※この記事は連載「星空と夜景を追うひとり旅。ときどきナーダム。」の第7話です。
前回の記事は「【星空と夜景⑥】ガンダン寺の巨大観音像に圧倒!国営百貨店(State Department Store)でお土産探し」からどうぞ。
先に結論
チンギス・ハーン国立博物館は、常設展+グレートハーンの間のセット券で45,000₮(約2,000円)。冬季(9月15日〜5月14日)は火曜が休館。私の所要時間は約1時間15分でした。
モンゴル国立博物館は入館料20,000₮(約900円)+撮影料が別途。所要は約50分。
2館は徒歩5分以内。街歩きの合間にざっくり見るなら2館で2時間半、じっくり見るなら3〜4時間みておくと安心です。私が2026年7月に訪れた際は、両館とも券売機でクレジットカードが使えました。
この記事でわかること
- 2館の入場料・撮影料(実際のレシート公開)と子ども・学生料金
- チンギス・ハーン国立博物館は冬季だけ火曜が休館という落とし穴
- 夏季と冬季で営業時間が変わること(切り替わりの日付つき)
- 両館の撮影ルールの違いと、撮影許可が安くなる意外な条件
- チケットはオンラインでも買えること(券売機で固まらずに済みます)
- チンギス・ハーン国立博物館の9階フロアガイド
- 無料ロッカーの使い方(暗証番号式)
- 2館をハシゴした場合のリアルな所要時間
- ナーダム期間中でも開いていたのか
- 英語が話せなくても大丈夫か
- 「チンギス・ハーン博物館」と「チンギス・ハーン騎馬像」の違い
この記事は2026年7月に実際に訪れた記録がベースですが、入場料・営業時間・休館日といった変わりやすい情報は、公開時点で両館の公式サイトを確認して更新しています。それでも現地の掲示が最優先なので、行く前にもう一度だけ確認してもらえると安心です。
先に結論|2館の入場料・営業時間・所要時間まとめ
ざっくり知りたい方向けに、2館の情報を先にまとめておきます。細かい体験談はこの下から書いていきます。
| モンゴル国立博物館 | チンギス・ハーン国立博物館 | |
|---|---|---|
| 大人入館料 | 20,000₮(約900円) | 常設展30,000₮/グレートハーンの間20,000₮/両方セット45,000₮(約2,000円) |
| 学生 | 10,000₮ | 高校生(17〜18歳)15,000₮ |
| 子ども | 0〜16歳は無料 | モンゴル国籍の0〜16歳は無料/外国籍の子どもはセット20,000₮(後述) |
| 撮影料 | 別途(公式表記20,000₮。私が払ったのは30,000₮・後述) | 別途50,000₮(どのチケットでも一律) |
| 支払い方法 | 券売機でクレジットカード可 | 券売機でクレジットカード可/公式サイト・アプリで事前購入も可 |
| 休館日 | 夏季は無休/冬季は月曜休館 | 夏季は無休/冬季は火曜休館 |
| 営業時間(夏季) | 5/15〜9/15 9:00〜21:00(最終入場19:30) | 5/15〜9/14 9:00〜20:00(最終入場19:00) |
| 営業時間(冬季) | 火〜日 9:00〜18:00(最終入館16:30/月曜休館) | 9/15〜5/14 9:00〜17:00(窓口16:00/火曜休館) |
| 所要時間 | 約50分(私の実測) | 約1時間15分(私の実測)/館側は3〜4時間を想定した案内も |
| 日本語対応 | なし(英語オーディオガイド8,000₮) | なし(英語ガイドツアーあり・要電話予約) |
| ロッカー | — | 無料・暗証番号式 |
| 2館の距離 | 徒歩5分もかかりません(私は寄り道しながら15分) | |
| 公式サイト | en.nationalmuseum.mn | chinggismuseum.com |
| ナーダム期間 | 2026年7月13日(ナーダム休暇中)、両館とも入館できました | |
【要注意】9月15日から両館とも冬季スケジュールです
両館とも夏季・冬季で営業時間が大きく変わります。
モンゴル国立博物館の夏季は5月15日〜9月15日。チンギス・ハーン国立博物館の夏季は5月15日〜9月14日で、9月15日から冬季(9:00〜17:00・最終入場16:00)に切り替わります。
つまり秋以降に訪れる方は、夏の記事に書かれている「20時まで」「21時まで」を鵜呑みにすると痛い目に遭います。夕方の予定に組み込む場合は要注意です。
2館は歩いてすぐの距離にあるので、まとめて回るのが効率的です。私は2館を約2時間20分で回れましたが、これは説明を細かく読まずに主要展示を中心に見た時間です。展示をじっくり読みたい方は、もっと余裕をみてください。
市内観光全体のモデルコースや他スポットへの行き方は、ウランバートル観光まとめ|モデルコース・費用・おすすめスポットを実体験で解説にまとめています。
吉野家への3度目の挑戦、そしてまたもや……
State Department Store(国営百貨店)を後にして、せっかく近くまで来たので、昨日も訪れて閉まっていた吉野家へ再び向かってみることにしました。どうしてもモンゴル限定の「マトン丼」を食べてみたかったのです。
徒歩数分で店舗の前に到着。遠目からも嫌な予感がしたのですが、近づいてみると……なんと今日も営業していませんでした。
店頭には美味しそうなカレーの大きなポスターが貼られているものの、テラス席のテーブルセットは虚しく佇み、入り口のドアは固く閉ざされたまま。3度目の敗北に、思わず苦笑いするしかありませんでした。ウランバートルの吉野家でマトン丼を食べる道は、想像以上に険しいようです。
ちなみに2度目の敗北の様子は「【星空と夜景⑤】初めてのUBCab、謎の同乗者とおつり騒動|ナーダム会場と2度目の吉野家敗北」に書いています。

