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シンガポール→マラッカをバスで国境越え|所要時間・注意点・快適すぎた移動を徹底レポ

マラッカの街並み アジア周遊旅行
マラッカの街並み

※本記事は「アジア周遊ひとり旅」シリーズの一部です。前回の記事(シンガポール1日観光モデルコース|マリーナベイ・ガーデンズバイザベイ・夜景まで詰め込んだ1日)では、シンガポールでの記録をまとめています。

シンガポールを満喫した翌日は、いよいよこの旅のハイライトの一つ、「陸路での国境越え」です。目指すは、かつて東西貿易の中継地として栄えたマレーシアの古都、マラッカ。

ドキドキの国境越えから、驚きのバス車内、そしてマラッカ到着までの様子をまとめました。私の場合は、朝8時半にシンガポールを出発して、マラッカに着いたのは14時9分。国境越えの審査も含めて約5時間40分の移動でしたが、バスの快適さのおかげで思ったより疲れませんでした。

予約方法や料金、出入国審査の流れなど、変わりやすい情報は記事執筆時点(2026年9月)にできるだけ調べ直して反映しています。

結論:シンガポール→マラッカのバス移動はこんな感じでした

🚌 バス会社:707 Inc(BusOnlineTicket.comで事前予約)
💴 私が払った料金:RM 92.53(2025年10月・カード明細で3,412円)
💴 現在の料金の目安:707 Incのハッテン・ホテル行きはS$30〜(2026年9月・BusOnlineTicket.comの掲載)
📍 ルート:Queen Street Bus Terminal(シンガポール)→ ハッテン・ホテル前(マラッカ中心部)
⏰ 時間:8:30発 → 14:09着(約5時間40分)
🛂 国境:ウッドランズ(シンガポール出国)とジョホールバル(マレーシア入国)で一度ずつバスを降りて審査(私のときは両方とも有人窓口)
📱 事前準備:マレーシアのデジタル入国カード「MDAC」の登録が必須

  1. シンガポールからマラッカへの行き方
  2. マレーシア入国前の必須準備:MDAC登録
  3. ネットで事前予約!「BusOnlineTicket.com」を活用
  4. シンガポール→マラッカ バス移動の流れまとめ
  5. Queen Street Bus Terminal(クイーン・ストリート・バスターミナル)から出発
  6. 豪華すぎる!? 3列シートの大型バス
  7. さらばシンガポール、そしてマレーシアへ(国境越えの流れ)
  8. 古都マラッカに到着!まずは両替
  9. マラッカ名物チキンライスボールを食べてみた
  10. マラッカの街を散策しながらホテルへ
  11. マラッカの観光スポット
    1. 360度回転する展望タワー「マラッカタワー」
    2. 異国情緒あふれる夕暮れ時の街歩き
      1. 赤レンガの歴史を辿るオランダ広場
      2. 賑わいと活気に満ちたジョンカーストリートへ
  12. マラッカでの夕食は、老舗の名店「Nyonya Makko」で
  13. 幻想的な夜のマラッカ・リバークルーズ
  14. まさかの本日2回目!夜のマラッカタワーへ
  15. よくある質問|シンガポール→マラッカのバス移動&マラッカ観光
    1. シンガポールからマラッカのバスはどこから乗る?予約は必要?
    2. シンガポールからマラッカまでバスで何時間かかる?
    3. シンガポールからマラッカのバス料金はいくら?
    4. シンガポールからマラッカのバスにスーツケースは預けられる?
    5. 国境ではスーツケースを持って降りる?
    6. 国境の審査は自動ゲート?入国カードは必要?
    7. シンガポールドルはマラッカでも使える?
    8. マラッカは現金とカードどちらが便利?
    9. シンガポールからマラッカは日帰りできる?何泊がおすすめ?
  16. この記事に出てくる場所一覧

シンガポールからマラッカへの行き方

シンガポールからマラッカへは、国境を越える高速バスが定番です。私は高速バスを利用しました。ほかにも、車で送ってもらう専用車送迎や、シンガポール発の日帰りツアーという選択肢もあります。

行き方特徴向いている人
高速バス(私が利用)RM 92.53で、約5時間40分。国境では自分でバスを降りて審査を受ける費用をおさえたい人・マラッカに泊まる人
専用車送迎料金は上がるが、ホテル送迎型のプランもあり、乗り換えの手間を減らせる場合がある荷物が多い人・グループ・乗り継ぎの手間を減らしたい人
日帰りツアー往復の移動と観光がセットマラッカに泊まらず、1日で見て回りたい人

