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【エジプト旅行㊾】帰路編|ドバイ観光|ブルジュ・ハリファ148階の夜景とラウンジのリアル体験
さらばドバイ。喉の異変とバスターミナルへの道
爆広のスイートルームで短い休息をとり、朝早くに「カールトン ダウンタウン ホテル」をチェックアウトしました。地下鉄のFinancial Centre駅から電車に乗り、まずはアブダビ行きのバスが出る「イブン・バトゥータ(Ibn Battuta)」バスターミナルへと向かいます。

しかし、ここで新たな問題が発生しました。時折、コンコンと乾いた咳が出るようになったのです。喉や肺が、エジプトでの乾燥した空気、あるいは砂漠の細かな砂にやられてしまったのかもしれません。
バスターミナルに到着後、バスの出発まで少し時間があったので、ターミナル内の薬局へ駆け込みました。スマホの翻訳画面を見せながら「喉がおかしいのと咳が出る」と伝えると、薬剤師さんが喉に直接吹きかけるタイプのスプレー薬を出してくれました。シュッと一吹きして喉を保護し、なんとか咳を鎮めながらアブダビ行きのバスに乗り込みました。

アブダビ空港「Pearl Lounge」で至福のひととき
ドバイからバスに揺られること約1時間半。10:30頃にようやくアブダビ国際空港へ戻ってきました。昨日エジプトから降り立ったばかりのこの場所も、今は日本への帰国に向けた出発点です。

チェックインと出国審査をスムーズに終え、向かったのは今回の旅の締めくくりに相応しい場所。ここで最強の旅アイテム「プライオリティパス」の出番です。向かったのは、新ターミナルAが誇る「Pearl Lounge(パール・ラウンジ)」。

アブダビ空港の最新ターミナルにある「Pearl Lounge」は、まさに旅の疲れを癒やすのに最高の空間でした。

料理のラインナップも非常に充実しており、今回はデニッシュやクロワッサンといった焼きたてのパンに加え、彩り豊かなフレッシュフルーツをチョイス。豪華なブレックファストを楽しみました。

広々としたソファに深く腰掛け、食後の温かいコーヒーをゆっくりと味わう。洗練されたインテリアと開放感のある吹き抜けを眺めながら過ごすこの時間は、次のフライトに向けた何よりのエネルギーチャージになりました。

エティハド航空でバンコクへ。驚きのコスパフライト
ラウンジでの穏やかな時間を終え、いよいよエティハド航空に搭乗してタイ・バンコクのスワンナプーム空港へと向かいます。

機内では、楽しみの一つだった機内食を堪能。メインの料理はもちろん、添えられたムースのようなデザートも絶品で、疲れが溜まった体に甘さが染み渡りました。そうこうしているうちに、飛行機は24時前にバンコクへと到着しました。


ここで改めて今回の航空券を振り返ってみたのですが、実はカイロからバンコクまでの全行程をTrip.comで予約して、価格は29,710円。
この距離で3万円以下というのはかなり破格なので、同じような乗り継ぎルートを検討している方は一度見てみる価値があると思います。
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あのエティハド航空を使い、この長距離を移動して3万円を切るというのは、冷静に考えても安すぎませんか?昨日のUber代(1.4万円)を考えると、飛行機の圧倒的なコスパがさらに際立ちます。
喉の調子は相変わらずですが、お得すぎるフライトとバンコクの熱気に包まれ、旅の最終章が幕を開けました。
深夜のバンコク到着。タクシーより「Grab」一択の理由
エティハド航空の快適なフライトを終え、バンコクのスワンナプーム空港に到着したのは深夜24時半を過ぎてました。この時間になると空港連絡電車のエアポート・レール・リンク(ARL)は運行を終了しています。

バンコクのタクシーはボッタクリが多いことでも有名なので、深夜の移動は配車アプリの「Grab(グラブ)」一択です。行き先をアプリ上で指定でき、料金も事前に確定するため、不当な請求に怯える必要がありません。

初日の宿は、とにかく「シャワーを浴びて寝るだけ」と割り切り、選んだのはスクンビットにある「City Lodge Bangkok(シティ ロッジ バンコク)」。1泊4,286円と格安でしたが、正直なところ設備はかなり古いので、立地は良いのですが、潔癖な方にはあまりおすすめできない、古い宿でも大丈夫って人向けという印象でした。私的にはコスパを考えると全然満足できる宿でした。「とにかく寝るだけ・立地重視」という割り切りができる方には、コスパは悪くないと思います。


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究極の濃厚スープ!「ピーオー・トムヤムクンヌードル」
翌日はチェックアウト時間ギリギリまで体力を回復させ、12時前にホテルを出発。バンコクで楽しみにしていた一皿を求めて、ラチャテウィー地区にある名店「ピーオー・トムヤムクンヌードル(P’Aor Tom Yum Kung Noodles / ร้านพี่อ้อ)」へ向かいました。

