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【エジプト旅行⑨】カイロ空港到着後の流れ|入国審査・SIM・ATM・海外キャッシング

カイロ空港ターミナル2 エジプト旅行
カイロ空港ターミナル2

※この記事は連載「不安だらけのエジプトひとり旅」の第9話です。
初めての方はエジプトひとり旅15日間の全記録から読むと流れがわかりやすいです。

←前の記事:【エジプト旅行⑧】ドバイ→カイロ便と入国手続き|e-Visa・アライバルビザ・QRビザを解説

📋 カイロ空港到着後のポイントまとめ

  • e-Visaを取得済みなら、到着後は基本的にそのまま入国審査へ(私の場合は10〜15分ほどで通過)
  • 流れは「入国審査 → 荷物受け取り → 税関 → 到着ロビー → SIM・ATM」
  • ahamoはエジプトも海外データ通信の対象エリア。15日以内の旅行なら現地SIMなしでも過ごせました
  • 現金は海外キャッシングという方法もあり。ATMでは現地通貨(EGP)を選択
  • 私は2,000EGPを引き出し、後日のカード明細では6,264円の請求でした(2024年11月)

前回の記事でお話しした通り、事前にe-Visaを取得していたので、カイロ空港に到着後はそのままイミグレーション(入国審査)へ向かいます。この記事では入国・SIM・両替の3つをまとめてお届けします。

なお、この記事は2024年11月の実体験がベースですが、料金や制度まわりは記事執筆時点(2026年8月)で公式サイトを調べ直して、変わっている部分は追記しています。

e-Visaでスムーズに入国審査を通過

エジプト・カイロ空港ターミナル2の入国審査へ向かう通路
イミグレーション(入国審査)へ向かいます

入国審査ではパスポートとe-Visaを提示し、スムーズに問題なく通過できました。

ひとつだけ強くおすすめしたいのが、e-Visaを紙に印刷して持っていくこと。エジプト政府のe-Visa公式サイトでも、入国時の必要書類として「e-Visa printout(e-Visaの印刷物)」が案内されています。私に届いたメールにも「入国時に電子ビザのプリントアウトを提示する必要があることにご注意ください」と書かれていました。

スマホにPDFを保存しておくのはもちろんですが、それとは別に紙で1部。日本出発時の航空会社チェックインカウンターでも紙の提示を求められるケースがあるようなので、出発前に印刷しておくと安心です。

入国審査は列に並んだ時間を含めても10〜15分ほどでした。ただしこれは早朝着の便だったことも大きいと思います。推測ですが、長距離便が集中する時間帯や繁忙期は、もっと時間がかかることもありそうです。

📱 【2026年の変更点】ビザと入国カードのルールが変わりました
私が入国した2024年11月以降、エジプトの入国制度は大きく動いています。これから行く方は以下を押さえておいてください。
ビザ料金が値上げ:e-Visaはシングル30ドル・マルチプル65ドル、紙のアライバルビザは30ドル(いずれも2026年8月現在)
カイロ空港でQRコードのデジタル到着ビザが登場:2026年8月1日開始・総額36ドルでカード決済可。2026年8月時点ではカイロ国際空港のみの試験運用で、他空港へは今後段階的に拡大予定とされています
紙の入国カード・出国カードのデジタル化:2026年1月に政府が全空港でのデジタル化方針を発表。さらに2026年4月11日からは、カイロ国際空港の全ターミナルでエジプト国籍の乗客について紙のカードが廃止されました(外国人旅行者への適用がどこまで進んでいるかは、私には確認できていません)
⚠️ 「e-Visa」と「デジタル到着ビザ」は別の制度です。e-Visaは渡航前にオンラインで申請・取得するビザ、デジタル到着ビザは2026年8月からカイロ空港で始まったアライバルビザ(到着ビザ)の新方式です。
💡 あわせて、パスポートの残存有効期間は入国時点で6か月以上必要です。またe-Visaは公式サイトでも渡航の少なくとも7日前までの申請が推奨されています。
詳しい内容と選び方は【エジプト旅行⑧】ドバイ→カイロ便と入国手続き|e-Visa・アライバルビザ・QRビザを解説にまとめています。入国カードの英語そのものに不安がある方は入国カードの書き方まとめ|英語の意味と記入例を、英語が苦手な私が解説もどうぞ。

