「日本からこれを持ってくるべきだった」と骨身に染みて後悔したアイテムたちがいます。
2024年11月、15日間の旅のうちエジプト国内に10日間滞在したひとり旅。持って行って正解だったもの・持って行けばよかったもの・人によっては必要なものを、体験談つきでまとめます。「完全版リスト」というより参考として読んでもらえると嬉しいです。
エジプトは乾燥した気候で、日差し・砂埃・昼夜の寒暖差が日本よりかなり強めです。だから持ち物も、日本国内の旅行とは少し変わってきます。
この記事はエジプト15日間ひとり旅(2024年11月・エジプト国内10日間滞在)の実体験をもとに書いています。11月の体験がベースなので、季節によって優先度は変わります。夏季(5〜9月)は日中の気温が非常に高くなるため暑さ対策の重要度がさらに上がり、冬季の1〜2月は最低気温が5度以下になることもあるとされているので、朝晩の羽織ものが必要になります。旅のスタイルによっても必要なものは変わるため、参考程度にご覧ください。
この記事は「エジプトだから必要になるもの」に絞っています。
モバイルバッテリーやネックピローのような、どの国でも使う定番アイテムの選び方は別記事にまとめました。両方あわせて読むと、荷物が一通り揃うようになっています。
→ 海外旅行の持ち物ガイド|実体験で厳選した必須アイテムと不要だったもの
砂・日差し・乾燥に効いたもの
エジプト観光で一日中つきまとうのが、この3つです。ここを軽く見ていると、旅の後半で確実に体にきます。
フェイスカバー(私にはマスクより使いやすかった)
砂埃がひどい場所ではフェイスカバーを使用しました。マスクも持って行きましたが、エジプトではマスクをしている人が全然おらず、つけると不自然でかなり目立ってしまうため結局使いませんでした。フェイスカバーなら砂埃対策と日焼け対策を兼ねられて、マスクより快適でした。
首まで覆えるネックガードタイプだと、日焼けしやすい首の後ろも一緒に守れます。砂埃が気になる方は、出発前に用意しておくと安心だと思います。
目薬
砂埃が舞う環境では、目がゴロゴロしたり乾いたりしがちです。私はもともと普段から目薬を持ち歩いているのですが、エジプトでも砂っぽい日に何度も助けられました。1本あるだけでかなり快適度が変わります。特にコンタクトレンズを使っている方や、目の乾燥が気になる方は、忘れずにバッグに入れておくことをおすすめします。
コンタクトの方は、砂が入ったときに一度外して洗う場面も想定して、予備のレンズと保存液も多めに持って行くと安心だと思います。
帽子(木陰がゼロの場所を何時間も歩きます)
11月でも日差しはかなり強かったです。帽子なしだと結構きついと思います。ギザのピラミッドエリアや王家の谷やアブシンベル神殿など、木陰がほぼない場所を何時間も歩くことになるので、帽子は必需品です。つばが広めのものを選ぶと後頭部や首まで守れてさらに快適です。
私はコンパクトに畳める帽子を持って行きました。
ひとつ付け加えると、遺跡エリアは風が強い日もあるので、あご紐が付いているタイプか、深めにかぶれるものの方が安心です。
日焼け止め(クリーム+スプレーの併用がベスト)
クリームタイプは部屋を出る前にしっかり塗り、出先での塗り直しにはサッと吹きかけられるスプレータイプを使いました。この使い分けが正解でした。ピラミッドや王家の谷では数時間ほぼ日陰がなく、汗で日焼け止めも落ちやすいので、サッと塗り直せるスプレーがかなり役立ちました。砂漠での観光が多いエジプトでは、スプレータイプを1本持っておくと便利です。
日傘(使える場所と使えない場所がはっきり分かれます)
私は折りたたみの晴雨兼用の傘を持って行きました。人が多い観光地やピラミッド周辺・街中では危ないので使いませんでしたが、アブシンベル神殿や王家の谷など目的地に向かう途中の広い場所では大活躍。特にアブシンベル神殿の敷地内はかなり暑く、日傘があって本当に助かりました。
使い分けの目安
