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コムローイ祭りの前に首長族の村へ|行き方・料金・実際に訪れて感じたこと

首長族の村 アジア周遊旅行
カレン族

※この記事は「ランタンを追うひとり旅。」シリーズです。前回の記事は→ダナン最終日|絶品バインミーと空港ラウンジを満喫してチェンマイへ移動

この記事でわかること

  • チェンマイから首長族の村への行き方(トゥクトゥク交渉のリアル)
  • 入場料・所要時間の目安
  • 首長族(カレン族)の歴史的背景と訪問時のマナー
  • 写真撮影のスマートな方法
  • 個人で行く vs ツアーで行く の比較

コムローイ祭りの前に、弾丸で首長族の村へ

今日は、今回の旅行最大のハイライト、ランタン祭り「コムローイ祭り」に参加する日です!

夜空を埋め尽くす無数のランタン……想像するだけで胸が躍ります。

会場へ向かうバスの運行はこの日は13時から順次開始される予定だったため、それまでの午前中の時間を使って、どうしても行っておきたい場所がありました。それが、「首長族(カレン族)の村」です。

※コムローイ祭りの会場までの移動については、こちらの記事で詳しくレビューしています。
コムローイ祭り CAD会場は移動が地獄?行き方・注意点・当日の流れを正直レビュー

トゥクトゥクで交渉スタート

朝8時過ぎ、滞在していたホテル「CM Night Bazaar Boutique Hotel」を出発。まずは移動手段の確保です。タクシーかトゥクトゥクを探します。

チェンマイ ナイト バザール ブティック ホテル
チェンマイ ナイト バザール ブティック ホテル

近くのセブン-イレブンの前にトゥクトゥクを発見!さっそくおじさんに交渉開始です。

「首長族の村に行きたいんだけど、いくら?」

「Long neck village(首長族の村)? 遠いよ」

おじさんは逆に「いくらで?」と聞き返してきました。私は、全て込みで最大1,000バーツ(約5,000円)までならと想定してましたので、最初は「700」と提示すると、

「No、首長族の村は遠いんだよ。1,000だ」

と返されました。ならばと「800」と刻むと、おじさんは「900」を提示。

時計を見ると、すでに8時半を回っています。午後のコムローイ祭りの準備を考えると、遅くとも12時にはホテルに戻らなければなりません。残り時間は約3時間半。ここから首長族の村までは片道1時間ほどかかるそうです。

ここで交渉が決裂し、別の移動手段を探す時間が発生すると大きなタイムロスになる。そう判断して、900バーツで交渉成立しました。

感覚的にはもう少し安くできた気もしますが、今は「時間を買うこと」を優先。なお、チェンマイではgrabなどの配車アプリを除き、乗り物の料金は基本的に交渉制です。相場観をつかんでおくと交渉がスムーズになります。900バーツ(約4,300円)は行き帰りと待機料込みとはいえ、やや高めの部類だったかもしれませんが時間を優先しました。

【現地で必須】スマホのデータ通信
こうした個人交渉やGoogleマップでの場所確認には、スマホのデータ通信が欠かせません。私はahamoの海外データ通信(月30GBまで追加料金なしで使える)をそのまま現地で利用していました。空港でSIMを買う手間がなく、降り立ったその瞬間からマップが使えるのは本当にラクです。
海外旅行の通信手段5つを比較|格安SIMユーザーが損しない選び方

おじさんのトゥクトゥクに乗り込み、首長族の村へと向かいます。11月の朝のチェンマイを吹き抜ける風は、驚くほど涼しくて爽快!トゥクトゥクの心地よい揺れを感じながら、これからの出会いに期待が膨らみます。

首長族の村に到着|入場料・所要時間の目安

トゥクトゥクに揺られること約50分。ようやく「LONG NECK KAREN(首長族のカレン族)」と書かれた看板のある村の入り口に到着しました。朝だったからか思ったより早く着いた印象で、この時の時刻は9:20頃です。

