※この記事は連載「不安だらけのエジプトひとり旅」の第37話です。
前回の記事は↓
【エジプト旅行㊱】カフラー王・メンカウラー王のピラミッドへ|三大ピラミッド制覇と地下迷宮の体験記
⚠️ この記事を読む前に
本文は2024年11月の訪問時の体験ですが、料金や運用など変わりやすい部分については記事更新時点(2026年9月)で調べ直し、できるだけ最新の情報を反映しています。2025年以降、ギザは入場ゲートや場内の移動方法が変更されています。
| 2024年11月(筆者の体験) | 2026年9月時点 | |
|---|---|---|
| メインゲート | スフィンクス側のゲートから出入り | 新設の「Great Gate」が中心 |
| 場内の移動 | そのまま徒歩で各ピラミッドへ | 駐車場からシャトル等を利用 |
| 車の乗り入れ | 可能だった | 一般車両はエリア内に入れません |
| 入場時刻 | 7:45に入場 | 開場時刻は公式サイトで要確認 |
つまりこの記事の「出口までの距離感」や「行列の場所」は、現在とは異なる可能性が高いです。混雑する時間帯の傾向そのものは今も参考になると思いますが、動線と開場時刻はギザのピラミッド観光完全ガイドと公式サイトで最新情報をご確認ください。
📋 この記事でわかること
- ギザのピラミッドは何時から混むのか(実際に見た時刻つきで記録しました)
- 横から見るスフィンクスの見どころ
- サウンド&ライトショーは、宿の屋上から無料で見られました(公式の料金も掲載)
- Mall of Egyptの「Ski Egypt」という砂漠のスキー場
- エジプトでビールをどこで買えるのか問題
- 地元食堂のコフタと、蓄光パピルスをめぐる攻防
三大ピラミッドをすべて巡り終え、出口へと向かいます。来た道とは少し違うルートを歩いていると、スフィンクスが横から姿を現しました。

朝に正面から見たスフィンクスとは違い、横からの姿はまた別の迫力があります。何千年もの時を経て、今もここに在り続けているという事実を、改めて実感した瞬間でした。
横から見るスフィンクスの迫力
横から見るスフィンクスは、正面からでは分からないその「巨大な体躯」に圧倒されます。全長約73.5メートルという驚異的な長さ。足元をよく見ると、何度も修復を繰り返してきた石積みの跡が、パッチワークのように重なっているのが分かります。

風化して丸みを帯びた顔と、対照的に角ばった足元の石。数千年の風化に耐え、今もこうして「現在」の街を見つめている。その背中越しに近代的なビル群が見える光景は、エジプトでしか味わえない、独特の風景でした。
正面からの定番アングルだけ撮って帰る人も多いのですが、帰り道に横から眺めるルートを通るのは、けっこうおすすめです。同じスフィンクスとは思えないほど印象が変わります。

💡 スフィンクス豆知識
スフィンクスは石材を積み上げて造られたのではなく、ギザ台地の石灰岩の岩盤を彫り出して造られたとされています。全長約73.5m・高さ約20mという巨大さながら、歴史の大半は首から下が砂に埋もれていました。
じつは「埋もれては掘り出される」を何度も繰り返してきた存在で、古代エジプトの時代にもすでに掘り出されていたといわれています。近代では1925〜1936年にエミール・バライズが大規模な発掘・修復を行い、現在のように全身が見える状態になったとされています。足元に見えるパッチワークのような石積みは、その長い修復の積み重ねの跡です。
ギザのピラミッドは何時から混む?実際の時刻で記録しました
「ギザのピラミッドって何時ごろから混むの?」という疑問に、この日の私の記録で答えます。朝7時45分に入場して、12時前に出るまで、混雑がどう変わっていったかを時刻つきでまとめました。
| 時刻 | 実際の状況(2024年11月・筆者の記録) |
|---|---|
| 7:45 | 入場。観光客はまばらで、客引きに声をかけられることもなし |
| 8:25 | クフ王のピラミッド周辺に少しずつ人が増えてくる |
| 9時台〜 | 観光バスが次々に到着。エリア全体が一気に賑やかに |
| 11:30 | すでに大勢の人。出入口付近は歩くのもひと苦労 |
| 12:00 | 入場口に長い行列ができていた |
ざっくり言うと、9時を境に空気が変わり、11時以降は完全に「混雑した観光地」になります。
⚠️ 「7:45に行けばいい」という意味ではありません
上の記録はあくまで2024年11月のある一日のものです。2025年以降は入場ゲートと場内の動線そのものが変わっているため、まず現在の開場時刻を公式サイトで確認したうえで、できるだけ開場直後を狙うという読み方をしてください。時間帯ごとの一般的な傾向はギザのピラミッド観光完全ガイドにまとめています。
遠足の子供たちで賑わう午前後半
帰り道で驚いたのが、観光エリアの賑わい方です。入場した朝7時台とは別世界——。
地元の学校の遠足でしょうか、子供たちの団体があちこちで見られました。元気いっぱいの子供たちがピラミッドをバックに写真を撮ったり、パタパタと走っていたりする光景は、なんとも微笑ましいものでした。エジプトの子供たちにとっても、ピラミッドは「遠足の定番スポット」なのかもしれません。

