※最終更新:2026年10月3日。チケットの在庫・料金・集合場所は変わるので、予約前に販売ページとEチケットを確認してください。
コムローイ祭りは「一生に一度は見たい絶景」と言われていますが、実際に行ってみて一番大変だったのは、会場にたどり着くまでの移動でした。
結論:会場までのアクセスの厳しさを受け入れられるなら、間違いなく行く価値があります。ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」を思わせる幻想的な光景は、本物でした(※ディズニーが公式に「モデル」と認めたわけではないようですが、多くの人が思い浮かべる、あの光景です)。ただし、特にCAD会場は移動と混雑がかなり過酷でした。
この記事で一番伝えたい3つのこと
- ランタンの絶景は本物。一生に一度は見る価値あり
- ただしCAD会場は移動が過酷。集合場所にはできるだけ早く着く(私は出発が遅れて、Grab探しとバス待ちで大幅に時間を失いました)
- 私が行った日は午後のGrabがまったく捕まらなかった。Grabだけを頼りにせず、移動手段を用意しておく
📌 2026年の最新情報(記事執筆時点=2026年10月3日に調べ直した情報)
私が参加したのは2025年ですが、開催日・料金・集合場所は毎年変わるので、2026年の情報を調べ直しました。
▶ 開催日
2026年のCADコムローイ祭りは11月24日(火)・25日(水)。
▶ 料金
スタンダード席(往復送迎付き)は公式代理店で4,880〜4,900バーツ(1バーツ≈4.7円で約2.3万円)。いちばん上のエリート席は15,000バーツ台です。
▶ 販売状況
私が確認したCADの公式代理店2社(FaceTicket・Royal Silk Holidays)では、両日とも全席種が「完売」表示でした。一方、VeLTRAのCADツアーには「残席あり」の表示がありました(後述)。
▶ 集合場所
スタンダード〜ゴールドはCMECC、プラチナ・エリートはMAYAショッピングモールと、席種によって違います(後述)。
出典:FaceTicket(CAD公式代理店)/Royal Silk Holidays(CAD公式パートナー)/FaceTicket(CAD公式代理店)の個人旅行者向けガイド。料金・集合場所は、最終的に予約後のEチケットで必ず確認してください。
▶ 私が行ったのと同じCAD会場のプランを見る(VeLTRA・日本語で完結)
コムローイ祭りの行き方・CAD会場の注意点を、実体験と最新情報でまとめます。当日の体験をじっくり読みたい方は、コムローイ祭りの体験記(第6話)もどうぞ。
🚌 先に結論:CAD会場への行き方の基本
CAD会場は市内から約40km離れた郊外にあり、基本はチケットに付いている送迎で行きます。流れは「市内の集合場所 → 送迎バス(ソンテウ)で会場 → 帰りも送迎で市内の降車場所へ」です。
つまり考えるべきなのは、会場への行き方より「自分のチケットの集合場所まで、どうやって早めに着くか」。集合場所は席種によって違います(2026年はスタンダード〜ゴールドがCMECC、プラチナ・エリートがMAYA)。
なお2026年は、販売元によっては送迎なしの「Own Transportation(自分で会場へ行く)」や「Transfer by Agent(旅行会社の送迎)」の選択肢も案内されています。どのタイプのチケットかは、予約画面とEチケットで必ず確認してください。
コムローイ祭り(イーペン祭り)とは?
