前回の記事:【エジプト旅行㉓】世界最大級のカルナック神殿へ!134本の巨柱に圧倒されたルクソール東岸の旅
カルナック神殿の余韻に浸りつつ、次に向かったのは”ある意味この旅で一番ドキドキしていた体験”。それが、エジプト名物の「ハト料理」です。
出発前から「見た目がリアルすぎたらどうしよう…」と少し敬遠していたのが正直なところ。でも、エジプトまで来て食べずに帰るのも後悔しそうで、意を決して挑戦することにしました。
エジプトに来たら避けて通れない?名物「ハト料理」に挑戦!
ルクソール神殿で出会った”例のドライバーさん”に「ハトが食べたい!」とリクエストして連れてきてもらったのが、『El Hussein Restaurant』というレストラン。
内装は木彫りの装飾が美しく、まるで王族のダイニングのような重厚な雰囲気です。窓の外にはルクソールの街の喧騒が広がり、そのギャップもまた旅情を誘います。来店したのはまだ昼前の時間帯だったためか、店内には地元の家族連れと二人組の観光客、そして私の計3組ほど。落ち着いた雰囲気で、ゆっくり食事を楽しむことができました。
英語メニューもあったので注文に困ることはなく、一人でも入りやすいお店でした。観光客が初めて訪れるエジプトのレストランとしても、安心して使える雰囲気です。

このEl Hussein Restaurantは、ルクソール神殿から徒歩圏内にある東岸エリアのローカルレストランで、観光客にも人気のお店です。GoogleMapでも評価が高く、ルクソールでは比較的知られた存在。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
迷わず選ぶは「Pigeon(ハト)」セット
メニューを開くと、「El Hussein Pigeon」の文字が。セット価格は390エジプトポンド(約1,250円)。スープ、サラダ、ライス、そしてメインのハト料理がついたフルコースです。これに濃厚なマンゴージュースを追加し、サービス料等諸々込みで合計535EGP(後日カード明細で確認すると1,713円)でした。
このレストランはカード払いができたので、楽天プレミアムカードで支払いました。プライオリティパス付きで海外旅行との相性が良く、エジプト旅行中も重宝しました。

まず運ばれてきたのは、エジプトの食卓には欠かせないパン「アエイシ」と、レンズ豆のスープ、そして色鮮やかな野菜のディップ。このスープが驚くほど濃厚で、歩き疲れた体に染み渡ります。ディップをパンにつけて食べていると、いよいよ「彼」がやってきました。


意外とイケる!?ハトの米詰め「ハマーム・マフシー」
ついに目の前に現れたハト料理——「ハマーム・マフシー(Hamam Mahshi)」です。

💡 ハマーム・マフシーとは?
アラビア語で「ハマーム」はハト、「マフシー」は詰め物の意味。ハトのお腹にスパイスで味付けしたお米を詰めてオーブンで焼いたエジプトの伝統料理で、専門店があるほど人気の一品です。使われるのは公園にいるようなハトではなく、食用として専門に飼育された小型のハト(ハマーム)とされています。エジプトでは家庭の屋上などで飼育して食用にする文化が根付いているようで、昔から身近な食材として親しまれてきたようです。観光客にも人気ですが、どちらかというと特別な日や来客のときに振る舞われる「ごちそう」に近い位置づけとされています。滋養強壮に良いとも言われているようです。
⚠️ 食べ方のコツ:ハトは鶏に比べて骨が細かいため、最初はナイフやフォークで食べようとすると少し戸惑うかもしれません。手羽先よりさらに細かい骨が多く、最初は少し食べにくく感じましたが、慣れてくると手でほぐしながら食べるのが一番楽でした。現地の食べ方に倣って、ぜひ手で食べてみてください。
事前情報では「想像以上にハトそのもののフォルム」と聞いていたので少し警戒していましたが、実際にはそんなことはなく、こんがりと焼けたチキンのようで食欲をそそります。

ただ、スパイスの効いたライスが意外と飽きず、気づいたらかなり食べ進めていました。
ハトのお腹の中には、秘伝のスパイスで味付けされたお米がぎっしり。ナイフを入れると、中からふっくらとしたライスが顔を出します。
「……え、普通にうまい」
正直ちょっと構えていた分、いい意味で拍子抜けしました。味も食感も、ほぼ鶏肉と同じ感覚です。変な臭みや癖もなく、ローストチキンが好きな人ならまず間違いなく食べられると思います。スパイスの効いたライスにハトの出汁がしっかり染み込んでいて、噛むほどに旨味が出てくる感じが絶品でした。付け合わせのポテトと一緒に食べ進めると、その美味しさに手が止まりません。
ただ、1人分としてはかなりのボリュームです。少食の方は前菜を控えめにしておくのがおすすめです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | El Hussein Restaurant |
| 場所 | ルクソール市内 |
| ハトのセット料金 | 390EGP(約1,250円)※2024年11月時点 |
| 合計(マンゴージュース・サービス料込み) | 535EGP(約1,713円) |
| 支払い方法 | クレジットカード可 |
| メニュー | 英語メニューあり |
| おすすめ度 | ⭐⭐⭐⭐⭐(エジプトで一番の感動グルメでした) |
満腹で次の目的地へ
最初は「ハトが予想以上にグロテスクだったらどうしよう……」と不安もありましたが、終わってみれば今回の旅で最高のグルメ体験になりました。信頼できるドライバーさんに連れてきてもらったおかげで、清潔感のある素敵な店で安心して楽しめたのも大きかったです。
ローストチキンが好きな人、エジプトの伝統料理を一度は食べてみたい人には特におすすめです。細かい骨を取るのが苦手な方は少し手間に感じるかもしれませんが、それでも挑戦する価値は十分あります。怖がって損するやつです、これ。
お腹も心も満たされたところで、一度ホテルに戻って少し休むことにしました。
移動中のGoogleマップ検索やレストラン検索、翻訳アプリも問題なく使えたのも助かりました。私はahamoを使っていたのですが、エジプトでも追加設定なしで普通に使えて快適でした。![]()
ルクソールの現地ツアーを探している方へ
ルクソールはハト料理以外にも見どころが多く、1日では回りきれないほどです。王家の谷やカルナック神殿など、観光スポットをまとめて効率よく回りたい場合は現地ツアーが便利です。
▶ ルクソールの現地ツアーを探してみる(GetYourGuide)
▶ ルクソールのツアー・観光プランを見てみる(Trip.com)
「やっぱりツアーで安心して行きたい」という方は、大手旅行会社のパッケージツアーも選択肢のひとつです。添乗員・ガイド付きで、はじめてのエジプト旅行でも安心です。
ルクソールにはこの他にも多くの見どころがあります。王家の谷やルクソール神殿など、ルクソール観光のまとめはこちらの記事で紹介しています。
▶ 【ルクソール観光まとめ】見どころ・モデルコース・行き方・必要日数を解説
エジプト旅行の費用感が気になる方はこちらもどうぞ。15日間の総額と内訳を全公開しています。
▶ 【エジプト旅行費用まとめ】15日間ひとり旅の総額30万円のリアルな内訳を全公開
エジプト旅行全体の流れが気になる方はこちら。
▶ エジプトひとり旅15日間の全記録|不安だった私が、行ってよかったと思うまで


コメント