人が密集する場所(バザール・ピラミッド前の広場・街中)では周りに当たるので畳む。入口から神殿まで距離がある広い敷地では開く。この切り替えができると、荷物になるどころか一番ありがたい装備になります。
汗拭きシート
砂漠の乾燥した空気の中でも、歩き回っているとじわじわと汗をかきます。シャワーがなかなか浴びられない移動日や、遺跡をはしごする日には汗拭きシートがかなり役立ちました。ボディ用の大判タイプがおすすめです。
ルクソール〜アスワンのように陸路の移動が入る日は、宿に着くまでシャワーを浴びられない時間が長くなりがちです。移動日の分だけでも持って行くと安心だと思います。
動きやすい靴(ピラミッド内部は本当に急です)
遺跡の中は石畳・砂・急な段差の連続です。ピラミッド内部の通路は急勾配の階段が続き、グリップが効かない靴だとかなり怖い思いをします。遺跡内は滑りやすい場所や急な段差も多いため、個人的にはサンダルよりグリップの効くスニーカーの方が安心でした。ピラミッド内部に実際に入った様子はギザのピラミッド観光完全ガイドでも詳しく書いています。
もうひとつ、砂漠エリアを歩くと靴の中に細かい砂が入ります。メッシュが粗い靴より、目の詰まった素材の方がストレスが少ないと思います。
エジプトの「お金」で一番困るのは小額紙幣です
ここがエジプト旅行の持ち物で、いちばん日本と勝手が違うところです。金額の大小ではなく、「小さいお金を切らさないこと」が旅の快適さを左右します。
チップ用の小額紙幣は「常に切らさない」が正解
エジプトはチップ文化が根付いており、ありとあらゆる場面で小銭が必要になります。トイレの使用・荷物を運んでもらった時・写真を撮ってもらった時など、5〜20EGP(約15〜60円)程度の小額紙幣をすぐ出せる状態にしておくことが大切です。また、高額紙幣しかないとお釣りが返ってこないこともあるため、小額紙幣を意識的に手元に確保しておくと安心です。チップ専用の小銭入れがあると便利かもしれません。私は後ろポケットをチップ専用にして対応していました。
小額紙幣を確保する現実的な方法
- ATMでは高額紙幣で出てくることが多いので、売店やカフェでの買い物のたびに意識して崩しておく
- お釣りで戻ってきた小額紙幣は財布に混ぜず、別のポケットや小袋に「チップ用」として分けておく
- 朝、宿を出る前に「今日のチップ用」を数枚ポケットに移しておくと、その都度財布を出さずに済む
財布を人前で開かなくて済むという意味でも、この分け方はおすすめです。
米ドル現金(両替用に。ただし札の状態に注意)
一部の観光地・ツアー・ホテルでは米ドルが使える場面もありますが、基本はエジプトポンド(EGP)です。現地でのドル→ポンド両替にも使えますし、米ドルを受け取ってくれる場面もありますが、日常のチップはエジプトポンドの方が使いやすいです。クレジットカードが使えない場面もあるので、ある程度の現金は持っておくと安心です。なお私はアブダビで楽天プレミアムカードが突然止まるというトラブルを経験しているので、カードだけに頼るのは危険です……。
ちなみに、ドルを現地でポンドに両替する場合、破れていたり汚れていたりする札や、旧デザインの古い札は受け取りを断られることもあるようなので、出発前に銀行などで綺麗な札を用意しておくと安心です。
また、通貨の持ち込み・持ち出しにもルールがあります。外貨(米ドル・日本円など)は10,000米ドル相当額以上を持ち込む場合に申告が必要とされ、現地通貨のエジプトポンドは持ち込み・持ち出しとも5,000EGP(約1万5,000円)までとされています(外務省 海外安全ホームページ・2026年10月確認)。旅の終盤でポンドが余りそうなときは、出国前に使い切るか、空港で両替しておくのが無難です。
ATMでの1回あたりの引き出し上限も設定されていることが多いようですが、金額は銀行や機械によって差があるため、断定はできません。まとまった額が必要な場合は複数回に分けることも想定しておいてください。
現地通貨はエポスカードのキャッシングで調達しました