イーペン祭りは、タイ北部チェンマイで毎年11月の満月前後に行われる伝統行事で、その中で行われるランタンを空に放つ儀式が「コムローイ」です(タイ語で「浮かぶランタン」という意味)。同じ満月の夜に行われる「ロイクラトン(灯籠流し)」と並ぶチェンマイを代表するお祭りで、もともとは豊穣と繁栄を祈る仏教行事が起源とされています。
主要3会場の特徴と選び方
チェンマイのコムローイ(一斉打ち上げ)は、主に以下の3つの会場が有名です。規模・雰囲気・チケットの取りやすさが全く違います。
- CADカルチャーセンター(CAD):「圧倒的な数と華やかさを求めるならここ」。最も人気があり規模が大きい会場で、10,000人以上の規模と言われています(HISタイランドの公式サイトには最大約1万9,000人規模との記載も)。そのぶん、私が経験したような「移動のパニック」や「会場内の混雑」が最も起きやすい会場でもあります。
- タイ・ランタン・フェスティバル(TTB):「安心感と適度な規模感を求めるならここ」。日本の旅行代理店経由で参加する方も多いとされ、運営が比較的しっかりしています。規模はCADより小さい(約3,500人規模)ぶん、スペースに余裕があります。
- トゥドンカサタンランナー(メージョー大学近くの瞑想センター):「伝統と宗教儀式の重みを体験したいならここ」。仏教儀式としての側面が強く、打ち上げ前に長い瞑想の時間があります。ドレスコードも厳格で、チケット確保も難しいことが多いです。
| 会場 | 規模 | こんな人向け | チケット取りやすさ | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| CAD | 10,000人以上 | 迫力・写真映え重視 | △(早期完売) | 移動・混雑が大変 |
| TTB | 約3,500人規模 | 安心・安定志向 | ○ | ローカル感は薄め |
| トゥドンカサタンランナー | 中規模 | 伝統・儀式重視 | ×(最も難しい) | ドレスコード厳格 |
CAD会場のチケットの種類と席の違い(2026年)
私が参加した2025年はスタンダード・VIP・プレミアム・エリートの4段階でしたが、2026年は「ゴールド」「プラチナ」が加わって6段階になっています。座席の高さ・送迎車両・集合場所まで席種ごとにかなり違うので、表にまとめました。
| 席種 | 会場での座席(高さ・眺め) | 送迎車両 | 集合場所 | 食事スタイル | 料金(2026年) |
|---|---|---|---|---|---|
| スタンダード | 地上レベル(外周・後方) | エアコンなしのバス or 赤いソンテウ | CMECC | 床にマット&クッション | 4,880〜4,900バーツ |
| VIP | 地上レベル(中間エリア) | エアコン付き車両 | CMECC | 竹椅子 | 6,480〜6,500バーツ |
| プレミアム | 地上レベル(ステージ近く) | エアコン付き車両 | CMECC | テーブル&クッション | 6,980〜7,000バーツ |
| ゴールド | 高さ約1.2mの特設席 | エアコン付き車両 | CMECC | テーブル&クッション | 8,880〜8,900バーツ |
| プラチナ | 高さ約2.5mの特設席 | エアコン付き車両 | MAYAショッピングモール | テーブル&クッション | 11,880〜11,900バーツ |
| エリート | 高さ約4mの特設席(最上位の眺め) | エアコン付き車両 | MAYAショッピングモール | テーブル&クッション | 15,880〜15,900バーツ |

※公式の説明では、入場時のファストトラック(優先チェックイン)が付くのはエリートのみ。眺めは、スタンダード=後方列だが広く見渡せる/VIP=中間列/プレミアム=ステージに近い、とされています。「上位席=ステージに近い」ではなく、ゴールド以上は外周の高台なので、儀式を間近で見たいならプレミアム、ランタンの海を見渡して写真を撮りたいならゴールド以上と考えるとわかりやすいです。
スタンダードの送迎は、公式の案内では「エアコンなしのシャトルバス」か「赤いソンテウ」のどちらか。私は行きはたまたまエアコン付きのバスに乗れましたが、帰りは案内どおりソンテウでした。昼間のチェンマイはかなり暑いので、エアコン付きが確定しているVIP以上を選ぶ価値は十分あると思います。
