※この記事は連載「ローカル飯と夜景を追う、台湾縦断ひとり旅。」の第5話です。
高雄で泊まったのは「梅花大飯店(Mei Hua Hotel)」。1泊1,620元(8,344円)の、昔ながらの雰囲気のホテルです。
私が調べたときは、高雄のホテル代は少し相場が高めでした。立地がいいホテルや新しいホテルは、結構高いイメージです。そこで「それなりに安くて、専用のバスルーム・トイレ付きで、それなりに市内の中心に近い」という条件で探して、このホテルにしました。
この記事では、チェックインの流れ、部屋とバスルームの様子、アメニティ、正直よかった点・気になった点をまとめます。台湾のホテルに歯ブラシが置かれていない理由も調べたので、これから台湾のホテルに泊まる人の参考になればうれしいです。
前回の記事は→龍虎塔の入り方と蓮池潭の回り方|所要時間・見どころ・帰りの301バス【台湾縦断ひとり旅④】
梅花大飯店はこんな人に向いている・向いていない
私がこのホテルを選んだ条件と、実際に泊まって不便だった点をもとにまとめると、こんな感じです。
向いている人
- 専用のバスルーム・トイレ付きの個室に泊まりたい
- ホテル代を抑えつつ、高雄の市内中心に近いところに泊まりたい
- 建物の古さはあまり気にならない
向いていない人
- エアコンの温度を自分で調整したい
- 部屋に冷蔵庫や電気ケトルが欲しい
- シャワーとトイレのあいだに仕切りが欲しい
梅花大飯店(Mei Hua Hotel)の基本情報
| 宿泊日 | 2026年10月(1泊) |
|---|---|
| 部屋 | 4階・ベッド1台の部屋 |
| 料金 | 1,620元(8,344円・カード明細の金額) 内訳:宿泊代1,402.55元+税・サービス料217.45元(Agodaの表示) |
| 予約 | Agoda(ホテルで支払うプラン) |
| 支払い | ホテルでクレジットカード払い |
| デポジット | 今回はなし |
| 朝食 | なし |
| アクセス | MRT美麗島駅(R10/O5)の11番出口から歩いて10分くらい |
※料金は2026年10月に予約したときのものです。日によって変わります。
空港から美麗島駅までのMRTの乗り方と、駅からホテルまで歩いた話は第2話に書いています。ホテルからは、六合夜市まで歩いて15分弱(第8話)、朝ごはんの明星朝食屋まで7分くらい(第9話)、台湾鉄道の高雄駅まで7分ほど(第10話)でした。
私はAgodaで予約しました。
→ 梅花大飯店をAgodaで見てみる
チェックインは鍵を受け取るだけ。支払いは昼に済ませていた
この日は高雄に着いてすぐ、チェックイン前に一度ホテルに寄って荷物を預けていました(第3話)。そのときに、クレジットカードでの支払いと、パスポートの提示は済ませています。
荷物を置いた(預けた)場所は、フロントの横にあるウォーターサーバーの隣の、テーブルのような台の上。預けるというよりは、ロビーのこの場所に置かせてもらうという感じでした。

ホテルにチェックインしたのは18:25くらい。フロントで鍵を受け取って、置いておいた荷物を回収し、エレベーターで4階の部屋へ向かいました。デポジット(保証金)はありませんでした。
チェックインのときに、ペットボトルの水を2本渡されました。

⚠️ 荷物を置いていくときは、貴重品を持ち歩こう
このホテルでは、預けた荷物はロビーの誰でも触れる場所に置くタイプでした。パスポート・現金・カードなどの貴重品は、置いていく荷物に入れずに持ち歩くと安心です。
部屋の様子:建物は古いけど、不潔ではなかった

建物自体は古い感じがしますが、不清潔というわけではありませんでした。
騒音もなく静か。ベッドの寝心地は普通でしたが、疲れていたのでぐっすり眠れました。Wi-Fiも普通に問題なく使えました。

エアコンは部屋で温度を変えられない(ON/OFFだけ)
エアコンの温度は、部屋では調整できませんでした。天井に空調の吹き出し口があって、ベッドの横の「冷氣開關(空调开关)」と書かれたスイッチで、オンかオフにできるだけです。