両替所に並ばずに済み、レートも悪くなかったのがATMキャッシングでした。エポスNet(Web版)に反映され次第(最速翌日〜数日)すぐに繰り上げ返済すれば、利息も最小限に抑えられます。ATM側の利用手数料が現地の金融機関によってかかる場合があるので、その点だけ念頭に置いておいてください。
私が使っているエポスカードは年会費無料で海外旅行保険付き。ただし利用付帯なので、空港までの電車かバス代をエポスで払うのだけ忘れずに。
ATMでの具体的な操作手順や、繰り上げ返済のタイミングについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
→ エポスカード海外キャッシング完全ガイド|やり方・手数料・繰り上げ返済を画像で解説【利息20円の実例】
カードは必ず2枚以上(アブダビで実際に止まりました)
海外ではカード1枚だけに頼るのは危険です。アブダビ滞在中、当時メインで使ってた楽天プレミアムカードが突然使えなくなるトラブルに見舞われました。海外では不正利用検知システムにより、本人の利用であっても予期せず停止されることがあります。メインとは発行会社が違うカード(できればVisaとMastercardのようにブランドも違うもの)を、予備として必ず1枚は持っておくことを強くおすすめします。
私はプライオリティ・パスが申し込める楽天プレミアムカードを利用してます。空港ラウンジが利用できます。今回の旅ではスワンナプーム空港・ドバイ空港・カイロ空港・アブダビ空港・ドンムアン空港の5か所で使いました。トランジットが多いエジプト路線ではかなり効きます。
なお、私が旅した当時は無制限でしたが、現在は無料利用回数などの条件が変わっています。カード選びの詳細はこちらにまとめました。
→ エポスカードと楽天プレミアムカードを比較|海外旅行で2枚持ちしている理由【保険・ラウンジ・キャッシング】
カードも含めて、15日間で実際いくらかかったのかは費用まとめで全公開しています。
→ 【エジプト旅行費用まとめ】15日間ひとり旅の総額30万円のリアルな内訳を全公開
水・トイレ・衛生:入場前にやっておくこと
水(現地調達でOK、ただし遺跡に入る前に買う)
エジプトでは旅行者は水道水を直接飲まず、ミネラルウォーターを利用するのが安心です。厚生労働省検疫所の情報でも、エジプトの水道管は老朽化や接続部の不良により、各戸に給水される途中で病原菌等が混入する可能性があるとされ、飲用には煮沸か市販のミネラルウォーターが推奨されています。あわせて、硬水のため日本人は一過性の下痢を起こすことがあるとも指摘されています。「歯磨きの水をどうするか」で迷う方もいると思いますが、気になる方はここもミネラルウォーターにしておくと安心です。
ミネラルウォーターは露店などで安く買えるので、日本から持って行く必要はありません。ただし遺跡エリアでは売店が少なく値段も高めなので、入場前に買っておくのがコツです。ピラミッドエリアや王家の谷の売店は観光地価格で割高になることがあります。入場前に必要な分だけ買っておくのがおすすめです。ホテルによっては毎日無料のペットボトルがもらえることもありますが、観光用には別途買い足しておくのがおすすめです。観光中は常に手元にある状態にしておくことが大切です。
ポケットティッシュ(有料トイレでも紙がないことがあります)
観光地やローカルなトイレでは紙がないことも多いため、ポケットティッシュは常に持っておくと安心です。かさばらないので複数枚まとめてバッグに入れておくことをおすすめします。エジプトの観光地のトイレは有料のことが多く、私が旅した2024年11月時点ではチップとして5EGP前後(約15円)を求められる場面が多かったです。そのうえ紙が備え付けられていない場所も少なくありません。「お金を払ったのに紙がない」という事態を避けるためにも、ティッシュは多めに持っておくと安心です。
なお、現在は有料トイレの相場が10〜20EGP(約30〜60円)程度とする情報もあります。物価が動きやすい国なので、チップ用の小額紙幣は少し余裕を持って用意しておくと安心だと思います。
ウェットティッシュ・除菌シート