あちこちから聞こえてくる「Hello!」とか「ニーハオ!」という元気な声は、なんとも平和なものでした。ちなみに「こんにちは」は言われませんでした(笑)。
観光バスも次々と到着し、駐車場は満車状態。入場直後の静かなエリアの面影はどこにもありませんでした。出入り口付近はあまりにも人が多すぎて、ピラミッドエリアから出るのもひと苦労でした。時間が経つにつれて砂埃もひどくなり、空気感もすっかり変わっていました。
静寂のクフ王内部を体験した後だっただけに、この日常の喧騒が、まるで異世界から現実へ引き戻してくれるゲートのように感じられました。
→ 【エジプト旅行㉟】クフ王ピラミッド内部はきつい?実際に入ってわかったリアルと注意点まとめ

早朝入場が圧倒的におすすめな理由
今回ピラミッド観光を通じて強く感じたのが、「時間帯が体験の質を大きく左右する」ということです。
早朝に入場して本当によかったと思います。静かな砂漠の空気の中、ピラミッドをほぼ独り占めできたあの時間は、混雑した昼間では絶対に味わえないものでした。「ピラミッドを独り占めしているような写真」を撮りたいなら、やはり開場直後が最もおすすめです。

帰る頃に見かけた、強い日差しの中で行列に並ぶ人たちの姿を見て、早起きの自分を心から褒めてあげたくなりました。
日中は日差しと砂埃がかなり強いので、帽子・日焼け止め・水は必須です。持っていってよかったものはエジプト旅行の持ち物ガイドにまとめています。

Mall of Egypt:砂漠の中の「氷の異世界」
ピラミッド観光を終えた後は、近くにある大型ショッピングモール「Mall of Egypt」へ足を向けました。ギザのピラミッドから車で10〜15分ほどの場所にある、エジプト最大級のモールのひとつです。移動はUberを利用しました。
Uberの使い方や現地で役立ったアプリはエジプト旅行で使ってよかったアプリまとめにまとめています。

正直なところ、モール自体は日本の大型ショッピングモールと大きく変わらない雰囲気。エアコンが効いていて快適ですが、特別な感動があるわけではありません。
とはいえ、真昼のギザはとにかく暑いので、ピラミッド観光のあとに涼しい場所でひと休みしたい人にとっては、Mall of Egyptは意外と便利な避暑スポットでした。「午前はピラミッド、昼は涼みに行く」という組み立ては、夏場ほど有効だと思います。
しかし、その中で唯一、強烈なインパクトを放っていたのが「スキー・エジプト(Ski Egypt)」でした。ガラスの向こうには、なんと本物の雪で作られた室内スノーパークが広がっているのです。防寒着を着込んだ人たちが雪遊びを楽しむ様子が見えました。

