※この記事は連載「不安だらけのエジプトひとり旅」の第7話です。
初めての方はエジプトひとり旅15日間の全記録から読むと流れがわかりやすいです。
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バンコクから約7時間。深夜のフライトを経て到着したのは、世界最大級の空港「ドバイ国際空港ターミナル3」。そのスケールは想像以上で、乗り継ぎだけでも圧倒される体験でした。
ドバイ空港に降り立った瞬間、「本当に中東まで来たんだ」とじわじわ実感が湧いてきました。初めての国際線乗り継ぎ、しかも舞台は世界最大級のハブ空港。期待と少しの緊張が同時に押し寄せます。
現地時間で朝4時45分ごろ。次のエジプト・カイロ行きの飛行機「EK927」は08:10発なので、3時間25分ほどの乗り継ぎ時間があります。まずは案内表示板で遅延の有無と搭乗ゲートを確認して、写真を撮っておきます。

ドバイ国際空港ターミナル3の基本情報
今回はエミレーツ便同士の乗り継ぎだったため、アラブ首長国連邦(UAE)に入国せず制限エリア内で移動が完結し、入国審査はありませんでした。
アラブ首長国連邦(UAE)は7つの首長国からなる「国家」であり、ドバイはそのうちの1つの都市です。
そのまま「Connections(乗り継ぎ)」の表示に従って進みます。保安検査はあったはずなのですが、正直ほとんど記憶に残っていません。それくらいスムーズに通過できたのだと思います。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 空港名 | ドバイ国際空港(DXB) |
| ターミナル3の特徴 | エミレーツ航空のハブ(一部他社も使用)。単一ターミナルとして世界最大級 |
| ターミナル3の総面積 | 約170万㎡(東京ドーム約36個分相当) |
| 開業 | 2008年 |
| 乗り継ぎ(エミレーツ同士) | 入国審査なし・荷物受け取りなし |
| 案内表示 | 「Connections」を目印に進む |
ターミナル3の広さは?「東京ドーム約36個分」の世界
飛行機を降りてからは、とにかく歩きます。
ドバイ国際空港(DXB)に到着してまず驚くのは、その圧倒的なスケール。エミレーツ航空の巨大な拠点(ハブ)であるこの空港は、24時間眠ることのない「砂漠の不夜城」です。

特にエミレーツ航空を中心に利用される「ターミナル3」は、公開情報によると総面積約170万㎡(東京ドーム約36個分)と単一の空港ターミナルとしては世界最大級。一歩足を踏み入れれば、金色の装飾がきらめく、まるで豪華ホテルのような空間が広がります。乗り継ぎの数時間だけでは回りきれないほどのショップやレストランが軒を連ねます。

見上げれば、吸い込まれそうなほど高い天井に、SF映画に出てくるような巨大なエレベーター。これだけの人数を一度に運ぶ必要があるのかと、ドバイの「本気」を感じずにはいられません。2階建ての飛行機にも驚きましたが、空港内もそのスケールの違いにただただ圧倒されるばかりです。

エミレーツ・ターミナル3の詳しい情報はエミレーツ航空公式サイトをご覧ください。
高級ブランドと雑魚寝が共存する衝撃のコントラスト
ターミナル内は、シャネルやディオール、フェラガモといった高級ブランド店がキラキラと輝き、まるで銀座か表参道を歩いているかのよう。さらに驚いたのが、高級車が当たる懸賞の展示です。空港の中に本物のピカピカな車が鎮座している光景は、まさに富豪の国といった趣。

一方で、ふとベンチに目をやると……きらびやかなブランドショップのすぐそばで、多くの旅人たちが思い思いの格好で深い眠りについているのです。なかにはバックパックを枕代わりにして眠る人も。

高級ブランドの看板と、ベンチで仮眠する人々。このカオスでシュールなコントラストは、24時間世界中から人が集まるドバイ空港ならではのリアルな光景です。正直、これほど無防備に爆睡して荷物が盗まれないのかと心配になります。今の私には空港泊は難易度が高すぎます(笑)。

