※この記事は連載「ランタンを追うひとり旅。」の第6話です。
前回の記事は→コムローイ祭りの前に首長族の村へ|行き方・料金・実際に訪れて感じたこと
遂に今回の旅のメインのひとつ、コムローイ祭り(ランタン祭り)へ向かいます。結論から言うと、移動はかなり大変でしたが、それでも行く価値は十分にありました。
【豆知識】空へ飛ばすランタンそのものを「コムローイ(Khom Loi)」と呼び、そのランタン上げが行われる北タイのお祭りが「イーペン祭り」です。川に流す灯籠は「クラトン」で、同じ時期の「ロイクラトン祭り」と重なって開催されます。呼び名がいろいろあってややこしいですが、私たちが思い浮かべる『空一面のランタン』がコムローイだと思えばOKです。
チケットを購入した際にソンテウ(タイの乗り合いトラック。荷台に屋根とベンチを付けた形の乗り物で、チェンマイでは一般的な交通手段です)での往復送迎が付いていたので、それで会場へと向かう予定です。ただ、送迎車両の乗り場となるパヤップ大学(PIH)がチェンマイの街から少し離れた場所にあるため、そこまでは自力で行かなければなりません。
※補足:私が参加した年(2025年)の乗り場はパヤップ大学(PIH)でしたが、集合場所は年によって変わります。2026年はスタンダード〜ゴールドが「チェンマイ・インターナショナル・エキシビション&コンベンションセンター(CMECC)」、プラチナ・エリートが「MAYAショッピングモール」と、席種によって集合場所自体が違うとアナウンスされているようです。予約後に届くEチケットや案内メールで、その年の正しい集合場所を必ず確認してください。(記事執筆時点=2026年7月の情報です)
この時点での私の見立ては「ホテルから乗り場まで15分くらい、そこからソンテウに乗って会場まで1時間くらい」。ランタンを飛ばすのは暗くなってからなので、13時台の送迎車に乗ると14〜15時には着いてしまいます。11月のチェンマイは日中けっこう暑いので、夕方前くらいに到着するのがベストかなと思っていました。
とはいえホテルにいても特にやることがないので、一応余裕を持って13時頃にホテルを出発することにしました。
Grabが捕まらない
ホテルから大きな通りに出てGrabで配車手配をします……が、マッチングしません。10分ほど試し続けても繋がらない。場所が悪いのかなと思って辺りを見渡すと、他にもおそらく配車アプリのマッチング待ちをしていると思われる、スマホと睨めっこしている人たちがチラホラいました。
ここではダメだと思い、歩きながら配車依頼をし続けました。しかし結構歩いて、ホテルを出てからもう1時間ほど経っているのに一向にマッチングしません。さすがに焦ってきました。
Grabの全ての車種を指定してもマッチングせず、道沿いにも私と同じようにマッチングを試し続けている思われる人たちがチラホラ見えます。Grabが捕まらないのは私だけでなく、周りの多くの人も同じ状況だったと思います。
イベント当日の午後帯は、チェンマイ市内でGrabがほぼ機能しなくなるようです。
流しのトゥクトゥクを捕まえて交渉している人たちもいました。そこで私も、Grabでのマッチングを続けながら、トゥクトゥクやタクシーが通らないか道路を見渡す作戦に切り替えました。
⚠️ これから行く方へ(配車アプリ対策)
当日の午後は配車アプリが本当に機能しません。Grabがダメでも、チェンマイではBoltやinDriveも使えるようです。特にinDriveは自分で料金を提示できる交渉制なので、GrabやBoltで捕まらないときの“最後の手段”として入れておくといいかもしれません(推奨価格は表示されます)。とはいえイベント当日はどのアプリも激戦になりやすいので、いちばん確実なのはホテルのフロントでタクシーやトゥクトゥクを事前に手配してもらうこと。交渉用に現金(バーツ)も少し多めに用意しておきましょう。
トゥクトゥク交渉、決裂
ようやく1台、若いお兄さんが運転するトゥクトゥクを捕まえて交渉開始。スマホで行き先の送迎車の乗り場を見せると「ランタン祭り?」「さっき行ったけどめちゃくちゃ混んでたよ」みたいなことを言われました。
「How much? (いくら?)」と尋ねました。
焦っていた私はそれなりの金額は覚悟していましたが、彼は「2000バーツ(約9,800円/1バーツ≈4.9円・2026年7月時点のレート)なら行くよ」とありえない金額を提示してきました。……さすがにボッタクリすぎだろ、と交渉決裂。
その後もGrabを試し続け、ホテルを出てから約1時間半後、ようやくマッチングしました。
ちなみにこのときのGrab料金は237バーツ(約1,160円)。つまりトゥクトゥクの2000バーツは、通常の市内移動の8倍以上だったわけです。相場を知らないまま焦って乗っていたら、確実にやられていました。
渋滞、そして徒歩
パヤップ大学(PIH)へ向かう道は、PIHに近づくにつれてどんどん渋滞してきました。目的地の近くで車がほぼ動かなくなったところで、運転手から「ここで降りて歩いた方がいい」と言われ、降りて歩くことにしました。

