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【エジプト旅行④】ドンムアン空港からスワンナプーム空港へ|無料シャトルバスの乗り方と乗り継ぎ時間の目安

タイエアアジア航空 エジプト旅行

※この記事は連載「不安だらけのエジプトひとり旅」の第4話です。
初めての方はエジプトひとり旅15日間の全記録から読むと流れがわかりやすいです。

←前の記事:【エジプト旅行③】エジプトひとり旅15日間の全旅程と費用|航空券17万円台で行けた個人手配の記録

  1. バンコクで空港間移動|ドンムアン空港からスワンナプーム空港へ
    1. ドンムアン⇔スワンナプームの移動手段4つを比較
    2. 無料シャトルバスを選んだ理由
  2. 【重要】バスで空港間を移動する=タイに入国するということ|TDACが必須です
    1. TDACの偽サイトに注意|登録は無料・カード情報は不要
    2. TDACの登録は今後アプリ「THIM」へ移行する予定です
    3. 【2026年9月〜】ビザなし滞在が最長30日に短縮される見込みです
  3. 無料シャトルバスの利用条件|誰でも乗れるわけじゃない
    1. 無料シャトルバスが使えないケース
  4. 無料シャトルバスの乗り方|受付手順ステップ
    1. 受付をスムーズに終わらせる小さなコツ
  5. 乗り場の場所|各空港のどこから乗る?
    1. 国内線で第2ターミナルに着いた場合は?
  6. 所要時間と車内の様子|夜の便は空いていました
  7. 乗車用シールの確認は厳しい?
  8. 乗り継ぎ時間はどれくらい必要?|3〜4時間あると安心
    1. 「別切り航空券」の人はもっと余裕を見てください
    2. 深夜・早朝(24時〜5時)はシャトルバスが動いていません
    3. 「無理に移動しない」という選択肢もあります
  9. 電車で空港間を移動する方法もある(ただし荷物が多いとつらい)
    1. 「バンコクの電車が20バーツになった」は旅行者には関係ありません
  10. よくある質問|ドンムアン⇔スワンナプームの空港間移動
    1. Q. 無料シャトルバスは予約が必要ですか?
    2. Q. 観光目的でも乗れますか?
    3. Q. 荷物の量に制限はありますか?
    4. Q. 乗り継ぎエリアから出ずに移動することはできますか?
    5. Q. 深夜0時〜朝5時に着いたらどうすればいい?
    6. Q. 預けた荷物は次の便まで運ばれますか?
    7. Q. TDACはいつ登録すればいい?
  11. 結局どれを選べばいい?|状況別のおすすめ
  12. まとめ|ドンムアン→スワンナプーム 無料シャトルバス
  13. バンコクでのネット接続|SIM不要で使えたahamo
    1. 【注意】「40GBに増えた」は海外では増えていません
    2. 【重要】ahamoには「15日制限」があります
  14. 次の空港待ち時間はラウンジで|プライオリティパスが大活躍

バンコクで空港間移動|ドンムアン空港からスワンナプーム空港へ

ついに、日本からエジプト・カイロへ向かう出発の日がやってきました。日本からタイ・バンコクまでは遅延もなくスムーズに到着。しかし、最初の難関がバンコクでの空港間移動です。

到着したのはドンムアン空港、次のフライトはスワンナプーム空港から出発する便。いわゆる「空港ハシゴ」です。ネット上には無料シャトルバスの情報が多くありましたが、当日ルールが変更されていないか不安でした。

この記事について
私が実際に乗ったのは2024年11月です。ただ、運行時間・乗り場・利用条件については2026年9月にタイ空港公社(AOT)の公式ページで確認し直して更新しています。

あわせて、2026年9月に施行が見込まれるビザなし滞在期間の変更や、タイの入国事前登録がアプリへ移行する動きなど、最近の制度の話も調べ直して足しました。
体験談の部分と、調べ直した情報の部分は分けて書いていますので、そのつもりで読んでもらえると助かります。

ドンムアン⇔スワンナプームの移動手段4つを比較

まず、そもそもどんな移動手段があるのか。事前に比較したものに、今回あらためて調べ直した最新の目安を足して整理しました。

手段料金の目安所要時間こんな人に
無料シャトルバス無料私は約1時間
(渋滞時は1〜2時間)
乗り継ぎ便を持っていて、時間に余裕がある人
タクシー・Grab合計450〜600バーツ前後
(約2,170〜2,890円)
※交通状況・高速料金で変動する目安
約40〜60分とにかく早く・楽に移動したい人
事前予約の空港送迎1,500円前後〜約40〜60分深夜・早朝便、または交渉が不安な人
電車(乗り換え2〜3回)合計100〜120バーツ程度
(約480〜580円)
1時間30分〜2時間荷物が少なくて、渋滞を絶対に避けたい人

