※この記事は連載「ローカル飯と夜景を追う、台湾縦断ひとり旅。」の第7話です。
鴨肉珍でお腹を満たしたあとは、夜景を見に「寿山情人観景台(じゅざんじょうじんかんけいだい)」へ。台湾では「壽山情人觀景台」、英語では「Shoushan LOVE Lookout」と書かれます。ガイドブックなどでよく見かける、大きな「LOVE」のモニュメントがある展望台です。
山の上にあるので、行く前に気になっていたのが「帰りはどうすればいいの?バスやタクシーはあるのかな?」ということ。この記事では、Uberでの行き方と帰り方、展望台の様子、そして正直な感想をまとめます。「高雄で寿山の夜景に行くか迷っている」という人の判断材料になればうれしいです。
前回の記事は→高雄・鴨肉珍の注文方法とメニュー・料金【台湾縦断ひとり旅⑥】
💡 先に結論:私が行ったときはこんな感じでした
- 行き方:鴨肉珍を19:55ごろに出て、Uberタクシーで20:15ごろ着。100元(515円)。忠烈祠の階段の下の駐車場で降りて、階段を上る
- 滞在時間:20:15ごろ着いて、20:55ごろ出発。40分くらい
- 帰り:心配していたUberは意外とすぐマッチング。10分くらいで乗れた
- 見どころ:高雄の街と港を一望できる夜景、青く光るLOVEのモニュメント、各国語の「愛してる」が並ぶ展望デッキ
- 雰囲気:LOVEのまわりは人が少なめで落ち着いていた。階段では地元の人たちがのんびり語り合っていた
- 持ち物:展望台のまわりは蚊がいた。虫よけスプレーがあると安心
寿山情人観景台(Shoushan LOVE Lookout)とは?
寿山情人観景台は、高雄の西側にある寿山(じゅざん)の中腹にある展望台です。「情人」は中国語で「恋人」という意味で、日本語にすると「寿山の恋人展望台」といった感じです。忠烈祠のすぐ隣、少し高い場所にあり、高雄の市街地や港を見下ろせる夜景スポットとして紹介されています。
| 名前 | 寿山情人観景台(じゅざんじょうじんかんけいだい) 台湾での表記:壽山情人觀景台 英語:Shoushan LOVE Lookout |
|---|---|
| 場所 | 高雄市鼓山区忠義路、忠烈祠の隣(Googleマップで「寿山情人観景台」と検索すると出てきます) |
| 開放時間 | 24時間とされています |
| 入場料 | 無料とされています |
| 私の行き方 | Uberタクシー(鴨肉珍から100元・515円) |
| 私の滞在時間 | 20:15〜20:55ごろ(約40分) |
※2026年10月時点。開放時間や入場料は台湾のメディアの情報です。変わることもあるので、行く前に確認してください。円はカード明細の金額です。
行き方はUberとバス、どっちがいい?
私が使ったのはUberタクシーです。忠烈祠の階段の下の駐車場まで車で行けて、そこから階段を上ればすぐ展望台でした。
バスの場合は、寿山動物園へ行く56番のバスが近くを通るようです。ただ、このバスは昼間から夕方までの運行で、月曜日は運休とされています。夜景を見たあとにバスで帰るのは難しそうなので、夜に行くならUberやタクシーで往復するのが現実的だと思います。バスの時刻は変わることがあるので、使う場合は当日に確認してください。
なお、駐車場から展望台までは階段を上るので、歩きやすい靴で行くのがおすすめです。
【体験記】鴨肉珍からUberタクシーで寿山へ(100元)
ここからは、私が実際に行った日(2026年10月10日・土曜日の夜。台湾の国慶日でした)の話です。
鴨肉珍を出たのが19:55くらい。そこからUberタクシーを呼んで、寿山へ向かいました。
車は結構な山道を登っていきます。途中には真っ暗な道もありました。 行く前は「歩いて行けるかな?歩いて登ろうかな?」とも考えていたのですが、歩かなくて本当に大正解。事前に調べた情報では徒歩20〜30分ほどと書かれていたので、帰りは最悪タクシーが捕まらなければ歩いて下山すればいいや、くらいに思っていたのです。
けれど、タクシーの窓から見えた暗い山道を目にして「この暗闇を歩いて下りるのは、ちょっと怖いし危ないかも……」と撤回。帰りのUberが無事に捕まることを心の中で祈りながら、展望台へと向かいました。
到着したのは20:15ごろ。タクシー料金は100元(約515円)でした。
タクシーを降りたのは、高雄忠烈祠(高雄神社遺跡)の大きな階段の下にある駐車場です。

忠烈祠の階段を上って、LOVEのある展望台へ
駐車場から、忠烈祠の門へ続く大きな階段を上っていきます。階段の下にある案内板にも、「忠烈祠」「情人觀景台(Love Overlook)」はこの先(↑)と書かれていました。
階段には、座っておしゃべりしている人たちがたくさんいました。観光客というより、地元の人と思われる人たちが語り合っている、という雰囲気でした。
上から振り返ると、階段の先に高雄の街と港の明かりが見えます。

