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【エジプト旅行㊷】ハン・ハリーリ市場|ジョルディの行き方と、隣のガラルで買った香水瓶の値段

ハンハリーリ市場 エジプト旅行
ハンハリーリ市場

※この記事は連載「不安だらけのエジプトひとり旅」の第42話です。

前回の記事は↓
【エジプト旅行㊶】カイロのコスパホテルに宿泊&幻のパピルス博物館を探して地元の街に迷い込んだ話

幻のNational Papyrus Museumをさまよい歩いたあと、気を取り直してUberを呼びました。次に向かったのはカイロ最大級のバザール——ハン・ハリーリ市場(Khan el-Khalili)です。

🕌 この記事でわかること(結論だけ先に)

・市場エリアを歩くだけなら入場料もチケットも不要。お金がかかるのは買い物と飲食だけ
・値段交渉が苦手なら、値札付きで買える「ジョルディ」と「ガラル」へ。同じ階に計3軒ありますが、入口が本当にわかりにくい
・私が買ったのはボールペン10本と香水瓶16本。値札のある店と交渉する店を使い分けたことで、欲しいデザインを選びながら買えました
・私の買い物はすべて現金払いでした(カードが使える店もありそうですが、私は試していません)

▶ ジョルディへの行き方だけ先に読む

ハン・ハリーリとは?

ハン・ハリーリ(Khan el-Khalili)は、カイロのイスラーム地区に位置する歴史的な大規模市場です。1382年、マムルーク朝のスルタン・バルクークの時代に、廐舎長だったエミール・ジャハルカス・アル・ハリーリが隊商宿(キャラバンサライ)を築いたのが始まりとされ、その名がそのまま市場の名前になりました。資料によっては1382〜1389年ごろにかけて建設されたとされています。600年以上の歴史を持つカイロ最大級のバザールとして知られ、迷路のような路地に無数の店がひしめくこのエリアは、カイロ観光で外せないスポットのひとつとして、多くの旅行者が訪れる定番の場所です。

ハン・ハリーリは世界遺産なの?

ここ、ちょっと誤解しやすいところです。ハン・ハリーリ市場そのものが単独で世界遺産に登録されているわけではありません。

正しくは、歴史あるモスクや市場、街並みなどを含む広い一帯が「カイロ歴史地区(Historic Cairo)」として1979年に世界遺産へ登録されていて、ハン・ハリーリはその範囲の中にあります。ユネスコ世界遺産センターの公式ページによると、登録面積は523.66ヘクタール、同ページの日本語解説では「数百のモスクが集中している」と紹介されています。

つまり市場を歩いている時点で、すでに世界遺産の中にいるということ。入場料ゼロで世界遺産の中を歩けると考えると、なんだかお得な気がしてきます(笑)。

ハンハリーリ市場の路地と地元の買い物客
地元の人らしき人たちもいます

エジプト土産の定番である香水瓶・ランプ・パピルス・アクセサリー・スパイスなど、ありとあらゆるものが所狭しと並び、世界中から観光客が訪れます。地元の人々も日常的に利用するエリアで、観光地でありながらリアルな生活の匂いも漂う、独特の雰囲気を持つ場所です。ちなみに市場エリアを歩くこと自体に入場チケットは必要ありません。ふらっと入って、気になったお店をのぞくだけでも楽しめます。

ハン・ハリーリ観光の基本情報

行く前にざっと押さえておきたい情報を、表にまとめておきます。

入場料不要(市場エリアを歩くのにチケットはいりません。お金がかかるのは買い物・飲食のみ)
営業時間ひとつの施設ではなく個々の店の集まりなので、店舗によってバラバラです。昼前から夜遅くまで開けている店が多いようです
金曜日礼拝の影響で営業時間が変わる店があります。午後から開ける店が多いという情報もあるので、金曜なら午後遅め〜夕方以降が無難なようです
所要時間雰囲気を見るだけなら1時間/買い物・交渉も楽しむなら2〜3時間
支払い現金がおすすめ。私は3軒すべて現金で払いました(カード対応のステッカーを掲げている店もありますが、私は試していません)
おすすめの時間帯買い物メインなら昼〜夕方(明るくて商品が見やすい)/雰囲気やランプの写真狙いなら夕方〜夜
アクセスUber・タクシー。私がUberで向かったときは大通りの反対側で降ろされ、地下道を使って市場側へ渡りました
※営業時間などは記事執筆時点(2026年8月)に調べ直したものですが、店ごとの差が大きいためあくまで目安としてご覧ください

ちなみに、ここでもパピルスはあちこちで売られています。買うなら本物の見分け方を知っておくと安心です→ 【エジプト旅行㊲】ピラミッド帰り道〜ギザの夜|スフィンクス・混雑・パピルス・トゥクトゥク・サウンド&ライトショー(記事内で「本物のパピルスの見分け方」を紹介しています)

ハンハリーリ市場内の店舗
市場内にはおしゃれなカフェっぽいお店とかもありました

市場内には、ノーベル文学賞作家の名を冠した「ナギーブ・マフフーズ・カフェ」や、老舗の「エル・フィショーイ・カフェ」といった有名カフェもあります。歩き疲れたら、ミントティーで一息つくのもおすすめです。