※料金は2026年9月時点の目安です。1バーツ=約4.81円で計算しています(2026年9月1日のレート)。タクシー料金は渋滞・ルート・荷物の量で変わりますし、為替も動くので、あくまで参考として見てください。

無料シャトルバスを選んだ理由

ひとり旅で少しでも費用を抑えたかったことと、バンコクで客引きタクシーに乗るのが少し不安だったので、今回は無料シャトルバスを選びました。

正直「本当に無料なの?」とちょっと疑っていましたが、結論から言うと完全無料でしっかり運行されています。あとから調べ直しても、2026年9月時点の公式ページでも料金は無料のまま。乗り継ぎ客に向けた、タイ空港公社の公式サービスです。

【重要】バスで空港間を移動する=タイに入国するということ|TDACが必須です

ここは私が旅した2024年11月にはまだなかった話なので、これから行く人のために調べ直した情報として書いておきます。正直、これを知らずに行くとけっこう困ると思います。

2025年5月1日から、タイに入国するすべての外国人にTDAC(タイデジタル到着カード)のオンライン事前登録が義務づけられました。昔の紙の入国カード(TM6)に代わる制度です。

ここで大事なのが、空港間の移動は「タイに入国してから、また出国する」動きになるということ。無料シャトルバスは空港の外に出て乗るので、当然その前に入国審査を通ります。
つまり、ドンムアン⇔スワンナプームの移動をする人は、TDACの登録が必要ということになります。

逆に、制限エリア(乗り継ぎエリア)から一歩も出ずに次の便に乗る場合は不要とされています。「乗り継ぎだから関係ないでしょ」と思っていると、空港間移動する人は引っかかるので注意してください。

項目内容
登録できる時期タイ到着の3日前(72時間前)から
費用無料
提出方法オンライン登録 → 発行されるQRコードを入国審査で提示
忘れた場合主要空港のキオスク端末でその場でも登録できるとされていますが、行列になりがち

QRコードはスクリーンショットで保存しておくと、通信が不安定でも慌てずに済みます。(※制度は変更される可能性があるので、出発前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください)

ちなみに「英語の入国書類そのものが不安」という方は、入国カードの書き方まとめ|英語の意味と記入例を、英語が苦手な私が解説もあわせてどうぞ。項目の英単語がわかっていれば、TDACの入力画面もそこまで怖くありません。

TDACの偽サイトに注意|登録は無料・カード情報は不要

これは本当に気をつけてほしいところです。
TDACの登録を代行すると称して手数料を請求する偽サイト・詐欺サイトが多数出回っています。在タイ日本国大使館も2025年9月12日に注意喚起を出しました。

・登録は完全無料。クレジットカード情報を入力する必要は一切ありません
・公式サイトのドメインは tdac.immigration.go.th のみ
・検索結果の上位に広告で偽サイトが出てくることがあるので、URLを必ず確認

被害は今も続いているようで、タイ入国管理局は2026年3月にも再度警告を出しています。報道によると、外国人入国者のおよそ1割が、入国管理局とは無関係の非公式サイトで20〜90米ドルの手数料を払って登録しているとのこと。

日本円にすると数千円〜1万円以上です。本来ゼロ円のものに、それだけ払わされている人が10人に1人と考えると、他人事ではない気がします。

参考リンク:TDAC公式サイト(タイ入国管理局) / 在タイ日本国大使館の注意喚起

TDACの登録は今後アプリ「THIM」へ移行する予定です

ここも、これから行く人向けに調べた話です。

タイ入国管理局は、外国人向けの入国管理アプリ「THIM(Thailand Immigration Management)」を公開しています。パスポートを撮影すると氏名や旅券情報を自動で読み取ってくれるもので、TDACの登録もこのアプリ上で完結させる方向とされています。対応言語は英語・ロシア語・日本語・中国語の4言語です。

当初は2026年8月の正式導入と案内されていましたが、2026年8月時点でもタイ入国管理局の公式サイトは引き続きTDAC専用サイトへ案内しているという状況が報じられています。正式開始日については、10月とする報道もあり、まだ流動的なようです。

結論としては、この記事を書いている2026年9月時点では「TDAC公式サイトで登録しておくのが確実」だと思います。
アプリが正式導入されればそちらに一本化されるはずなので、出発が先の方は、直前にもう一度公式サイトを見て確認してください。

