PR

【エジプト旅行㉕】ルクソール最後の夜|街歩きと屋上テラスでエジプトビール

エジプトの香水ショップ エジプト旅行
エジプトの香水ショップ

※この記事は連載『不安だらけのエジプトひとり旅』の第㉕話です。

前回の記事は↓
【エジプト旅行㉔】エジプト名物ハト料理「ハマーム・マフシー」を実食!ルクソールの人気レストラン

カルナック神殿観光でたっぷり歩いた午後のあと、一度ホテルに戻って心地よい眠りにつきました。

目が覚めると、窓の外はすっかりマジックアワー。「さて、どうしようかな」と思いながら、滞在中すっかり気に入ってしまったルクソールの夜散歩へ、3回目となる外出に出かけることにしました。

今回はナイル川沿いではなく、地元の店が並ぶ賑やかな通りの方へ足を向けてみます。

この記事でわかること

  • エジプトでお酒はどこで買えるのか?ルクソールで実際に探してみた話
  • ステラ・サカラの値段と、うっかり買うと危ない「度数の罠」
  • 知らないと罰金もありえる、エジプトの飲酒ルール4つ
  • ルクソールの夜、遺跡以外に何ができるか

旅の実体験は2024年11月のものですが、料金・ルールなどの情報は2026年9月時点で公式サイトを確認し、最新のものに更新しています。

宝石箱のような香水瓶ショップ

歩いていると、ふと目に飛び込んできたのが、色鮮やかな光を放つショーウィンドウ。

エジプトでは香水瓶や香油が定番のお土産として人気らしく、そこには専門店が軒を連ねていました。

エジプト・ルクソールの香水ショップ
PERFUME パフューム 香水ショップ

繊細なガラス細工に金色の装飾。まるで宝石箱をひっくり返したかのように、大小さまざまな形の瓶が並んでいる様子は、見ているだけでもうっとりしてしまいます。

旅の思い出にひとつ、お気に入りを探すのも楽しそうです。

香水の瓶
香水入れの瓶。たくさん並ぶと綺麗です

香水瓶を買うなら知っておきたい3つのこと

私は今回眺めるだけでしたが、買うつもりの方に向けて、調べた範囲での注意点をまとめておきます。

① 値札がない店が多く、交渉が前提とされています
中身の香油の品質や価格は店によって差があるとされています。気になる場合は、香りを試させてもらってから選ぶのがおすすめです。

② 香油は「液体」なので機内持ち込み制限の対象
国際線では、機内に持ち込む液体物は原則として1容器100ml以下にし、さらに透明で再封できる袋にまとめる必要があります。お土産の香油は素直に預け入れ荷物へ入れるのが確実です。

③ ガラス細工なので、そのままスーツケースに入れると割れます
緩衝材や衣類でくるむ前提で。私は緩衝材の持参をしておらず、割れ物系のお土産は最後まで気を使いました。

荷造りで後悔したものは、こちらにまとめています。
▶ エジプト旅行の持ち物ガイド|一人旅で後悔したリアルな必須リスト

遺跡だけじゃない、夜のルクソールの表情

夜のルクソールの街は、昼間とはまた違った表情を見せてくれます。

観光客向けの土産物店の灯り、道端で談笑する地元の人たち、そして時折聞こえてくるクラクション。有名な観光地を巡るだけでは味わえない、街に暮らす人たちの空気を感じられるのが、この夜散歩の面白いところです。

ルクソールは遺跡観光のイメージが強いですが、日没後の街歩きも意外な魅力です。私は滞在中に何度か夜散歩をしましたが、ルクソール神殿周辺の観光エリアは夜でも人通りがありました。ただし、深夜や人通りの少ない裏通りは避けたほうが無難です。

▶ エジプトの治安は危険?一人旅で感じたリアルと注意点まとめ

貴重な「酒店」でエジプトビールを調達

エジプトはイスラム教徒が多い国のため、街中で気軽にお酒を買える場所は多くありません。

観光客向けのホテルやレストランでは提供されていますが、一般的なスーパーやコンビニでは酒類を見つけにくいのが実情です。旅行者が確実に買おうと思ったら、免許を持った専門の酒販店を探すことになります。