ナーダム期間中の営業について
この日はナーダム休暇の真っ最中(2026年7月13日)でした。個人経営の飲食店やチェーン店は閉まっているところが目立った一方で、国営百貨店と、今回訪れた2つの博物館はいずれも入館でき、館内も普通に見学できました(国立博物館は入口の案内板に「祝日は休館」と書かれているにもかかわらず、です)。
あくまで2026年7月13日に、私が行った場所がそうだったという話ですが、「飲食店は読めない一方、大型施設はわりと動いている」というのが歩いてみた実感でした。
ふらりと辿り着いた「モンゴル国立博物館」
マトン丼のあてが外れてしまい、「さて、この後はどうしようか」とあてもなく周辺を歩いていたところ、通り沿いに何やら重厚で存在感のある大きな建物が見えてきました。
正面の電光掲示板には「монгол(モンゴル)」の文字。看板を確認してみると、「МОНГОЛЫН ҮНДЭСНИЙ МУЗЕЙ(モンゴル国立博物館 / National Museum of Mongolia)」とのこと。予定には入れていませんでしたが、これも何かの縁と思い、入ってみることにしました。

📍モンゴル国立博物館(Googleマップ)/スフバートル広場のすぐ北西、徒歩圏内です。
モンゴル国立博物館の営業時間(案内板と公式サイトで違いあり)
入り口の案内板には、営業時間が以下のように書かれていました。
- SUMMER TIMETABLE(夏季):月〜日 9:00〜20:00(最終入館19:30)
- WINTER TIMETABLE(冬季):火〜日 9:00〜18:00(最終入館16:30)/月曜休館
- 板の一番下に小さく「Closed on Public Holidays(祝日は休館)」
私が訪れたのは7月だったので夏季スケジュールでの営業でした。冬に訪れる予定の方は月曜を避けたほうがよさそうです。
……と、ここまでは案内板どおりなのですが、実は気になる点が2つあります。
ひとつは、公式サイトの記載と閉館時刻が違うこと。公式サイトでは「夏季=5月15日〜9月15日/毎日9:00〜21:00、チケット窓口19:30まで、最終入場19:30」となっており、案内板より1時間長く書かれています。
最終入館が19:30という点は両方一致しているので、「19:30までに入る」を目安にしておけば間違いないと思います。
ちなみに冬季のチケット販売終了時刻も、情報源によって表記が分かれています。私が見た入口の案内板は最終入館16:30でしたが、公式サイト側には17:00という記載も見られます。冬に夕方から訪れる予定なら、当日に現地の掲示かGoogleマップで確認しておくのが安全です。
もうひとつは、「祝日は休館」と書いてあるのに開いていたこと。私が訪れた7月13日はナーダム休暇の真っ最中でしたが、館内は普通に営業していて、スタッフも券売機も普通に動いていました。
案内板の情報が更新されていないのか、ナーダムが休館対象の祝日に入っていないのか、あるいはその年ごとの判断なのか――そのあたりは推測の域を出ません。少なくとも2026年のナーダム期間中は開いていた、というのが私の実体験です。祝日に合わせて訪れる方は、念のためGoogleマップの営業時間表示か公式サイトで直前に確認しておくと安心だと思います。

入館料と撮影料の内訳(撮影料のほうが高いという罠)
館内に入るとタッチパネル式の券売機(キオスク)が設置されていました。画面の操作に一瞬迷っていると、近くにいたスタッフの方が親切に声をかけてくれ、代わりに画面を操作して手助けしてくれました。支払いはクレジットカードに対応しており、無事に決済完了。

なお、館内で写真を撮影する場合は、入館料とは別に「写真撮影許可(PHOTOGRAPHY PERMIT)」の追加料金が必要です。
機械を操作してくれたスタッフの方が操作中に「中で写真撮影しますか?」みたいな質問をしたので「Yes」と答えました。
チケットのレシートを確認すると、内訳は以下のようになっていました。