とくにエル・フィショーイは、ハン・ハリーリの中でも最古級のカフェとして知られています。カイロ県の公式サイトによると、アブドゥッラー・エル・フィショーイという人物が1771年に建てたのが始まりで、正式な営業許可を取ったのは1863年だそうです。資料によっては1797年創業とするものもありますが、いずれにしても200年以上前から続いていることになります。

面白いのが、同じ公式サイトによると、このカフェにはナポレオン・ボナパルトも訪れたとされていること。壁一面に大きな鏡が飾られていることから、フランスの文献では「鏡のカフェ」と呼ばれているそうです。ちなみに壁には、スーダンの首相から贈られたというワニの剥製まで飾られているのだとか……。なかなかカオスですね(笑)。

そして、エジプト唯一のノーベル文学賞作家ナギーブ・マフフーズもこの店の常連でした。カイロ県の公式サイトには「彼は自身の小説の多くをここで書いた」と紹介されています。店内は作家や詩人の名前を冠したコーナーに分かれていて、「ナギーブ・マフフーズ・コーナー」もあるそうです。ただの休憩スポットと思いきや、けっこうな”歴史の生き証人”なんですね。

……と、ここまで書いておいてなんですが、ひとつ正直にお伝えしておきます。私はこのカフェに入っていません。そのうえで記事執筆時点(2026年8月)にGoogleマップの口コミを見てみたところ、エル・フィショーイの評価は約5,900件のレビューで3.9。歴史的な雰囲気を絶賛する声がある一方で、「値段が高い」「飲み物の質がいまいち」「座っている間ずっと物売りに声をかけられる」といった辛口のコメントも目立ちました。

「200年以上続く空間の雰囲気を味わう場所」と割り切って行くならアリだと思いますが、味やコスパを期待して行くと肩透かしを食らうかもしれません。訪れる前に、ご自分で最新の口コミを確認してから判断してみてください。

いっぽうナギーブ・マフフーズ・カフェのほうは、口コミの評価はもう少し高め(約4,900件のレビューで4.2)でした。ただしこちらは「最低利用金額が設定されている」という口コミも見かけたので、ちょっと一杯だけ休憩、という使い方には向かないかもしれません。食事もできるレストラン寄りのお店のようです。こちらも私は入っていないので、あくまで口コミベースの話として受け取ってください。

地下道を使って市場へ

Uberに乗ってハン・ハリーリへと向かいましたが、降ろされたのは市場の反対側。大通りを挟んだ向こう側に目的地があるのに、どうやって渡ればいいのか一瞬迷いました。

しかし、よく見ると大通りの脇に地下道の入り口が。そこを通り抜けると、無事に反対側へ出ることができました。初めて来る場所でも、落ち着いて周囲を見渡せば意外と道は見つかるものです。

あとから調べてみると、ハン・ハリーリへ向かう車は「アズハル・モスク(Al-Azhar Mosque)」側の大通りで降ろされることが多く、そこから地下道で渡るのが定番ルートのようです。つまり私が焦っていたあのパターン、実はわりと普通の到着の仕方だったみたいです。同じ状況になっても慌てず、大通り沿いに地下道の入り口を探してみてください。

カイロ市内の移動はUberが比較的使いやすかったです。乗る前にアプリ上で料金が表示されるので、乗ってから金額を交渉するタイプのタクシーより、いくらかかるのかが分かりやすくて安心でした。

ちなみに、こういう迷路のような市場ではUberの配車もGoogleマップも「通信があってこそ」。現地でのネット手段を確保しておくと、道に迷っても一気に不安が減ります(→ 海外旅行の通信手段5つを比較|格安SIMユーザーが損しない選び方)。

カイロ市内の移動手段は、こちらの記事でもまとめて紹介しています(→ カイロ観光まとめ|2日・3日モデルコースとおすすめスポット完全ガイド)。

ハンハリーリ市場近くの地下道
地下道へと続く階段

隣接する大きなモスクと、大型バスの衝撃

市場周辺には歴史あるモスクが点在しており、夕暮れの空に金色のミナレット(尖塔)を輝かせるその姿は、思わず足を止めてしまうほどの美しさでした。

ハンハリーリ市場近くのモスク
モスクがライトアップされてました

ちなみに、市場のすぐ隣、フセイン広場に面して建つのがアル・フセイン・モスク。エジプトでも特に格式が高いモスクのひとつとされ、予言者ムハンマドの孫フセインにちなむと言われています。屋台が並ぶ広場と歴史あるモスクが同居するこの光景は、カイロらしさが凝縮されたような場所でした。

調べたところ、現在のアル・フセイン・モスクは1154年に建てられたものを起源とし、その後たびたび改修・再建されているそうです。とくに大きかったのが1874年、ヘディーヴ(副王)イスマーイール・パシャによる再建。エジプト国家情報局のサイトによると、モスク本体は赤い石を使ったゴシック様式で、いっぽうミナレット(尖塔)はオスマン様式という、ちょっと珍しい組み合わせになっているのだとか。イスラームのモスクなのにゴシック様式、というのがなんだか不思議です。

