※この記事は連載「不安だらけのエジプトひとり旅」の第⑩話です。
初めての方はエジプトひとり旅15日間の全記録から読むと流れがわかりやすいです。
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カイロ乗り継ぎで7時間の空き時間。荷物を預けられない中、巨大バックパックを背負って限られた時間で観光するにはどう動くべきか?実際にUberを使って向かったのは、歴史ある「サラーフ・アッディーン(サラディン)のシタデル」です。
この記事では、空港からの移動手段と注意点、現地で体験したトラップ、そしてシタデル到着までを詳しく紹介します。
📌 この記事について
体験談の部分は2024年11月に実際に訪れたときの記録です。入場料・営業時間・Uberの乗り場といった変わりやすい情報は、記事更新時点(2026年8月)でエジプト観光省の公式サイトやUber公式ページを見直して、最新の内容に差し替えています。「当時こうだった」と「今はこうなっている」が混ざらないよう、できるだけ分けて書きました。それでも現地のルールは予告なく変わるので、最後は必ずご自身でも確認してくださいね。
乗り継ぎ時間の合間に観光——観光先の選び方
無事に入国審査を終え、エジプトの地に降り立ったのが午前11時。次の目的地であるルクソール行きのフライトは18時発です。「6〜7時間」もの空き時間があります。
「せっかくならどこか観光したい!」そう考えた私が、限られた時間の中で選んだ行き先と、その道中をお届けします。
今回最大のネック:「荷物を預けられる場所がない」
海外の公共施設や駅には、日本のように気軽に使えるコインロッカーが少ない傾向があります。少なくとも私が利用したカイロ空港では荷物を預けられる場所が見当たらず、必然的に全ての荷物を背負って歩くことになりました。ちなみに、この大型バックパックの中身と15日間ひとり旅で実際に役立った装備はエジプト旅行の持ち物ガイドに全部書いています。バックパック派の参考になるはずです。
そのため、以下の条件で候補地を絞り込みました。
- 空港からの移動時間がそれなりに短いこと
- 荷物を背負ったまま、あまり歩き回らずに済むこと
カイロ空港に荷物を預ける場所はある?
「私が見つけられなかっただけかも…」とずっと気になっていたので、あらためて調べ直しました。
結論から言うと、私が確認できた範囲では、カイロ国際空港に旅行者向けの公式なコインロッカー・荷物預かりサービスは見つけられませんでした。空港ガイド系の情報でも「公式のロッカーはなく、近くのホテルなどに相談する形になる」と案内されています(記事執筆時点)。「絶対に存在しない」とまでは言い切れませんが、あるものとして計画するのは危険だと思います。
とはいえ、「じゃあ全部背負って歩くしかないの?」というとそうでもありません。私が知らなかっただけで、選択肢はいくつかあります。同じ状況になる方のために整理しておきます。
| 方法 | 内容 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ①車に置いたまま観光 | 空港送迎やチャーター車を手配し、荷物をトランクに置いたまま観光。移動中も預けっぱなしにできる | 荷物が大きい人・時間が読めない人(いちばん現実的) |
| ②市内の荷物預かりサービス | Bounce・Nannybag・Stasherなどのオンライン予約型サービスが、カイロ市内のホテルや商店を預かり所として提供。各社サイトの表示では1個あたり1日EGP90〜160前後(記事執筆時点の各社表示) | 市内に出るついでに預けたい人 |
| ③現地ツアーに申し込む | 送迎付きツアーなら車内に置ける場合が多い。事前に「大きな荷物があるが車に置けるか」を確認するのが確実 | 移動も観光もまとめて任せたい人 |
| ④背負って歩く(私) | 0円。ただし体力と引き換え | 荷物が小さい人・気合いのある人 |
正直に言うと、当時の私が知っていたら①か③を選んでいました。坂道を大型バックパックで登る苦行は、思い出にはなりますが二度目はやりたくないです(笑)。
→ カイロ空港の送迎・チャーター車を探してみる(Trip.com)
日本語の画面で事前に料金を確認できるので、「着いてから交渉」のストレスがありません。荷物を車に置いたまま動けるのが最大のメリットです。
検討した候補地と却下した理由
| 候補地 | 却下した理由 |
|---|---|
| ギザのピラミッド | 空港からの移動時間がかかる。旅のメインイベントなので時間に追われながら見るのは嫌だった |
