※この記事は連載「ランタンを追うひとり旅。」の第2話です。
前回の記事は→沖縄(那覇)からダナンへの行き方|香港経由の乗り継ぎ・複数発券・U-Connectの実体験
旅全体のルートと費用はランタンを追うひとり旅|ダナン・ホイアン・チェンマイ・バンコク7泊8日の費用まとめ【総額16万円】にまとめています。
旅の2日目は、ダナンで朝ごはんを食べてから、ランタンの街ホイアンへ移動する日です。翌日のランタン祭りに備えて、ホイアンに2泊する予定でした。
……ところが、着いてみたらホイアンの川沿いは茶色い水の中。この記事では、雨季のホイアンで実際に見た冠水の様子と、雨や洪水の日でもランタン・灯籠流しは見られたのか、そしてこれから雨季に行く人が知っておきたい情報をまとめます。
📌 先に結論:雨だけならランタンを見られることもある。ただし洪水は別
私が行った日は、小雨で川沿いが冠水している中でも、ランタンを付けた手こぎボートが出ていて、灯籠流しをしている人を見かけました。
ただし、それは「雨でも必ずランタン祭りが開かれる」という意味ではありません。橋が渡れなかったり、対岸は真っ暗だったりと、見て回れる範囲はかなり限られていました。そして翌朝には水位がさらに上がり、ホイアンを脱出することになります。
ふつうの雨なら観光できることもありますが、洪水や水位の上昇が起きているときは、ランタンより安全と移動手段の確保を優先する。これが、実際にホイアンに泊まった私の結論です。
- ダナンの朝は「ブンチャーカー109」からスタート
- 腹ごなしに朝のハン マーケットを散策
- ダナンからホイアンへGrabで移動|料金と所要時間
- アットホームな宿「ホイアン フォー ライブラリー ホテル」に到着
- ホイアン名物「ホワイトローズ」を求めて街へ
- 目の前に広がるのは「川」になった道路
- 衝撃の事実。約60年ぶり(1964年以来)の記録的大洪水の直後だった
- 雨や洪水の日でも、ランタンと灯籠流しは見られる?
- 世界一(暫定)のバインミーとの出会い
- 雨の音と、静かなホイアンの夜
- 雨季にホイアンへ行く人へ|雨季の時期と宿選び
- ホイアン旧市街の入場チケット(2026年の最新情報)
- 雨季のホイアンでよくある質問
- 場所一覧(Googleマップ)
ダナンの朝は「ブンチャーカー109」からスタート
少し早起きをして、Grabで朝の街へ。向かったのは、事前にチェックしていた「Bún chả cá 109(ブンチャーカー109)」です。ホテルからのGrab料金は約183円(30,160VND)ほどでした。

朝7時半頃に到着しましたが、すでに店内には地元の熱気が漂っています。数名のお客さんが美味しそうに麺をすすっているのを見て、「ここは間違いない」と確信。
ミシュランガイド掲載の実力派!魚の旨味が凝縮された一杯
メニューを広げると、さすが人気店。2024年・2025年と連続でミシュランのビブグルマンに掲載されているロゴが誇らしげに輝いています。記事執筆時点(2026年9月)でミシュランガイド公式サイトを確認したところ、2026年版でも引き続きビブグルマンに選ばれていました。営業時間は毎日6:00〜22:00と掲載されているので、朝ごはんにも夜ごはんにも使えます。
▶ ミシュランガイド公式「Bún Chả Cá 109」

今回は、看板メニューのブンチャーカー(45,000VND・約270円/2025年11月当時)を注文しました。
運ばれてきた一杯は、黄金色のスープが食欲をそそります。まずはスープを一口。魚の出汁がしっかり効いていながら、後味は驚くほどあっさり。さつま揚げ(チャーカー)は弾力があり、噛むほどに旨味が溢れ出します。

テーブルに置かれた真っ赤な唐辛子やライム、そしてたっぷりの生野菜を加えて自分好みにカスタマイズすることもできます。朝から贅沢な活力をチャージできました。

腹ごなしに朝のハン マーケットを散策
食後は、ダナンの街並みを肌で感じるために歩いてホテルへ戻ることに。
道中、ダナンの台所とも言える「ハン マーケット(Chợ Hàn)」に立ち寄りました。朝の市場は活気に満ちていて、色鮮やかなドライフルーツや、香ばしい茶葉、山積みになったマンゴーグミなど、見ているだけで楽しくなります。