【2026年9月〜】ビザなし滞在が最長30日に短縮される見込みです

もうひとつ、タイの入国ルールで大きな変更があったので触れておきます。

タイ内務省は2026年8月31日、日本を含む対象国・地域について、ビザなしで滞在できる期間を最長60日から30日に短縮する制度を官報に掲載しました。2024年から実施されてきた93カ国・地域を対象とする60日間のビザ免除措置は廃止されます。

官報掲載から15日を経て施行されるため、2026年9月15日から適用されるとみられています。日本も30日間のビザ免除対象に含まれています。

項目内容
旧制度ビザなしで最長60日(2024年7月15日〜)
新制度ビザなしで最長30日(日本を含む)
施行時期2026年8月31日の官報掲載から15日後=9月15日からとみられる
経過措置施行前に入国した場合は、元の滞在期間が満了するまで滞在できるとされています

私のような「乗り継ぎで数時間だけタイにいる人」には、正直あまり影響がありません。30日どころか、当日中に出国してしまうので。

ただ、「行きも帰りもバンコク経由で、ついでに数日タイに滞在する」という組み方をする人は、頭の片隅に置いておくと安心です。

※制度は今後も変わる可能性があります。出発前に外務省の海外安全ホームページや在京タイ王国大使館などで最新の情報を確認してください。

無料シャトルバスの利用条件|誰でも乗れるわけじゃない

このシャトルバス、実は「ドンムアン⇔スワンナプーム間を乗り継ぐ人限定」のサービスです。スワンナプーム空港の公式サイトにも、乗り継ぎ以外の一般客は利用できないとはっきり書かれています。

公式サイトで必要とされているのは、「もう一方の空港から出発する航空券(またはそれを証明できる旅程)」と「パスポート(またはID)」の2点です。

なお、日本語・英語の情報サイトでは「当日または翌日の便まで」という条件がよく紹介されています。ただしこの日数条件は現時点の公式ページでは確認できませんでした。翌日便で使いたい人は、念のため余裕をもった代替手段も考えておくと安心だと思います。

「観光のついでにちょっと使ってみよう」というのは基本的にNG。逆に言えば、乗り継ぎ目的なら堂々と使えるので、私のようにドンムアン到着→スワンナプーム発のフライトというルートにはピッタリでした。

無料シャトルバスが使えないケース

逆に、こういう人は乗れない・使いにくいので先に確認しておいてください。

  • バンコク観光のために空港間を移動したい人(乗り継ぎではないので対象外)
  • 次の航空券や旅程をその場で提示できない人
  • 24時〜5時に移動が必要な人(運行時間外)
  • 乗り継ぎ時間がギリギリの人(先着順なので、混雑すると次の便待ちになる可能性あり)

特に1つ目、「観光でドンムアン→スワンナプームに移動したい」という理由では乗れません。この場合はタクシーか電車になります。

※利用条件は変更される場合があるため、最新情報はドンムアン空港公式サイトおよびスワンナプーム空港公式サイトの交通案内で確認してください。

無料シャトルバスの乗り方|受付手順ステップ

少し緊張しながら無料シャトルバスの受付カウンターを探しました。手続きは意外と簡単で、必要なのはこの2点だけでした。

  • パスポート
  • スワンナプーム空港から出発する航空券(eチケットの控えでもOK)

受付のお兄さんが何か言ってましたが、理解できませんでした。ですが、この2点をサッと見せるだけで手続きは完了。受付が終わると乗車用シールが渡されるので、見える場所(私は胸元)に貼ってバスに乗り込みます。あっけないほどスムーズでした。

ドンムアン空港のスワンナプーム空港行き無料シャトルバス乗り場
ドンムアン空港からスワンナプーム空港行きの無料シャトルバス乗り場

受付をスムーズに終わらせる小さなコツ

私自身はスムーズに通れましたが、調べていると航空券の予約画面を日本語表示のまま見せて、スタッフが読めずに確認が長引いたという体験談も見かけました。

なので、これから行く人にはスマホのeチケット画面を「英語表示」に切り替えておくとスムーズに進むかもしれません。航空会社名・便名・出発時刻が英語で読めれば、それだけで話が早いです。紙に印刷しておくのも確実。

また、時期によっては乗客リストに氏名と電話番号を記入する運用もあるようです。ボールペンが1本あると地味に便利かもしれません。

乗り場の場所|各空港のどこから乗る?