私は購入時に上位席が売り切れていてスタンダードしか選べませんでした。正直なところ、乗り場のカオスや暑さを考えると、次に行くならプレミアム以上、予算が許せばプラチナ以上(MAYA集合)を狙います。
迷ったら:「花火をバックに良い写真を撮りたい・移動を快適にしたい」ならゴールド以上を、「CMECCの乗り場を避けたい」ならプラチナ・エリート(MAYA集合)を、「予算重視で、ランタンの海を広く見渡したい」ならスタンダード後方席を狙うのがおすすめです(MAYA集合はCMECC集合とは移動の動線が別ですが、混雑が少ないとは断言できません。私はスタンダードだったので推測です)。
チケットの買い方と、2026年に売り切れていたときの探し方
私が参加したときのチケットは以下のとおりです。約3か月前の8月に購入しましたが、その時点ですでに売り切れのサイトやプランが多く、スタンダード席しか選べませんでした。人気のイベントなので、チケットは例年春頃から販売が始まり、7〜9月頃には主要プランが売り切れ始めるようです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ツアー内容 | 入場券+往復送迎(CAD主催) |
| 参加日 | 2025年11月5日 |
| 席種 | スタンダード席 |
| 料金 | 約22,890円 |
| バス送迎開始時間 | 13:00 |
航空券やホテルもイベント日が近づくにつれて価格が上がっていきます(私の航空券も少し高めになりました)。「行くと決めたら即予約」が鉄則です。旅全体でいくらかかったかは費用まとめ記事にまとめています。
公式が完売でも、別のサイトに在庫が残っていることがある
記事執筆時点(2026年10月3日)では、CADの公式代理店は両日とも完売表示でした。ただ、1つのサイトで「完売」でも、別のサイトではまだ在庫が残っていることがよくあります。そのため、この記事ではできるだけ多くの販売元を載せています。サイトごとに取り扱い会場(CAD・TTBなど)が違うので、購入前に会場を必ず確認してください。
■ CAD会場に行きたい人
▶ 私が行ったのと同じCAD会場のプランを見る(VeLTRA)
予約もカスタマーサポートも日本語で完結。このプランは旅行会社の専用バスで会場へ向かうタイプで、2026年10月3日時点で残席ありの表示でした(集合はショッピングモール「セントラル・チェンマイ・エアポート」の駐車場。ホテル送迎はなし)。
▶ チェンマイ ランタン祭りのツアーを探す(GetYourGuide)
ツアーの種類が豊富。いろいろな会場のプランがあるので、行きたい会場か確認してから選んでください。
▶ チェンマイ ランタン祭りのアクティビティを探す(Trip.com)
こちらも種類が豊富。会場を間違えないように気を付けてください。
▶ チェンマイ ランタン祭りチケットを探す(KKday)
比較的手頃なプランが見つかることも。公式送迎タイプと旅行会社の独自送迎タイプが混在しているようなので、商品ページの「集合場所」欄で確認を。
■ 別の会場(TTB)や、日本語サポート重視の人
▶ 「JTB旅物語」(ロイヤルチェンマイゴルフクラブ会場(TTB))
CADとは別のロイヤルチェンマイゴルフクラブ会場(TTB主催)のプラン。参加者の多くが日本人で、現地係員が案内するとのことなので「初めての海外で不安」という方に。
▶ コムローイ祭り(ロイヤルチェンマイゴルフクラブ)のツアーを見る(BUYMA TRAVEL)
こちらもTTB会場のツアーです。
▶ コムローイ祭りのプランを探す(トラベル・スタンダード・ジャパン)
日本語のオーダーメイド手配代行。「自分で全部は不安、でも団体ツアーは避けたい」人に。
🚌 送迎には「公式送迎」と「旅行会社の独自送迎」の2種類がある
CAD会場のチケットには、①CAD主催者の公式送迎を使うタイプ(私が体験した送迎)と、②旅行会社が独自に手配する送迎タイプ(VeLTRAなどの専用バス)があるようです。正直、私はこの記事を書くために調べ直すまで②の存在を知りませんでした。
①はどのサイトで買っても結局は公式送迎になるので、乗り場の混乱が起きるリスクは残るようです(他の代理店を利用した方の口コミでも、同様の混雑の声がありました)。②は専用バスなので、乗り場での先着順バトルは起きにくいのではと思っています。私は②を利用したことがないので確実とは言えませんが、もう一度行くなら、独自送迎のツアーか、プラチナ以上の別の乗り場のチケットを選ぶと思います。