- 大人入館料(Том хүн):20,000₮(約900円)
- 写真撮影許可料(Зургийн тасалбар):30,000₮(約1,350円)
- 合計:50,000₮(約2,250円)
撮影許可料が入館料(20,000₮)よりも高い(30,000₮)という少し不思議な価格設定ですが、せっかくだから展示を写真に残しておきたかったので迷わずセットで購入しました。
細かい話ですが、レシートには「Bank transaction fee:500₮」という行も印字されていました。ただしカードへの請求額は50,000₮ちょうどだったので、上乗せされたのか内数なのかは分かりません。いずれにせよ、気にするような金額ではありませんでした。
撮影料は、公式サイトの表記より高い金額を払いました
公式サイトの料金案内では撮影料は20,000₮と記載されているのですが、私が2026年7月に実際に払ったのは30,000₮でした。値上げされたのか、別の区分があるのか、理由は分かりません。いずれにしても値上がりしてる可能性も考えて、予算は多めに見ておくのが安全です。
なお、ネットの情報の中には「入館料8,000₮・撮影料10,000₮」という古い数字がまだ多く残っています。実際にはかなり値上がりしているので、そこも要注意です。
子ども・学生は安い(公式サイトで確認)
私は大人ひとりだったので関係なかったのですが、公式サイトを確認すると料金が細かく分かれていました。家族連れの方には効いてくる情報だと思うので載せておきます。
| 区分 | 料金 |
|---|---|
| 大人 | 20,000₮(約900円) |
| 学生 | 10,000₮(約450円) |
| 0〜16歳の子ども | 無料 |
| 写真撮影許可 | 20,000₮(公式表記。私が払ったのは30,000₮) |
| 英語オーディオガイド | 8,000₮(約360円) |
また、公式サイトによると英語のオーディオガイドが8,000₮で借りられるほか、英語・モンゴル語のガイドツアーも用意されているとのことです。ただしガイドツアーは事前予約制で、最少10名からとされているので、ガイドが必要な場合は、ひとり旅だと現実的にはオーディオガイド一択になりそうです。
私は利用しませんでしたが、英語が理解できて展示の説明をしっかり聞きたい方には選択肢になると思います。日本語のオーディオガイドは、私が見た範囲でも公式サイトでも確認できませんでした。
撮影料を払っても、撮れない展示があるようです
公式サイトの来館者ルールには、「No photo」の表示がある展示は撮影禁止とはっきり書かれています。30,000₮(公式表記20,000₮)を払えば館内のどこでも撮り放題、というわけではないようなので注意してください。
私が回った範囲では特に困る場面はありませんでしたが、「全部撮れる」と思い込んで行くと肩透かしを食らう可能性があります。
支払いはクレジットカードが問題なく使えました。両館とも券売機でカードが使えたので、博物館まわりに関しては現金なしでも動けます。私が普段どのカードを持って行っているかは海外旅行のクレジットカードはこの2枚でOK|エポスカード×楽天プレミアムカード・レビューにまとめています。
ただし、前日に行ったガンダン寺は現金しか使えませんでした。ウランバートルは「カードで大体いけるが、現金しか受け付けない場所もある」という感覚です。少額の現金は持ち歩いておくと安心です。
エポスカードを見てみる/現地通貨の調達はエポスカード海外キャッシング完全ガイドへ。
ちなみに館内のトイレも普通に綺麗で、清潔さの面でも安心して利用できました。
ナーダム特設展示と見応えのある歴史コレクション
広々としたロビーを抜けて展示エリアへ進むと、ちょうどナーダム祭りに合わせた特設展示「MONGOLIAN NAADAM: THE PRECIOUS HORSE」の大きなメインビジュアルが目を引きました。
モンゴルの重要な文化である「馬」とナーダムに焦点を当てた特別展のようで、この時期ならではの展示に出会えてラッキーでした。

展示室は黒を基調としたシックで落ち着いた照明になっており、モンゴルの壮大な歴史をじっくりと辿ることができます。
古代の岩刻画(ペトログリフ)が刻まれた巨大な岩の展示から始まり、ナーダムの弓競技で使われる伝統的な弓矢や的、そして壁一面に飾られた13世紀の「モンゴル帝国(Mongolian Empire)」の広大な最大領域を示すマップなど、見ごたえ十分です。

特に印象的だったのが、色彩豊かな民族衣装(デール)の展示エリアです。ガラスケースの中には「国家式典用の官吏衣装」や、映画のワンシーンに出てくるような華やかで精巧な帽子・装飾品を身につけたモンゴルの衣装がずらりと並んでいて、その美しさに思わず見入ってしまいました。

ゲルの天井空間とユニークな顔はめパネル
展示を進んでいくと、一角にゲルの天井部分(トーノとウーニ)を模したエリアがありました。見上げると天井には抜けるような青空のイラストが広がっており、ゲルの中のような空間演出がなされています。

その下には、甲冑に身を包んだモンゴル戦士と、色鮮やかな衣装を着た女性の「顔はめパネル」が置かれていました。歴史的な資料が並ぶ真面目な博物館の中で、急に現れるちょっとした遊び心にクスッとしてしまいます。
ひとり旅だと顔はめパネルは自分では撮れないので、そっと写真だけ撮って通り過ぎました。ぼっちの宿命です。
日本の援助品?マニアックな展示とモニュメント
館内を歩いていて面白かったのが、展示室の隅にひっそりと置かれていた温湿度管理用と思われる大きな機械です。よく見ると「From the People of Japan」というメッセージとともに日本の国旗ステッカーが貼られていました。
意外なところで日本の支援の形を目にして、なんだか少し誇らしいような不思議な気分になりました。

また、別の部屋にはモンゴル国の東西南北の端(極点)に建てられているというモニュメントの模型や写真パネルの展示もありました。広大なモンゴルの大自然の中に佇む柱の写真を見ていると、いつかこういう場所にも行ってみたいという旅情がくすぐられます。

カフェ&ギフトショップ、そして所要時間は約50分
見学を終えて一階に戻ると、ロビーの奥にはお洒落な照明が吊り下げられたカフェスペースがあり、ドリンクやサンドイッチ、ケーキなどが販売されていました。

その隣には「ART SHOP」と書かれた小さなギフトショップも併設されており、モンゴルらしいアート作品やポストカード、ちょっとした記念品を探すのにも良さそうな雰囲気でした。