私が使ったのはバスですが、スーツケースを持っての国境越えが不安な方や、複数人の方、乗り継ぎの手間を減らしたい方は、専用車の送迎もありだと思います。
→ シンガポールからマラッカへの専用車送迎を見てみる(GetYourGuide)

ちなみに、シンガポールのウッドランズ・ノース駅とジョホールバルのブキ・チャガー駅を結ぶ電車「RTSリンク」が、2026年12月末までに運行開始の予定とされています(乗車は約5分・ICA発表)。ただしRTSリンクはシンガポールとジョホールバルを結ぶ路線なので、マラッカまで行く場合は、ジョホールバルからさらに別の交通手段が必要です。

マレーシア入国前の必須準備:MDAC登録

マレーシアへの入国にあたって、忘れてはならない重要な準備が一つあります。それは「マレーシア・デジタル・アライバル・カード(MDAC)」の登録です。

2024年1月から、多くの外国人旅行者にMDAC登録が義務化されています(シンガポール国民や永住者、外交関係者など一部例外あり)。登録はマレーシア到着日を含む3日前から可能なので、出発前に余裕をもって済ませておきましょう。これを忘れると入国審査で足止めを食らう可能性があるので、陸路国境越えの前には必ず確認を。

私も事前にスマホから登録を済ませておきました。今回利用したバス会社「707 Inc」のバスターミナル窓口では、チェックインの際に「MDACの登録は済んでいるか?」と実際に確認されました。

⚠️ MDAC登録の注意点

登録はマレーシア到着日を含めて3日前から可能です(例:10日に到着するなら8日から登録OK)。それより前には登録できないので、旅行直前になったら忘れずに登録しましょう。入国前にオンラインで提出しておく必要があります。
偽サイトも出回っているため、必ず公式サイト(imigresen-online.imi.gov.my)から登録してください。MDACの登録自体は無料なので、料金を請求するサイトには注意してください。
登録が終わったら、確認画面をスクリーンショットしておくと、国境で電波が悪いときにもすぐ見せられて安心です。

国境越えのルートや周遊全体の費用のまとめは→シンガポール・マレーシア・香港周遊モデルコース|7泊8日の実費9.3万円・順番・国境越え

ネットで事前予約!「BusOnlineTicket.com」を活用

今回の移動には、東南アジアのバス予約で定番の「BusOnlineTicket.com」を利用しました。
いくつかのバス会社の便が並んでいましたが、707 Incを選んだのは、出発時刻と、出発・到着の場所がちょうどよかったからです。シンガポール側は泊まっていたホテルから歩ける場所で、マラッカ側は観光の中心地に着く便でした。

項目内容
運行会社707 Inc
ルートシンガポール(Queen Street)→ マラッカ(Hatten Hotel)
時間8:30発 → 14:09着(約5時間40分)
料金RM 92.53(カード明細での確定金額:3,412円)
現在の料金の目安S$30〜(2026年9月・BusOnlineTicket.comの掲載)

※2025年10月に利用したときの便と料金です。運行会社や時刻、料金は時期によって変わるので、予約時に最新の情報を確認してください。マラッカからシンガポールへの逆方向の便も、同じサイトで探せるようです。
同じ「マラッカ行き」でも、便によって降車地点が違うことがあります。その後の移動の手間が変わるので、到着地点まで確認して予約するのがおすすめです。

チケットはスマホで簡単に予約でき、当日はバスターミナルの窓口でチェックインするだけなので非常にスムーズです。バスの移動中もahamoのおかげで追加料金なしでスマホがそのまま使えて、地図の確認や時間つぶしに助かりました。海外の通信手段については→海外旅行の通信手段5つを比較|格安SIMユーザーが損しない選び方

シンガポール→マラッカ バス移動の流れまとめ

実際に乗ってみた流れをまとめておきます。事前にイメージしておくと当日かなり楽になります。

手順内容
① 事前予約BusOnlineTicket.comでチケット購入・MDAC登録を済ませる
② Queen Street Bus Terminal集合私は出発時刻の30分前を目安に到着。窓口でチェックイン(予約サイトやバス会社から指定があればそちらを優先)
③ シンガポール出国手続きWoodlands Checkpointで全員降車→出国審査→再乗車
④ コーズウェイを渡るジョホール海峡を橋で越えてマレーシアへ
⑤ マレーシア入国審査JBセントラル隣接のCIQで入国審査・荷物検査
⑥ マラッカへ向けて出発審査完了後、再びバスに乗り込みマラッカへ
⑦ マラッカ(Hatten Hotel前)着私の場合は8:30発→14:09着

