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那覇→上海経由でシンガポールへ|中国東方航空の乗り継ぎ・浦東空港ラウンジと早朝チャンギ到着記

チャンギ空港にいたクマさん アジア周遊旅行
チャンギ空港にいたクマさん

※本記事は「アジア周遊ひとり旅」シリーズの一部です。旅のルートや全体像はシンガポール・マレーシア・香港を7泊8日で周遊してみた|費用9.3万円・ルート・国境越え完全ガイドからご覧いただけます。

あんなに不安だったエジプトひとり旅から、約1年。気づいたらまた一人で空港にいました。完全に慣れたわけじゃないけれど、「まあなんとかなるか」という感覚は少しだけ育っていたみたいです。

沖縄の那覇空港を出発し、中国東方航空で上海・浦東国際空港を経由して、早朝のシンガポールへ。この記事では旅の第1日目、那覇からシンガポール到着までの移動記録をまとめます。

今回は上海・浦東空港で約5時間45分の乗り継ぎがあり、深夜便も含めるとなかなかの長距離移動になりました。そんな中で特に助かったのが、プライオリティパスを使った空港ラウンジです。

上海・浦東空港でのラウンジ体験や、シンガポール・チャンギ国際空港での到着後ラウンジ利用、早朝に着いてから市内へ向かうまでの流れも紹介していきます。
中国のビザ・入国カードのルールや、ラウンジの利用条件などの変わりやすい情報は、記事執筆時点(2026年9月)で公式サイトを中心に調べ直して反映しています。同じルートを考えている方の参考になれば幸いです。

この記事でわかること

・中国東方航空で那覇→上海→シンガポールを乗り継ぐ流れ
・上海で乗り継ぐだけなら中国入国は必要?(ビザ・入国カードの最新事情)
・浦東空港のラウンジ「VIP Lounge 135B」の実体験レビューと利用条件
・早朝5時台にチャンギ空港へ着いたあとの過ごし方
・到着時も使える「Changi Lounge」の利用条件(2026年のシャワー改修情報も)
・チャンギ空港からMRTで市内(ブギス駅)へ向かう方法

結論:今回の上海乗り継ぎはこんな流れでした

✈️ 那覇 16:30発 → 上海・浦東 18:05着(約2時間35分)
⏳ 浦東空港で約5時間45分の乗り継ぎ(中国には入国せず、制限エリア内で過ごす)
🍜 プライオリティパスで「VIP Lounge 135B」を利用
✈️ 上海 23:50発 → シンガポール 翌5:25着(約5時間35分)
🌅 朝5時台にチャンギ到着 → 6時から「Changi Lounge」で朝食
🚇 MRTで市内(ブギス駅)へ → 9時台にホテルへ荷物を預けて観光スタート

  1. 今回の航空券:中国東方航空で那覇→上海→シンガポール
  2. シンガポール入国前に必須!SGアライバルカードの事前登録
    1. 「SGアライバルカード」の偽サイトに注意
    2. 乗り継ぎだけなら登録は不要
  3. 夕暮れの那覇空港から、いざ上海へ
  4. 上海・浦東国際空港に到着|約6時間の乗り継ぎの流れ
    1. 上海乗り継ぎで中国入国は必要?ビザ・入国カードの最新事情
    2. 乗り継ぎでも保安検査はもう一度
    3. 上海の空港でネットは使える?
    4. 長い乗り継ぎの「武器」はプライオリティパス
  5. 浦東空港のラウンジ「VIP Lounge 135B」|プライオリティパスで入れた
    1. ラウンジの食事が本格的すぎた
  6. 深夜便と2度目の機内食
  7. 早朝5時、チャンギ国際空港に到着
    1. 到着時も使える!「Changi Lounge」で優雅な朝食を
    2. 早朝に着いたら、街が動き出すまでどう過ごす?
  8. チャンギ空港から市内へ|MRTでブギス駅まで
    1. スマホの通信は着いた瞬間から使えると安心
    2. 今回の宿:HOTEL 81 ROCHOR
  9. 上海乗り継ぎ・シンガポール到着でよくある質問(FAQ)
    1. Q. 上海で乗り継ぐだけなら、中国への入国は必要?
    2. Q. 中国の入国カードは乗り継ぎでも必要?
    3. Q. 乗り継ぎでも保安検査はある?
    4. Q. 荷物は上海で受け取る?
    5. Q. 上海の空港にラウンジはある?何時間いられる?
    6. Q. 上海の空港でWi-Fiやネットは使える?
    7. Q. モバイルバッテリーは持ち込める?
    8. Q. SGアライバルカードは乗り継ぎだけでも必要?
    9. Q. チャンギ空港に早朝着いたら、どこで待てばいい?
    10. Q. Changi Loungeでシャワーは使える?
  10. この記事に出てくる場所一覧