さらに同じサイトによると、2022年4月に大規模な改修工事が完了し、シシ大統領が式典を行ったとのこと。私が訪れた2024年11月は、ちょうどその改修のあとだったことになります。道理でライトアップも綺麗だったわけです。

なお、中に入れるかどうかについては情報が分かれていて(入場不可とする情報も、可とする情報もありました)、私は外から眺めただけなので正直わかりません。訪問を考えている方は現地で確認してみてください。

そして、もうひとつ驚いたのが——この狭い市場の路地に、タイミングによっては大型観光バスが入ってくることもあるということです。

両側にびっしりとお土産屋が並ぶ、人がすれ違うのもやっとな路地に、どう見ても入れないのでは?と思ったサイズの大型バスが堂々と進入してくるのです。歩行者も店主も、特に驚く様子もなく普通にかわしているのがまた凄い。「ここはエジプトだ」と改めて実感した瞬間でした。

ハンハリーリ市場のバス
こんな狭い道曲がるの?あたってないよね?

ランプの洪水と、市場の熱気

市場の中を歩いていると、ひときわ目を引くエリアがあります。天井から壁までびっしりと吊り下げられた、色とりどりのランプが並ぶ一角です。

赤・青・緑・オレンジ……モザイクガラスで作られたランプが灯りに照らされて、まるでアラビアンナイトの世界に迷い込んだような幻想的な空間を作り出しています。ハン・ハリーリに来たなら、このランプエリアは絶対に見逃せない場所のひとつです。写真を撮るなら、昼よりもランプに灯りがともる夕方〜夜のほうが断然映えます

ハンハリーリ市場のランプ
ここは有名な場所なので人が多い

市場全体は活気に満ちていて、あちこちから「見ていって!」「安くするよ!」という声が飛んできます。ルクソールや他の観光地でも散々経験した客引きですが、ここハン・ハリーリはその密度がさらに高め。私は無視して歩き続けましたが、しつこく追いかけられることはありませんでした。

入口がわかりにくい!定価販売の「ジョルディ(Jordi)」への行き方

ハン・ハリーリ市場の中でも特に人気の高いお土産屋が「ジョルディ(Jordi)」です。市場内の多くの店では値段交渉が必要ですが、ジョルディは全品値札付きの定価販売のため、「交渉が苦手」「適正価格で買いたい」という方でも安心して買い物ができます。バラマキ用のお土産の購入にも最適で、品揃えも豊富です。

ひとつだけ補足しておくと、「定価販売=市場で一番安い」とは限りません。店によって商品のサイズやデザイン、仕上げが違うので、単純比較はできないからです。

ジョルディの一番の価値は、値段交渉をせずに、表示された金額でそのまま買えること。交渉に体力を使いたくない人にとっては、この安心感がなによりありがたいです(私がそうでした)。

なお、日本語では「ジョルディ」で定着していますが、店の看板やGoogleマップ上の表記は「Jordi bazar shop」となっています(「Jordy」と書かれている紹介記事もあります)。

ジョルディ(Jordi)店内
すべての商品に値札が付いてますので安心です
店名Jordi bazar shop(ジョルディ)
場所ハン・ハリーリ市場内。路地の階段を上がった3階(同じ階に2店舗あります)
目印1階の「Camel Bazar」というお店。その店を対面にして左側の階段を上がります
営業時間11:00〜24:00(毎日)とされています
私が買ったものエジプト柄のボールペン10本セット
支払い私は現金で払いました。入口のドアにはVISAのステッカーが貼られていたので、カードも使えるのかもしれません(私は試していないのでわかりません)
特徴全品値札付きの定価販売。値段交渉が不要
地図Googleマップで見る
※営業時間は記事執筆時点(2026年8月)にGoogleマップの掲載情報を調べ直したものです。私が訪れたのは2024年11月なので、実際の情報は変わっている可能性があります

ただし、このジョルディがとにかく入口がわかりにくいのが難点です。市場内の路地にある階段を上がった3階に店舗があるため、知らないと完全に見落とします。

ちなみにエジプトは、日本と階数の数え方が違うようです。地上階を「ground floor」と呼び、その上を「1st floor」と数えるので、日本でいう3階が現地表記では「2nd floor」になることがあります。看板の数字と食い違っても焦らず、階段を2つ分上がると覚えておくといいかもしれません。

Googleマップで「Jordi bazar shop」と検索すると場所は出てきますが、私が訪れた時点では、ピン付近に行ってもジョルディが3階だからか入口の階段とは違う場所が表示されました(この辺りは今後改善されるかもしれません)。なので、まずは1階の「Camel Bazar」というお店を目印に探す方が早いかもしれません。その店を対面にして左側にある階段から、2階、3階へと上がっていけます。

私が現地で探したときも、この「Camel Bazar」というお店がいちばん分かりやすい目印でした。他の旅行者の方の体験談でも同じように書かれているのを見かけたので、ここを探すのが近道だと思います。

入口は路地に面した階段で、両脇にバッグなどが並んでました。他の店の階段を上がっていく感じなので「本当にここで合ってるのかな?」と不安になりますが、そのまま上がって大丈夫です。3階まで上がったら、対面側までぐるっと回って行くとジョルディがあります。