カイロ空港ターミナル2(T2)の様子

私が利用したエミレーツ便はターミナル2(T2)に到着しました。利用ターミナルは便や時期によって変更される場合があるため、出発前に航空会社の案内を確認してください。

入国審査を抜けたあとは、荷物受け取り → 税関 → 到着ロビーという流れ。私が利用したときは、到着後のエリアでSIMカウンターとATMの両方を確認できました。SIMを準備してない方は空港の外に出る前に必要なものはひととおりそえることができそうです。

📍Googleマップで見る(カイロ国際空港 ターミナル2)

エジプト・カイロ空港ターミナル2の正面
カイロ空港ターミナル2正面

エジプトでSIMは必要?ahamoの海外利用レビュー

海外に到着したら、まず必要なのは「通信手段(SIM)」と「現地通貨」。私は普段からahamo(アハモ)を使用しているのですが、エジプトもahamoの海外データ通信の対象エリアなので、到着した瞬間にスマホがそのまま使えました。日本で使っているスマホが、データローミングをONにするだけでそのまま海外でも使えるのはかなり便利でした。

項目内容(2026年8月時点)
対応国・地域数海外91の国・地域(日本人渡航先の約98%をカバー)。エジプトも対象
追加料金なし(月額プラン内で利用可)
利用可能データ量国内利用と海外利用を合わせて月30GBまで
事前申込不要。「データローミング」をONにするだけ
通話・SMS海外での音声通話・SMSは別途料金(データ通信のみ追加料金なし)
速度制限海外での利用開始から15日経過後、最大128kbps

飛行機が着陸し、機内モードを解除 → ローミングをON。それだけで即ネット接続。空港のSIMカウンターに並ぶ必要がないのは、大きなメリットです。

※対応国・地域の数は変更されることがあります。また、アフリカや中東には未対応の国もあるため、エジプト以外の国と組み合わせて旅する方は、出発前にahamo公式の対応エリア一覧で必ず確認してください。

⚠️ ahamoの15日制限に注意
海外で最初にデータ通信を利用した日を起算日として、15日経過後(日本時間0:00以降)に通信速度が最大128kbpsに制限されます。
・追加料金を払っても解除不可
・日本に帰国してデータ通信するまで解除されない
・海外にいる間は月をまたいでもリセットされない

今回の私の旅程は15日以内だったため問題ありませんでした。15日を超える長期滞在や通話・SMSを頻繁に使う方には不向きなので、現地SIMやeSIMの併用を検討してみてください。

「15日を超えそうだけど、SIMカードの差し替えは不安……」という方には、eSIMという選択肢もあります。物理SIMを抜き差しせずスマホの設定だけで追加でき、日本の番号(=SMS受信)はahamoのまま残せるので、カード会社の本人認証を受け取りつつデータ通信だけ切り替えるという使い方ができます。

Airalo(エアロ)でエジプトのeSIMを見る|アプリで完結するので、現地の店舗に並ばなくて済みます。長期滞在の保険として持っておくと安心です。

エジプト・カイロ空港ターミナル2のSIMカードカウンター
右側にボーダフォン見えます。SIMカードが必要な場合は空港内で調達できます

海外での通信手段の選び方については海外旅行の通信手段5つを比較|格安SIMユーザーが損しない選び方でまとめています。ahamoとeSIMや現地SIMの比較も載っているので、渡航前に参考にしてみてください。

両替はエポスカードで「海外キャッシング」

現地通貨(エジプトポンド)を入手するために私が選んだのは、クレジットカードの「海外キャッシング」です。理由は、両替所を探さなくてもATMで現地通貨を調達できて、必要な分だけ引き出せるから。実際、明細が反映されてすぐに繰り上げ返済したことで、利息はごくわずかで済みました。

エポスカードを選んだ理由

今回使用したのはエポスカード海外にいながらスマホの「エポスNet」だけで繰り上げ返済ができるためです。「帰国しないと返済できない」と書かれている情報も見かけますが、私は現地にいる間に返済できました。

  1. 現地ATMでキャッシングする
  2. エポスNetアプリに利用明細が反映され次第、すぐに返済(最速で翌日、通常は数日で反映されます)。スマホからネットバンキング経由でいつでも繰り上げ返済できます

明細が反映されてすぐに返済すれば、利息は最小限で済みます!ポイントは「帰国後まで待たない」こと。旅の途中でスマホをちょっと触るだけなので、忘れないうちにやってしまうのがおすすめです。

エジプトのATMでクレジットカードは使える?