ちなみに、私が博物館に入ったのは12:20頃で、一通り見終わって外に出たのが13:10頃。所要時間としては約50分ほどでした。広すぎず狭すぎず、ウランバートルの街歩きの合間にふらっと立ち寄ってモンゴルの歴史や文化を網羅するにはちょうど良いボリューム感でした。
スケール感に圧倒される「チンギス・ハーン国立博物館」へ
モンゴル国立博物館を出たあと、「さて、次どうしようかな」とGoogleマップを開いてみると、目と鼻の先(ちょうど今いた博物館のすぐ裏手)に「チンギス・ハーン博物館」があることが分かりました。せっかくなので、そのまま歩いて行ってみることに。
📍チンギス・ハーン国立博物館(Googleマップ)/モンゴル国立博物館のすぐ北側です。
正式名称は「チンギス・ハーン国立博物館」
検索するときに地味に困るのですが、この博物館は日本語表記が安定していません。
公式の正式名称は「チンギス・ハーン国立博物館(Chinggis Khaan National Museum/Чингис Хаан Үндэсний Музей)」です。ただ実際には「チンギスハーン博物館」「チンギスハン博物館」「国立チンギスハーン博物館」など、いろいろな書かれ方をしています。どれも同じ施設を指しているので、検索して表記が違っても慌てなくて大丈夫です。
「チンギス・ハーン博物館」と「チンギス・ハーン騎馬像」は別物です
ここ、混同しやすいので先に整理しておきます。
チンギス・ハーン国立博物館=ウランバートル市内。スフバートル広場のすぐ北西で、歩いて行けます。この記事で紹介しているのはこちらです。
チンギス・ハーン騎馬像=市内から東へ約54km離れたツォンジン・ボルドグ。世界最大級の騎馬像で、日帰りの移動手段を確保する必要があります。
「入場料」を調べていて数字が噛み合わないときは、どちらの話か確認してみてください。騎馬像のほうは【星空と夜景⑪】チンギス・ハーン騎馬像へ|世界最大級の騎馬像を実際に訪れてみたに書いています。
国立博物館からは徒歩5分もかかりません
2館はどちらもスフバートル広場のすぐ北西エリアに固まっていて、国立博物館からチンギス・ハーン国立博物館までは歩いて5分もかからない場所にあります。
私は国立博物館を13:10頃に出て、外観の写真を撮りながらのんびり歩き、少し周辺を散歩して寄り道しながら向かったのですが、13:25頃にはチンギス・ハーン国立博物館の券売機の前にいました。直接向かう場合は道を渡ってすぐ、という感覚です。
そのスケールの大きさと存在感には本当に圧倒されました。近代的な高層ビルを思わせる巨大な建物で、ファサードには巨大なゴールドのレリーフや紋章が刻まれており、まさに国の威信をかけて建設されたような重厚で荘厳な佇まいです。

2022年に開館した新しい博物館で、9階建ての大きな施設だとされています。実際に中に入ると、その規模の大きさを体感することになりました。
正面中央には、いかにも王者の宮殿といった装飾が施された豪華な大木製の両開きドアがあり、「ここが入口か」と思わせる圧倒的なオーラを放っていたのですが、実はそこは入口ではありませんでした。実際の入り口は正面左側にある、拍子抜けするほど普通の小さな出入り口からでした。
【最重要】冬季は火曜休館。営業時間も夏冬で変わります
火曜が休館になるのは「冬季だけ」です
館内の掲示板(写真)と公式サイトを突き合わせると、営業時間は次のとおりでした。
夏季(5月15日〜9月14日):月〜日 9:00〜20:00/窓口19:00まで/休館日なし
冬季(9月15日〜5月14日):月〜日 9:00〜17:00/窓口16:00まで/火曜は休館
掲示板では「Мягмар гараг(火曜)= Амарна(休み)」の欄が冬季の枠にだけ用意されていて、夏季の枠にはありません。つまり夏に行くなら火曜でも開いていることになります。
逆に言えば、9月15日から5月14日までに訪れる方は、火曜を避けて旅程を組む必要があります。ネット上には「毎週火曜休館」と季節を区別せずに書かれている情報も多いので、夏の旅行で火曜を空振りだと思い込んで外してしまうのはもったいないです。

券売機での戸惑いと「アイスクリームマン」の登場
館内に入り、こちらもタッチパネル式の券売機でチケットを購入するスタイルだったのですが、画面を進めると選択肢がいくつか表示され、どれを選択すればいいのかさっぱり分からず戸惑ってしまいました。

すると、アイスクリームを持った男性スタッフらしき人がひょっこり現れ、手際よく画面を操作して助けてくれました。いくつかの選択肢から画面を押して進めていくので、「この選択肢は何が違うの?」と尋ねてみたところ、そのスタッフさんはアイスを持ったまま「エブリシング(Everything)」と一言。
その時は「全部込みって意味なのかな?」と何となく理解していたのですが、後で料金表を確認してみて納得しました。
この博物館は、常設展示ホール(30,000₮)と、最上階の黄金像がある「グレートハーンの間(Hall of the Great Khaan)」(20,000₮)で料金が分かれており、両方がセットになったパッケージチケットが45,000₮ということでした。
| 区分 | 常設展示ホール | グレートハーンの間 | 両方セット |
|---|---|---|---|
| 大人 | 30,000₮(約1,350円) | 20,000₮(約900円) | 45,000₮(約2,000円) |
| 子ども(0〜16歳) | 無料(博物館法9.1条。モンゴル国籍の子どもが対象と明記されています) | ||
| 高校生(17〜18歳) | 15,000₮ | 5,000₮ | 15,000₮ |
| Foreign Child(外国籍の子ども) | 15,000₮ | 10,000₮ | 20,000₮ |
| シニア(男性60歳〜/女性55歳〜) | 15,000₮ | 10,000₮ | 20,000₮ |
| 障害のある方・学部生 | 15,000₮ | 10,000₮ | 20,000₮ |
| 写真撮影許可(チケットに含まれません) | 50,000₮(区分にかかわらず一律) | ||
お子さん連れの方へ:「16歳以下無料」を鵜呑みにしないでください
料金表には「Хүүхэд(子ども)0-16歳 無料」とありますが、その根拠として書かれている博物館法9.1条は「モンゴル国籍の16歳までの児童」を対象にしています。そして同じ表には「Foreign Child(外国籍の子ども)」という行が別に用意されていて、常設展15,000₮/グレートハーンの間10,000₮/セット20,000₮と書かれています。
つまり日本から行くお子さんは無料になりません。セット券なら大人45,000₮+子ども20,000₮なので、親子2人で65,000₮(約2,900円)という計算です。
私は大人ひとりだったので窓口で実際にどう処理されるかまでは確認していません。念のため、訪問前に公式サイトか窓口でもご確認ください。