温度にこだわりがある人は、予約する前にホテルのレビューで空調について確認しておくと安心です。
冷蔵庫はなし
部屋に冷蔵庫はありませんでした。
10月でも暑い高雄なので、できれば飲み物を冷やすために冷蔵庫はあったほうがいい。でも安いホテルなので、仕方ないかと納得しました。
冷蔵庫がないホテルに泊まるときは、冷たい飲み物は飲む分だけコンビニで買う、くらいの気持ちでいると困りにくいと思います。
コンセントは日本のプラグがそのまま使えた
コンセントは、日本のプラグがそのまま挿せるタイプでした。
📝 豆知識:台湾の電圧は110V
台湾のコンセントは、日本と同じAタイプが基本とされています。アース付きの3つ穴のコンセントでも、日本の2本のプラグがそのまま挿さります。
ただし電圧は、日本の100Vより少し高い110V。スマホやパソコンの充電器は「INPUT:100〜240V」と書かれていればそのまま使えるとされていますが、日本用のドライヤーやヘアアイロンなどは、対応する電圧を出発前に確認しておきましょう。
バスルーム:シャワーとトイレのあいだに仕切りなし
バスルームは、シャワーと洗面台とトイレがひとつの空間にあるタイプ。浴槽はなく、シャワーとトイレのあいだにカーテンなどの仕切りもありません。
シャワーの水圧もお湯も、普通に使えて問題ありませんでした。シャンプーとボディソープは、壁に取り付けられた大きいボトルです。

💡 仕切りのないバスルームで気をつけたいこと
- シャワーのお湯がトイレのほうまで飛ぶことがあるので、着替えやスマホはバスルームの外に置いておくと安心
- 部屋にあった使い捨てスリッパの袋には「滑りやすいので浴室では履かないで」という注意書きがありました。濡れた床で転ばないように気をつけましょう
トイレットペーパーは流せる?
トイレには、トイレットペーパーを流していいかどうかの注意書きは見かけませんでした。便器の横にはゴミ箱が置いてありました。確かではありませんが、このくらい古いホテルだと、たぶん流せないタイプではないかと思います。詰まらせたら大変なので、私は一応流さないように気を付けました。
📝 豆知識:台湾のトイレットペーパー事情
台湾では、下水管が細くて詰まりやすいことから、使ったトイレットペーパーを便器の横のゴミ箱に捨てる習慣があったとされています。2017年からは公衆トイレを中心に「流せるトイレ」が増えているようです。
ただ、建物や設備によって扱いが違うこともあるようです。「衛生紙請勿丟入馬桶(トイレットペーパーを便器に流さないで)」などの表示があればそれに従い、表示がなくて迷ったらフロントで聞いてみると安心です。
アメニティ一覧:歯ブラシはなかった
| アメニティ | あり・なし |
|---|---|
| スリッパ(使い捨て) | あり |
| ドライヤー | あり(壁掛け) |
| シャンプー・ボディソープ | あり(壁掛けの大きいボトル) |
| タオル類 | あり |
| 烏龍茶のティーバッグ・カップ | あり |
| ペットボトルの水 | 2本(チェックインのときに渡された) |
| 歯ブラシ | なし |
| 電気ケトル・お湯 | 部屋にはなし |
| 冷蔵庫 | なし |
※2026年10月に泊まったときの部屋のものです。