きらびやかなラグジュアリー空間と、バックパックを枕に眠る旅人たち。このギャップこそが、世界最大級ハブ空港のリアルなのかもしれません。
乗り継ぎ3時間の過ごし方|ラウンジ&暇つぶし術
今回の乗り継ぎ時間は約3時間25分。実際に過ごしてみると、ラウンジでの休憩と空港散策をしてちょうど良い長さでした。エミレーツ便同士の乗り継ぎなら入国不要・荷物受け取りなしで、案内表示も分かりやすいので、初めてのドバイトランジットでも迷うことはありませんでした。
3時間以上ある乗り継ぎ時間、ブランド店をぶらぶら眺めるのもいいですが、私が真っ先に向かったのはラウンジです。長距離移動後のひと休みには、やはりラウンジが最高でした。
ラウンジに入る前の待ち時間や、ラウンジで過ごす時間のお供として重宝したのがAmazonのサービスです。事前にダウンロードしておけばネットなしでも使えるので、乗り継ぎ中でも快適に過ごせます。
- Amazon Audible|耳で聴く読書。ラウンジでぼーっとしながら聴くのに最適です。
- Kindle読み放題|次の目的地の旅行ガイドなどをあらかじめダウンロードしておくと到着前予習ができます。
プライオリティパスで入れる!marhabaラウンジ体験レビュー
広大なターミナルを歩き回り、今回私が選んだのは「marhaba(マルハバ)ラウンジ」です。プライオリティパスで利用が可能です(2024年11月時点)。

写真のタイムスタンプを見ると、降機が4:44、ラウンジ到着が5:23。迷ったわけではなく歩いていただけでこの時間。”東京ドーム約36個分”は決して大げさではありませんでした。
早朝5時台でしたが混雑はなく非常に快適。広々とした座席スペースと落ち着いた照明が特に印象的でした。

フードコーナーには種類豊富なサンドイッチやラップサンド、温かいスクランブルエッグが並び、ドリンクもコーヒーからソフトドリンクまで充実。可愛らしいマンゴームースのデザートをコーヒーと一緒にいただけば、早朝の眠気もすっきりと晴れていくようでした。バンコクからのフライトの疲れを癒やしながら、次の出発まで至福のひとときを過ごすことができました。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ラウンジ名 | marhaba(マルハバ)ラウンジ |
| プライオリティパス | 利用可(2024年11月時点) |
| 場所 | ターミナル3 コンコースA・B・Cに各設置 |
| 滞在制限 | 最大4時間まで(2024年11月時点) |
| 有料利用の場合 | 2時間 約USD52(2024年11月時点・変動あり) |
| 混雑(早朝5時台) | 空いていて快適 |
| 食事 | サンドイッチ・スクランブルエッグ・デザートなど充実 |
| ドリンク | コーヒー・ソフトドリンクなど |
| おすすめ | マンゴームースのデザートが絶品! |
滞在時間は最大4時間までとされているので、長時間の乗り継ぎでも安心。一方、プライオリティパスを持たずに有料で利用すると2時間で約USD52(2024年11月時点・日本円で約8,000円)ほどかかるそうなので、頻繁に海外旅行する方ならプライオリティパス付きクレジットカードを1枚持っておくと差し引きの恩恵が大きいです。
私が使っているのは楽天プレミアムカード。クレカの選び方については海外旅行のクレジットカードはこの2枚でOK|エポスカード×楽天プレミアムカード実体験レビューにまとめています。
エミレーツA380の圧倒的スケール|2つの搭乗ブリッジ
搭乗ゲートへ向かう途中、窓の外にはエミレーツ航空が誇る総2階建ての巨大機、エアバスA380が威風堂々と鎮座していました。朝日を浴びる巨大な機体と、これから乗り込む人々。
そして驚いたのが搭乗口の様子です。A380専用の搭乗ゲートには、1階席と2階席それぞれに直接アクセスできる2つのブリッジが用意されていました。ファーストクラスやビジネスクラスの乗客は、2階席へ直接乗り込めるという仕組みです。

この光景を見ると、改めて「あぁ、自分は今ドバイにいるんだな」と実感せずにはいられませんでした。眠らない巨大ハブ空港・ドバイに別れを告げ、いよいよ最終目的地カイロへ!エジプトの地ではどんな冒険が待っているのか、胸を躍らせながら飛行機へと乗り込みました。
次回:いよいよカイロへ|エジプト入国・ビザ・入国カードの書き方も解説
次回はいよいよ最終目的地・カイロへのフライト体験をお届けします。エミレーツA380のドバイ→カイロ便の機内食レビューに加え、初心者が一番不安に感じる「エジプトのアライバルビザの取り方」「入国カード(アライバルカード)の書き方」まで、実体験ベースで詳しく解説します。
これからエジプトを訪れる方は、エジプト旅行の基本情報まとめ|気候・服装・ビザ・通貨・注意点を徹底解説もあわせて読んでおくと到着後がスムーズです。カイロの観光についてはカイロ観光まとめ|2日・3日モデルコースとおすすめスポット完全ガイドも参考にしてみてください。
エジプト旅行全体の準備や持ち物、費用については以下の記事もあわせてどうぞ。
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