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【エジプト旅行⑳】ルクソール神殿の夜景とナイル川散歩|馬車の「ワンダーラー!」勧誘に注意
ルクソール滞在2日目。昨日の西岸ツアーの興奮冷めやらぬまま、今日は東岸の二大巨頭、ルクソール神殿とカルナック神殿を巡る予定です。
モスクからの目覚まし時計
予定よりも少し早い時間に、私は強制的に目を覚ますことになりました。犯人は、街中に響き渡る大音量の「アザーン(Adhan)」です。
アザーンとは、イスラム教の礼拝の時刻を知らせる呼びかけのこと。「神は偉大なり」「礼拝に来なさい」という言葉が、モスクのスピーカーから流れてきます。私が宿泊している「Queens Valley Hotel」の部屋は2階の道路側。近くのモスクに至近距離ということもあり、スピーカーからの放送がダイレクトに枕元まで届きます(笑)。
すっかり目が冴えてしまったので、予定を早めて朝一番のルクソール神殿へ向かうことにしました。
朝空を彩る、無数の気球たち
午前6時前、ホテルを出てスフィンクス参道側の道へ出た瞬間、思わず息を呑みました。
目の前の空を、気球たちが、朝の光の中で優雅に列をなしていました」。

私が昨日参加した気球ツアーは悪天候で中止になってしまいましたが、今日は無事に飛べたようです。地上から見上げる気球の群れは、朝焼けのルクソールの街並みと相まって、言葉を失うほどの美しさでした。何度も足を止め、シャッターを切らずにはいられません。

気球ツアーに参加できなかった悔しさが少し和らいだ瞬間でした。地上から眺める気球もまた、十分すぎるほど美しかった。
ルクソール神殿の「営業時間トラップ」
気球を横目に眺めながら歩き、ルクソール神殿に到着したのは6:05頃。入り口の看板には、はっきりと「営業時間 6:00AM〜8:00PM」と書いてあります。

中に入ると、エジプトの観光地恒例の荷物検査機械がありました。ですがスタッフの姿がありません。奥にいた警備員さんに声をかけると、
「まだ開いてないよ」
……え?
看板を見間違えたのかと思い、もう一度確認してみると——なんと、「6」の数字の上から黒いマーカーでバツ印のような7のような上書きされたっぽい跡があるではないですか。しかもそのバツのような7のようなのが消えかかっていて、普通に「6」という数字が目立つ状態になっているのです!

Σ(゚Д゚) えっ!こんなのトラップ引っかかっちゃうよ……!
さらにダメ押しで、同じ看板の右側に書かれたアラビア文字をGoogle翻訳で読んでみると——そちらには「ルクソール神殿は毎日午前8時から….」と訳されたり、「ルクソール神殿は毎日午前4時から….」と訳されたりしましたのでグーグル翻訳もアラビア語が苦手なのかもしれません。

念のためお伝えしておくと、2026年現在、Googleマップではルクソール神殿の営業開始時間が「6:00AM」と表示されています。ネット上の情報サイトでも6時・7時・9時とバラバラで、正直どれが正しいのかよくわかりません。訪問前に最新情報を確認することを強くおすすめします。
| 情報源 | 記載されている営業開始時間 |
|---|---|
| 現地の看板(英語表記) | 6:00AM(バツ印のような7のような上書きあり・要注意) |
| 現地の看板(アラビア語表記) | 読めない (google翻訳も読めない?) |
| Googleマップ(2026年3月時点) | 6:00AM |
| 公式サイト(egymonuments.com) | 6:00AM(ラストエントリー7PM) |
神殿の空振りが生んだ、絶景の朝食
急遽予定を変更し、一度ホテルに戻って朝食を先に済ませることにしました。

ホテルの屋上にある朝食会場へ向かうと、そこにはまた別の絶景が待っていました。

空にはまだ気球が浮かんでいます。美味しい朝食と、この景色を独り占めできる贅沢な時間。神殿に入れなかった悔しさなど、もうどこかへ消えてしまっていました。

「これはこれで、最高の朝かもしれない」
ルクソールの朝は、アザーンと気球と看板のトラップと絶景の朝食で幕を開けました。神殿の空振りも今となっては笑い話——いや、むしろこの景色を楽しむための「粋な計らい」だったと思えるほど、素晴らしい一日のスタートになりました。

朝食後は、改めてルクソール神殿とカルナック神殿へ向かいます。
ルクソールにはこの他にも多くの見どころがあります。
王家の谷やルクソール神殿など、ルクソール観光のまとめはこちらの記事で紹介しています。
→ ルクソール観光まとめ


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