お湯がないのに、烏龍茶のティーバッグ?
デスクには、烏龍茶のティーバッグが2つとカップが置いてありました。

ただ、部屋には電気ケトルもお湯もありません。どうやって烏龍茶を作るのでしょう?
推測ですが、1階のフロント横のウォーターサーバーには「CAUTION HOT(やけど注意)」の表示と赤いレバーがあったので、そこでお湯をもらうのかもしれません。もしくはフロントでケトルを借りるのかも。気になる人はフロントで聞いてみてください。
台湾のホテルに歯ブラシがない理由
歯ブラシがなかったのは、このホテルだけの話ではないようです。
📝 豆知識:2025年から台湾のホテルは歯ブラシを置かなくなった
台湾では2025年1月1日から、ホテルや民宿などの宿泊施設は、歯ブラシ・歯みがき粉・くし・カミソリ・シェービングフォーム・シャワーキャップを、客室などに並べて自由に使える状態にしてはいけない、というルールになったとされています。ゴミを減らすための環境政策です。
あわせて、シャンプーやボディソープなどの液体のアメニティも、180ml未満の小さいボトルは使えなくなり、大きいボトルや壁掛けタイプに切り替わったとされています。梅花大飯店のシャンプーが壁掛けの大きいボトルだったのも、このためかもしれません。
歯ブラシなどを一切もらえないわけではなく、必要な場合はフロントで無料または有料でもらえることがあるようです(2026年10月時点)。
💡 台湾のホテルに泊まるなら、歯ブラシは日本から持って行こう
ルールのとおりなら、台湾のほかのホテルでも歯ブラシは部屋に置かれていない可能性が高いです。歯ブラシ・歯みがき粉は日本から持って行くと安心。夜に着いてからフロントで頼んだり、コンビニに買いに行ったりする手間がはぶけます。
海外旅行で実際に役立った持ち物は、こちらにまとめています。
→ 海外旅行の持ち物ガイド
梅花大飯店の正直レビュー:よかった点・気になった点
| よかった点 | 気になった点 |
|---|---|
| 1泊1,620元(8,344円)と、高雄では手ごろだった | 建物は古い感じがする |
| 専用のバスルーム・トイレ付き | エアコンは部屋で温度を変えられない(ON/OFFだけ) |
| 静かでぐっすり眠れた | 冷蔵庫がない |
| シャワーの水圧・お湯、Wi-Fiは問題なし | シャワーとトイレのあいだに仕切りがない |
| 日本のプラグがそのまま挿せた | 歯ブラシ・電気ケトルがない |
| デポジットなしで、チェックインは鍵を受け取るだけ | 朝食がない |
新しさや設備にこだわるなら物足りないかもしれませんが、「それなりに安くて、専用のバスルーム付きで、中心に近い」という条件で探していた私には、条件に合うホテルでした。
ホテルの向かいにはインドネシア料理のお店
ホテルの向かいには、インドネシア料理店「Ika Raya」がありました。
看板にはソト(スープ)やサテ(串焼き)などの料理の写真と、インドネシアの食材や電話カードも扱っていることが書かれていました。住所の横には「depan hotel MEIHUA(梅花ホテルの向かい)」の文字も。ホテルを探すときの目印になりそうです。

窓からの眺めを見ると、近くには「梅花商旅」という名前の似た看板もあります。歩いてホテルを探すときは、入口の「梅花大飯店 MEI HUA HOTEL」の看板を目印にすると間違えにくいと思います。

高雄でホテルを探すなら:私がほかに候補にしたホテル
梅花大飯店に決める前に、ほかにも候補にしていたホテルがあります。選んだ基準は「駅からそれなりに近くて、夜市が近いこと」です。泊まってはいないので、部屋の様子は予約サイトの写真やレビューで確認してみてください。
| ホテル | 予約サイト |
|---|---|
| ジャスト スリープ 高雄駅前館 (Just Sleep Kaohsiung Station) | Agoda/Trip.com |
| リバー イン ステーション (River inn Station/河堤漫旅 站前館) | Agoda/Trip.com |
高雄全体のホテルを見比べるなら、こちらからどうぞ。同じホテルでもサイトによって料金が違うことがあります。
- Agodaで高雄のホテルを見てみる:私が今回予約したサイト
- Trip.comで高雄のホテルを見てみる:予約でポイント(Trip Coins)が貯まる
- 楽天トラベル
で高雄のホテルを見てみる:楽天ポイントが貯まって使える
キャンセルできる期限や条件はプランによって違うので、予約する前に確認しておくと安心です。
第5話のまとめ:梅花大飯店に泊まって知っておきたいこと
- 1泊1,620元(8,344円)。Agodaで予約し、ホテルでカード払い。デポジットなし、朝食なし
- チェックイン前の荷物は、ロビーの台の上に置いておくだけ。貴重品は持ち歩く
- 建物は古いが不潔ではなく、静か。シャワーとWi-Fiも問題なし
- エアコンはON/OFFだけ、冷蔵庫・電気ケトルはなし
- シャワーとトイレのあいだに仕切りなし。トイレットペーパーを流していいかの表示はなかったので、迷ったらフロントで確認
- 台湾のホテルは2025年から歯ブラシを置かなくなったとされている。歯ブラシは日本から持って行こう
- コンセントは日本のプラグがそのまま挿せた(台湾の電圧は110V)
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