| カイロ博物館(当時はここにツタンカーメンの黄金のマスクがありました) | 展示ボリュームが膨大。往復移動時間を考えると中途半端になりそうだった |
🏛 【重要な変化】ツタンカーメンを見る場所が変わりました
上の検討は2024年11月時点の話です。その後2025年11月1日に大エジプト博物館(GEM)がギザで正式開館し、ツタンカーメン王の副葬品コレクションはGEMに集約されて公開されています。黄金のマスクを含む全点がひとつの場所で展示されるのは史上初とのことです。
つまり今から行く方は「ツタンカーメン=GEM」ということになります。ただしGEMはギザ側にあって空港からは距離があり、展示規模も桁違いです。乗り継ぎの数時間で回るのはかなり無謀だと思います(私はGEMには行っていないので、あくまで場所と規模から見た判断です)。乗り継ぎ観光で狙うなら、やはり空港寄りのスポットが無難です。
最終的な結論:サラディンの「シタデル」へ
最終的に選んだのは、サラディンのシタデル(要塞)です。「空港から距離が近いから」というより、乗り継ぎ時間に組み込みやすいと判断したからという理由が正確です。カイロは渋滞次第で所要時間が大きく変わるので、距離よりも「往復にどれだけ時間を取られるか」で考えました。高台にあるので景色も楽しめそう、というのも決め手でした。

シタデルは1176年にアイユーブ朝の創始者サラーフ・アッディーン(サラディン)が建設に着手した城塞で、十字軍の侵攻に備えてカイロのモカッタム丘陵の高台に築かれました。その後のアイユーブ朝・マムルーク朝を通じて拡張され、19世紀のムハンマド・アリー朝時代にも重要な場所として使われました。現在はユネスコ世界遺産「カイロ歴史地区」の構成資産のひとつです。
敷地内にはムハンマド・アリー・モスク・スレイマン・パシャ・モスク・軍事博物館などがあり、ほとんどがオスマン朝時代以降に造られたものです。カイロ観光の全体像はカイロ観光まとめ|2日・3日モデルコースとおすすめスポット完全ガイドもあわせてどうぞ。
カイロ空港7時間乗り継ぎで観光は可能?
カイロ空港の乗り継ぎ時間で市内観光ができるかどうかは、多くの方が気になるポイントだと思います。私の体験ベースの結論はこちらです。
| 乗り継ぎ時間 | 判断(私見) |
|---|---|
| 3時間以下 | 基本的におすすめしません(入国審査・移動・保安検査だけで使い切ります) |
| 4〜5時間 | 市内観光はかなり厳しい |
| 6時間 | 条件次第では可能だがリスク高め。渋滞・遅延が出ると詰みます |
| 7時間以上 | シタデルなど1か所だけなら検討可能(私はこの条件で行きました) |
| 8〜10時間以上 | より現実的。気持ちにも余裕が生まれます |
※あくまで「同じ空港から次の便に乗る」「入国の条件を満たしている」「次の便に十分な余裕を確保できる」場合の目安です。「7時間あれば絶対に大丈夫」という意味ではありません。
7時間=7時間観光できる、ではありません
ここ、意外と見落としがちです。乗り継ぎ7時間のうち、実際に観光に使えるのはごく一部です。
| 内訳 | ざっくりの目安 |
|---|---|
| 入国審査・ビザ手続き・SIMや現金の準備 | 30分〜1時間以上(混雑次第) |
| 空港 → シタデルへの移動 | 私の場合は約15分 |
| 実際の観光時間 | 残りの時間から逆算して決まる |
| シタデル → 空港の移動 | 行きより長く見積もるのが安全 |
| チェックイン・保安検査・搭乗 | 航空会社の締切時刻から逆算 |
私の場合、実際にシタデルにいたのは1時間ほどでした。
「何時までに切り上げるか」を先に決めておく(逆算タイムライン)
乗り継ぎ観光でいちばん怖いのは「楽しくなって帰りが遅れる」ことです。私は先に「遅くてもこの時間には現地を出る」という時間をある程度決めてから出発しました。
ポイントは「帰りのUberが渋滞にハマる前提で組む」ことです。カイロの渋滞は本当に読めません。私は帰りの所要時間を、行きよりかなり長めに見積もっていました。
そしてもうひとつ大事なのが、「空港に何時に戻るか」ではなく「航空会社のチェックイン・搭乗締切から逆算する」ことです。18時発だからといって、18時に空港にいればいいわけではありません。チェックイン締切・手荷物預け締切・保安検査・搭乗締切があり、締切時刻は航空会社によって違います。ここは必ず自分の航空券で確認してください。
⚠️ 乗り継ぎ観光=「一度エジプトに入国する」ということ