💡 Ski Egyptとは?
アフリカ初の屋内スキーリゾートで、施設内は約マイナス2度。7,000トンともいわれる本物の雪が維持されていて、スキーやスノーボードのほか、チュービングなどのスノーパークの遊びも楽しめます。
さらに、私はガラス越しに見ていて気づかなかったのですが、この施設には本物のペンギンがいて、ペンギンとの対面プログラムも用意されているそうです。砂漠の国でペンギン。情報量が多すぎます。
料金はプランや時期によって変わり、営業時間も変更されることがあるので、行く前に公式サイトでご確認ください。
数時間前まで砂まみれで古代の石に触れていた自分にとって、この「砂漠の中の雪景色」という究極のギャップは、なんとも旅らしくて、シュールな光景でした。

📍 場所はこちら:Mall of Egypt(Google マップ)
宿近くの日常へ:結局、これが落ち着く
モール内にはスターバックスや映画館などもありましたが、特に長居することもなく、食事もせずに宿の近くへと戻ることにしました。日が落ちてきたギザの街並み。ピラミッドエリアの観光客向けの賑わいとは違い、ここには地元の人々の、等身大の生活があります。通りにはフルーツを並べた屋台が出て、焼きたてのパンの匂いが漂ってくる。この少し雑多な雰囲気がエジプトらしい。

ギザの夜を締めくくる、地元の味
夕食は、宿の近くにあったローカルのグリル食堂「Zaman(مشويات زمان)」へ。ギザ周辺でよく見かけるタイプのローカル食堂です。メニューを眺め、エジプトの定番料理コフタ(Kofta)を注文しました。

💡 コフタってどんな料理?
ひき肉(牛や羊)にスパイスや刻んだ玉ねぎを混ぜて成形し、炭火で焼いた料理です。中東からバルカン半島にかけて広く食べられていて、串に細長く成形したものもあれば、丸めたものもあり、国や店によって形も呼び方も少しずつ違います。
エジプトではケバブ(塊肉の串焼き)とコフタ(ひき肉)が同じ皿で出てくる「ミックスグリル」も定番。焼きたてのアエイシ(ピタパン)とサラダ、タヒーナ(ゴマのペースト)が一緒に運ばれてくるのが一般的です。
運ばれてきたのは、炭火で焼かれた香ばしい肉団子に、焼きたてのアエイシ(ピタパン)、そして新鮮な野菜サラダ。「Mall of Egypt」のようなピカピカの空間ではありませんが、地元の人々に混じって食べる、この素朴な地元の味こそが、一日中歩き回った体を癒やしてくれる最高の贅沢でした。
ちなみにコフタの食べ方は、後で調べてみると、アエイシ(パン)に肉団子や野菜を挟んだり、そのまま食べたりするのが一般的なようです。


旅全体でどれくらい食費がかかったかは、【エジプト旅行費用まとめ】15日間ひとり旅の総額30万円のリアルな内訳で公開しています。
食事を終え、食堂の外でくつろいでいた人懐っこい猫に「ごちそうさま」を言って宿へ向かいます。

📍 場所はこちら:Zaman(Google マップ)
パピルス探しと、夜のギザを駆ける「ビール調達大作戦」
宿に向かって歩いていると、一軒のお土産屋が目に留まりました。宿で見かけたパピルスの絵が素敵だったので、「自分用にも似たようなものが欲しいな」と思い、ふらりと入ってみることに。

店内には魅力的な工芸品が所狭しと並んでいます。すると、店員らしきおじさんが笑顔で近寄ってきて、冷えたカルカデ(Karkade)を差し出してくれました。ハイビスカスを乾燥させて作る、エジプトの定番ドリンクで、その一杯は体に染み渡る美味しさでした。


ティーを飲みながら眺めていると、別の男性が登場。「何を探しているの?」と声をかけてきました。どうやら最初のおじさんは従業員で、彼がオーナーのようです。
蓄光する「本物(風)」パピルスとの出会い
「パピルスはこれだけですか?」と尋ねると、奥の別室へ案内されました。そこには、数えきれないほどのパピルスが!