まさに言葉通り「全部込み」で合っていました!
つまり「エブリシング」は「両方まとめて全部見られるやつだよ」という意味だったのだと、ここでようやく腑に落ちました(笑)。
手元に出てきたレシート(領収証)を確認してみると、「Насанд хүрэгч/Багц(成人・パッケージチケット)」で合計45,000₮。バラで買うより5,000₮お得なので、迷ったらパッケージで問題ないと思います。
建物自体が新しいこともあり、館内のトイレもとても綺麗でした。この点はモンゴル国立博物館と同様、安心して利用できるポイントです。
実はチケット、オンラインでも買えます
これは帰国後に公式サイトを見ていて知ったのですが、チンギス・ハーン国立博物館のチケットは公式サイトからオンラインで購入できます。さらに、iOS・Android向けの公式アプリも用意されているようです。
券売機が不安な人は事前購入がおすすめ
公式サイト(chinggismuseum.com)の「Get ticket」からオンライン購入できます。英語表示もあるので、モンゴル語の券売機画面と格闘するより気が楽だと思います。
私は現地の券売機でクレジットカード払いをしましたが、特にトラブルはありませんでした。どちらでも行けるので、不安な方は事前に、気楽な方は現地で、でいいと思います。
また、日本語ガイドはありませんでしたが、英語ガイド付きツアーも用意されているようでした。公式サイトによると料金と条件は次のとおりです。
| ガイドツアー | 個人(1〜9人) | 団体(10〜50人) |
|---|---|---|
| 英語 | 100,000₮(約4,500円) | 200,000₮(約9,000円) |
| モンゴル語 | 50,000₮ | 100,000₮ |
ひとりで100,000₮はなかなかの金額なので、私のように「雰囲気で楽しむ」派なら無理に使わなくてもいいと思います。ただ、歴史の背景まで理解したい方には価値があるはずです。
ガイド付きで市内をまとめて回りたい場合は、博物館を含む現地ツアーを使うという手もあります。
→ ウランバートル発のツアーを探してみる(GetYourGuide)/Klookでウランバートルのアクティビティを見る
予約サイトごとの違いは海外旅行の現地ツアー予約サイトおすすめ比較|英語が苦手な初心者向けにタイプ別で解説にまとめています。
9階建てのフロア構成(どの階に何があるか)
とにかく広いので、どの階に何があるのかを先に知っておくとペース配分がしやすいです。公式サイトのフロア案内を整理すると、こうなります。
| 階 | 内容 |
|---|---|
| 1階 | エントランス・企画展示ホール・ミュージアムショップ |
| 3階 | モンゴル古代帝国(匈奴・青銅器時代の遺物など) |
| 4階 | 古代遊牧帝国(突厥・ウイグルなどの石碑や墓所) |
| 5階 | 大モンゴル帝国(チンギス・ハーンとその祖先。教皇への書簡の複製など) |
| 6階 | モンゴル帝国と各ハン国(元朝、キプチャク・ハン国、イルハン朝など) |
| 7階 | チンギス・ハーンの子孫と貴族(甲冑・肖像・印章など) |
| 8階 | 「モンゴルと世界」(モンゴルの誇りの間) |
| 9階 | チンギス・ハーン大栄誉ホール(黄金像がある部屋) |
展示は1階から順に見学しながらエスカレーターで最上階まで上がっていく構造になっていて、私は帰りはエレベーターで1階まで一気に降りました。時間がない方は、先に9階の黄金像を見てから降りてくるという回り方もアリだと思います。
大きな荷物は無料ロッカーへ(暗証番号式の使い方)
チケット購入後、「大きな荷物はロッカーに預けてください」と言われ、アイスクリームを持ったスタッフさんに案内されてロッカーへ。
ロッカーは無料で、暗証番号式のシンプルなタイプでした。使い方は、荷物を入れたら「*」キーを押してから好きな4桁の番号を入力し「#」キーを押す、これを2回繰り返すとロックがかかる仕組み。
荷物を取り出すときは「*」→4桁の番号→「#」を1回押すだけでOKです。
何番のロッカーを使ったか・設定した4桁の番号を忘れないよう、スマホでメモか写真を撮っておくと安心だと思います。

大きなバックパックを背負ったまま観光している方や、空港へ向かう前に立ち寄る方には、無料で預けられるのはかなりありがたいポイントだと思います。私はバックパックを預けられましたが、スーツケースのような大型の荷物はロッカー向かいで預かってるようでした。