Queen Street Bus Terminal(クイーン・ストリート・バスターミナル)から出発

シンガポール側の出発地は、宿泊したHOTEL 81 ROCHOR(ホテル81 ロチョー)からも歩いて行ける「Queen Street Bus Terminal(クイーン・ストリート・バスターミナル)」(Googleマップで見る)。ここはいわばマレーシアへの玄関口で、多くの高速バスや国際タクシーがひっきりなしに行き交う活気ある場所です。

シンガポール Queen Street Bus Terminal(クイーン・ストリート・バスターミナル)外観
Queen Street Bus Terminal(クイーン・ストリート・バスターミナル)

このターミナル、待合室のような屋内スペースがほぼなく、基本的に外でバスを待つことになります。真夏の昼間や雨の日はかなりキツイかもしれません。私は10月の朝8時半のバスで晴天だったので問題ありませんでしたが、時間帯と天気には要注意です。なおターミナル内にもトイレはありますが、私は使いませんでした。

窓口でチェックインを済ませると、手書きで座席番号「7A」と車両ナンバー「PML 7077」が書かれた小さな白い紙を渡されました。これが今回の乗車券です。車両ナンバーはスマホで写真を撮っておくと、国境越えで一度降車した後に同じバスを探す際に役立ちます。

シンガポール マラッカ行きバスの手書き乗車券
バスの乗車券

ターミナル近くには自動販売機があり、水やジュースが売られているのですが、なぜか日本語の表記がそのまま残っていてちょっと不思議な気持ちになりました。

Queen Street Bus Terminal 日本語表示の自動販売機
日本語が残ってます

豪華すぎる!? 3列シートの大型バス

やってきたのは、鮮やかなピンク色が目を引く707 Incの大型バス。

707 Inc シンガポールからマラッカ行きのピンク色の大型バス
シンガポールからマラッカ行きのバス

車内に足を踏み入れて驚きました。なんとシート配列が、左側1列+右側2列の「1+2」スタイル。贅沢な配置です。前の座席との間隔がかなり広く足を思い切り伸ばせる上、厚みのあるクッションで長時間移動でも疲れにくい仕様。さらに各座席にはUSBポートが付いていてスマホを充電でき、シートは深くリクライニングできて足元も広め。約3,400円でこの快適さは、日本の高速バス感覚からすると驚異のコスパです。

707 Inc バス車内 1+2シート配列の広々とした座席
シート幅も広いです

長距離バスでの移動は数時間に及ぶため、事前にスマホへ動画や音楽・本をダウンロードしておくのがおすすめです。私はAmazonプライムビデオでオフライン再生できるよう動画をいくつか準備していきました。音楽派ならAmazon Music、本派ならKindle読み放題やAudible(耳で聴く本)など自分の好みに合わせて移動中のお供を事前に仕込んでおくと安心です。どれも事前にダウンロードしておけばWi-Fiなしで使えます。

さらばシンガポール、そしてマレーシアへ(国境越えの流れ)

バスは定刻通りに出発し、シンガポール北部の「ウッドランズ・チェックポイント(Woodlands Checkpoint)」へ。ここで一度バスを降り、シンガポールの出国審査を受けます。その後、再びバスに乗り込んでジョホール海峡を渡る「コーズウェイ」を越えれば、そこはもうマレーシア。

マレーシア側のジョホールバル(JBセントラル隣接のCIQ)で入国審査と荷物検査を受けます。
私が利用した2025年10月は、審査はどちらも有人の窓口で受けました。
なお、シンガポール側のウッドランズなどの陸路の検問所では、MyICAアプリのQRコードを使った出入国手続きが導入されていて、バスの乗客も対象です。ただし、初めてシンガポールに入国する外国人や、前回と違うパスポートを使う人はパスポートの提示が必要とされています(ICA公式・2026年9月確認)。出発前に最新の案内を確認しておくと安心です。

国境の混雑具合は時間帯によって差が大きく、ピーク時には1〜2時間以上並ぶこともあるようですが、今回は朝の便だったこともあり、出国・入国ともそれぞれ10〜15分ほどとかなりスムーズに通過できました。
ただ、2026年1月にはジョホール側の審査場で自動ゲートのシステム障害が起きて大混雑したこともあったようです。週末や祝日の繁忙期はICAも陸路の検問所の混雑を注意喚起しているので、到着後の予定には余裕を持たせておくと安心です。

陸路での国境越えはどんな感じなんだろうと興味津々でしたが、荷物検査やパスポートチェックがあるだけで、あっけなく普通に通過したって感じでした。出入国審査では一度全員バスを降ります。私はバックパックだったので、それを持って降りました(貴重品や手荷物は持って降りるよう案内されるので、車内に置きっぱなしにしないよう注意してください)。

