※この記事は連載「不安だらけのエジプトひとり旅」の第39話です。
前回の記事は→【エジプト旅行㊳】ギザ最後の朝とカイロへ|ピラミッドに別れを告げて出発
訪れたのは2024年11月ですが、停電事情や博物館の料金など変わりやすい部分は記事更新時点(2026年9月)に調べ直し、できるだけ最新の情報を反映しています。
📋 この記事でわかること
- カイロ到着直後に実際に起きたトラブル2つ(停電ホテルと、お土産屋の押し売り)
- エジプトの階数表記でつまずかないためのポイント
- 「英語の先生」を名乗る声かけの流れと、断り方の英語フレーズ
- すでに店に入ってしまったときにどうやって抜けるか
- お土産を安心して買える場所(値札付きで交渉なしで買える店)
- トラブルに遭ったときに相談できる窓口(2026年9月時点)
ピラミッドに別れを告げ、Uberに揺られること約30分。砂埃の舞うギザから、クラクションが鳴り響く巨大都市・カイロへと戻ってきました。
カイロは歴史的な見どころも多く、エジプト旅行のなかでも特に魅力的なエリアです。ただ、到着早々なかなか強烈な出来事も起きたので、そのあたりも正直に記録しておきます。
今回のカイロでの拠点は「カイロ・キャピタル・ホテル(Cairo Capital Hotel)」。エジプト考古学博物館まで徒歩圏内という立地の良さに惹かれ、予約しました。

朝食付き2泊で9,484円。1泊あたり約4,700円と、立地を考えればかなりリーズナブルでした(2024年11月に予約した時点の料金です)。
ただ、このあと書くとおり入口が本当に分かりにくい宿でもありました。カイロのダウンタウンで宿を選ぶときは、料金や星の数だけでなく「入口・フロントの場所が分かるか」「チェックイン前に荷物を預かってもらえるか」あたりの口コミも見ておくと、到着日がずいぶんラクになると思います。
▶ この宿の部屋や朝食など、泊まった感想はこちら→ 【エジプト旅行㊶】カイロのコスパホテル宿泊レビュー|Cairo Capital Hotelと幻のパピルス博物館
カイロのホテルは掲載数が多く、価格も比較的安い印象でした。比較するならAgodaとTrip.comで確認してみるのがおすすめです。
📍 場所はこちら:Cairo Capital Hotel(Google マップ)
暗闇の中に浮かぶスマホの明かり
カイロに到着したのは午前11時過ぎ。まだチェックインには早い時間ですが、まずは荷物を預けるためにホテルへ向かいました。
しかし、この宿が少し分かりにくい。ビルの中に複数の施設やオフィスが入っており、入り口を探すのに少し手間取りました。
ようやく入り口を見つけ、看板に従って「1st Floor」へ向かいます。

ここで注意したいのが、エジプトの階数表記です。
日本の1階は「Ground Floor(0階)」、日本の2階が「1st Floor」と数えるのが基本です。イギリスやヨーロッパ各国でも使われている数え方で、エレベーターの地上階は「G」または「0」と表示されます。
私が宿泊したホテルのフロントは1Fだったので、日本でいう2Fになります。
ただし建物によっては中2階(メザニン)があったり、独自の表記をしていたりもするので、「数字がひとつズレる前提で、看板と実際の階段の数をあわせて確認する」くらいの気持ちでいると迷いません。

こういう小さなカルチャーショックは、エジプト旅のあちこちで待っていました。気になる方はこちらもどうぞ→ エジプトひとり旅で驚いた13のこと|文化・治安・リアル体験まとめ
階段を上がった先はまさかの真っ暗闇。電気が一切ついていません。