海外ではトイレが少なく、手洗い環境が整っていない場所も多いです。食事前や遺跡見学後にさっと手を拭けるウェットティッシュは、何かと出番が多い一品でした。除菌効果のあるタイプを選んでおくと衛生面でも安心です。
虫よけスプレー
蚊などの虫刺され対策です。砂漠のイメージが強いエジプトですが、川沿いのエリアは意外と湿気があり虫もいます。私は小型の虫よけスプレーを1本持って行きました。気になる方は1本入れておくと安心です。朝使って夜まで1日しっかりガードする、持続効果が長いものをおすすめします。
コインランドリーをあてにしない洗濯装備
これはエジプト旅行でいちばん「持って行ってよかった」と実感したジャンルかもしれません。バンコクやクアラルンプールならランドリー店やコインランドリーがありますが、エジプトでは事情がまったく違いました。
携帯洗濯グッズ(洗濯袋・小分け洗剤)
私が滞在した範囲ではコインランドリーを見かけず、部屋での手洗いが基本になりました。そこで活躍したのが携帯用の洗濯袋と小分け洗剤です。洗濯袋に衣類と水と洗剤を入れて振るだけで簡単に洗濯でき、あとはバスタオルに挟んで水気を取りクーラーをかけた部屋で乾かせばOK。長期滞在には特におすすめです。
推測ですが、エジプトの乾燥した気候は洗濯物を乾かすうえでは有利に働くはずです。手洗いで回せる前提なら着替えの枚数を減らせるので、荷物を軽くしたい方ほどこの装備は効果が大きいと思います。
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速乾タオル(脱水係としても使える)
手洗いした洗濯物をタオルで挟んで脱水すると、乾きが劇的に早くなります。マイクロファイバー素材のものは吸水性が高く、コンパクトに畳めるので荷物になりません。洗濯グッズと合わせて持っておくと、部屋干しの効率が大幅に上がります。
電源・通信:エジプトはCタイプ、そして15日の壁
コンセント変換プラグ(CタイプとFタイプ)
エジプトのコンセントはCタイプ(丸ピン2本)が主流ですが、ホテルによってはFタイプもあります。マルチ変換プラグがあれば両方に対応できるので安心です。日本のプラグはそのままでは使えないため、変換プラグは必須アイテムです。
私はカシムラの「サスケ4」を持って行きました。これ一つあればCタイプにもFタイプにも組み替えて対応できるので、非常に安心感がありました。
「日本の家電、エジプトで壊れない?」と不安な方へ。エジプトの電圧は220V・周波数50Hzで、日本(100V)とは異なります。とはいえ、スマホ・パソコン・カメラの充電器の多くは「100〜240V」対応なので、変圧器なしでそのまま使えます(充電器やプラグ裏の「INPUT 100-240V」という表記を確認してみてください)。注意したいのは日本専用のヘアドライヤーやヘアアイロンで、これらは変圧器が必要になるか、最初から海外対応(240V対応)のものを持って行くのが安心です。
プラグそのものの選び方(マルチタイプを選ぶ理由など)は、汎用の持ち物記事にまとめています。
→ 海外旅行の持ち物ガイド|実体験で厳選した必須アイテムと不要だったもの
通信手段(15日を超える旅なら要注意)
私は日本にいる時から普段からahamoを使用してるので、ローミングをオンにするだけでそのまま海外利用できました。バンコク・アブダビ・ドバイ・エジプトの各都市すべてでahamoが問題なく使えたのは心強かったです。国内利用分と合算で月30GBまで追加料金なしで使えるので、ナビ・翻訳・配車アプリをフル活用しても安心です。
⚠️ エジプト旅行者が引っかかりやすい「15日ルール」
ahamoの海外ローミングは、海外で最初にデータ通信をした日から15日を超えると速度が最大128kbpsに制限され、帰国するまで解除されません。エジプトはトランジット含めて2週間前後の日程になりやすく、まさにこのライン上です。私のように15日間の旅程を組む方は、eSIMの併用を前提に考えておいてください。
仕組みの詳細は海外旅行の持ち物ガイドで解説しています。