降りた場所から10分ほど歩くと、大勢の人だかりが見えてきました。
謎のリボンを探せ
人が多すぎて、どこに行けばいいのか、これは何かに並んでいる列なのか、まったく状況が把握できません。そんな中、オレンジ色のリボンのようなものを腕に着けている人が大勢いることに気づきました。これを着けないといけないのかと思い、受付らしき場所を探しましたが見つかりません。

5分ほど歩き回って、やっとリボンを配っている人を発見。大勢の人混みの中でひっそり配っていたので、探すのに手間取りました。
リボンをもらった後、その人に「どこから乗るの?」と聞くと「あっちの列に並んで」と言われ、先の見えない長蛇の列に加わりました。
※公式サイトのFAQを読んで判明したのですが、このリボンは送迎シャトル用のリストバンドだったようです。当日は誰も説明してくれないので「何これ?」となりますが、これが無いと送迎に乗れない可能性があります。乗り場に着いたら、まず配っている人を探してください。私のように人混みの中でさまようことになります。

灼熱の行列、そして秩序崩壊
日差しの強い暑い中、先の見えない列に並ぶのはなかなかキツいです。あまりにも暑かったので日傘を出しましたが、人が多すぎて危ないのですぐにしまう羽目になりました。
※11月のチェンマイは乾季で、日中は30℃前後まで上がる一方、夜は涼しくなります(記事執筆時点で調べ直した気候データより)。昼の行列は本当に暑く、夜の打ち上げ時は、私にはちょうどいいくらいの涼しさでしたが、寒がりの人は羽織るものを持ってた方がいいかもしれません。日差しも強いので、帽子やサングラスもあると安心。
少しずつ列が進んで前方が見えてきたものの、バス停のような目印は見当たらず、バスはテキトーな場所に止まって人々が乗り込んでいる様子。
そのうち、順番を無視して後ろの人が先に乗り込み始め、先に並んでいた人たちから罵声のような声も聞こえてきました。
さらに後方の人たちは、Uターンしてバス乗り場へ向かってくる前の対向車線のバスやソンテウに向かって走り出して乗り込み始めます。ソンテウはドアもないので、皆が勝手に乗り込んでいきます。これを見た後方の人たちもさらに罵声を上げ、次々と乗れそうな車両へ走っていく——。
一応、誘導スタッフのような方々がいましたが、まったく意味をなしていません。何か言っていましたが、誰も聞く耳を持たない状態でした。
列など意味をなさない、先に乗ったもん勝ちの状態です。強引に前へ進まなければ乗れません。こういう場面では、私のような日本人はなかなか他の国の方々に勝てません。
何度かチャンスがありながら乗れず、ようやく乗り込めたバスは席が空いておらず、後ろの方の床に座りました。私を含め何人かは通路や床に座ることに。バスの車内はクーラーが効いていて涼しかったので、床でも快適でした。
スタンダードチケットなのにバス?
私が購入したスタンダードチケットの送迎車はソンテウと案内されていましたが、行きはバスでした。スタンダードチケットの乗り場にバスもソンテウも来ていたので、私が間違った車両に乗ったわけではなく、タイミングによってどの車両に乗れるかが変わる、という感じでした。
記事執筆時点(2026年7月)で公式の案内を確認したところ、2026年はスタンダードの送迎は「エアコンなしのシャトルバス」または「赤いソンテウ」と、最初から2種類が明記されていました。スタンダードの人はどちらに当たるかは選べないようなので、「エアコンなしのバスか、ソンテウのどちらかが来る」と思っておくのが正解です。
後から振り返ると、このイベントは「早く行きすぎる」ことよりも「遅れるリスクを避ける」ことの方がずっと重要でした。私がホテルを出たのは13時で、時間的には悪くなかったはずです。それでもGrabの手配に手間取り、バス乗り場についた頃にはすでに混乱の真っ只中でした。具体的な対策や時間の目安はまとめ記事で詳しく書いています。
▶ コムローイ祭りCAD会場は移動が地獄?行き方・席選び・当日の流れを正直レビュー
会場まで3時間
コムローイ祭りの会場はチェンマイ市内から通常30〜40分ほどの距離とされていましたが、渋滞がひどく、約3時間かかりました。
私が乗ったバスは途中休憩が一切なく、会場まで約3時間ずっと走り続けました。トイレは乗車前に必ず済ませておくことを強くおすすめします。飲み物も乗り場へ向かう前に買っておくと安心です。
予定では1時間ほどのはずだった移動が、渋滞で3時間近くに膨らみました。移動中に役立ったのがAmazon Audibleでした。事前にダウンロードしておけば、Wi-Fiのない車内でもオフラインで聴けます。床に座って身動きが取れない状態でも耳だけで楽しめるのが、この状況では本当にありがたかったです。
会場に到着
会場に着いてまず帰りの送迎乗り場を確認しようとしましたが、案内板も目印も何もありません。
仕方なく、そのまま会場へ向かいます。
入口はSTANDARD・VIP・PREMIUMで色分けされていました。私は赤のSTANDARDに並び、電子チケットを提示して首から下げる入場パスを受け取って入場。ちなみに「エリート」の入口は見当たらなかったので、エリートチケットの人は入口も別の場所から並ばずに入れたのかもしれません。
※後から公式の席種比較表を見て分かったのですが、エリートチケットは入場時のファストトラック(優先チェックイン)が付くとされていました。

