2025年11月:那覇からベトナム・ダナンへ!ランタンを巡る周遊旅がスタート
今回の旅のテーマは「ランタン」。ベトナムとタイ、それぞれ趣の異なる2つのランタン祭りをハシゴするという、幻想的な景色を追い求める旅です。
11月3日のベトナム🇻🇳ホイアンでのランタン祭りと11月5日のタイ🇹🇭チェンマイでのコムローイ祭り(ランタン祭り)に参加する旅行です。
那覇からダナンへの乗り継ぎ方法や現地での注意点も含めて、実体験ベースでお届けします。なお、この旅のルート全体の費用についてはランタンを追うひとり旅|ダナン・ホイアン・チェンマイ・バンコク7泊8日の費用まとめ【総額16万円】もあわせてどうぞ。
| 場所 | 祭り | 特徴 |
|---|---|---|
| ホイアン(ベトナム) | ランタン祭り | 世界遺産の古都ホイアンで、旧暦14日前後に開催される名物イベント。街の照明が落とされ、色とりどりのランタンが川辺や旧市街を幻想的に彩ります。 |
| チェンマイ(タイ) | コムローイ祭り | 夜空に数千のランタン(天灯)を一斉に放つタイの伝統行事。ディズニー映画『ラプンツェル』の世界観を連想すると言われる幻想的な景色でも有名です。詳しくはコムローイ祭りレビュー記事もどうぞ。 |
まずは旅の1日目。那覇空港から経由地の香港を経て、最初の目的地ダナンへ向かうまでの移動の記録をまとめます。
那覇空港で判明した「格安チケット」のちょっとした罠
今回のダナンまでの航空券は、Trip.comで予約した香港エクスプレス(22,580円)。那覇空港のカウンターでチェックインする際、スタッフの方から予想外の説明を受けました。
「このチケットは、香港で一度入国手続きを行い、再度手荷物検査などを受けてからダナン行きの便に乗る必要があります」
なんと、そのまま乗り継ぎができないタイプだったのです。もし入国せずに制限区域内を通って乗り継ぎたい(トランジット)場合は、香港エクスプレスが提供する乗り継ぎサービスの追加料金(約2,300円)が必要との説明を受けました。その時は、「自分がTrip.comで購入する際、うっかり『沖縄→香港』と『香港→ダナン』を別々で購入しちゃったのかな……」と思っていました。しかし、後で確認してみると、間違いなく『沖縄→ダナン』で一括購入していました。一括で購入していても、こういうことはあり得るようです。改めて予約画面の注意書きを確認してみると、そこにはこう書かれていました。

[複数発券プラン]この予約は「複数発券プラン」です。乗り継ぎの際に、入出国手続きや荷物の受け取り、再度の搭乗手続きが必要となる場合があります。
と書いてありました。
なるほど、チケット自体が別々に発券される仕組みだったわけです。要するに「LCCで航空券が安い分、入国せずにそのまま乗り継ぎたいなら、有料ですよ」ってことなのだと思います。ちなみに、この有料の乗り継ぎサービスはおそらく香港エクスプレスの「U-Connect」というオプションのことだったのだと思います。
📌 U-Connectとは:香港エクスプレスの公式乗り継ぎサービス。出発地で最終目的地までの搭乗券を2枚まとめて受け取れ、荷物も香港でのピックアップ不要で最終目的地まで通せます。別々に予約したLCCを乗り継ぐ場合は、このサービスが必要になるケースがあります。なお、同じ香港エクスプレスでも予約方法や航空券の条件によって対応は異なるようです。
入国・再入国に時間を取られて乗り遅れるリスクを考え、今回は追加料金を支払って入国不要の手続きをお願いしました。安さだけで選んでしまった自分の確認不足ですが、思わぬ「罠」に勉強代を払う形で旅がスタートしました。
⚠️ 注意:この対応は予約内容・区間によって異なる場合があります。LCCを乗り継ぐ場合は、事前に各航空会社の乗り継ぎ条件を確認しておくことをおすすめします。
香港空港で「VIP並み」のエスコートに戸惑う