お土産を探しながら、活気ある市場の雰囲気を楽しみつつ散策して、一旦ホテルに戻り、パッキングを済ませてチェックアウトの準備を整えます。
ダナンからホイアンへGrabで移動|料金と所要時間
ダナンをチェックアウトした後は、Grabを呼んでホイアンへと向かいました。
📌 ダナン→ホイアン Grab移動メモ(2025年11月の実体験)
・所要時間:約50分
・料金:326,560VND(カード明細で1,983円)
・Grabはアプリで乗る前に料金が表示されるので、今回の移動では料金交渉をする必要がありませんでした
ちなみにホイアンは、2025年7月のベトナムの行政再編で、新しいダナン市の一部になっています。地図アプリや予約サイトで住所が「ダナン」と表示されることがあっても、同じホイアンのことです。
⚠️ 11月のホイアンは雨季です。特に10〜11月は洪水に注意したい時期で、川沿いのエリアは冠水することがあります。雨季に行く人向けの情報は、この記事の後半「雨季の時期と宿選び」にまとめています。
アットホームな宿「ホイアン フォー ライブラリー ホテル」に到着
今回お世話になるのは、「ホイアン フォー ライブラリー ホテル (Hoi An Pho Library Hotel)」。2泊朝食付きで7,052円という、ひとり旅には嬉しい価格帯のホテルです(2025年11月の料金)。
予約サイトによっては旧名の「ヴィン フン ライブラリー ホテル(Vinh Hung Library Hotel)」で表示されていることもありますが、同じホテルです。
▶ このホテルを見てみる(Agoda) / このホテルを見てみる(Trip.com)
▶ ホイアンのホテルを探してみる(Agoda) / ホイアンのホテルを探してみる(Trip.com)
12時頃に到着すると、スタッフの皆さんが総出で大掃除の真っ最中。「チェックイン前だけど荷物を預かってもらえるかな?」と声をかけると、満面の笑みで迎えてくれました。
家族経営のような温かみを感じる宿でした。スタッフのおばさんが、ある柱を指差しながら「Water here!」と必死に何かを伝えてくれていましたが、その時は言葉の真意がわからず、とりあえず笑顔で返していたのですが、その理由はすぐに判明することになります。
まさかの「宿泊者は私だけ」?驚きのアップグレード
その後、おばさんに呼ばれて出てきた息子さんらしき若い男性が、部屋へと案内してくれました。「あなたの部屋は2階です。今回はアップグレードしましたよ!」とのこと。
実は窓なしの格安ルームを予約していたのですが、案内されたのはなんと2階の広々としたベランダ付きの部屋!天蓋付きのベッドがある、とても素敵な空間です。

なぜアップグレードになったんだろうと思っていたら、「大雨で1階が浸水してしまって、1階の部屋が使えないんだ」とのこと。先ほどのおばさんの言葉は「ここまで水が来たのよ!」という説明だったようです。
さらに驚いたことに、「雨のせいで、今日の宿泊客はあなた一人だけだよ」と言われました。図らずもホテルを独り占めする贅沢な滞在がスタート。
「明日の朝食は何がいい?何時に食べる?」と、ベトナム料理のメニューをたくさん提案してくれましたが、あまり詳しくなかったので、おすすめを教えてもらいながら相談して決めました。
ホイアン名物「ホワイトローズ」を求めて街へ
お部屋のベランダからはホイアンらしい街並みが眺められ、雨上がりのしっとりとした空気が心地よく流れています。荷物を置いて一息ついたところで、さっそくお腹を満たしに街へ繰り出すことにしました。

迷う必要なし!メニューは潔く「2種類」のみ
向かったのは、ホイアン名物の「ホワイトローズ」で有名なお店、その名も「White Rose Restaurant」。

驚いたのが、そのメニューの潔さ。なんと、料理のメニューは「ホワイトローズ(Bánh Bao Bánh Vạc)70,000VND」と「揚げワンタン(Hoành Thánh Chiên)100,000VND」の2種類しかありませんでした(2025年11月に私が行ったとき)。まさに、この2品だけで勝負しているお店です。
ホワイトローズはホイアン独特の料理とされていて、他のお店でも食べられますが、このWhite Rose Restaurantはホワイトローズを作っている一家のお店として知られているようです。