※記事執筆時点(2026年10月)の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。
そこで、長期滞在の方や容量が心配な方は、eSIMやレンタルWi-Fiを併用すると安心です。スマホひとつで完結させたいならeSIM、複数の端末で使いたい・動画もしっかり見たいならレンタルWi-Fiが定番。配車アプリ・地図・翻訳はよく使うので、通信手段は旅の命綱になります。
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どれが自分に合うかは別記事で詳しく比較しているので、こちらも参考にどうぞ。
→ 海外旅行の通信手段5つを比較|格安SIMユーザーが損しない選び方
ちなみに、どんなアプリでスマホを使用したのかは別記事にまとめています。
→ エジプト旅行で使ってよかったアプリまとめ|15日間ひとり旅の実体験で解説
地球の歩き方 エジプト(電子版がおすすめ)
私は「地球の歩き方 エジプト」の電子版を持って行きました。出発前のルート作成やスケジュールの検討はもちろん、現地に到着してからも遺跡の詳しい解説を読み返したりと、旅の全行程で何度も開くことになりました。移動中や観光の合間にスマホひとつでサッと確認でき、荷物を少しでも軽くできる電子版が圧倒的におすすめです。もちろん、実際に本をめくる感覚や書き込みを重視したい方は、紙版を選んでも良いと思います。
服装で気をつけたいこと(女性のひとり旅は特に)
エジプトはイスラム教徒が多い国で、外務省の海外安全ホームページでも、過度に肌を露出した服装での外出は避けるよう呼びかけられています。観光地では旅行者の服装に比較的寛容な場面もありますが、街中やローカルなエリアでは、肌の露出が少ない方が余計な注目を集めにくいとされています。特に女性のひとり旅では、服装を少し意識しておくと安心です。
- 肩と膝が隠れる服:タンクトップやショートパンツは避け、Tシャツ+ロングスカートやゆったりしたパンツが無難です
- 薄手の長袖:露出対策だけでなく、強い日差しや砂埃から肌を守るのにも役立ちます。乾燥しているので、薄手なら長袖でも意外と過ごせます
- 髪を覆えるストール:モスクに入るときは、女性は髪を覆うよう求められることが多いとされています。日よけ・砂埃よけにも使えるので1枚あると便利です(詳しくは後述の「薄手のストール・スカーフ」で)
季節ごとの気温や服装の目安は、基本情報の記事でまとめています。
→ エジプト旅行の基本情報まとめ|気候・服装・ビザ・通貨・注意点を徹底解説
持って行けばよかったもの
のど飴
砂漠の乾燥した空気と細かな砂埃で、旅の終盤には喉と肺に明らかな違和感が出てきました。帰りのドバイ、バンコクではコンコンと乾いた咳が止まらなくなり、現地の薬局でスプレー薬を買う羽目に。のど飴は持って行けばよかったと後悔しました。荷物にもならないので、ぜひバッグに忍ばせておいてください。
あわせて、フェイスカバーで口元を覆う・こまめに水を飲むといった対策も効きます。喉をやられると旅の後半がまるごとしんどくなるので、軽視しないほうがいいです。
整腸剤(長距離移動のお守りに下痢止めも)
旅の最後、バンコクで消化器官が完全にストライキを起こしました。エジプトで路上売りの果物などを食べたことが積み重なった結果かもしれません。整腸剤を持っていれば多少は違ったかもしれません。海外旅行には常備薬として必ず入れておくことをおすすめします。
私は基本的に「下痢止め」ではなく「整腸剤」派です(その理由は海外旅行の持ち物ガイドで詳しく書きました)。ただしエジプトは、アスワン〜アブシンベルのように片道数時間の陸路移動が発生する旅程になりがちです。途中で気軽にトイレに寄れない移動が入りうることを考えると、お守りとして下痢止めも1箱持っておくと安心感が違います。