ここはバンコクでも屈指の人気を誇るトムヤムクンヌードルの専門店。看板メニューは、大きな川エビ(手長エビ)が鎮座する濃厚なトムヤムクンスープの麺です。

一口スープを飲むと、海老の脳みそのコクとハーブの香りが口いっぱいに広がり、酸味と辛味のバランスが絶妙!これまで食べたトムヤムクンの中でもトップクラスの濃厚さで、一度は食べる価値のある一杯でした。
憧れのパノラマビュー「バイヨーク スカイ ホテル」へ
絶品ヌードルでお腹を満たした後は、これから2泊する旅のメイン宿、「バイヨーク スカイ ホテル(Baiyoke Sky Hotel)」へ移動します。
宿泊費は2泊で22,034円。バンコクの物価からすると結構な贅沢ですが、どうしてもここの展望台から眺める夜景を楽しみたくて奮発しました。


このホテルは地上88階建て、高さ300mを超えるバンコクのランドマークです。かつてはタイで最も高いビルとして君臨していたその威容は、近くで見ると圧倒的な存在感があります。

宿泊者の最大の特典は、84階にある「回転式屋外展望デッキ」に無料で何度でも入場できること。バンコクの摩天楼を360度見渡せるこの場所で、どんな夜景に出会えるのか。期待に胸を膨らませながらチェックインへと向かいます。バンコクで「夜景を目的に泊まりたい」という方には、個人的にいいホテルだと思っています。展望台が宿泊者無料というのも、かなり大きいです。
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バンコクの夜景と、予期せぬお腹の不調
バイヨーク スカイ ホテルに到着した頃から、身体に異変が起き始めました。咳に加え、今度はお腹の調子も急降下。どうやら、ここに来て旅の疲れが一気に押し寄せてきたようです。
この時のお腹の状態は、何かを食べるとすぐ異変が起きるのですが、展望台でバンコクの夜景を眺めている間は何も口にしていなかったため、幸いにもお腹は落ち着いていました。ホテルの展望台での夜景は、ドバイの夜景とはまた違う、熱気と混沌が混ざり合ったような光の海に、しばし見惚れました。

しかし、やはり空腹には勝てず、近くの屋台でケバブを買って食べたのですが、案の定、食べるとすぐに反応が出る状態に逆戻り……。結局、初日の夜はお腹のトラブルへの対処に明け暮れることとなりました。

静かな休息。バイヨークの空の下で
翌日も、咳とお腹のデリケートな状態は平行線でした。バンコクでは特に予定を詰め込まず、のんびり過ごすつもりだったので、この日は無理をせずホテルで静養することにしました。
夜、少しだけ体力が回復したのを見計らって、徒歩圏内の屋台を散策。しかし、万が一に備えて、すぐにトイレに行ける自室で食事をとることにし、コンビニで買った菓子パンなどで細々と済ませました。それでもやはりお腹の「緊急事態」は収まらず、もはや自分の消化器官がストライキを起こしているかのようです。

2日目の夜も、ホテルの展望台からバンコクの夜空を眺めて過ごしました。帰国に向けて、タイののど飴(Mybacin Zinc)をコンビニで購入。これを舐めると、不思議と咳が少し楽になる気がしました。

帰国、そして旅の終わり
翌朝、4時起きで準備を整え、ドンムアン空港へ向かいました。周囲に迷惑をかけないよう、のど飴を相棒にいざチェックイン。ドンムアン空港国際線ターミナルの「Coral Lounge」で、旅の締めくくりとなるラウンジの時間を過ごしました。


とはいえ、フライト中にピンチが訪れるのだけは避けたかったので、搭乗前に、お腹の「緊急事態」が起きないよう万全を期して空港トイレで事前に腸内を整えてから、飛行機に乗り込みました。
こうして、飛行機は無事に日本への帰路につきました。
🇪🇬 旅の締めくくり:エジプト一人旅を振り返って
エジプトの古い建造物や砂に囲まれた景色から始まり、ドバイの超近代的な摩天楼、そしてバンコクの熱気。
振り返れば、エジプトのタクシー運転手から謎の果物をプレゼントされ、サッカラ帰りの値段交渉バトルで冷や汗をかき、アブダビでは楽天カードが突然停止し、ブルジュ・ハリファでは3万円の「天空ぼっち修行」を敢行し、そして最後に消化器官がストライキを決行——まさにトラブルのフルコースのような旅でした。
でも、そんな想定外の出来事こそが、後になって一番語りたくなる「旅の醍醐味」なのだと改めて感じました。
近代的なビル群のすぐ先に、突如としてその巨大な姿を現したギザのピラミッド。数千年前からそこに在り続ける圧倒的な存在感には、言葉を失うほどの力があった。サッカラで目にした階段ピラミッドや、砂埃舞う中で巡った数々の遺跡。乾いた空気の中で、歴史の重みを肌で感じたあの時間は、何物にも代えがたい経験となった。

一人で異国の地に立ち、自分の足で歩き、様々なハプニングを乗り越えて戻ってきた今、少しだけ強くなった気がします。私の「solo-trip-log.com」には、書ききれないほどの思い出と、次なる旅へのエネルギーが刻まれた。

日常へと戻る寂しさを、次なる新しい旅への渇望へと変えて。
完
今回の旅で使った予約サイト
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