ジョルディ(Jordi)に続く階段
この階段がジョルディ(Jordi)への道です。2Fはかばん屋のようでした。そのまま上の階へ

周辺の他の店主に場所を聞いても教えてもらえないことがあるようです。ただ、逆に「聞いたら親切に案内してもらえた」という声もあるようなので、そのあたりは運かもしれません。確実なのは、ジョルディの袋を持った観光客を見かけたら、その人に聞くことです。

ジョルディ(Jordi)入口
入口には色んな言語でジョルディと書いてます

私がジョルディで買ったのは、エジプトの絵柄が入ったボールペンの10本セットでした。バラマキ用のお土産としてちょうどよくて、値札を見てそのままレジへ持っていくだけ。交渉が一切いらないのは、やっぱり気がラクです。

ちなみに、このジョルディは同じ3階のなかに2店舗あります。少し離れた場所にもう1軒あるので、「あれ、さっきの店?」と混乱するかもしれませんが、どちらもジョルディです。

実はもう一軒。隣の「ガラル(Galal)」も値札付きでした

ジョルディばかりが有名ですが、実はそのすぐ隣に、もう一軒別の値札付きで買えるお店があります。それが「Galal(ガラル)」です。

お恥ずかしい話、私はつい最近まで、このお店もジョルディだと思ってました。上に書いたとおり同じ階にジョルディが2店舗あったので、ガラルのことも「3軒目のジョルディ」だと思い込んでいたんです。

気づいたのは2026年8月。この記事を新しい情報へアップデートしようとジョルディについて調べたり、当時の写真を見返していたときでした。そこで判明したのが、私が香水瓶を買ったのはジョルディではなく、こちらのガラルだったという事実……。ジョルディで買ったのはボールペンだけでした。

ガラルもジョルディと同じく商品に値札が付いていて、値段交渉なしで買えるお店です。香水瓶のほか、マグカップ、パピルス、置物、Tシャツなど、エジプト土産がひととおりそろっていました。ジョルディのとなりで「Galal」と書かれた看板が出ているので、すぐ分かると思います。

私が入ったのは「ジョルディ2店舗」と「ガラル」だけなので、まわりの他のお店がどうなのかは分かりません。ただ少なくとも、この階段を上がった先には、値札を見てそのまま買えるお店が3軒あるということ。このエリアまでたどり着ければ、交渉なしで買い物ができるはずです。

実は「Camel Bazar」で探すほうが早いかもしれません

これは今回、記事を見直しながら気づいたことなのですが——ジョルディやガラルは3階にあるせいか、Googleマップのピンと実際の入口がズレて表示されることがありました。

いっぽう「Camel Bazar」は1階の路面店。地図のピンと実際の場所がほぼ一致するので、こちらを目指したほうが確実です。しかもGoogleマップで見ると、そのすぐ近くに「Jordi bazar shop」や「Galal Souvenir Shop」も表示されます。

つまり、こういう順番で探すのがおすすめです。

  • Googleマップで「Camel Bazar」を検索する
  • 現地でCamel Bazarのお店を見つけて、対面にして左側の階段を上がる
  • 上がった先の3階に、ジョルディ2店舗とガラルがある

ジョルディで検索するより、目印になるCamel Bazarで検索したほうが、結果的にジョルディにもたどり着きやすいかもしれません。ジョルディを目指している方は、ぜひ試してみてください。

それにしても不思議なのが、日本語の情報だとジョルディばかりが有名で、ガラルの名前はあまり見かけないこと。同じように値札付きで、交渉なしで買えるお店なのに、なぜなんでしょうか。単に私が知らなかっただけかもしれませんが……(笑)。値段交渉が苦手な方にとっては、選択肢が増えると分かるだけでもだいぶ気がラクになると思います。

自力で行く?ツアーで行く?3つの選択肢

ここまで読んで「自力で路地を歩き回るのはちょっと不安かも……」と思った方もいるかもしれません。実際、ハン・ハリーリ周辺は初めての場合、降車場所や入り口がわかりにくいこともあります。行き方は大きく3つあるので、整理しておきます。

行き方向いている人費用感
①Uber・タクシーで自力費用を抑えたい/自分のペースで歩きたいいちばん安い
②車+ドライバーのチャーター移動だけ任せたい/他のスポットもまとめて回りたい中くらい
③ガイド付きの現地ツアー歴史の解説も聞きたい/初めてで不安いちばん高い
ハン・ハリーリへは①で行きました。②、③は一般的な選択肢としての紹介です

自力で行くのが不安な方は現地ツアーやチャーター車を利用するのもいいかもしれません。
私自身はエジプト・ルクソールでは「ガイドなし・車とドライバーのチャーターのみ」のプランを所々で使いました。ツアーでのガイドはほとんどが英語でのガイドとのことだったので、英語が話せない私にはガイドは不要でした。でも、「ドライバーと意思疎通できるかな?」と不安になるかもしれませんが、翻訳アプリを使えば英語が話せなくても問題なくやり取りできます。各社で価格や内容が異なるので、自分に合うプランを比較してみてください。