「え、もしかして営業していない…?」と不安になりながら進むと、スマホのライトだけを頼りに談笑している男性たちの姿が見えました。
片言の英語で「Capital Hotel?」と尋ねると、「そうだ、ここだよ。今は停電中なんだ」——おそらくそんな意味の返答でした。
エジプトでは一時的な停電に遭遇することもあるようで、従業員たちは特に気にする様子もなく、スマホの明かりで普通に過ごしていました。
💡 豆知識:エジプトの停電事情(2026年9月時点で調べ直しました)
エジプトでは2023年7月から全国規模の計画停電(ロードシェディング)が続いていましたが、2024年9月に政府がこのプログラムの終了を発表しています。私が訪れた2024年11月は、その直後の時期にあたります。
その後も政府は同じ方針を続けていて、2026年の夏についても、石油相・電力相がそれぞれ「計画的な負荷軽減(輪番停電)は行わない」と表明しています。
ただし、「計画停電がない」ことと「停電が絶対に起きない」ことは別です。2026年に入ってからも、変圧器が突然停止したことによる突発的な停電がカイロ大都市圏の一部などで起きた、とエジプトの現地メディアが報じています。私が遭遇したのも、こうした設備由来のケースだったのかもしれません。
▶ 参考:Egypt Independent(石油省の発表を報じた記事・英語)
ホテルや店が急に真っ暗になっても、現地の人たちは慣れた様子で過ごしているので、過度に慌てなくて大丈夫です。とはいえ足元が見えなくなるので、スマホとは別の小さなライトがあると安心だと思います。
▶ 実際に持って行ってよかったものはこちら→ エジプト旅行の持ち物ガイド|一人旅で後悔したリアルな必須リスト
ダウンタウンの宿で、私がつまずいた3つのこと
この日の到着でつまずいたポイントを整理すると、次の3つでした。カイロのダウンタウンで安めの宿を取る人は、先に知っておくとスムーズだと思います。
| つまずいた点 | 先に知っておくとラクなこと |
|---|---|
| 入り口が分からない | ダウンタウンには、ビルの一部フロアをホテルとして使っている宿もあります。建物の前まで着いても看板が小さく、入口探しで数分かかることがありました |
| 階数表記が日本と違う | 「1st Floor」は日本の2階。エレベーターの「G」「0」が地上階です |
| 到着が早すぎた | チェックイン前に荷物を預かってもらえるかは、予約前に確認しておくと安心です |
Googleマップでホテル名を確認するだけでなく、予約サイトの写真や口コミで「建物の外観」「入口」「フロントの位置」まで見ておくと、到着してから迷う時間がかなり減ると思います。
そんな状況でも荷物は快く預かってもらえたので、バックパックを預けて身軽になり、エジプト考古学博物館へ向かうことにしました。
「私は英語の先生だよ」——お土産屋への誘い
宿から博物館までは徒歩10分ほど。Googleマップを見ながら歩いていると、一人の穏やかな雰囲気のおじさんに声をかけられました。
「博物館ならあっちだよ」と親切に道を教えてくれ、「自分は英語の先生だ」とも話してくれます。
少し雑談をしていると、「近くにいいお土産屋があるから見ていかないか」と誘われました。

ちょうどエジプト滞在も終盤。「最後に何か記念になるものを買いたい」と思っていたタイミングでもあり、雰囲気も良さそうだったため、軽い気持ちでついて行ってしまいました。

豹変する態度と、無理やりな押し売り
おじさんに案内された店は、歩いてすぐの場所にありました。店に入ると、エジプトのお土産屋ではお馴染みのカルカデ(ハイビスカスティー)が運ばれてきました。
すると、先ほどのおじさんとは別の男性が登場。どうやらこの人がオーナーのようです。オーナーは、立て続けに商品の説明を始めました。
良さそうなパピルスがあれば……と値段を聞いてみたのですが、提示されたのはあり得ないほどの高額。さすがに高すぎると断りを入れたのですが、ここから事態が急変します。

断り続ける私に対し、オーナーは明らかにイライラし始め、態度が威圧的に変わっていきました。「今は荷物になるから、博物館の後にまた来るよ」と伝えても「No!」の一点張り。
挙げ句の果てには、私が少し興味を示したパピルスを勝手に手に取り、「安くするからこれでいいか?」と筒に入れようとする始末。
私もはっきりと「No! 今は買わない」と伝えましたが、彼は完全に豹変し、最後には「買わないならさっさと帰れ!」と大声で怒鳴りつけてきました。
せっかくの旅の気分を台無しにされ、イラッとしながらも店を飛び出しました。しかし、驚いたのはその直後です。

