海外ひとり旅を何度もしてきて、メインで使ったクレジットカードは2枚だけ。「両替の手間を省き、手数料の無駄を削り、空港ラウンジの贅沢を堪能する」が海外旅行のお金まわりの基本ですが、この2枚でそれが全部解決できます。この記事では実際に使い倒したエポスカードと楽天プレミアムカードを正直にレビューします。
📌 この記事でわかること
- エポスカードが海外キャッシングに最強な理由
- エポスゴールドカードのインビテーション(招待)とは何か
- 楽天プレミアムカードのプライオリティパス実体験
- 2枚の役割分担と使い分け方
- 海外旅行におすすめの国際ブランドはどれか
結論:この2枚で海外旅行のお金まわりは完結する
| エポスカード | 楽天プレミアムカード | |
|---|---|---|
| 年会費 | 永年無料 | 11,000円(税込) |
| 国際ブランド | VISA | VISA / Master / JCB / AMEX |
| 海外旅行保険 | 利用付帯(※1) | 自動付帯(※2) |
| プライオリティパス | なし | 年5回まで無料・本人のみ(2025年1月〜)(※3) |
| メインの使い方 | 海外キャッシング+日常のショッピング | 日常決済+ラウンジ |
※1 エポスカードの海外旅行保険は利用付帯です。航空券・電車・バスなど公共交通機関の料金をエポスカードで決済することが条件となります。カードを持っているだけでは適用されませんのでご注意ください。
※2 楽天プレミアムカードの海外旅行保険は基本的に自動付帯ですが、一部項目は利用条件が関係します。詳細は楽天カード公式サイトでご確認ください。
※3 空港レストラン等の飲食特典は対象外(ラウンジ利用のみ可能)。
2枚の役割はシンプルです。エポスカードは「海外キャッシング+日常のショッピング利用」、楽天プレミアムカードは「普段の買い物と空港ラウンジ」。これだけで海外旅行のお金まわりはほぼ完結します。
また、海外ではカードが突然使えなくなることもあるため、最低でも2枚持ちは必須です。1枚がトラブルになっても、もう1枚でカバーできる体制を作っておくのが基本です。
こんな人におすすめ
| エポスカードが向いている人 | 楽天プレミアムカードが向いている人 |
|---|---|
| 海外で現金を使う場面が多い人 | 年1回以上海外に行く人 |
| 両替の手間・レートが気になる人 | 空港ラウンジを使いたい人 |
| 年会費ゼロで海外旅行保険が欲しい人 | 楽天市場をよく使う人 |
エポスカード:海外キャッシング+日常使いの両立が理想
現地通貨を手に入れる方法は両替・海外キャッシングの2択ですが、私はずっとキャッシング派です。海外ではクレジットカードが使えない場面も多いため、「少額の現金を都度引き出す」スタイルが一番無駄がありません。
ただし、後述するエポスゴールドカードへのインビテーション(招待)を目指す場合は、キャッシング以外の日常のショッピング利用も必要です。公共料金・サブスク・日々の買い物などをエポスカードにまとめておくと、自然に利用実績が積み上がります。
① レートが両替所より良いことが多い
国際ブランド(VISAなど)のレートが適用されるため、空港の両替所より有利なレートになることがほとんどです。
② 必要な分だけ引き出せる
両替だと余った現地通貨の処理に困りますが、キャッシングなら必要な分だけ引き出せます。
③ エポスNetアプリですぐ繰り上げ返済できる
キャッシングと聞くと利息が心配ですが、エポスカードはスマホのエポスNetアプリから海外にいながらすぐに繰り上げ返済できます。2〜3日以内に返済すれば利息はごくわずかで済みます。
※キャッシング金利は年率18.0%のため、繰り上げ返済を前提とした使い方になります。
⚠️ ATM操作の注意点:通貨選択は必ず現地通貨を選ぶ
ATMで「現地通貨で引き出しますか?日本円で引き出しますか?」と聞かれたら、必ず現地通貨を選んでください。日本円を選ぶと、ATM側の非常に悪いレートが適用されて大損します(DCC:動的通貨換算という仕組みです)。
コストの目安(概算・3日後に全額返済した場合)
| 引き出し金額 | 利息(目安) | エポスATM手数料 | 合計コスト目安 |
|---|---|---|---|
| 1万円 | 約15円 | 110円 | 約275円 |
| 5万円 | 約74円 | 220円 | 約444円 |
※為替手数料は含まず。利息・手数料は変動します。現地ATMの利用手数料が別途かかる場合があります。最新情報はエポスカード公式サイトでご確認ください。
年会費無料でこれだけ使えるカードは他にないと思っています。海外旅行をする人はとりあえず作っておいて損はないです。
🌟 エポスカードのもう一つの大きなメリット:エポスゴールドカードへのインビテーション
エポスカードには「キャッシングに使えるだけ」以上の隠れたメリットがあります。それが「エポスゴールドカード」へのインビテーション(招待)です。
エポスカードを日常的に使い続けていると、一定の利用実績が積み上がった段階でエポスカードから「ゴールドカードへのご招待」が届きます。このインビテーション経由でゴールドカードに切り替えると、通常5,000円(税込)かかる年会費が永年無料になります。
⚠️ インビテーションの条件は公式には非公開です。ただし、ゴールドカードの年会費無料条件が「年間50万円以上の利用」であることから、この金額が目安として広く認知されています。口コミによると6ヶ月〜1年の継続利用で届いたケースが多く、30〜40万円程度で届いた例もあります。エポスアプリに「To Gold Card」という進捗バーが表示され、100%になるとインビテーションが届く仕組みです。
