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【エジプト旅行㉗】2000年前の姿がそのまま?エドフ神殿(ホルス神殿)の保存状態に圧倒される

エドフ神殿(ホルス神殿) エジプト旅行
エドフ神殿(ホルス神殿)

前回の記事は↓
【エジプト旅行㉖】【ルクソール→アスワン移動】鉄道・クルーズ・チャーター車を比較|私がアゴダの専用車を選んだ理由

ルクソールからアスワンへのチャーター車移動の途中で立ち寄った、エドフ神殿。事前の下調べで見た写真よりも、実物は遥かに迫力がありました。

今回は、2,000年前の姿をほぼ完璧に留めていると言われるエドフ神殿の見どころと魅力をレポートします。

砂の中から現れた「奇跡の神殿」

エドフ神殿(ホルス神殿)は、ハヤブサの姿をした神ホルスを祀る神殿で、プトレマイオス朝時代の紀元前237年に建設が始まり、紀元前57年に完成しました。完成まで実に180年もの年月をかけた一大プロジェクトです。

エドフ神殿(ホルス神殿)正面
エドフ神殿(ホルス神殿)正面

神殿は長い間、砂漠の砂やナイル川の堆積物によって地下12メートルの深さに埋没しており、その上に地元の人々が家を建てて暮らしていました。1860年にフランスのエジプト学者オギュスト・マリエットによって発掘されたことで、ようやくその全貌が明らかになりました。

砂の中に埋もれていたおかげで風化や略奪から守られ、現在ではエジプトで最も保存状態が良い神殿のひとつと言われています。多くの遺跡では風化して輪郭がぼやけていることが多いのですが、エドフ神殿では人物や神々の姿がはっきりと読み取れるほど鮮明なレリーフが残っています。

エドフ神殿(ホルス神殿)内部
エドフ神殿(ホルス神殿)の内部

ここだけは見てほしい!エドフ神殿の見どころ

① 圧巻の巨大塔門とホルス神像

入口の塔門(パイロン)は高さ約36メートル・幅約79メートルという巨大さで、カルナック神殿に次ぐ規模を誇ります。近づくにつれて、その圧倒的なスケールに思わず足が止まります。

ホルス神殿巨大塔門
正面門の前には椅子が並べられてました。

塔門の前に立つのは、凛々しい顔をしたハヤブサの像(ホルス神)。二重冠を被った姿がとても綺麗に残っており、絶好のフォトスポットです。背後の巨大な壁に刻まれたレリーフも、まるで昨日彫られたかのような鮮明さ。入口に立った瞬間から、この神殿の別格さを実感できます。

ハヤブサの像(ホルス神)
ハヤブサの像(ホルス神)横顔

神殿の内部へ進むにつれて、光は徐々に弱くなり、空気もひんやりと変わっていきます。柱が並ぶ列柱室を抜け、奥へ奥へと進んでいくと、古代エジプトの宗教儀式が行われていた神聖な空間へと近づいていく感覚になります。観光客で賑わうルクソールの神殿とはまた違い、エドフ神殿はどこか静かな雰囲気があり、ゆっくり歩いていると本当に2,000年前の世界に入り込んだような気分になりました。

エドフ神殿(ホルス神殿)内部
エドフ神殿(ホルス神殿)内部。 天井高い

② 「香料レシピ」が残る調香室

神殿内部にある小さな部屋の壁一面には、びっしりとヒエログリフが刻まれています。実はこれ、神殿で使われていた香油や香料の調合方法を記した記録だと言われています。いわば古代エジプトの「香料レシピ」。2,000年以上前の人々がどんな香りの中で神に祈っていたのかを想像すると、ロマンが広がります。

エドフ神殿(ホルス神殿)内の香油レシピ
エドフ神殿(ホルス神殿)内にある香料のレシピ

③ 神を運ぶための「聖なる船」のレプリカ

神殿の最深部、至聖所には神を運ぶための「聖なる船(神輿のようなもの)」のレプリカが安置されています。薄暗い空間の中に静かに佇むその姿は、一気に古代エジプトへタイムスリップしたような錯覚に陥るほど神秘的でした。

エドフ神殿(ホルス神殿)内の神輿
エドフ神殿(ホルス神殿)内の聖なる船のレプリカ

チャーター車ならではの機動力でスマートに観光

エドフ神殿の駐車場から入り口までは少し距離がありますが、今回はチャーター車ならではの機動力を活かしてスムーズに観光できました。

ドライバーさんに神殿の入り口近くで降ろしてもらい、「観光が終わったらWhatsAppで連絡して、また降りた場所の近くで待ち合わせ」というスタイル。これなら広い駐車場で自分の車を探し回る必要もなく、時間を最大限に有効活用できます。エジプトのドライバーさんとの連絡には、WhatsAppが本当に便利です。

また、大きなバックパックは車内に置いたままにできたのも助かりました。ただし貴重品は別です。財布・スマホ・カードは小さなバッグにまとめて、肌身離さず持ち歩きました。車内に置きっぱなしは、ドライバーさんの人柄に関わらず、海外旅行では基本的にNGだと思っています。貴重品だけ持って身軽に神殿内を巡れたのは、チャーター車利用の大きなメリットでした。

⚠️ 入場料はクレジットカード払いのみです。現金は使えないので、小さなバッグの中にカードを忘れずに!

まとめ:ルクソールだけで満足するのはもったいない!

ルクソールのカルナック神殿なども素晴らしいですが、エドフ神殿の「完璧に残っている」からこそ味わえる没入感は別格です。移動手段を工夫してでも、立ち寄る価値が十分にある場所でした。

「移動手段探し、妥協しなくて本当によかった」——そう思える体験でした。

エドフ神殿(ホルス神殿)
こんな巨大な建築物が砂漠の砂やナイル川の堆積物によって埋もれてた!
項目内容
正式名称ホルス神殿(エドフ神殿)
建設期間紀元前237年〜紀元前57年(約180年)
祀られている神ホルス(ハヤブサの神)
塔門の高さ約36メートル(幅約79メートル)
入場料550EGP(後日カード明細で確認・日本円で約1,772円/2024年11月時点)
支払い方法クレジットカードのみ(現金不可)
場所ルクソールから南約120km・アスワンから北約100km
エドフ神殿(ホルス神殿)料金表
エドフ神殿(ホルス神殿)料金表

エドフを後にした私は、次なる目的地「コム・オンボ神殿」へと向かいます。そこには、ナイル川を望む絶景の世界が待っていました……。


ルクソールにはこの他にも多くの見どころがあります。
王家の谷やルクソール神殿など、ルクソール観光のまとめはこちらの記事で紹介しています。
ルクソール観光まとめ

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