「お前はバカなのか?」信じられない次の一言
店を出ると、私が怒鳴られている様子を店の中でずっと見ていたはずの、あの自称英語の先生おじさんが付いてきて、平然とこう言ったのです。
「近くに別のパピルス店があるから、そこへ連れて行くよ」
……正直、「まだ勧めてくるのか」と信じられませんでした。あんな強引な店に連れて行っておきながら、よくも平気な顔をして次の店を提案できるものです。
既に嫌な気分は最高潮でしたが、さらに追い打ちをかけられた気分でした。私はおじさんを完全に無視し、博物館へと急ぎました。
⚠️ トラブル注意(実体験ベース)
後日、Googleマップの口コミを確認したところ、「英語の先生と名乗る男に声をかけられ、強引に店に連れて行かれた」「法外な値段で品物を買わされそうになった」という投稿が複数ありました。少なくとも、私だけがたまたま遭遇したケースではなさそうです。
カイロやギザ、ルクソールなど観光客の多いエリアでは、「英語教師」「大学生」「観光ガイド」などを名乗って親しげに話しかけ、店へ誘導するケースが昔から報告されているようです。どんなに感じが良さそうでも、警戒しておくのが無難です。
同じ失敗をしないための対策(私が次に行くならこうします)
- 「教師」「学生」と名乗って気さくに話しかけてくる人は、警戒心を解くための常套句だと考えて身構える
- どんなに感じが良くても、知らない人に誘われて店に入らない(一度入ると断りづらい空気をつくられます)
- 断るときの「No」はきっぱり、短く。理由を説明すると交渉の糸口にされます
- しつこく食い下がられたら無理に説得しようとせず、人通りの多い場所や警備員のいる施設(博物館など)へ移動する
- お店で歓迎のカルカデ(ハイビスカスティー)を出されても、飲んだら買わなければ……という義務はありません。遠慮なく断って大丈夫です
- お土産は、値札が付いていて表示価格のまま買える店か、複数の店を歩いて比べられる場所で買う
2026年9月現在、その店はGoogleマップから消えているため閉業した可能性もありますが、このエリアのギフトショップには引き続き十分注意してください。
▶ カイロの治安・トラブル対策まとめはこちら→ エジプトの治安は危険?一人旅で感じたリアルと注意点まとめ
私が調べた、注意したい声かけのパターン3つ
私が遭遇したのは1つ目のパターンでしたが、旅行者向けの口コミサイト(Tripadvisorのカイロ掲示板など)を見ていると、似た手口がいくつも報告されているようです。「確立された3分類」というほどのものではありませんが、知っておくだけで反応が変わると思うのでまとめておきます。
| パターン | 切り出し方 | 着地点 |
|---|---|---|
| ①身分を名乗る | 「私は英語の先生/大学生だよ」と親しげに雑談を始める | 「いい店がある」と自分の関係する店へ誘導 |
| ②通行止めを装う | 「その先はデモをやっている」「今日は閉まっている」と進路を変えさせる | 迂回ルートの途中にある店へ連れて行く |
| ③プレゼント攻勢 | 「無料であげるよ」とお茶を出し、名前をヒエログリフで書き始める | 書いてしまったので買うしかない、という空気をつくる |
共通しているのは、「最初はお金の話を一切しない」という点です。逆にいえば、親切そうな人がやたらと店の方向へ話を持っていったら、そこが分かれ道だと思っておくといいかもしれません。
もし店に入ってしまったら|私が次に行くならこう抜けます
「ついて行かない」が一番の予防策なのは間違いありません。ただ、私のようにすでに入ってしまった人にとっては、そこから先のほうが知りたいはずです。
私が今後同じような場面に遭遇してしまった場合、どうするかを書いておきます。
🚪 意識したいこと
- 「入ったから何か買わないと」と考えない。お茶を飲んだ、商品を手に取った、名前を書いてもらった——どれも購入義務にはなりません
- 値下げ交渉に入らない。買う気がないなら金額の話を始めない。数字のやり取りが始まると「買う人」として扱われます
- 短く言って、歩き出す。言い合いに勝とうとせず、出口へ向かうのが結局いちばん早いです
- 怒鳴られても応戦しない。相手のペースに乗らず、人通りの多い通りや博物館など、人の目がある場所へ移動してしまうのが安全です
英語が苦手でも言える、断り方フレーズ
私は英語がほとんど話せませんが、この場面で必要なのは短いひと言だけです。長い文章はいりません。
| 場面 | 言い方(読み方) | 意味 |
|---|---|---|
| 店に誘われた | No, thank you. ノー、サンキュー | いいえ、結構です |
| 連れて行こうとされる | I don’t want to go there. アイ ドント ウォント トゥ ゴー ゼア | そこには行きたくありません |