結論から言うと、VISAブランドのエポスカードでまったく問題なく利用できました。エジプトの主要なATM(CIB銀行、Banque Misr、QNB Al Ahliなど)はVISAとMastercardの両方に対応しているところが多いとされています。

ただし、地方都市や小さな町ではATM自体が限られていたり、稀に片方のブランドしか受け付けない機械もあるようです。ちなみに私は今回、メインカードもサブカードも両方VISAで、結果的に問題なく使えました。

💳 カードは「メイン1枚+予備1枚」の2枚体制がおすすめ
できればVISAとMastercardなど、国際ブランドを分けて2枚持っていくと、片方のカードやATMに問題があったときのリスクを減らせます。
実際、私はこの旅の帰り道でメインカードが不正検知でロックされるトラブルに遭いました……。予備があるだけで精神的な余裕がまったく違います。
私が使っているクレカ2枚の組み合わせと使い分けは海外旅行のクレジットカードはこの2枚でOK|エポスカード×楽天プレミアムカード実体験レビューで詳しく紹介しています。

⚠️ 海外ATM利用時の最重要ポイント:通貨選択

ATMの画面で「現地通貨(EGP)」か「日本円(JPY)」のどちらで換算するかを聞かれる場合があります。ここは「現地通貨(EGP)」を選んでください。

「JPY(日本円)」を選ぶと、ATM側が設定した為替レートで換算されるため、割高になる可能性があります(DCC:動的通貨換算と呼ばれる仕組みです)。エポスカードの公式サイトでも、日本円を選択した場合は海外ATM側で割高な為替レートに換算されている可能性がある、と注意が促されています。私は基本的に現地通貨を選ぶようにしています。

ATMによっては「WITH CONVERSION(換算あり)」「WITHOUT CONVERSION(換算なし)」という表記で出てくることもあります。この場合は「WITHOUT CONVERSION」=換算なしを選べばOKです。親切そうに「日本円でいくらになります」と表示されるほうが不利、というのが直感に反するので、ここだけは覚えておいてください。

海外キャッシングATM操作手順(一般的な流れ)

ほとんどのATMは英語表示に切り替え可能です。

  1. カードを挿入
  2. 暗証番号(PINコード)を入力
  3. 取引の種類を選択:「WITHDRAWAL(引き出し)」を選択
  4. 口座の種類を選択:「CREDIT」などクレジットカードのキャッシングに該当する項目を選択(表示はATMによって異なり、Cash advance等になっていることもあります)
  5. 通貨の種類を選択:「EGP(エジプトポンド)」を選択
  6. 金額を入力
  7. 手数料の確認:現地ATM側の手数料が表示される場合があります。金額を確認してから「YES」または「ACCEPT」
  8. 現金・カード・明細を受け取る

⚠️ 現金を受け取ったら、その場を離れる前にカードの回収を
ATMによって、カードを先に返却するタイプと、現金の後に返却するタイプがあります。現金を受け取った安心感でそのまま歩き出してしまうと、カードを置き忘れることに。
「現金」「カード」「明細」の3つが手元にそろったことを確認してから離れる、と決めておくと安全です。
もうひとつ、出発前にやっておきたいのがキャッシング用の暗証番号(PIN)の確認。普段のショッピング利用では使わないので、意外と忘れがちです。私も出発前に一度確認しました。

かかるコストの目安(3日後に全額返済した場合)

費用の種類1万円引き出した場合5万円引き出した場合
利息(実質年率18.0%・3日分を単純計算した目安)約15円約74円
エポスATM手数料110円(税込)220円(税込)
現地ATM手数料ATMによって異なる(画面に表示される場合は確認してから確定を)
目安合計(現地ATM手数料を除く)約125円約294円

※利息は「元金×18.0%×日数÷365」で単純計算した目安です。実際の請求額は為替や返済タイミングによって変動します。
※エポスATM手数料:1万円以下110円(税込)、1万円超220円(税込)。利息は実質年率18.0%(いずれもエポスカード公式・2026年8月時点で確認)。最新情報はエポスカード公式サイトをご確認ください。