今回の航空券:中国東方航空で那覇→上海→シンガポール

今回利用したのは中国東方航空の乗り継ぎ便。那覇〜シンガポールを上海経由で結ぶルートです。

区間出発到着飛行時間
那覇(OKA)→ 上海・浦東(PVG)16:3018:05約2時間35分
上海・浦東(PVG)での乗り継ぎ——約5時間45分
上海・浦東(PVG)→ シンガポール(SIN)23:50翌05:25約5時間35分

※時刻はすべて現地時間です。上海もシンガポールも日本より1時間遅いので、那覇→上海は時刻表の見た目より1時間長く飛んでいます。

料金は18,610円(2025年10月の旅行時)。那覇発でシンガポールまで行けるルートとしてはリーズナブルな価格でした。上海は乗り継ぎのみで入国はせず、制限区域内で過ごします。

同じルートや周辺の航空券を探したい方は→シンガポールへの航空券を探してみる(Trip.com)
乗り継ぎ便は時期によって乗り継ぎ時間が大きく変わるので、「料金」だけでなく「乗り継ぎ何時間か」「到着が何時か」もあわせて見比べるのがおすすめです。

那覇空港国際線ターミナルでチェックイン
左下に写ってるのは何でしょう?キティさんかな?

🔋 モバイルバッテリーのルールが変わっています(2026年9月時点)

2026年4月24日から、日本発着便ではモバイルバッテリーの機内持ち込みが「1人2個まで・各160Wh以下」となり、機内でモバイルバッテリーを充電したり、モバイルバッテリーからスマホなどに充電したりすることも禁止されたとされています。那覇発のこの便も対象になるので、機内で充電するつもりの方は注意してください。
上海から中国国内線に乗り継ぐ場合は、3C認証マークのないモバイルバッテリーは持ち込めないので要注意です。ルールは航空会社や時期で変わるので、搭乗前に利用する航空会社の案内を確認してください。

シンガポール入国前に必須!SGアライバルカードの事前登録

シンガポールへ入国するには、出発前に「SGアライバルカード(SGAC)」をオンラインで登録しておく必要があります。以前は紙の出入国カードに記入する方式でしたが、コロナ禍の2020年以降、オンラインでの提出に切り替わっています。

登録できるのは、シンガポール到着日を含む3日以内(到着日・前日・前々日)。シンガポール入国管理庁(ICA)の公式サイトまたは「MyICA」アプリから行います。パスポート情報・フライト情報・宿泊先・健康申告などを入力するだけで、費用は無料。私はICA公式サイトで事前登録しましたが、特に詰まることもなくスムーズに完了できました。

登録が完了すると、メールアドレス宛てに確認書が届きます。スマホに保存しておけば安心です。入国審査は自動ゲートでパスポートをかざすだけで完了し、とてもスムーズでした。

📋 SGアライバルカード 登録の流れ

① ICA公式サイト(eservices.ica.gov.sg/sgarrivalcard)またはMyICAアプリを開く
② 外国人旅行者向けの申告を選ぶ
③ パスポート情報・旅行情報・健康申告を入力
④ 登録完了メールを受信・保存
登録は無料。ICAの案内では、未提出だと入国を拒否される場合もあるとされていて、到着後に提出を求められて列に並び直す……ということもあるようなので、出発前の登録がおすすめです。
参考:ICA公式|SG Arrival Card(2026年9月確認)

「SGアライバルカード」の偽サイトに注意

ひとつ注意したいのが偽サイトです。「SGアライバルカード」で検索すると、手数料を請求してくる代行サイトや、クレジットカード番号を入力させようとするページが上位に出てくることがあります。
本来の登録は完全に無料なので、料金を求められたら偽サイトだと思ってOK。検索結果の広告や代行サイトは選ばず、この記事に貼っているICA公式サイトやMyICAアプリから登録するのが確実です。URLに「ica.gov.sg」が含まれているかを必ず確認してください。