VeLTRAでエジプトの現地ツアーを探してみる(予約画面もカスタマーサポートも日本語で完結するので、英語が苦手な方でも申し込みやすいです)
Trip.comでカイロの現地ツアーを見てみる(航空券やホテルと同じアプリで管理できるのがラクです)
→ 予約サイトの違いはこちらで比較しています: 海外旅行の現地ツアー予約サイトおすすめ比較|英語が苦手な初心者向けにタイプ別で解説

一目惚れの香水瓶を購入

実は今回のエジプト旅行を通じて、ずっと気になっていたお土産がありました。それがエジプシャンガラスの香水瓶です。

市場のあちこちの店先に並ぶ、細長い手吹きガラスの小瓶。ひとつひとつ形が違い、色のグラデーションや模様も微妙に異なります。ルクソールやアスワンでも見かけるたびに「きれいだな」と思っていたのですが、「荷物になるからエジプトの後半に買おうかな」と考えて、ここまで買わずにいました。

まず値札付きのガラルで、5本セットの香水瓶を250EGP(約760円)で購入。しかし「部屋に香水瓶をいっぱい並べたら綺麗だろうな」という衝動が止まらず、もう少し買い足すことにしました。

少し歩き回り、ハン・ハリーリの別のショップへ入って交渉開始。やはり最初はあり得ない金額を提示してきます。5本で1,100EGP(約3350円)という値段でした。

「ガラルでは5本で250EGPだったよ」と実物を見せて伝えると、店主は「ここにあるのは本物のガラスタンだから」と言いながら、香水瓶をライターであぶったり、棚にコンコンと叩きつけたりして「これは本物だからクオリティが高いんだ」と何度も強調してきます(笑)。

「ガラスタンって何?」と聞くと、店主は「グッドクオリティー!」とのこと(笑)。結局、それが何を指す言葉なのかは私には確認できませんでした。

💡 エジプトの香水瓶(エジプシャンガラス)って?
エジプトでは、色鮮やかな手吹きガラスの香水瓶が土産物として広く売られています。ガラスをバーナーで熱して膨らませ、ひとつずつ手作業で仕上げるものもあるようで、形や色合いに個体差があるのが魅力です(もちろん、すべてが手作りとは限りません)。
名前は「香水瓶」ですが、市場で売られているものは空瓶だけの販売がほとんど。中身の香水や香油は入っていないので、インテリアや小物入れとして買う人も多いようです。
なお、店主が連呼していた「ガラスタン」が何を指すのかは、正直よく分かりませんでした(笑)。ライターであぶったり棚に叩きつけたりして品質をアピールしていましたが、その実演だけで品質を見分けるのは難しいところ。最後は「気に入ったデザインかどうか」で選ぶのが、いちばん後悔がないと思います。

「安いのもあるけどおすすめじゃない」と言いながら、彼曰く”本物じゃない”香水瓶もいくつか見せてくれましたが、確かに色合いやデザインが少し安っぽく見えました。
私には品質の違いを判断できませんでしたが、最初にお店の人が見せてくれた香水瓶の中には、ガラルにはなかった私好みのデザインがいくつかあり、店主の雰囲気も良かったので、この店で10本購入することにしました。

値下げ交渉の末、合計21ドル(約3300円)に。最初の提示は5本で約3,300円相当だったので、10本で最終的にはほぼ同額になりました。さらにおまけを1本つけてもらい、この店だけで11本。先にガラルで買った5本とあわせて、合計16本の香水瓶を手に入れました。

ちなみにこのお店、店先にはVISAやMasterCardなどのステッカーが貼られていたので、たぶんクレジットカードでも払えたはずです。でも私が払ったのは米ドルの現金でした。エジプトを旅していると、けっこうUSDが使えるところが多いなという印象でした。

エジプト・ハンハリーリ市場で売ってた香水瓶
ちなみに「Perfume」は英語で香水という意味。あの3人組のグループ名を今さら理解しました(笑)

交渉が得意ではない私のことなので、おそらく観光客価格だったとは思います(笑)。それでも、旅の終盤にようやくお気に入りのお土産に出会えた満足感はひとしおでした。

私が実際に払った香水瓶の価格

「で、結局いくらくらいなの?」というのが、いちばん知りたいところだと思います。市場全体の相場ではありませんが、私が2024年11月に実際に支払った金額を整理しておきます。

買った場所内容1本あたり
ガラル(定価・値札付き)5本セット 250EGP(約760円)/現金払い約50EGP/約150円
市場の別の店(交渉後)10本購入+おまけ1本で21ドル(約3,300円)/米ドル現金払い約300円
市場の別の店(最初の提示)5本で1,100EGP(約3,350円)約670円
いずれも2024年11月時点、私が実際に支払った金額です

今回私が最後に買った香水瓶は、最初の提示価格がガラルの4倍以上でした。もちろんサイズやデザイン、仕上げが同じとは限らないので単純比較はできませんが、それでも「言い値をそのまま受け入れないほうがいい」という感覚はつかめると思います。

なお、記事執筆時点(2026年8月)で他の旅行者の方の記録を調べてみたところ、この一帯の値札付きの店では香水瓶5本セットが220EGP前後だったという情報が見つかりました。ただしセット内容やサイズ、為替、物価によって価格は変わるため、現在の販売価格を保証するものではありません。あくまで「だいたいこのくらいの世界なんだな」という参考程度に見てください。