オーナーは「これは本物だよ!」と熱烈にアピールしてきますが、なんとそのパピルス、「蓄光塗料が塗ってあって、電気を消すと別の絵が浮かび上がる」というハイテク(?)仕様。その瞬間、「いや、それ絶対本物(古代の製法)じゃないだろ!」と心の中でツッコミを入れましたが、そこはご愛嬌。
💡 エジプトのパピルス豆知識
エジプトの土産屋で売られているものの中には、パピルス草ではなくバナナの葉などパピルス以外の植物素材で作られた模造品もあります。
本物のパピルスは植物の繊維を縦横に重ねて作るため、光に透かすと繊維の構造が見えることがあるとされています。ただし、これだけで真贋を完全に判断できるわけではありません。こだわりたい方は、信頼できる店で製法や素材を確認してから買うのが安心です。
私はただ「エジプトらしい絵が欲しかった」ので、細かいことは気にしませんでした(笑)。
最初は観光地価格を提示されましたが、交渉の末「複数買うなら安くする」とのこと。結局、気づけば予定より多い5枚を購入していました。多少の観光客価格だったとは思いますが、欲しかったものなので後悔はありません。
エジプトでのお土産購入や値段交渉については、エジプトひとり旅で驚いた13のことでも触れています。初めての方はあわせて読んでおくと心の準備になります。
トゥクトゥクで夜の街へ:ビールを求めて
店を出たところで、先ほどの従業員のおじさんと再会しました。ふと思いついて「この辺でビールを買える場所はない?」と聞くと、おじさんの目が輝きます。
「ビールか?よし、一緒に行ってやるよ!」
💡 そもそもエジプトでビールはどこで買えるの?
エジプトでは、日本のコンビニのようにどこでもお酒を買えるわけではありません。販売している場所を探す必要があります。
- 酒類専門店:国内メーカー系の「Drinkies」などがあり、ギザを含む各地に店舗があります。Googleマップで「Drinkies」と検索すると近くの店舗が出てきます。宅配に対応している店舗もあるようです
- ホテルのバー・レストラン:外国人観光客向けのホテルが確実です
- 空港の到着時免税店:入国後に購入できる店があるとされています
またラマダン期間中は販売が制限されることがあるともいわれています。「どうしても飲みたい」なら、事前に店舗の場所を調べておくのが確実です。私のように「地元の人についていく」のは……まあ、おすすめはしません(笑)。
知り合いの店に連れて行かれてぼったくられるかも……という不安が頭をよぎりましたが、おじさんの人柄が良さそうだったこと、そして「多少の授業料だと思えばいい」と腹をくくり、そのままついていくことにしました。
難易度の高いエジプトの大通りも、地元の人の後ろならスムーズに渡れます。そのまま裏道へ入り、地元の賑わいの中を進むと、おじさんがトゥクトゥクを捕まえ「乗れ!」と合図。このトゥクトゥクが、まるで遊園地のアトラクション!夜のギザを猛スピードで駆け抜けるドライブは、この旅で一番スリルがあって楽しい時間でした。

⚠️ 念のため書いておくと、初対面の人についていくのは基本的にはおすすめしません。今回はたまたま良い人でしたが、そうとは限りません。夜間の単独行動や客引きへの対応についてはエジプトの治安は危険?一人旅で感じたリアルと注意点まとめにまとめています。
「ぬるいビール」とムスリムの日常
数分走って到着したのは、一見お酒を売っているようには見えない、地元の小さなお店。おじさんがビールを調達してくれ、再びトゥクトゥクでお土産屋まで戻ります。入り口にある花壇の端に座り、おじさんと二人でいよいよ乾杯——。
ところが、ビールを手渡された瞬間に衝撃が走ります。手のひらから伝わるのは、冷たさとは無縁の「常温」の感触。……ぬるい。とにかく、ぬるいのです。
私はぬるいビールが大の苦手。一口飲むと、その確信は絶望へと変わりました。しかし、一生懸命買ってきてくれたおじさんの手前、飲まないわけにはいきません。これも旅の一部だと割り切り、苦笑いしながら喉に流し込みました。
教訓としては、ビールを買うなら「冷えているか」を必ず確認すること。今回私が買ってきてもらった店のものは常温でした。冷たいビールが欲しい場合は購入時に確認するか、宿に冷蔵庫があるなら少し早めに買って冷やしておくのが正解です。
「ムスリムの人はお酒はダメじゃないの?」と聞くと、おじさんは「そんなの関係ないよ(笑)」と一蹴。イスラム教では飲酒が禁じられていますが、実際の生活では宗教観や個人の考え方によって行動はさまざまなようです。今回会ったおじさんとのやり取りからも、教科書だけでは分からない一面を感じました。
満足感いっぱいの帰り道
おじさんへの支払いは、少し多めのチップ込みといった程度で、決して法外な請求ではありませんでした。あのトゥクトゥクの爽快感と、地元の人しか知らない裏路地を歩けた体験を考えれば、十分すぎるほど価値のある投資でした。
15分ほど夜の空気の中で語り合い、おじさんが店に呼ばれたタイミングで「じゃあ、私は宿に戻るよ」とお別れ。パピルスを抱え、宿への帰り道を歩きます。