メニュー表を見ると、基本的には複数人でシェアするようなボリューム感でしたが、店員が「ハーフサイズもできるよ」とのこと。ひとり旅でも両方の味を楽しみたかったので、迷わず両方をハーフで注文しました。ドリンクは頼まずに、ハーフ2品で約1,000円でした。
ホイアンが世界に誇る「究極の2品」
ホワイトローズ(ハーフ)
透き通った生地にエビなどの具材が詰まったホワイトローズは、その名の通り白いバラの花びらのよう。独特のぷるぷる感と、上にのったカリカリのフライドシャロット(揚げエシャロット)のアクセントが絶妙です。

揚げワンタン(ハーフ)
サクサクに揚げられた大きなワンタンの上に、エビや野菜が入った甘酸っぱい餡がたっぷり。ハーフサイズとはいえ食べ応えがあり、食感のコントラストがたまりません。

黄色い壁にランタンが飾られたホイアンらしい店内で、名物料理を独り占めする贅沢。どちらもこの街でしか味わえない、記憶に残る逸品でした。

食後は小雨の中、傘をさして旧市街の方へ歩いて行きました。
目の前に広がるのは「川」になった道路
旧市街の中心部に近づくにつれ、道ゆく人々の様子が少しずつ変わっていきます。

そしてトゥボン川沿いに到着して驚きました。川が完全に氾濫していたのです。

本来なら観光客で賑わうはずであったろう川沿いは、完全に茶色い水に飲み込まれていました。
川沿いエリアは深刻な冠水状態でしたが、少し離れたエリアでは通常通り営業しているお店も多く、街全体が完全に機能停止していたわけではありませんでした。この日はGrabも問題なく使えており、移動手段として頼りになりました。
冠水しても止まらない、たくましきホイアンの日常
驚いたのは、この状況下でも街が「動いている」こと。

観光客の反応:私を含め、予想外の事態に驚く観光客たち。それでも、この非日常的な光景を写真に収めたり、冠水ギリギリの場所で食事を楽しんだりと、ハプニングすらも旅の一部として楽しんでいる不思議な一体感がありました。

ホテルの1階が使えなかった理由を、この目でハッキリと理解した瞬間でした。美しいランタンの街としての顔だけでなく、自然と共に生きるこの街のリアルな姿に触れた気がします。
衝撃の事実。約60年ぶり(1964年以来)の記録的大洪水の直後だった
目の前の光景を信じられず、ここでようやくスマートフォンを取り出して現地の状況を詳しく検索してみました。
すると、画面には「ホイアンで約60年ぶりの歴史的記録を更新する大洪水」という衝撃的なニュースが次々と飛び込んできました。
後から改めて調べ直したところ、この記録的な洪水のピークは、私が到着する3日前の10月30日未明。ホイアンを流れるトゥボン川は、カウラウ観測所で5.62メートルに達し、1964年の記録(5.48メートル)を上回りました。ホイアン観測所でも約3.4メートルまで上がったと報じられています。
📅 2025年10月下旬〜11月初旬、ベトナム中部で起きていたこと
・10月26〜27日:フエ近郊のバックマーで、24時間に1,739.6mmという記録的な雨
・10月29〜30日:トゥボン川が1964年の記録を0.14m上回る(カウラウ観測所5.62m/ホイアン観測所 約3.4m)
・11月2日:私がホイアンに到着。旧市街の川沿いはまだ冠水していた
・11月3〜4日:ホアイ川が再び氾濫(3日朝に2.42m、午後には2.6mまで上がる予想と報道)
出典:Viet Nam News/Wikipedia「2025 Central Vietnam floods」/DTiNews(記事執筆時点=2026年9月に確認)
ここでようやく、すべての点と線が繋がりました。ホテルに宿泊客が自分一人しかいなかった理由。ホテルスタッフが大掃除をしていた理由。そして、おばさんが必死に柱を指差して伝えてくれようとした「ここまで水が来たのよ!」という言葉の重み……。
私が訪れたのは、まさにホイアンが歴史的洪水に見舞われた直後。しかも、水が引ききらないうちに、また水位が上がろうとしているタイミングだったのです。
安心が生んだ死角
ここ数日は、ダナンからホイアンまでの移動や宿の予約が完璧に決まっていたことに安心しきっていました。そのため、ホイアンでは予定通りランタン祭りを楽しむだけと思ってました。現地の天気予報やニュースをチェックする余裕を、完全になくしていました。
まさか、多くのホテルが予約をキャンセルせざるを得ないような事態になっているとは夢にも思わなかったのです。
📌 旅の教訓:移動・宿が決まっていても、現地の天気予報やニュースは毎日チェックする習慣をつけておくと安心です。特に11月のホイアンは雨季にあたり、天候が急変することがあります。
雨や洪水の日でも、ランタンと灯籠流しは見られる?
一番の気がかりは、明日に控えた「ランタン祭り」のことです。
🏮 ホイアンのランタン祭りとは
一般に「ホイアンのランタン祭り」と呼ばれているのは、毎月旧暦14日の夜に開かれる行事で、旧市街では電灯が落とされ、ランタンの灯りが主役になる特別な夜とされています。川沿いでは灯籠流しも行われ、昼間とはまったく異なる幻想的な夜になるとのこと。私が狙っていた2025年11月3日は、ちょうどこの旧暦14日にあたる日でした。
今は川と道の境界すらありません。「明日までにこの水は引くのか?」「そもそも開催されるのか?」ネットニュースには「数日は雨が続く」との予報もあり、期待と不安が入り混じります。冠水した旧市街の静かすぎる通りを見つめながら、私はこの後どう動くべきか、刻々と変わる街の表情を追い続けることにしました。
冠水した夜の旧市街に、ランタンのボートが浮かんでいた
一度ホテルに戻り、洪水情報を整理してから、17時40分頃に再び旧市街へと向かいました。
本来の計画では、今日という日は「ランタン祭り前夜」の賑わいを楽しみ、明日の「祭り当日」には旧市街の電灯が落とされランタンの灯りだけが街を照らす幻想的な光景を、と期待していました。そのためにホイアンに2泊する予定でした。
しかし、夜の帳が下りた旧市街の川沿いは、まだ冠水した状態でした。