見分け方:予約前に「集合場所」を見てください。CMECCかMAYAショッピングモールなら公式送迎、それ以外(特定のホテルや旅行会社指定の場所など)なら独自送迎の可能性が高いです。ただし集合場所だけで判断せず、予約画面やEチケットの送迎の記載(「Transfer by Agent」「Pickup」など)もあわせて確認してください。
集合場所・会場の場所(2026年・Googleマップ)
当日いちばん焦るのが「集合場所がどこかわからない」パターンです。CAD会場は席種によって集合場所そのものが違い、入口の指定まであるので、出発前に必ず確認しておいてください。
- 📍 CMECC(チェンマイ国際エキシビション&コンベンションセンター)
スタンダード・VIP・プレミアム・ゴールドの集合場所。700周年記念スタジアムの近くです。2026年7月に見た公式の案内画像では「ENTRANCE 4/ENTRANCE 5」が集合地点でしたが、販売元によって表記が違うことがあります。とても大きな施設なので、Eチケットに書かれた入口まで確認しておかないと当日さまよいます。 - 📍 MAYAショッピングモール
プラチナ・エリートの集合場所。「Fountain area(噴水エリア)」が目印です。 - 📍 CADカルチャーセンター・ランナー(会場)
住所は 35 moo 3 On Klang, Mae On District, Chiang Mai 50130。市内から約40km離れた郊外にあります。 - 📍 チェンマイ・ナイトバザール(2025年の帰りの降車場所)
私はここで降ろしてもらい、ホテルまで徒歩で帰れました。2026年の降車場所は下の「帰り」の項目を見てください。
⚠️ 公式サイトの中でも集合場所の記載が食い違っていました
2026年7月に公式サイトを読み込んだところ、集合場所の案内画像はCMECC/MAYA(席種別)なのに、イベント詳細ページには私が行った2025年の集合場所(パヤップ大学PIH)が残っているなど、ページによって記載がバラバラでした。去年のページを複製したまま、一部が更新されていないのだと思います(正直、私も一度PIHだと勘違いしました)。
最終的に信じるべきは、予約後のEチケットに書かれた集合場所です。当日の朝にもう一度確認してください。

私は当日、集合場所の位置関係を、ちゃんと把握しきれていなかったせいで、よけいに焦りました。地図はオフラインでも見られるように保存しておくと安心です。
持ち物・服装で気をつけること
| アイテム | 理由 |
|---|---|
| パスポート | 2026年の販売元の案内では、受付で本人確認があるとされています |
| Eチケットのスクリーンショット | 会場は電波が不安定になることがあるので、画面を保存しておくと安心(販売元の案内より) |
| モバイルバッテリー | 長時間外出+写真・動画撮影でスマホが一気に減る |
| 折り畳み傘・レインコート | 11月は雨季明けだが夜に突然降ることがある(実際に帰り際に降った) |
| 羽織り・薄手の上着 | 日中は暑いが夜の会場は少し冷えるので人によっては必要かも |
| ポケットティッシュ・ウェットティッシュ | トイレや食事のときに |
| 帽子・日焼け止め | バス集合場所での屋外待機が長くなる場合がある |
| 小さめのバッグ | 大きな荷物は混雑の中で大きな足枷になる |
服装は、2026年の販売元の案内ではランナー(北タイ)の伝統衣装、タイの伝統衣装、または控えめで場の雰囲気に合う服装とされています。
火を扱うイベントなので、燃えやすい素材も避けるのが無難です。私が行った2025年は、直前の10月24日にシリキット王太后が崩御されて服喪期間だったため、CAD主催者から「できるだけ露出を控えた白い服」が呼びかけられていました(白い服は2025年の特別な事情で、毎年の決まりではありません)。日本人参加者の多くが白い服を着ていて、オレンジの光が白い服に反射する光景が印象的でした。

持ち物をもっと詳しく知りたい方は海外旅行の持ち物ガイドを、スマホの通信手段は海外旅行の通信手段5つを比較をどうぞ。当日はGrabも地図もスマホ頼みなので、通信は命綱です。
当日の流れ:公式スケジュールと私の失敗
まず、公式が想定している当日の流れです(2026年の公式イベントページより)。これと私の実際の動きを比べると、どこでつまずいたのかが一目でわかります。
| 時刻 | 公式の想定 |
|---|---|
| 13:00 | 集合場所に集合、Eチケットをスタッフに提示 |
