※この記事は連載「ローカル飯と夜景を追う、台湾縦断ひとり旅。」の第9話です。
台湾縦断ひとり旅の2日目は、高雄から台南へ移動する日。その前に、どうしても行っておきたい朝ごはん屋さんがありました。
泊まっていた梅花大飯店から歩いて7分くらいの「明星朝食屋(めいせいちょうしょくや)」です。台湾では「阿伯ㄟ明星早餐店」「明星美而美早餐店」と書かれていて、「阿伯ㄟ」は「おじさんの」という意味。お店の日本語の注文票では「おじさんの明星朝食屋」と書かれていました。台湾の朝ごはんの定番「蛋餅(ダンピン)」がおいしいと聞いて、朝イチで食べに行ってきました。
結論から言うと、高雄で食べたもののなかで、いちばんおいしかったです。日本語の注文票があるので、中国語が話せなくても大丈夫でした。
前回の記事は→六合夜市・鄭老牌のパパイヤミルク【台湾縦断ひとり旅⑧】

💡 先に結論:私が行ったときはこんな感じでした
- 注文:店の前のテーブルにある注文票に記入して渡す。日本語の注文票あり
- 頼んだもの:チーズダンピン(50元)+コーヒーミルク(55元)=105元(約540円)、現金払い
- 味:外はカリッ、中はフワッ。チーズがとろ〜り。高雄で食べたなかでいちばんおいしかった
- 時間:6:25ごろ着いて、6:30には料理が到着。6:45ごろ出発(私のときは滞在20分くらい)
- 注意点:注文票に料理の写真はないので、頼むものは先に決めておくとスムーズ。現金を用意しておくと安心
ダンピンって?台湾の朝ごはんの定番
ダンピン(台湾の漢字では「蛋餅」)は、台湾の朝ごはん屋さんの定番メニューとされています。薄い生地に卵を重ねて焼き、くるっと巻いて切ったもので、チーズやハム、ツナなどの具を入れることもできます。
中国語の発音をもとに「ダンビン」と書かれることもありますが、このお店の日本語の注文票には「ダンピン(たまご入りクレープ)」と書かれていました。この記事では、注文票に合わせて「ダンピン」と書きます。
明星朝食屋(阿伯ㄟ明星早餐店)の基本情報
| 店名 | 明星朝食屋(台湾の表記:阿伯ㄟ明星早餐店/明星美而美早餐店) |
|---|---|
| 住所 | 高雄市新興区明星街4-1号(Googleマップより) |
| 場所の目印 | 梅花大飯店から歩いて7分くらい。向かいに新興教会(高雄市人人儲蓄互助社) |
| 営業時間 | 6:30〜11:30(日曜は11:00まで)。私が6:25ごろに着いたときは、すでに開いていました |
| 定休日 | 水曜日・木曜日 |
| 注文方法 | 店の前のテーブルの注文票に記入(中国語・英語・日本語・韓国語あり) |
| 支払い | 食べ終わってから、おじさんに現金で |
| 私が払った金額 | 105元(約540円) |
| 私の滞在時間 | 約20分 |
※2026年10月時点。営業時間・定休日・住所はGoogleマップの情報です。変わることがあるので、行く前に確認すると安心です。円は1元=約5.15円の目安です。

【体験記】朝6時すぎ、ホテルから歩いて朝ごはんへ
ここからは、私が実際に行った日(2026年10月11日の朝)の話です。
朝6時前に起きて、出かける準備。Googleマップでは開店が6:30となっていたので、「朝イチなら混んでいないはず。6:30ちょうどくらいに入れたらいいな」と思い、6:18くらいにホテルを出発しました。

普通に歩いて、お店の前に着いたのは6:25くらい。教会の向かいの、静かな通りにあるお店です。

お店はもう開いていて、観光客らしきグループが1組、すでに食事をしていました。
おじさんの「日本人ですか?」から始まる注文
お店に入ろうとすると、中で調理していたおじさんが私に気づいて、日本語で「日本人ですか?」と話しかけてくれました。
「はい」と答えると、おじさんは店の前に置かれたテーブルを指さして、「そこで注文を書いて」というようなことを伝えてくれました。
注文票の書き方:日本語の注文票に数を書くだけ
テーブルの上には、ラミネートされた注文票が何枚かと、赤いペンが置いてありました。注文票は中国語・英語・日本語・韓国語の4種類。この中から日本語の注文票を選びます。

