※この記事は連載「星空と夜景を追うひとり旅。ときどきナーダム。」の第1話です。
前回(準備編)は→【準備編】台風に怯えながら出発を待つ、モンゴル・上海ひとり旅|なぜ夏に旅立ったのか。
台風に怯えながら迎えた、出発当日。
結論から言うと、2度の遅延メールで予定より約7時間遅れました。おかげで、韓国・松島(ソンド)で撮るはずだった夜景プランは、飛行機に乗る前にきれいさっぱり消えました。
でも今回、一番お伝えしたいのはそこじゃありません。「通し航空券だったおかげで、乗り継ぎ国の韓国に入国せずに済んだ」という話です。同じルートを考えている方には、たぶんこれが一番役に立ちます。
この記事でわかること
- 通し航空券だと、乗り継ぎ国に入国しなくていい場合があるということ
- その場合、入国カード(e-Arrival Card)が要るのか要らないのか
- LCCの機内持ち込み手荷物は、本当に測られるということ
- 深夜に仁川へ着いたとき、松島方面へ移動できるのかどうか
- 前日夜、外の風はもう強かった
- 1通目の遅延メール、実は少しほっとした
- 出発当日、まだ風はやまない
- 2通目、21:35発。今度は「欠航もあるかも」と思い始めた
- 17:45、空港に着くと、案内板は欠航・遅延だらけだった
- Songdo Blue Hotel、行くべきか問題
- 最大の疑問:入国せずに乗り継げるのか
- チェックインカウンターで、直接聞いてみた
- 手荷物、本当に測られました
- 保安検査は、拍子抜けするほどスムーズだった
- 消えた「松島(ソンド)の夜」──これが本来のプランでした
- 仁川着、Transferへ進むだけだった
- e-Arrival Cardは登録したのに、結局使いませんでした
- 結果的に、遅延に救われた形になりました
- 今回の移動ルート
- あわせて読みたい
前日夜、外の風はもう強かった
出発は7月11日。那覇14:35発、仁川16:55着の予定でした。ティーウェイ航空のTW282便(ボーイング737)です。
7月10日、前日の夜。外に出ると、すでに風がかなり強くなっていました。「こんなに強い風が、明日の午後には落ち着いて、本当に飛行機が飛ぶのか?」——正直、疑心暗鬼でした。
1通目の遅延メール、実は少しほっとした
そんな中、18:36にTrip.comから「【重要】ご予約便が変更となりました」というメールが届きました。

航路上の天候の影響とのこと。台風です。変更後の時刻は、那覇19:35発、仁川21:55着。当初より4時間遅れです。
このメール、実は少しほっとしました。理由は、「欠航」ではなく「遅延」だったからです。
すでに欠航を発表している航空会社がいくつかあった中で、ティーウェイ航空は「遅延」——つまり、飛ばす前提でいることが分かったんです。よかった、と思いました。
このメールから30分ほどして、今度はスマホに自動音声の電話がかかってきました。内容はメールとほぼ同じ、遅延の案内でした。メールと電話、両方で念押しされる遅延の案内というのも、なかなかありません。
そもそも、この那覇からの便が欠航になったら、次の韓国からモンゴルまでの便にも間に合わなくなります。「その場合どうなるんだろう」とは思いましたが、正直、あまり深くは考えませんでした。対策らしい対策も立てませんでした。というより、たぶん考えたくなかったし、そんな気力もありませんでした。
出発当日、まだ風はやまない
7月11日、出発当日の朝。風は変わらず強いままでした。「本当に、午後には飛ぶの?」という不安な気持ちのまま、午後になっても外の風は強いままでした。
2通目、21:35発。今度は「欠航もあるかも」と思い始めた
12:32に、2通目のメールが届きました。

変更後の時刻は、那覇21:35発、仁川23:55着。当初の14:35から、約7時間遅れです。
やばいよやばいよ、と思いました。今度は「これ、もしかすると欠航もあり得るな」と考え始めました。その反面、「こんなに遅い時間発なら、さすがに飛べるんじゃないか」という期待も、同時にありました。
17:45、空港に着くと、案内板は欠航・遅延だらけだった
17:45頃、那覇空港に到着。空港内はたくさんの人でごった返していました。