私はドンムアン空港の案内表示を辿ってカウンターに辿り着けました。正直、何番ゲートだったかまでは覚えていません(すみません)。ただ、「Shuttle Bus」の案内表示を追っていけば普通に着けます。

それだけだと不親切なので、公式サイトに載っている乗り場情報も置いておきます。2026年9月にAOT(タイ空港公社)の公式ページで確認し直した内容です。

出発する空港公式サイトの記載
ドンムアン空港
第1ターミナル
(→スワンナプーム行き)
1階・到着エリア・3番ゲート
ドンムアン空港
第2ターミナル
(→スワンナプーム行き)
1階・到着エリア・14番ゲート
スワンナプーム空港
(→ドンムアン行き)
メインターミナル2階(到着階)・3番ゲート付近(inner curb)。同じ場所に受付カウンターあり

ここでややこしいのが、ドンムアン側だけ情報源によってゲート番号が食い違うことです。

  • AOT(タイ空港公社)の施設案内 → 第1ターミナル3番ゲート/第2ターミナル14番ゲート
  • タイ政府の観光情報ページ → 6番ゲート
  • 実際に行った人のレポート → 「6番出口の右側にカウンター、外に出て6番のバス停」という報告が多い

公式の一次情報としては3番/14番ですが、現地レポートでは6番説も根強い、という状況です。どちらが正しいかを私は断言できません。おそらく受付カウンターの位置とバスの発着場所が別だったり、運用が変わっていたりするのだと推測しますが、確証はありません。

ただ、正直なところ番号を暗記していくより「Shuttle Bus」の案内表示を探すほうが早くて確実です。受付カウンターはターミナルの建物の中にあるので、まず中で手続きしてから外のバス停に出る、という流れだけ覚えておけば大丈夫だと思います。

国内線で第2ターミナルに着いた場合は?

ドンムアン空港は第1ターミナルが国際線、第2ターミナルが国内線という分かれ方をしています。チェンマイやプーケットから飛んできた人は、第2ターミナル到着になります。

AOTの公式ページでは第2ターミナル1階14番ゲートにもシャトルバスの記載があるので、第2ターミナルからも乗れると読み取れます。

ただし、実際に利用した人のレポートでは「受付カウンターは第1ターミナルにあるので、第2ターミナルからは連絡通路を歩いて移動した」というものも見かけました。第1と第2は屋内でつながっていますが、それなりに歩きます。

国内線から乗り継ぐ人へ
第2ターミナル到着の場合、ターミナル間の徒歩移動が発生する可能性を見込んで、10〜15分ほど余分に見ておくと安心だと思います。
※これは調査ベースの情報です。私は国際線の第1ターミナル到着だったため、第2ターミナルからの実際の動線は確認できていません。

到着便で着いた直後の頭がボーッとした状態でも、案内表示を追っていけば辿り着けると思います。迷ったら空港スタッフに「Free shuttle bus to Suvarnabhumi?」と聞けば教えてくれるはずです。

場所の感覚をつかんでおきたい方はこちらもどうぞ。
📍ドンムアン空港 第1ターミナル(Googleマップ)
📍ドンムアン空港 第2ターミナル(Googleマップ)
📍スワンナプーム空港(Googleマップ)

所要時間と車内の様子|夜の便は空いていました

私が乗車したのは夜の20時頃。車内はそれほど混んでおらず、問題なく席に座れました。窓の外には夜のバンコクの街が淡く流れていきます。

心配していたバンコク市内の渋滞にも巻き込まれず、約1時間ほどでスワンナプーム空港に到着。長旅の疲れを少し癒せるほど快適でした。

ちなみにルートは一般道と高速道路を組み合わせて走ります。エアコンがかなり効いているという声も多いので、薄手の羽織るものが手荷物にあると安心かもしれません(私は、そこまで寒さは感じませんでした)。

ドンムアン空港発スワンナプーム空港行き無料シャトルバスの車内
無料シャトルバスの車内。夜だったこともあり座れました
スワンナプーム空港に到着した無料シャトルバスの降車場所
スワンナプーム空港到着時の降車場所

なお、スワンナプーム側の降車場所については、出発階(4階)の5番ゲート付近で降ろされると案内している情報が多いです。私は降りたときに何階だったかまで意識していなかったので断言はできませんが、もしそうなら降りてそのままチェックインカウンターへ向かえることになります。降りたあとは案内表示で「Departures/Check-in」を探せば大丈夫です。

乗車用シールの確認は厳しい?