それでも、冠水した通りにはカラフルなランタンを付けた手こぎボートが何艘も出ていて、灯籠流しをしている観光客の姿も見かけました。道路だったはずの場所がそのまま川のようになっていて、その水面にランタンの灯りが映る光景は、不謹慎かもしれませんが、どこか幻想的でもありました。

☔ 「雨の日の灯籠流し」について、私が見た範囲でわかったこと
・小雨と冠水の中でも、灯籠流しの手こぎボートは営業していました(2025年11月2日の夜)
・ただし、渡れない橋があったり、対岸はほとんど真っ暗だったりと、見て回れる範囲はかなり限られていました
・大雨や水位の急上昇のときは、安全のために中止になることも考えられます。当日の状況は現地で確認し、無理に水の深い場所へは近づかないようにしてください
渡れない橋と、真っ暗な対岸
川の水は依然として引いておらず、ナイトマーケットが開催されるはずの対岸へと続くアンホイ橋(ナイトマーケット側へ渡る橋)は渡れない状態。対岸を遠目に眺めても、ほとんど明かりが灯っていません。もしかすると、こちら側よりもさらに深刻な浸水被害に見舞われていたのかもしれません。
実はホイアンのホテルを予約する際、対岸側のエリアも候補に入れていたのですが、結果的に今の宿を選んで本当に助かりました。もし対岸に泊まっていたら、チェックインすら危うかったかもしれません。
世界一(暫定)のバインミーとの出会い
せっかく夜の街に出たので、ホイアン名物のもう一つの主役「バインミー(Bánh Mì)」を求めて歩くことにしました。川から少し離れたエリアは営業しているお店が多かったです。
【豆知識】バインミーとは?
フランス植民地時代の名残である外側パリパリ、中ふんわりのフランスパンに、レバーペーストやハム、なます(野菜の酢漬け)、パクチーなどを挟んだベトナム流サンドイッチ。ホイアンのバインミーは、特にパンのおいしさで知られているようです。
訪れたのは、ホイアン屈指のバインミー名店「バインミー・フーン(Bánh Mì Phượng)」。アメリカの著名シェフ、故アンソニー・ボーディン氏が、2009年放送の旅番組『No Reservations』で「サンドイッチの交響曲だ(a symphony in a sandwich)」と絶賛したことで、世界中にその名が広まった一軒です。テイクアウトで注文し(約240円)、雨のホイアンを歩きながら頬張りました。