ただし、下痢の原因によって適した薬は変わります。発熱や血便を伴う場合、水分が取れないほど症状が強い場合は、市販薬で粘らずに医療機関を受診してください。エジプトでは日本語や英語が通じる医療機関の情報を、加入している旅行保険の窓口から案内してもらえることもあります。出発前に連絡先を控えておくと安心です。
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人によっては必要なもの
私自身は使わなかったものの、旅のスタイルや体質によっては持っておいた方がいいと感じたものをまとめます。
リップクリーム
砂漠の空気はとにかく乾燥します。私は持って行かなかったのですが、唇が荒れやすい方は持って行った方が安心だと思います。荷物にもならないので、心配な方はバッグに忍ばせておくと良いでしょう。
サングラス
砂漠の強烈な日差しと砂埃から目を守るのに有効です。実際に使っている人も多く、目が疲れやすい方や長時間屋外にいる予定の方は持っておくと安心です。エジプトの太陽は容赦がなく、特にギザのピラミッドエリアや王家の谷は遮るものが何もない。あった方が快適だと思います。
薄手のストール・スカーフ
モスクや一部の遺跡では肌を隠す必要があります。モハメド・アリ・モスクなどは入口で布を貸してくれることもありますが、衛生面が気になる方は自分のものを持参した方が安心です。日よけや砂埃対策としても使えるので、1枚あると何かと便利です。現地の市場でも安く買えますが、使い慣れたものを持って行く方が安心です。
ジップロック(大小・砂対策として)
砂漠では細かな砂がスマホやパスポートに入り込むことがあります。防砂対策として大きめのジップロックにまとめて入れておくと安心です。濡れたものや食べかけのお菓子の保管にも使えます。カメラを持って行く方は特に、レンズ交換のときに砂が入らないよう1枚あると安心だと思います。
酔い止め
エジプトの旅は長距離移動が多くなることがあります。私自身は酔いにくい体質なので、汎用の海外旅行の持ち物ガイドでは「いらなかったもの」に入れていますが、エジプトはアスワン〜アブシンベルのように片道数時間の陸路移動が入りやすいので、ここでは「人による」にしています。酔いやすい体質の方は念のため持っておくと安心です。現地で調達するのは難しい場合もあるので、日本から持って行くことをおすすめします。
アイマスク
安宿に泊まる予定がある方や、長距離移動を使う方には役立ちます。移動中に使っている旅行者も見かけました。軽くてかさばらないので、とりあえず入れておいても損はないアイテムです。
どの国でも必要な定番アイテムは別記事にまとめました
ここまではエジプト固有の話でしたが、当然ながら「どの国に行っても必要なもの」も持って行っています。それらは選び方も含めて別記事にまとめたので、まだ揃えていない方はあわせてどうぞ。
| アイテム | エジプトではこう使いました |
|---|---|
| モバイルバッテリー | 遺跡観光中は充電できる場所がないので必携。10,000mAh以上が安心。2026年4月から機内での使用は禁止・持ち込みは2個までになったので注意 |
| ワット数が高い充電器 | 観光の合間にホテルで休憩する短い時間でも、充電を回復しやすい |
| パスポートのコピー | 紙とスマホ写真の両方。本体とは別の場所に保管 |
| ボールペン | 紙の書類を書く場面に備えて機内持ち込みバッグへ |
| ノイズキャンセリングイヤホン | トランジットを含む長距離フライトで体力温存 |
| ネックピロー | 「絶対寝る」より「もしもの時の保険」として |
| 南京錠 | バックパックのロック用。1つあると安心感が違う |
| 折りたたみエコバッグ | 買い物、お土産、砂のついたものの一時収納に |
すぐに揃えたい方のために、この中で私が実際に使っているものを載せておきます。選んだ理由は汎用の持ち物ガイドで詳しく書いています。
▶ モバイルバッテリー(CIO 10,000mAh・30W)👇
▶ 充電器(エレコム65W)👇
※入力は100〜240V対応ですが、メーカーの使用地域は「日本」とされています。詳しくは汎用の持ち物ガイドをご覧ください。