今回は降りたバスと同じ車両に再乗車する形だったので、置いていかれる心配はありませんでした(車両ナンバーを控えておくと、再乗車するときに確認しやすく安心です)。

ちなみに紙の出入国カードのようなものはなく、パスポートと事前登録したMDACだけで入国できました。また、この707のバスには車内トイレが付いていなかったので、心配な人は乗車前に済ませておくのがおすすめです。私は出入国審査の建物にトイレがあったので、そこで用を足しました。

🛂 国境越えは「2回バスを降りる」と覚えておけばOK

① ウッドランズ・チェックポイントで降車 → シンガポール出国手続き
② バスに戻ってコーズウェイ(橋)を渡る
③ ジョホールバルのCIQで降車 → マレーシア入国審査・荷物検査
④ 同じバスに戻ってマラッカへ

出発前チェックリスト

☑ パスポート ☑ MDACの登録(確認画面のスクショ) ☑ バスの予約確認と到着地点 ☑ スマホの通信手段 ☑ ホテルの予約情報 ☑ クレジットカードと少額の現金 ☑ バスの車両ナンバーの写真

💡 国境越えでスマホを使うなら通信手段の確認を

シンガポール→マレーシアの移動は2カ国にまたがるため、両国で使える通信手段があると便利です。私はたまたま普段からahamoを使っているので、そのまま使用できました。
それ以外のプランの方なら、アプリで設定できる海外eSIM(Airaloなど)や、受け取って電源を入れるだけの海外WiFiレンタル(グローバルWiFi)を用意しておくとスムーズです。複数の国で使えるプランかどうかも確認しておきましょう。

古都マラッカに到着!まずは両替

国境を越えると、窓の外の景色は一気にマレーシアらしいのんびりとした風景に。数時間のドライブを経て、14時9分、バスはマラッカの中心地、ハッテン・ホテル(Hatten Hotel)前に到着しました(Googleマップで見る)。
マラッカ行きの高速バスには、郊外のセントラル・バスターミナル(Melaka Sentral)に着く便もあり、その場合は観光エリアまでさらにタクシーなどが必要になります。今回予約した707 Incの便はハッテン・ホテル前まで直接乗り入れてくれるので、到着後すぐ観光を始められるのが大きなメリットでした。

💡 バスの運行会社・便・降車地点は時期によって変わることがあります。私が乗った707 Incのハッテン・ホテル前直行便は便利でした。予約時にBusOnlineTicket.comで降車地点を確認しておきましょう。

マラッカ ハッテンホテル前 バス到着地点
すぐそばにショッピングモールもあります

まずはシンガポールで余ったシンガポールドルをマレーシアリンギットに両替するために、近くのショッピングモール「マコタ・パレード(Mahkota Parade)」内の両替所へ行き両替しました(Googleマップで見る)。

マラッカ名物チキンライスボールを食べてみた

ホテルのチェックインまで少し時間があったので、荷物を持ったままマラッカ名物を食べに行くことに。向かったのは、チキンライスをおにぎりのように丸めた「チキンライスボール」で有名な「和記鶏飯團(Hoe Kee Chicken Rice Ball)」です(Googleマップで見る)。

マラッカ名物チキンライスボールの老舗 和記鶏飯團(Hoe Kee Chicken Rice Ball)店頭
和記鶏飯團(Hoe Kee Chicken Rice Ball)

メニュー表には「2人分(ライスボール10個+チキン)」からの記載しかありませんでしたが、店員さんから「1人分(ライスボール5個+チキン)でも注文できますよ」と声をかけてもらえました。ひとり旅でも気軽に入れるお店です。

マラッカ名物チキンライスボールの老舗 和記鶏飯團(Hoe Kee Chicken Rice Ball)の メニュー表
2人分からしか記載されてませんでした。ぼっちはあまり来ないのでしょうか?

ライスボールは出汁がしっかり染み込んでいて、鶏肉の旨味を凝縮したような美味しさ。2人分でもRM 25.00(約1,000円)〜と非常にリーズナブルで、1人なら1,000円もあればお釣りが出る手軽さです(2025年10月時点)。

そもそもチキンライスボールは、暑いマラッカで海南鶏飯(チキンライス)を持ち運びやすく・食べやすくするために、ご飯を団子状に丸めたのが始まりと言われています。手でつまめる小さなおにぎり状になっているので、実際とても食べやすかったです。

マラッカ名物チキンライスボールの老舗 和記鶏飯團(Hoe Kee Chicken Rice Ball)のチキンライスボールとチキン料理
チキンにタレをつけて食べたけどあってるのかな?