私は事前に、チーズダンピンとコーヒーミルクにすると決めていました。書き方はこんな感じです。
- 上の「店内で召し上がり」か「テークアウト」の□にチェック
- 食べたいメニューの横の線に、数を書く(私は「チーズ ダンピン 50」の横に「1」)
- 飲み物は「冷」と「温」の□があるので、どちらかにチェック(私はコーヒーミルクの「冷」)
- 書いた注文票を、おじさんに渡す
💡 注文票には写真がないので、頼むものは先に決めておこう
注文票は文字だけで、料理の写真はありません。日本語でも「ダンピン」「厚切りパン」など、どんな料理かイメージしにくいものもあります。Googleマップの口コミの写真などで、何を頼むか事前に決めておくと、迷わずに書けます。
日本語の注文票に書かれていた主なメニュー
| メニュー | 値段 |
|---|---|
| プレーンダンピン(原味蛋餅) | 35元 |
| チーズダンピン(起司蛋餅) | 50元 |
| コーン・バジル・ハム・ベーコン・野菜などのダンピン | 50元 |
| ツナダンピン | 55元 |
| ポークステーキダンピン/牛肉ダンピン | 65元/90元 |
| ハンバーガー(豚肉・チキン) | 40元 |
| 厚切りパン(ピーナッツ・いちご・チョコなど) | 35元 |
| 手作り大根餅(蘿蔔糕) | 45元 |
| 紅茶/豆乳 | 25元/30元 |
| ミルクティー | 35元 |
| コーヒーミルク(咖啡牛奶) | 55元 |
私は注文しませんでしたが、ネットで見た写真では「手作り大根餅(蘿蔔糕)45元」もおいしそうでした。私はチーズダンピンだけで、お腹いっぱいというほどではないけれど、朝ごはんにはちょうどいい量でした。もう少し食べたい方は、大根餅などをもう一品足してみてもよさそうです。
※2026年10月時点、お店の日本語の注文票より。ダンピンやトーストには、チーズや卵を15元で追加できると書かれていました。飲み物は500ccです。
目の前で焼かれるダンピン。5分ほどで到着
注文票を渡すと、おじさんが「座って」と席を指さしてくれました。私が座ったのは、調理台がよく見える店先の席です。
先に運ばれてきたのは、コーヒーミルク。ダンピンは、目の前でおじさんが焼いてくれていました。

コーヒーミルクを飲みながら、焼き上がりを待ちます。
そして、チーズダンピンもすぐに到着。時計を見ると6:30。お店に着いて注文してから、5分くらいで運ばれてきました。お皿にはタレが添えられていて、テーブルには少し辛そうな調味料のびんも置いてありました。
チーズダンピンの感想:外カリッ、中フワッ。高雄でいちばんおいしかった
正直、食べる前は「ダンピンって、結局は玉子焼きでしょ?チーズダンピンは、チーズ入りの玉子焼きでしょ?」くらいに思っていました。

ところが、ひと口食べてびっくり。
こんがり焼けた生地は外がカリッ。その中から、フワッとした卵と、とろとろのチーズが出てきます。お箸で持ち上げると、チーズがびよ〜んと伸びるほど。玉子焼きとは違った感じで、味も私好みの、とにかくおいしいダンピンでした。

途中で、添えられていたタレをつけて味変。これがまたおいしい。そのままでも、タレをつけても、最後までおいしく食べられました。
高雄で食べたもののなかで、これがいちばんおいしかったです(高雄には1日しかいませんでしたが)。高雄に泊まるなら、朝ごはんにぜひ食べてみてほしい一皿です。
支払いは食べ終わってから。おじさんの笑顔で気持ちよく出発
食べ終わったら、おじさんに食事代を払います。チーズダンピンとコーヒーミルクで105元、私は現金で払いました。
店主らしきおじさんは雰囲気がよくて、カタコトの日本語で、あいさつや「ありがとう」を言ってくれました。おかげで、朝から気持ちよく1日をスタートできました。
お店を出たのは6:45くらい。20分くらいの朝ごはんでした。このあとはホテルに戻ってチェックアウトの準備をして、高雄駅から台南へと向かいます。
第9話のまとめ:明星朝食屋で迷わず朝ごはん
- 梅花大飯店から歩いて7分くらい。オレンジの「明星早餐店」の看板が目印。水曜・木曜は定休日
- 注文は店の前のテーブルの注文票に記入。日本語の注文票あり。写真はないので、頼むものは先に決めておく
- チーズダンピン50元+コーヒーミルク55元で105元。支払いは食べ終わってから現金で
- チーズダンピンは外カリッ、中フワッ、チーズとろ〜り。高雄でいちばんおいしかった
- 6:25ごろ着いたらすでに開いていて、注文から5分ほどで料理が来た
次の記事は→高雄→台南の電車でEasyCardは使える?「新自強」に乗ってペナルティ79元【台湾縦断ひとり旅⑩】
高雄編のまとめはこちら→高雄1泊2日ひとり旅まとめ|モデルコース・費用・移動手段と行ってよかった場所






コメント