| 13:00〜15:00 | シャトルが5分間隔で出発 |
| 16:00 | 最終シャトル |
| 14:00〜17:30ごろ | 会場到着。メインゲートで受付、名札とお土産を受け取る |
| 14:30〜17:30 | アクティビティ(軽食・工芸/アートゾーン・少数民族村・灯籠流し) |
| 17:30〜19:00 | ランナータイ料理のビュッフェディナー、軽食、デザート、ノンアルコール飲料 |
| 19:00 | 大仏塔前の儀式エリアへ入場 |
| 19:40 | 太鼓・キャンドルショー・宗教儀式・僧侶の読経 |
| 20:15 | ランタン一斉打ち上げ&花火 |
| 20:45 | 儀式終了、市内へ向けて出発 |
✅ 公式も「早く来い」と言っていました
公式の案内には「混雑を避けるため、13:00〜14:00の早い時間に集合場所へ到着することを強くおすすめします」と書かれています。さらに最終シャトルは16:00で、販売元によっては乗車受付を14:30までと案内しているところもあります。遅くなるほど選択肢が減るので、早めに着いておくのが安全です。
この記事で私が「もっと早く動けばよかった」と何度も書いているのは完全に自分の後悔からなのですが……あとから公式を読み直したら、同じことが最初から書いてありました。ちゃんと読んでおけばよかったですオワタ(´・ω・`)
私の当日の流れはこうでした。失敗例として参考にしてください。
| 時刻 | 状況 |
|---|---|
| 13:00 | ホテル出発。Grabを呼ぼうとするが捕まらない |
| 〜14:30 | 約1時間半Grabを探し続ける。トゥクトゥク交渉も失敗 |
| 15:30 | バス集合場所(2025年はパヤップ大学 PIH)に到着。カオス状態 |
| 〜18:30 | バスで移動(通常1時間前後の道のりが、渋滞で約3時間) |
| 18:30 | CAD会場に到着。受付・トイレ・食事を確保 |
| 20:00 | 指定席へ移動。セレモニー開始 |
| 20:25 | ランタン一斉打ち上げ |
| 21:15 | 会場を出る。帰りの送迎車を探して15〜20分彷徨う |
| 〜22:30 | チェンマイ市内に到着 |
ホテル出発13:00〜帰着23時頃で、約10時間の長丁場。会場到着までだけで約5時間半かかったのが最大の誤算でした。「コムローイ祭りは半日がかりの大移動」と思って、当日は他の予定を詰め込まないのがおすすめです。各場面の詳しい様子はコムローイ祭りの体験記(第6話)に書いています。
13:00〜 Grabがまったく捕まらない
集合場所へ向かうためGrabを呼びましたが、車種を変えても場所を移動しても、1時間以上マッチングせず。途中でトゥクトゥクを停めて交渉もしましたが、
「今日は混んでるから2000バーツ(約9,400円)なら行く」
という提示。さすがに高すぎたので断りました。
その後も、Grabを粘り続け、ようやく捕まったGrabは237バーツ(約1,110円)。トゥクトゥクの言い値はGrabの8倍以上でした。
後から調べた情報では、ソンテウと交渉して貸し切りで乗り場まで行く方もいるようです。
⚠️ 私が参加した2025年11月5日は、13時頃からGrabを探しても約1時間半マッチングしませんでした。普通に捕まる人もいるようですが、イベント当日は配車が難しくなる可能性があるので、Grabだけを頼りにせず、ホテルスタッフへの事前相談かプライベート送迎の手配がおすすめです。BoltやinDrive(料金を自分で提示する交渉制)も使えるようですが、当日はどのアプリも激戦が予想されます。交渉に備えて現金(バーツ)も少し多めに。
15:30〜 バス集合場所は完全にカオス
集合場所では係員らしき人はいるものの、誘導はほぼ機能していませんでした。人数に対してバスが足りず、人だけがどんどん増え、割り込みや別の車線のバスへの乗り込みも。最終的には我先にと乗り込む状態で、「並んでいればいつか乗れる」という前提は通用しませんでした。
炎天下でこれが続くので、かなり体力を削られます。


〜18:30 バス移動は約3時間
なんとか乗れたバスは満席で、私は床に座って移動。通常1時間前後とされる道のりが、渋滞で約3時間かかりました。途中休憩はなかったので、トイレは乗車前に行ってた方がいいです。ただ車内はクーラーが効いていて、直前のカオスに比べれば床でもむしろ快適でした。