マラッカの街を散策しながらホテルへ

食後は、カラフルなトライショー(観光三輪車)が行き交うマラッカの街並みや、川沿いに展示されている巨大な船(海洋博物館)を眺めながら、ゆっくりと歩いて宿泊先へ向かいました。

マラッカの街並み ドラえもんとピカチュウのトライショー
ドラえもんとかピカチュウがいました

今回マラッカでの拠点に選んだのは「マーキュリー ブティック ホテル(Mercury Boutique Hotel)」(宿泊費:4,177円)。幾何学模様の壁紙が印象的なモダンで清潔感のある客室で、バスルームもモノトーンで統一され、広々とした洗面台やシャワーブースがありました。非常に快適な空間でした。

マレーシア・マラッカのマーキュリー ブティック ホテル(Mercury Boutique Hotel)外観
マーキュリー ブティック ホテル(Mercury Boutique Hotel)
マレーシア・マラッカのマーキュリー ブティック ホテル(Mercury Boutique Hotel)室内
マーキュリー ブティック ホテル(Mercury Boutique Hotel)
マレーシア・マラッカのマーキュリー ブティック ホテル(Mercury Boutique Hotel)のモノトーンのバスルーム
マーキュリー ブティック ホテル(Mercury Boutique Hotel)バスルーム

→マーキュリーブティックホテルを見てみる(agoda)
→マーキュリー ブティック ホテルを見てみる(Trip.com )

マラッカのホテルは予約サイトによって価格差があるので比較がおすすめです。
→ マラッカのホテルを探してみる(Trip.com )…航空券やツアーとまとめて管理しやすい
→ マラッカのホテルを探してみる(Agoda)…セールが多め

ホテルにチェックインして荷物を置いたら、一息つく間もなく再び街へ。マラッカの午後は、この街の全景を眺めることからスタートしました。

マラッカの観光スポット

マラッカは、ペナンのジョージタウンとともに2008年に「マラッカ海峡の歴史都市群」としてユネスコ世界遺産に登録された街。ポルトガル・オランダ・イギリスと支配者が移り変わった歴史が、赤い建物やプラナカン様式の街並みにそのまま層になって残っています。見どころは歩いて回れる範囲に集まっています。
マラッカ観光のモデルコース・何泊必要か・費用は→マラッカ観光ガイド|1泊2日モデルコース・日帰りできる?行き方と費用を実体験で解説にまとめています。

マラッカは現地ツアーも多いので、個人で回るのが不安な方は現地ツアーを利用するのもいいと思います。
現地ツアーは、個人で回るより金額が上がる場合もありますが、手間と時間の節約になるので、積極的に使うのがおすすめです。英語が話せなくても翻訳アプリでやり取りできるので、各社で価格や内容を比べて、自分に合うプランを選んでみてください。

→ マラッカの現地ツアーを探してみる(GetYourGuide)…種類が豊富で、価格も見つけやすい
→ マラッカの現地ツアーを探してみる(VeLTRA)…予約画面もカスタマーサポートも日本語で完結。価格は高めのことも

そもそもどの予約サイトを使えばいいか迷う人は→海外旅行の現地ツアー予約サイトおすすめ比較|英語が苦手な初心者向けにタイプ別で解説もどうぞ。

360度回転する展望タワー「マラッカタワー」

まず向かったのは、街のどこからでも目に入る巨大な塔「マラッカタワー(Menara Taming Sari)」です(Googleマップで見る)。

マレーシア・マラッカのマラッカタワー(Menara Taming Sari)全景
マラッカタワー(Menara Taming Sari)

これはただの展望台ではありません。円盤状の客席部分が、ゆっくりと回転しながら地上約80mまで上昇していく「回転昇降式」のタワーなんです。

マレーシアでは唯一の回転昇降式展望塔とされていて、2008年にオープンしました。塔全体の高さは約110mあり、公式サイトによると乗っている時間は約7分。座っているだけで、世界遺産の街並みからマラッカ海峡まで、360度の大パノラマを楽しむことができます。

マレーシア・マラッカのマラッカタワー(Menara Taming Sari)内部
マラッカタワー(Menara Taming Sari)内部

眼下には赤い屋根が並ぶ古い街並みが広がり、遠くには行き交う船とマラッカ海峡。上から見ることで、この街がいかに海と共に歩んできたかがよく分かります。

マレーシア・マラッカのマラッカタワー(Menara Taming Sari)から見た世界遺産の街並みとマラッカ海峡
マラッカタワー(Menara Taming Sari)からの景色

料金はクレジットカード払いで外国人26MYR(979円)でした(2025年10月時点)。地元の人は20MYRと書かれてました。マラッカの観光施設の料金は地元の人価格と外国人価格が別々になってる所があるようです。
営業時間は平日9:00〜22:00、週末・祝日は9:00〜23:00とされています(公式サイト・2026年9月確認)。