乗り継ぎだけなら登録は不要

ちなみにシンガポールで乗り継ぐだけ(入国審査を受けない)なら登録は不要です。ただしジュエルなど到着エリアの外に出る場合は「入国」扱いになるので、登録が必要になります。

入国カードに出てくる英語の意味がよくわからない方は→入国カードの書き方まとめ|英語の意味と記入例を、英語が苦手な私が解説も参考にしてみてください。

夕暮れの那覇空港から、いざ上海へ

旅の始まりは、沖縄・那覇空港の国際線ターミナルです(Googleマップで見る)。今回の相棒は「中国東方航空」。16:30の便に乗り込み、離陸しました。那覇〜上海の飛行時間はおよそ2時間半ほど。

中国東方航空の機内座席
中国東方航空の機内

安定飛行に入ると、お待ちかねの機内食の時間です。メインは和風の「牛めし風」。甘辛いタレがご飯によく合います。付け合わせはサラダ、パン、デザートの「あまおうどら焼き」という、なかなかボリュームのある構成でした。

中国東方航空の機内食
あまおうどら焼きおいしかったです

機内では事前にダウンロードしておいたAmazonプライムビデオを見ていると、あっという間に上海・浦東国際空港(PVG)に到着しました。Wi-Fiがなくても事前ダウンロードしておけば問題なく見られるので、長時間フライトのお供に重宝します。

上海・浦東国際空港に到着|約6時間の乗り継ぎの流れ

上海に到着したのは現地時間で18時過ぎ。ここから深夜12時前のシンガポール行きに乗り継ぐため、約5時間45分の待ち時間があります。上海〜シンガポールの飛行時間はおよそ5時間半ほどなので、飛行機に乗っている時間だけでも8時間以上。なかなかの移動時間です。

今回は乗り継ぎのみなので中国には入国せず、制限区域内だけで過ごします。「中国経由って入国手続きが必要?」「英語通じる?」と不安に思っていましたが、実際に通ってみると流れはシンプルでした。まずは要点をまとめておきます。

浦東空港乗り継ぎ まとめ

・中国への入国なし(制限エリア内のみで完結)
・出発エリアに入る前に、もう一度保安検査あり
・英語の案内表示あり
・ラウンジ利用可能(プライオリティパス対応あり。ただし滞在は最大2時間)
・Wi-Fiはラウンジ内で使用可能

上海浦東国際空港のターミナル
上海浦東国際空港

上海乗り継ぎで中国入国は必要?ビザ・入国カードの最新事情

国際線どうしの乗り継ぎで空港の外に出ないなら、中国の入国審査は受けずに、制限エリア内だけで完結します。私もこのパターンで、中国には入国せずに乗り継ぎました。
中国国家移民管理局の案内では、第三国・地域への乗り継ぎ航空券を持っていて、中国での滞在が24時間以内ならビザなしで乗り継げるとされています(国家移民管理局|Policy Interpretation・2026年9月確認)。

「せっかくだから上海の街に出てみたい」という方向けに、2026年9月時点の情報もまとめておきます。

制度内容(2026年9月時点)
30日ビザ免除日本のパスポートなら、観光・商用・親族訪問・トランジットなどの目的で30日以内はビザ不要。2026年12月31日(北京時間24時)まで延長されています
240時間トランジットビザ免除第三国行きの確定航空券があれば最長10日間滞在できる制度。対象は24省(自治区・直轄市)の65か所の口岸で、指定区域内なら省をまたいだ移動もできるとされています
オンライン入国カード2025年11月20日から、入国カードを到着前にオンラインで申告できるように。24時間以内に直接乗り継いで制限エリアから出ない人は申告不要とされています

日本人の場合は30日ビザ免除が使えるので、乗り継ぎ時間がたっぷりあれば、一度入国して上海市内を観光することもできます。乗り継ぎ待ちがまるっと観光時間になると考えると、なかなか魅力的ですよね。
ただし30日ビザ免除は「2026年12月31日まで」の措置で、2027年以降も続くかどうかは記事執筆時点ではわかりません。