3時間のバス移動は退屈との戦いでもあります。私はこういう長時間移動のとき、Amazon Musicで音楽を聴いたり、Kindle Unlimited(読み放題)で電子書籍を読んだり、Amazonプライムビデオで事前ダウンロードした映画を観たりして時間をつぶしています。バス車内のような閉じた空間では「事前に何を仕込んでおくか」で快適さがかなり変わります。
後日YouTubeで「コムローイ祭り」の動画を見てみると、早い時間に向かった人たちはスムーズに会場へ行けてたようでした。私のときは大行列だった場所に全然人が並んでいない映像が映し出されていて衝撃を受けました。
私も、あと2時間早くホテルを出ていれば、Grabもバスも苦戦しなかったと思います。
18:30〜 会場到着:受付・トイレ・食事
受付で電子チケットを見せると、自分の「Zone」と「Seat No.」が書かれた首掛けのパスをもらえます。入口は「STANDARD」「VIP」「PREMIUM」と席種ごとに分かれていて、入場はスムーズでした。


到着したらまずトイレ。時間が経つほど混雑し状態も悪くなるので、到着直後と帰りのバスの前に済ませておくのがおすすめです。
食事はチケットに含まれていて、席種別に食事スペースが分かれていましたが、私が着いた頃には片付けを始めているブースも多く、開いている店には行列。チケットに含まれるビュッフェを堪能できなかったのは心残りです。


20:00〜 いよいよランタン打ち上げ
メイン会場には白い椅子が並び、中央には黄金の仏塔。各座席にはランタンが2つセットされていました。日本語サイトからチケットを手配したせいか周囲は日本人ばかりで、ぼっちは(笑ってしまうほど)私だけでしたが、ここまで来ればもう気になりません。

20時25分頃、一斉リリースの合図。視界がオレンジ色の光で埋め尽くされ、花火も上がり——道のりの疲れが一気に吹き飛ぶほどの絶景でした。写真や動画では到底伝えきれない迫力です。



一方で足元を見れば、うまく上がらず落下したランタンの火をスタッフが消して回り、燃えたままのランタンが転がっている「剥き出しのリアル」も。

落下してきたランタンを食らってる人もいました。コワイヨ(꒪⌑꒪.)!!!

私のランタンは十分に温まってから手を放すと、数千の光の中に溶け込むように真っ直ぐ上がっていきました。ランタン飛ばし検定があれば3級くらいはとれそうです(笑)。

着火のコツ:袋から出したランタンを洗濯物を干す前のように振って、内部を空気で膨らませてから着火すること。紙と着火剤の間に距離ができて安全に点火しやすくなります。中の空気が十分に温まる前に手を離すと、浮力が足りずに落下するので注意。これは私がやってみて上がりやすかった方法なので、実際には会場スタッフの指示を優先してください。
21:15〜 帰りもカオスだった
打ち上げから約50分後、早めに会場を出ましたが、帰りの送迎車がどこにいるか全くわかりませんでした。警備員に聞いても「わからない」。15〜20分歩き回って、ようやくソンテウがたくさん停まっている駐車場を見つけました。

🚌 帰りの降車場所は「乗る前に選ぶ」方式
2025年は降車場所がMAYAモールとナイトバザールの2か所で、車両ごとに行き先が決まっていました。乗る前に必ず運転手に確認してください。
2026年は席種によって選べる降車場所が違うようです(2026年7月確認)。
・スタンダード〜ゴールド(CMECC集合)→ MAYAモール/ナイトバザール(パンティップ交差点)/CMECCの3か所
・プラチナ/エリート(MAYA集合)→ MAYAモール/ナイトバザール(パンティップ交差点)の2か所
ただしFaceTicketの案内(2026年10月確認)では、降車場所はMAYAとCMECCの2か所とだけ書かれていて、案内が分かれています。ホテルに近いほうをあらかじめ決めておくと、疲れ切った帰りに迷わずに済みます。
乗った後に大雨が降ってきたので、早めに撤退して正解でした。行きは3時間かかったのに帰りは1時間10分ほどで、ホテルまで徒歩圏内の「ナイトバザール」に到着。最後まで残ると送迎車の混雑はさらに激しくなると思われるので、早めの撤退がおすすめです。

正直な結論:楽に行きたいなら送迎の手配を考えた方がいい
今回感じたのは、「送迎付きプランでも、集合場所までの移動が大変」という現実です。ストレスなく楽しみたいなら、ホテルからのドアツードア送迎付きのツアーや、前述の旅行会社が独自に手配する送迎タイプを検討する価値は十分あります。特に、一人旅で不安が大きい方、炎天下の長時間待機がきつい方、移動トラブルで気持ちを消耗させたくない方に向いていると思います。