マラッカタワー 料金表 外国人RM26 地元の人RM20
現地の人はRM20で外国人はRM26

💡 訪れたのは2025年10月ですが、料金や入国ルールは記事執筆時点(2026年9月)にできるだけ最新の情報を調べ直して載せています。とはいえマラッカの観光施設は外国人料金の改定がときどきあるので、最終的な金額は各施設の公式サイトや現地の料金表でご確認ください。

私は現地でカード払いしましたが、窓口に並ぶのが不安な方は、予約サイトの電子チケットを事前に買っておく方法もあります。ただし夜の時間帯(18時以降)は料金が変わるので、使える時間帯は各商品ページで確認してください。
→ マラッカタワーの電子チケットを見てみる(GetYourGuide)…種類が豊富で、価格も見つけやすい
→ マラッカタワーのチケットを見てみる(Klook)…アプリで管理でき、クーポンが出ることも

異国情緒あふれる夕暮れ時の街歩き

タワーを降りた後は、夕食までの時間、さらに深く街を散策しました。

赤レンガの歴史を辿るオランダ広場

まず足を運んだのは、マラッカ観光の中心地であるオランダ広場(Googleマップで見る)。 鮮やかなサーモンピンク(レンガ色)の建物に囲まれた広場に立つと、一気に異国情緒に引き込まれます。

正面の小高い丘の手前には、マレー語で「歴史ある街 マラッカへようこそ」を意味する「SELAMAT DATANG KE BANDARAYA MELAKA BERSEJARAH」の大きな文字が出迎えてくれました。その横には、青・赤・白の3色に黄色い三日月と星があしらわれたマラッカ州の州旗が堂々と掲げられています。

マラッカ名物のトライショー(人力三輪車)
シナモロールさんらしきキャラクターがいました

広場の前を行き交うのは、マラッカ名物のトライショー(人力三輪車)。 こちらのトライショーは、なんとサンリオの人気キャラクター「シナモロール」らしきぬいぐるみや青い造花でこれでもかとデコレーションされていて、思わず笑みがこぼれてしまいます。ポップスを流しながら走るその姿は、歴史的な街並みとのギャップが凄まじく、見ているだけで元気をもらえます。

賑わいと活気に満ちたジョンカーストリートへ

オランダ広場から川を渡り、少し歩くと見えてくるのが、チャイナタウンのメインストリートであるジョンカーストリート(Jonker Walk)の入り口です(Googleマップで見る)。

通りの一角には「WORLD TOURISM DAY 2025」の文字とともに、きらびやかなゴールドの龍のオブジェがそびえ立つ立派な中華風のゲートが構えられており、遠くからでもひときわ目を引きます。

ジョンカーストリート入り口の中華風ゲートとゴールドの龍のオブジェ
ジョンカーストリート入り口

通りの周辺は、レトロなプラナカン様式の建物が並ぶ一方で、モダンでポップな看板を掲げたショップもたくさんあり新旧のカルチャーが絶妙にミックスされた混沌としたエネルギーを感じます。

マラッカでの夕食は、老舗の名店「Nyonya Makko」で

日が落ちて、いよいよ夕食の時間。マラッカに来たからには絶対に食べたかったのが「ニョニャ料理(プラナカン料理)」です。

ニョニャ料理(プラナカン料理)は、15世紀以降にマラッカへ渡ってきた中国系移民(ババ・ニョニャ)と現地マレー文化が融合して生まれた家庭料理と言われています。中華の技法にマレーのスパイスやココナッツが溶け合った、ここマラッカならではの味です。

訪れたのは、地元でも評判の名店「Nyonya Makko(ニョニャ・マコ)」(Googleマップで見る)。店内はレトロなタイルや木製のアンティーク家具、中国風の装飾が並び、古き良きマラッカの邸宅のような落ち着いた雰囲気です。

Nyonya Makko(ニョニャ・マコ)店内 レトロなアンティーク家具と中国風装飾
Nyonya Makko(ニョニャ・マコ)

注文したのは、アヤム・ポンテ(Ayam Pongteh):鶏肉とジャガイモを「タオチオ(豆醤)」という味噌のような調味料で煮込んだ料理。スパイスの角が取れた、まろやかでコクのある優しい甘みが特徴で、日本人の口にも非常によく合います。ご飯が進んで困るほどでした。

ニョニャ料理 アヤム・ポンテ(Ayam Pongteh)鶏肉とジャガイモの煮込み
アヤム・ポンテ(Ayam Pongteh)

