※この記事は連載「ローカル飯と夜景を追う、台湾縦断ひとり旅。」の第1話です。
出発の3日前、台湾を縦断するひとり旅に行くことを決めました。
航空券も、宿も、どこを巡るかも、ぜんぶ急いで決めた旅です。
ルートは、南の高雄からスタートして台南、九份、台北と北へ上がり、台北から那覇に帰る4泊5日。
| 日程 | ルート |
|---|---|
| 1日目 | 那覇 → 高雄 |
| 2日目 | 高雄 → 台南 |
| 3日目 | 台南 → 台北 → 九份 |
| 4日目 | 九份 → 台北 |
| 5日目 | 台北 → 那覇 |
第1話は、那覇空港を出発して高雄空港に着き、台湾ドルを手に入れるところまでです。
那覇→高雄はタイ・ライオン・エア。片道15,800円でした

今回乗ったのは、タイ・ライオン・エアのSL391便。那覇を12:00に出て、高雄に12:40に着く便です。
40分で着くの?と思いきや、台湾は日本より1時間遅れているので、実際の飛行時間は1時間40分です。
| 航空会社・便名 | タイ・ライオン・エア SL391 |
|---|---|
| 区間・時刻 | 那覇 12:00発 → 高雄 12:40着(現地時間) |
| 飛行時間 | 1時間40分(台湾は日本より1時間遅い) |
| 機材 | ボーイング737-900ER |
| 支払い総額 | 15,800円(運賃8,720円+税金・燃油サーチャージ7,360円−支払手数料割引280円) |
| 支払い方法 | VISA(クレジットカード) |
出発の2日前にトリップドットコムで航空券を購入しました。
※料金は2026年10月に予約したときのものです。LCCは日によって価格が大きく変わります。
台湾行きの航空券は、日によって値段がかなり変わります。Trip.comなら日付ごとの最安値を見比べやすく、予約でポイント(Trip Coins)も貯まります。
→ 高雄行きの航空券を見てみる(Trip.com・東京発のページ)
タイ・ライオン・エアの手荷物は7kgまで?実測7.2kgで通過した話
那覇空港のチェックインカウンターで、機内持ち込みの荷物の重さを測られました。
タイ・ライオン・エアの機内持ち込みは7kgまで。私の荷物は……7.2kg。
0.2kgオーバーでしたが、今回はOKでした。
タイライオンエアーの安いチケットは機内持ち込みの重さは、7kgまでとされています。ただ、運賃プランによって手荷物の条件が違う場合があるので、予約するときに確認しておくと安心です(2026年10月時点)。
💡 ヒント:荷物は出発前に家で量っておくと安心
私の場合は0.2kgオーバーでもOKでしたが、たまたまだったのかもしれません。7.2kgなら大丈夫、という意味ではありません。超えた分は超過料金がかかる可能性もあるので、出発前に家で量っておくと安心です。予約するときに、プランごとの手荷物の条件も確認しておきましょう。
ちなみに、今回の那覇空港のチェックインでは、モバイルバッテリーについて特に確認されませんでしたが、モバイルバッテリーの持ち込みルールは最近厳しくなっていて、変わりやすいようです。出発前に航空会社の最新の案内を確認しておくと安心です。
海外旅行で実際に役立った持ち物と、持って行かなくてよかったものは、こちらにまとめています。
→ 海外旅行の持ち物ガイド
チェックイン後は、那覇空港のカードラウンジ「ラウンジ華(hana)」へ

出発までの時間は、那覇空港のカードラウンジ「ラウンジ華(hana)」で休憩しました。
私はエポスゴールドカードを持っているので、受付でカードと当日の搭乗券を見せて、無料で入れました。
| 営業時間 | 8:00〜20:00(年中無休)※台風などで時間制限あり |
|---|---|
| 入場料(対象カードがない場合) | 大人1,320円/小人(3〜11歳)660円(税込・ソフトドリンク飲み放題) |
| 無料で入れる人 | 対象カード会社のゴールドカードなどを持っている人(カードと当日の搭乗券を提示) |
| アルコール | 有料(オリオン生ビール500円) |
| シャワールーム | 1,500円(受付は19時まで・別途入場料が必要) |
| 注意点 | 全室禁煙/テレフォンブース以外での通話・飲食物の持ち込み・ペット同伴はNG |
※2026年10月時点の入口の案内表示より。対象のカードは受付で確認できます。
私はコーヒーを飲んだだけで、食べ物はありませんでした。
国際線から遠いので、時間に余裕がないときは注意
ひとつ注意したいのが、ラウンジ華の場所です。
ラウンジ華があるのは、国内線ターミナルの4階(2026年2月に移転)。保安検査場の外にあります。国際線に乗る場合は、
- 国際線のチェックインカウンターでチェックイン
- 国内線側まで歩いてラウンジ華へ
- 国際線の保安検査場まで戻る
という流れになり、結構歩きます。
⚠️ 国際線で使うなら、時間に余裕をもって
国際線のチェックインカウンターからラウンジ華までは距離があります。しかもラウンジは保安検査場の外にあるので、検査を通ったあとでは使えません。出発まで時間がそんなにないなら、無理に行かないほうがいいかもしれません。
いざ搭乗。タイ・ライオン・エアの機内へ
タイの航空会社なのに、那覇→高雄だけ乗れるのはなぜ?