個人的なおすすめをまとめると、とにかく安心して買いたいならジョルディやガラル、デザイン重視なら他店で値段交渉してみるという使い分けがベストだと思います。

💡 交渉が苦手な私がやってみたこと
市場の多くの店は「言い値」スタート。交渉下手な私でも、最低限これだけ意識すると失敗しにくかったです。
・最初の提示は高いのが前提。私は半額以下を目安に切り出しました
・ほしい気持ちを出しすぎない。「高いなら要らない」と立ち去る素振りが一番効いた気がします
・電卓やスマホに数字を打って見せ合うと、英語が話せなくても交渉できる
・同じような商品を複数の店で見て、相場感をつかんでから買う
・先に定価の店(ジョルディやガラル)の値札を見ておくと、交渉の基準がわかって圧倒的にラク
・本気で買うつもりの店だけで交渉する。さんざん値切ったあとで「やっぱり買わない」はトラブルの元
・そもそも交渉が苦手なら、無理にしなくていいと思います。定価販売の店で買うのが結局ラクです

そして支払いですが、私はハン・ハリーリで買い物をした3軒とも現金払いでした。だからこそ「現地でエジプトポンドをどう用意するか」が地味に重要になります。私は現地ATMでの海外キャッシングを使っていました。私が海外キャッシングで使っているエポスカードは年会費無料で海外旅行保険付きです。
繰り上げ返済も、エポスNetアプリに利用明細が反映され次第すぐにできるので、キャッシングの利息を最小限に抑えられます。
エポスカードの詳細を見てみる
→ ATMの使い方や現地通貨の選び方はこちら: エポスカード海外キャッシング完全ガイド|ATMの使い方・現地通貨の選び方・繰り上げ返済まで解説
→ カードの選び方はこちら: 海外旅行のクレジットカードはこの2枚でOK|エポスカード×楽天プレミアムカード実体験レビュー

ちなみに、香水瓶のような割れ物をバックパックで持ち帰るなら、服やタオルで包んで荷物の中央に詰めると意外と割れずに運べます。スーツケースに入れる場合も、外側ではなく衣類の中心に埋め込むのがいいでしょう。心配なら、機内持ち込みの手荷物に入れておくとより安心です(→ エジプト旅行の持ち物ガイド|一人旅で後悔したリアルな必須リスト)。

※円換算は訪問時(2024年11月)の為替レートをもとにした目安です。実際の金額は為替により異なります。参考までに、記事執筆時点(2026年8月)でも1エジプトポンドはおおむね3円前後で推移しているようなので、上の金額感は今でもある程度使えると思います。

ハン・ハリーリで人気のお土産は?

私がハン・ハリーリで買ったのは香水瓶とボールペンだけ(パピルスはギザのお土産屋で買いました)なので、他の商品については正直わかりません。ただ「何が売ってるのか事前に知りたい」という方も多いと思うので、記事執筆時点(2026年8月)に調べたかぎりで定番・人気とされているものをまとめておきます。実際に買っていないぶん、あくまで「こういうものが人気のようです」という紹介です。

お土産どんなもの?
香水瓶
(実体験あり)
手吹きガラスの小瓶。私が買ったのはこれです。軽くてかさばらないのが利点ですが割れ物なので梱包に注意
ボールペン
(実体験あり)
エジプト柄の10本セット。軽い・安い・かさばらないの三拍子で、バラマキ用にちょうどよかったです
モザイクランプ市場の名物。存在感がありますが、持ち帰りのサイズと割れ物対策が必要そうです
パピルス
(ギザで購入)
定番中の定番。私はギザのお土産屋で買いましたが、ハン・ハリーリでも同じように売られています。バナナの皮などで作った模造品も出回っているようなので、見分け方を知ってから買うのが安心
カルトゥーシュ自分の名前をヒエログリフで刻めるアクセサリー。金は相場高騰でかなり高額になることもあるようです
スカラベのグッズフンコロガシをかたどったお守り。古代エジプトでは再生・復活の象徴とされていたそうです
エジプトコットン製品タオルやガラベーヤ(民族衣装)。世界三大綿のひとつとして知られています
石鹸・ボディケア「ネフェルタリ」などのブランドが定番。市場だけでなく市内の直営店でも買えるようです
スパイス・カルカデカルカデはハイビスカスティー。軽くてばらまき向き
デーツ・デーツ菓子ナツメヤシの実とそのお菓子。日持ちするのでお土産向きのようです
※香水瓶とボールペンはハン・ハリーリで、パピルスはギザのお土産屋で購入したものです。それ以外は私自身が買っていないため、現地の情報や他の旅行者の記録をもとにした紹介です

調べていて「なるほど」と思ったのが、食品系はハン・ハリーリより街中のスーパーのほうが安いことが多いという声。紅茶やお菓子、デーツなどは市内のスーパーでまとめ買いして、市場では雑貨に絞る、という買い分けが賢そうです。

日本へ持ち帰るときは、食品の検疫や液体物の機内持ち込み制限にも念のためご注意ください。

行く前に知っておきたいQ&A(所要時間・カード・営業時間)

ハン・ハリーリの所要時間は?