とはいえ私は今回、乗り継ぎが約5時間45分で、往復の移動+入国審査+再セキュリティの時間を考えて、無理せず制限エリア内でおとなしく過ごしました。慣れない土地で欲張って、深夜便に乗り遅れたら元も子もないですからね……(ビビリなので)。市内に出るなら、往復の移動時間と入国審査の混雑を差し引いて、余裕を持ったスケジュールにするのが安心だと思います。

ちなみにこのシリーズでは乗り継ぎだけでしたが、後日、別の旅で上海に入国しました。浦東空港から市内への移動(リニアで損した話も…)はこちらにまとめています。
→【星空と夜景⑱】上海リニアで10元損した話|浦東空港から地下鉄でホテルへ

⚠️ ビザ制度は変更が多いので要確認

本記事の制度や料金は、記事執筆時点(2026年9月)に調べ直して掲載しています。ですが、中国のビザ・トランジット制度は改定が頻繁です。2026年9月15日には新しい出入国管理の規定も施行され、入国審査で虚偽の申告をすると1〜5年の入国禁止になりうるとされています。申告内容は正確に、そして渡航前には必ず最新情報を確認してください。
参考:在中国日本国大使館|中国入国のためのビザ免除措置延長/在中国日本国大使館|外国人入国カードのオンライン申告

乗り継ぎでも保安検査はもう一度

それともう一つ、乗り継ぎで気をつけたいのが保安検査です。上海では国際線どうしの乗り継ぎでも、出発エリアに入る前にもう一度保安検査を受けることになります(これは中国に限らず、多くの空港で共通の仕組みです)。
しかも上海の検査はやや厳しめで、パソコンやスマホ、モバイルバッテリー、折りたたみ傘、水筒まで、かばんから出すよう案内されることがあるようです。乗り継ぎ時間が短い便の場合は、この検査の列も見込んで、余裕を持っておくと安心だと思います。

上海の空港でネットは使える?

ネット環境も気になるところ。上海の空港の無料Wi-Fiは、中国のネット規制の影響で、GoogleやLINEなど日本で普段使っている一部のサービスが、中国本土では通常どおり利用できない場合があるとされています。
私はたまたま普段からahamoを使っているので、そのままローミングで使いました。上海でも普通に使えて、規制の影響を受けませんでした(通信の話はこの記事の後半でも触れています)。無料Wi-Fi頼みで予定を組む方は、念のため頭の片隅に置いておくといいかもしれません。

長い乗り継ぎの「武器」はプライオリティパス

国際線のトランジットは何度経験しても緊張するものですが、今回も私にはエジプト旅行でも大活躍した「武器」がありました。楽天プレミアムカードに付帯する「プライオリティパス」です。これで、空港の有料ラウンジを無料で利用することができます。

空港のベンチで6時間近く過ごすのと、ラウンジで食事・Wi-Fi付きで過ごすのでは快適さがまったく違います。長距離乗り継ぎでこそ真価を発揮するサービスだと実感しました。プライオリティパス目当てで楽天プレミアムカードを作ったと言っても過言ではないくらい、旅行好きには刺さるカードです。

💳 楽天プレミアムカードのプライオリティパスについて(2026年9月時点)

2025年1月以降、無料で使えるのは年5回までになっています(6回目以降は1回35USD)。会員証は物理カードではなくスマホアプリのデジタル会員証(QRコード)に変わっているので、渡航前にアプリの発行・設定を済ませておくと安心です。以前あった空港レストランやスパの特典は終了し、現在は「ラウンジ」利用に限定されています。
制限はありますが、待ち時間が長い乗り継ぎ便のときには大活躍です。最新の利用条件は楽天カード公式のお知らせもご確認ください。

→ 楽天プレミアムカードの詳細を見てみる(楽天公式)

プライオリティパスを含む海外旅行向けクレカの比較はこちら→海外旅行のクレジットカードはこの2枚でOK|エポスカード×楽天プレミアムカード実体験レビュー

浦東空港のラウンジ「VIP Lounge 135B」|プライオリティパスで入れた

広大な浦東空港をゆっくり散策しながらラウンジを求めてさまようと、135Bゲート近くに目的のラウンジの案内看板を発見。正式名称は「VIP Lounge 135B」。入口の看板にはDragonPass・DreamFolks・Priority Pass・LoungeKey・Plaza Premium Loungeなどのロゴが並んでいて、主要なラウンジパスにひと通り対応していました。受付でプライオリティパスと搭乗券を提示し、中へ。