出発案内板を見ると、欠航・時間変更になっている便がずらりと並んでいます。それを見て、「飛ぶ可能性があるだけ、自分は運がいいんだ」と思いました。

あとで調べたところ、このとき沖縄に近づいていたのは台風9号で、報道によれば7月9日から11日の3日間で、県内発着を中心に計499便が欠航し、5万7千人以上の足に影響が出たとされています。あの案内板は、その一部だったわけです。
Songdo Blue Hotel、行くべきか問題
ここで、この日泊まる予定だった韓国・仁川のSongdo Blue Hotelまで本当に行くべきか、考え始めました。
翌日のウランバートル行きのフライトは10:40発。沖縄発の飛行機が変更後の定刻どおり飛んだとしても、仁川着は23:55。そこから入国審査などを済ませると、スムーズに進んでも韓国に入国できるのは24:30を超えるはずです。こんな遅い時間に、予定していたバスはもう走っていません。ホテルに行くならタクシー一択です。
補足:深夜に仁川へ着いたら、松島方面のバスはもう無いようです
仁川空港から松島へは、直通の空港バス6777/6777-1(片道8,000ウォン・第1ターミナルは2番乗り場・所要30〜40分ほど)が走っているようです。ただし空港から市内方面へ向かう便は、第1ターミナル発でだいたい7:30〜22:00頃までの運行とのこと。私が着く予定の飛行機は23:55なので、そもそも選択肢に入りませんでした。
「深夜着でも、なんとかバスで行けるだろう」と思っている方は、ここだけは先に調べておいてください。運行時間は変わるので、最新情報は必ず公式や乗換アプリでご確認を(2026年8月時点で確認した情報です)。
しかも、タクシーでホテルにたどり着いたとしても、こんな時間にはそもそも予定してた松島(ソンド)のライトアップは終了してる可能性が高いし、夜景撮影には行けそうにありません。ホテルまでの移動だけでも1時間くらいはかかりそうですし、タクシー代も結構かかりそうです。そして、ホテルで少し休んだら、また空港まで戻らないといけません。
想定していなかったタクシー代や移動時間を考えると、これは超無駄なのでは?と考え始めました。
予約済みのホテル代5,535円は、キャンセルしてももう戻ってきません。でも、そもそも「Songdo Blue Hotelに泊まること」自体が目的ではなく、「松島(ソンド)の夜景撮影」が目的だったはずです。だとすれば、この5,535円はサンクコスト(すでに回収できない費用)として割り切った方がいい。そう考えました。
ホテルに行かないなら、空港内のどこかで仮眠するか、プライオリティパスを使ってラウンジに入るか。
調べてみると、「SKY HUB LOUNGE」というラウンジがあることが分かりました。当時調べた時点では、ウエストサイドは実質24時間営業(21:30〜22:00は休憩で閉館)とのことで、そこで過ごそうかとも考えました(イーストサイドは時間が短いようなので要注意です)。
ちなみにこの営業時間は、仁川国際空港の公式サイトにも「SKY HUB Lounge(West) 24H/00:00〜24:00・Break Time 21:30-22:00」と載っていました(2026年8月時点)。
深夜に空港で過ごす予定がある方は、ここを軸に組み立てると考えやすいと思います。
さらに調べていると、仁川空港には「Rest & Relax」というエリアがあり、「NAP Zone」「Relax Zone」「Cozy Zone」など仮眠ができそうなスペースがあることも分かりました。この時点で、「人生初の空港泊を経験してみるのもいいかも」という気持ちに、少し傾いていました。
仁川空港内の「Transit Hotel」に泊まる案も考えましたが、すでに予約は埋まっていました。しかも、あまり安いとは言えない金額だったので、もし空いてたとしても泊まらなかったと思います。
最大の疑問:入国せずに乗り継げるのか
ただし、この「空港泊プラン」を実行するには、大きな疑問がひとつありました。
私が乗るティーウェイ航空のチケットで、仁川空港で入国せずにトランジットできるのか。入国しなければならないのなら、このプランは成立しません。