空港の外に出る以上、当然ながら入国審査を通ることになります。つまりビザ(e-Visaまたはアライバルビザ)が必要です。「乗り継ぎだからビザは要らないでしょ」と思っていると詰みます。手続きの流れは エジプト入国・ビザ・アライバルカード完全ガイド にまとめました。
⚠️ 「別切り航空券」の人はさらに慎重に
前後の便を別々に購入している場合、前の便の遅れで次の便に乗れなくなっても、航空会社が無料で振り替えてくれるとは限りません。同一予約の乗り継ぎよりさらに安全側に時間を取るのが鉄則です。私は「最悪、観光を諦めて空港で待つ」という前提で動いていました。
荷物を背負っての観光は体力消耗が激しいため、自信がない方や乗り継ぎ時間に余裕がない方は、後半で紹介する半日ツアー(送迎付き)を利用する方が確実です。ツアーであれば荷物対応や時間管理をプロに任せられ、保安検査までに戻る計画も組みやすくなります。
移動手段はUber一択!カイロ空港での乗り方と注意点
移動手段を事前に検討した結果、今回の私にはUberが最適でした。タクシーはボッタクリが多いという情報を多く見かけ、バスは乗り方が難しく時間のロスが大きいと判断したためです。配車アプリなら乗車前にアプリで料金を確認でき、ドライバー情報やルートも記録されるため、ビビリな私でも安心して移動できました。カイロの治安についてはエジプトの治安は危険?一人旅で感じたリアルと注意点まとめもご参考に。
💡 日本にいる間の準備を!
現地で慌てないよう、日本にいる間にUberアプリのダウンロード・アカウント作成・クレジットカード登録まで済ませておくことを強くおすすめします。旅で使えるアプリをまとめたエジプト旅行で使ってよかったアプリまとめも出発前にチェックしてみてください。
また、Uberの配車も位置情報の確認も、スマホのデータ通信がないと何も始まりません。私はahamoを使っていたので、現地到着直後からそのままネットにつながりUberをすぐ呼べました。月30GBまで追加料金なしで海外でも使えるのが本当に楽でした。ただし海外での利用開始から15日を超えると通信速度が制限され、データ容量を追加購入しても海外滞在中は解除されません。長期旅行の人はここだけ要注意です(記事執筆時点の条件です)。通信手段を比較したい方は海外旅行の通信手段5つを比較|格安SIMユーザーが損しない選び方もどうぞ。
カイロ空港でUberに乗るまで(ターミナル別の乗り場)
まず私の体験から。2024年11月当時、事前に調べた情報では「ターミナル2ではUberを呼べない」とされており、ターミナル3の向かいの駐車場(下の階層)が待ち合わせ場所と案内されていました。実際、私はその情報どおりターミナル3側で問題なく乗車できました。
ただし、ここは今回の記事更新でいちばん大きく変わった部分です。あらためてUber公式のカイロ空港ページを確認したところ、現在はターミナル2にも専用のピックアップ案内が用意されていました(記事執筆時点)。
| ターミナル | Uber公式が案内している乗り場 |
|---|---|
| ターミナル2 | 手荷物受取所を出て、免税店の反対側の出口から税関方向へ。税関を抜けたら左へ進み、Gate 7から外に出た車寄せでドライバーと合流 |
| ターミナル3 | 手荷物受取所を出て、Gate #4の案内に従って外へ。Car Park(駐車場)の表示に従い階段を下り、B5の駐車スペースでドライバーと合流 |
つまり、今は「ターミナル2だからUberは無理」と決めつける必要はありません。私が行ったときは「向かいの駐車場の下の階」としか分かっていなかったので、「Gate 7」「B5」と具体的な場所が公式に示されているだけでも、精神的にかなり違うはずです。
そしてUber自身も「最も正確なのは配車後にアプリに表示される案内」としています。上の表はあくまで全体像として頭に入れておき、最終的には配車後のアプリの指示に従ってください。
移動中「タクシー?」「Uber?」と話しかけてくる人たちがいますが、客引きやぼったくりドライバーの可能性が高いので完全に無視しましょう。Uber公式も「ターミナル内や乗車ゾーンでの、アプリ外の乗車の誘いには応じないように」と明確に注意喚起しています。無視してOKというのは、私の個人的な感想ではなく公式の推奨行動でもあるわけです。
配車のコツもひとつ。目的地はGoogleマップで場所名を長押し→「場所の名前をコピー」→Uberアプリに貼り付けるとスムーズです。車種は一人旅なら一番安いもので十分でした。確定すると運転手の名前・写真・車種・プレートナンバーが表示されます。

⚠️ 待機中に潜む「スマホキャンセル詐欺」