散歩の途中で見つけた貴重な酒店に立ち寄り、ホテルで飲むためのエジプトビールを購入しました。

派手な看板はなく、控えめな佇まいの店構え。「お酒はあくまで特別なもの」という文化の違いを、さりげなく感じる瞬間でした。

エジプトでお酒を買える場所は?旅行者ならこの3パターン

買える場所特徴
専門の酒販店(Drinkies/Cheersなど)国産のステラ・サカラ・ワインが中心。買ってホテルで飲むならここが一番現実的
ホテル・レストラン・バーその場で飲むスタイル。当然ながら酒販店より割高
空港・市内の免税店輸入の洋酒が買える。ただし到着からの時間制限・数量制限あり(後述)
一般的なスーパー・コンビニでは、まず見つかりません

💡 酒販店は「あるはず」を信じすぎないほうがいい

この手の店は、移転や閉店で情報がわりと簡単に変わります。実際、ルクソールのDrinkiesについては「閉店した」「いや移転しただけ」と旅行者の情報が食い違っている状態です。
出発直前にGoogleマップと各社の公式店舗ページを見ておくのがおすすめ。マップで探すときは「liquor store」で検索すると、チェーン以外の店も含めて出てきます。

ちなみに、こういった店は現金払いが基本と思っておいたほうが安全です。私はエジプト滞在中、現地通貨の調達はほぼ海外キャッシングで済ませていました。
▶ エポスカード海外キャッシング完全ガイド|ATMの使い方・現地通貨の選び方・繰り上げ返済まで解説

買ったのはエジプトの国民的ビール「STELLA(ステラ)」

購入したのはエジプトの国産ビール「STELLA(ステラ)」の330ml缶。エジプトの代表的なビールブランドのひとつで、現地では定番の銘柄です。

エジプトのビールステラ
エジプトのビール ステラ STELLA。缶に「ALC. 4.5% VOL / 330ML」と明記されています

写真を見返して気づいたのですが、缶にはしっかり「ALC. 4.5% VOL」「330ML」と書かれていました。日本の350ml缶よりほんの少し小さいサイズですね。

📖 ステラの豆知識

ステラは1897年からエジプトで飲まれてきたとされる、歴史あるビールブランドです。同じ年にアレクサンドリアで、翌1898年にはカイロで醸造所が設立され、のちに統合されて現在のアハラム社(Al Ahram Beverages)へとつながっていきます。

その後、国有化や民営化を経て、2000年代からはハイネケン傘下に入っているとされています。130年近く生き延びてきたビールというわけです。

ちなみに古代エジプトでもビールは重要な飲み物だったとされ、労働者に配給されていたことを示す記録も残っているそうです。現代のエジプトでも国産ビールがちゃんと流通しているのは、なんだか不思議で面白いところです。

要注意!同じ名前なのに度数が3倍以上ある「度数の罠」

ここは声を大にして言っておきたいところです。

エジプトのビールは、同じブランド名なのに度数がまったく違う商品が並んでいます。アラビア語の棚で、パッケージの雰囲気だけで選ぶと事故ります。

銘柄度数
ステラ(STELLA)4.5%
サカラ ゴールド(Sakara Gold)4%
マイスターマックス(Meister Max)8%
サカラ キング(Sakara King)10%
サカラ エルキング(Sakara El King)15%
度数はメーカー・販売店の商品情報より(2026年9月時点で確認)。同じ銘柄でも表記が変わることがあるため、購入時はラベルの度数をご確認ください

「サカラ」というブランド名だけで判断すると、10%や15%の商品をうっかり手に取ってしまう可能性があります。15%はもうワインの領域です。缶や瓶に小さく書かれている「ALC. ○% VOL」の表記だけは必ず確認してから買うのが安全です。

ひとり旅で、翌朝は早起きして遺跡へ……という日程の方はなおさらです。私は結果的に4.5%の軽いほうを飲んでいました。

【2026年9月時点】エジプトビールの値段の目安

私が実際に払った金額はメモが残っておらず、覚えていませんがそんなに高くなかったと思います。

そのかわり、エジプトの酒販チェーン「Cheers」の公式サイトに掲載されている販売価格を確認しました。値段の感覚をつかむ目安として使ってください。

商品価格
ステラ 330ml瓶50 EGP(約156円)
ステラ 500ml缶/500ml瓶60 EGP (約187円)
サカラ ゴールド 500ml瓶65 EGP (約202円)
マイスターマックス 500ml缶65 EGP (約202円)
ハイネケン 500ml缶70 EGP (約218円)
サカラ キング 500ml缶75 EGP (約234円)
サカラ エルキング 500ml85 EGP (約265円)
出典:Cheers Egypt公式サイト(2026年9月時点)/cheersegypt.com 日本円は2026年9月時点のおよそのレート価格で計算しています