サウンド&ライトショーは、宿の屋上から無料で見られました
宿に戻ると、ちょうどサウンド&ライトショーが始まっていました。せっかくなので屋上テラスへ。そこには、すでに何人かの宿泊客がショーを見ていました。
そう、ここが今回いちばんお伝えしたいポイントです。私はチケットを買っていません。宿の屋上から、無料で見ることができました。

カラフルな光線がピラミッドとスフィンクスを次々と照らし出し、昼間とはまったく別の顔を見せています。朝から歩き続けた疲れも忘れ、しばらく立ったままぼんやりと眺めていました。

💡 サウンド&ライトショーの公式料金【2026年9月時点】
運営元(Misr Company for Sound, Light and Tourism Development)の公式サイトに掲載されている料金です。
- 一般:$20
- 子ども(6〜12歳):$11
- VIP:$26
そのほか公式サイトで確認できること。
- 10言語から選べます
- 第2公演は外国人5名以上(またはアラビア語券5枚)で催行。ただし木曜は無条件で開催されるとのこと。「1回目を逃したら2回目」が必ず成立するとは限らないので注意してください
- 公式サイトでも「日程は変更される場合があります」と明記されています
会場はスフィンクス前の野外観覧席で、昼のピラミッド入場料とは別チケットです。上演時間は約1時間とされています。開始時刻は季節や曜日で変わるため、公式サイトのスケジュールで確認してください。
チケットは日本語の予約サイトからも手配できます。
→ ギザのピラミッド サウンド&ライトショーを予約する(GetYourGuide)
→ サウンド&ライトショーのチケットを見る(Trip.com)
「観覧席で見る」と「宿から見る」、どっちがいい?
| 観覧席で見る | 宿の屋上から見る | |
|---|---|---|
| 料金 | $20〜(VIP $26) | 無料(見える宿に泊まっていれば) |
| ナレーション | 聞こえる(10言語から選択) | 遠いのでほぼ聞こえません |
| 迫力 | ◎ 目の前で光が動く | ○ 全体を俯瞰で見られる |
| 手間 | 移動・チケット手配・並ぶ | 屋上に上がるだけ |
| 確実性 | 予約すれば確実 | 宿の向きや階数によって見え方が変わる |
「ストーリーをちゃんと聞きたい人は観覧席、雰囲気を味わえれば十分という人は宿から」という住み分けになると思います。私は完全に後者でした。
ただし「ピラミッドが見える宿=必ずショーが見える」とは限りません。ピラミッドやスフィンクス方面が見える屋上や客室であれば、ショーの光が見える可能性がある、という程度に考えておいてください。
私が泊まったのは、ピラミッドエリアのすぐそばにある「ピラミッズ・ビュー・イン(Pyramids View Inn)」。屋上テラスと部屋の両方からピラミッドが見える宿です。
宿泊レポートは【エジプト旅行㉞】ギザ到着!ピラミッズ・ビュー・インとピラミッドが見える贅沢な夜にまとめています。
→ ピラミッズ・ビュー・インの空室・料金を見る(Agoda)
→ ピラミッズ・ビュー・インを見る(Trip.com)
しばらくして部屋へ戻り、改めてビールを一缶開けます。今度は冷蔵庫でしっかり冷やしておいた一本です。窓の外にはライトアップされたピラミッドがそびえ、部屋の中やベランダからも光の演出が楽しめます。