記念品はもらいに行かないともらえない
事前に「参加者には記念品がある」と調べて知っていたので、入口付近を探してみると、少し離れた場所で配っているブースを発見。チケット種別ごとにもらえるものが違うようで、スタンダードはとても小さなトートバッグのようなものでした。知らないと確実に気づかずに終わると思います。
入場して記念品を受け取る所を通過しないと、会場に入れないようにすればいいのにと思いますが何か理由があるのでしょうか?人数分ないのかな?謎です。
※公式の席種比較表によると、記念品のバッグはスタンダードがA5サイズ、VIP以上がA4サイズとされています。私がもらったものも、たしかにかなり小さかったです。入場後に「Register point(受付ポイント)」で受け取る形になっているようなので、入口を通ったら看板を探してみてください。
食事は早めに
チケットには食事も含まれているので食事スペースへ。こちらもSTANDARD・VIP・PREMIUMで分かれています。ただ、移動で遅れた影響がここでも直撃。すでに片付けを始めているブースが多く、空いているところで食べられるものをいただく形になりました。ペットボトルの水は配っていたので水は確保できました。

早めに着いていれば色んなブースをちょこちょこ楽しめたんだと思います。移動地獄の代償はこんなところにも及んでいました。
ちなみに公式のスケジュールではビュッフェは17:30〜19:00。私が食事エリアに着いたのは19時前だったので、片付けが始まっていたのは当然といえば当然でした。
いよいよ、ランタン打ち上げ
20時ごろ、指定席へ向かいます。会場は広いので早めに移動するのが正解です。
席にたどり着くと、各席にランタンが2つずつ(1人につき2個)寄りかかった状態で置かれていました。前方の方では、なにやらショーのようなものもやっていましたが、私の席からは遠くてよく見えませんでした。
ひとり参加、周りは全員グループだった
席の振り分けの仕組みはよくわかりませんが、私の周りはほぼ日本人。そして、一人で来ていたのは私だけでした。カップルや女子グループが多い印象でした。……まぁ、そうですよね。
とはいえ、一人参加でも特に浮いたり困ったりすることはありませんでした。暗くなればみんな自分のランタンに夢中ですし、むしろ一人だからこそ景色にどっぷり浸れた気もします。「一人で行っても大丈夫かな」と不安な方も、心配しなくて大丈夫です。
……まぁ、現地で一人行動している人は、見かけませんでしたけどね!(-_-;)
👤 ひとり参加で実際どうだったか
・席は指定なので、隣は知らない人になります。ただ打ち上げが始まればみんな空を見上げているので、気まずさはまったくありませんでした。
・荷物番を頼める相手がいないので、席を立つときは持って動くことになります。荷物を小さくしておいて正解でした。
・自分が写った写真は撮れません。私は景色だけ撮って満足しましたが、記念写真がほしい人は近くの人に頼む勇気が必要かもしれません。
・一番きついのは会場ではなく乗り場です。ただ、あの割り込み合戦はむしろ一人のほうが隙間に滑り込めるので、機動力という意味では有利でした(笑)。