ネット上の情報には「運転手に厳しく確認された」という声もありましたが、私の時は運転手も係員もシールを細かくチェックする様子はありませんでした。

正直「これ、貼っていなくても気づかれないのでは?」とも思いましたが、運用の厳しさはその時の担当者次第という可能性もあります。トラブル防止のためにも、目的地に着くまではしっかり貼っておくのが無難です。

※シールが配布されたのは私が乗った2024年11月時点の話です。現在は運用が異なる可能性があるため、当日の係員の指示に従ってください。

乗り継ぎ時間はどれくらい必要?|3〜4時間あると安心

まず大前提として、所要時間は交通状況によって大きく変わります。AOTの公式ページには所要時間の記載はありません。

私が夜に乗ったときは約1時間でした。一方、タイ政府(政府広報局)の観光情報ページでは「1〜2時間」と案内されています(※このページの最終更新は2023年)。これは渋滞込みの移動時間の目安と考えるとしっくりきます。

調べ直した範囲では、「渋滞がなければ45分ほど、混雑時は1時間半」という報告もありました。私の約1時間という数字は、ちょうどその中間くらいということになります。

バンコクの道路はラッシュ時間や雨の日に大渋滞することで有名です。私はたまたま夜で空いていただけ、という可能性も十分あります。

そのうえで私の実感としては、乗り継ぎ便の搭乗時刻まで3〜4時間ほど余裕があるケースをおすすめしたいです。早朝便や深夜便のときは特に、ギリギリだと冷や汗をかくことになるかもしれません。

状況別に、私ならこれくらい見ておくかな、という目安を出しておきます。

状況私が見ておく時間の目安
同じ予約でつながっていて、荷物もスルーされる3時間程度でも動きやすい
別々に買った航空券で、預け荷物あり4時間以上
初めてのバンコクで、とにかく不安4〜5時間
国内線で第2ターミナル到着ターミナル間の徒歩移動を考えて+10〜15分
深夜・早朝の到着シャトルの運行時間外に注意(別手段の検討を)

※あくまで私個人の感覚です。「4時間あれば必ず大丈夫」という保証ではありませんし、遅延が起きればこの前提は崩れます。心配な性格の方(私です)は、多めに取っておくと精神衛生上とても良いです。

「別切り航空券」の人はもっと余裕を見てください

ここ、意外と見落としがちなポイントです。

空港が変わる乗り継ぎは、「別切り(べつぎり)」=別々に買った航空券になっているケースが多いです(私もそうでした)。ただし、必ず別切りになるわけではなく、同じ予約の中に空港移動が含まれることもあります。

問題は預け荷物が次の便まで運ばれるかどうか。別々に買った航空券の場合は引き継げないことが多く、その場合はこういう流れになります。

  • 到着空港で預けた荷物を一度受け取る
  • 入国審査・税関を通る(=TDACが必要)
  • シャトルバスで移動
  • 次の空港でもう一度チェックイン・出国審査・保安検査

この工程がまるごと乗ってくるので、「バスが1時間だから2時間あれば余裕でしょ」という計算は危険です。入国審査や保安検査の待ち時間は混雑状況によって大きく変わります。

なお、荷物が次の便まで運ばれるかどうかは航空会社や予約の形態によって異なります。「別切りだから必ず受け取る」とも限らないので、予約時か出発前に航空会社へ確認しておくのがいちばん確実です。ここが分かっていれば、必要な乗り継ぎ時間も計算しやすくなります。

ちなみに、こういう「空港をまたぐ乗り継ぎ」は東南アジアの周遊旅でもよく発生します。実際に何度か経験した話はシンガポール・マレーシア・香港を7泊8日で周遊してみた|費用9.3万円・ルート・国境越え完全ガイドにもまとめています。

深夜・早朝(24時〜5時)はシャトルバスが動いていません

無料シャトルバスの運行は5時〜24時。それ以外の時間帯に到着した場合は、別の手段を考える必要があります。

タクシーは24時間使えます。空港の正規タクシー乗り場で発券機から番号を取って乗る方式で、メーター運賃(初乗り35バーツ〜)+空港使用料50バーツ+高速道路代がかかります。空港間だと合計450〜600バーツ前後(約2,170〜2,890円)が目安とされています。大きな荷物には別途料金がかかる場合もあるようです。

基本は空港の正規タクシー乗り場(発券機で番号を取る方式)から乗ること。そのうえで、乗ったらメーターが作動しているかを確認しておくと安心です。「タクシー?」など、声をかけてくるタクシー運転手に付いていくのは避けたほうが無難だと思います。

私なら、深夜・早朝の到着で、しかも初めてのバンコクという条件なら、日本にいるうちに空港送迎も検討します。運転手が名前を書いたプレートを持って待っていてくれるので、交渉も客引き回避も必要ありません。

→ バンコクの空港送迎を日本語で予約してみる(Trip.com)

日本語で完結して、価格も比較しやすいのがTrip.com。プランによって「乗用車のみ」「ワゴン」など選べる幅が違うので、荷物の量で選ぶといいです。予約サイトごとの違いや使い分けについては海外旅行の現地ツアー予約サイトおすすめ比較|英語が苦手な初心者向けにタイプ別で解説にまとめています。