駐車場の横では、カラオケのようなショーが
駐車場の横にはお店があって、テーブルが並んでいました。その前の小さなステージでは、カラオケのような、ショーのようなものをやっていて、地元の人たちが飲み物を飲みながら楽しんでいました。
青く光るLOVEのモニュメント。人が少なめで落ち着いた雰囲気
階段を上った先に、LOVEのモニュメントがある展望エリアがあります。
想像していたより広くはなく、こぢんまりとした展望エリアです。ガイドブックに載っているような人気スポットなので、もっと混んでいると思っていましたが、20時台に行った私のときは、LOVEのまわりは意外と人が少なめ。落ち着いた雰囲気でした。
LOVEのまわりには、ライトアップされた木や、猿の親子の石像もありました。
⚠️ 展望台のまわりは蚊がいるので、虫よけスプレーを
山の中で木も多いからか、展望台のまわりには蚊がいました。私はホテルを出る前に虫よけスプレーをしていきましたが、展望台でも蚊が寄ってきたので、その場で追加でスプレーしました。夜に行くなら、虫よけスプレーを持って行くと安心です。
LOVEの近くの展望デッキに上ってみた
LOVEのすぐ近くに、階段で上れる展望デッキがあります。上ってみると、手すりのパネルには「Ti amo」「Te iubesc」「Ik hou van je」など、いろいろな国の言葉で「愛してる」と書かれていました。さすが「情人(恋人)」の展望台です。
寿山からの夜景:高雄の街と港を一望
展望デッキからは、高雄の市街地と港が一望できます。ひときわ高いビルは、高雄のランドマーク「85スカイタワー」(台湾では「85大樓」)。高雄市の観光サイトでも、ここから85スカイタワーが見えると紹介されています。港の明かりは、水面に映っていました。

この日は、夜空に青白い光の柱のようなものも見えました。何の光だったのかはわかりません。

夜景は、きれいでした。ほかの大きな都市のように、明かりが一面に広がる夜景とは少し違いますが、高雄の街と港を一度に見渡せるのが、この展望台のいいところだと思います。
帰りのUberはつかまる?山の上で超心配したけど、10分で乗れた
寿山の展望台は、結構な山の上にあります。行く前からずっと心配だったのが、帰りのUberタクシーがマッチングするかどうか。
もしタクシーがつかまらなかったら、あの暗い山道を20〜30分歩いて下りることになるので、超心配していました。
ところが、20:55ごろにUberを呼ぶと、意外にもすぐマッチング。マッチングしてから10分くらいで乗ることができました。ほっとしました。心配していたより、ずっと行きやすい場所でした。
このあとは、次の目的地の六合夜市へ。
⚠️ 夜に行くなら、帰りの手段を考えておこう
私のときはUberがすぐつかまりましたが、時間帯や日によって違うかもしれません。夜に行くなら、帰りのUberは余裕をもって早めに呼ぶ、スマホの充電を残しておく、つかまらなかった場合の帰り方も考えておく、と安心です。なお、階段の下の道路には「黄線 全日禁止停車(黄色い線は終日駐停車禁止)」「臨停限3分鐘(一時停車は3分まで)」という標識があったので、迎えの車はさっと乗れるようにしておくといいと思います。
台湾のUberの使い方は第3話で紹介しています。現地でUberや地図アプリを使うには、スマホのネット環境が必要です。トリファ(trifa)
のように、アプリで購入から設定までできるeSIMもあります。通信手段の比較はこちらにまとめています。
寿山情人観景台の魅力と、こんな人におすすめ
実際に行ってみて感じた、寿山情人観景台のいいところはこんな感じです。
- 高雄の街と港、85スカイタワーを一度に見渡せる
- 青く光るLOVEのモニュメントや、各国語の「愛してる」が並ぶ展望デッキがある
- LOVEのまわりは人が少なめで、落ち着いた雰囲気(私が行った20時台)
- 地元の人たちが階段で語り合ったり、お店の前でカラオケを楽しんだりする「ふだんの高雄の夜」をのぞける
- 24時間開放・入場無料とされていて、夜に気軽に立ち寄れる
ひとつだけ考えておきたいのは、移動のこと。山の上にあるので、夜はUberやタクシーで行き来するのが基本です。高雄の滞在が短くて予定が詰まっているなら、ほかの観光地と合わせて、行くかどうかを決めるといいと思います。
| こんな人におすすめ | こんな人はほかの予定と比べて考えて |
|---|---|
| 高雄で時間に余裕がある | 高雄の滞在が短く、ほかに行きたい場所がある |
| LOVEのモニュメントで写真を撮りたい | 大都市のような、明かりがたくさんの夜景を期待している |
| 地元の人の夜の過ごし方をのぞいてみたい | 夜の山の上からの帰り道が不安 |
高雄のほかの観光スポットも効率よく回りたい人へ。高雄は見どころが市内に散らばっていて、個人で回ると移動が少し面倒です。限られた日程のなかで充実した旅にするために、現地ツアーの利用をうまく取り入れてみるのもいいと思います。各社で価格や内容が違うので、見比べてみてください。
第7話のまとめ:寿山情人観景台に行く前に知っておきたいこと

- 開放時間は24時間、入場料は無料とされている
- 展望台のまわりは蚊がいた。虫よけスプレーを持って行くと安心
- LOVEのモニュメントと展望デッキがあり、まわりは人が少なめで落ち着いた雰囲気。地元の人がのんびり過ごしていた
- 高雄の街と港を一望できる夜景。明かりが一面に広がる大都市の夜景とは少し違う
- 帰りのUberは、私のときはすぐマッチングして10分くらいで乗れた。夜は帰りの手段を考えておくと安心
- 夜はUberやタクシーでの移動が基本。高雄の滞在が短いなら、ほかの予定と合わせて行くかどうかを決めると安心
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