ただ、私の予約は通し航空券(那覇→仁川→ウランバートル)で、予約番号も同じ、荷物も預けずに機内持ち込みのみだったので、感触としては「入国せずに仁川空港の制限エリア内で過ごせそうだ」という期待がありました(航空会社や予約条件によって扱いが異なるようなので、あくまで今回のケースです)。
最大のポイントは、「仁川→ウランバートル便の搭乗券を、那覇のカウンターで受け取れるか」という一点でした。
チェックインカウンターで、直接聞いてみた
ティーウェイ航空のチェックインカウンターで発券してもらうとき、思い切って聞いてみました。
「韓国に入国せずに、制限エリア内にいても問題ありませんか?」
「大丈夫です」
そう言われて、ウランバートルまでの搭乗券も、その場でまとめて受け取ることができました。これで、空港泊プランを実行することに決めました。
手荷物、本当に測られました
このとき、カウンターでバックパックの重さを確認されました。正直、測られることをまったく想定していなかったので、ポケットに重いものを入れるといった対策は一切していません。一瞬、「重量オーバーで追加料金取られる?」と焦りました。
結果:約9.7kg。ティーウェイ航空の機内持ち込みは10kgまでだったので、なんとかセーフでした。
これから旅行する人へ:LCCの手荷物は「たぶん測らないでしょ」で組まないでください。測られます。私はカメラ(Canon R10)とレンズと三脚を持っていたので、ここは本当にヒヤヒヤしました。家で一度、実際に量ってから荷造りするのを強くおすすめします。
ただ、ここで新しい悩みがひとつ増えました。この後、帰りに乗る春秋航空の手荷物重量を調べてみると、私が予約した運賃では7kg制限。約3kgも減量しないといけません。
しかも厄介なのは、重さだけでなくサイズの基準もまったく違うという点でした。それぞれの規定を並べると、こうなります。
| ティーウェイ航空(往路) | 春秋航空 9C 国際線(復路) | |
|---|---|---|
| 機内持ち込みの重量 | 身の回り品を含めて合計10kgまで | 7kgまで |
| サイズ | 3辺の合計115cm以内・55×40×20cm以内 | 20×30×40cm以内 (スプリングプラス運賃は20×40×55cm以内) |
| 個数 | 手荷物1個+身の回り品1個 | 1個 |
※各社公式サイトで確認した2026年8月時点の情報です。運賃種別・路線によって条件が変わるので、予約画面に表示された内容を必ずご確認ください。
並べてみると、春秋航空のサイズ規定はかなり小さいです。
3kg分をポケットに詰め込むのはさすがに無理そうです。追加で預け荷物の枠を購入しようかと値段を調べると、6,000円以上と、なかなかの金額でした。とりあえず「できるだけポケットや重ね着で減量してみて、それでもダメなら追加料金を払う」という方針だけ決めて、今は今のことだけ考えることにしました。帰りのことは、帰りに考えます。
ちなみに、そもそも何をどれだけ持っていくかで、この悩みの大きさはだいぶ変わります。私が何を持って行って、何が要らなかったかは海外旅行の持ち物リストにまとめてあるので、荷造りの段階で読んでもらえると、たぶん私より賢く詰められます。
保安検査は、拍子抜けするほどスムーズだった
那覇空港の保安検査は、とても空いていてスムーズに通過できました。もしかすると、欠航になった便が多かった分、人が少なかったのかもしれません。
制限エリア内の充電エリアは混んでいましたが、たまたま空いたタイミングでスマホを充電できました。
なお、結果的には案内された21:35発からそれ以上の遅延はなく、ほぼ定刻どおりに飛びました。仁川着は23:55ごろ。
消えた「松島(ソンド)の夜」──これが本来のプランでした
ここからは、実際には一度も実行できていない、幻のプランです。
念のため強調しますが、私はこのプランを実行していません。準備編で書いた通り、松島で夜景を撮る計画を立てていましたが、上記の判断で空港泊に切り替えたため、まるごと消えました。以下はすべて「立てていた予定」であって、体験談ではありません。料金や路線は必ず最新情報をご確認ください。