身軽に動くための荷物の工夫は海外旅行の持ち物ガイド|実体験で厳選した必須アイテムと不要だったものにまとめています。
ロッカーの使い方を親切に教えてもらったあと、そのまま彼に導かれるように入場ゲートをくぐり、いよいよ展示エリアへと進みました。
レシートは絶対に捨てないでください
帰国後にレシートを読み返して気づいたのですが、入場ゲートを開けるQRコードはレシートの一番下に印字されています。「Хаалга онгойлгох QR КОД(ドアを開けるQRコード)」と書かれた欄がそれです。買った直後に丸めてポケットに突っ込むと、ゲートの前で慌てることになります。
もうひとつ、レシートには「クロークの番号札を紛失した場合は10,000₮の罰金」という警告も、感嘆符つきで書かれていました。荷物を預けたら番号札も大事に持っておいてください。
※どちらもモンゴル語表記なので、その場では気づきにくいと思います。
アイスクリームマンとは、ここでお別れです。

撮影ルールは展示ごとに個別表示|撮影料は一律50,000₮
この博物館、写真撮影については少し変わったルールでした。ジオラマや歴史的資料などの展示ケースには、ひとつひとつ個別に「撮影禁止マーク」(カメラに斜線が入ったアイコン)が貼られており、対象の展示品はそのマークで判断する仕組みのようでした。
券売機横の料金表には「Гэрэл зураг авах/Photo permit」として50,000₮という表記もありましたので、50,000₮払えば「撮影禁止マーク」も含めてすべて撮影可能になるのか?
それとも「撮影禁止マーク」が付いていない展示物を撮るために必要な許可(マーク付きは支払い後も不可)という意味なのか?
そのあたりの細かいルールについては、最後まで謎のままでした。公開時点で私が確認した公式の料金ページにも、撮影許可の適用範囲についての説明は見当たらず、正直なところわかりません。
どっちにしろ、50,000₮だと日本円で約2,250円と結構お高目なので、私には関係ない話でしたが。
撮影料は、どのチケットを買っても一律50,000₮です
料金掲示板では、撮影許可(Photo permit)の欄だけ列をまたいだ1マスになっていて、常設展示ホールでもグレートハーンの間でもセット券でも50,000₮。しかも「Not included in ticket(チケットに含まれません)」と明記されています。
「黄金像だけなら安くなる」といった割引はありませんでした。
2館の撮影まわりの事実だけ並べると、こうなります。
モンゴル国立博物館=撮影料は公式表記20,000₮(私が払ったのは30,000₮)。払えば基本的に撮影可だが、公式ルールで「No photo」表示の展示は撮影禁止。
チンギス・ハーン国立博物館=撮影料は一律50,000₮。展示ごとに撮影禁止マークで個別管理されており、撮影許可がどこまでカバーするのかは、掲示板からも公式ページからも確認できませんでした。

最上階の黄金チンギス・ハーン像
展示を順に巡りながら辿り着いた最上階(9階)には、神々しい黄金のチンギス・ハーン像が安置された特別な部屋がありました。
ここは通常の展示とはまた一線を画す場所で、別チケットが必要なエリアのようだったのですが、私が持っていた「エブリシング」チケットでそのまま入場することができました。

この部屋には撮影禁止マークが見当たらず、私が訪れた際は他の見学者も自由に写真を撮っていて、スタッフから注意される様子もありませんでした。

館内はかなり広く、私が入場したのは13:25頃、外に出たのは14:40頃と、1時間15分ほど見て回ることになりました。モンゴル国立博物館より規模が大きいので、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。
ただし、これは説明パネルを細かく読まず、主要な展示を中心に見た時間です。
現地の報道で紹介されている博物館側の案内では、「見学には3〜4時間かかるため、15時以降にチケットを購入する方は17時閉館にご注意ください」とされていました。歴史好きの方や、展示をじっくり読みたい方は、半日近くかかるつもりで組んだほうがよさそうです。
なお、この黄金のチンギス・ハーン像がある部屋は厳しく土足厳禁となっており、用意された水色の使い捨て靴カバーを靴の上から被せてからの入場となります。