中華とマレーが見事に融合した奥深い味わい。異国情緒たっぷりの空間で、ゆっくりと食事を楽しめる満ち足りたマラッカの夜になりました。

クレジットカード払いで料金は26.1MYR(983円)でした(2025年10月時点)。マラッカではクレジットカードが使える場所が多かったです。
屋台やローカル店では「Touch ’n Go eWallet」などのQRコード決済も広く普及しているようです。
私の場合は少額の現金+カードがあればほぼ困りませんでした。

幻想的な夜のマラッカ・リバークルーズ

夜のマラッカで外せないのが、「マラッカ・リバー・クルーズ」です。

マラッカ・リバークルーズのチケット売り場
マラッカ・リバー・クルーズのチケット売り場

昼間とは一変し、川沿いの建物や遊歩道が色とりどりのライトに照らされ、非常に幻想的な雰囲気に包まれます。約45分のクルーズで、歴史的な橋や美しいウォールアートがライトアップされた景色を眺めるのは、まさに至福のひととき。涼しい夜風が心地よく、歩き疲れた体にも優しい贅沢なクルージングでした。

マラッカ・リバークルーズ 船内の様子
マラッカ・リバー・クルーズ船内

料金は外国人価格38MYR(1,431円)でした(2025年10月時点)。クレジットカードで支払いました。
2026年9月に調べ直したところ、外国人料金は情報源によってRM30〜RM50と差があり、はっきりしませんでした。最新の料金は公式のチケットサイトや現地の窓口で確認してみてください。

料金が情報源によってばらつくので、事前に金額を確定させておきたい方は、予約サイトの電子チケットを見比べておくのもひとつの方法です。
→ マラッカ・リバークルーズの電子チケットを見てみる(GetYourGuide)…種類が豊富で、価格も見つけやすい
→ マラッカ・リバークルーズのチケットを見てみる(Trip.com)…日本円で表示され、ホテルとまとめて管理しやすい

まさかの本日2回目!夜のマラッカタワーへ

リバークルーズを終えた後、あまりにも昼間の景色が素晴らしかったので「これは夜景も見逃せない!」と思い立ち、本日2度目の「マラッカタワー」へ向かいました。

期待通り、地上約80mから見下ろす夜のマラッカは絶景でした。ライトアップされたオランダ広場や、暗闇の中に浮かび上がる街の灯りがキラキラと輝き、昼間とは全く違うロマンチックな表情を見せてくれます。

マラッカタワーから見た夜景 ライトアップされた街並み
夜景撮影はスマホだと少し難しかったですが、実際はかなり綺麗でした

タワーの入り口付近には、マラッカ名物のトライショーが並んでいて、東南アジアの観光地らしいちょっとシュールでどこか愛嬌のある光景に、思わず笑みがこぼれてしまいました。

マラッカタワー前に並ぶカラフルなトライショー
マラッカタワー前

料金は外国人料金で31MYR(1,168円)でした(2025年10月時点)。昼間は26MYRだったので、夜は少し高くなっていました。
2026年9月時点の公式サイトでも、外国人料金は昼(9:00〜17:59)がRM26、サンセット(18:00〜19:59)とナイトビュー(20:00〜23:00)がRM31です(公式チケットページ)。
同じ場所でも昼と夜で料金が変わるので、両方行くつもりなら財布に少し余裕を持たせておくと安心です。

マラッカタワー夜間料金表 外国人RM31
マラッカタワー夜の料金表

一度訪れた場所でも、時間帯を変えるだけで全く別の魅力を発見できるのが旅の醍醐味です。昼のパノラマと夜の夜景、両方の魅力を贅沢に味わい尽くし、大満足でマラッカ初日の夜を締めくくりました。

よくある質問|シンガポール→マラッカのバス移動&マラッカ観光

シンガポールからマラッカのバスはどこから乗る?予約は必要?

私はQueen Street Bus Terminal(クイーン・ストリート・バスターミナル)から乗りました。バス会社や便によって乗り場が違うこともあるようなので、予約時に確認してください。私はBusOnlineTicket.comで事前に予約し、希望の時間と到着地点の便を選べました。

シンガポールからマラッカまでバスで何時間かかる?

私の場合は8:30にシンガポールを出発して、マラッカに着いたのは14:09。国境の審査を含めて約5時間40分でした。朝の便で国境の審査はそれぞれ10〜15分ほどでしたが、混雑する時間帯や週末は、さらに時間がかかることもあるようです。

シンガポールからマラッカのバス料金はいくら?

私が乗った707 Incの便はRM 92.53(カード明細で3,412円)でした(2025年10月)。2026年9月時点では、BusOnlineTicket.comで707 Incのハッテン・ホテル行きがS$30〜で掲載されていました。料金はバス会社や便、時期によって変わるので、BusOnlineTicket.comなどの予約サイトで比べてみてください。

シンガポールからマラッカのバスにスーツケースは預けられる?