LONG NECK KAREN(首長族のカレン族)
LONG NECK KAREN(首長族のカレン族)

チェンマイ旧市街からの所要時間は、一般的には車で30分程度とされているようです。ただし、チェンマイ近郊には複数の首長族の村があり、どの村に行くかによって距離が異なります。私の場合はトゥクトゥクで50分ほどかかりました。時間に余裕を持って出発するのがおすすめです。

入り口で支払う入場料は500バーツ(約2,400円・2025年11月時点/村により異なります)。

LONG NECK KAREN(首長族のカレン族)
右の小屋で入場料を払います

【現金は多めに用意しておくのが安心】
入場料・お土産・チップなど、首長族の村は基本的に現金払い。タイは現金主義の場面がまだ多く、ATMで現地通貨を確保しておくと安心です。私はエポスカードの海外キャッシングを使ってバーツを引き出していました。両替所で並ぶよりレートも悪くなく、データが反映されたらエポスNetアプリからすぐ繰り上げ返済すれば利息も最小限に抑えられます。
海外旅行のクレジットカードはこの2枚でOK|エポスカード×楽天プレミアムカード実体験レビュー

村の中へ|首長族との出会い

村の中に一歩足を踏み入れると、そこには色鮮やかな民芸品が並ぶ市場のような光景が広がっています。軒先には手織りのストールや、首に輪をはめた女性を象った木彫りの人形などが所狭しと並んでいました。

首長族
うさちゃんと遊んでる首長族の子

そこで出会ったのは、黄金に輝く真鍮の首輪を何重にも纏った女性たち。穏やかに微笑む彼女たちの姿は、どこか神秘的で気高ささえ感じられます。驚いたのは、まだ幼い子供たちも同じように首輪をつけ、店番を手伝っていたことです。伝統的な衣装に身を包み、機織りに励む姿も見られました。

首長族
店番をしてる首長族の子

【豆知識】首が長く見える仕組み

「首長族」という名称から、首の骨が伸びているのかと思いがちですが、実はそうではないようです。幼少期(5歳前後が多いとされる)から少しずつ真鍮のリングを増やしていく過程で、その重みによって鎖骨や肩の位置が押し下げられ、結果として首が長く見えるとされています(諸説あり)。いわば「超なで肩」の状態なのだとか。

首長族
少しだけお土産を買いました

実際に首輪を目の前で見ると、その重厚感には圧倒されます。あの重さを毎日身につけているのかと思うと、思わず自分の肩をさすりたくなりました。

「見世物」か「文化の継承」か|訪れて感じたこと

ここで、彼女たち「首長族」の背景について少し触れておきたいと思います。

彼女たちはミャンマー出身のカレン族の人々で、難民としてタイに渡ってきた背景を持つ方も多いとされています。タイ国内での労働や移動には制限があり、観光客が支払う入場料や民芸品の売り上げが貴重な現金収入源となっています。いわば「出稼ぎ」に近い形で、この観光村で暮らしているのが現実です。

こうした背景から、この場所はいわゆる”人間動物園”のようだと批判されることもありますが、一方で生活手段として成り立っている側面もあり、伝統文化を継承する場になっているという見方もあります。

実際に訪れてみると、並んでいる民芸品はいわゆる「観光地価格」で、決して安いとは言えません。
ただ、こうした背景を知ったうえで村を歩いていると、「どこまで観光客として踏み込んでいいのか」という感覚に少し迷いもありました。

写真撮影は「お土産を買ってから」が私のスタイル

特に、写真撮影については気を使う場面です。観光地として開かれているとはいえ、無言でいきなりカメラを向けることはできません。

そこで私は、自分なりの「撮影代」のつもりで、村の人の写真を撮りたい場合は小さなキーホルダーを購入して、その流れで「写真を撮ってもいいですか?」と声をかけるようにしていました。