徹底した管理のもとで保護されている空間ということもあり、部屋に足を踏み入れた瞬間の空気感や黄金像の輝きはまさに圧巻の一言でした。

よくある質問
チンギスハーン博物館の入場料はいくら?
大人は常設展示ホール30,000₮/グレートハーンの間20,000₮/両方セット45,000₮です。バラで買うより5,000₮お得なので、基本はセット券(45,000₮・約2,000円)で問題ありません。写真撮影は、どのチケットでも別途50,000₮かかります。
休館日はいつ?
どちらも夏季は無休で、休館日が出てくるのは冬季だけです。冬季はチンギス・ハーン国立博物館が火曜、モンゴル国立博物館が月曜に休みます。
整理すると、こうなります。
- 夏季(5〜9月):両館とも無休。曜日を気にせず回れます
- 冬季の月曜:モンゴル国立博物館が休館 → チンギス・ハーン国立博物館へ
- 冬季の火曜:チンギス・ハーン国立博物館が休館 → モンゴル国立博物館へ
- 冬季の水曜〜日曜:両館とも開いているので、2館を同じ日に回すならこの曜日がおすすめ
※旅程を組むときは、念のため公式サイトでも確認してください。
子どもは無料?
料金表には両館とも「0〜16歳は無料」と書かれています。ただしチンギス・ハーン国立博物館については、その根拠となる法律がモンゴル国籍の子どもを対象としており、料金表には「Foreign Child(外国籍の子ども)」の行が別にあります。
つまり日本から行くお子さんは無料になりません。セット券で20,000₮(常設展のみなら15,000₮)です。窓口での実際の扱いまでは確認していないので、念のため事前にご確認ください。
なお学生料金は、モンゴル国立博物館が10,000₮、チンギス・ハーン国立博物館の高校生(17〜18歳)が15,000₮です。
クレジットカードは使える?
両館とも券売機でクレジットカードが使えました。ただしカフェやショップでは買い物をしなかったので、そこでカードが使えるかは分かりません。少額の現金は持っておくと安心です。
予約は必要?
私は両館とも予約なしで、その場で券売機を使って入れました。ただしチンギス・ハーン国立博物館は公式サイトからオンライン購入もできるので、券売機の操作が不安な方は事前に買っておくとスムーズです。英語ガイドツアーを利用したい場合は、電話での事前予約が必要とされています。
所要時間はどれくらい?
私の実測ではモンゴル国立博物館が約50分、チンギス・ハーン国立博物館が約1時間15分。移動と休憩を含めて2館で2時間20分ほどでした。
ただしこれは説明を細かく読まずに回った時間です。街歩きの合間にざっくり見るなら2時間半、両館をしっかり見るなら3〜4時間みておくと安心だと思います。チンギス・ハーン国立博物館については、館側も3〜4時間を想定した案内を出しています。
英語が話せなくても大丈夫?
英語が苦手な私にとって、いちばん不安なのは「窓口でうまく伝えられなかったらどうしよう」という部分です。結論から言うと、この2館については英語がほとんど話せなくても問題ありませんでした。
両館ともチケットはタッチパネル式の券売機で、画面はモンゴル語と英語。そして両館とも、私が画面の前で固まっていたらスタッフの方が向こうから来て、代わりに操作してくれました。
私が実際に発した英語は、国立博物館で「中で写真撮りますか?」に「Yes」と答えたのと、チンギス・ハーン国立博物館で「この選択肢は何が違うの?」と聞いたのの2回だけです(返ってきた答えが「エブリシング」の一言だったわけですが)。
展示の解説はモンゴル語と英語で、日本語の表示や日本語ガイドはありませんでした。なので展示内容を細かく理解したい方には少しハードルがありますが、「見て圧倒される」タイプの展示が多いので、私は英語をほとんど読まないまま(読めない)普通に楽しめました。
英語が不安で博物館を避けようとしている方がいたら、券売機の前で困った顔をしていれば何とかなるはず、とお伝えしたいです。たぶんアイスクリームマンが助けに来てくれます(笑)。
チケットはオンラインで買える?
チンギス・ハーン国立博物館は、公式サイトからオンラインで購入できます。公式アプリもあります。現地の券売機にも英語表示はありますが、私自身は選択肢の違いが分からずスタッフの方に助けてもらったので、操作が不安な方は事前購入がおすすめです。
モンゴル国立博物館は、私が訪れた際は現地の券売機で購入しました。
写真撮影はできる?
両館とも別途「撮影許可」を買えば撮影できます(モンゴル国立博物館は公式表記20,000₮・私が払ったのは30,000₮、チンギス・ハーン国立博物館は一律50,000₮)。
ただしどちらも「撮影禁止」表示のある展示があります。「お金を払えば全部撮れる」わけではない可能性もあるので、その点は、両館共通の注意点です。
黄金のチンギス・ハーン像は何階にある?
9階の「チンギス・ハーン大栄誉ホール」です。常設展示とは別チケット(グレートハーンの間20,000₮)ですが、セット券45,000₮にも含まれています。土足厳禁なので、入口で配られる使い捨ての靴カバーを被せて入場します。
荷物を預けるロッカーはある?
チンギス・ハーン国立博物館には無料の暗証番号式ロッカーがあります。私はバックパックを預けました。スーツケースのような大型の荷物はロッカー向かいのスペースに預けるようでしたが、実際に預けたわけではないので確認はできてません。
なお、クロークの番号札を紛失すると10,000₮の罰金という注意書きがレシートに印字されていました。
2館はどれくらい離れている?
徒歩5分もかかりません。どちらもスフバートル広場のすぐ北西エリアにあり、モンゴル国立博物館のすぐ北側がチンギス・ハーン国立博物館です。私は外観の写真を撮ったり寄り道したりしながらで15分ほどでしたが、直接向かえば道を渡ってすぐ、という感覚でした。
時間がないならどっち?2館の違いと選び方
「どちらか1館だけしか行けない」という方もいると思うので、正直な感想を書いておきます。
私がどちらかと言われれば選ぶのは、新しいチンギス・ハーン国立博物館です。建物のスケールと最上階の黄金像のインパクトは、やはり別格でした。