冷たいビール片手に、ピラミッドのライトショーを独り占め。こんな夜が、旅の中にあっていいのか。
朝7時台の静かなピラミッド、クフ王の内部の闇、砂埃の中の喧騒、ぬるいビールの絶望、トゥクトゥクの爽快感——そのすべてが今夜の風景に溶け込んで、ひとつの記憶になっていく感じがしました。
古代のミステリーと、現代のシュール、そして地元の日常。すべてを詰め込んだ、忘れられない一日が静かに幕を閉じました。
よくある質問(FAQ)
Q. ギザのピラミッドは何時ごろから混みますか?
A. 私が行った日は、9時を過ぎたあたりから観光バスが到着して一気に賑やかになり、11時半にはかなりの人出、12時には入場口に長い行列ができていました。静かに見たいなら開場直後がおすすめです。
Q. サウンド&ライトショーの料金はいくらですか?
A. 運営元の公式サイトでは、2026年9月時点で一般$20、子ども(6〜12歳)$11、VIP$26と掲載されています。昼のピラミッド入場料とは別チケットです。
Q. サウンド&ライトショーは宿から見られますか?
A. ピラミッドやスフィンクス方面が見える屋上や客室であれば、光が見える可能性があります。私が泊まったピラミッズ・ビュー・インでは、屋上テラスから無料で見ることができました。ただしナレーションはほぼ聞こえません。
Q. ショーは1晩に何回ありますか?
A. 公式サイトによると、第2公演は外国人5名以上(またはアラビア語券5枚)が集まった場合に催行され、木曜のみ無条件で開催されるとのことです。「2回目に行けばいい」と考えていると開催されない場合があるのでご注意を。
Q. エジプトでビールはどこで買えますか?
A. 日本のコンビニのようにどこでも買えるわけではありません。酒類専門店(Drinkiesなど。Googleマップで検索できます)、ホテルのバーやレストラン、空港の免税店が主な入手先です。冷えていないこともあるので、宿の冷蔵庫で冷やすのがおすすめです。
Q. お土産のパピルスは本物か見分けられますか?
A. 光に透かして繊維の構造が見えるかどうかが目安のひとつとされていますが、それだけで確実に判断できるわけではありません。バナナの葉などを使った模造品もあるので、こだわる方は信頼できる店で製法を確認してください。
Q. Mall of Egyptは行く価値がありますか?
A. モール自体は日本の大型モールと大きく変わりませんので、他に行きたいところがあるなら、行かなくてもいいと思います。ただ真昼のギザは暑いので、避暑と休憩には便利です。Ski Egypt(室内スノーパーク)は他では見られない光景なので、そこは一見の価値ありだと思います。
場所一覧
| スポット | ひとこと | マップ |
|---|---|---|
| 大スフィンクス | 帰り道に横から見るのがおすすめ | 地図を見る |
| Mall of Egypt | Ski Egypt(室内スノーパーク)が目玉。避暑にも | 地図を見る |
| Zaman(グリル食堂) | ローカルのコフタが食べられる宿近くの食堂 | 地図を見る |
| ピラミッズ・ビュー・イン | 屋上からサウンド&ライトショーが無料で見えた宿 | 地図を見る |
| ピラミッド・ビジターセンター(Great Gate) | 2025年以降のメインゲート(※2024年の訪問時には利用していません。現行情報として掲載) | 地図を見る |
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🏛️ ギザ・カイロ観光をツアーで回りたい方へ
2025年以降はゲートの変更や場内の移動ルールが変わりやすくなっているので、送迎込みの現地ツアーを使うと段取りがかなり楽になります。サウンド&ライトショー付きのプランもあります。
→ カイロ・ギザ発のツアーを探す(GetYourGuide)
→ カイロ・ギザのアクティビティを探す(Trip.com)
→ カイロ・ギザのツアーを探す(KKday)
→ カイロ・ギザのアクティビティを探す(Klook)
各社の違いや選び方は海外旅行の現地ツアー予約サイトおすすめ比較で解説しています。
✈️ エジプト旅行をパッケージで検討している方へ
現地での移動や手配に少しでも不安を感じる方は、日本発着の航空券から宿泊、現地のガイドまでがすべてセットになったパッケージツアーを利用するのも選択肢のひとつです。
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