浦東空港 VIP Lounge 135B 入口
VIP Lounge 135B
項目内容(Priority Pass公式・2026年9月確認)
場所ターミナルS1・出国審査と保安検査の後、135Bゲート付近
営業時間6:00〜最終便の出発まで
最大滞在時間2時間
必要なものラウンジパス(PPはアプリのデジタル会員証)+当日の搭乗券

Priority Pass公式では最大滞在時間が2時間とされています。乗り継ぎが6時間近くある場合は、ラウンジに入る時間を出発前の後半に合わせるなど、残りの時間の過ごし方も考えておくとよさそうです。

ラウンジの食事が本格的すぎた

ラウンジ内は清潔で広々としており、何より「食」の充実ぶりが印象的でした。カウンターには個包装された各種サンドイッチ(「青稞芋泥」と書かれたタロイモサンドも!)や中国らしいスナック菓子、さらにホットミールコーナーも。

VIP Lounge 135B のサンドイッチコーナー
タロイモサンドおいしかったです
VIP Lounge 135B ラウンジ内の様子
夜だったからか混んでませんでした

完全に「タロイモサンド」のパッケージに惹かれてしまい(笑)、タロイモサンドとミルクパンを手に取りました。そして何より美味しかったのが、牛肉麺(ニューローミェン)です。ラウンジ内にはヌードルバーがあり、注文するとその場で温かい麺を作ってくれます。ピリ辛のスープが、那覇からの疲れを癒してくれました。

VIP Lounge 135B の牛肉麺(ニューローミェン)
牛肉麺(ニューローミェン)

飲み物は中国のミネラルウォーター「纯悦(ChunYue)」をチョイス。食後はソファーでゆっくり過ごし、Wi-Fiを使って翌日のシンガポールの計画を確認しました。

VIP Lounge 135B ドリンクコーナー
ドリンクの種類もたくさんありました

深夜便と2度目の機内食

ラウンジを後にし、深夜12時前にシンガポール行きの便に搭乗。深夜便とはいえ、離陸してしばらくすると機内食が提供されます。

中国東方航空 上海→シンガポール便の機内食
中国東方航空機内食

メインは中華風の味付けがされたお肉と野菜が乗ったどんぶり。サイドにハムのサラダ、クラッカー、デザートのスナック菓子。さっきラウンジで牛肉麺を食べたばかりでしたが、長旅に備えてしっかりいただきました。食後は機内の照明が落とされ、事前にダウンロードしておいたAmazonプライムビデオを見たりウトウトしながら南国シンガポールへの到着を待ちます。

長時間フライトのお供として、私が毎回持っていくのが旅寝工房のネックピローです。コンパクトに収納できるのに首への収まりがよく、機内でウトウトするときに重宝しています。

ほかにも機内や移動で持っていってよかった物は→海外旅行の持ち物ガイド|実体験で厳選した必須アイテムと不要だったものにまとめています。

早朝5時、チャンギ国際空港に到着

予定通り朝の5時過ぎにシンガポールのチャンギ国際空港へ到着。到着ゲートを抜けると、早朝にもかかわらず手入れの行き届いた緑とアート作品が迎えてくれます。まるで植物園のような空間です。

シンガポール チャンギ国際空港 到着ゲート付近
シンガポールのチャンギ国際空港

チャンギ空港といえば巨大複合施設「ジュエル(Jewel)」にある人工の滝「レイン・ボルテックス」が有名なので一応見に行きましたが、さすがに朝5時過ぎにはまだ稼働していませんでした。静まり返った空港内も、それはそれで贅沢な雰囲気です(ジュエルをGoogleマップで見る)。

ジュエル公式によると、滝が動いているのは毎日10:00〜22:00。夜の光と音のショーは月〜木が20:00・21:00、金〜日と祝日は22:00の回も追加されています(2026年9月時点。イベント期間は延長されることもあるようです)。私のように早朝到着だと動いていないので、滝目当ての方は時間を合わせて行くのがおすすめです。
参考:Jewel Changi Airport公式FAQ