▶ ネックピロー(旅寝工房)👇
▶ 南京錠(ダイヤル式)👇
→ 海外旅行の持ち物ガイド|実体験で厳選した必須アイテムと不要だったもの
エジプト旅行の持ち物リスト(チェック表)
★★★=必須 / ★★☆=あると快適 / ★☆☆=人による
「エジプト度」の欄に◎が付いているものが、エジプトだからこそ効いたアイテムです。他の国では優先度が下がります。
| カテゴリ | アイテム | 優先度 | エジプト度 |
|---|---|---|---|
| 砂・日差し・乾燥 | フェイスカバー | ★★★ | ◎ |
| 帽子(つば広め) | ★★★ | ◎ | |
| 日焼け止め(クリーム+スプレー) | ★★★ | ◎ | |
| 日傘(折りたたみ晴雨兼用) | ★★☆ | ◎ | |
| 目薬 | ★★☆ | ◎ | |
| のど飴 | ★★★ | ◎ | |
| お金・チップ | チップ用の小額紙幣(5〜20EGP=約15〜60円) | ★★★ | ◎ |
| 米ドル現金(綺麗な札) | ★★★ | ◎ | |
| 予備のクレジットカード(発行会社の違うもの) | ★★★ | ○ | |
| 水・トイレ・衛生 | ポケットティッシュ(多め) | ★★★ | ◎ |
| ウェットティッシュ・除菌シート | ★★★ | ○ | |
| 汗拭きシート | ★★☆ | ◎ | |
| 整腸剤・下痢止め | ★★★ | ◎ | |
| 虫よけスプレー | ★★☆ | ○ | |
| 洗濯 | 携帯洗濯袋+小分け洗剤 | ★★☆ | ◎ |
| 速乾タオル(マイクロファイバー) | ★★☆ | ◎ | |
| ジップロック(大小・砂対策) | ★★☆ | ◎ | |
| 電源・通信・情報 | コンセント変換プラグ(C/F対応) | ★★★ | ◎ |
| 通信手段(ahamo・eSIM。15日ルール注意) | ★★★ | ○ | |
| 地球の歩き方 エジプト(電子版推奨) | ★★☆ | ◎ | |
| 服装・靴 | 動きやすいスニーカー(グリップ重視) | ★★★ | ◎ |
| 薄手のストール・スカーフ | ★★☆ | ◎ | |
| 人によっては | リップクリーム | ★☆☆ | ◎ |
| サングラス | ★★☆ | ◎ | |
| 酔い止め | ★★☆ | ○ | |
| アイマスク | ★☆☆ | ○ |
出発前にこれだけ確認
買い物リストではなく「やることリスト」です。ここまでの内容を、出発前に確認する順に並べ直しました。
☑ 出発2週間前まで
- C/F対応の変換プラグを用意する
- 予備のクレジットカード(メインと発行会社の違うもの)を確保する
- キャッシング枠が有効になっているか確認する
- 旅程が15日を超えるなら、eSIMの併用を検討する
☑ 出発1週間前まで
- 米ドル現金を、なるべく綺麗な札で用意する
- 常備薬(整腸剤・のど飴・目薬)を揃える
- 日差し・砂埃対策(帽子・日焼け止め・フェイスカバー・日傘)を揃える
- 洗濯するなら洗濯袋・小分け洗剤・速乾タオルを用意する
☑ 前日・当日
- パスポートのコピーを取り、スマホでも撮影してクラウドに保存する
- ポケットティッシュを多めにバッグへ入れる
- 空港までの電車・バス代をエポスカードで払う(保険を有効にするため)
- 現地に着いたら、まず小額紙幣を確保することを意識しておく
エジプト旅行の持ち物でよくある質問
日焼け止めスプレーは機内に持ち込めますか?
持ち込めますが、国際線では液体物の制限がかかります。国土交通省の資料によると、機内持ち込みは100ml以下の容器に入れ、容量1L以下の透明なジッパー付き袋にまとめる必要があります。大きいサイズは預け荷物に入れるのが無難で、化粧品のスプレーを預ける場合は1容器0.5L以下・1人あたり合計2L以下とされています。乗り継ぎ空港によって検査の基準が違うこともあるので、迷ったら預け荷物にしておくと安心です。
エジプトのトイレのチップはいくら?トイレットペーパーはありますか?