なお、私が買った330ml缶の公式価格は見つけられませんでした。330ml瓶が50EGPなので、その前後だろうという推測にとどめておきます。

また、上記はあくまで販売店の掲載価格です。ホテルやレストランで飲む場合はこれより明確に高くなりますし、スークの個人商店などでは値付けが店ごとにバラバラという声もあります。エジプトはインフレも大きい国なので、実際の価格は現地で確認してください。

旅全体でいくらかかったのかは、こちらで全部公開しています。
▶ 【エジプト旅行費用まとめ】15日間ひとり旅の総額30万円のリアルな内訳を全公開

知らないと損する(かも)エジプトの飲酒ルール3つ

買えるからといって、日本と同じ感覚でいるとまずいポイントがあります。旅行前に頭に入れておくと安心です。

ルール内容
① 購入・飲酒は21歳以上酒販店Cheersは、商品の受け取り時に21歳以上を証明する写真付きIDの提示を求めると案内しています。パスポートなど身分証を携帯しておくと安心です
② 公共の場での飲酒は避ける路上など公共の場での飲酒は違法とされています。買ったお酒はむき出しで持ち歩かず、ホテルの客室など適切な場所で飲むのが無難です
③ ラマダン中は制限がかかる酒販店の営業時間短縮や、レストラン・小規模ホテルでの提供停止が起こりうるとされています

ラマダンの時期は年によって変わります。旅行日程が重なるかどうかは、出発前に確認しておくと安心です。文化の違いについては、こちらにもまとめました。
▶ エジプトひとり旅で驚いた13のこと|文化・治安・リアル体験まとめ

絶景の屋上テラスで、ルクソールに乾杯

散歩を終えてホテルに戻り、ルクソール最後の夜を惜しむように屋上テラスへと向かいました。

宿泊していたのはQueens Valley Hotel(クイーンズ・バレー・ホテル)。ルクソール神殿やナイル川へのアクセスも良く、何より屋上テラスからの眺めが最高なのです。

📍 Queens Valley HotelをGoogleマップで見る

この屋上テラスは、朝と夜で景色の表情が変わるのも魅力でした。朝はナイル川と西岸ののどかな眺め、夜はライトアップされた岩山のシルエット。同じ場所なのに、時間帯でまったく違う顔を見せてくれます。

そこには、相変わらずの絶景が広がっていました。ナイル川の向こう側、ライトアップされた岩山が夜の闇に浮かび上がり、昼間とは違う神秘的な姿を見せてくれます。

ルクソールのホテル屋上からの絶景
夜のナイル川と、王家の谷がある西岸の岩山。絶景です

屋上には心地よい夜風が吹き抜け、昼間の暑さが嘘のように感じられます。静かなナイル川の流れと、遠くに見えるライトアップされた遺跡のシルエット。ルクソールは昼の遺跡観光だけでなく、夜の時間もまた特別な魅力がある街だと感じました。

幸い、ホテルの屋上でもお酒が販売されていたので、冷えたエジプトビール「SAKARA(サカラ)」の瓶ビールを購入。

📖 サカラの豆知識

サカラ(SAKARA)も、ステラと同じくアハラム社が手がける定番ビール。ラベルにピラミッドが描かれているのが特徴です。定番の「サカラ ゴールド」はアルコール度数4%と軽く、苦味は控えめで、キンキンに冷やしてゴクゴク飲めるタイプ。暑いエジプトの気候に合わせて作られているとされています。
※前述のとおり、同じ「サカラ」名で10%・15%の別商品もあるので、ラベルの度数表記はご確認を。

ライトアップされた景色を眺めながら、この数日間の思い出にふけります。

「ルクソール、本当にいいところだったな。来てよかった……」

喉を通り抜けるビールの苦味と、目の前に広がる古代の都の夜景。これこそが、一人旅の醍醐味です。

エジプトのビールSAKARA GOLD
エジプトのビール サカラ SAKARA

屋上テラス付きの宿は、ひとり旅だと「夜どこへ行くか問題」が一気に解決するのでおすすめです。ルクソールの宿は東岸(神殿・駅側)に泊まると夜の街歩きがしやすくなります。