逆に「多少のカオスも含めて旅の醍醐味」と思える人なら、公式のバス送迎プランでもちゃんと楽しめます。
私自身、苦労した移動も含めて今では全部いい思い出です。あのカオスをまた経験したいとは思いませんが ┐(´д`)┌
正直、ちょっと後悔したこと
- 出発が遅すぎた(これが全ての元凶):私の場合、あと2時間早く動いていれば、Grabの確保・乗り場の混雑・食事の品切れ・トイレの混雑がまとめて解決できたはずです
- 食事をほとんど楽しめなかった:チケットに含まれるビュッフェを逃しました
- 上位席を取り逃した:予約が8月と遅く、スタンダードしか選べませんでした
- 帰りの送迎場所がわからず彷徨った:案内がなく、15〜20分うろうろ
——こうして並べると後悔だらけですが、ほとんどが「早く動く」だけで防げるものです。
この体験はどんな人に向いているか
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 多少のカオスを楽しめる人 | スムーズさ・快適さを最優先したい人 |
| リアル体験を求める人 | 混雑・炎天下の待機が苦手な人 |
| 「ラプンツェルの光景」を肉眼で見たい人 | 体力的に不安がある人(※送迎を手配すれば負担はかなり軽減できます) |
| ひとり旅で新しい体験をしたい人 | 事前計画どおりに動きたいタイプ |
| 多少の出費より「体験」を優先できる人 | 節約旅行の人(チケット+移動でかなりの出費) |
✅ CADコムローイで私が失敗して分かったこと
✅ 集合場所にはできるだけ早く着く(私は13時出発で遅すぎました)
✅ Grabは使わない前提で移動手段を用意する(ホテルでの事前手配が一番確実)
✅ 「日本的な順番待ち」は通用しないと覚悟しておく
✅ 荷物は最小限にする
✅ トイレは到着後すぐ&帰りのバス前に済ませる
✅ 帰りは早めに出る(21時台)
✅ 帰りの乗り場は、会場に着いたときに場所を確認しておく
✅ 帰りの乗車前に降車場所を確認する
✅ 予算に余裕があれば、旅行会社の独自送迎ツアーやプラチナ以上(MAYA集合)も検討する
知っておきたいルールと航空便への影響
許可された会場以外でランタンを上げるのは禁止です。2025年のイーペン祭り期間中は、チェンマイ県が6郡39地区を「レッドゾーン(放出禁止区域)」に指定し、違反すると最大5年の禁錮や20万バーツの罰金が科される可能性があるとされていました。旅行者は、許可を得た有料会場のチケットを買って参加するのが基本です。
航空便にも影響があります。2025年の祭り期間中(11月5〜6日)は、チェンマイ空港で合計161便(欠航65便・時間変更96便)が調整され、運航は19時までに終了する措置が取られました。祭り期間にチェンマイ発着の夜の便を予約する場合は、欠航や時間変更のリスクを考えておいてください(2026年の調整内容は、記事執筆時点ではまだ発表が見当たりませんでした)。
このほか、落下したランタンによる火災や、燃えカス・針金が残る環境問題も指摘されていて、規制は年々強まる方向のようです。今と同じ形で開催され続けるかはわからないので、「いつか行こう」と思っているなら早めに行くことを個人的にはおすすめします。
出典:Nation Thailand(2025年のチェンマイ空港の運航調整)
よくある質問(FAQ)
Q. ひとりで参加しても浮きませんか?
A. 大丈夫です。周囲はカップルや女子グループが多いですが、打ち上げの時間帯は暗く、みんなランタンのことで頭がいっぱいなので、他人のことは気にしていないと思います。たぶん(笑)。ひとり参加の様子はコムローイ祭りの体験記(第6話)に詳しく書いています。
Q. コムローイ祭りのCAD会場には自力で行けますか?
A. 基本はチケットに付いている送迎で行きます。CADの公式パートナーのサイトでは「2023年以降、送迎付きパッケージの購入が必須」と案内されている一方、2026年はFaceTicketのように、送迎なしの「Own Transportation」や旅行会社の送迎「Transfer by Agent」の選択肢を案内している販売元もあります。自力で行く場合は、購入するチケットの条件を必ず確認してください。会場は市内から約40km離れた郊外です。なお、送迎に乗り遅れて自力で会場へ行った場合は、会場のチェックイン時にスタッフへ相談すると「トランスファーサービス用のリストバンド」をもらって、帰りだけ公式送迎に乗れるようです(公式サイトのFAQより)。