ざっと雰囲気を味わうだけなら1時間ほど、お土産探しや値段交渉までじっくり楽しむなら2〜3時間はみておくと安心です。市場はかなり広く、路地も入り組んでいるので、香水瓶やランプを吟味しはじめると時間はあっという間に溶けます。私は結局、香水瓶探しと交渉だけでたっぷり時間を使いました(笑)。

ちなみにツアーで来る場合、ハン・ハリーリの自由時間が1時間を切ることもあるようです。ジョルディやガラルを目当てにするなら、市場に着いたらまず先にそちらへ向かうのが確実だと思います。あとから探すと、入口探しだけで時間が溶けます。

クレジットカードは使える?現金はいくら必要?

ここは正直に書きます。私はハン・ハリーリで買い物をした3軒すべて、現金で支払いました。なので「カードが使えるかどうか」を自分で確かめたわけではありません。

ただ、写真を見返すと、ジョルディの入口ドアにはVISAのステッカーが貼られていて、レジまわりにはカード端末らしき機械も置かれていました。香水瓶を買った3軒目のお店も、店先にVISA・JCB・MasterCard・UnionPayのステッカーが並んでいます。しっかりした店舗構えのお店なら、カードが使える可能性はそれなりに高そうです。

Jordi入口に貼られた汚れたVISAのステッカー
JORDIの入口のドアに汚れてますが一応ビザのステッカーが貼られてます

とはいえ、市場内の小さなお店は現金のみのことが多いですし、通信状況や端末の都合で使えない日もあり得ます。「カードが使えたらラッキー」くらいに考えて、基本は現金メインで動くのが安全だと思います。

金額の目安ですが、入場料は不要なので、見て歩くだけなら現金はほぼ必要ありません。買い物をするなら「買う予定の金額+少し多め」を用意しておけば十分です。私の場合はガラルで香水瓶5本セットが250EGP、別の店で香水瓶11本が21ドル、それとジョルディのボールペン代。バラマキ土産中心なら5,000円前後、自分用の雑貨も買うなら1万円前後あれば、かなり満足いく買い物ができると思います。

ちなみに私は、香水瓶を買った店では米ドルの現金で支払いました。エジプトを旅していると、けっこうUSDが使える場面が多いなという印象だったので、ドル紙幣を少し持っておくと選択肢が増えます。とはいえレートは店ごとの言い値になるので、基本はエジプトポンドを用意しておくほうが安心だと思います。

あと地味に大事なのが小額紙幣。高額紙幣を出すと「お釣りがない」と言われることがあるので、細かいお札を多めに持っておくと買い物がスムーズです。現地ATMでの海外キャッシングを使えば、両替所を探し回らずにポンドを用意できます(前述のエポスカードが便利でした)。

旅全体の費用感はこちらにまとめています(→ 【エジプト旅行費用まとめ】15日間ひとり旅の総額30万円のリアルな内訳を全公開)。チップや現金事情など、旅の基本情報はこちら(→ エジプト旅行の基本情報まとめ|気候・服装・ビザ・通貨・注意点を徹底解説)。

営業時間は?金曜は注意

ハン・ハリーリはひとつの施設ではなく個々のお店の集まりなので、営業時間は店によってバラバラです。全体としては昼前から夜遅くまで開けている店が多く、昼よりも夕方以降のほうが賑わうと言われています。写真映えもこの時間帯。

ただし金曜日は礼拝の影響で営業時間が変わる店があります。午後から開ける店が多いという情報もあるので、金曜に行くなら午後遅め〜夕方以降を狙うのが無難なようです。目当てのお店がある場合は、事前に営業時間を確認しておくと確実です。

また、イスラム暦のラマダン月にあたる時期は、昼間は閉めていて日没後の断食明けから深夜まで営業、という変則的なパターンになる店もあるようです。ラマダンの時期は年によってずれるので、旅行時期が重なりそうな方は事前に調べておくと安心だと思います。

一人旅でハン・ハリーリへ行くときに気をつけたいこと

このブログを読んでくださっている方は、私と同じように「ひとりで大丈夫かな」と不安に思っている方が多いと思うので、ここは少し丁寧に書きます。

私が歩いた範囲では、夜でも観光客が多く、極端に怖いと感じる場面はありませんでした。客引きは多めですが、無視して歩けばしつこく追ってはこない印象でした。ただ、これはあくまで私が訪れたときの話で、「治安が良い」と言い切れるものではありません。人混みが濃い場所であることは間違いないので、基本の対策はしておきましょう。

  • 財布・スマホは前に抱えるバッグにまとめる。後ろポケットには入れない
  • 現金メインになるので、全額を1か所に入れず分散して持つ
  • 商品を手に取る前に、値段を先に確認する(あとから高額を請求されるのを防ぐため)
  • 店内で写真を撮るなら、ひと声かけてから
  • 夜に行くなら、帰りの交通手段(Uberが呼べるか)を先に考えておく
  • 迷ったときのために通信手段を確保しておく。市場内は路地が似ていて現在地が分かりにくいです
  • 暗い路地より、明るいメインの通りを歩く