→ ルクソールのホテルを探してみる(Agoda) /私が実際に予約したのもAgodaでした

→ ルクソールのホテルを探してみる(Trip.com) /同じ宿でも値段が違うことがあるので比較用に

ルクソールの夜、遺跡以外にできること

「昼に遺跡を回り終えたけど、夜は何をすれば?」という方向けに、私が実際に歩いて見つけた選択肢をまとめておきます。

  • ライトアップされたルクソール神殿を外から眺める/夜の姿は昼と別物です。エジプト観光・考古省の資料では開場時間6:00〜20:00、公式チケットサイトでは最終入場19:00と案内されています(2026年9月時点)。中に入るつもりなら、この時間差に注意してください
  • ナイル川沿いの遊歩道/風が抜けて涼しく、クルーズ船の灯りが水面に揺れます
  • 土産物通り・スーク/香水瓶、アラバスター、スパイスなど。見るだけでも楽しい
  • ホテルの屋上テラス/ひとり旅でアルコールを飲むならホテルで飲むのが安心です。宿選びの段階で「ルーフトップあり」を条件に検索してみるのもいいかもしれません。

📍 ルクソール神殿をGoogleマップで見る

なお私は、ルクソール神殿で見事に営業時間トラップに引っかかっています。同じ轍を踏みたくない方はこちらもどうぞ。
▶ ルクソール神殿とオベリスク・スフィンクス参道の記事を読む

ルクソール滞在を振り返って

ルクソールでの滞在を振り返ると、内容の濃さに改めて驚きます。

最初は不安だった一人旅も、現地の人との触れ合いや自分の足で歩いた景色によって、かけがえのない思い出に変わっていました。

正直、ルクソールに来る前は「遺跡ばかりだし、2日もあれば十分かな」と思っていました。ところが実際に来てみると、その予想は完全に裏切られることになります。

ルクソールは遺跡の密度が世界屈指で、「古代エジプトを感じる」という体験においては、カイロやギザにも引けを取らないと思います。欲を言えば、もう1日あってもよかったくらい。ルクソール観光は見どころが多いため、最低でも2泊3日は確保するのがおすすめです。

明日は次の街、アスワンへ

心もお腹も満たされ、ルクソールの夜が更けていきます。明日はルクソールを離れ、さらに南の街アスワンへと向かいます。

移動手段は現地ツアーサイトで事前にチャーター車を予約済みです。ルクソール〜アスワン間は約215kmで、直行すると約3時間ほど。鉄道やバスという選択肢もありますが、荷物が多かったこともあり、今回はチャーター車を選びました。

ちなみに私は英語が話せませんが、ドライバーさんとのやり取りは翻訳アプリでなんとかなりました。「英語が不安…」という方も、ガイドなしのチャーター移動なら気負わず利用できると思います。

→ ルクソール発の現地ツアー・移動プランを見る(VELTRA) /予約から問い合わせまで日本語で完結するので、英語が不安な人はまずここから

→ ルクソール発アスワンへの専用車移動(GetYourGuide) /移動だけをピンポイントで押さえたい人向け

ツアー予約サイトの選び方に迷ったら、こちらでタイプ別に比較しています。
▶ 海外旅行の現地ツアー予約サイトおすすめ比較|英語が苦手な初心者向けにタイプ別で解説

次はどんな景色が待っているのか、期待を胸に最後の夜を過ごします。こうしてルクソールでの数日間の滞在は、静かな夜とともに幕を閉じました。

今回の記事で登場した場所

場所メモ地図
Queens Valley Hotel屋上テラスからナイル川と西岸の岩山が見える宿地図
ルクソール神殿6:00〜20:00/最終入場19:00。夜のライトアップが見どころ地図

ルクソールには多くの見どころがあります。王家の谷やルクソール神殿など、ルクソール観光のまとめはこちらの記事で紹介しています。
▶ ルクソール観光まとめ

ルクソールからアスワンへの移動手段(チャーター車・鉄道・バスの比較)はこちらでまとめています。
▶ 【エジプト旅行㉖】ルクソール→アスワン移動|鉄道・クルーズ・チャーター車を比較

この記事とあわせて読むと役立つ記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました