※この記事は連載「ランタンを追うひとり旅。」の第1話です。旅全体のルートと費用はランタンを追うひとり旅|ダナン・ホイアン・チェンマイ・バンコク7泊8日の費用まとめ【総額16万円】にまとめています。
今回の旅のテーマは「ランタン」。ベトナムとタイ、それぞれ趣の異なる2つのランタン祭りをハシゴするという、幻想的な景色を追い求める旅です。
11月3日のベトナム🇻🇳ホイアンでのランタン祭りと、11月5日のタイ🇹🇭チェンマイでのコムローイ祭り(ランタン祭り)に参加する旅行です。
| 場所 | 祭り | 特徴 |
|---|---|---|
| ホイアン(ベトナム) | ランタン祭り | 世界遺産の古都ホイアンで、旧暦14日前後に開催される名物イベント。街の照明が落とされ、色とりどりのランタンが川辺や旧市街を幻想的に彩ります。 |
| チェンマイ(タイ) | コムローイ祭り | 夜空に数千のランタン(天灯)を一斉に放つタイの伝統行事。ディズニー映画『ラプンツェル』の世界観を連想すると言われる幻想的な景色でも有名です。詳しくはコムローイ祭りレビュー記事もどうぞ。 |
この記事では、旅の1日目、沖縄(那覇空港)から香港経由で最初の目的地ダナンへ向かった移動の記録をまとめます。LCC乗り継ぎで実際にハマった「罠」や、ダナン空港に着いてから市内に出るまでの流れも、これから行く人の参考になるように書いておきます。
- 沖縄(那覇)からダナンへの行き方|直行便はある?
- 那覇空港で判明した「格安チケット」のちょっとした罠
- 香港空港で「VIP並み」のエスコートに戸惑う
- 香港での乗り継ぎ時間の過ごし方|プライオリティパスでPUTIENとラウンジへ
- ダナン到着|入国審査と最新の入国ルール
- ダナン空港に着いたら最初にやること|ATM・Grab・通信
- 1泊1,817円!ダナンの「センター ホテル」
- ダナン名物「ミークアン」で最初の晩餐|Mì Quảng 1A
- ダナン名物「ロン橋(ドラゴンブリッジ)」のファイヤーショーへ
- 1日目の締めくくりは地元のビールで
- 沖縄(那覇)→ダナン 移動まとめ
- 沖縄からダナンへの移動でよくある質問
- 場所一覧(Googleマップ)
沖縄(那覇)からダナンへの行き方|直行便はある?
📌 結論:沖縄からダナンは「経由便」で行くのが基本
記事執筆時点(2026年9月)で私が調べた限り、那覇〜ダナンの定期直行便は見つけられませんでした。
私は香港エクスプレスで香港経由。那覇11:55発→香港で約3時間の乗り継ぎ→ダナンというルートでした。飛行時間(那覇→香港 約3時間+香港→ダナン 約2時間)と乗り継ぎ時間を足すと、計算上はおよそ8時間の移動です。
実際の1日目の流れはこんな感じでした。
| 時刻(現地時間) | できごと |
|---|---|
| 出発前 | 那覇空港のカウンターで「複数発券」が判明し、乗り継ぎサービス(U-Connect)を追加 |
| 11:55 | 那覇発(香港エクスプレス) |
| 13:55 | 香港着。スタッフにゲートまで案内してもらう |
| 乗り継ぎ中 | PUTIENで食事→ラウンジで休憩 |
| 16:50 | 香港発(約2時間のフライト) |
| 夜 | ダナン着。ATM→Grabでホテルへ |
| 21:10ごろ | 夕食(ミークアン)のあと、ドラゴンブリッジのファイヤーショー |
沖縄からダナンへの主なルートを整理すると、次のような選択肢があります。
| ルート | 内容 | メモ |
|---|---|---|
| 香港経由(今回のルート) | 那覇〜香港は香港エクスプレス・香港航空など、香港〜ダナンは香港エクスプレス・香港航空が運航しているようです | LCC同士の乗り継ぎは「複数発券」に注意(後述) |
| 台北経由 | 那覇〜台北は便数が多く、台北〜ダナン便もあるようです | 予約サイトで経由便として出てくることがあります |
| 本州経由 | 成田・関空などからはダナン直行便が運航しています | 那覇から国内線で移動する分、時間と費用がかかります |
| チャーター便 | 2025年1月に那覇〜ダナンのチャーター便(ベトジェットエア)が運航された実績があります | 不定期。沖縄の旅行会社のツアー情報をチェック |
私が選んだ理由はシンプルで、予約サイトで比べたときに香港経由のLCCがいちばん安かったからです。……ただ、その「安さ」には、ちょっとした罠がありました。
▶ 沖縄(那覇)発ダナン行きの航空券を比較してみる(Trip.com)
私は今回、航空券をすべてTrip.comで予約しました。日本語・日本円で比較でき、ホテルとまとめて管理できるのが便利です。
▶ スカイチケットでも海外航空券を比べてみる
1つのサイトだけで決めず、2サイトくらいで見比べておくと安心です。
那覇空港で判明した「格安チケット」のちょっとした罠

今回のダナンまでの航空券は、Trip.comで予約した香港エクスプレス(22,580円)。那覇空港のカウンターでチェックインする際、スタッフの方から予想外の説明を受けました。
「このチケットは、香港で一度入国手続きを行い、再度手荷物検査などを受けてからダナン行きの便に乗る必要があります」
なんと、そのまま乗り継ぎができないタイプだったのです。
もし入国せずに制限区域内を通って乗り継ぎたい(トランジット)場合は、香港エクスプレスが提供する乗り継ぎサービスの追加料金(2,300円)が必要との説明を受けました。
その時は、「自分がTrip.comで購入する際、うっかり『沖縄→香港』と『香港→ダナン』を別々で購入しちゃったのかな……」と思っていました。しかし、後で確認してみると、間違いなく『沖縄→ダナン』で一括購入していました。一括で購入していても、こういうことはあり得るようです。
原因は予約画面の「複数発券プラン」の表示
改めて予約画面の注意書きを確認してみると、そこにはこう書かれていました。

[複数発券プラン]この予約は「複数発券プラン」です。乗り継ぎの際に、入出国手続きや荷物の受け取り、再度の搭乗手続きが必要となる場合があります。
なるほど、チケット自体が別々に発券される仕組みだったわけです。要するに「LCCで航空券が安い分、入国せずにそのまま乗り継ぎたいなら、有料ですよ」ってことなのだと思います。
ちなみに、自分で区間ごとに別々に買う「別切り航空券」と違い、「複数発券プラン」は予約サイトで1回の予約として買えてしまうのがややこしいところです。ただし、複数発券だからといって必ず香港に入国しなければいけないわけではありません。私の予約では「U-Connectを付けないなら香港で入国・荷物の受け取り・再チェックインが必要」という案内でしたが、航空会社の乗り継ぎサービスや予約条件によって対応は変わるようです。
⚠️ 経由便の航空券を予約する前のチェックリスト
☐ 予約画面に「複数発券」「別々に発券」「自己乗り継ぎ」といった表示がないか
☐ 預け荷物が最終目的地まで通しで届くか
☐ 乗り継ぎ地で入国が必要になるか(必要ならビザ・入国条件も確認)
☐ 航空会社の乗り継ぎサービス(香港エクスプレスならU-Connect)が使えるか
☐ 自分で乗り継ぐ場合でも間に合う乗り継ぎ時間があるか
香港エクスプレスの「U-Connect」とは?香港で入国せずに乗り継ぐ方法
このとき案内された有料の乗り継ぎサービスは、香港エクスプレスの「U-Connect」というオプションのことだったのだと思います。公式サイトの説明を見ると、内容は次のとおりです。
📌 U-Connectでできること(香港エクスプレス公式サイトより)
・出発地のカウンターで最終目的地までの搭乗券を2枚まとめて受け取れる
・預け荷物は最終目的地まで通しで預けられる(香港での税関審査・荷物の受け取りが不要)
・遅延などで乗り継ぎ便に乗り遅れた場合は、次に空席のある便に搭乗できる
・出発地で手続きできなかった場合などは、香港国際空港の乗り継ぎデスク(E1)でも手続きできるようです
料金は公式ページに記載がありませんでした。私の場合は那覇空港のカウンターでカード払いで2,300円でした。
出典:香港エクスプレス公式「U-Connect 乗り継ぎサービス」(記事執筆時点=2026年9月に確認)。同じ香港エクスプレスでも、予約方法や航空券の条件によって対応は異なるようです。
入国・再入国に時間を取られて乗り遅れるリスクを考え、今回は追加料金を支払って入国不要の手続きをお願いしました。安さだけで選んでしまった自分の確認不足ですが、思わぬ「罠」に勉強代を払う形で旅がスタートしました。
U-Connectを付けない場合は、香港に入国して乗り継ぎ
U-Connectを付けずに自分で乗り継ぐ場合は、一般的に次のような流れになるようです。
- 香港に到着したら入国審査を受ける
- 預け荷物がある場合はターンテーブルで受け取る
- 香港エクスプレスの場合はターミナル2へ移動して、次の便のチェックイン(荷物を預け直す)
- 出国審査・保安検査を受けて、搭乗口へ
📌 【2026年6月から】香港エクスプレスのチェックインはターミナル2に
2026年6月10日から、香港国際空港での香港エクスプレスのチェックイン・荷物預けはターミナル2(T2)に移りました。到着便は今もターミナル1(T1)です。私が乗り継いだ2025年11月はこの移転の前でした。
U-Connectで荷物を最終目的地まで預けている人は、入国せずにそのまま搭乗口へ向かえます。一方、自分で乗り継ぐ人は「T1で入国・荷物受け取り → T2でチェックイン」という流れになるので、そのぶん時間に余裕を見ておいてください。
出典:香港エクスプレス公式「HK Express Moves to HKIA Terminal 2」(記事執筆時点=2026年9月に確認)
香港での乗り継ぎは何時間必要?
私の乗り継ぎ時間は約3時間で、U-Connectを付けていたこともあり、食事とラウンジまで楽しめるくらい余裕がありました。
ただ、これは「今回のケースでは余裕があった」という話です。乗り継ぎ方によって必要な手続きがまったく違うので、ざっくり比べておきます。
| 乗り継ぎ方 | 香港入国 | 荷物の受け取り | 再チェックイン | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| U-Connect(私はこれ) | 不要 | 不要 | 不要(出発地で2区間分の搭乗券を受け取る) | 有料。利用できる条件は予約内容によって違うようです |
| 自分で乗り継ぐ | 必要 | 必要(預け荷物がある場合) | 必要(香港エクスプレスはT2) | 入国審査の混雑も考えて、時間にかなり余裕を |
| 1枚の航空券で通しの乗り継ぎ | 条件による | 条件による | 条件による | 予約時の案内を確認 |
ちなみに香港エクスプレスの公式サイトでは、乗り継ぎのときも出発時刻の40分前までに搭乗口へ行くよう案内されています。
✅ 日本人は香港入国にビザも入国カードも不要
日本国籍なら観光目的・90日以内の滞在はビザ不要です。また2024年10月16日から、香港の出入国カードの記入・提出も不要になっています(記事執筆時点=2026年9月)。自分で乗り継ぐ場合に時間がかかるのは、入国そのものより荷物の受け取りと再チェックインのほうだと思います。
入国カードの有無は国によって違います。他の国の入国カードの書き方は、こちらにまとめています。
▶ 入国カードの書き方まとめ|英語の意味と記入例を、英語が苦手な私が解説
香港空港で「VIP並み」のエスコートに戸惑う
那覇11:55発の便で約3時間(時差が1時間あるので時計の上では約2時間)、経由地の香港に到着(13時55分着)。飛行機を降りると、私の名前が書かれた紙を持った香港エクスプレスのスタッフ(メガネをかけた若い女性)が待っていました。
どうやら、先ほど払った追加料金の影響なのか、次のゲートまで案内してくれるとのこと。「自分で案内板を見て行けるから大丈夫なんだけどな…」と思いつつも、言われるがまま彼女について行きました。
香港の空港では空港内で電車移動があるのですが、電車移動の時も彼女がピッタリとエスコート。エスカレーターも電車も、ずっと隣を歩いてくれるため、ありがたい反面、なんとも言えない気まずい時間が流れます(笑)。電車を降りたところで「あなたの乗るゲートはあちらです」と指し示され、ようやく「Thank you!」と告げてお別れしました。
香港の街の歩き方や空港からの移動については、こちらの記事も参考にどうぞ。
▶ 香港旅行初心者ガイド|オクトパスカード・移動・エリア情報・おすすめグルメを徹底解説
香港での乗り継ぎ時間の過ごし方|プライオリティパスでPUTIENとラウンジへ
今回の旅行にあたって、サブカードとして持っていた「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」を使い、プライオリティ・パスを発行しました。
追加料金として11,000円(税込)はかかりますが、カード自体の年会費は(年1回の利用で)実質無料。これだけで、回数無制限のプライオリティパスが持てたのでかなり高コスパでした。
というのも、普段メインで使っているクレカの1つの「楽天プレミアムカード」のプライオリティパスが規約変更で「年間5回制限」となってしまい、今回の周遊旅では回数が足りなくなるため、その対策として用意したものです。
しかし、世の中そんなに甘くありません。
発行した直後にこのセゾンカードのプライオリティパス特典も条件が改悪され、私の手元にある無制限のプライオリティパスも、2025年11月末で利用不可になるとのアナウンスがなされてしまいました。そのため、せっかく新調したプライオリティ・パスは、今回の旅が「最初で最後の大活躍の場」というなんとも切ない結果に……。
今後は、楽天プレミアムカード5回分のプライオリティパスだけでは足りなくなった場合、どのクレジットカードでプライオリティパスを発行しようかと悩みどころです。それほど私にとって海外旅行でのラウンジ利用は欠かせない存在になっています。
シンガポール発の福建料理「PUTIEN(莆田)」
香港の出発は16時50分だったので、乗り継ぎ時間は約3時間。香港空港は非常に広いのですが、今回はU-Connect手続きのおかげでゲートまで案内してもらえたこともあり、時間に余裕がありました。
その時間を使って、シンガポールの系列店がミシュランを獲得したことで知られる福建料理チェーン「PUTIEN(莆田)」へ。セゾンで発行したプライオリティパスで入りました。プライオリティパス専用のセットメニューは、優しい味わいの福建料理で、長旅の胃に染み渡る美味しさでした。


食後はゲート23近くの「KYRA LOUNGE」へ
その後はラウンジへ移動し、ダナン行きのフライトに向けてゆったりとした時間を過ごしました。入ったのは、第1ターミナルのエアサイド6階、ゲート23の近くにある「KYRA LOUNGE(キラ・ラウンジ)」だったと思います。プライオリティパスの利用者評価で、アジア太平洋エリアの優秀ラウンジに選ばれたこともあるラウンジのようです。
⚠️ PUTIENは「プライオリティパスなら誰でも入れる」わけではありません
PUTIENはプライオリティパスのレストラン枠です。カードによってはレストランが対象外になっています。例えば楽天プレミアムカードのプライオリティパスは、2025年1月2日以降「ラウンジ」のみが対象で、PUTIENのような空港レストランは使えません。
楽天プレミアムカードの人はKYRA LOUNGEなどのラウンジを使う、と覚えておくとスムーズです(記事執筆時点=2026年9月。提携内容は変わることがあるので、プライオリティパスのアプリで最新情報をご確認ください)。
💡 香港空港は非常に広く、ゲート間の移動だけでもかなり時間がかかります。ラウンジで食事までしたいなら、乗り継ぎ時間は長めに取っておくのがおすすめです。
プライオリティパスが付くカードや、海外旅行のクレジットカード選びについては、実体験をもとにまとめた記事もあります。
▶ 海外旅行のクレジットカードはこの2枚でOK|エポスカード×楽天プレミアムカード・レビュー【保険・ラウンジ・キャッシング】
ダナン到着|入国審査と最新の入国ルール
ダナン行きの便も順調にフライトを終え(香港→ダナン 約2時間)、夜のダナン国際空港に降り立ちました。11月初旬の夜のダナンは、夜風が心地よい気候でした。
私が到着した2025年11月は、入国審査は混んでいませんでした。長旅の最後に行列がないのは、本当にありがたかったです。

📌 ベトナム入国の最新ルール(記事執筆時点=2026年9月に調べ直した情報)
▶ ビザ
日本国籍なら45日以内の滞在はビザ不要です。この免除措置は2025年3月15日〜2028年3月14日まで有効とされています。
▶ パスポートと航空券
入国時にパスポートの残存期間が6か月以上必要です。帰国便などベトナムから出国する航空券の提示を求められることもあるようです。
▶ 紙の入国カード
現在は提出不要とされています。
▶ 【2026年の新ルール】入国前オンライン申告(PAI)は「義務ではないが推奨」
2026年6月15日から、ダナン国際空港で外国人向けの「渡航情報事前登録システム(PAI)」の試験運用が始まりました。入国予定日の3日前からオンラインで登録でき、発行されたQRコードを入国審査で見せる仕組みです。在ダナン日本国総領事館の案内では、登録は義務ではなく、入国審査をスムーズにするため推奨とされています。
無料で、日本語を含む複数言語に対応しています。無料で事前にできる手続きなので、登録してQRコードをスマホに保存(スクリーンショット)しておくと安心です。
▶ 登録サイト:prearrival.immigration.gov.vn(ベトナム出入国管理局の公式サイト)
出典:在ダナン日本国総領事館「ダナン国際空港における渡航情報事前登録システム(PAI)の試験運用開始」(2026年6月17日掲載・記事執筆時点=2026年9月に確認)。公式に似た名前の代行サイトもあるので、URLをよく確認してください。入国ルールは変わりやすいので、渡航前に最新の案内もご確認ください。
ダナン空港に着いたら最初にやること|ATM・Grab・通信
ATMで現地通貨(ベトナムドン)を引き出す
ダナン空港は非常に整備されており、到着ロビーを出てまず向かったのはATM。エポスカードを使って、海外キャッシングで1,000,000ドン(ひゃくまんドン)を引き出しました。後日明細を確認すると5,862円。
ベトナムドンはゼロが多くて最初は戸惑いますが、「末尾のゼロを3つ取って6倍」がだいたいの日本円です(1,000ドン≒約6円・記事執筆時点=2026年9月のレート)。1,000,000ドンなら「1,000×6=約6,000円」という感覚です。
私が使っているエポスカードは、永年年会費無料で海外旅行保険付きなのでおすすめです(保険は旅行代金などをエポスカードで支払うと適用される「利用付帯」です)。キャッシングは明細が反映されたらすぐ繰り上げ返済すれば、利息を最小限に抑えられます。ATMの使い方や返済方法はこちらに詳しく書いています。
▶ エポスカード海外キャッシング完全ガイド|ATMの使い方・現地通貨の選び方・繰り上げ返済まで解説
空港から市内へはGrabで約400円
現地通貨を手にしたら、いよいよ市内へ。到着ロビーを出るとすぐに「Grab」の案内板が目に入ります。指示通りに進むと専用のGrab乗り場があり、迷うことなくスムーズにGrabタクシーを呼ぶことができました。
私が乗った2025年11月は、空港からホテルまでのGrab料金が約400円(65,520ドン)ほど。配車アプリで事前に料金が確定するので、料金交渉もいらず、ぼったくりの心配が少なく安心して使えます。ダナン空港は市内からとても近いので、Grabなら気軽に使える距離です。
私はGrabで問題なく移動できましたが、夜の到着や初めての海外で不安な場合は、事前に空港送迎を予約しておくのもおすすめです。
少しお金を払ってでも手間と不安を減らせるなら、その価値は十分あると思います。
▶ ダナン空港の送迎サービスを見てみる(Trip.com)
Grabを使うにはスマホの通信が必須
Grabはデータ通信がないと呼べません。私はたまたま普段からahamoを使っているので、そのまま海外に持って行きました。海外でも(国内と合算で)月30GBまで追加料金なしで使えるので、到着後すぐにGrabを呼べました。ただし海外で15日を超えて使うと速度制限がかかるので、長い旅行の人は注意が必要です。
ahamo以外にも、eSIMやレンタルWiFiという選択肢があります。
Airalo(eSIM):スマホに設定するだけで、SIMの差し替えが不要。ベトナム・香港など国ごとのプランがあります
グローバルWiFi(レンタルWiFi):スマホの設定が不安な人や、複数台つなぎたい人向け
どれが自分に合うかは、こちらで比較しています。
▶ 海外旅行の通信手段5つを比較|格安SIMユーザーが損しない選び方
1泊1,817円!ダナンの「センター ホテル」
今回宿泊したのは、ハイチャウ地区にある「センター ホテル (Centre Hotel)」。ダナンは全体的に宿泊費が非常に安く、1,000円〜2,000円台でも清潔で立地の良いホテルが数多く見つかります。今回の宿も1泊わずか1,817円(2025年11月の料金)。

案内された部屋は、白を基調としたシンプルで広々とした造りでした。大きな窓からは浴室が見える開放的なスタイル(もちろんブラインドあり)で、この価格とは思えないほど快適な空間です。
バックパックを部屋に置いたら、さっそく夜ご飯を食べに街へ繰り出しました。


▶ センター ホテルを見てみる(Trip.com) / センター ホテルを見てみる(Agoda)
▶ ダナンのホテルをまとめて探してみる(Agoda) / ダナンのホテルをまとめて探してみる(Trip.com)
Agodaはセールが多くコスパ重視の人向け、Trip.comは航空券とまとめて管理したい人向けです。
ダナン名物「ミークアン」で最初の晩餐|Mì Quảng 1A
夜のダナンの路地は、行き交うバイクのライトと食堂の明かりで活気に満ち溢れています。
年季の入った歩道を歩きながら、目指したのは「Mì Quảng 1A」。ダナンに来たら外せない名物麺料理「ミークアン」の有名店です。
ミークアンは、ベトナム中部の郷土麺料理。名前は「ミー(麺)」と「クアン(クアンナム地方)」を組み合わせたものとされていて、本場はダナン周辺と言われています。

訪れた「Mì Quảng 1A」は、2024年・2025年とミシュランガイドに掲載(セレクテッド)されている、ダナンを代表するお店のひとつです。オープンでローカル感たっぷりの店内に入り、メニューを確認。

NOODLES WITH PORK & SHRIMP:40,000 VND(約240円)※2025年11月当時
驚くほどの安さです。運ばれてきたミークアンは、平打ちの米粉麺に少なめの濃いめお出汁、その上にはエビや豚肉、ナッツ、そしてパリパリのせんべいがトッピングされています。これに別皿のたっぷりの生野菜を投入し、混ぜ合わせていただきます。

一口食べると、甘酸っぱくもコクのあるタレとナッツの香ばしさが絶妙にマッチします。これぞベトナム。移動の疲れが吹き飛ぶような、最高に満足度の高いダナン最初の晩餐になりました。
ミシュランガイド公式サイトの掲載情報では、営業時間は毎日6:00〜21:00となっています(記事執筆時点=2026年9月)。夜遅めに着く場合は、閉店時間に気をつけてください。
▶ ミシュランガイド公式「Mì Quảng 1A」
ダナン名物「ロン橋(ドラゴンブリッジ)」のファイヤーショーへ
食後はダナンの街並みを見ながらの散歩も兼ねて、ダナン観光の目玉である「ロン橋(ドラゴンブリッジ)」まで歩いて向かいました。

全長666メートルに及ぶこの橋は、巨大な黄色いドラゴンがハン川をまたぐようにデザインされており、夜は色鮮やかにライトアップされています。
橋の「しっぽ」側から渡り始め、対岸にある「頭」側へ。到着したときには、すでにショーの開始を待つ大勢の観光客で溢れかえっていました。

🔥 ファイヤーショーの基本情報
・開催日:毎週金・土・日曜と祝日(平日は開催なし)
・開始時刻:21:00〜
・内容:炎を噴いたあと、水を噴射する演出で締めくくられます。演出自体は数分〜15分程度とされています
・料金:無料
私が見たのは土曜日の夜でした。ダナンの花火大会の夜などは休止になる場合もあるようなので、特定の日を狙う人は事前に確認を。
出典:ダナン市観光ポータル「The Dragon Show」(記事執筆時点=2026年9月に確認)
期待と現実……正直すぎるファイヤーショーの感想
ショーは21時からの開始でしたが、時間を過ぎても一向に始まる気配がありません。「今日は中止なのかな?」と思い始めた21時10分過ぎ、ようやくドラゴンが口から炎を吐き出しました。

ところが……。
勢いよく炎が上がるのを期待していましたが、一度吐いた後に長い沈黙があったり、思い出したかのように「しょぼい」炎をポツリと吐いたりと、なんとも間の抜けた繰り返し。
ガイドブックには必ずと言っていいほど大迫力の写真が載っているため、かなり期待値を上げていたのですが、お世辞にも「良かった」とは言えない内容でした。
その後は水を吐くパフォーマンスもありましたが、全体的にテンポが悪く、期待外れ感は否めません。
開始が遅れたことも含め、もしかするとこの日は機械の調子が悪かったのかもしれません。日によって当たり外れがある可能性はありそうなので、「まあ無料で見られたし、これも旅の思い出かな」と自分を納得させました。

ダナン周辺は、ホイアン旧市街やバーナーヒルズなど、個人で行くと移動が面倒な観光地も多いです。
限られた日程のなかで充実した旅にするために、現地ツアーの利用や事前チケット手配をうまく取り入れてみるのもいいと思います。各社で価格や内容が違うので、見比べてみてください。
▶ ダナンの観光ツアーを探してみる(GetYourGuide)
私ならまずここから見ます。ツアーの種類が豊富で、価格を比べやすいのが理由です。
▶ ダナンの現地ツアーを探してみる(Trip.com)
航空券やホテルと同じアプリでまとめて管理したい人に。
予約サイトごとの違いは、こちらでタイプ別に比較しています。
▶ 海外旅行の現地ツアー予約サイトおすすめ比較|英語が苦手な初心者向けにタイプ別で解説
1日目の締めくくりは地元のビールで
帰り道、ダナンでよく見かけるコンビニのようなお店「Dマート」に立ち寄り、冷えたビールを購入。

ホテルの清潔な部屋に戻り、静かに初日の無事を祝って乾杯。那覇空港でのチェックイン時のトラブルから始まり、香港でのVIP待遇、そしてダナンでのドラゴンナイト(笑)……。初日から盛りだくさんだった1日目を振り返りながら、心地よい疲れとともに眠りにつきました。

沖縄(那覇)→ダナン 移動まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 航空会社 | 香港エクスプレス(那覇→香港→ダナン) |
| 予約サービス | Trip.com |
| 航空券 | 22,580円 |
| 乗り継ぎサービス(U-Connect) | 2,300円(那覇空港のカウンターでカード払い) |
| 那覇→香港 | 11:55発→13:55着(飛行時間 約3時間・時差1時間) |
| 香港乗り継ぎ | 約3時間(13:55着→16:50発) |
| 香港→ダナン | 約2時間 |
| 乗り継ぎの注意点 | 「複数発券プラン」の場合、香港で入国・荷物の受け取り・再チェックインが必要になる場合あり。私の予約では、入国せずに乗り継ぐには有料の乗り継ぎサービスが必要でした |
| ベトナム入国 | 45日以内はビザ不要。入国前オンライン申告(PAI)は義務ではないが推奨(本文参照) |
| 香港でのチェックイン | 2026年6月10日から香港エクスプレスはターミナル2(到着はターミナル1) |
| ダナン空港→市内 | Grab(専用乗り場あり)約400円(65,520ドン) |
| 通信 | ahamo(国内と合算で月30GBまで追加料金なし・15日超えで速度制限) |
| 現地通貨 | 空港ATMでエポスカードを使って海外キャッシング(1,000,000ドン=5,862円) |
香港経由ルートが向いている人・注意したい人
| 向いている人 | 注意したい人 |
|---|---|
| 那覇から出発したい | 乗り継ぎ地で入国したくない |
| LCCで安く移動したい | 預け荷物が多い |
| 予約画面の乗り継ぎ条件を自分で確認できる | 乗り継ぎ時間の短い便しか選べない |
| 乗り継ぎ時間で空港ラウンジも楽しみたい | 空港でのやり取りに不安がある(翻訳アプリがあると安心です) |
沖縄からダナンへの移動でよくある質問
Q. 沖縄(那覇)からダナンへの直行便はありますか?
記事執筆時点(2026年9月)で私が調べた限り、定期直行便は見つけられませんでした。香港経由・台北経由などの経由便が基本です。過去には那覇〜ダナンのチャーター便が運航されたこともあるので、沖縄の旅行会社のツアー情報もチェックしてみてください。
Q. 沖縄からダナンまで何時間かかりますか?
私の香港経由ルートでは、飛行時間が那覇→香港で約3時間、香港→ダナンで約2時間。乗り継ぎ約3時間を含めると、計算上はおよそ8時間です。乗り継ぎ時間によって前後します。
Q. 香港で乗り継ぐとき、香港に入国する必要はありますか?
航空券が「複数発券」の場合は、香港で入国・荷物の受け取り・再チェックインが必要になることがあります。香港エクスプレスの場合は、有料の乗り継ぎサービス「U-Connect」を付ければ入国せずに乗り継げます(私は2,300円でした)。日本国籍なら90日以内の観光はビザ不要、入国カードも不要です。
Q. 「複数発券プラン」とは何ですか?
1回の予約で買っても、航空券自体は区間ごとに別々に発券されるプランのことです。私はTrip.comで「沖縄→ダナン」として買いましたが、予約画面に「複数発券プラン」と書かれていて、那覇空港で初めて乗り継ぎの条件が違うと知りました。予約前に注意書きを確認しておくのがおすすめです。
Q. 乗り継ぎ時間はどのくらいあれば安心ですか?
香港空港はかなり広いので、私は3時間程度あると安心だと思います(私はU-Connectを付けて約3時間で、余裕がありました)。香港エクスプレスの公式サイトでは、出発時刻の40分前までに搭乗口へ行くよう案内されています。自分で入国して乗り継ぐ場合は、2026年6月からチェックインがターミナル2に移っていることも考えて、さらに余裕を持たせてください。
Q. ベトナム入国に必要なものは?
日本国籍なら45日以内の滞在はビザ不要です。残存期間6か月以上のパスポートと、出国用の航空券を用意しておきましょう。
Q. ダナン入国前のオンライン申告(PAI)は必須ですか?
在ダナン日本国総領事館の案内(2026年6月17日掲載)では、義務ではなく推奨とされています。入国予定日の3日前から公式サイト(prearrival.immigration.gov.vn)で無料で登録でき、発行されたQRコードを入国審査で見せます。記事執筆時点(2026年9月)の情報なので、渡航前に最新の案内も確認してください。
Q. ダナン空港から市内へはどうやって行けばいいですか?
私が乗った2025年11月は、Grabで空港からホテルまで約400円(65,520ドン)でした。到着ロビーを出ると案内板があり、専用のGrab乗り場から乗れます。不安な人は空港送迎を事前予約しておくと確実です。
Q. ドラゴンブリッジのファイヤーショーは毎日やっていますか?
毎日ではありません。金・土・日曜と祝日の21時からです。無料で見られますが、私が見た日は開始が遅れ、炎の迫力もいまひとつでした(笑)。
場所一覧(Googleマップ)
次の記事→ホイアン到着初日、まさかの大洪水。ランタン祭り前夜に起きた想定外の1日
※ホイアンは、2025年7月のベトナムの行政再編で新しいダナン市の一部になっています。


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