| しつこく誘われる | I’m not interested. アイム ノット インタレスティッド | 興味はありません |
| 買うよう迫られる | I don’t want to buy it. アイ ドント ウォント トゥ バイ イット | 買うつもりはありません |
| 帰りたい | I want to leave now. アイ ウォント トゥ リーブ ナウ | もう帰ります |
| ついてこられる | Please leave me alone. プリーズ リーブ ミー アローン | ひとりにしてください |
上から順に、だんだん強い言い方になっていきます。最後の「Please leave me alone.」はかなりきっぱりした表現なので、普通の客引きにいきなり使う必要はありません。しつこく付いてこられて困ったときの最終手段として覚えておくくらいがちょうどいいと思います。
ポイントは短く、はっきり言い切ること。曖昧な態度がいちばんつけ込まれる、というのは旅を通じて何度も感じました。
ひとつ書き分けておくと、通りで声をかけられただけなら、笑顔で「No, thank you」と言ってそのまま歩き続けるくらいがちょうどいいと思います。相手を刺激する必要はありません。
ただ、今回のように店の中で相手が威圧的になってしまった場合は、愛想よくする必要はありません。短く断って、その場を離れて人通りの多い場所へ移動するほうが安全です。
店に誘われたときの、3秒チェック
そもそも入らなければ、断る苦労もありません。私が次に誘われたら、この3つだけをその場で確認します。
✅ この3つが確認できなければ、行きません
- 自分が行きたいと思っていた店か?(相手の提案で急に生まれた予定ではないか)
- 店名と場所をその場でGoogleマップで確認できるか?(口コミが読めるかどうかも含めて)
- 値段を先に確認できるか?(「見るだけでいい」と言われたら、そこが要注意ポイントです)
ひとつでも引っかかったら、「No, thank you.」と言ってそのまま歩く。これだけで、あの日の私は消耗せずに済んだはずです。
お土産を買うなら、値札のある場所が結局ラクでした
この日は結局、何も買わずに店を出ました。では、どこで買えばよかったのか。
答えは旅の後半に見つかりました。カイロ最大の市場ハン・ハリーリです。
市場と聞くと「交渉が大変そう」と身構えますが、じつはこの市場の中には全品に値札が付いていて、交渉なしで買えるお店があります。「ジョルディ」と「ガラル」という2軒です。
交渉が苦手な人ほど、ここで買ってしまうか、まずここで値札を見て相場感をつかんでから他の店を回るのが、結果的にいちばんラクだと思います。知らない人に連れて行かれた店との決定的な違いは、「比べられるかどうか」でした。
▶ 行き方と、実際に香水瓶を買った値段はこちら→ 【エジプト旅行㊷】ハン・ハリーリ市場|定価のジョルディ&香水瓶の値段交渉体験
もしトラブルに遭ってしまったら|覚えておきたい相談窓口
私の場合は「怒鳴られて嫌な気分になった」で済みましたが、お金を取られた、囲まれて出られない、といった段階になると話が変わってきます。
エジプトには、観光客がトラブルに遭ったときに相談できる窓口があります。実際に電話で相談するのは少しハードルが高いかもしれませんが、「こういう連絡先がある」と知っておくだけでも、いざというときの安心材料にはなります。
📞 観光客向けの相談窓口(2026年9月時点)
- 観光警察:126/詐欺・しつこい勧誘・書類の紛失など、観光客のトラブルに対応する窓口です
- 観光・考古省(Ministry of Tourism and Antiquities)ホットライン:19654/観光に関する問い合わせ・苦情の窓口。アラビア語と英語に対応しているとされています
エジプト政府観光局の公式サイトでも、まずは宿泊先のフロントに相談し、必要なら19654へ、深刻な場合は観光警察126へ、という流れが案内されています。
英語で電話をかけるのは、正直かなりハードルが高いです。まずは宿泊先のフロントに相談して、必要なら代わりに掛けてもらうのが現実的だと思います。
警察・救急・消防・在エジプト日本国大使館を含む連絡先の一覧と、相談する前に手元に用意しておきたいものは、治安記事のほうに表でまとめています。
▶ エジプトの治安は危険?一人旅で感じたリアルと注意点まとめ
気を取り直して、エジプト考古学博物館へ
カイロ到着早々、洗礼を浴びて嫌な気分になってしまいましたが、気を取り直してエジプト考古学博物館へと向かいます!
🏛️ 向かう前に知っておきたいこと(2026年9月時点)
私が訪れた2024年11月から料金が変わっているので、公式サイトで確認し直しました。
- 入場料:大人550EGP/学生275EGP(約1,650円/約825円)