ショーが終わった後はランタンについての説明があり、20時25分ごろ、ついにランタンを飛ばす合図が出ました。
次々とランタンが空へ上がっていき、会場の空がオレンジ色のランタンで埋め尽くされていきました。

過去にランタン祭りの動画をYoutubeなどインターネットで何度も見ていたので綺麗なのはわかっていましたが、実際は想像を超えていました。あまりにも綺麗な光景に、しばらく見とれたまま動けなくなりました。そこに花火も上がり、言葉にならないくらい素敵な景色でした。
【豆知識】このランタンが夜空を埋め尽くす光景は、ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」に登場するランタンシーンのモデルになったとも言われています(ディズニーが公式に認めたわけではないようです)。あの映画が好きな方は、思わず重ねて見てしまうかもしれません。

ちなみに私は、この絶景をスマホで撮りました。それでも十分きれいに残せたので、「一眼を持っていないと撮れないのでは?」と不安な方も心配しなくて大丈夫です。もっと迫力のある写真を狙いたい人は、広角レンズがあるといいかもしれません(私はスマホだったので、ここは推測です)。
なお三脚については、私は使わず、周りでも使っている人は見かけませんでした。人が密集していて足元も暗いので、大きな三脚を広げるのは現実的に難しそうです。手持ちかミニ三脚のほうが取り回しやすいと思います。
ランタンに火をうまくつけられず、飛ばせずに燃やしてしまっている場面もたくさん見かけました。空中で火が消えたランタンや、燃えながら落下してくるものもちらほらあったので、たまに上を見たほうがいいかもしれません。落下したランタンを直撃している人もいました。
コワイヨ(꒪⌑꒪.)!!!

ある程度堪能した後、自分のランタンも飛ばしました。2つとも無事に空へ。
着火のコツ:袋から出したランタンを、ランタン内部に空気が入るように軽く一度振って内部を空気で膨らませてから着火すると、紙と着火剤の間に距離ができて安全に点火しやすくなります。袋から出してすぐ火をつけようとすると、紙に炎が燃え移ることがあるので注意。十分に温まってから手を離すのがコツです。
打ち上げから40分以上経ってもランタンは上がり続けていて、本当に見飽きることがなく、ずっとここにいたい光景でした。

名残惜しいけれど、早めに撤退
帰りも「送迎車がどこにあるのか案内は一切ない」という予想通りの雑把な状況が炸裂(笑)。ですが、15分ほど歩き回ってソンテウを発見。乗り込んだ後に雨が降ってきたので、早めに出て正解でした。遅くまで残っていたらさらに混雑していたと思います。
ランタンを最後の最後まで見てから動くと、送迎車待ちの列がさらに伸びる可能性があります。名残惜しくても、少し早めに切り上げるのがいいかもしれません。行きの教訓を活かして早めに行動して正解でした。
なお帰りの降車場所は、私が参加した2025年はMAYAモールかナイトバザールの2か所から選ぶ方式でした。乗る前に運転手に行き先を確認してください。黙って乗ると、まったく違う場所で降ろされる可能性があります。
1台の車両が2か所を巡回するわけではなくて「MAYAモール」行きはMAYAモールだけ、「ナイトバザール」行きはナイトバザールにだけしか行かないので、間違わないように気を付けてください。
ちなみに「MAYAモール」は「マヤモール」と思ってましたが、「メイヤーモール」と言ってるように聞こえました。
また、会場は屋外なので、折りたたみ傘やレインコートがあると安心です。11月のチェンマイは乾季ですが、夕立がゼロではありません(現に私は帰りに降られました)。