チャンギ空港ジュエル レイン・ボルテックス 稼働前
活動停止中の人工の滝「レイン・ボルテックス」

到着時も使える!「Changi Lounge」で優雅な朝食を

チャンギ空港を少し見て回って、向かったのは「Changi Lounge(チャンギラウンジ)」です(Googleマップで見る)。

Changi Lounge(チャンギラウンジ)入口
Changi Lounge(チャンギラウンジ)

このラウンジの最大の特徴は、プライオリティパスがあれば到着時にも利用できること。ジュエルの1階(入国後の一般エリア)にあるので、入国後すぐに向かうことができ、早朝に到着して街が動き出すまでの時間をつぶすのに最高のスポットです。
シャワー室もあるので(私は使いませんでしたが)、深夜便で降り立ったあとに汗を流してから観光に出たい人にはありがたい設備だと思います。ただし2026年11月15日まではシャワーが使えないとジュエル公式で案内されているので、下の注意点もチェックしてください。

Changi Lounge(チャンギラウンジ)内部
Changi Lounge(チャンギラウンジ)

⏰ Changi Loungeの利用条件(プライオリティパス・2026年9月時点)

・営業時間:6:00〜22:00(フードのラストオーダーは21:00)
・滞在は最大3時間まで
・プライオリティパスではホットミール1品+ビール1杯が含まれる(軽食・ソフトドリンクは自由)
・利用には当日の搭乗券が必要(到着便の搭乗券でもOK)
・混雑時は入場が制限されることもあるとされています
・シャワー:2026年11月15日まで利用不可とジュエル公式で案内されています。普段はシャワーの枠を受付で直接予約する方式なので、再開後は早めに受付で確認を
・ジュエルは一般エリアなので、出発前に使う場合は、ラウンジを出てから保安検査と出国審査を通る時間も見込んでおく必要があります
参考:Jewel Changi Airport公式|Changi Lounge

私が到着したのは朝5時過ぎでしたが、入国審査などをゆっくり済ませてラウンジに着いたのはちょうど6時のオープン時。早朝到着の場合、開くまで少し待つ可能性があります。

さっそく、シンガポールでの最初の食事をいただくことに。まずは軽めに数種類のパンとコーヒーで一息。そして、このラウンジの目玉は注文してから作ってくれるホットミールです。

Changi Lounge(チャンギラウンジ)
Changi Lounge(チャンギラウンジ)

選んだのは、シンガポール名物の「ラクサ」。ココナッツミルクのコクとスパイスが効いた濃厚なスープが、寝起きの体に染み渡ります。具だくさんで本格的な味わいに、一気に「シンガポールに来た!」という実感が湧いてきました。

Changi Lounge で食べたシンガポール名物ラクサ
ラクサ

早朝に着いたら、街が動き出すまでどう過ごす?

深夜便の到着は朝5時台。「着いたはいいけど、どこで待てばいいの?」というのは、早朝到着便でいちばん悩むところだと思います。私の場合はこんな流れでした。

時間(目安)やったこと
5:10ごろチャンギ空港に到着・入国審査
6:00Changi Loungeのオープンと同時に入って朝食
その後MRTで市内へ
9:15ごろホテルに荷物を預けて観光スタート

ラウンジが開く6時までは、静かなジュエルの中を散歩するくらいしかすることがありません。滝が動き出すのは10時からなので、滝を見たい人は観光の最後や帰りの出発前に回すのもひとつの手です。

ホテルは早朝だとまだチェックインできないことが多いので、私は荷物だけ預けて身軽に観光を始めました。荷物を預けられるかどうかは、事前にホテルに確認しておくと安心です。

ラウンジパスを持っていない人もいると思うので、早朝に着いたときの一般的な選択肢もまとめておきます(私が実際にやったのはラウンジ→MRT→ホテルに荷物を預ける、の流れだけです)。

選択肢向いている人
Changi Loungeで朝食・休憩(6時〜)プライオリティパスなどのラウンジパスがある人
ジュエルや空港内で待つラウンジパスがなく、街が動き出すまで空港で過ごしたい人
すぐMRTで市内へ早く観光を始めたい人
送迎を予約してホテルへ直行夜行便で疲れていて、乗り換えを避けたい人