供養がてら、全部置いていきます。同じ場所に行く人がいたら、たたき台にしてください。
立てていたプラン(全部やっていません)
■ 空港で
・空港のATMで30,000ウォンをキャッシング
・T-moneyカードを購入(クレジットカード払い)+15,000ウォン分をチャージ(現金)
※空港内でT-money自体はクレジットカードで買えるようですが、チャージは現金のみという情報が複数ありました(駅の券売機・コンビニのレジ、いずれも現金のみとされています)。
少額でいいのでウォン現金は持っておいた方が無難のようです。
ちなみに私は、この「空港に着いたらATMでキャッシング」というやり方を、旅のたびに使っています。両替所に並ばなくていいし、レートも分かりやすい。やり方と繰り上げ返済のコツはエポスカード海外キャッシング完全ガイドにまとめました。実際、このあとウランバートルの空港でも同じ方法で現地通貨を手に入れています。
■ ホテルまで
・330番バスに乗る(仁川空港ー松島ー仁川を結ぶ路線があるようです)
・Songdo駅で下車→徒歩でホテルへ→チェックイン→近くでキンパを買って食べる
わからなかったこと:330番の乗り場番号(2Aなのか13Bなのか)が、調べても最後まで確定できませんでした。ここは行っていないので、本当にわかりません。
もし確実性を取るなら、松島直通の空港バス6777/6777-1(片道8,000ウォン・第1ターミナル2番乗り場・所要30〜40分ほど)の方が情報が多かったです。こちらもあくまで調べた範囲の情報なので、現地の案内板でご確認ください。
■ 夜景撮影へ
・Woosung Apt.から16番バス→Incheon Nat’l Univ. Stationで下車
■ 夜景の回る順(ここが本命でした)
1. トライボウル(水鏡のリフレクション狙い)
2. 松島韓屋村
3. セントラルパークの運河沿い
4. 引きでポスコタワー松島(旧・東北アジア貿易タワー/NEATT)のスカイライン
ちなみに「NEATT」「東北アジア貿易タワー」という名前で覚えていたのですが、調べ直したところ現在の名称は「ポスコタワー-松島」とのことでした。高さは305mで、地上65階。ネットでは68階と書かれていることも多いのですが、これは地下3階を含んだ数字のようです。現地の看板やアプリで探すときは、新しい名前の方が見つかりやすいと思います。
水鏡から始めて、最後に引きで街ごと撮る。順番まで決めていました。カメラも三脚も、そのために持って行きました。
行けたら寄りたい場所(無料の展望台)
松島には「Gタワー」の33階に、無料で入れる展望フロア(IFEZ広報館)があるそうです。360度ガラス張りで松島の街を見下ろせるとのことで、夜景好きの方は訪れてみてもいいかもしれません。
営業は火〜金10:00〜21:00、土日13:00〜21:00、月曜・祝日は休館という情報がありました(2026年8月時点/私は行っていないので未確認です)。夜21時まで開いているなら、暗くなってからでも間に合います。松島に泊まる方は、日程に入れる価値があると思います。
■ 帰りと夕食
・Incheon Nat’l Univ. Stationから16番バスでWoosung Apt.へ
・夕食は軽食を買って持ち帰り、もしくは
오봉집 송도인천대입구역점(オボンジップ 松島仁川大入口駅店)
한촌설렁탕 인천송도점(ハンチョンソルロンタン 仁川松島店)
で食事。
……という予定でした。全部、飛ぶ前に消えました。三脚だけが、このあとモンゴルまでずっと荷物として付いてきます(´;ω;`)
ホテルに関しては、5,535円分をサンクコストとして割り切ることに決めた経緯を、先ほど書いた通りです。
一応、ホテルに「台風で遅延のため宿泊できない」旨のメールも送りましたが、返信はありませんでした。
これから旅行する人へ(重要ポイント)
ほとんどの「キャンセル無料プラン」は、数日前までです。今回のホテルも、無料キャンセルの期限は「出発日の3日前」でした。もし宿泊日ギリギリまでキャンセルする可能性があるのなら、無料キャンセル期限が出発日ギリギリまであるプランを選べば、こういうロスは防げます。
