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【エジプト旅行㊲】ピラミッド帰り道〜ギザの夜|スフィンクス・混雑・パピルス・トゥクトゥク・サウンド&ライトショー
Pyramids View Inn 最後の朝食
ギザで迎える最後の朝。昨日と同じように、宿の屋上へと向かいました。
目の前に広がるのは、何度見ても息を呑む巨大なピラミッドのシルエット。この景色を独り占めしながらいただく朝食は、やはり「私史上最高」の時間でした。


朝日を浴びるピラミッドの神々しさ、そして時折足元に寄ってくる屋上の猫たち。それらすべてが合わさって、ここでしか味わえない格別なひとときを作り出していました。薄いオレンジ色に染まる空と、静かにそびえ立つ三角形のシルエット——その組み合わせは、何枚写真を撮っても撮り足りないほどでした。

名残惜しさを胸に、最後の散歩へ
今日はこの宿をチェックアウトし、次なる目的地・カイロへと向かう予定です。
ギザに滞在できる時間はあとわずかですが、最後にもう一度だけこの街の空気を味わいたくて、15分ほどの短い散歩に出かけました。
私は昨日のピラミッドのチケットは事前にオンラインで購入していましたが、スフィンクス側のチケット販売窓口がどんな場所なのか実際に見てみたくて、せっかくなので立ち寄ってみることにしました。
ピラミッドエリア入口とチケット売り場は少し離れた場所にあります。

実はギザのピラミッドには、入り口(チケット売り場)が2ヶ所あります。ひとつはクフ王のピラミッドに近い「北側ゲート(メナハウス・ホテル側)」、そしてもうひとつが今回私が立ち寄った「スフィンクス側のゲート」です。

北側ゲートはツアーバスなども多く利用するメインの入り口という印象で、入ってすぐにクフ王の巨大ピラミッドが目の前に現れるのが特徴です。一方、スフィンクス側は周辺に宿も多く、個人旅行者には馴染みやすいエリアで、入場するとすぐにスフィンクスを見ることができます。
なお、スフィンクス側から入るとクフ王のピラミッドまではゆるやかな上り坂になっているため、体力を温存したい場合は北側から入ってスフィンクス側へ抜けるルートの方が楽に回れるとも言われています。
実際に見たスフィンクス側の窓口は、観光地らしい整備された施設というよりも、やや簡素な造りで、カウンターのような雰囲気でした。朝早い時間だったこともあり、行列はほとんどありませんでした。時間帯によっては混雑することもあるようです。
ちなみに私自身はこのスフィンクス側のゲートから入場しました。宿からも近く、個人旅行者には使いやすい入り口だと思います。
スフィンクス側の入口とチケット売り場は、それぞれ別々で少し離れていますので現地でチケットを買う方は少し迷うかもしれません。グーグルマップでチケットオフィスとなってる場所が入口ですので間違いやすいです。入口ではチケットは買えません。青い四角で囲んだ場所にチケット売り場がありました。

チケット売り場を探したり並んだりする時間がもったいないので事前にオンラインチケットを購入した方がいいと思います。
ピラミッドのオンラインチケットはエジプト観光省公式サイト(egymonuments.com)から購入できます。
⚠️ トラブル注意
この周辺では「チケット売り場はあっちだ」「ここでは買えない」などと声をかけてくる人もいるようです。別の場所へ誘導されたり、そのままラクダや馬車、ガイドなど別のサービスを勧められる流れになるケースもあると言われています。
公式のチケット窓口はしっかりとした施設として設置されているため、案内されてもその場でついて行かず、自分で確認することが大切です。不安な場合は、事前にオンラインでチケットを準備しておくと安心です。
すっかり歩き慣れた宿の周辺を歩いていると、エジプト観光のハイライトであるピラミッドを存分に堪能できたという大きな満足感が込み上げてきます。それと同時に、この圧倒的な光景と離れることへの寂しさも、じわじわと感じていました。

ピラミッドがあるからエジプトに行きたいと思った——その原点とも言える場所を、こうして実際に訪れることができたのは、自分の中でも特別な経験になりました。
またエジプトに来ることがあれば、きっと私はもう一度ピラミッドを訪れると思います。

最高の拠点に感謝して、いざカイロへ
今回宿泊したのは「ピラミッズ・ビュー・イン(Pyramids View Inn)」。ピラミッドビューの部屋に宿泊できることで人気のホテルで、部屋や屋上からピラミッドを間近に望める最高のロケーションでした。私はAgodaで予約して、スムーズに手配できました。「部屋からピラミッドを見たい」という人にはかなり満足度の高い宿だと思います。
※他の予約サイトと料金を比べたい方はTrip.comでも確認してみるのがおすすめです。

▶ 宿の詳細・屋上からの景色はこちら→ 【エジプト旅行㉞】ギザ到着!ピラミッズ・ビュー・インとピラミッドが見える贅沢な夜
部屋に戻り、パッキングの最終仕上げです。荷物の隙間に大切に忍ばせたのは、昨夜手に入れた「光るパピルス」。暗闇でふんわりと絵が浮かび上がる不思議なお土産は、このギザでの濃密な時間を象徴する良い記念になりそうです。
荷物をまとめ終えると、「やっぱりこの宿を選んで本当に良かったな」という思いが改めて溢れてきました。窓を開ければそこにピラミッドがある——そんな贅沢な毎日が、一人旅の緊張をどれほど和らげてくれたことか。

もし将来、またギザに宿泊することがあれば、私は迷わず「ピラミッドが見える部屋」を選ぶと思います。
チェックアウトの際、フロントのスタッフに「ありがとう」と伝えると、にっこりと笑顔で見送ってくれました。言葉が十分に通じなくても、その笑顔だけで十分でした。
チェックアウトを済ませ、名残惜しさを感じながらもスマートフォンでUberを手配しました。ギザ周辺でもUberは比較的すぐに捕まり、料金も事前に確定するため、交渉の必要がなく安心して利用できます。
数分後、砂埃を上げてやってきた車の後部座席に乗り込みます。車窓に流れていくピラミッドの姿を何度も振り返りながら、私はさらなる混沌と活気に満ちた大都市・カイロへと向かいました。
ピラミッドから離れるにつれ、静かな興奮と少しの寂しさが混ざり合っていきました。でも同時に、次に何が待っているのかという期待も、じわじわと膨らんでいました。カイロはまだ、私に見せていないものがあるはずです。

▶ チケット・行き方・回り方をまとめて確認したい方はこちら→ ギザのピラミッド観光完全ガイド|入場料・チケット・回り方・早朝がおすすめな理由


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