首長族
この方がいちばん首が長かったかも

何も買わなくても写真を撮らせてくれるのかもしれませんが、民芸品のラインナップがどこも共通しているのを見ると、購入すること自体に撮影料のような意味合いがあるのかなとも感じました。小額の現金を用意しておくと、こうした場面でスムーズに対応できます。

限られた滞在時間でしたが、華やかな観光都市チェンマイのすぐそばにある、この世界の現実を肌で感じることができた貴重な時間でした。観光として楽しみつつも、いろいろと考えさせられるひとときでもありました。

その後、午前10時頃村から出発しました。なので、私の場合はゆっくり観光して滞在時間は約40分ほどでした。

個人で行く?ツアーで行く?比較してみた

今回私はトゥクトゥクを個人交渉でチャーターしましたが、チェンマイでは首長族の村を含む現地ツアーも多数催行されています。ゾウとの触れ合いとセットになったプランなどもあり、価格もそこまで高くないものが多いです。

比較項目個人手配(トゥクトゥク)現地ツアー
費用目安800〜1,200バーツ+入場料500バーツ1,000〜2,500バーツ前後(入場料込みのことが多い)
所要時間半日(自由に調整可)半日〜1日
言語少し英語(翻訳アプリで問題ありません)日本語対応ツアーもあり
メリット自由度が高いラク・確実・他観光地とセットで効率的
デメリット交渉が必要・時間ロスのリスクあり時間が固定される・割高な場合あり

「交渉が苦手」「確実に行きたい」「他の観光地と効率よく回りたい」という方には、現地ツアーを利用するのも全然アリだと思います。個人交渉はハードルが高い分、うまく交渉できたときの達成感はありますが(笑)、時間と手間を考えると一長一短です。

現地ツアーを調べる (GetYourGuide)

現地ツアーを調べる (Trip.com)

コムローイ祭りに向けてエネルギーチャージ|レモングラスでランチ

村の入り口で待たせておいたトゥクトゥクに乗り込み、再びチェンマイ市街地へと戻ります。帰路は行きよりも少し時間がかかり、11:20頃にホテル近くへ到着。

降りる際、おじさんには交渉した900バーツに加えてチップとしての100バーツを加えた1,000バーツ紙幣を渡して「100バーツはチップです」と伝えて渡しました。3時間半きっちり待っていてくれて、無事に村まで連れて行ってくれた感謝の気持ちです。おじさんも「コップンカップ(ありがとう)」と嬉しそうにしてくれて、気持ちのいい締めくくりになりました。

【トゥクトゥクのチップについて】
タイのトゥクトゥクは基本的に交渉した金額をきっちり払えばOKで、チップは必須ではありません。ただし、長時間チャーターした場合や、丁寧に対応してくれた運転手には、20〜100バーツ程度の気持ちを渡すと喜ばれます。お互い気持ちよく終われるので、私はおすすめしています。

ちょうどお腹も空いてきたので、ホテルのすぐ近くにあるレストラン「レモングラス(Lemongrass Thai Cuisine)」で早めの昼食をとることにしました。

レモングラス(Lemongrass Thai Cuisine)
レモングラス(Lemongrass Thai Cuisine)

店内に入ると、壁にはチェンマイの風景や寺院の写真が飾られていて、落ち着いたローカルな雰囲気が漂っています。

注文したのは、パイナップルチャーハン!運ばれてきた一皿は、本物のパイナップルを器にした、インパクト抜群のビジュアルです。チャーハンにはカシューナッツや野菜がたっぷりで、パイナップルの甘酸っぱさがアクセントになっていてとても美味しい。観光地近くのレストランなので価格はお手頃とはいかないですが、このビジュアルと味なら納得の一皿です。

パイナップルチャーハン
パイナップルチャーハン

「遅くとも12時までに戻る」という目標も無事にクリアでき、美味しい食事でエネルギーチャージも完了。いよいよ午後からは、今回の旅の真の目的地であるコムローイ祭りの会場へと向かいます!

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