一口食べて衝撃。「これ、私史上、世界一のバインミーだ……!」

と言っても、まだ人生でそれほどバインミーを食べた経験があるわけではないのですが(笑)
香ばしいパンの香りと、具材の旨味が口の中で完璧なハーモニーを奏でます。この味に出会えただけでホイアンに来た価値があったと思えました。
雨の音と、静かなホイアンの夜
その後もしばらく夜の街を散策しましたが、追い打ちをかけるように雨が強く降り出してきました。これ以上外にいるのは難しいと判断し、途中の商店で食料とビールを買い込み、ホテルへ戻ることに。

静まり返ったホテルの一室で、雨音を聞きながらビールを飲み干します。こうして、予想だにしない出来事ばかりだったホイアンの1日目が過ぎていきました。
いよいよ明日は、旅のハイライトであるランタン祭りの当日。果たして、この大量の水は引き、街中が幻想的な光に包まれる景色を見ることはできるのでしょうか?

不安と期待が入り混じる中、明日の奇跡を願って眠りにつきました。
……しかし翌朝、状況は一変します。
▶ 翌朝の話はこちら→ホイアンが洪水に…膝まで浸かって脱出した話|ダナンへ緊急移動したホイアン2日目の記録
雨季にホイアンへ行く人へ|雨季の時期と宿選び
ここからは、私の失敗も踏まえて、これから雨季のホイアンに行く人に知っておいてほしいことをまとめます。旅したのは2025年11月ですが、情報は記事執筆時点(2026年9月)でできるだけ調べ直しています。
ホイアンの雨季はいつ?洪水は11月に多い?
ベトナム政府観光局の公式サイトでは、ホイアンは10月〜1月に雨の日や嵐が多いと案内されています。なかでも10〜11月は洪水に注意したい時期です。上流のトゥボン川流域で大雨が降ると、その水が低い土地にある旧市街に流れ込むためです。
▶ ベトナム政府観光局公式「Hoi An」(記事執筆時点=2026年9月に確認)
実際に2025年は、10月30日にトゥボン川が1964年以来の記録を更新し、私が行った11月2日にも川沿いはまだ冠水していて、翌3日には再び水位が上がりました。
2026年のランタン祭り(旧暦14日)は、10月23日・11月22日ごろとされていて、どちらも雨季のまっただ中です。この時期に行く場合は、「見られたらラッキー」くらいの気持ちで、予定に余裕を持たせておくのがおすすめです。
雨季の宿選びで気をつけたいこと
- 川沿いと対岸(アンホイ側)は冠水しやすい:私が見た夜も、川沿いは水の中、対岸はほとんど真っ暗でした。川から少し離れた宿のほうが安心です
- 1階の部屋は避けて、2階以上の部屋がある宿を選ぶ:私の宿は1階が浸水して使えなくなり、2階の部屋に移してもらえました
- 無料キャンセルできるプランを選ぶ:数百円の差なら、天候が崩れたときの保険として十分もとが取れます
- 次の移動日の前日にホイアンを出られるようにしておく:水位が上がると車が入れなくなることがあります。私はこの翌朝、まさにその状況になりました
📌 「今日のホイアン・ダナンの洪水状況」の調べ方や、洪水のときにホイアンから移動するかどうかの判断の目安は、実際に冠水した街から脱出した次の記事にまとめています。
▶ ホイアンが洪水に…膝まで浸かって脱出した話|ダナンへ緊急移動したホイアン2日目の記録
雨の日の移動ではGrabなどの配車アプリが頼りになるので、スマホの通信手段も用意しておくと安心です。
▶ 海外旅行の通信手段5つを比較|格安SIMユーザーが損しない選び方
ホイアン旧市街の入場チケット(2026年の最新情報)
実は私、旅行したときはホイアン旧市街に入場チケットがあることを知りませんでした。記事を書くために調べ直して初めて知ったので、これから行く人のためにまとめておきます。
ホイアン旧市街は世界遺産で、観光目的で旧市街に入る人は、保存のための入場チケットを買う仕組みになっています。チケットには、日本橋(来遠橋)などの見学スポットに入れる権利がセットになっているようです。
| チケット | 料金 | 内容 |
|---|---|---|
| 80,000VND券 | 約480円 | 旧市街の景観+主要スポット1か所(日本橋または関公廟)+好きなスポット2か所 |
| 120,000VND券 | 約720円 | 旧市街の景観+主要スポット1か所+博物館1か所+好きなスポット3か所 |
- チケットは最大3日間、滞在中ずっと使えるとされています
- 16歳未満は無料です
- 旧市街は、夏は9:00〜21:30、冬は9:00〜21:00に「徒歩・自転車のみ」の時間帯があります