待機時間中に「Uberか?私がドライバーだ」といった様子で話しかけてくる男性が現れることがあります。スマホのUber地図画面を見れば本物のドライバーが向かっているのがわかるので、絶対にこの人ではありません。
さらに厄介なのが、「場所がわからないのか?スマホを見せてみろ」と言いながら近づき、スマホに触ろうとしてくること。私が事前に調べた情報では、予約済みのUberを勝手にキャンセルさせる手口が紹介されていました。事前に知っていたので全力で拒否して難を逃れましたが、何も知らずに「親切な人かな?」とスマホを渡していたら、と思うとゾッとします。
⚠️ 海外で他人にスマホを触らせるのはNG!
万が一スマホを盗られたり操作されたりすれば、その後の旅行は最悪なものになります。「自分の身(とスマホ)は自分で守る」という意識で毅然と拒否しましょう。
コツは「話しかけられても立ち止まらない・画面を見せない・スマホは体の前で両手持ち」。英語で言い返す必要はありません。私は無言で首を横に振り続けました。感じは悪いですが、それでいいと思います。
意外と盲点:「帰りのUber」も呼べるのか問題
行きばかり気にしていましたが、乗り継ぎ観光で本当に怖いのは帰りです。「観光地でUberが捕まらない」=そのまま飛行機に間に合わないということですから。
- 観光を終える時刻を決めておく(配車待ちの時間も込みで逆算する)
- 出口・大通り沿いなど、車が停まりやすい場所で呼ぶ(敷地の奥だとドライバーが入って来られないことがあります)
- マッチング後はドライバー名・車種・色・ナンバーをアプリで確認してから乗る
- キャンセルされた場合に備えて、時間に余裕を持っておく
ここでもデータ通信が生命線です。「現地SIMが使えない・Wi-Fiが切れた」=帰れないということになるので、通信手段だけは絶対にケチらないでください。
最大の難関!エジプトの「東アラビア数字」でナンバープレートが読めない
マッチングした車を探す際の最大の壁が「ナンバープレート」です。エジプトで使われている数字は、私たちが普段使っている数字(0・1・2…)とは形が全く違います。これは東アラビア数字と呼ばれるもので、Uberアプリ上は見慣れた数字で表示されるのに、実際の車両のナンバープレートは東アラビア数字なので大混乱します。事前にスクショしておくのがおすすめです。
| 見慣れた数字 | 東アラビア数字 | 見た目の特徴 |
|---|---|---|
| 0 | ٠ | 点(ドット) |
| 1 | ١ | 1に似ている |
| 2 | ٢ | 右向きのカギ |
| 3 | ٣ | ギザギザが2つ |
| 4 | ٤ | 鏡文字の3のような形 |
| 5 | ٥ | 丸:ゼロに見えるので要注意! |
| 6 | ٦ | 左向きのカギ |
| 7 | ٧ | Vの字 |
| 8 | ٨ | ハの字 |
| 9 | ٩ | 9に似ている |

シタデル到着!入場料・手荷物検査・「No Camera」事件
幸い誠実なドライバーさんに恵まれ、無事にサラーフ・アッディーン・シタデルに到着しました。空港からの所要時間は私が訪問したときで約15分。ただしカイロは渋滞次第なので、これが標準というわけではありません。
カイロ空港からシタデルまでのUber料金は611円でした(2024年11月・私の実績値)。乗車前にアプリで料金の目安を確認できるので、「いくら請求されるか分からない不安」がないのが最大の価値だと思っています。
Uberを降りた場所から入り口までは少し坂道。11月はベストシーズンと聞いていましたが日中は暑く、重いバックパックを背負っての移動は結構キツかったです。
シタデルの入場料・営業時間【最新情報】
入場料と営業時間は、エジプト観光省の公式チケットサイト(egymonuments.com)で確認し直しました。以下は2026年8月時点の公式サイト表記です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 入場料(外国人 大人) | 550 EGP(学生 275 EGP) |
| 私が支払ったときの円換算 | 1,751円(2024年11月・クレジットカード明細) |
| 営業時間(夏季) | 9:00〜/最終入場 16:00 |
| 営業時間(冬季) | 8:00〜/最終入場 16:00 |
| 営業時間(ラマダン期間) | 8:00〜/最終入場 15:30 |
| 支払い方法 | 私は2024年11月にクレジットカードで支払いました(利用できる決済方法は変わることがあるため、事前に確認を) |