- 開館9:00。終わりの時刻は公式サイト内でも記載が分かれていて、チケットサイトは最終入場16:00、観光・考古省の博物館ページはチケット窓口15:00終了となっています。遅くとも15時までに入場する前提で動くのが安全です
- 6歳未満は無料。携帯電話での撮影は無料とされていますが、展示ごとに撮影ルールが決められている場所もあります
- 学生料金は有効な学生証の提示が必要で、24歳以下が対象とされています
▶ 出典:エジプト観光考古省 公式チケットサイト(料金・時間は変更されることがあります)
ひとつ補足しておくと、私が見た2024年11月当時と今とでは展示のラインナップが変わっています。ツタンカーメンの黄金のマスクをはじめ、ツタンカーメン関連の主要な展示の多くは、その後ギザの大エジプト博物館(GEM)へ移されました。「黄金のマスクを見たい」という目的なら、行き先はGEMになります(→ カイロ観光まとめ|2日・3日モデルコースとおすすめスポット完全ガイドで両館を比較しています)。
私が実際に館内を歩いたときの様子は、次の記事に書いています。
なお、Googleマップや翻訳アプリを使うにはネット環境が必須です。今回のように暗がりで宿を探すときも、結局スマホが頼りでした。現地SIM・eSIM・WiFiレンタルなど選択肢がありますが、到着前にスマホだけで設定できるeSIMも候補のひとつです。各社の比較は海外旅行の通信手段5つを比較にまとめています。
→ eSIM(Airalo)をチェックする
→ エジプト旅行で使ってよかったアプリまとめ|15日間ひとり旅の実体験で解説
「声をかけられるのが不安」なら、ツアーという逃げ道もあります
私は個人で歩き回ったので、今回のような声かけも全部自分で対応することになりました。逆にいえば、ガイドと一緒に行動している時間は、知らない人から個人的に声をかけられる場面を減らせます。
私が比較したときは、掲載数が多くて価格帯を把握しやすいGetYourGuideから見ると相場感がつかみやすかったです。一方で、英語でのやり取り自体が不安という方は、予約画面もカスタマーサポートも日本語で完結するVeLTRAを見ておくと安心材料になると思います(ただしツアーによっては、個人手配より費用が高くなることがあります)。
→ カイロ発の観光ツアーを探す(GetYourGuide)
→ 日本語で予約できるエジプトの現地ツアーを見る(VeLTRA)
予約サイトごとの特徴やタイプ別の選び方は、こちらの記事で比較しています。
→ 海外旅行の現地ツアー予約サイトおすすめ比較|英語が苦手な初心者向けにタイプ別で解説
よくある質問(FAQ)
Q. 知らない人に「いい店がある」と誘われたらどうすればいいですか?
A. 道を教えてくれた人でも、英語の先生などと名乗っていても、店の話が出た時点で断るのが安全だと思います。私はそこで雑談を続けてしまい、そのままついて行きました。「No, thank you」と短く言って歩き続けるだけで大丈夫です。
Q. もう店に入ってしまいました。何か買わないといけませんか?
A. 買う義務はありません。お茶を出された、商品を手に取った、名前を書いてもらった——どれも購入の約束にはなりません。理由を説明せず、短く断って出口へ向かうのがいちばん早いです。
Q. カイロで停電に遭うことはよくありますか?
A. 私は到着直後のホテルで1回遭遇しました。全国規模の計画停電は2024年9月に終了が発表され、2026年も当局は輪番停電の予定はないとしています。ただし設備トラブルによる突発的な停電は起きることがあるようです。モバイルバッテリーと小型ライトがあれば安心です。
Q. お土産はどこで買うのが安心ですか?
A. 値札が付いていて表示価格のまま買える店か、複数の店を歩いて比べられる場所が無難だと思います。ハン・ハリーリ市場は基本的に値段交渉の世界ですが、その中の「ジョルディ」「ガラル」は全品値札付きでした。知らない人に連れて行かれた店は、比較のしようがないぶん不利になります。
Q. トラブルに遭ったらどこに連絡すればいいですか?
A. 観光客向けの窓口として観光警察126、観光・考古省のホットライン19654があります。まずは宿泊先のフロントに相談するのが現実的だと思います。連絡先の一覧と、相談前に用意しておきたいものはエジプトの治安まとめにまとめています。
今回訪れた場所一覧
※本記事のトラブル対策・料金・連絡先などの情報は、記事更新時点(2026年9月)に確認できる最新情報をもとに記載しています。実体験の部分は2024年11月の記録です。現地の状況は変わることがあるため、渡航前に最新情報をご確認ください。


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