「夜通しの移動でヘトヘト、朝から電車の乗り換えはしんどいかも…」という方は、ホテルまでの空港送迎を事前に予約しておくのもありだと思います。到着が早朝でも、降りてすぐ車に乗れるのは気がラクです。
→ チャンギ空港からの送迎を探してみる(Trip.com)

チャンギ空港から市内へ|MRTでブギス駅まで

チャンギ空港から市内への移動は、清潔で分かりやすい地下鉄「MRT」が便利です。私はMRTでブギス(Bugis)駅まで行き、そこからホテルへ向かいました(Googleマップで見る)。

ブギス駅はEast-West線(EW12)とダウンタウン線(DT14)の2路線が通る駅です。空港駅(Changi Airport)からは、途中の駅で乗り換えれば行けます。乗り換え駅はGoogleマップの経路検索で出てくるので、それに従えば迷いにくいと思います。アラブストリートも徒歩圏内なので、観光の拠点としても便利な駅でした。

支払いはクレジットカードのタッチ決済がそのまま使えます。券売機で切符を買ったり、交通系ICカードにチャージしたりする手間が一切なし。日本で普段使っているタッチ決済対応カードや、Apple Pay/Google Payを改札機にかざすだけで乗車できます。Visa・Mastercardに加えて、現在はAMEXにも対応しています。

💡 海外で発行されたVisa・Mastercardでタッチ決済をすると、カード会社の海外利用手数料とは別に、利用した日ごとにS$0.60の手数料がかかります(SimplyGo公式FAQ・2026年9月確認)。数日の滞在なら大きな差にはなりませんが、気になる方は事前に確認しておくと安心です。
運賃の目安やEZ-Linkカードとの違い、観光中のMRTの使い方は→シンガポール1日観光モデルコースで詳しく書いています。

海外でのカード払い用に、私が使っているエポスカードは永年年会費無料で海外旅行保険付きでおすすめです。
カードの使い分けは→海外旅行のクレジットカードはこの2枚でOK|エポスカード×楽天プレミアムカード実体験レビュー

スマホの通信は着いた瞬間から使えると安心

タッチ決済もGoogleマップのナビも、スマホが使えてこそ。私はたまたま普段からahamoを使っているのでそのまま持って行ったのですが、上海空港でもシンガポールでも、ローミングをオンにするだけでインターネットが使えたのが楽でした。
月30GBまで追加料金なしで使えますが、海外で最初に通信した日から15日を過ぎると速度が制限されるルールもあるので、長旅の方は注意してください(2026年9月時点)。

ahamo以外の方は、アプリで設定できる海外eSIM(Airaloなど)や、受け取って電源を入れるだけの海外WiFiレンタル(グローバルWiFi)という選択肢もあります。今回のように中国経由の場合は、中国で使えるかどうかも事前に確認しておくと安心です。

自分に合う通信手段を比較したい方はこちら→海外旅行の通信手段5つを比較|格安SIMユーザーが損しない選び方

今回の宿:HOTEL 81 ROCHOR

今回の旅で最大の課題となったのが宿泊費。シンガポールのホテル代は他の東南アジア諸国と比べてもかなり高めで、観光の中心地や超好立地なホテルは一人旅の予算内ではなかなか手が出ません。

そんな中で選んだのが「HOTEL 81 ROCHOR(ホテル81 ロチョー)」です(Googleマップで見る)。名前の通り「Rochor(ロチョー)駅」からすぐの場所にあり、観光の拠点としては申し分ない立地。1階にセブンイレブンが併設されているのも、観光者には心強いポイントです。

HOTEL 81 ROCHOR(ホテル81 ロチョー)
Trip.comではロチョーではなくロコーと表示されます。どっちが正しいかはわかりません

まずはここに大きな荷物を預け、身軽になってシンガポール観光をスタートさせます!