搭乗口の案内板を見ると、SL391便の行き先は「バンコク/ドンムアン」。その下に「経由 高雄」とあります。
そう、この便は那覇から高雄を経由して、バンコクのドンムアン空港まで飛ぶ便なんです。
📝 豆知識:「以遠権(いえんけん)」って?
航空会社が、自分の国を出発してA国を経由しB国へ行く路線で、途中の「A国→B国」の区間だけを利用する乗客も運べる権利のことです。航空の世界では「第5の自由」とも呼ばれます。
SL391便もこの形で、那覇→高雄の区間だけ予約して乗れました。どの区間で運べるかは国どうしの取り決めによるようですが、旅行者にとっては台湾の航空会社以外にも選択肢が増えるのがうれしいところです。

機内販売のメニューがタイバーツ表記なのも、タイの航空会社ならでは。ホットミールは120バーツ(約550円)、カップ麺は40〜100バーツ(約180〜450円)、コーヒーや紅茶は60バーツ(約270円)でした。
私は今回、機内では何も食べず、何も飲みませんでした。
※円換算は1バーツ=約4.5円の目安で計算。価格は2026年10月の機内メニューの表記です。
高雄国際空港に到着。識別カードと入国カード(TWAC)
高雄国際空港に到着。

到着後に受け取る「識別カード」とは?
到着後、識別カードのようなものが無人のテーブルに置かれてる場所がありました。

緑色のカードには「アフリカ豚熱の低リスク国」と、アフリカ豚熱のリスク区分が書かれていました。
カードには、台湾に持ち込めないもののイラストも描かれていました。
- 生の果物・野菜、ペットフード
- 肉、ハム・ソーセージ、肉でんぶ・ジャーキー
- 土・植物、種や苗、花
カードには「1階」「カード返却」とあり、1階で返却するよう記載されていました。今回、私はどこでもカードの提示を求められませんでした。
入国カード(TWAC)は事前にオンラインで申請済み
入国審査の前には、オンラインの入国カード(TWAC)をまだ申請していない人が、スマホで入力するためのスペースがありました。

私は事前にオンラインで申請していたので、ここは素通りしてそのまま入国審査へ。
TWACは、台湾に着く7日前から申請できます(2026年7月15日に「3日前から」→「7日前から」に変更。2026年10月時点)。事前に済ませておくと、到着後に慌てずに済みます。
⚠️ TWACは無料。偽サイトに注意
空港にも「BEWARE OF SCAMS(詐欺に注意)」の掲示がありました。TWACの申請は無料ですが、手数料を取ったり個人情報を盗んだりする偽サイトがあるとされています。
申請は必ず公式サイト(https://twac.immigration.gov.tw)から。検索結果の広告などから入らないようにしましょう。
TWACの申請方法は、実際のスマホ画面を使ってこちらで詳しく解説しています。
→ 台湾入国カードTWACの申請方法|スマホ画面で手順と入力例を解説
到着ロビーのATMで、エポスカードの海外キャッシング
到着ロビーに出たら、まずは台湾ドルの用意。
到着ロビーにある台湾銀行(台湾では「臺灣銀行」/Bank of Taiwan)の24時間ATMで、エポスカードを使って5,000元(24,800円)をキャッシングしました。everrich(免税店)の隣にありました。

ATMは日本語表示ができた
このATMは日本語表示ができました(2026年10月時点)。口座を選ぶ画面にも、日本語が併記されていました。
出てきたのは1,000元札が5枚。レシートの「手續費(手数料)」の欄は空欄で、現地ATMの手数料の記載はありませんでした。ただし、カード会社側の利息はかかります(あとで書きますが、私の場合、利息は51円でした)。
空港で両替するより、キャッシングのほうが安かった
到着ロビーには、兆豊銀行(台湾では「兆豐銀行」/Mega Bank)の両替レートの掲示もありました。キャッシングとほぼ同じ時間帯の掲示で、日本円から台湾ドルへの両替レートは「1円=0.1923元」。