1時間10分ほどでチェンマイのナイトバザールに到着。
ナイトバザールを少し散策して、少しお腹が空いてたので、屋台でカオニャオ・マムアン(マンゴー・スティッキーライス)を買ってみました。
以前から存在は知ってたのですが、ご飯とマンゴーという組み合わせがどうも不思議で、これまでずっと敬遠していたのですが、せっかくなのでトライ。

しかし、ホテルに戻って食べてみると…おいしい。
この旅でカオニャオ・マムアンにすっかりハマってしまいました。もち米とマンゴー、そこにほんのり塩気のあるココナッツミルクがかかっていて、想像していた「甘いだけ」とは全然違う奥深い味でした。今まで食わず嫌いだったのがもったいなかったと思いました。

今回訪れた場所
- 📍 CADカルチャーセンター・ランナー(Googleマップ)
ランタン打ち上げ会場。チェンマイ市内からかなり離れた郊外にあります。 - 📍 チェンマイ・ナイトバザール(Googleマップ)
帰りの降車場所。カオニャオ・マムアンもここの屋台で買いました。
※送迎の集合場所は年によって変わるため、あえて地図は載せていません。予約後のEチケットに記載された場所を必ずご確認ください。
それでも、行ってよかった
行き帰りの移動はとにかく大変でした。Grabはマッチングしない、トゥクトゥクにはぼったくられそうになる、乗り場は大混乱、バスの床に座って3時間、帰りは案内なし——。
でも、あのオレンジ色のランタンが夜空を埋め尽くしていく光景は、それだけの苦労を吹き飛ばしてくれるくらい、本当に綺麗でした。
ひとりで来て、ひとりで見て、それでも感動できるものがある。この旅に来てよかったと思った瞬間のひとつです。
これから参加する方へ|持って行ったほうがいいもの
実際に参加して「持ってきて良かった」と感じたのは、次の5つです。イベント自体は最高でしたが、移動時間は本当に読めません。これがあるだけで、当日の安心感がかなり違います。
- モバイルバッテリー:Grabの配車手配・写真・動画で、電池が一気に減ります。ほぼ必須です。
- 飲み物:会場に着くまで暑いので、乗り場へ向かう前に買っておくと安心。
- 現金(バーツ):タクシーやトゥクトゥクの交渉用に。少し多めがおすすめ。
- 折りたたみ傘 or レインコート:会場は屋外。乾季でも夕立がゼロではありません。
- 暇つぶし用の本・音声コンテンツ:移動が想像以上に長くなることも。オフライン再生できるものを事前ダウンロードしておくと◎。
もう一度行くなら、私は独自送迎のツアーを選ぶと思う
今回の経験から感じたのは、「送迎付きプランでも、集合場所までの移動が大変」という現実です。問題はバス集合場所に「どうやってたどり着くか」でした。イベント当日の午後帯はチェンマイ市内のGrabが壊滅的に捕まらず、流しのタクシー・トゥクトゥクも捕まらず、捕まえたとしても強気な値段設定。ここに1時間半以上を溶かしました。
もし、ストレスなく快適に楽しみたいなら、CAD主催者の公式送迎とは別に、旅行会社が独自に手配する送迎付きのツアーを検討する価値は十分あります。専用バスや現地スタッフの手配コストがかかるぶん、公式送迎より値段は上がりますが、この記事で書いたような乗り場のカオスを避けられる可能性が高いと思っています。特に、一人旅で不安が大きい方・長時間の炎天下の待機がきつい方・旅慣れていない方には向いていると思います。
反対に、「ハプニングも含めて旅を楽しめる」というタフなタイプの方なら、公式送迎でも十分に満足できると思います。
私自身、当時は本当に大変でしたが、今となってはそれも含めて最高の思い出です。 あのカオスな空間を肌で味わったことも、一度きりの人生において「いい経験」だったのかもしれません。
──まあ、さすがに「もう一回経験したいか」と言われれば、全力で勘弁してほしいところですが……(笑)。(;´Д`)
コムローイ祭りのチケットはお早めに
人気のイベントなので、チケットは例年春頃(4月・ソンクラン前後)から販売が始まり、人気の席種・日程は開催の数ヶ月前に完売することもあるようです。日程が決まっている場合はできるだけ早めに確保しておくのが安心です。
