前回の記事は↓
【エジプト旅行⑬】ルクソール空港からホテルへ|867円の空港送迎とチップ文化
ルクソールの夜を散歩してみた
ルクソールに到着した初日の夜。ホテルに荷物を置き、少しだけ夜の街を歩いてみることにしました。
一歩外へ踏み出すと、そこには驚きの光景が。道路を車と一緒に、ごく普通に馬車がカポカポと走っているのです。

近くにはアラビア語のメニューがびっしりと書かれたレストランもあり、一気に「遠くへ来たんだな」という実感が湧いてきます。

魅惑の迷宮「スーク」へ潜入
ホテルのすぐ近くには、賑やかな市場が続いています。エジプトでは、こうした市場のことを「スーク(Souq)」と呼ぶそうです。

一歩足を踏み入れると、そこはまさに迷宮のような世界!天井から吊るされた色とりどりのアラビアン・ランプが細い路地をエキゾチックに照らし、店頭には見たこともない色のスパイスが山積みに。これぞエジプト!という置物も所狭しと並んでいて、歩いているだけでワクワクが止まりません。

ルクソールの夜は危険?実際に歩いてみた感想
馬車やお店の勧誘は多いですが、「No, thank you」と伝えれば基本的にはしつこくありません。私が歩いたホテル近くの市場などは家族連れや女性同士で歩いている地元の人も多く、基本的な注意を払えば夜の散歩も十分楽しめると感じました。
なぜ街中に「10番」のユニフォームが?
スークを歩いていて気になったのが、やたらと売られている赤いサッカーユニフォーム。しかも、どれも背番号は「10」です。

「どうして10番ばかりなんだろう?」と思って調べてみると、その正体はエジプトの国民的スター、モハメド・サラー(Mohamed Salah)選手でした。
- 世界的なスター:イングランドの名門「リバプールFC」で活躍し、プレミアリーグ得点王にも輝いた、アフリカ史上最高クラスの選手。
- ピラミッドの次に有名なエジプト人:エジプト国内での人気はもはや”異常レベル”。2018年の大統領選挙では、候補者でもないのに「サラー」と書かれた無効票が約100万票に達し、正式候補を上回って実質2位になったという伝説があるほどです。
- 国の誇り:小さな村から世界の頂点へ登り詰めた彼は、エジプト人にとって「希望の象徴」なんですね。
ちなみに、クラブ(リバプール)では11番ですが、エジプト代表での背番号がこの「10」なのだそうです。
古代と現代が交差する夜
スークを抜け、別の道を通ってホテルへ戻る途中、ライトアップされたルクソール神殿が姿を現しました。

闇の中に白く浮かび上がる巨大な列柱と、その手前で客を待つ馬車……。まるで古代と現代が交差しているような、不思議で美しい光景でした。
25分ほどの散歩でしたが、あまりに濃密な時間に「まだエジプト初日なんだ……」と、なんだか不思議な感覚に陥りました。
明日は2時半起き……なのに、大誤算。
実はここルクソール、トルコのカッパドキアと並んで世界的に有名な「気球の聖地」。私も例に漏れず、明日朝3:30にお迎えが来る「気球ツアー」を予約済みです。
逆算すると、明日は深夜2時半起き。
しかし、ここで重大なことに気づきました。
……実は私、高いところがそんなに得意ではないんです。
スカイツリーのような建物内の高い場所なら平気なのですが、バンジージャンプやスカイダイビングのような「身を投げ出す系」は絶対に無理。観覧車でさえも少し怖いです。
気球は最高で高度300〜500メートル程度まで上がるのだとか。東京タワー(333m)のてっぺんよりも高い場所を、ふわふわと漂うわけです。しかも、よくよく考えてみると、気球って「カゴ」に乗って浮いているだけなんですよね。遮る壁もなければ、しっかりした床があるわけでもない……。
「え、これ、めっちゃ怖くない…?」
急に現実味を帯びて怖くなってきました。予約時は「絶景!」「朝日!」というキラキラした言葉に目を奪われ、準備の忙しさもあって、高い場所への不安についてはあまり深く考えていませんでした。なぜあの時の私は、迷わずポチッと予約してしまったのか……。今になって「もし自分が思っている以上に高いところがダメで、上空でパニックになったらどうしよう……」と、本気でキャンセルまで頭をよぎり始めました。
それでも、せっかくのルクソール。少しソワソワしつつも、意を決して明日に備えて早めに眠りにつくことにします。
ルクソールにはこの他にも多くの見どころがあります。
王家の谷やルクソール神殿など、ルクソール観光のまとめはこちらの記事で紹介しています。
→ ルクソール観光まとめ


コメント