⚠️ 重要:キャッシング利用分は年間利用金額にカウントされません。インビテーション取得を目指す場合は、日常の買い物・公共料金・サブスクなどショッピング枠での利用を積み上げる必要があります。海外でのキャッシングだけでは利用実績が積み上がらないためご注意ください。
エポスゴールドカードの主な特典
| 特典 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | インビテーション経由なら永年無料(通常5,000円) |
| 年間ボーナスポイント | 年間50万円利用で2,500P・年間100万円利用で10,000P |
| 国内空港ラウンジ | 国内主要空港+ホノルル・仁川空港を無料利用可(本人のみ) |
| 海外旅行傷害保険 | 最高5,000万円(利用付帯) |
| 選べるポイントアップショップ | よく使う3店舗を登録するとポイント3倍(還元率1.5%) |
| ポイント有効期限 | 無期限(一般カードは2年) |
特に海外旅行をよくする人にとって「国内空港ラウンジが年会費無料で使える」のは大きなメリットです。楽天プレミアムカードほど豪華ではありませんが、出発前にひと息つける空間として十分に活用できます。
💡 注意:エポスゴールドカードにプライオリティパスは付帯しません。海外空港ラウンジをプライオリティパスで利用したい場合は、楽天プレミアムカードなど別のカードが必要です。エポスゴールドカードで使えるラウンジは国内主要空港と一部海外空港(ホノルル・仁川)に限られます。
まとめると、エポスカードは「年会費無料で使い始め → 利用実績を積む → インビテーションでゴールドカードに無料昇格」という流れが理想的です。最初から申し込んで使うだけで、自然にグレードアップのチャンスが生まれるのがこのカードの面白いところです。
楽天プレミアムカード:年会費11,000円でプライオリティパスが使える
年会費11,000円と聞くと高く感じますが、プライオリティパスが付いてくる時点でほぼ元が取れます。
プライオリティパスは一般的には年会費が3万円以上するようなプラチナランクのカードに付帯することが多いため、年会費11,000円の楽天プレミアムカードで持てるのは、かなりコストパフォーマンスが高い選択肢と言えます。
実際に使ったラウンジ
バンコク・ドバイ・カイロ・上海・シンガポール・マレーシア・香港の空港ラウンジでプライオリティパスを使いました。飲み物・食事・Wi-Fiが無料で使えて、長距離フライト前の疲れが全然違います。

特に乗り継ぎ時間が長い空港では、ラウンジの有無で体力の消耗が大きく変わります。
電源を探して混雑したゲート付近を彷徨うよりも、ラウンジの安定したWi-Fi環境とソファでスマホを充電しながら一息ついて食事をする方が、次の活動に向けたエネルギーをしっかり温存できます。
私はまだ利用したことがありませんが、中にはシャワーを完備しているラウンジもあります。こうした施設をフル活用してリフレッシュできれば、その後の旅のコンディションはまるで違ったものになるはずです。
⚠️ 楽天プレミアムカード版 プライオリティパスの注意点
・2025年1月以降、無料利用は年間5回までに変更。6回目以降は1回あたり35米ドルの利用料がかかります。
・同伴者は無料ではありません(1名あたり別途料金が発生)。
・一部の空港レストラン特典など、対象外となるサービスがある場合があります。
・詳細は楽天プレミアムカード公式サイトでご確認ください。
年に数回の海外旅行なら5回で十分です。頻繁に海外へ行く方や同伴者と一緒に使いたい方は、事前に条件を確認しておくことをおすすめします。
国際ブランド比較:海外旅行ではVISAが無難
私はエポスカードも楽天プレミアムカードもどちらもVISAを選んでいます。ブランドの違いを整理するとこうなります。
| ブランド | 使える場所 | 海外での強さ | 特徴 |
|---|---|---|---|
| VISA | 世界最多 | ★★★ | 迷ったらこれ。どの地域でも安定して使える |
| Mastercard | VISAとほぼ同等 | ★★★ | VISAの補完として◎。地域によってはVISAより強い場合も |
| JCB | アジア中心 | ★★ | 韓国・台湾・タイなどアジアは強い。中東・アフリカは弱め |
| AMEX | 高級店・ホテル中心 | ★★ | 近年は普及が進んでいるが、ローカル店や中東・アフリカでは使えない場面も |
海外旅行メインなら迷わずVISAです。エジプト・シンガポール・マレーシア・香港、どこでもVISAが使えないシーンはほぼありませんでした。JCBはアジアではそこそこ使えますが、エジプトやドバイでは使えない場所もありました。
2枚持つなら異なるブランドにするのが理想
私の場合は2枚ともVISAで旅行中に困ったことはありませんでした。ただ、万が一のリスクヘッジとして、2枚目は別ブランドにするのも選択肢のひとつです。
まとめ:2枚の使い分けだけ覚えればOK
エポスカード → 海外キャッシング専用として作り、日常の買い物や公共料金もまとめると利用実績が積み上がりゴールドカードへの招待が届きやすくなる
楽天プレミアムカード → 日常の決済+空港ラウンジ・年1〜2回以上海外に行くなら元が取れる
海外旅行のたびに「両替どこでしよう」「ラウンジ使いたいな」と思うなら、この2枚を持っておくだけで解決します。特にエポスカードは年会費無料で始められ、使い続けることでゴールドカードへの昇格チャンスも生まれます。海外旅行をするすべての人にとって、まず作っておいて損のない1枚です。
※どちらも審査があるため、旅行が決まったら早めに申し込むのがおすすめです。渡航直前だと間に合わないことがあります。


コメント