那覇から約2時間、経由地の香港に到着(13時55分着)。飛行機を降りると、私の名前が書かれた紙を持った香港エクスプレスのスタッフ(メガネをかけた若い女性)が待っていました。
どうやら、先ほど払った追加料金の影響なのか、次のゲートまで案内してくれるとのこと。「自分で案内板を見て行けるから大丈夫なんだけどな…」と思いつつも、言われるがまま彼女について行きました。
香港の空港では空港内で電車移動があるのですが電車移動の時も彼女がピッタリとエスコート。エスカレーターも電車も、ずっと隣を歩いてくれるため、ありがたい反面、なんとも言えない気まずい時間が流れます(笑)。電車を降りたところで「あなたの乗るゲートはあちらです」と指し示され、ようやく「Thank you!」と告げてお別れしました。
香港空港についてはこちらの記事も参考にどうぞ。→ 香港旅行初心者ガイド
プライオリティパス事情と香港でのひととき
今回の旅行にあたって、サブカードとして持っていた「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」を使い、プライオリティ・パスを発行しました。
追加料金として11,000円(税込)はかかりますが、カード自体の年会費は(年1回の利用で)実質無料。これだけで、回数無制限のプライオリティパスが持てたのでかなり高コスパでした。
というのも、普段メインで使っているクレカの1つの「楽天プレミアムカード」のプライオリティパスが規約変更で「年間5回制限」となってしまい、今回の周遊旅では回数が足りなくなるため、その対策として用意したものです。
しかし、世の中そんなに甘くありません。
発行した直後にこのセゾンカードのプライオリティパス特典も条件が改悪され、私の手元にある無制限のプライオリティパスも、2025年11月末で利用不可になるとのアナウンスがなされてしまいました。そのため、せっかく新調したプライオリティ・パスは、今回の旅が「最初で最後の大活躍の場」というなんとも切ない結果に……。
今後は、楽天プレミアムカード5回分のプライオリティパスだけでは足りなくなった場合、どのクレジットカードでプライオリティパスを発行しようかと悩みどころです。それほど私にとって海外旅行でのラウンジ利用は欠かせない存在になっています。
海外旅行のクレジットカード選びについては、実体験をもとにまとめた記事もあります。→ 海外旅行のクレジットカードはこの2枚でOK|エポスカード×楽天プレミアムカード実体験レビュー
香港の出発は16時50分だったので、乗り継ぎ時間は約3時間。香港空港は非常に広いのですが、今回はU-Connect手続きのおかげでゲートまで案内してもらえたこともあり、時間に余裕がありました。その時間を使って、シンガポールの系列店がミシュランを獲得したことで知られる福建料理チェーン「PUTIEN(莆田)」へ。プライオリティパス専用のセットメニューは、優しい味わいの福建料理で、長旅の胃に染み渡る美味しさでした。その後はラウンジへ移動し、ダナン行きのフライトに向けてゆったりとした時間を過ごしました。
📌 香港空港は非常に広く、ゲート間の移動だけでもかなり時間がかかります。LCCを乗り継ぐ場合は、乗り継ぎ時間に3時間程度あると余裕を持って行動できると思います。


ダナン到着!スムーズな移動と驚きの宿泊コスパ
ダナン行きの便も順調にフライトを終え(香港→ダナン 約2時間)、夜のダナン国際空港に降り立ちました。11月初旬の夜のダナンは、夜風が心地よい気候でした。

ダナン空港は非常に整備されており、到着ロビーを出てまず向かったのはATM。エポスカードを使って海外キャッシングで1,000,000ドン(ひゃくまん)を引き出しました。後日明細を確認すると5,862円。海外でのATMキャッシングは、両替より手数料が有利な場合があります。エポスカードはキャッシングデータがアプリに反映され次第(最速翌日〜数日)、スマホの「エポスNet」からすぐに繰り上げ返済できるので、利息を最小限に抑えられます。
現地通貨を手にしたら、いよいよ市内へ。到着ロビーを出るとすぐに「Grab」の案内板が目に入ります。指示通りに進むと専用のGrab乗り場があり、迷うことなくスムーズにGrabタクシーを呼ぶことができました。海外でのスマホ通信は日常でも使用しているahamoを使っています。海外でも月30GBまで追加料金なしで使えるので、到着後すぐにGrabの呼び出しもできました。
空港からホテルまでのGrab料金は約400円(65,520ドン)ほど。配車アプリで事前に料金が確定するので、ぼったくりの心配もなく安心して使えます。
もっとスムーズに移動したい方は、事前に空港送迎を予約しておくのもおすすめです。
→ ダナン空港の送迎サービスを見てみる(Trip.com)
今回宿泊したのは、ハイチャウ区にある「センター ホテル (Centre Hotel)」。ダナンは全体的に宿泊費が非常に安く、1,000円〜2,000円台でも清潔で立地の良いホテルが数多く見つかります。今回の宿も1泊わずか1,817円。

案内された部屋は、白を基調としたシンプルで広々とした造りでした。大きな窓からは浴室が見える開放的なスタイル(もちろんブラインドあり)で、この価格とは思えないほど快適な空間です。バックパックを部屋に置いたら、さっそく夜ご飯を食べに街へ繰り出しました。


