※この記事は連載「不安だらけのエジプトひとり旅」の第6話です。
初めての方はエジプトひとり旅15日間の全記録から読むと流れがわかりやすいです。
←前の記事:【エジプト旅行⑤】スワンナプーム空港|プライオリティパスでラウンジはしご体験【ミラクルラウンジ・エールフランス比較】
いよいよ搭乗の時間となりました。次に乗り込むのは、世界中の旅行者が憧れるエミレーツ航空。庶民的な観光人の私には、まさに身の丈に合わない贅沢体験の始まりです……!
とはいえ、ワクワクと同じくらい不安もありました。長距離国際線に乗るのはほぼ初めて。7時間ものフライト、英語の機内アナウンスのシャワーに耐えられるか……。搭乗ゲートに向かう足取りは、少し緊張気味でした。
公式情報によると、エミレーツ航空のエコノミークラスでも歯ブラシ・アイマスク・耳栓・靴下などが入った「アメニティキット」が用意されているとのこと(※便・路線により内容が異なる場合あり)。機内サービスやアメニティへの期待を胸に、搭乗ゲートへ向かいました。
エミレーツ航空A380|2階建て機内の圧倒的スケール
搭乗ゲートを抜けるまでは他の航空会社とそれほど変わらないのですが、一歩機内に入ると驚きが待っていました。なんと、機内に2階へと続く階段があるのです。

「これが噂のエミレーツ航空の2階建て客室か……!」
おそらく2階はファーストクラスやビジネスクラスといった、選ばれし人々のための聖域。私の席はもちろん1階ですが(笑)、その階段を見ただけでエミレーツの凄さを思い知らされます。
さらに印象的だったのが機内の照明。なんとも言えない高級感のある雰囲気で、語彙力が追いつかないほど素敵で、一瞬で非日常の世界に引き込まれました。

ちなみにエミレーツA380のエコノミーは3-4-3の横10列配置。機材仕様によって座席数は異なりますが、エコノミーだけで300席を超える大型機です。各座席には大型モニター・USB・コンセントが完備されており、長距離フライトでも退屈しない仕様になっています。
座席トラブル発生!49Kに知らない人が座っている
私の座席は「49K」。機内のかなり後方です。ようやく自分の列にたどり着いた……と思ったその時、目を疑う光景が飛び込んできました。
私の席に、知らない人が座っているんです。
49列目Kの席に、若い男性が陣取って楽しそうに隣の人とお喋りしているではありませんか!少し気まずい雰囲気を感じてしまい、トラブルを避けるため直接は話しかけず、近くにいたCAさんにチケットを見せて「私の席に誰か座っているんです」と身振り手振りで伝えました。
CAさんが確認すると、案の定「あなたたちの席は一つ後ろですよ」とのこと。どうやら座席を勘違いしていたようで、CAさんが根気強く伝えた結果、ようやく後ろの席へと移動していきました。
「ふぅ、やっと座れる……」と安心したのも束の間。座席を見て、私は凍りつきました。
さらなる衝撃|開封済みのアメニティとガム事件
エミレーツ航空はエコノミークラスでも歯ブラシやアイマスクが入った「アメニティポーチ」が各席に用意されているのですが——
私の席に置かれていたアメニティの袋が、すでに開封されていたのです……!
非常に残念な気持ちを抱えつつ、「悪気はなかったはず……」と自分に言い聞かせ、アメニティ袋を座席ポケットに入れようとした、その時でした。
ポケットの中に、噛んだ後の「ガム」が貼り付けられていたのです。
「漫画でしか見たことないやつ!」と思わず突っ込みたくなりました。まさかエミレーツ航空の座席で、この古典的なトラップに遭遇するとは……。潔癖症の私にとって、これは本当に不快で、気持ちがどん底まで落ちました。
💡あとから知ったこと:機内のアメニティや座席ポケットに不衛生なものを見つけた時は、遠慮せずCAさんに伝えれば、新しいアメニティへの交換や座席の清掃をしてもらえることが多いそうです。私は当時その発想がなく我慢してしまいましたが、不快な状態のままフライト時間を過ごすよりはずっといいので、初心者の方はぜひ覚えておいてください。
気分転換の救世主|エミレーツ航空の機内食レビュー
「ここで怒っていても意味がない。この後の旅行を楽しめなくなる!」そう自分に言い聞かせ、気持ちを切り替えました。
そして楽しみにしていた機内食の時間に。味付けは日本人にも食べやすく、量もしっかりとあって満足感があります。料理はどれもとても美味しく、気分が一気に回復!中でも驚いたのが、日本語で「グランネ」と書かれたお菓子があったこと。少し嬉しくなりました。