なお、旅したのは少し前ですが、料金や開催日は記事執筆時点(2026年7月)でできるだけ調べ直しています。2026年のCADコムローイ祭りは11月24日(火)・25日(水)開催で、スタンダード席(往復送迎付き)はおおよそ4,900バーツ〜(1バーツ≈4.9円で日本円にして約24,000円前後)が目安のようです。料金・日程は毎年変わるので、各予約サイトの最新情報もあわせてご確認ください。
※この料金は、あくまでCAD主催者の公式送迎を使うプランの目安です。この後紹介するVeLTRAのような、旅行会社が独自に手配する送迎付きプランは、専用バスや現地スタッフのコストがかかるぶん、これより高くなるのが一般的です。
▶ 私が行ったのと同じCAD会場のコムローイ祭りプランを見る(VeLTRA)
予約画面もカスタマーサポートも日本語で完結するのが強み。英語が苦手・初めてで不安という人にはいちばん安心です。この記事で紹介しているのと同じCAD会場のプランなので、雰囲気をイメージしやすいはず。
※補足:私が今回体験した移動のカオスは、CAD主催者の「公式送迎」を利用した場合の話です。VeLTRAのこのツアーは、催行会社(T.A.TRAVEL)による独自の送迎で、集合場所も専用バスも公式送迎とは別物です。正直に言うと、私もこの記事を書くために調べ直すまで、こうした独自送迎を手配している旅行会社があることを知りませんでした。知っていれば、私も選択肢として検討していたと思います。
そのため、この記事で書いたような「乗り場での先着順バトル」は起きにくいのではと思っていますが、実際に利用したわけではないので確証はありません。
それでも個人的な感覚としては、公式送迎よりは独自送迎の方が快適な可能性が高いと感じています。金額は上がりますが、もう一度行くなら、私はあのカオスをできるだけ避けたいので、独自送迎のツアーか、上位席種で集合場所自体が違うチケットを選ぶと思います(詳しくはまとめ記事の「チケットの種類と席の違い」で解説しています)。
▶ 「JTB旅物語」(ロイヤルチェンマイゴルフクラブ会場(TTB))
この記事のCAD会場とは別の、ロイヤルチェンマイゴルフクラブ会場(TTB主催)のプラン。参加者の多くが日本人で、現地係員が案内してくれるとのことなので、「CAD会場のカオスはちょっと……」という方や「初めての海外で不安」という方にはいいかもしれません。
他の予約サイト(GetYourGuide・Trip.com・Klook・KKdayなど)の取り扱いや、公式送迎か独自送迎かの見分け方は、まとめ記事のほうで詳しく比較しています。
▶ コムローイ祭りCAD会場は移動が地獄?行き方・席選び・当日の流れを正直レビュー
「結局どのサイトで買えばいいの?」と迷ったら、タイプ別に選び方をまとめた記事もあわせてどうぞ。
▶ 海外旅行の現地ツアー予約サイトおすすめ比較|英語が苦手な初心者向けにタイプ別で解説
チェンマイへの航空券・ホテルも早めに
私は航空券を取るのが少し遅かったため、少し高めになってしまいました。イベント日が近づくにつれて価格が上がっていくため、こちらも早めの予約がおすすめです。
▶ チェンマイのホテルを探す(Agoda)
セールが多めで、コスパ重視の人に。ナイトバザール周辺に泊まると、帰りの降車場所から歩けるので当日がかなりラクになります(私がまさにそれで助かりました)。
海外旅行の準備もあわせてどうぞ
今回のように現金(バーツ)が急に必要になる場面では、海外キャッシングができるカードがあると安心です。エポスカードは海外キャッシングの手数料が比較的安く、エポスNetアプリに利用明細が反映され次第すぐに繰り上げ返済できるので、利息を最小限に抑えられます。年会費無料なので、海外旅行をする人はとりあえず作っておいて損はないです。
空港ラウンジを使いたい方は、Priority Passが付帯する楽天プレミアムカードという選択肢もあります(2025年以降、Priority Passの無料利用は年5回まで・6回目以降は1回35USD、対象はラウンジのみに変更されています)。詳しくはこちらの記事にまとめています。
▶ 海外旅行のクレジットカードはこの2枚でOK|エポスカード×楽天プレミアムカード実体験レビュー
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