表を見てもらうとわかる通り、ATM手数料は引き出す「回数」でかかるので、こまめに少額を下ろすより、ある程度まとめて引き出すほうが得です。ただし多額の現金を持ち歩くのは防犯上おすすめしないので、そこはバランスを取ってください。到着直後はタクシー・飲食・チップなどに備えて必要最低限を確保し、足りなければ市内で追加する、という進め方でも十分だと思います。

💡 「明細の金額が計算と合わない」のはこれが理由です
エポスカード公式によると、Visaの海外キャッシングに適用されるのはVisa決済センターに利用データが到着した時点で、Visaワールドワイドが指定する換算レートで、カードを使った日のレートではありません。
なので「引き出した日のレートで計算したのに、請求額が微妙に違う」ということが起こり得ます。数日のズレなので大きな差にはなりにくいですが、家計簿をきっちりつけたい方は頭の片隅に置いておくと混乱しません(私は最初「あれ?」となりました😒)。

ATMの操作手順や繰り上げ返済のタイミングをもっと詳しく知りたい方は、エポスカード海外キャッシング完全ガイド|ATMの使い方・現地通貨の選び方・繰り上げ返済まで解説で手順を画面キャプチャつきでまとめているので、渡航前にチェックしておくと安心です。

私が実際にキャッシングした金額と手数料

到着ゲートを出てすぐのエリア、左側に少し歩いた場所にATMがあります。私はそこで2,000 EGP(エジプトポンド)を引き出しました。最初の引き出しとして2,000EGPはちょうどよい金額でした。

2024年11月に実際に2,000EGPをキャッシングした際、後日のカード明細では手数料込みで6,264円の請求でした。

💱 今のレートだといくら?(2026年8月時点)
私の6,264円という請求額は、1EGP=約3.13円という計算になります。参考までに、2026年8月時点のEGP/円レートも1EGP=約3.1〜3.2円と、ほぼ同水準でした。
ただし油断は禁物です。2026年に入ってからも、1月中旬には1EGP=約3.38円まで上昇した一方、3月末から4月上旬には約2.90円まで下落しています(いずれも年内の最高・最安水準で、月の平均値ではありません)。
この記事の金額はあくまで「2024年11月時点の実例」として見ていただき、予算は渡航直前のレートで組み直してください。

これでエジプトの町に繰り出す準備は万全です!現地通貨も手に入れ、いよいよカイロの街へ。空港を一歩出た瞬間、そこには想像以上の”エジプトのリアル”が待っていました。

エジプト・カイロ国際空港の外に出たところ
いよいよエジプトの地に足を踏み入れました

カイロ空港到着後の流れ|やることチェックリスト

初めてのカイロ到着で「何から手をつければいいのか」と迷わないよう、順番にまとめておきます。

順番やることポイント
入国審査e-Visaは印刷した紙で提示するのが確実(公式でも印刷物が案内されています)。私は10〜15分ほどで通過
荷物受け取り慌てず自分の便のレーンを確認
税関を通過して到着ロビーへここから先がSIM・ATMのエリア
通信の確保ahamoならローミングONだけ。現地SIMは到着ロビーのカウンターで購入可能
現地通貨の入手私が使ったATMは到着ゲートを出て左手方向にありました。
市内への移動手段次回の記事で詳しく(客引きも多いので事前に決めておくと安心)

※本記事の料金・手数料等の情報は、記事執筆時点(2026年8月)に各公式サイトで確認できる最新情報をもとに記載しています。為替レートやビザ制度は変動が大きいため、渡航前の再確認をおすすめします。また、これは公式ガイドではなく、私の実体験と調べ直した情報にもとづく「私なりのまとめ」です。

今回訪れた場所

場所メモGoogleマップ
カイロ国際空港 ターミナル2(T2)入国審査・SIM・ATM(海外キャッシング)はすべてこの中で済ませました地図で見る

あわせて読みたい:エジプト旅行の準備記事

カイロに着いてからのリアルだけでなく、出発前に知っておきたい情報も以下にまとめています。出発前にざっと目を通しておくと、現地での迷いがぐっと減ります。

次回は、カイロ空港から市内への移動と、初めて見たカイロの街の印象をお届けします。カイロの観光情報はカイロ観光まとめ|2日・3日モデルコースとおすすめスポット完全ガイドも参考にしてみてください。

空港からそのまま観光に向かいたい方は、現地ツアーを事前に押さえておくと当日の段取りが楽になります。
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予約サイトの選び方は海外旅行の現地ツアー予約サイトおすすめ比較にまとめています。

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