万円)でした。これは航空券込み・エジプト滞在10日間の費用として考えると、個人手配としてはかなり現実的なラインです。
クレジットカードの明細と記憶を頼りに集計したため、現地で現金払いした細かい出費やチップなどは含まれていませんが、大まかな予算感としてはこの金額に収まりました。
なお、この総額は純粋にエジプト国内でかかった費用です。帰路に立ち寄って観光を楽しんだアブダビ(ドバイ)やバンコクでの滞在費は除外しています。「エジプト旅行単体」のリアルな数字として、計画を立てる際の参考にしてみてください。

参考:一般的なエジプトパッケージツアーとの比較
「個人手配って割高なんじゃないの?」と思うかもしれないので、参考までに一般的なパッケージツアーの相場と比べてみます。
HISやJTBなどの大手旅行会社が販売するエジプト縦断ツアー(8日間・添乗員同行)は、ツアー代金だけで約30〜50万円程度が相場です。さらに燃油サーチャージが別途5万円前後かかることが多く、ひとり参加の場合は1人部屋追加代金も発生するため、実質的な総額は50万円を超えることも珍しくありません。
| 今回の個人手配旅行 | パッケージツアー(目安) | |
|---|---|---|
| 日程 | エジプト10日間(全旅程15日間) | 8日間が主流 |
| 費用 | 約302,000円 | 約40〜55万円以上(ひとり参加) |
| 訪問地 | ルクソール・アスワン・アブシンベル・ギザ・カイロ | ほぼ同等(ツアーによる) |
| 自由度 | 自分でスケジュールを組める | ガイドの案内に沿った行程 |
| 安心感 | 自力で対処が必要 | 添乗員・ガイドのサポートあり |
もちろんパッケージツアーには、現地ガイドのサポートや、トラブル時の対応といった安心感という大きなメリットがあります。ただ、費用だけ見れば、同じような内容でも個人手配なら10〜20万円ほど安くなる可能性があります。初めてのひとり旅かつ初めての個人手配で約30万円に収められたのは、自分でも悪くない結果だったと思っています。
「やっぱりツアーで安心して行きたい」という方は、大手旅行会社のパッケージツアーを検討してみてください。添乗員・ガイド付きで、はじめてのエジプト旅行でも安心です。
まとめ:エジプト旅行は高い?安い?
結局いくらあれば足りる?(個人旅行の場合)
| タイプ | 目安予算 | 特徴 |
|---|---|---|
| 節約旅 | 20万円台 | 移動は公共交通・宿は安宿・観光は厳選 |
| 標準(この記事) | 30万円前後 | 航空券込み・個人手配・観光フルで回る |
| 快適重視 | 40万円〜 | 上質ホテル・ツアー多用・余裕ある旅程 |
「エジプト国内10日間で約30万円」と聞いて、どう感じますか?
個人的には、内容と体験のボリューム、そして初めてのひとり旅で初めてのことだらけの中、ネットの情報や本を参考にしながら自分だけでスケジュールを組み立てたことを考えると、「かなりコスパのいい、満足度の高い旅」だったと思っています。ピラミッドの内部に入り、王家の谷でツタンカーメンの墓を見て、砂漠をチャーター車で300km走ってアブシンベルまで行って、夜はピラミッドを眺めながらビールを飲む——。この密度で30万円というのは、パックツアーではなかなか実現できない価格帯です。
費用を抑えたいなら、宿泊費と移動費に工夫の余地があります。ギザはピラミッド付近の宿を選びましたが、カイロ市内に泊まって移動するという手もあります。Uberが使えるエリアなら交通費もかなり節約できます。
逆に「絶対に後悔したくない」体験にはお金を使う、というメリハリが、今回の旅では正解でした。
エジプト旅行で実際に驚いたことや現地のリアルな情報はエジプトひとり旅で驚いた13のことにまとめています。費用とあわせてぜひ参考にしてみてください。
具体的な宿やツアーを探す場合は、日程が決まった時点で早めにチェックしておくのがおすすめです。
▶ エジプト旅行を具体的に検討するなら
※為替レートは当時のクレジットカード請求ベースで円換算しています。
※入場料の値上がりにより、今後は総額が上がる可能性があります。渡航前に最新情報をご確認ください。


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