台風シーズン(夏〜秋)に旅行するなら、宿代が数百円高くても、キャンセル期限の遅いプランを選ぶ方が結果的に安く済むこともあります。私は5,535円で学びました。
仁川着、Transferへ進むだけだった
仁川に着いてやったことは、Transferの表示を追いかけただけです。

・入国審査:なし
・荷物のピックアップ:なし
・保安検査(荷物検査):あり。ただし深夜で人が少なく、スムーズに通過
以上。那覇のカウンターで確認した通り、入国せずに済みました。
英語が苦手でビビリな私でも、一人旅でも迷うことなく進めました。やることは「Transferの矢印を追う」だけです。誰とも喋っていません。ぼっちに優しい。
e-Arrival Cardは登録したのに、結局使いませんでした
ここ、大事です。
私は韓国のe-Arrival Card(電子入国申告書)を、事前にちゃんと登録していました。
もともとは松島(ソンド)に泊まる予定だったので、韓国に入国するつもりだったからです。
でも、遅延で予定が消えて、入国せずにTransferしただけ。結果、登録したe-Arrival Cardは1回も使いませんでした。
e-Arrival Cardの基本(2026年8月時点で調べ直しました)
紙の入国カードは原則として役目を終えていて、現在は電子申告が基本になっているようです。制度の要点を整理すると、こうなります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 無料 |
| 申請できる時期 | 韓国到着予定時刻の72時間前(到着日を含む3日前)から |
| 有効期間 | 提出から72時間で自動的に無効。過ぎたら登録し直し |
| 公式サイト | e-arrivalcard.go.kr |
| 免除される人 | 有効なK-ETAを持っている場合は提出不要とされています |
| 日本国籍の扱い | K-ETAは2026年12月31日まで免除。つまり多くの日本人旅行者は「K-ETAは不要、e-Arrival Cardが必要」という形になります |
偽サイトに注意してください
公式を装って、クレジットカード情報や手数料を要求する偽サイトが確認されているそうです。登録は完全無料なので、お金を請求された時点で偽物だと思ってください。検索結果の広告枠から入らず、公式ドメイン(e-arrivalcard.go.kr)かどうかを確認するのが安全です。
※制度は変わることがあるので、申請前に必ず公式サイトの最新案内をご確認ください(2026年8月時点で確認した情報です)。
ひとつ注意したいのが「72時間で失効する」という点です。私のように乗り継ぎで日をまたぐ旅程だと、「出発日」ではなく「韓国に到着する日」を基準に考える必要があります。早く登録しすぎると、着く前に切れてしまうわけです。前日〜前々日くらいが、ちょうどいいタイミングだと思います。
登録はスマホでできますが、パスポートの読み取りや住所入力でつまずくと、けっこう時間を取られます。空港のフリーWi-Fiでもできるとはいえ、通信環境が安定していないとしんどいので、自宅で落ち着いて済ませておくのが一番です。海外での通信手段をどうするかは海外の通信手段まとめ(eSIM・レンタルWi-Fi・キャリアの海外プラン比較)に整理しています。
結局、入国するのか・しないのかで必要なものが変わります
今回いちばん混乱したのがここでした。表にすると、こういうことです。
| 入国せず乗り継ぐだけ(今回の私) | 乗り継ぎ地で1泊する=入国する | |
|---|---|---|
| 入国審査 | なし | あり |
| e-Arrival Card | 不要 | 必要 |
| 現地通貨・交通カード | 不要(制限エリア内で完結) | 必要(バス・タクシー・食事) |
| 預け荷物 | 受け取らない場合が多い | 受け取って再度預けることが多い |
| 過ごす場所 | 制限エリア内(ラウンジ・仮眠エリア) | 市内のホテル |
※今回の航空会社・予約条件でのケースです。条件は航空会社や経由空港によって変わるので、必ずご自身の予約内容でご確認ください。