「無理に移動しない」という選択肢もあります

ここは、記事を書き直しながら「そういえば書いていなかったな」と気づいた部分です。

深夜1時にドンムアンに着いて、朝7時にスワンナプーム発。こういう日程だと、シャトルバスは動いていない・タクシーは深夜料金・空港で寝るのもつらいという三重苦になります。

この場合、スワンナプーム空港周辺のホテルを1泊取ってしまうのもアリだと思います。

  • 深夜のうちにタクシーでスワンナプーム側へ移動 → 空港近くのホテルで数時間だけ寝る
  • 朝、無料送迎バスがあるホテルなら空港まで戻れる
  • シャワーを浴びられるので、そのあとの長距離フライトが段違いに楽になる

バンコクは空港周辺の宿が安いのが強みで、数千円台で見つかることも珍しくありません。「深夜移動+空港泊」で体力を削るくらいなら、宿代を払ったほうが結果的に得、というケースは十分あると思います。

※料金は時期・為替で大きく変動するため、具体的な金額は各予約サイトで確認してください。

→ バンコクのホテルを探してみる(Trip.com)

空港送迎バスの有無で絞り込みたいときは、Agodaのほうが条件検索が細かく効く印象があります。2サイト見比べると、同じホテルでも値段が違うことがあるのでおすすめです。

→ バンコクのホテルをもう1サイトで比べてみる(Agoda)

逆に、シャトルバスの運行時間内で、時間にも余裕があるなら無料シャトルで十分です。わざわざお金を払う必要はないと思います。

電車で空港間を移動する方法もある(ただし荷物が多いとつらい)

「渋滞だけは絶対に避けたい」という人向けに、電車ルートも調べておきました。私は使っていないので、あくまで調査ベースの情報としてどうぞ。

ドンムアン空港からスワンナプーム空港へ電車で向かう場合、流れはこうなります。

  1. ドンムアン空港から連絡通路を歩いてドンムアン駅へ
  2. SRTダークレッドラインでクルンテープ・アピワット中央駅へ
  3. MRTブルーラインに乗り換えてペッチャブリー駅へ
  4. 徒歩でARLマッカサン駅へ移動
  5. エアポート・レール・リンクでスワンナプーム空港へ

文字にすると5ステップですが、実際は乗り換え2回+駅までの徒歩が2回という感じです。

区間路線料金の目安
ドンムアン空港 → クルンテープ・アピワット中央駅SRTダークレッドライン33バーツ前後
クルンテープ・アピワット → ペッチャブリー駅MRTブルーライン30〜40バーツ前後
マッカサン駅 → スワンナプーム空港エアポート・レール・リンク(ARL)35バーツ

※2026年9月時点の各社運賃をもとにした目安です。

合計するとおおよそ100バーツ前後〜。渋滞に左右されないのは大きな魅力です。ただし、注意点もあります。

  • 乗り換えが2回ある
  • MRTペッチャブリー駅とARLマッカサン駅の間は徒歩移動が必要
  • 空港ターミナルから駅までもそれなりに歩く
  • 路線ごとに切符を買い直す必要がある

ここで一番のネックは、電車そのものより「乗り換えと徒歩」です。スーツケースを持って駅構内を移動し、さらに別の駅まで歩いて乗り換える必要があるので、料金の安さだけで決めないほうがいいと思います。

乗り換えポイントの距離感が気になる方は、地図で見ておくとイメージしやすいです。
📍ARLマッカサン駅(Googleマップ)

乗り換えの待ち時間や徒歩を含めると、全体で1時間30分〜2時間程度は見ておくと安心です。手荷物だけの身軽な旅なら選択肢に入る、くらいの温度感でしょうか。

「バンコクの電車が20バーツになった」は旅行者には関係ありません

タイでは電車運賃の割引施策がたびたび話題になります。「バンコクの鉄道が一律20バーツになる」というニュースを見た方もいるかもしれません。

ただ、調べてみるとこの均一運賃制度は「13桁の身分証番号を持つタイ国民」が対象で、在住外国人ですら対象外とされています。当然、旅行者も使えません。専用アプリでの事前登録も必要です。

「安くなったらしい」という情報を見かけても、旅行者は通常運賃で予算を組んでおくほうが安全です。
なお、対象路線や金額の設定はたびたび変更されているため、上記も2026年9月時点で確認できた範囲の話としてお読みください。