シンガポールのホテルは価格差が大きいので、複数サイトで比較するのがおすすめです。
→ シンガポールのホテルを探してみる(Agoda)…セールが多め
→ シンガポールのホテルを探してみる(Trip.com)…航空券とまとめて管理しやすい
→ シンガポールのホテルを探してみる(楽天トラベル)…楽天ポイント派に


上海乗り継ぎ・シンガポール到着でよくある質問(FAQ)

同じルート(那覇・東京発、中国東方航空の上海経由でシンガポールへ)を検討している方から出てきそうな疑問を、私の体験と2026年9月時点の調べ直しをもとにまとめておきます。

Q. 上海で乗り継ぐだけなら、中国への入国は必要?

国際線どうしの乗り継ぎで、到着エリアの外に出なければ入国審査・税関はなしで、制限エリア内だけで完結します。空港の外(市内観光など)に出る場合は「入国」扱いになりますが、日本国籍なら30日以内の滞在はビザ不要です(2026年12月31日まで)。

Q. 中国の入国カードは乗り継ぎでも必要?

24時間以内に直接乗り継いで制限エリアから出ない場合は、申告不要とされています。市内に出る場合は、2025年11月20日から始まったオンライン申告(到着前にスマホで入力できる)を済ませておくとスムーズです。紙の入国カードも引き続き使えるとされています。

Q. 乗り継ぎでも保安検査はある?

あります。出発エリアに入る前に、もう一度保安検査を受けます。上海はパソコン・スマホ・モバイルバッテリー・場合によっては折りたたみ傘・水筒まで出すよう案内される“厳しめ”運用のようなので、乗り継ぎ時間が短い便は列の時間も見込んでおくと安心です。

Q. 荷物は上海で受け取る?

私は機内持ち込みのみだったので、上海での受け取りはありませんでした。預け荷物を最終地まで通しで預けている場合、国際線→国際線なら上海で受け取り不要なことが多いようですが、念のためチェックイン時に「シンガポールまでスルーで預けられるか」を確認しておくと確実です。

Q. 上海の空港にラウンジはある?何時間いられる?

あります。私はプライオリティパスで「VIP Lounge 135B」(135Bゲート付近)を利用しました。入口の看板にはDragonPass・Priority Pass・LoungeKey・Plaza Premium Loungeなどのロゴが並んでいて、深夜便の乗り継ぎでも利用できました。Priority Pass公式では最大滞在2時間とされています。牛肉麺がその場で作ってもらえておいしかったです。

Q. 上海の空港でWi-Fiやネットは使える?

無料Wi-Fiはありますが、中国のネット規制で、GoogleやLINEなど一部のサービスが通常どおり利用できない場合があるとされています。私はahamoのローミングをそのまま使えたので、SIMやWi-Fi探しの手間なく普通に使えました。無料Wi-Fi頼みの方は少し注意しておくと安心です。

Q. モバイルバッテリーは持ち込める?

持ち込めますが、2026年4月24日から日本発着便では「1人2個まで・各160Wh以下・機内での充電は禁止」というルールになったとされています。中国国内線に乗り継ぐ場合は、3C認証マークのないモバイルバッテリーは持ち込めません。

Q. SGアライバルカードは乗り継ぎだけでも必要?

シンガポールで入国審査を受けずに乗り継ぐだけなら不要です。ジュエルなど到着エリアの外に出る=入国する場合は必要になります。登録は無料なので、URLに「ica.gov.sg」が含まれる公式サイトから、出発前に済ませておくのがおすすめです。

Q. チャンギ空港に早朝着いたら、どこで待てばいい?

プライオリティパスなどのラウンジパスがあれば、ジュエル1階の「Changi Lounge」が6時から使えます(最大3時間)。私はオープンと同時に入って朝食を取り、その後MRTで市内へ向かいました。ジュエルの滝(レイン・ボルテックス)は10時から動くので、早朝だと見られません。

Q. Changi Loungeでシャワーは使える?

普段はシャワー室があり、プライオリティパスでも利用できます。ただし2026年11月15日までは使えないとジュエル公式で案内されています。この期間に早朝到着する方は、シャワーを当てにしないプランにしておくと安心です。


この記事に出てくる場所一覧

場所ポイントGoogleマップ
那覇空港 国際線ターミナル旅のスタート地点見る
上海浦東国際空港乗り継ぎ空港(VIP Lounge 135BはターミナルS1の135Bゲート付近)見る
ジュエル・チャンギ・エアポートレイン・ボルテックス(滝は10:00〜22:00)見る
Changi Loungeジュエル1階。到着時も利用可見る
MRTブギス駅EW12/DT14。空港からここまでMRTで移動見る
HOTEL 81 ROCHOR今回の宿。Rochor駅すぐ・1階にセブンイレブン見る

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