私はバックパックだったので座席に持ち込みましたが、大きなスーツケースは車体下のトランクスペースに預けられるタイプのバスが一般的なようです。貴重品は手元に持っておくのがおすすめです。

国境ではスーツケースを持って降りる?

出入国審査では全員が一度バスを降ります。私はバックパックを持って降りました。貴重品や手荷物は持って降りるよう案内されるので、車内に置きっぱなしにしないよう注意しましょう。

国境の審査は自動ゲート?入国カードは必要?

2025年10月の私の利用時は、シンガポール側(ウッドランズ)もマレーシア側(ジョホールバル)も有人の窓口で、パスポートチェックと荷物検査だけで通過できました。紙の入国カードはなく、パスポートと事前登録したMDACだけで入国できました。シンガポール側では現在、MyICAアプリのQRコードを使った手続きも導入されています。

シンガポールドルはマラッカでも使える?

基本的にはマレーシアリンギット(RM)が必要です。私もマラッカ到着後すぐ、ショッピングモール「マコタ・パレード(Mahkota Parade)」内の両替所でシンガポールドルをリンギットに両替しました。

マラッカは現金とカードどちらが便利?

カードが使える場所が多く、屋台やローカル店ではTouch ’n GoなどのQR決済も普及してるようです。ただし小さな売店や一部の入場料で現金が必要な場面もあるので、少額の現金+カードの組み合わせが安心です。
海外での支払いに便利なカードは→海外旅行のクレジットカードはこの2枚でOK|エポスカード×楽天プレミアムカードにまとめています。

シンガポールからマラッカは日帰りできる?何泊がおすすめ?

私は1泊しました。バスだと片道5時間以上かかるので、シンガポールから個人で日帰りするとかなり慌ただしくなると思います。1泊すれば、夜のリバークルーズやライトアップされた街歩きまで余裕を持って楽しめます。
どうしても日帰りしたい場合は、往復の移動と観光がセットになったシンガポール発の日帰りツアーを使うのも手です。
→ シンガポール発マラッカ日帰りツアーを見てみる(Klook)…アプリで管理でき、クーポンが出ることも
→ シンガポール発マラッカ日帰りツアーを見てみる(VeLTRA)…予約画面もカスタマーサポートも日本語で完結
クアラルンプールから日帰りする場合は→ クアラルンプール発マラッカ日帰りツアー(リバークルーズ・ランチ付き)を見てみる(GetYourGuide)

マラッカの何泊・日帰り・費用のまとめは→マラッカ観光ガイド|1泊2日モデルコース・日帰りできる?行き方と費用を実体験で解説
周遊全体のルートは→シンガポール・マレーシア・香港周遊モデルコース|7泊8日の実費9.3万円・順番・国境越えにまとめています。


この記事に出てくる場所一覧

場所ポイントGoogleマップ
Queen Street Bus Terminalシンガポール側の出発地。屋内の待合スペースはほぼなし見る
ウッドランズ・チェックポイントシンガポールの出国審査見る
ジョホールバルCIQ(BSI)マレーシアの入国審査見る
ハッテン・ホテル前(到着地)707 Incの降車地点。マラッカ中心部見る
マコタ・パレード到着地のすぐそばのショッピングモール。両替所あり見る
和記鶏飯團(Hoe Kee)チキンライスボールの有名店見る
マーキュリー ブティック ホテル今回の宿見る
マラッカタワー
(Menara Taming Sari)
回転しながら上がる展望タワー。昼と夜で料金が違う見る
オランダ広場赤い建物が並ぶマラッカ観光の中心見る
ジョンカーストリートチャイナタウンのメインストリート見る
Nyonya Makkoニョニャ料理の老舗見る
マラッカ・リバークルーズ乗り場約45分の夜のクルーズ見る

マレーシア旅行をパッケージツアーで検討している方は、こちらも見比べてみてください。
→ マレーシアのツアーを探してみる(JTB旅物語)
→ マレーシア旅行のツアー・クーポンを見る(日本旅行)
→ 海外旅行を探してみる(楽天トラベル)…楽天ポイントを貯めている人に

次の目的地クアラルンプールの観光情報はこちら→クアラルンプール観光完全ガイド|2泊3日モデルコース・何泊必要か・おすすめスポットを実体験で解説

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→海外旅行の通信手段5つを比較|格安SIMユーザーが損しない選び方
→入国カードの書き方まとめ|英語の意味と記入例を、英語が苦手な私が解説

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