ただ正直なところ、モンゴル国立博物館とそこまで大きな差があるわけではありません。「こっちは行かなくていい」と言えるほどの差ではなかった、というのが私の実感です。
| こんな人には | おすすめ |
|---|---|
| 建物のスケールや「モンゴルに来た感」を味わいたい | チンギス・ハーン国立博物館 |
| 撮影料を抑えて写真を残したい | モンゴル国立博物館(撮影料は公式表記20,000₮) |
| 1時間以内でサクッと済ませたい | モンゴル国立博物館(実測約50分) |
| 民族衣装や暮らしの文化を見たい | モンゴル国立博物館 |
| 予算を抑えたい | モンゴル国立博物館(撮影なしなら20,000₮) |
| 黄金像を見たい | チンギス・ハーン国立博物館 |
| 冬季の火曜に訪れる | モンゴル国立博物館(チンギス・ハーン国立博物館は休館) |
| 冬季の月曜に訪れる | チンギス・ハーン国立博物館(モンゴル国立博物館は休館) |
時間があるなら、国立博物館 → チンギス・ハーン国立博物館の順がおすすめです。先にモンゴルの歴史全体をざっくり頭に入れてからチンギス・ハーンの展示を見たほうが、話がつながって面白いと思います。私は完全に偶然この順番になっただけですが、結果的に良い順路でした。
2館を回った実際の時間割(モデルコースの一例)
私が実際に歩いた流れを、時間つきで並べておきます。おすすめの理想形というより、「こう回ったらこうなった」という一例として見てください。
| 時間 | 行動 | ポイント |
|---|---|---|
| 12:20 | モンゴル国立博物館に入館 | 券売機でカード払い。スタッフが操作を手伝ってくれました |
| 12:20〜13:10 | 見学(約50分) | 私は利用してませんが1階のカフェでひと息つけます |
| 13:10〜13:25 | 徒歩で移動 | 直接向かえば5分弱。私は寄り道して15分 |
| 13:25 | チンギス・ハーン国立博物館で券売機 | セット券45,000₮。荷物は無料ロッカーへ |
| 13:25〜14:40 | 見学(約1時間15分) | 1階から9階まで。帰りはエレベーターで一気に下りました |
2館をハシゴするなら、こう回るのがおすすめ
実際に続けて回ってみて感じた、次に行く方へのヒントをまとめておきます。
- ざっくり見るなら2時間半、しっかり見るなら3〜4時間。私は12:20〜14:40の2時間20分でしたが、これは説明を細かく読まずに回った時間です
- 冬季は曜日に注意。月曜はモンゴル国立博物館、火曜はチンギス・ハーン国立博物館が休館なので、2館まとめて回るなら水〜日が無難です。夏季(5月15日〜9月14日)は両館とも無休なので気にしなくて大丈夫です
- 秋〜春は閉館が早い。9月15日から冬季スケジュール(チンギス・ハーン国立博物館は17:00閉館・最終入場16:00)になります
- 写真を残したいなら国立博物館で撮影許可を買う。チンギス・ハーン国立博物館は撮影禁止の展示が多く、50,000₮の許可がどこまで有効なのか範囲が読めません
- 大きな荷物はチンギス・ハーン国立博物館の無料ロッカーへ。身軽になってから見学できます
- 2館の移動は徒歩5分弱。スフバートル広場からもすぐなので、この周辺に宿を取ると市内観光がかなりラクになります(Trip.comでウランバートルのホテルを見る)
- 入館料は両館ともカードで払えました。ただしカフェやショップでは買い物をしなかったので、そこでカードが使えるかは分かりません
- 両館とも屋内施設。雨の日や、風が強くて外を歩きたくない日の予備プランとしても優秀です
なお、私は移動も情報収集もすべてスマホの地図アプリ頼りでした。通信手段をどうするかは海外旅行の通信手段5つを比較|格安SIMユーザーが損しない選び方にまとめています。
この日を振り返ってみて
朝はホステルの地下にある朝食会場(なぜか室内に本物のゲルがドンと建っている、なかなかの空間でした)から始まり、ガンダン寺の荘厳な観音像とハトの大群、1920年代から続く老舗百貨店でお土産探し、そして歴史ある博物館を2館ハシゴする――振り返ってみると、宗教的な静けさと賑やかな商業施設、そして展示室の暗がりを一日で行き来した、なんとも盛りだくさんな一日でした。
しかも、この日の予定に博物館は入っていませんでした。吉野家が閉まっていなければ、たぶん私は国立博物館の前を素通りしていたと思います。予定が崩れたおかげでいい場所に出会えた、というのはひとり旅あるあるかもしれません。
ウランバートルは決して大きすぎる街ではないのに、歩けば歩くほど新しい発見がある。そんな感じがした街でした。
今回は私は自力で歩き回りましたが、全部を自分の足でこなす必要はありません。移動やホテル手配込みで安心して回りたい方には、JTB旅物語のようなパッケージツアーも一つの選択肢です。日本語で完結するので、英語に自信がない方でも動きやすいと思います。JTB旅物語(モンゴル特集)
次回は、ランチ難民になった末にたどり着いたモンゴル料理店のお話です。ようやくまともなごはんにありつけます。
今回訪れた場所一覧
※所要時間は2026年7月訪問時の実測です。料金・営業時間・休館日は公開にあたり公式サイトで再確認していますが、今後変更される可能性があるので、訪問前に最新情報をご確認ください。
| スポット名 | ひとこと | Googleマップ |
|---|---|---|
| モンゴル国立博物館 | 入館20,000₮+撮影料・所要約50分・学生10,000₮ | 地図を見る |
| チンギス・ハーン国立博物館 | セット45,000₮・冬季は火曜休館・所要約1時間15分(館側案内は3〜4時間) | 地図を見る |
| ガンダン寺(ガンダンテクチェンリン寺) | 観音堂は20,000₮・現金のみ | 地図を見る |
| State Department Store(国営百貨店) | 6階が土産物フロア | 地図を見る |
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