→ センター ホテルを見てみる(Trip.com) / センター ホテルを見てみる(Agoda)
→ ダナンのホテルをまとめて探してみる(Agoda) / ダナンのホテルをまとめて探してみる(Trip.com)
ダナン名物「ミークアン」で最初の晩餐
夜のダナンの路地は、行き交うバイクのライトと食堂の明かりで活気に満ち溢れています。年季の入った歩道を歩きながら、目指したのは「Mì Quảng 1A」。ダナンに来たら外せない名物麺料理「ミークアン」の有名店です。
ミークアンは、ダナン発祥とも言われるベトナム中部の郷土麺料理。名前の由来は「ミー(小麦粉の意)」と「クアン(クアンナム省の意)」を組み合わせたものとされています。ハノイやホーチミンのような大都市ではほとんど見かけず、ダナンやホイアンでしか味わえない珍しい一品です。

訪れた「Mì Quảng 1A」は2024年にミシュランガイド掲載店となったダナンを代表する名店。オープンでローカル感たっぷりの店内に入り、メニューを確認。

NOODLES WITH PORK & SHRIMP:40,000 VND(約240円)※2025年11月当時
驚くほどの安さです。運ばれてきたミークアンは、平打ちの米粉麺に少なめの濃いめお出汁、その上にはエビや豚肉、ナッツ、そしてパリパリのせんべいがトッピングされています。これに別皿のたっぷりの生野菜を投入し、混ぜ合わせていただきます。

一口食べると、甘酸っぱくもコクのあるタレとナッツの香ばしさが絶妙にマッチします。これぞベトナム。移動の疲れが吹き飛ぶような、最高に満足度の高いダナン最初の晩餐になりました。
ダナン名物「ロン橋」のファイヤーショーへ
食後はダナンの街並みを見ながらの散歩も兼ねて、ダナン観光の目玉である「ロン橋(ドラゴンブリッジ)」まで歩いて向かいました。

全長666メートルに及ぶこの橋は、巨大な黄色いドラゴンがハン川をまたぐようにデザインされており、夜は色鮮やかにライトアップされています。橋の「しっぽ」側から渡り始め、対岸にある「頭」側へ。到着したときには、すでにショーの開始を待つ大勢の観光客で溢れかえっていました。

📌 ファイヤーショーは毎週金・土・日曜の21時〜(約10分間)開催。炎を噴いたあとに水を噴射する演出で締めくくられます。無料で観覧できます。
期待と現実……正直すぎるファイヤーショーの感想
ショーは21時からの開始でしたが、時間を過ぎても一向に始まる気配がありません。「今日は中止なのかな?」と思い始めた21時10分過ぎ、ようやくドラゴンが口から炎を吐き出しました。

ところが……。
勢いよく炎が上がるのを期待していましたが、一度吐いた後に長い沈黙があったり、思い出したかのように「しょぼい」炎をポツリと吐いたりと、なんとも間の抜けた繰り返し。ガイドブックには必ずと言っていいほど大迫力の写真が載っているため、かなり期待値を上げていたのですが、お世辞にも「良かった」とは言えない内容でした。
その後は水を吐くパフォーマンスもありましたが、全体的にテンポが悪く、期待外れ感は否めません。開始が遅れたことも含め、もしかするとこの日は機械の調子が悪かったのかもしれません。日によって当たり外れがある可能性はありそうなので、「まあ無料で見られたし、これも旅の思い出かな」と自分を納得させました。

→ ダナンの観光ツアーを探してみる(GetYourGuide) / ダナンの現地ツアーを探してみる(Trip.com)
→ KKday(ダナン) / Klook(ダナン)
1日目の締めくくりは地元のビールで
帰り道、ダナンでよく見かけるコンビニのようなお店「Dマート」に立ち寄り、冷えたビールを購入。

ホテルの清潔な部屋に戻り、静かに初日の無事を祝って乾杯。那覇空港でのチェックイン時のトラブルから始まり、香港でのVIP待遇、そしてダナンでのドラゴンナイト(笑)……。初日から盛りだくさんだった1日目を振り返りながら、心地よい疲れとともに眠りにつきました。

那覇→ダナン 移動まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 航空会社 | 香港エクスプレス(那覇→香港→ダナン) |
| 予約サービス | Trip.com |
| 費用 | 22,580円 |
| フライト時間 | 那覇→香港 約2時間 / 香港→ダナン 約2時間 |
| 香港乗り継ぎ時間 | 約3時間(13:55着→16:50発) |
| 乗り継ぎ注意点 | 複数発券プランの場合、乗り継ぎサービスの追加料金が発生するケースあり(詳細は本文参照) |
| ダナン空港→市内 | Grab(専用乗り場あり)約400円(65,520ドン) |
| 通信 | ahamo(海外でも月30GBまで追加料金なし) |
| 現地通貨 | 空港ATMでエポスカードを使って海外キャッシング(1,000,000ドン=5,862円) |
次の記事→ホイアン到着初日、まさかの大洪水。ランタン祭り前夜に起きた想定外の1日
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