よくある質問|ドンムアン⇔スワンナプームの空港間移動

調べているときに私が実際に疑問だったこと、そして検索でよく見かける質問をまとめておきます。

Q. 無料シャトルバスは予約が必要ですか?

A. 予約は不要です。当日、受付カウンターでパスポートと航空券を見せるだけ。ただし先着順なので、満席なら次の便(約30分後)を待つことになります。

Q. 観光目的でも乗れますか?

A. 乗れません。「もう一方の空港から出発する航空券」を持っている乗り継ぎ客限定のサービスです。お金を払って乗る、ということもできません。観光での空港間移動はタクシー・Grab・電車になります。

Q. 荷物の量に制限はありますか?

A. 明確な制限は公式ページで確認できませんでした。私はバックパックを持って乗れましたが、大型の荷物が複数ある場合は、事前に問い合わせて確認した方がいいかもしれません。

Q. 乗り継ぎエリアから出ずに移動することはできますか?

A. できません。ドンムアンとスワンナプームは別の空港なので、必ず一度タイに入国して、外に出てバスに乗ることになります。だからTDACが必要になります。

Q. 深夜0時〜朝5時に着いたらどうすればいい?

A. シャトルバスは運行時間外なので、タクシー・Grab・事前予約の空港送迎のいずれかになります。次の便まで長く待つなら、移動先の空港近くに1泊するのも現実的な選択肢です。

Q. 預けた荷物は次の便まで運ばれますか?

A. 航空会社と予約の形態によって異なります。別々に買った航空券(別切り)では引き継げないことが多いですが、必ずそうとは限りません。予約時か出発前に航空会社へ確認するのが確実です。ここが決まると、必要な乗り継ぎ時間もはっきりします。

Q. TDACはいつ登録すればいい?

A. タイ到着の3日前(72時間前)から登録できます。費用は無料。発行されたQRコードはスクリーンショットで保存しておくと安心です。有料の代行サイトは公式ではないので使わないでください。

結局どれを選べばいい?|状況別のおすすめ

ここまで4つの手段を見てきましたが、「無料だから常に最適」というわけではありません。時間がないときに無料シャトルを選ぶと、渋滞で泣くことになります。

私なりの整理はこうです。

あなたの状況おすすめの手段
乗り継ぎ便があって、時間に余裕もある無料シャトルバス
とにかく時間がない/乗り継ぎがタイトタクシー・Grab
渋滞を避けたい&荷物が少ない電車(レッドライン+MRT+ARL)
深夜・早朝の移動/不安が大きいタクシー、または事前予約の送迎
深夜到着で、次の便まで長時間ある空港周辺のホテルで1泊
乗り継ぎではなく観光目的の移動タクシー・Grab・電車(シャトルは対象外)

まとめ|ドンムアン→スワンナプーム 無料シャトルバス

項目内容
料金無料
運行時間5時〜24時(2026年9月時点・AOT公式サイト確認)
運行間隔約30分間隔(公式記載)
利用条件ドンムアン⇔スワンナプームを乗り継ぐ旅客のみ(一般客は不可)
必要なものパスポート+該当便の航空券(eチケット可)
予約不要(先着順)
所要時間私は約1時間。タイ政府の案内では1〜2時間(交通状況で大きく変動)
乗り場(公式記載)ドンムアン:第1ターミナル1階3番ゲート/第2ターミナル1階14番ゲート。スワンナプーム:2階3番ゲート付近
※ドンムアン側は「6番ゲート」とする情報もあるため、案内表示の確認を
乗車用シール受付後に配布(2024年11月時点。運用は変わる可能性あり)
入国手続き空港間移動はタイに入国する扱い → TDACの事前登録が必要
余裕の目安乗り継ぎ便まで3〜4時間以上が安心

出発前は「本当に乗れるのか」「受付で英語を話さないといけないのか」と不安でしたが、実際は航空券とパスポートを見せるだけで拍子抜けするほど簡単でした。

事前に乗り場と利用条件さえ把握しておけば、初心者でも難なく使えるサービスだと思います。英語が話せない私でも通れたので、そこは安心してもらって大丈夫です。

最新の運行情報は、ドンムアン空港公式サイトの無料シャトルバス案内ページとスワンナプーム空港公式サイトの交通案内ページで確認できます。

なお、ドンムアン空港はLCCの拠点なので、チェンマイなどタイ国内へ乗り継ぐ人もこのルートを使うことが多いです。チェンマイ方面に行く方はコムローイ祭り CAD会場は移動が地獄?行き方・注意点・当日の流れを正直レビューもあわせてどうぞ。

バンコクでのネット接続|SIM不要で使えたahamo

余談ですが今回の旅では、普段使っているahamo(アハモ)が大活躍。SIMを買う必要もなく、到着直後からネットに接続できる安心感は、初めての土地では心強い味方です。

とくに空港間移動では、TDACのQRコードを出す・バスの現在地を地図で確認する・受付で翻訳アプリを開くといった場面が立て続けに来ます。ここで通信が切れていたら、たぶん私は軽くパニックになっていました。