Q. チケットはどこで買えますか?売り切れていたら?
A. VeLTRA・GetYourGuide・Trip.com・KKday・JTBなど複数のサービスで取り扱いがあります。2026年は公式代理店が完売表示でも、VeLTRAには残席がありました(2026年10月3日確認)。1つのサイトで完売でも別のサイトに在庫があることがあるので、複数のサイトを確認してください。サイトごとに会場(CAD・TTBなど)が違うので、購入前に会場の確認も忘れずに。
Q. 服装は何色でもいいですか?
A. 例年は露出の少ない清潔感のある服装が推奨されています。2025年は服喪期間中だったため白い服が呼びかけられましたが、これは特別な状況でした。火を扱うので、燃えやすい素材は毎年避けた方が無難です。
Q. 会場でアルコールは飲めますか?
A. CAD会場ではアルコールの持ち込み・販売は禁止されているようです。会場で配られてた飲み物もノンアルコールでした。
Q. 何時頃会場を出るのがベストですか?
A. 打ち上げは20時15分頃スタートで、21時前後には一段落します。帰りの混雑を避けるなら、21時〜21時30分頃に動き出すのがおすすめです。
Q. 子連れでも参加できますか?
A. 公式サイトでは0〜7歳、FaceTicketの2026年の案内では8歳以下が、チケットを持つ大人の同伴で無料とされています(案内によって表記が違うので、予約時に確認を)。お子様用の座席はなく膝の上になるようです。通路は凹凸があり、ベビーカーは難しい場面があります。小さいお子様連れなら、送迎付きのツアーや、比較的運営が落ち着いているTTB会場を検討するのもよいかもしれません。
Q. 雨が降ったらどうなりますか?
A. イベントは基本的に開催されるようです。私も帰りの車内で大雨に遭遇したので、折り畳み傘やレインコートがあると安心です。
Q. 英語ができないと参加は難しいですか?
A. 英語がかなり苦手な私でも問題なく楽しめました。会場のアナウンスはタイ語・英語・日本語などで行われました。ホテルから集合場所までのタクシー・トゥクトゥク交渉では多少やり取りがあるので、翻訳アプリを入れておくとスムーズです。
Q. ドローンや自分で買ったランタンは持ち込めますか?
A. どちらもできません。公式サイトのFAQで、ドローンは禁止、ランタンは主催者が用意したもの(1人2つ+灯籠1つ)を使うよう案内されています。2026年の販売元の案内では、外からの飲食物やアルコール、プロ用の撮影機材なども持ち込み禁止とされています。
Q. 現金は必要ですか?
A. 会場内では使いませんでした。送迎も食事もチケットに含まれています。ただし、ホテルから集合場所までの移動でタクシーやトゥクトゥクを交渉する展開になると現金払いが基本なので、バーツを少し多めに用意しておくと安心です。
Q. 会場でスマホの充電はできますか?
A. 公式サイトのFAQによると、会場内に充電エリアがあるようです。とはいえ混雑も予想されるので、モバイルバッテリーは持参しておくと安心です。
まとめ:「地獄の移動」を越えても、行く価値はあるか
CAD会場のコムローイ祭りは、確かに圧倒的な景色が見られるイベントです。ただ私の場合は、Grabが捕まらない・集合場所が混乱している・移動に時間と体力を使う、といった現実もありました。移動のカオスのほぼすべては、私の出発が遅かったことが原因です。
それでも、夜空を埋め尽くすオレンジ色の光は、間違いなく「来てよかった」と思わせてくれました。「世界には、まだ私の知らない、こんなにすごい景色があるんだ」と震えるほど感動したのを覚えています。二度目に行くなら間違いなく早い時間に動きます。それだけは断言できます。

迷っているなら、ぜひ一歩を踏み出してみてください。あの感動は、間違いなくあなたの一生モノの記憶になります。
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チェンマイへの航空券やホテルも、祭りの時期は早めに押さえておくのがおすすめです。
▶ 東京〜チェンマイの航空券を検索する(Trip.com)
▶ チェンマイのホテルを探す(Agoda) / (Trip.com)
私は帰りの降車場所(2025年はナイトバザール)から歩いて帰れるホテルにして正解でした。2026年は降車場所(MAYA・CMECCなど)を確認してから、近いエリアのホテルを選ぶのがおすすめです。
私が使っているエポスカードは、永年年会費無料で海外旅行保険付きなのでおすすめです(保険は旅行代金などをエポスカードで支払うと適用される「利用付帯」です)。
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