このレートだと、5,000元を両替するには約26,000円かかる計算です。キャッシングの元金24,800円と比べると、約1,200円の差でした。
そして気になるキャッシングの利息は、たったの51円でした。
今回の旅では、高雄空港で5,000元、台北駅のATMで1,500元、合計2回キャッシングしました。帰国後の10月15日に2回分まとめて繰り上げ返済したところ、利息は合計51円。
6,500元(32,258円)キャッシングして返済した総額は32,309円でした。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 高雄空港(台湾銀行)5,000元 | 24,800円 |
| 台北駅(国泰世華銀行)1,500元 | 7,458円 |
| 利息(10月15日に繰り上げ返済) | 51円 |
| 返済した総額(6,500元分) | 32,309円(1元あたり約4.97円) |
| 参考:兆豊銀行の掲示レートで6,500元を両替した場合 | 約33,800円(1元あたり約5.20円) |
※空港の両替所での両替は実際にはしておらず、2026年10月10日13時台の掲示レート(1円=0.1923元)から計算した金額です。レートは日によって変わるので、別の日や別のカードでも同じ結果になるとは限りません。
利息を含めても、空港で両替するより約1,500円安い結果に。エポスアプリでは、繰り上げ返済しなかった場合の利息が、高雄空港の5,000元分だけで574円と表示されていました。早めに返済したことで、利息がかなり小さくなりました。
💡 海外キャッシングは早めの繰り上げ返済がおすすめ
利息は返済日までの日割りなので、エポスNetに明細が反映されたら、すぐに繰り上げ返済の手続きをすると利息を最小限に抑えられます。手順はこの記事の下にリンクしたガイドで解説しています。
台湾は「現金のみ」のお店が多かった
今回の旅で行った食堂や屋台では、私はすべて現金で払いました(夜市の屋台には、QRコード決済の案内が置いてあるお店もありました)。カードが使えたのは、ホテル・観光施設・鉄道など一部だけ。
台湾に着いたら、空港で現金を用意しておくと安心です。
私が使っているエポスカードは永年年会費無料で海外旅行保険付きでおすすめです。
海外キャッシングのやり方や繰り上げ返済の手順は、こちらの記事で詳しくまとめています。
台湾に着いてから困らないための準備
空港からホテルまでの移動
私は高雄空港からMRT(地下鉄)でホテルへ向かいました(第2話で詳しく書いています)。荷物が多い人や、夜遅く着く人は、空港送迎を予約しておくのもひとつの方法です。
ネット環境
私は普段からahamoを使っているので、台湾でもそのまま使えました。SIMを入れ替えたり、eSIMを設定したりする手間がないのは、急いで決めた旅にはありがたかったです。
ほかのスマホ料金プランを使っている人は、台湾用のeSIMを出発前に用意しておくと、着いてすぐ地図アプリやUberが使えて安心です。
- トリファ(trifa)
:アプリで購入から設定まで完結するeSIM。日本語で使えるのが安心 Klookの台湾eSIM:アプリから買えて、クーポンが使えることも
ahamo・eSIM・レンタルWiFiなどの違いは、こちらで比較しています。
→ 海外旅行の通信手段5つを比較
高雄の観光・ツアー
今回、私は高雄でバスに苦戦して、途中からUberを使いました。限られた日程のなかで充実した旅にするために、現地ツアーやチケットの事前手配をうまく取り入れてみるのもいいと思います。
各社で価格や内容が違うので、見比べてみてください。英語が苦手な人向けに、予約サイトの選び方もまとめています。
→ 海外旅行の現地ツアー予約サイトおすすめ比較
航空券とホテルをまとめて手配したい人は、パッケージツアーも選択肢です。
→ JTB旅物語の台湾特集を見てみる
第1話のまとめ:那覇→高雄で知っておきたいこと
- タイ・ライオン・エアの機内持ち込みは7kgまでとされている。那覇空港ではチェックインカウンターで計量された
- ラウンジ華は国内線ターミナル4階・保安検査場の外。国際線で使うなら時間に余裕をもって
- 高雄空港の識別カードには「1Fで返却」と書かれていた。肉製品などの持ち込みは禁止
- TWACは到着7日前から、公式サイトで無料で申請できる。偽サイトに注意
- 台湾ドルは到着ロビーのATMでキャッシング。日本語表示ができ、早めに繰り上げ返済して利息は51円。空港の両替より安かった
現金も手に入れたので、次は空港からMRTに乗って高雄の街へ向かいます。
次の記事は→高雄空港からMRTで美麗島駅へ|EasyCardの買い方・運賃・乗り方【台湾縦断ひとり旅②】
高雄編のまとめはこちら→高雄1泊2日ひとり旅まとめ|モデルコース・費用・移動手段と行ってよかった場所





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