海外データ通信が月30GBまで追加料金なしで使えて、対応しているのは91の国・地域。行き先が含まれているかだけ、出発前に確認しておくと安心です。

【注意】「40GBに増えた」は海外では増えていません

これは2026年に入ってからの話なので、追記しておきます。

ahamoは2026年8月1日から「おためしデータ増量キャンペーン」として、月間利用可能データ量が30GB→40GBに増量されました。料金は据え置きです。

ただし、海外で使えるデータ量の上限は30GBのままです。
大盛りオプションに加入していても、増量キャンペーン中であっても、海外分は月30GBが上限とされています。「増えたから海外でも余裕」と思っていると、計算が狂うので注意してください。
※2026年9月時点でahamo公式の案内を確認した内容です。キャンペーン内容は変更される可能性があります。

【重要】ahamoには「15日制限」があります

ahamoの海外データ通信には、「海外で最初にデータ通信を利用した日を起算日として、15日経過後は通信速度が最大128kbpsになる」という制限があります。

やっかいなのは、この速度制限はデータ量を追加購入しても解除されないこと。日本に帰国してデータ通信をするまで戻りません。

128kbpsというのは、正直に言って地図アプリを開くのもつらいレベルです。

つまり、2週間以内の旅行ならahamoだけで十分ですが、私のような15日間の旅や、それ以上の長期旅行だと終盤で速度制限にかかる可能性があるということです。

対策としては、eSIMを1つ予備で入れておくのが現実的だと思います。使わなければ数百円〜千円台の保険料だと思えば安いですし、ahamoが遅くなったタイミングで切り替えられます。

→ ahamoの海外データ通信をチェックしてみる

ahamo以外の通信会社を契約している方には、eSIM(airaloなど)という選択肢もあります。アプリで購入してその場でアクティベートできるので、SIMカードの差し替えは不要。タイのように短時間しか滞在しない国でも、数百円台の少容量プランを選べるのが便利です。

→ airalo(エアロ)のeSIMをチェックしてみる

海外での通信手段の選び方については海外旅行の通信手段5つを比較|格安SIMユーザーが損しない選び方でまとめているので、あわせて読んでみてください。旅先で実際に使ったアプリはエジプト旅行で使ってよかったアプリまとめで紹介しています(翻訳アプリと地図アプリはどこの国でも使えます)。

次の空港待ち時間はラウンジで|プライオリティパスが大活躍

無事にスワンナプーム空港に着いた時はかなりホッとしました。ただ、このあとエミレーツ便の搭乗まで数時間あります。初めての海外ひとり旅で、空港でどう時間を潰すのかも実は不安のひとつでした。

そんな時に救われたのが、プライオリティパス対応のラウンジ。長距離フライト前の食事や休憩を、空港内で済ませられるのは本当にありがたい。

今回のように「空港間移動でヘトヘト → そのあと長距離国際線」という日程だと、ラウンジの価値が跳ね上がります。座って食事ができて、電源があって、荷物を広げられる。これが有料の空港カフェではなく無料で使えるのは大きいです。

私が使っているプライオリティパスは、楽天プレミアムカードに付帯しているもの。年会費はかかるものの、海外旅行で2〜3回ラウンジを使えば元が取れる感覚で、エジプト旅でも何度も助けられました。

→ 楽天プレミアムカードの詳細を見てみる

もう1枚、海外キャッシング用にエポスカードも持参していました。タイでの空港間移動では現金を使う場面はありませんでしたが、このあとのエジプトでは何度もATMのお世話になっています。両替所を探して歩き回るより、ATMで必要な分だけ引き出すほうが早くて安全でした。

キャッシングは金利が気になるところですが、エポスNetアプリに利用明細が反映され次第(最速で翌日〜数日)すぐに繰り上げ返済すれば、利息はごくわずかで済みます。使い方の手順はエポスカード海外キャッシング完全ガイド|ATMの使い方・現地通貨の選び方・繰り上げ返済まで解説に詳しくまとめました。

→ エポスカード(海外キャッシング対応)の詳細を見てみる

2枚の使い分けについては海外旅行のクレジットカードはこの2枚でOK|エポスカード×楽天プレミアムカード実体験レビューにまとめています。

次の記事では、スワンナプーム空港で私が実際に利用したプライオリティパス対応ラウンジの体験を紹介します。空港での待ち時間をどう過ごしたのか、気になる方はぜひ続きも読んでみてください。

スワンナプーム空港のプライオリティパス対応ミラクルラウンジ付近
右奥に見えるのはプライオリティパスで入れるミラクルラウンジ

エジプト旅行全体の準備や持ち物、費用については以下の記事もあわせてどうぞ。

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