私が旅した2024年11月時点では、観光地のトイレで5EGP前後(約15円)のチップを求められる場面が多かったです。現在は10〜20EGP(約30〜60円)程度とする情報もあります。
トイレットペーパーは、有料のトイレでも置いていないことがありました。ポケットティッシュを多めに持ち、小額紙幣と一緒にすぐ出せるようにしておくと困りません。
エジプトで日本の充電器は使えますか?変圧器は必要ですか?
エジプトの電圧は220Vで、コンセントはCタイプが主流(Fタイプもあり)です。スマホやパソコンの充電器に「INPUT 100-240V」と書かれていれば、変換プラグだけで使えて変圧器は不要です。日本専用のドライヤーやヘアアイロンは変圧器が必要になるか、海外対応のものを用意してください。充電器の選び方は海外旅行の持ち物ガイドで書いています。
エジプトのホテルを探す
エジプト旅行の宿探しは、都市ごとに探すのがおすすめです。カイロ・ルクソール・アスワンでは宿のスタイルや価格帯が大きく異なります。
カイロ・ギザのホテルを探す
→ Trip.comでカイロのホテルを見る
→ Agodaでカイロのホテルを見る
ルクソールのホテルを探す
→ Trip.comでルクソールのホテルを見る
→ Agodaでルクソールのホテルを見る
アスワンのホテルを探す
→ Trip.comでアスワンのホテルを見る
→ Agodaでアスワンのホテルを見る
エジプト旅行の現地ツアーを探す
ピラミッド・王家の谷・アブシンベルなどの主要観光地は、現地ツアーを使うとアクセスや段取りが格段に楽になります。ちなみに現地ツアーには様々な種類がありますが、私は「ガイドなし・車とドライバーのチャーターのみ」のプランを所々で利用しました。現地ツアーのガイドはほとんどが英語なので、英語が話せない私にはガイドは不要でした。
「ドライバーと意思疎通できるかな?」と不安になるかもしれませんが、翻訳アプリを利用すれば英語が話せなくても問題なくやり取りできます!各社で価格や内容が異なるので、自分に合うプランを比較してみてください。
種類が多く価格も見つけやすいのはGetYourGuide、予約でポイントが貯まるのはTrip.com、予約画面もカスタマーサポートも日本語で完結させたい方はVeLTRA、パッケージツアーならJTB旅物語や日本旅行、と使い分けるのがおすすめです。
ツアー予約サイトそれぞれの特徴やタイプ別の選び方は、こちらの記事で詳しく比較しています。
→ 海外旅行の現地ツアー予約サイトおすすめ比較|英語が苦手な初心者向けにタイプ別で解説
→ GetYourGuideでエジプトのツアーを探す
→ Trip.comでエジプトのアクティビティを探す
→ Klookでエジプトのツアーを探す
→ KKdayでエジプトのツアーを探す
→ VeLTRAでエジプトのツアーを探す
→ JTB旅物語でエジプトのパッケージツアーを探す
→ 日本旅行でエジプトのパッケージツアーを探す
あわせて読みたい
持ち物と合わせて準備しておきたい記事をまとめました。
→ 海外旅行の持ち物ガイド|実体験で厳選した必須アイテムと不要だったもの
→ エジプト旅行の基本情報まとめ|気候・服装・ビザ・通貨・注意点を徹底解説
→ エジプトの治安は危険?一人旅で感じたリアルと注意点まとめ
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→ 【エジプト旅行費用まとめ】15日間ひとり旅の総額30万円のリアルな内訳を全公開
→ エジプトひとり旅15日間の全記録|不安だった私が、行ってよかったと思うまで
※この記事は網羅的な公式ガイドではなく、2024年11月のエジプトひとり旅の実体験にもとづく「私なりのまとめ」です。季節や旅のスタイルによって必要なものは変わります。また、通貨・通信・機内持ち込みのルール等の情報は記事執筆時点(2026年10月)で確認できる内容をもとに記載しています。円換算は1EGP=約3円の目安です。エジプトは制度改定が頻繁なため、渡航前には公式サイトや大使館情報での再確認をおすすめします。


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