卵料理やソーセージ、フルーツやパンなど種類も豊富。深夜便でも温かい食事が提供されたのは嬉しいポイントで、結果的にはドバイ到着まで快適に過ごせました。

バンコク→ドバイ約7時間|長いフライトの過ごし方
機内食が終わると、あとはひたすら長い時間が続きます。バンコクからドバイまでは約7時間。機内エンターテイメントは充実していて、最新の映画やドラマも豊富に揃っていますが、1〜2本見てもまだ時間が余るのが7時間フライトのリアルです。
こういうとき、事前準備があると快適さが段違いです。私が日常的にお世話になっているのがAmazonのサービス群。普段は買い物や音楽・読書で使っているサブスクですが、長距離フライトでは映像コンテンツも含めて大活躍してくれます。機内Wi-Fiなしでも事前ダウンロードしておけば使えるので、出発前に仕込んでおくのがおすすめです。
- Amazonプライムビデオ|実は配送料無料目当てでAmazonプライム会員になっているのですが、特典として付いてくるのがこちら。普段はあまり映画やドラマを観ない私ですが、長距離フライトでは事前にダウンロードして大活躍します。
- Amazon Audible|耳で聴く読書として日常的に愛用。両手が空くので、機内の狭いスペースでも快適に楽しめます。
- Kindle読み放題|普段から雑誌や書籍を読むのに利用しています。旅行前にガイドブックや旅エッセイをまとめてダウンロードしておくと重宝します。
- Amazon Music|日常のBGMとして毎日のように聴いています。事前ダウンロードしておけば、機内エンタメに飽きた時のリフレッシュや、寝る時のBGMとしても大活躍します。
ちなみにAmazonプライム会員(月600円・年5,900円 ※2026年5月時点)は、配送料無料・お急ぎ便/お届け日時指定便無料に加えて、プライムビデオ・Amazon Music Prime・Prime Reading・Amazon Photos(写真の無制限保存)などの特典がまとめて付いてきます。普段Amazonで買い物する方なら、配送料無料分だけでも元が取れることが多く、入っておいて損はないサービスです。
また、長距離フライトのお供として個人的に持っていってよかったと感じたアイテムは海外旅行の持ち物ガイド|実体験で厳選した必須アイテムと不要だったものでまとめています。ネックピローや耳栓など、機内グッズを事前にチェックしておくと安心です。
まとめ|エミレーツ航空エコノミーの正直な感想
| 項目 | 評価・内容 |
|---|---|
| 機材 | A380(2階建て)。階段があり迫力満点 |
| 機内の雰囲気 | 照明が上品で非日常感あり |
| アメニティ | エコノミーでも歯ブラシ・アイマスク付き(便により異なる) |
| 機内食 | 味付け・量ともに満足。深夜便でも温かい食事あり。◎ |
| CAの対応 | 座席トラブル時も迅速・丁寧に対応 |
| トラブル | 座席の占拠・アメニティ開封・ガム事件が発生 |
初めてのエミレーツ航空は、座席トラブルやガム事件など予想外のスタートでした。しかしCAさんの迅速な対応と美味しい機内食、そして「旅行を楽しまなきゃ損!」という気持ちの切り替えで、最終的にはとても快適なフライトになりました。

完璧な環境でなくても、その場の状況を楽しめるかどうかで旅の質は変わるのだと実感した体験でした。
⚠️ 座席トラブル対処法|CAさんを頼るのが正解
今回の経験から、自分の席に人が座っていた場合は直接話しかけず、速やかにCAさんを頼るのがベストだと感じました。言語が通じない場面でも、チケットを見せれば状況を伝えられます。
具体的な伝え方のコツとしては:
- 搭乗券の座席番号(例「49K」)を指で示す
- 占拠されている席を指差して困った顔をする
- “My seat” だけでも伝わる(英語が苦手でもOK)
翻訳アプリがあればなお安心ですが、CAさんは慣れているので大抵すぐに状況を察してくれます。
次回:巨大!ドバイ国際空港ターミナル3へ
トラブル続きだったフライトも無事終わり、深夜のドバイ国際空港に到着。降り立った瞬間に感じたのは、「とにかく広い……!」という驚きでした。次回は世界最大級とも言われるターミナル3での乗り継ぎ体験と、プライオリティパスで利用した豪華なラウンジの様子をお伝えします。
今回も大活躍した私のプライオリティパスは、楽天プレミアムカードに付帯しているもの。長距離フライトの乗り継ぎでラウンジが使えるかどうかは、疲労度がまったく違ってくるので、海外旅行の頼れる相棒です(2026年現在は年5回まで無料)。
→ 楽天プレミアムカードの詳細を見てみるエジプト旅行全体の準備や持ち物、費用については以下の記事もあわせてどうぞ。
- エジプト旅行の基本情報まとめ|気候・服装・ビザ・通貨・注意点を徹底解説
- エジプト旅行の持ち物ガイド|一人旅で後悔したリアルな必須リスト
- 【エジプト旅行費用まとめ】15日間ひとり旅の総額30万円のリアルな内訳を全公開
←前の記事:【エジプト旅行⑤】スワンナプーム空港|プライオリティパスでラウンジはしご体験【ミラクルラウンジ・エールフランス比較】
→次の記事:【エジプト旅行⑦】ドバイ国際空港ターミナル3は世界最大級|乗り継ぎ・ラウンジ体験記


コメント