| 無料対象 | 6歳未満の子ども など(公式サイトに記載) |
| 撮影 | 公式サイトに「携帯電話での撮影は無料」と明記あり |
| 事前購入 | 公式サイトのシタデルページからオンライン購入可 |
公式には最終入場が16:00。つまり16時を過ぎて到着したら、開いていても入れません。乗り継ぎ観光は時間との勝負なので、「閉館時間」ではなく「最終入場時間」で逆算してください。
また、公式サイトには「閉館の少なくとも1時間前には到着してください」という趣旨の案内もあります。ギリギリを狙わないのが吉です。
見学時間の目安としては、シタデル単体でも敷地内をひと通り回るならそれなりの時間が必要です。私はモスクを中心に見て、それ以外はほぼ素通りでした。空港からの往復+観光をセットで考えるなら、最低でも3〜4時間の余裕を見ておくのが安全だと思います。
※エジプトの観光地の入場料は頻繁に改定されます。訪問前にエジプト観光省公式サイト(egymonuments.com)で最新の料金をご確認ください。
💳 支払い手段は「カード+現金」の両方を用意しておくと安心
主要な観光施設ではカード決済に対応している場所が増えていますが、現金が必要になる場面もあります。そして海外では、磁気不良・利用制限・機械のエラーなどで手持ちのカードが急に使えなくなることも普通に起こります。予備のカードを1枚持っておくと安心です。
私が使っているエポスカードは年会費無料で海外旅行保険付き、しかも提携病院でお金を立て替えなくていい「キャッシュレス診療」にも対応しています。ただし「持ってるだけ」では保険が効かないので、空港までの電車かバス代をエポスで払うのだけ忘れずに(これだけで有効になります)。付帯条件は変更されることがあるので、最新の内容はエポスカード公式サイトでご確認ください。
海外ATMでのキャッシングにも使えて、私は現地でこれに助けられました → エポスカードを見てみる
使い方の詳細は エポスカード海外キャッシング完全ガイド にまとめています。
手荷物検査と「No Camera」事件
入場前には手荷物検査があります。大きなバッグを持っていたせいか端に誘導され、入念に調べられました。バッグの中のカメラを取り出され「No Camera」と言われましたが、黙り込んでいたらなぜかそのまま「もう行っていいよ」と通されました(笑)。

あの「No Camera」は何だったのか、ずっと気になっていたので調べてみました。公式サイトには「携帯電話での撮影は無料」と明記されています。一方で、エジプトの一部の施設では専用カメラ・三脚・ビデオ機材に追加料金や制限がかかる場合があり、入口の掲示を確認するよう案内されています。
ここから先は推測ですが、「スマホはOK、一眼などの“カメラらしいカメラ”は現場のスタッフ判断で止められることがある」というのが実態に近いのだと思います。私が確認できた範囲では、シタデルでカメラが一律禁止という公式のルールは見つけられませんでした。結論としては、確実に撮りたいならスマホで撮るのが最強ということになりそうです。
🎫 ちなみに「カイロパス」という共通券もあります
カイロ・ギザ周辺の遺跡をまとめて回れる5日間有効のパスがあり、販売所のひとつがこのシタデルだとされています。価格は複数の旅行情報で大人130米ドル前後とされ、購入時にパスポートのコピーや証明写真が必要という情報もあります(いずれも記事執筆時点の情報です。細かい購入条件は変わりやすいので、現地または公式で確認してください)。
そして重要なのが、大エジプト博物館(GEM)は別途チケットが必要とされている点。「パスを買えば全部入れる」わけではありません。
正直に言うと、乗り継ぎ観光でシタデルだけ見る人には完全に不要です。「カイロに数日滞在して遺跡をハシゴする」人向けの選択肢として、頭の片隅に置いておくくらいでちょうどいいと思います。
🧕 モスク見学時の服装注意
シタデルの目玉であるムハンマド・アリー・モスクは、見学時に靴を脱ぎ、土足厳禁エリアに入ります。また肌の露出(短パン・ノースリーブなど)はNGです。女性はスカーフ(薄手のストールでOK)を1枚カバンに入れておくと、頭にかぶる場面でも安心です。男性も薄手の長袖・長ズボンを推奨。エジプトの基本情報についてはエジプト旅行の基本情報まとめもあわせてどうぞ。
「No Camera」と言われた時はどうなることかと思いましたが、無事に入場。いよいよ、シタデル最大の象徴である「ムハンマド・アリー・モスク」の中へと足を踏み入れます。
次回は、ムハンマド・アリー・モスクの内部とシタデルから見下ろすカイロの景色をお届けします!