出典:ホイアン文化遺産保存センター公式「Announcement of the visiting in Hoi An Ancient Town」(2026年1月28日掲載)。料金や内容は変わることがあるので、現地のチケット売り場でもご確認ください。
雨季のホイアンでよくある質問
Q. 雨の日でもホイアンの灯籠流しはできますか?
私が行った2025年11月2日の夜は、小雨と冠水の中でも、ランタンを付けた手こぎボートが出ていて、灯籠流しをしている人を見かけました。ただし、大雨や水位が急に上がっているときは中止になることも考えられるので、当日は現地で確認してください。
Q. ホイアンで洪水が起きやすい時期はいつですか?
ベトナム政府観光局によると、ホイアンは10月〜1月に雨の日や嵐が多く、特に10〜11月は洪水に注意したい時期です。2025年は10月末に、トゥボン川が1964年以来の記録を更新する大洪水になりました。
Q. 洪水の日でもホイアン観光はできますか?
洪水の規模によります。私が行った日は、川沿いは冠水していましたが、少し離れたエリアでは通常通り営業しているお店も多く、食事や散策はできました。Grabも問題なく使えました。ただ、翌朝には宿の前の道まで水が来て、車が入れない状態になりました。水位が上がり続けているときは、観光より移動と安全を優先してください。
Q. ダナンからホイアンまでGrabでいくらかかりますか?
私が乗った2025年11月は、ダナン市内からホイアンまで約50分、326,560VND(カード明細で1,983円)でした。
Q. ホイアンのランタン祭りはいつですか?
一般に「ランタン祭り」と呼ばれているのは、毎月の旧暦14日の夜です。2026年の秋は10月23日・11月22日ごろとされていますが、どちらも雨季なので天候には注意してください。
Q. ホイアン旧市街に入るのにお金はかかりますか?
観光目的で旧市街に入る場合は、入場チケット(80,000VNDまたは120,000VND)を買う仕組みになってるようです。最大3日間使え、16歳未満は無料です(2026年1月の公式発表)。
場所一覧(Googleマップ)
- 📍 Bún chả cá 109(ブンチャーカー109):ダナン
- 📍 ハン マーケット(Chợ Hàn):ダナン
- 📍 ホイアン フォー ライブラリー ホテル:ホイアン
- 📍 White Rose Restaurant(ホワイトローズ):ホイアン
- 📍 バインミー・フーン(Bánh Mì Phượng):ホイアン
- 📍 アンホイ橋:ホイアン(洪水で渡れなかった橋)
ホイアンは現地ツアーで回るのもあり
ホイアンはダナンから車で1時間ほど離れているので、ダナン発の現地ツアーを使うと移動の手間がぐっと減ります。当時の私は現地ツアーを「ハードルが高そう」と思ってました。でも今は、金額が少し上がっても手間と時間を節約できるなら、もっと積極的に使った方が旅の満足度は上がると思っています。雨季は天候で中止になることもあるので、予約するときはキャンセル条件も確認しておくと安心です。
▶ ホイアンの観光ツアーを探してみる(GetYourGuide)
私ならまずここから見ます。ツアーの種類が豊富で、価格を比べやすいのが理由です。
▶ ホイアンの現地ツアーを探してみる(Trip.com)
航空券やホテルと同じアプリでまとめて管理したい人に。
予約サイトごとの違いは、こちらでタイプ別に比較しています。
▶ 海外旅行の現地ツアー予約サイトおすすめ比較|英語が苦手な初心者向けにタイプ別で解説
航空券やホテルの手配ごと任せたいならパッケージツアーも
私は今回すべて個人で手配しましたが、洪水のように予定が大きく崩れたとき、宿の変更や移動の手配をひとりでやるのはかなり大変でした。初めてのベトナムや、雨季の旅程に不安がある人は、添乗員や現地係員が付くパッケージツアーを選ぶのも一つの方法だと思います。
▶ JTB旅物語「ダナン・ホイアンとホーチミンの旅4日間」
中部(セントレア)発のツアーで、ホイアン旧市街の夜の散策と、川辺での灯籠流し体験が行程に入っています(記事執筆時点=2026年9月にツアーページで確認)。
▶ JTB旅物語のベトナムツアーをすべて見てみる
ほかの空港から出発するツアーはこちらから探せます。
▶ 日本旅行のベトナムツアーを見てみる
JTBとあわせて見比べると、日程や出発地の選択肢が広がります。


コメント