カイロ全体の治安やトラブル対策は、こちらにまとめています(→ エジプトの治安は危険?一人旅で感じたリアルと注意点まとめ)。

⚠️ 注意点
カイロ市内には強引な勧誘や高額請求をする店もあります(実際に私も被害に遭いました)。お土産の購入は、ハン・ハリーリ市場のような定評ある場所を利用するのがおすすめです。値段交渉が不安な方は、値札付きで買えるジョルディやガラルを活用してみてください。

まとめ:ハン・ハリーリはこんな人におすすめ

ハン・ハリーリ市場はかなり広く、すべてのエリアを見て回ろうとすると相当な時間がかかります。時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。方向感覚に自信のない方は、迷子になることも覚悟しておきましょう(笑)。

なお、ハン・ハリーリは夜の方がランプの灯りが映えて雰囲気が出るのでおすすめですが、人も増えるためスリなどには十分注意が必要です。また、市場内は似たような路地が続くため、Googleマップを見ても現在地が分かりにくいことがあります。目印になりそうな店や通りを覚えながら歩くのがおすすめです。

💡 実際に行ってみて分かった5つのこと
1. 市場エリアを歩くだけなら入場料もチケットもいらない
2. お店によって値段交渉が必要。値札がない店がほとんど
3. 交渉が苦手なら、値札付きのジョルディ2店舗とガラルが圧倒的にラク
4. この3軒は3階にあって入口が分かりにくいので、1階の「Camel Bazar」を目印に
5. 私の買い物は3軒とも現金払い。カードだけをあてにせず現金も用意していくのが安全

💡 ハン・ハリーリで知っておくと便利なこと
・トイレ:市場内で公衆トイレを見つけるのは簡単ではないので、カフェやレストランを利用したときに借りて済ませておくのが現実的です
・支払い:私は3軒とも現金でした。エジプトポンドを小額紙幣で多めに持っておくと安心
・買う順番:ジョルディやガラルを最初に見て相場を把握 → その後で他店を交渉して回る、が失敗しにくいです
・買うタイミング:荷物になるので、旅の終盤にまとめ買いするのがおすすめ

ちなみに、お土産は何かと荷物になります。私自身、香水瓶を「荷物になるから旅の後半に」と我慢していたのですが、これは結果的に正解でした。ランプ・香水瓶・パピルス・飾り物など、エジプト土産はたいていここで一通りそろうので、帰国前日あたりにハン・ハリーリでまとめ買いするのが、道中を身軽に過ごせておすすめです。

そう考えると、旅の最後の1〜2泊はカイロ市内に取っておくと動きやすいです。私はハン・ハリーリからも空港からもアクセスしやすい市内のホテルに泊まりましたが、この配置は買い物day+帰国日の流れとしてかなり快適でした(→ Agodaでカイロのホテルを探してみる)。

  • カイロでお土産をまとめて買いたい人
  • ランプ・香水瓶・パピルスなどエジプト雑貨に興味がある人
  • 値段交渉が苦手で、値札を見て安心して買いたい人
  • カイロのイスラーム地区の雰囲気を体感したい人
  • 博物館より「生きた市場」に興味がある人

ちなみに「個人手配で市場まで行くのはやっぱり不安……」という方は、添乗員付きのパッケージツアーという選択肢もあります。私は個人手配派ですが、初めての海外ひとり旅でエジプトはハードルが高い、という気持ちもすごくよく分かります(私も出発前は震えてました)。

JTB旅物語のエジプトツアーを見てみる(航空券・ホテル・移動がセットになっているので、手配の手間がまるごと省けます)

今回訪れた場所・周辺スポットの地図

現地でそのまま開けるように、地図リンクをまとめておきます。前述のとおり、ジョルディへ行くには、まずは「Camel Bazar」の位置をGoogleマップで調べて、そちらへ向かいましょう。その店を対面にして左側の階段から、ジョルディのある3階へ行くことができます。

市場の中は電波が不安定なこともあるので、事前にオフライン地図をダウンロードしておくとより安心です。

スポットメモ地図
Camel Bazarまずはここを検索。1階の路面店。この店を対面にして左側の階段から3階へGoogleマップ
Jordi bazar shop値札付きの人気店。3階に2店舗。ボールペンを購入Googleマップ
Galal Souvenir Shopジョルディの隣。ここで香水瓶5本セットを購入Googleマップ
ハン・ハリーリ市場市場全体。歩くだけならチケット不要Googleマップ
エル・フィショーイ・カフェ200年以上続く老舗カフェGoogleマップ
アル・フセイン・モスク市場のすぐ隣。夜のライトアップが綺麗Googleマップ

📌 情報の鮮度について
私が実際に訪れたのは2024年11月ですが、この記事の営業時間・支払い方法・人気のお土産などについては、記事執筆時点(2026年8月)に、ユネスコ世界遺産センター・カイロ県・エジプト国家情報局といった公式サイトや、Googleマップの掲載情報、新しい旅行者の記録を調べ直して反映しています。このチェックの過程で、記事冒頭に書いたとおり自分の記憶違いも見つかったので、あわせて訂正しました。
とはいえエジプトは料金も為替もよく動く国です。実体験に基づく部分以外は「〜のようです」と書き分けていますので、最終的には現地の最新情報もあわせてご確認ください。

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