まとめると:乗り継ぎだけで、乗り継ぎ国に入国しないなら、入国カードは要りません。ただし、「乗り継ぎ地で一泊する=入国する」プランなら、必要になります。迷ったら、登録しておく方が安全です。無料ですし、使わなくても損はしません(私がその証拠です)。
結果的に、遅延に救われた形になりました
まとめます。
・台風9号で2回の遅延メール(前日18:36/当日12:32)、当初より約7時間遅れ
・那覇のカウンターで「入国せずトランジットできるか」を直接確認し、空港泊プランを決定
・松島の夜景プランは全滅。ホテル代5,535円はサンクコストとして割り切った
・手荷物は本当に測られた(9.7kg/10kg制限)。帰りの春秋航空7kg問題という新しい宿題も発覚
・通し航空券だったので、入国せずTransferだけで済んだ
もし通し航空券じゃなかったら、深夜23:55に入国して、翌朝また出国して……となっていたはずです。遅延したからこそ、通し航空券のありがたみが分かった、という皮肉な初日でした。
今回の経験でわかった、通し航空券と別切り航空券の違いをまとめておきます。
| 通し航空券 | 別切り(別々に予約)航空券 | |
|---|---|---|
| 乗り継ぎ国への入国 | 不要になる場合がある | 必要になることが多い |
| 預け荷物 | 最終目的地までスルーの場合がある | 乗り継ぎのたびに受け取り・再チェックインが必要なことが多い |
| 遅延時の保護 | 航空会社側で次便との接続を考慮してもらえる場合がある | 接続の保証がない場合が多い |
※あくまで今回の航空会社・予約条件での体験です。条件は航空会社や空港によって異なるので、必ずご自身の予約内容で確認してください。
旅行は、予定どおりにいきません。これは当たり前ですが、予定どおりにいかないかもしれないと考えておくだけで、予定が崩れてもリカバリーがしやすいと思います。
心の余裕を持っておこうという話です。
私は常に余裕がないですがね(-_-;)
今回はたまたま、通し航空券だったのが運が良かったです。
ちなみに私は那覇発だったので仁川乗り継ぎを選びましたが、東京(成田)からならモンゴルへの直行便もあります。乗り継ぎの手間と、こうした遅延リスクを丸ごと省けるという意味では、直行便が使える方はそちらの方がずっと気楽だと思います。
→ Trip.comで東京〜ウランバートルの航空券を見てみる
次回は、仁川空港で一夜を明かした話です。Rest & Relaxエリアで実際に何時間眠れたのか、スマートウォッチの記録付きで書きます。
今回の移動ルート
| 場所 | メモ | 地図 |
|---|---|---|
| 那覇空港(OKA) | 17:45頃到着/当初14:35発→21:35発(台風9号で約7時間遅れ)/チェックインカウンターで入国不要を確認/手荷物実測9.7kg | 📍地図 |
| 仁川国際空港(ICN) | 23:55ごろ着/入国せずTransferのみ/空港泊 | 📍地図 |
行けなかった場所(松島/参考リンク)
私は行っていませんが、同じルートを検討する方のために場所だけ置いておきます。
| スポット | ひとこと | 地図 |
|---|---|---|
| トライボウル | 水面に映るリフレクションが狙えるそうです | 📍地図 |
| 松島セントラルパーク | 運河沿いの夜景。韓屋村も隣接 | 📍地図 |
| Gタワー展望台(IFEZ広報館) | 33階・無料・夜21時まで開いているとのこと | 📍地図 |
| ポスコタワー-松島(旧NEATT) | 高さ305m・松島のランドマーク | 📍地図 |
※料金・時刻・営業情報はすべて記事執筆時点(2026年8月)に確認したものです。フライトスケジュールや料金、施設の営業時間は変動しますので、最新情報は各公式サイトでご確認ください。
あわせて読みたい
・この旅の全体像はこちら→モンゴル旅行4泊5日まとめ|費用・モデルコース・ゲル泊・星空を実体験で解説
・ウランバートル市内だけを知りたい方はこちら→ウランバートル観光まとめ|モデルコース・費用・おすすめスポット
・そもそもなぜ夏に行ったのか→【準備編】台風に怯えながら出発を待つ、モンゴル・上海ひとり旅


コメント