荷物が多い・時間が読めないなら、現地ツアーという逃げ道もあります
ここまで読んで「自分には無理かも…」と思った方、それは正常な感覚だと思います(笑)。大荷物+初エジプト+時間制限、という条件はなかなかハードです。
現地ツアーを使うとアクセスや段取りが格段に楽になります。ちなみに現地ツアーには様々な種類がありますが、私は「車とドライバーのチャーターのみ」のプランを所々で利用しました。現地ツアーのガイドはほとんどが英語なので、英語が話せない私にはガイドは不要でした。「ドライバーと意思疎通できるかな?」と不安になるかもしれませんが、翻訳アプリを利用すれば英語が話せなくても問題なくやり取りできます!各社で価格や内容が異なるので、自分に合うプランを比較してみてください。
- VELTRA(ムハンマド・アリー・モスクを含むカイロ市内観光ツアー)
:英語が不安な人はまずここ。予約画面もカスタマーサポートも日本語で完結するので、「荷物を車に置けますか?」といった相談も日本語でできます
- GetYourGuide(シタデル周辺のツアー一覧):とにかく数が多いのが強み。短時間・少人数のプランを探したいときの比較用に
どのサイトを使うか迷う方は、海外旅行の現地ツアー予約サイトおすすめ比較|英語が苦手な初心者向けにタイプ別で解説でタイプ別に整理しています。
カイロ乗り継ぎ観光のよくある質問(FAQ)
Q. カイロ空港の乗り継ぎ何時間あれば市内観光できますか?
私の体験では7時間あればシタデル1か所なら検討可能でした。6時間は条件次第、5時間以下はおすすめしません。渋滞と入国審査の待ち時間が読めないのが最大のリスクです。「7時間あれば絶対大丈夫」ではない、という前提で計画してください。
Q. カイロ空港に荷物を預けられますか?
私が確認した範囲では、旅行者向けの公式なロッカー・預かり所は見つけられませんでした(記事執筆時点)。市内のオンライン予約型の荷物預かりサービスを使うか、送迎車・チャーター車の車内に置いたまま観光するのが現実的です。
Q. 乗り継ぎだけでもビザは必要ですか?
空港の外に出るなら入国することになるのでビザが必要です。空港内で待つだけなら話は別ですが、市内観光をするならe-Visa等の準備を忘れずに。詳細はエジプト入国・ビザ・アライバルカード完全ガイドへ。
Q. シタデルの入場料はいくら?何時まで入れますか?
2026年8月時点の公式サイト表記で外国人大人550 EGP(学生275 EGP)。最終入場は16:00(ラマダン期間は15:30)です。閉館時間ではなく最終入場時間で逆算してください。
Q. Uberはターミナル2でも呼べますか?
呼べます。Uber公式の案内では、ターミナル2はGate 7の外の車寄せ、ターミナル3はGate #4から出てCar Parkへ下りたB5駐車スペースが乗り場とされています(記事執筆時点)。ただし最終的な待ち合わせ場所は配車後にアプリに表示される案内を確認してください。
Q. 帰りのUberは捕まりますか?
私は問題なく呼べましたが、敷地の奥ではなく車が停まりやすい場所で呼ぶのがコツです。キャンセルされる可能性も考えて、時間には必ず余裕を持たせてください。
あわせて読みたい:エジプト旅行の準備記事
カイロ乗り継ぎや市内観光に挑戦するなら、出発前にこちらの記事も目を通しておくと安心です。
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